JP6790024B2 - サイドエアバッグ装置及び、これを備えた車両用シート - Google Patents
サイドエアバッグ装置及び、これを備えた車両用シート Download PDFInfo
- Publication number
- JP6790024B2 JP6790024B2 JP2018097233A JP2018097233A JP6790024B2 JP 6790024 B2 JP6790024 B2 JP 6790024B2 JP 2018097233 A JP2018097233 A JP 2018097233A JP 2018097233 A JP2018097233 A JP 2018097233A JP 6790024 B2 JP6790024 B2 JP 6790024B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chamber
- vehicle
- occupant
- vehicle seat
- airbag
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000009958 sewing Methods 0.000 claims description 6
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 3
- 230000000452 restraining effect Effects 0.000 claims description 2
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 5
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 5
- JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N Ethyl urethane Chemical compound CCOC(N)=O JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 101001108245 Cavia porcellus Neuronal pentraxin-2 Proteins 0.000 description 3
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 3
- 239000006261 foam material Substances 0.000 description 2
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 2
- 239000010985 leather Substances 0.000 description 2
- 208000027418 Wounds and injury Diseases 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 230000006378 damage Effects 0.000 description 1
- 208000014674 injury Diseases 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
- 230000000087 stabilizing effect Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
- Air Bags (AREA)
Description
また、展開速度の向上や展開挙動、展開形状の安定化による適切な乗員保護性能が要求される。
また、装置のコンパクト化に寄与するサイドエアバッグ装置及びこれを備えた車両用シートを提供することを他の目的とする。
ここで、前記エアバッグは、前記サイドサポート部の前方に向かって展開する第1チャンバと;前記インフレータを収容し、前記第1チャンバの車幅方向内側で当該第1チャンバに先行して展開を開始する第2チャンバとを備える。前記第1チャンバと前記第2チャンバの仕切り部には、前記膨張ガスが前記第2チャンバから前記第1チャンバに流れ込む内部ベントホールが設けられる。前記第2チャンバは、上部領域及び下部領域と、当該上部領域及び下部領域との間に位置する中間領域とを含む。そして、前記上部領域及び下部領域の少なくとも一方が、前記中間領域よりも車両前方に突出して展開するように構成する。
また、サイドサポート部が乗員側に向かって突出変形し、乗員を車両幅方向内側に向かって押しつけるような格好となるため、乗員を背中方向から斜め前方に押し出すような力の発生を回避し又は最小限に抑制することができ、シートベルトを引き出す方向への乗員の移動を避けることが可能となる。すなわち、乗員への加害性を抑え、拘束性能を最大限に発揮することができる。
一方、第1チャンバが車両側方から見てフレーム側壁部に重ならないように展開するように構成することができる。この場合、第1チャンバがサイドフレームや第2チャンバによって展開を阻害されることなく、速やか且つスムーズに展開可能となる。
また、サイドサポート部12には、第2チャンバ36(図5,図6参照)の膨張によってサイドサポート部12が乗員側に折れ曲がる際の起点となる起点領域26が形成されている。起点領域26としては、切り込み、凹部又は薄肉領域の何れか又は組み合わせとすることができる。起点領域26は、サイドサポート部12内部のウレタン16部分にのみ形成されていても良い。また、起点領域26を省略することも可能である。
