JP6789850B2 - 電子機器及びその制御方法、プログラム、記録媒体 - Google Patents

電子機器及びその制御方法、プログラム、記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、電子機器及びその制御方法、プログラム、記録媒体に関するものであり、特に、異なる面に配置された複数の操作手段を用いた操作の制御技術に関するものである。
従来、電子機器において、十字キーなどの方向指示部材を用いた操作が一般的に行われている。特許文献1には、メニュー画面上のフォーカスを上下方向に移動させるために使用される上下ボタンと、メニュー画面上のフォーカスを左右方向に移動させるために使用される左右ボタンからなる十字ボタンを備えた電子機器が提案されている。
一方、電子回路の集積化技術や電子部品の小型化技術などの向上により、装置本体の薄型化、小型化がますます進んでいる。ドローン(小型の無人航空機)への設置や、電子機器を身につけて使用するウェアラブル機器としての利用など、小型化への需要もますます高まっている。電子機器の一種であるデジタルカメラでは、ヘルメット、自転車やバイクのハンドル、サーフボードやスノーボードの先端などへ設置して利用するアクションカムとしての利用も広がってきており、このような用途においても小型化が求められている。特許文献2には、電源スイッチ、撮影の開始/停止を指示するためのレリーズ釦、ズームレバー、レンズ、耳掛け部を備えた、小型軽量な耳掛け式ウェアラブルカメラが提案されている。
特開2016−62116号公報 特開2015−177420号広報
装置の小型化が進むにつれ、操作部材を配置できるスペースも狭くなっており、従来と同様の操作部材を備えて従来と同様の操作感を提供することが難しくなってきている。例えば特許文献2には、上下左右の方向を指示する操作部材が備えられておらず、特許文献1の十字ボタンを用いた方向指示操作と同じような操作感をユーザーに提供することが難しい。装置の小型化に伴って操作部材を配置できるスペースが狭くなる影響で、複数の操作部材をそれぞれ電子機器における異なる面に配置しなければならない場合もある。このような場合に、どのような操作方法を提供すればユーザーにとって操作性が良いものとなるかについて、従来は考慮されていない。
そこで本発明は、上記課題に鑑み、電子機器における異なる面に備えられた操作手段を用いた場合にも、ユーザーが直観的に操作を行うことができる電子機器及びその制御方法、プログラム、記録媒体を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の電子機器は、
前記電子機器の第1の面に配置された表示手段と、
前記第1の面を正面とした場合の上面となる第2の面に配置された第1の操作手段と、
前記第1の面を正面とした場合の右側面となる第3の面に配置された第2の操作手段と、
前記表示手段に表示された複数の項目のうち選択する項目を、前記第1の操作手段に対する操作に応じて前の項目に変更し、前記第2の操作手段に対する操作に応じて先の項目に変更するように制御する制御手段と
を有することを特徴とする。
本発明の電子機器によれば、ユーザーは、電子機器における異なる面に備えられた操作手段を用いた場合にも、直観的に操作を行うことができる。
デジタルカメラ100の構成ブロック図である。 デジタルカメラ100の外観図である。 ディスプレイ105における表示例である。 第1階層処理のフローチャートである。 第2階層処理のフローチャートである。 第3階層処理としての露出補正画面処理のフローチャートである。 第3階層処理としての日付設定画面処理のフローチャートである。 画像出力処理のフローチャートである。 ディスプレイ105における表示例である。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態を説明する。
図1に本発明を適用可能な電子機器の一例としてのデジタルカメラ100の構成ブロック図の一例を示す。
内部バス150に対してCPU101、メモリ102、不揮発性メモリ103、画像処理部104、ディスプレイ105、操作部106、記録媒体I/F107、外部I/F109、通信I/F110、カメラ部112、電源接続部113が接続されている。内部バス150に接続される各部は、内部バス150を介して互いにデータのやりとりを行うことができるようにされている。
CPU(Central Processing Unit)101は、例えば不揮発性メモリ103に格納されるプログラムに従い、メモリ102をワークメモリとして用いて、デジタルカメラ100の各部を制御するプロセッサーである。メモリ102は、例えばRAM(半導体素子を利用した揮発性のメモリなど)からなる。不揮発性メモリ103には、画像データや音声データ、その他のデータ、CPU101が動作するための各種プログラムなどが格納される。不揮発性メモリ103は例えばハードディスク(HD)やROM、フラッシュメモリーなどで構成される。
画像処理部104は、CPU101の制御に基づいて、不揮発性メモリ103や記録媒体108に格納された画像データや、外部I/F109を介して取得した映像信号、通信I/F110を介して取得した画像データなどに対して各種画像処理を施す。画像処理部104が行う画像処理には、A/D変換処理、D/A変換処理、画像データの符号化処理、圧縮処理、デコード処理、拡大/縮小処理(リサイズ)、ノイズ低減処理、色変換処理などが含まれる。画像処理部104は特定の画像処理を施すための専用の回路ブロックで構成しても良い。また、画像処理の種別によっては画像処理部104を用いずにCPU101がプログラムに従って画像処理を施すことも可能である。
ディスプレイ105は、CPU101の制御に基づいて、画像やGUI(Graphical User Interface)を構成するGUI画面などを表示する。CPU101は、プログラムに従い表示制御信号を生成し、ディスプレイ105に表示するための映像信号を生成してディスプレイ105に出力するようにデジタルカメラ100の各部を制御する。ディスプレイ105は出力された映像信号に基づいて映像を表示する。
操作部106は、ボタン、ダイヤル、ジョイスティックなどを含む、ユーザ操作を受け付けるための入力デバイスである。
記憶媒体I/F107は、メモリーカードやCD、DVDといった記録媒体108が装着可能とされ、CPU101の制御に基づき、装着された記録媒体108からのデータの読み出しや、当該記録媒体108に対するデータの書き込みを行う。外部I/F109は、外部機器と有線ケーブルや無線によって接続し、映像信号や音声信号の入出力を行うためのインターフェースである。通信I/F110は、外部機器やインターネット111などと通信して、ファイルやコマンドなどの各種データの送受信を行うためのインターフェースである。
カメラ部112は、ズームレンズ、フォーカスレンズを含むレンズ群、及び、光学像を電気信号に変換するCCDやCMOS素子等で構成される撮像素子を含み、被写体画像データを生成することが可能である。
電源接続部113は、電源114から電力を受電し、バス150を介し各部の動作に必要な電力を供給する。
電源114は、二次電池(リチウムイオン電池など)やACアダプタなどで、デジタルカメラ100の動作に必要な電力の供給源である。デジタルカメラ100は、ACアダプタなどに接続して利用することも可能であるが、基本的には電池からの電源供給を受けて独立して動作することの可能であり、携帯して使用することのできる携帯機器である。電池駆動するため、後述のようにヘルメット等に装着して用いるウェアラブルカメラとしての利用も可能である。
