JP6788834B2 - 穀物乾燥機の点検口 - Google Patents

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Description

本発明は、穀物乾燥機に係り、特に、穀物乾燥機の点検口に関する。
従来、収穫後の米麦等を機内を循環させながら乾燥する穀物乾燥機においては、機体内部、特に、乾燥部のスクリーンや貯留部の補強ステー等を点検・清掃するために、貯留部の側面の機壁に点検用の開口と該開口を開閉し得る開閉蓋を設けている(特許文献1参照)。
ところで、前記点検用開口の開閉蓋を開いて作業者が機内に入る際、蝶番を中心に開閉蓋を機体外側へ回動させるので不覚的大きな空間が必要であり、そのため、穀物乾燥機を作業場の壁側に接近させて設置したり、複数の穀物乾燥機を接近させて並設したりすることが困難であった。また、開閉蓋を機体の外側へ開く構造であるため、機体内の穀物の圧力に耐えるように、開閉蓋を複数のねじ等で締着して点検用開口部に十分密着させる必要があった。
実開昭60-188994号公報
そこで、前記問題点にかんがみ本発明は、開閉蓋の開閉用の大きな空間を必要とせず、かつ、容易に開閉することのできる穀物乾燥機の点検口を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、穀物乾燥部に上載して穀物貯留部を設け、前記穀物乾燥部から流下する穀物を前記穀物貯留部へ搬送する揚穀機を立設し、前記穀物貯留部の壁面には矩形の点検口及び該点検口を開閉する開閉蓋を設けてなる穀物乾燥機において、
前記点検口の上縁部及び左右縁部には前記穀物貯留部内側から前記開閉蓋の周縁部と当接するための当接枠を設ける一方、前記開閉蓋の下辺には前記点検口の下縁部を遊嵌する一対のフランジを設け、さらに、前記開閉蓋の左右辺と前記点検口の左右縁部とを貫通する係止孔をそれぞれ設け、前記各係止孔にそれぞれ貫通して前記開閉蓋を係止する一対の係止ピンを設けたことを特徴とする。
前記開閉蓋の下辺の一対のフランジのうち前記穀物貯留部の内部側のフランジは、該穀物貯留部の内部側に傾斜させて設けるのが好ましい。
また、前記点検口の縁部と前記開閉蓋とには緩やかにチェーンを掛け渡すとよい。
さらに、前記開閉蓋には取っ手を設けることもできる。
これにより、より狭い空間であっても点検口の開閉が可能となり、穀物乾燥機を作業場の壁際に接近させて設置したり、複数の穀物乾燥機を接近させて並設することが可能となる。また、開閉蓋を点検口の内側から当接させるので、穀物の圧力によって開閉蓋と点検口との密着度が増すことになり、開閉蓋をねじ等によって強固に止着する必要がない。
さらに、前記点検口の縁部と前記開閉蓋とには緩やかにチェーンを掛け渡すことにより、開閉蓋を外したときに該開閉蓋が落下することがなく、さらに、開閉蓋の片側の上下部にそれぞれチェーンを装着すれば、該チェーンを中心にして該開閉蓋を穀物貯留部の内側方向へ回動して点検口を開けることができる。
開閉蓋に取っ手を設けることにより、該取っ手を握って開閉蓋を僅かに上方に移動させて開閉蓋の下辺の一対のフランジと前記点検口の下縁部との遊嵌状態を解除し、次いで、開閉蓋を穀物貯留部内等に移動させることが容易となる。
穀物乾燥機の一部を破断した正面図である。 本発明の点検口及び開閉蓋の実施の形態を示す一部拡大斜視図である。 同上において点検口を開いた状態を示す斜視図である。 図2における開閉蓋の斜視図である。 同上の開閉蓋の拡大側面図である。
本発明の実施の形態について図面とともに説明する。
図1は、本発明の実施形態を示す穀物乾燥機の正面図である。穀物乾燥機1の上部には穀粒を貯留する穀粒貯留部6を設け、その下部には穀物乾燥部5を設ける。前記穀物乾燥部5には前記穀物貯留部6内の穀粒を流下させるための一対の穀物乾燥室4を配設する。前記穀物乾燥室4は多孔壁によって形成され、一対の穀物乾燥室4によって囲まれる空間を熱風室3となすとともに各穀物乾燥室4の外側をそれぞれ排風室となす。前記熱風室3の一端部にはバーナ等からなる熱風生成装置(図示せず)が配置される一方、前記一対の排風室4であって前記熱風生成装置の反対側端部には排風ファン(図示せず)が配設される。さらに、前記穀物乾燥室4の下端のロータリーバルブ8から流下する穀物を前記穀物貯留部6に搬送する揚穀機7を穀物乾燥機1の前面に立設する。