図6(A),(B),(C)に示すように、第2チャンバ36は、基本的に、車両側方から見てフレーム側壁部10aに重なるように展開するようになっている。一方、第1チャンバ34は、車両側方から見てフレーム側壁部10aに重ならないように展開するようになっている。
一方、第1チャンバ34は車両側方から見てフレーム側壁部に重ならないように展開する。このため、第1チャンバ34がサイドフレーム10や第2チャンバ36によって展開を阻害されることなく、速やか且つスムーズに展開可能となる。
Claims (14)
- 座面を形成するシートクッションと、背もたれを形成するとともに、車幅方向側部(端部)において車両進行方向(車両前方)に膨出したサイドサポート部を有するシートバックとを有する車両用シートにおいて、
前記サイドサポート部の内部に配置され、水平断面を上方から見たときに車両進行方向に沿って延びるフレーム側壁部と;
前記サイドサポート部の内部に配置され、膨張展開することで乗員を拘束するエアバッグと、前記フレーム側壁部の車両幅方向内側に設けられ、前記エアバッグに対して膨張ガスを供給するインフレータとを備えたサイドエアバッグ装置とを備え、
前記エアバッグは、前記サイドサポート部の前方に向かって展開する第1チャンバと;前記インフレータを収容し、前記第1チャンバの車幅方向内側で当該第1チャンバに先行して前記サイドサポート部の前方に向かって展開を開始する第2チャンバとを備え、
前記第1チャンバと前記第2チャンバの仕切り部には、前記膨張ガスが前記第2チャンバから前記第1チャンバに流れ込む内部ベントホールが設けられ、
前記第2チャンバは、上部領域及び下部領域と、当該上部領域及び下部領域との間に位置する中間領域とを含み、
前記上部領域及び下部領域の少なくとも一方が、前記中間領域よりも車両前方に突出して展開するように構成され、
前記第2チャンバの前端部が、前記第1チャンバの前端部の位置と概ね一致し、
前記第1チャンバと前記第2チャンバとは、垂直方向において上端部と下端部が概ね一致するように成形されており、
前記上部領域と前記下部領域の少なくとも一方が、乗員を展開初期の段階で拘束可能に構成されていることを特徴とする車両用シート。 - 前記上部領域及び下部領域の両方が、前記中間領域よりも車両前方に突出して展開するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用シート。
- 前記第2チャンバは、乗員側から見た時に、前記中間領域が後方に凹んだコの字又はC字状に展開することを特徴とする請求項2に記載の車両用シート。
- 展開状態において、前記第2チャンバの前記上部領域が乗員の頭部付近に位置し、前記下部領域が乗員の腰部付近に位置することを特徴とする請求項2又は3に記載の車両用シート。
- 前記内部ベントホールが、複数形成されていることを特徴とする請求項2、3又は4に記載の車両用シート。
- 前記第1チャンバは、同一形状の2枚のパネルを重ね合わせ、中間部分に縦方向に延びるバッフルプレートを介して、周囲を縫製することによって、前方チャンバと後方チャンバとに区画されることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の車両用シート。
- 展開状態の前記エアバッグを車両幅方向の側部から見たときに、前記バッフルプレートは前記第2チャンバの前縁部に沿って配置されることを特徴とする請求項6に記載のエアバッグ装置。
- 前記第2チャンバの前記上部領域及び前記下部領域の前端部が、前記第1チャンバの前端部よりも前方に突出していることを特徴とする請求項2乃至6の何れか1項に記載の車両用シート。
- 前記第1チャンバの前端部が、前記第2チャンバの前記上部領域及び前記下部領域の前端部よりも前方に突出していることを特徴とする請求項2乃至6の何れか1項に記載の車両用シート。
- 前記第2チャンバ内部で前記インフレータを包囲し、前記膨張ガスの流れを規制する整流部材を更に備えたことを特徴とする請求項1乃至9の何れか1項に記載の車両用シート。
- 前記整流部材は、前記インフレータから放出された前記膨張ガスを上下方向に導く開口を上端部及び下端部に備えたことを特徴とする請求項10に記載の車両用シート。
- 前記第2チャンバは、同一形状の2枚のパネルを重ね合わせ、周囲を縫製することによって作製されることを特徴とする請求項1乃至11の何れか1項に記載の車両用シート。
- 前記第2チャンバは、車両側方から見て前記フレーム側壁部に重なって展開するように設けられ、
前記第1チャンバは、車両側方から見て前記フレーム側壁部に重ならないで展開するように設けられることを特徴とする請求項1乃至12の何れか1項に記載の車両用シート。 - 請求項1乃至13の何れか一項に記載の車両用シートに装備されるサイドエアバッグ装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR1020180165025A KR102206666B1 (ko) | 2018-01-15 | 2018-12-19 | 사이드 에어백 장치 및 이것을 구비한 차량용 시트 |
CN201910023501.4A CN110040098A (zh) | 2018-01-15 | 2019-01-10 | 侧气囊装置以及具备该侧气囊装置的车辆用座椅 |
EP19151595.6A EP3511210B1 (en) | 2018-01-15 | 2019-01-14 | Side airbag device and vehicle seat having the side airbag device |
US16/247,627 US11220231B2 (en) | 2018-01-15 | 2019-01-15 | Side airbag device and vehicle seat having the side airbag device |