図2(a)、図2(b)に、デジタルカメラ100の外観図を示す。図2(a)にデジタルカメラ100の前面斜視図(正面斜視図)であり、図2(b)にデジタルカメラ100の背面斜視図である。本実施形態のデジタルカメラ100は、一辺が1〜3cm程度(縦、横、高さの合計が10cm程度)の小型の略立方体形状または直方体形状である。もちろんこのサイズに限定されるものではないが、このように小型形状であるため、ユーザーが操作可能な実用的な大きさのボタンを配置できる数と場所には限界がある。デジタルカメラ100の前面上部の中央より右側面寄り(デジタルカメラ100を正面から見た場合の右側)にカメラ部112のレンズの被写体光の入射面(レンズ前面)が配置されている。デジタルカメラ100の前面下部にはディスプレイ105が配置されている。
デジタルカメラ100の上面には撮影ボタン201と上面ボタン202が配置されている。撮影ボタン201と上面ボタン202はそれぞれ押しボタンである。デジタルカメラ100をヘルメットに装着するなど、ユーザーからデジタルカメラ100の上面を視認できない状況でデジタルカメラ100が使用されることも想定される。この場合に、ユーザーが手探りで撮影ボタン201と上面ボタン202を触った場合にどちらのボタンか判別できるように、撮影ボタン201は上面ボタン202よりも大きく、また形状も異ならせている。すなわち、撮影ボタン201は円形、上面ボタン202は楕円形または長方形となっている。デジタルカメラ100を正面から見た場合の右側面(背面から見た場合の左側の面。以下、右側面と称する)には側面ボタン203が配置される。側面ボタン203は押しボタンである。側面ボタン203は後述する通り上面ボタン202と対の関係の操作に利用されることが多い。そのため、上面ボタン202と側面ボタン203が対の関係であることが分かるように上面ボタン202と側面ボタン203は略同じ大きさ、略同じ形状となっている。また、上面ボタン202と側面ボタン203とが配置される面は異なるものの、隣同士に配置されており、上面ボタン202と側面ボタン203との間に別の操作部材は無い。上面ボタン202は上面のうち中央よりも右側面寄りに配置されており、側面ボタン203は右側面のうち中央よりも上面寄りに配置されている。撮影ボタン201は上面のうち中央よりも左側面寄り(右側面の反対面寄り)に配置されている。撮影ボタン201、上面ボタン202、側面ボタン203は、上述の操作部106に含まれる。なお、撮影待機状態で撮影ボタン201が押下されると、CPU101は、静止画撮影モードであれば静止画の撮影を行い、動画撮影モードであれば動画の撮影(記録)を開始する。静止画の撮影は、カメラ部112でオートフォーカスを行い、撮像素子での静止画撮影用の露光(撮像)を行って、生成された画像データを画像処理部104で処理して静止画ファイルを生成し、記録媒体108に記録するまでの一連の撮影処理が行われる。動画の撮影は、カメラ部112でオートフォーカスを行い、撮像素子での動画撮影用の露光(撮像)を行って、生成された画像データを画像処理部104で処理し、動画ファイルとして記録媒体108に記録するまでの一連の撮影処理が行われる。
デジタルカメラ100の底面には三脚など設置器具に固定するためのネジ穴が配されている。デジタルカメラ100の正面から見た左側面(背面から見た場合の右側の面。以下、左側面と称する)には、接続端子カバー205が配置されている。接続端子カバー205を開けると外部I/F109としての有線接続端子(例えばHDMI(登録商標)接続端子)及び通信I/F110としての有線接続端子(例えばUSB接続端子)がある。デジタルカメラ100の右側面の側面ボタン203の下には、記憶媒体I/F107としてのメモリーカードスロットの蓋206が配置されている。蓋206を開けるとメモリーカードスロットがある。背面には、背面カバーユニット207を外すと追加電源ユニットやレコーダーユニット、通信ユニットなどを接続できる接続端子(電力供給端子や映像入出力端子を含む)が配されている。なお、カバーユニット207の無い構成としても良い。デジタルカメラ100の上面と、正面と、左側面とが成す頂点部分には、LEDランプ208が配置されている。LEDランプ208はデジタルカメラの各種状態を発光パターンによってユーザーに通知する動作通知を行う。LEDランプ208はカメラ上側、正面側、左側(正面からみての左側)の3方向から視認可能である。また、LEDランプ208の発光が撮影される映像に写り込まないように、カメラ部112の入射面よりやや低い(背面寄り)に配置されている。
デジタルカメラ100を、カメラ部112の入射面を前面に向けてヘルメットなどに装着した場合、ヘルメットを装着したユーザーがデジタルカメラ100を右手で操作すると、デジタルカメラの正面から見て左側から操作することになる。また、この場合、デジタルカメラ100を視認できずにブラインド状態での操作となる可能性が高い。このような操作を行う際に、デジタルカメラ100の左側面には操作部材を配置していないため、意図せず左側面の操作部に触れてしまうといった御操作が起こりにくい。また、各種設定操作はブラインド状態になる前(例えばヘルメットを装着する前)に行っておき、ブラインド状態となった場合にユーザーが行う操作は撮影の開始又は停止である頻度が高い。そのため、撮影ボタン201を上面左側に配置してブラインド状態でのカメラ背面からの右手での操作を行いやすくしている。さらにこの際、カメラ部112の入射面をカメラ前面の右側(背面から見て左側)に寄せて配置しているため、撮影ボタン201を操作する右手の指や、同じ右手の他の指が撮影範囲に意図せず進入して撮影される映像に写り込んでしまう可能性を低減している。また、上面ボタン202と側面ボタン203はカメラの正面からみて右側に寄せて配置されているため、ディスプレイ105を見ながら(すなわち正面から)行うことになる各種設定操作を行う際に右手での操作が行いやすい。カメラ底面は三脚などに固定された場合に操作し難いため、操作部材を配置していない。
次に、図3(a)〜図3(f)の各表示例と、図4〜図8のフローチャートを用いて、デジタルカメラ100における設定処理を説明する。なお、図4〜図8の各処理は、不揮発性メモリ103に記録されたプログラムをメモリ102に展開してCPU101が実行することで実現する。
図4に、デジタルカメラ100における設定メニューの第1階層処理のフローチャートを示す。デジタルカメラ100の電源をオンとすると初期状態(以降、撮影待機状態と表記)となる。撮影待機状態で上面ボタン202が押下されると、設定メニューの第1階層画面(トップメニュー)が表示され、図4の処理を開始する。すなわち、上面ボタン202は、撮影待機状態においては、設定メニュー画面を表示させるためのメニューボタンとして機能する。
S401では、CPU101は、設定メニューの第1階層画面を表示する。なお、ディスプレイ105における各種表示は、CPU101が画像処理部104、及び、ディスプレイ105を制御することで行うものとする。図3(a)に、S401でディスプレイ105に表示される設定メニューの第1階層画面の表示例を示す。第1階層画面には、選択可能な選択肢(メニュー項目)として項目301〜項目305が横一列に並んで表示される。項目305より右側に更に表示しきれない項目が並んでいるが、それらはスクロールさせることにより表示させることができる。カーソル300は第1階層画面に表示された複数の選択肢のうち現在選択されている選択項目を示している。図示の例では、選択項目は項目303である。第1階層画面に表示された選択肢のうち、現在選択されていない項目、すなわちカーソル300の当たっていない項目を非選択項目と称する。非選択項目は図示の例では項目301、302、304、305である。画面下部は現在の選択項目の内容を示す領域であり、図示の例では「Movie」という文字列(項目名)によって現在の選択項目(項目303)が動画に関する設定を行うためのメニュー項目であることを示している。