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018004290 | 2018-01-15 | ||
JP2018004290 | 2018-01-15 | ||
JP2018012091 | 2018-01-26 | ||
JP2018012091 | 2018-01-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019131160A JP2019131160A (ja) | 2019-08-08 |
JP6790024B2 true JP6790024B2 (ja) | 2020-11-25 |
Family
ID=67547092
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018097233A Active JP6790024B2 (ja) | 2018-01-15 | 2018-05-21 | サイドエアバッグ装置及び、これを備えた車両用シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6790024B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102675822B1 (ko) * | 2019-10-10 | 2024-06-18 | 아우토리브 디벨롭먼트 아베 | 사이드 에어백 장치 및 이것에 사용되는 에어백의 제조 방법 |
WO2021166530A1 (ja) * | 2020-02-21 | 2021-08-26 | オートリブ ディベロップメント エービー | サイドエアバッグ装置 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5556128A (en) * | 1994-11-24 | 1996-09-17 | Volkswagen Ag | Safety arrangement for a vehicle occupant |
JP2009018715A (ja) * | 2007-07-12 | 2009-01-29 | Toyoda Gosei Co Ltd | サイドエアバッグ装置 |
JP5312087B2 (ja) * | 2009-02-19 | 2013-10-09 | 本田技研工業株式会社 | サイドエアバッグ装置 |
JP2011005908A (ja) * | 2009-06-24 | 2011-01-13 | Toyoda Gosei Co Ltd | サイドエアバッグ装置 |
JP6225877B2 (ja) * | 2014-10-22 | 2017-11-08 | トヨタ自動車株式会社 | 車両用サイドエアバッグ装置 |
WO2017209192A1 (ja) * | 2016-06-01 | 2017-12-07 | オートリブ ディベロップメント エービー | 乗員保護装置 |
-
2018
- 2018-05-21 JP JP2018097233A patent/JP6790024B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019131160A (ja) | 2019-08-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR102206666B1 (ko) | 사이드 에어백 장치 및 이것을 구비한 차량용 시트 | |
JP6435412B2 (ja) | 乗員保護装置 | |
JP7073534B2 (ja) | サイドエアバッグ装置、これを備えた車両用シート、及びサイドエアバッグ装置の製造方法 | |
JP6933773B2 (ja) | サイドエアバッグ装置及び、これを備えた車両用シート | |
JP7449930B2 (ja) | サイドエアバッグ装置及び、サイドエアバッグ装置の製造方法 | |
JP7008816B2 (ja) | サイドエアバッグ装置及び、これを備えた車両用シート | |
JP6940629B2 (ja) | サイドエアバッグ装置及び、これを備えた車両用シート | |
JP6940627B2 (ja) | 乗員保護装置 | |
JP2019085047A (ja) | 後席サイドエアバッグ装置 | |
JP7078742B2 (ja) | 車両用シート | |
JP6790024B2 (ja) | サイドエアバッグ装置及び、これを備えた車両用シート | |
JP7554345B2 (ja) | サイドエアバッグ装置、及びその製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190814 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200629 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200706 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200901 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20201102 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20201104 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6790024 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D03 |