S402では、CPU101は、上面ボタン202が押下されたか否かを判定する。ここでの判定は、上面ボタン202が押下されて所定時間未満で押下状態が解除される操作(以下、短押しと称する)があったか否かの判定である。上面ボタン202が短押しされた場合はS403に進み、そうでない場合はS404に進む。S403では、CPU101は、選択される項目を変更前の項目からひとつ左の項目に変更する。すなわち、上面ボタン202の短押し前に選択されていた項目からひとつ左にある項目を選択する。第1階層画面においては、複数のメニュー項目は横並びで配列されており、そのうち選択されている項目は常に一定の位置に位置するセンターフォーカス方式であるものとする。従って、選択される項目をひとつ左の項目に変更することで、カーソル300の位置は変わらずに、項目列が1項目分右に移動する。すなわち、図3(a)の状態から上面ボタン202が1回短押しされた場合は、項目301〜305が1項目分右に移動(スクロール)し、カーソル300の位置に項目302が位置することによって、項目302が選択された状態となる。
S404では、CPU101は、側面ボタン203が押下されたか否かを判定する。ここでの判定は、側面ボタン203が短押しされたか否かの判定である。側面ボタン203が短押しされた場合はS405に進み、そうでない場合はS406に進む。S405では、CPU101は、選択される項目をひとつ右の項目に変更する。すなわち、側面ボタン203の短押し前に選択されていた項目からひとつ右にある項目を選択する。図3(a)の状態から側面ボタン203が1回短押しされた場合は、項目301〜305が1項目分左に移動(スクロール)し、カーソル300の位置に項目304が位置することによって、項目304が選択された状態となる。
このように、本実施形態では、選択肢が左右に並んで表示される場合に、上面ボタン202に対する操作に応じてひとつ手前(ひとつ左)の項目を選択し、側面ボタン203に対する操作に応じてひとつ先(ひとつ右)の項目を選択する。これは、上面ボタン202はデジタルカメラ100の正面から見て(ディスプレイ105を見ながら操作する場合のユーザーから見て)、側面ボタン203より左側に配置されているためである。すなわち、相対的に左側にある操作部材に対する操作でひとつ手前(ひとつ左)の項目を選択でき、相対的に右側にある操作部材に対する操作でひとつ先(ひとつ右)の項目を選択できるようにしている。十字キーなどの方向操作部材のある機器であれば、左ボタンの操作によってひとつ手前(ひとつ左)を選択し、右ボタンの操作によってひとつ先(ひとつ右)の項目を選択するのが一般的である。このような十字キーなどの方向操作部材での一般的な操作感と、上述した上面ボタン202と側面ボタン203とによる操作は、ユーザーから見て操作する部材の左右関係が同じである。従って、上述した上面ボタン202と側面ボタン203とによる操作は、方向操作部材による操作ではないものの、ユーザーにとって直感的で分かりやすい操作感となる。ユーザーは、上面ボタン202の押下を繰り返すことで、選択項目を順次左方向へ、側面ボタン203の押下を繰り返すことで、選択項目を順次右方向へ変更することが可能である。
S406では、CPU101は、撮影ボタン201が押下されたか否かを判定する。撮影ボタン201が押下された場合はS407に進み、そうでない場合はS410に進む。撮影ボタン201は、第1階層処理においては決定ボタンとして機能する。S407では、現在選択されている項目が「戻る」の項目であるか否かを判定する。「戻る」の項目である場合には第1階層処理を終了し、撮影待機状態へ遷移する。現在選択されている項目が「戻る」の項目でない場合はS408へ進む。本実施形態のデジタルカメラ100では、小型であるためハードウェア操作部材として「戻るボタン」を配置するスペースの余裕が無い。このため、メニュー項目(選択肢)の一つとして「戻る」の項目を用意し、これを選択して決定操作することで、1階層上のメニュー階層に戻れるようにしている。なお、第1階層画面はトップメニュー(トップ階層)であるため、1つ上の階層に戻る操作に応じてメニュー画面をクリア(非表示)して撮影待機状態へ移行する。
S408では、CPU101は、現在選択されている項目で決定し、S409に進んで第1階層画面での選択項目の下位階層である第2階層処理を行う。例えば、図3(a)のように項目303が選択されている状態で撮影ボタン201が押下された場合は、下位階層である動画の設定メニューを表示する。第2階層処理の詳細は図5を用いて後述する。
S410では、CPU101は、上面ボタン202が長押し(所定時間以上押下状態が継続する操作)されたか否かを判定する。上面ボタン202が長押しされた場合は第1階層処理を終了し、撮影待機状態へ遷移する。本実施形態のメニュー画面処理においては、表示しているメニューの階層に関わらず、上面ボタン202の長押しが行われた場合はメニュー画面表示を解除(クリア)して(非表示にして)、撮影待機状態へ遷移することができる。これによって、撮影機会を逃さずに素早く撮影を行うことができる。あるいは、素早くメニュー表示を解除し、再びメニュー画面の第1階層を表示させることで、どの階層を表示しているのか分からなくなっても素早く簡単にトップ階層からやり直すことができる。
S411では、CPU101は、側面ボタン203が長押しされたか否かを判定する。側面ボタン203が長押しされていない場合はS402に戻って処理を繰り返す。側面ボタン203が長押しされた場合は第1階層処理を終了し、デジタルカメラ100の電源をオフとする。デジタルカメラ100は小型であるため、電源のオン/オフを行うための専用の電源ボタンを配置するスペースの余裕もない。そのため側面ボタン203の長押しによって、電源ボタンが無くとも即座に電源をオフできるようにしている。また、仮に専用の電源ボタンを配置して短押しで電源をオフできるようにすると、上述のようなブラインド操作の際に、他のボタンと誤って電源ボタンを押下してしまい意図せず電源がオフとなってしまう可能性がある。これに対し本実施形態では、専用の電源ボタンを配置しないことで、ブラインド操作を行う際に、操作したいボタンと他のボタンとをユーザーが混同して誤って操作してしまう可能性を低減している。また、長押ししないと電源をオフ出来ないようにしたため、誤って押下した場合にも意図せず電源がオフしてしまう可能性を低減している。更に、電源のオン/オフに使用するボタン203は、デジタルカメラ100をヘルメットなどに装着して使用する場合、ユーザが撮影指示を出すために手探りでボタン操作する際に、誤って電源OFFしないように、撮影ボタン201とは別の面に配置している。
図5に、前述のS409の第2階層処理のフローチャートを示す。
S501では、CPU101は、設定メニューの第2階層画面を表示する。図3(b)に、S501でディスプレイ105に表示される設定メニューの第2階層画面の表示例を示す。第2階層画面には、選択可能な選択肢(メニュー項目)として項目311、項目312が上下に並んで表示される。項目312より下側に更に表示しきれない項目が並んでいるが、それらはスクロールさせることにより表示させることができる。カーソル310は第2階層画面に表示された複数の選択肢のうち現在選択されている選択項目を示している。画面上部の領域315は現在のメニュー画面の内容を示す領域である。図示の例では領域315に動画アイコンが表示されており、第2階層画面として動画に関する設定メニューが表示されていることを示している。
S502では、CPU101は、上面ボタン202が短押しされたか否かを判定する。上面ボタン202が短押しされた場合はS503に進み、そうでない場合はS504に進む。S503では、CPU101は、選択される項目をひとつ上の項目に変更する。すなわち、上面ボタン202の短押し前に選択されていた項目からひとつ上にある項目を選択する。第2階層画面においては、第1階層画面と異なり、センターフォーカス方式ではない。従って、カーソル310が、表示されている項目のうち一番上の項目にない場合には、選択される項目をひとつ上の項目に変更すると、項目列の位置は変わらずに、カーソル310の位置が1つ上に移動する。カーソル310が、表示されている項目のうち一番上の項目にあり、更に上に選択可能な項目がある場合には、カーソル310の表示位置はそれ以上は上に移動できないため、項目列が1つ下に移動することで、選択される項目がひとつ上の項目に変更される。
S504では、CPU101は、側面ボタン203が短押しされたか否かを判定する。側面ボタン203が短押しされた場合はS505に進み、そうでない場合はS506に進む。S505では、CPU101は、選択される項目をひとつ下の項目に変更する。すなわち、側面ボタン203の短押し前に選択されていた項目からひとつ下にある項目を選択する。カーソル310が、表示されている項目のうち一番下の項目にない場合には、選択される項目をひとつ下の項目に変更すると、項目列の位置は変わらずに、カーソル310の位置が1つ下に移動する。カーソル310が、表示されている項目のうち一番下の項目にあり、更に下に選択可能な項目がある場合には、カーソル310の表示位置はそれ以上は下に移動できないため、項目列が1つ上に移動することで、選択される項目がひとつ下の項目に変更される。図3(b)の状態から側面ボタン203が1回短押しされた場合は、カーソル310が1つ下に移動し、項目312が選択された状態となる。
このように、本実施形態では、選択肢が上下に並んで表示される場合に、上面ボタン202に対する操作に応じてひとつ手前(ひとつ上)の項目を選択し、側面ボタン203に対する操作に応じてひとつ先(ひとつ下)の項目を選択する。これは、上面ボタン202はデジタルカメラ100の正面から見て(ディスプレイ105を見ながら操作する場合のユーザーから見て)、側面ボタン203より上側に配置されているためである。すなわち、相対的に上側にある操作部材に対する操作でひとつ手前(ひとつ上)の項目を選択でき、相対的に右側にある操作部材に対する操作でひとつ先(ひとつ下)の項目を選択できるようにしている。十字キーなどの方向操作部材のある機器であれば、上ボタンの操作によってひとつ手前(ひとつ上)を選択し、右ボタンの操作によってひとつ先(ひとつ下)の項目を選択するのが一般的である。このような十字キーなどの方向操作部材での一般的な操作感と、上述した上面ボタン202と側面ボタン203とによる操作は、ユーザーから見て操作する部材の上下関係が同じである。従って、上述した上面ボタン202と側面ボタン203とによる操作は、方向操作部材による操作ではないものの、ユーザーにとって直感的で分かりやすい操作感となる。ユーザーは、上面ボタン202の押下を繰り返すことで、選択項目を順次上方向へ、側面ボタン203の押下を繰り返すことで、選択項目を順次下方向へ変更することが可能である。
S506では、CPU101は、撮影ボタン201が押下されたか否かを判定する。撮影ボタン201が押下された場合はS507に進み、そうでない場合はS511に進む。撮影ボタン201は、第2階層処理においても決定ボタンとして機能する。S507では、現在選択されている項目が「戻る」の項目であるか否かを判定する。「戻る」の項目である場合にはS508に進んで、第2階層処理を終了して1つ上の階層である第1階層処理を行う(図4のS401に進む)。現在選択されている項目が「戻る」の項目でない場合はS509に進む。
S509では、CPU101は、現在選択されている項目で決定し、S510に進んで第2階層画面での選択項目の下位階層である第3階層処理を行う。例えば、図3(b)のように項目311(露出補正の項目)が選択されている状態で撮影ボタン201が押下された場合は、下位階層である露出補正の設定メニューを表示する。第3階層処理の詳細は図6、図7を用いて後述する。
S511では、CPU101は、上面ボタン202が長押しされたか否かを判定する。上面ボタン202が長押しされた場合は第2階層処理を終了し、撮影待機状態へ遷移する。
S512では、CPU101は、側面ボタン203が長押しされたか否かを判定する。側面ボタン203が長押しされた場合は第2階層処理を終了し、デジタルカメラ100の電源をオフとする。側面ボタン203が長押しされていない場合はS502に戻って処理を繰り返す。
図6に、前述のS510の第3階層処理の一例としての露出設定処理のフローチャートを示す。第2階層画面としての動画に関する設定メニューに表示された複数のメニュー項目のうち、露出補正の設定項目が選択された状態で撮影ボタン201が押下されると、第3階層処理として、図6の露出補正設定処理を開始する。
S601では、CPU101は、設定メニューの第3階層画面である、露出補正画面を表示する。図3(c)に、S601でディスプレイ105に表示される第3階層画面としての露出補正画面の表示例を示す。露出補正画面は、露出補正を設定するための画面であり、最上段に、露出補正の設定画面であることを示す文字列が表示され、その下に露出補正の設定を行うための目盛321が表示される。目盛321は露出補正値として[マイナス2段]から[プラス2段]までが設定可能であることを示しており、左に行くほど低い値に対応しており、右に行くほど高い値に対応している。中央がデジタルカメラ100が自動で判定する適正露出を示している。言い換えれば、目盛321は、左から右へと増加するように左右に並べられた露出補正の設定値候補一覧である。露出補正の設定値は指標320によって表され、指標320の位置に対応する目盛の値が現在の露出補正の設定値である。ユーザーは、指標320を左右に移動させることで(すなわち目盛321が示す設定値候補のうち所望の設定値を選択することで)所望の設定値に設定する。
S602では、CPU101は、上面ボタン202が短押しされたか否かを判定する。上面ボタン202が短押しされた場合はS603に進み、そうでない場合はS604に進む。S603では、CPU101は、指標320を左に移動する。これによって露出補正の設定値は減少する(より小さい設定値に変更される)。例えば、図6(c)のように露出補正が[プラス2/3]に設定されている状態から、上面ボタン202が一回短押しされると指標320が目盛1つ分左に移動し、露出補正値が[プラス1/3]となる。
S604では、CPU101は、側面ボタン203が短押しされたか否かを判定する。側面ボタン203が短押しされた場合はS605に進み、そうでない場合はS606に進む。S605では、CPU101は、指標320を右に移動する。これによって露出補正の設定値は増加する(より大きい設定値に変更される)。例えば、図6(c)のように露出補正が[プラス2/3]に設定されている状態から、側面ボタン203が一回短押しされると指標320が目盛1つ分右に移動し、露出補正値が[プラス1]となる。
このように、本実施形態では、指標320のような表示要素を左右に移動する場合に、上面ボタン202に対する操作に応じて表示要素を左に移動して設定値を減少させ、側面ボタン203に対する操作に応じて表示要素を右に移動して設定値を増加させる。言い換えれば、左から右へと増加するように左右に並べられた設定値候補一覧から設定値を選択する場合に、上面ボタン202に対する操作に応じて設定値を減少させ、側面ボタン203に対する操作に応じて設定値を増加させる。これは、上面ボタン202はデジタルカメラの正面から見て(ディスプレイ105を見ながら操作する場合のユーザーから見て)、側面ボタン203より左側に配置されているためである。すなわち、相対的に左側にある操作部材に対する操作で表示要素を左に移動させることができ(数値を減少させることができ)、相対的に右側にある操作部材に対する操作で表示要素を右に移動させることができる(数値を増加させることができる)。十字キーなどの方向操作部材のある機器であれば、左ボタンの操作によって表示要素を左に移動させ(数値を減少させ)、右ボタンの操作によって表示要素を右に移動させる(数値を増加させる)のが一般的である。表示要素を移動させる方式でない場合にも、左右ボタン(左右キー)で数値入力する際は、左ボタンで数値を減少させ、右ボタンで数値を増加させるのが一般的である。このような十字キーなどの方向操作部材での一般的な操作感と、上述した上面ボタン202と側面ボタン203とによる操作は、ユーザーから見て操作する部材の左右関係が同じである。従って、上述した上面ボタン202と側面ボタン203とによる操作は、方向操作部材による操作ではないものの、ユーザーにとって直感的で分かりやすい操作感となる。ユーザーは、上面ボタン202の押下を繰り返すことで指標320を順次左方向へ移動させ(数値を減少させ)、側面ボタン203の押下を繰り返すことで、指標320を順次右方向へ移動させる(数値を増加させる)ことが可能である。
S606では、CPU101は、撮影ボタン201が押下されたか否かを判定する。撮影ボタン201が押下された場合はS607に進み、そうでない場合はS609に進む。撮影ボタン201は、第3階層処理においても決定ボタンとして機能する。S607では、現在の指標320の位置に対応する露出補正値を設定値として設定し、不揮発性メモリ103に記録(保存)する。このように設定された設定値は次回の撮影に反映され、次回の撮影時には、カメラ部112は、設定された露出補正値での撮影を行う。設定値を保存すると、S608に進んで、第3階層処理を終了して1つ上の階層である第2階層処理を行う(図5のS501に進む)。
S609では、CPU101は、上面ボタン202が長押しされたか否かを判定する。上面ボタン202が長押しされた場合はS610に進み、そうでない場合はS611に進む。S610では、露出補正の画面を表示してからユーザーによって増減された露出補正値(保存されていない設定値)をキャンセルし、撮影待機状態へ遷移する。すなわち、露出補正値は変更されず、図6の処理を行う前の設定値が保持される。
S611では、CPU101は、側面ボタン203が長押しされたか否かを判定する。側面ボタン203が長押しされた場合はS612に進んでS610と同様に保存されていない設定値をキャンセルし、デジタルカメラ100の電源をオフとする。側面ボタン203が長押しされていない場合はS602に戻って処理を繰り返す。
図7に、前述のS510の第3階層処理の他の例としての日付設定処理のフローチャートを示す。第1階層画面で本体設定に関する項目が選択決定されて、第2階層画面としての本体設定メニューが表示される。本体設定メニューに表示された複数のメニュー項目のうち、日付設定の項目が選択された状態で撮影ボタン201が押下されると、第3階層処理として、図7の日付設定処理を開始する。
S701では、CPU101は、設定メニューの第3階層画面である、日付設定画面を表示する。図3(d)に、S701でディスプレイ105に表示される第3階層画面としての日付設定画面(Date Time Setting Screen)の表示例を示す。日付設定画面には、選択可能な選択肢として年の項目331、月の項目332、日の項目333、時の項目334、分の項目335、OKの項目336が左右に並んで表示される。ユーザーは項目選択モードにおいてこれらの項目のうち一つを選択した上で、値変更モードに移行させて選択した項目の数値を設定する。図7(d)は項目選択モードでの日付設定画面であり、カーソル330は現在選択している項目を示している。
S702では、CPU101は、上面ボタン202が短押しされたか否かを判定する。上面ボタン202が短押しされた場合はS703に進み、そうでない場合はS704に進む。S703では、CPU101は、選択される項目をひとつ左の項目に変更する。日付設定画面はセンターフォーカス方式ではない。従って、カーソル330が、表示されている項目のうち一番左端の項目以外の項目にあった場合には、選択される項目をひとつ左の項目に変更すると、項目列の位置は変わらずに、カーソル330の位置が1つ左に移動する。カーソル330が、表示されている項目のうち一番左の項目にある場合に上面ボタン202が短押しされた場合は、選択される項目を逆端(右端)の項目に変更する。すなわち、図3(d)の状態で、上面ボタン202が1回短押しされた場合は、カーソル330が右端の項目であるOKの項目336移動する。
S704では、CPU101は、側面ボタン203が短押しされたか否かを判定する。側面ボタン203が短押しされた場合はS705に進み、そうでない場合はS706に進む。S705では、CPU101は、選択される項目をひとつ右の項目に変更する。カーソル330が、表示されている項目のうち一番右の項目にない場合には、選択される項目をひとつ右の項目に変更すると、項目列の位置は変わらずに、カーソル330の位置が1つ右に移動する。図3(d)の状態から側面ボタン203が1回短押しされた場合は、カーソル330が1つ右に移動し、月の項目332が選択された状態となる。カーソル330が、表示されている項目のうち一番右の項目にある場合に側面ボタン203が短押しされた場合は、選択される項目を逆端(左端)の項目に変更する。
S706では、CPU101は、撮影ボタン201が押下されたか否かを判定する。撮影ボタン201が押下された場合はS711に進み、そうでない場合はS707に進む。S707では、CPU101は、上面ボタン202が長押しされたか否かを判定する。上面ボタン202が長押しされた場合はS708に進み、そうでない場合はS709に進む。S708では、日付設定画面を表示してからユーザーによって入力された年、月、日、時、分の数値(保存されていない設定値)をキャンセルし、撮影待機状態へ遷移する。すなわち、年、月、日、時、分は変更されない。S709では、CPU101は、側面ボタン203が長押しされたか否かを判定する。側面ボタン203が長押しされた場合はS710に進んでS708と同様に保存されていない設定値をキャンセルし、デジタルカメラ100の電源をオフとする。側面ボタン203が長押しされていない場合はS702に戻って処理を繰り返す。
S711では、現在選択されている項目が「OK」の項目336であるか否かを判定する。「OK」の項目336である場合にはS712に進み、そうでない場合はS714に進む。S712では、CPU101は、日付設定画面を表示してからユーザーによって入力された年、月、日、時、分の数値を設定値として保存し、その年、月、日、時、分から時計の計時を開始する。こうして日付設定が変更されると、S713に進んで、第3階層処理を終了して1つ上の階層である第2階層処理を行う(図5のS501に進む)。
S714では、CPU101は、撮影ボタン201が押下された際に選択されていた項目を数値変更の対象として決定し、項目選択モードのから値変更モードに変更する。値変更モードに遷移すると対応する表示状態に表示を更新する。図3(e)に、値変更モードでの日付設定画面の表示例を示す。カーソルの表示形態が、図3(d)のカーソル330のような枠状の表示形態から、図3(e)カーソル330´のように数値をハイライトする表示形態に変わる。カーソル330´は、変更対象の数値の数値表示領域を示している。また、数値表示領域に表示された数値に対応付けて、その数値を増減させる状態であることを示す、上方向マーク337と下方向マーク338が選択項目の数値の上下に表示される。上方向マーク337は数値を増加させることが可能であることを示すマークである。下方向マーク338は数値を減少させることが可能であることを示すマークである。
S715では、CPU101は、上面ボタン202が短押しされたか否かを判定する。上面ボタン202が短押しされた場合はS716に進み、そうでない場合はS717に進む。S716では、CPU101は、選択項目の設定値を増加させる。例えば、図6(e)の状態で上面ボタン202が一回短押しされると、年の値が「2016」から「2017」に変わる。数値の変更の前後で変更対象である年の数値の表示位置は変わらず、カーソル330´の位置は変わらない。
S717では、CPU101は、側面ボタン203が短押しされたか否かを判定する。側面ボタン203が短押しされた場合はS718に進み、そうでない場合はS719に進む。S718では、CPU101は、選択項目の設定値を減少させる。例えば、図6(e)の状態で側面ボタン203が一回短押しされると、年の値が「2016」から「2015」に変わる。数値の変更の前後で変更対象である年の数値の表示位置は変わらず、カーソル330´の位置は変わらない。
このように、数値表示領域に表示された数値をその位置で変更する場合、又は、数値表示領域に上下の方向を示すマークが表示される場合、上面ボタン202に対する操作に応じて数値を増加させ、側面ボタン203に対する操作に応じて数値を減少させる。これは、上面ボタン202はデジタルカメラ100の正面から見て(ディスプレイ105を見ながら操作する場合のユーザーから見て)、側面ボタン203より上側に配置されているためである。すなわち、相対的に上側にある操作部材に対する操作で数値を増加させることができ、相対的に下側にある操作部材に対する操作で数値を減少させることができる。十字キーなどの方向操作部材のある機器であれば、上ボタンの操作によって数値を増加させ、下ボタンの操作によって数値を減少させるのが一般的である。このような十字キーなどの方向操作部材での一般的な操作感と、上述した上面ボタン202と側面ボタン203とによる操作は、ユーザーから見て操作する部材の上下関係が同じである。従って、上述した上面ボタン202と側面ボタン203とによる操作は、方向操作部材による操作ではないものの、ユーザーにとって直感的で分かりやすい操作感となる。ユーザーは、上面ボタン202の押下を繰り返すことで数値を順次増加させ、側面ボタン203の押下を繰り返すことで、数値を順次減少させることが可能である。なお、S715〜S718における上面ボタン202と側面ボタン203による数値変更と、前述のS602〜S605における上面ボタン202と側面ボタン203による数値変更は、増減関係が逆となっている。これは、数値設定画面の表示形態の違いに起因しており、数値を設定する際の画面表示に合わせてユーザーにとってより直感的な操作感を提供するための処理である。
S719では、CPU101は、撮影ボタン201が押下されたか否かを判定する。撮影ボタン201が押下された場合はS720に進み、そうでない場合はS716に戻って処理を繰り返す。S720では、CPU101は、値変更モードのから項目選択モードに変更する。項目選択モードに遷移すると対応する表示状態に表示を更新し、図3(e)のような表示状態から、図3(d)のような表示状態に遷移する。
図8に、画像出力処理のフローチャートを示す。デジタルカメラ100では、外部I/F109を介して外部機器に映像を出力可能である。例えば、記録媒体108内に保存されている画像を、外部I/F109と接続ケーブルを介して接続された外部ディスプレイに出力することができる。この際、記録媒体108内に複数の画像が保存されている場合、上面ボタン202、側面ボタン203の操作によって、外部ディスプレイに出力する画像を切り替える。この際の処理の詳細を図8のフローチャートを用いて説明する。デジタルカメラ100と外部ディスプレイを接続し、外部ディスプレイに対して画像を出力可能な状態となると図8の処理を開始する。
S801では、CPU101は、記録媒体I/F107を介して記録媒体108内に保存されている画像を読み取り、外部I/F109から外部ディスプレイに画像を出力する。また、ディスプレイ105に、出力操作画面を表示する。図3(f)に、出力操作画面の表示例を示す。出力操作画面には、上面ボタン202と側面ボタン203の操作に対して、外部ディスプレイに出力する画像を切り替えることができる旨の表示が行われる。図示の例では、便宜的に上面ボタン202を示す番号として「202」を、側面ボタン203を示す番号として「203」を表示した例を示しているが、もちろん、操作部材の名前や、操作部材を模したアイコンなどで表しても良い。
S802では、CPU101は、上面ボタン202が短押しされたか否かを判定する。上面ボタン202が短押しされた場合はS803に進み、そうでない場合はS804に進む。S803では、CPU101は、出力する画像(外部ディスプレイに表示される画像)を、現在の画像から所定の並び順における一つ前の画像に切り替える。所定の並び順は、例えばファイル名順や、撮影日時順などである。切替前の画像が所定の並び順における先頭(始端)の画像であった場合には、所定の並び順における最後(終端)の画像に切り替える。
S804では、CPU101は、側面ボタン203が短押しされたか否かを判定する。側面ボタン203が短押しされた場合はS805に進み、そうでない場合はS806に進む。S805では、CPU101は、出力する画像(外部ディスプレイに表示される画像)を、現在の画像から所定の並び順における一つ先(後)の画像に切り替える。切替前の画像が所定の並び順における最後(終端)の画像であった場合には、所定の並び順における先頭(始端)の画像に切り替える。
S806では、CPU101は、撮影ボタン201が長押しされたか否かを判定する。撮影ボタン201が長押しされていない場合はS802に戻って処理を繰り返し、撮影ボタン201が長押しされた場合はデジタルカメラ100の電源をオフとする。
このように、本実施形態では、出力する画像を切り替える際に、上面ボタン202に対する操作に応じて表示する画像を1つ前の画像に切り替え、側面ボタン203に対する操作に応じて表示する画像をひとつ先の画像に切り替える。これは、上面ボタン202はデジタルカメラの正面から見て(ディスプレイ105を見ながら操作する場合のユーザーから見て)、側面ボタン203より左側に配置されているためである。すなわち、相対的に左側にある操作部材に対する操作でひとつ前の画像に切り替え、相対的に右側にある操作部材に対する操作でひとつ先の画像に切り替えることができる。十字キーなどの方向操作部材のある機器であれば、左ボタンの操作によってひとつ前の画像に切り替え、右ボタンの操作によってひとつ先の画像に切り替え得るのが一般的である。このような十字キーなどの方向操作部材での一般的な操作感と、上述した上面ボタン202と側面ボタン203とによる操作は、ユーザーから見て操作する部材の左右関係が同じである。従って、上述した上面ボタン202と側面ボタン203とによる操作は、方向操作部材による操作ではないものの、ユーザーにとって直感的で分かりやすい操作感となる。ユーザーは、上面ボタン202の押下を繰り返すことで、順次前の画像に切り替え、側面ボタン203の押下を繰り返すことで、順次先の画像に切り替えることが可能である。
なお、上述した図5の第2階層処理では、上面ボタン202の押下で上の項目に選択を変更し、側面ボタン203の押下で下の項目に選択を変更する例を示した。しかし、画面によっては、項目が上下に並ぶ場合でも、上面ボタン202の押下で下の項目に選択を変更し、側面ボタン203の押下で上の項目に選択を変更するようにしてもよい。
図9(a)〜図9(c)に、上下に項目が並び、上面ボタン202の押下で下の項目に選択を変更し、側面ボタン203の押下で上の項目に選択を変更することが可能な画面の表示例を示す。図9(a)〜図9(c)の画面では、item.01〜item.10までの10個の項目(選択肢)のうち、1度に3つの項目(選択肢)しか表示できないものとする。図9(a)〜図9(c)の画面はセンタ―フォーカス方式であり、選択項目が変わってもフォーカス900(選択された項目を示す識別子)は一定の位置に表示され、選択が変更されると項目群の方が移動する。
図9(a)の状態で側面ボタン203が押下されると、選択項目がitem.04からひとつ上のitem.03に変更され、図9(b)の状態となる。この切替の前後では、フォーカス900は一定の位置で、item.02〜item.05が全体的に一項目分下に移動する。この、item.02〜item.05の移動方向が下であることと、側面ボタン203が上面ボタン202より相対的に下に配置されているという上下関係が対応付いるため、違和感の無い操作感となる。また、項目の並び順がより下である項目を選択する、という感覚とも対応付いている。同様に、図9(b)の状態で側面ボタン203が押下されると、選択項目がitem.03からひとつ上のitem.02に変更され、図9(c)の状態となる。
逆に、図9(c)の状態で上面ボタン202が押下されると、選択項目がitem.02からひとつ下のitem.03に変更され、図9(b)の状態となる。この切替の前後では、フォーカス900は一定の位置で、item.01〜item.04が全体的に一項目分上に移動する。この、item.01〜item.04の移動方向が上であることと、上面ボタン202が側面ボタン203より相対的に上に配置されているという上下関係が対応付いるため、違和感の無い操作感となる。また、項目の並び順がより上である項目を選択する、という感覚とも対応付いている。同様に、図9(b)の状態で上面ボタン202が押下されると、選択項目がitem.03からひとつ下のitem.04に変更され、図9(a)の状態となる。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。さらに、上述した各実施形態は本発明の一実施形態を示すものにすぎず、各実施形態を適宜組み合わせることも可能である。
また、CPU101が行うものとして説明した上述の各種制御は、1つのハードウェアが行ってもよいし、複数のハードウェアが処理を分担することで、装置全体の制御を行ってもよい。
さらに、上面ボタン202と側面ボタン203として押しボタンの例を説明したが、上面に配置された操作部材と側面に配置された操作部材であれば押しボタンに限るものではない。すなわち、タッチ検知を行う操作部材、圧力検知を行う操作部材、歪み検知を行い操作部材、レバーなど、他の方式の操作部材であってもよい。
また、上述した実施形態においては、本発明をデジタルカメラ100に適用した場合を例にして説明したが、これはこの例に限定されず、上面と側面とにそれぞれ操作部材を有する電子機器であれば適用可能である。すなわち、本発明は携帯電話端末や携帯型の画像ビューワ、デジタルフォトフレーム、音楽プレーヤー、ゲーム機、電子ブックリーダー、タブレット端末、スマートフォン、各種電子機器のリモコン、家電、車載装置などに適用可能である。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。

Claims (25)

  1. 電子機器であって、
    前記電子機器の第1の面に配置された表示手段と、
    前記第1の面を正面とした場合の上面となる第2の面に配置された第1の操作手段と、
    前記第1の面を正面とした場合の右側面となる第3の面に配置された第2の操作手段と、
    前記表示手段に表示された複数の項目のうち選択する項目を、前記第1の操作手段に対する操作に応じて前の項目に変更し、前記第2の操作手段に対する操作に応じて先の項目に変更するように制御する制御手段と
    を有することを特徴とする電子機器。
  2. 前記複数の項目が前記表示手段において左右に並べて表示された項目群である場合に、
    前記制御手段は、前記複数の項目のうち、前記第1の操作手段に対する操作に応じて、変更前に選択されていた項目よりも左側の項目を選択するように制御し、前記第2の操作手段に対する操作に応じて、変更前に選択されていた項目よりも右側の項目を選択するように制御することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記複数の項目が前記表示手段において上下に並べて表示された項目群である場合に、
    前記制御手段は、前記複数の項目のうち、前記第1の操作手段に対する操作に応じて、変更前に選択されていた項目よりも上側の項目を選択するように制御し、前記第2の操作手段に対する操作に応じて、変更前に選択されていた項目よりも下側の項目を選択するように制御することを特徴とする請求項1または2に記載の電子機器。
  4. 前記制御手段は、複数の項目が選択肢として表示され、端に表示された項目以外を選択している状態から該複数の項目のうち選択される項目が変更された際に、該複数の項目の位置が変わることなく、選択されたことを示すカーソルの位置が移動する第1の画面が前記表示手段に表示されている場合には、前記複数の項目のうち選択する項目を、前記第1の操作手段に対する操作に応じて前の項目に変更し、前記第2の操作手段に対する操作に応じて先の項目に変更するように制御することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の電子機器。
  5. 前記制御手段は、特定の設定項目についての複数の設定値候補が表示された第2の画面が前記表示手段に表示されている場合には、前記複数の設定値候補のうち選択する設定値を、前記第1の操作手段に対する操作に応じてより小さな設定値に変更し、前記第2の操作手段に対する操作に応じてより大きな設定値に変更するように制御することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の電子機器。
  6. 電子機器であって、
    前記電子機器の第1の面に配置された表示手段と、
    前記第1の面を正面とした場合の上面となる第2の面に配置された第1の操作手段と、
    前記第1の面を正面とした場合の右側面となる第3の面に配置された第2の操作手段と、
    前記表示手段に表示された複数の設定値候補のうち選択する設定値を、前記第1の操作手段に対する操作に応じてより小さな設定値に変更し、前記第2の操作手段に対する操作に応じてより大きな設定値に変更するように制御する制御手段と
    を有することを特徴とする電子機器。
  7. 前記制御手段は、
    変更対象の数値の変更の前後で位置の変わらない表示領域で表示される数値が変更される第3の画面が前記表示手段に表示されている場合には、前記第1の操作手段に対する操作に応じて前記変更対象の数値を増加させ、前記第2の操作手段に対する操作に応じて前記変更対象の数値を減少させるように制御することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の電子機器。
  8. 電子機器であって、
    前記電子機器の第1の面に配置された表示手段と、
    前記第1の面を正面とした場合の上面となる第2の面に配置された第1の操作手段と、
    前記第1の面を正面とした場合の右側面となる第3の面に配置された第2の操作手段と、
    変更対象の数値の変更の前後で前記表示手段における位置の変わらない表示領域に表示される変更対象の数値を、前記第1の操作手段に対する操作に応じて増加させ、前記第2の操作手段に対する操作に応じて減少させるように制御する制御手段と
    を有することを特徴とする電子機器。
  9. 前記表示手段に表示された前記変更対象の数値に対応付けて、上方向を示すマーク及び下方向を示すマークが表示されることを特徴とする請求項7または8に記載の電子機器。
  10. 前記制御手段は、
    複数の項目が選択肢として表示され、該複数の項目のうち選択される項目が変更された際に、選択された項目を示す識別子の位置が変わることなく、該複数の項目の位置が移動する第4の画面が前記表示手段に表示されている場合には、前記複数の項目のうち選択する項目を、前記第1の操作手段に対する操作に応じて先の項目に変更し、前記第2の操作手段に対する操作に応じて前の項目に変更するように制御することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の電子機器。
  11. 前記制御手段は、前記第4の画面が前記表示手段に表示されている場合に、前記第1の操作手段に対する操作に応じて前記複数の項目の表示位置を上に移動し、前記第2の操作手段に対する操作に応じて前記複数の項目の表示位置を下に移動するように制御することを特徴とする請求項10に記載の電子機器。
  12. 電子機器であって、
    前記電子機器の第1の面に配置された表示手段と、
    前記第1の面を正面とした場合の上面となる第2の面に配置された第1の操作手段と、
    前記第1の面を正面とした場合の右側面となる第3の面に配置された第2の操作手段と、
    前記表示手段に表示された複数の項目を、前記第1の操作手段に対する操作に応じて上に移動させ、前記第2の操作手段に対する操作に応じて下に移動させるように制御する制御手段と
    を有することを特徴とする電子機器。
  13. 前記第1の操作手段は前記第2の面のうち中央よりも前記第3の面寄りに配置されており、前記第2の操作手段は前記第3の面のうち中央よりも前記第2の面寄りに配置されており、前記第1の操作手段と前記第2の操作手段との間には別の操作手段が配置されていないことを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の電子機器。
  14. 撮像手段と、
    前記撮像手段での撮影を指示する操作手段であって、前記第2の面に配置された第3の操作手段と
    を更に有することを特徴とする請求項1乃至13のいずれか1項に記載の電子機器。
  15. 前記第2の操作手段に対する特定の操作に応じて前記電子機器の電源をオフすることが可能であり、前記第1の操作手段と前記第3の操作手段に対する操作では前記電子機器の電源をオフできないことを特徴とする請求項14に記載の電子機器。
  16. 前記制御手段は、前記第1の操作手段に対する特定の操作に応じて、電源をオフとすることなく前記表示手段に表示された設定メニュー画面を非表示とするように制御することを特徴とする請求項14または15に記載の電子機器。
  17. 前記第1の面のうち中央よりも前記第3の面寄りに前記撮像手段への被写体光の入射面が配置されており、前記第2の面のうち中央よりも前記第3の面の反対面寄りに前記第3の操作手段が配置されていることを特徴とする請求項14乃至16のいずれか1項に記載の電子機器。
  18. 前記第1の面の反対面、前記第2の面の反対面、及び前記第3の面の反対面には操作手段は配置されていないことを特徴とする請求項1乃至17のいずれか1項に記載の電子機器。
  19. 前記第2の面の反対面には、前記電子機器を設置器具に固定するためのネジ穴が備えられていることを特徴とする請求項1乃至18のいずれか1項に記載の電子機器。
  20. 電子機器の第1の面に配置された表示手段と、
    前記第1の面を正面とした場合の上面となる第2の面に配置された第1の操作手段と、
    前記第1の面を正面とした場合の右側面となる第3の面に配置された第2の操作手段と、を有する電子機器の制御方法であって、
    前記表示手段に表示された複数の項目のうち選択する項目を、前記第1の操作手段に対する操作に応じて前の項目に変更し、前記第2の操作手段に対する操作に応じて先の項目に変更するように制御する制御ステップと
    を有することを特徴とする電子機器の制御方法。
  21. 電子機器の第1の面に配置された表示手段と、
    前記第1の面を正面とした場合の上面となる第2の面に配置された第1の操作手段と、
    前記第1の面を正面とした場合の右側面となる第3の面に配置された第2の操作手段と、を有する電子機器の制御方法であって、
    前記表示手段に表示された複数の設定値候補のうち選択する設定値を、前記第1の操作手段に対する操作に応じてより小さな設定値に変更し、前記第2の操作手段に対する操作に応じてより大きな設定値に変更するように制御する制御ステップと
    を有することを特徴とする電子機器の制御方法。
  22. 電子機器の第1の面に配置された表示手段と、
    前記第1の面を正面とした場合の上面となる第2の面に配置された第1の操作手段と、
    前記第1の面を正面とした場合の右側面となる第3の面に配置された第2の操作手段と、を有する電子機器の制御方法であって、
    変更対象の数値の変更の前後で前記表示手段における位置の変わらない表示領域に表示される変更対象の数値を、前記第1の操作手段に対する操作に応じて増加させ、前記第2の操作手段に対する操作に応じて減少させるように制御する制御ステップと
    を有することを特徴とする電子機器の制御方法。
  23. 電子機器の第1の面に配置された表示手段と、
    前記第1の面を正面とした場合の上面となる第2の面に配置された第1の操作手段と、
    前記第1の面を正面とした場合の右側面となる第3の面に配置された第2の操作手段と、を有する電子機器の制御方法であって、
    前記表示手段に表示された複数の項目を、前記第1の操作手段に対する操作に応じて上に移動させ、前記第2の操作手段に対する操作に応じて下に移動させるように制御する制御ステップと
    を有することを特徴とする電子機器の制御方法。
  24. コンピュータを、請求項1乃至19のいずれか1項に記載された電子機器の各手段として機能させるためのプログラム。
  25. コンピュータを、請求項1乃至19のいずれか1項に記載された電子機器の各手段として機能させるためのプログラムを格納したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
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