前記穀物貯留部6は周縁に組付け用フランジを形成した複数のプレート6aを組み合わせることによって形成され、該穀物貯留部6内には前記複数のプレート6aどうしに掛け渡す補強ステー(図示せず)が縦横に設けられる。また、前記補強ステーを取り付けるプレート6aを補強するため、前記プレート6aの外側面には、両側部を折曲してに立上げ部9aを有する補強金具9が穀物貯留部6の上下方向にわたって複数設けられる。
図2及び図3は、本実施形態における点検口10及び開閉蓋12を示す一部拡大斜視図である。
前記穀物貯留部6の左右両側壁の適宜箇所には前記プレート6aを設けずに点検口10を形成する。前記点検口10は前記穀物貯留部6の下段又は下段寄りにあって、例えば、縦700mm、横500mm程度の大きさで開口される。
前記点検口10の上縁部及び左右縁部には前記穀物貯留部6内側から前記開閉蓋12の周縁部と当接するための当接枠11を設ける。すなわち、一対の前記補強金具9で挟まれる箇所を点検口10となし、該点検口10の上縁部及び左右縁部には前記開閉蓋12が嵌めこまれるよう前記開閉蓋12の周縁部の厚さ寸法だけ外方へ張り出してけい構え状(冂)に前記当接枠11を設ける。前記当接枠11の当接面の幅は前記開閉蓋12の周縁部の幅と略一致させ、該当接枠11と前記プレート6aとの間は密着させて固定される。
前記開閉蓋12は、上辺部及び左右辺部を各折曲して断面箱状の当接部12aを備えるとともに、下辺部に沿って一対のフランジ13a,13bを設ける。前記一対のフランジ13a,13bは、これら一対のランジ13a,13bによって、前記点検口10の下縁部を形成するプレート6aの上端部6bを上方から跨いで挟み込むように設けられ、かつ、前記穀物貯留部6内部側の前記フランジ13bは、その下部を前記穀物貯留部6内部側へ傾斜させて設け、これにより、これら一対のフランジ13a,13bで前記プレート6aの上端部6bを遊嵌したとき、前記上端部6bを中心に前記開閉蓋12が前記穀物貯留部6の内側へ回動可能となる。そのため、前記一対のフランジ13a,13bは、前記当接枠11で形成される点検口10の幅以内の長さとする。
前記開閉蓋12の当接部aの両側面の上部寄りにはそれぞれ係止孔14を設けるとともに、該係止孔14に対応する当接枠11及び補強金具9の立上げ部9aにもそれれ係止孔を設ける(図示せず)。さらに、前記点検口10を挟む一対の補強金具9には鉤状に折曲した係止ピン15及び該係止ピン15を回動自在に保持する保持金具16をそれぞれ設け、前記係止ピン15を前記開閉蓋12の係止孔14に挿通することによって前記開閉蓋12を前記点検口10に密着させた状態で係止することができる。
符号17は、開閉蓋12の表側に設けた取っ手である。
したがって、穀物乾燥機1の運転終了後に機内の点検等を行うために点検口10を開口すべく開閉蓋12を開く場合は、梯子等を登って一対の係止ピン15を前記開閉蓋12の各係止孔14から引き抜いた後、取っ手17を握って前記開閉蓋12を上方に持ち上げながら穀物貯留部6内に移動させる。このとき、開閉蓋12下縁部の内部側のフランジ13bが内部側に傾斜しているので、該開閉蓋12上部が機内側へ回動可能となる。次いで、開閉蓋12を機外に取り出す場合は、開閉蓋12を横に寝かせた状態で点検口10から取り出す。
点検作業等が終わって点検口10を閉める場合は、開閉蓋12を横にして点検口10から機内に入れた後、機内から開閉蓋12下辺部の一対のフランジ13a,13bを点検口10の下縁部であるプレート6aの上端部6bに上方から跨ぐように遊嵌させ、次いで、開閉蓋12を前記フランジ13a,13bを中心に上方へ回動させて点検口10に嵌入して密着させるとともに、係止ピン15を係止孔14に挿通して係止する。
次に、チェーンを使った実施例について説明する。
前記開閉蓋12の左右いずれか一側寄りの上下にそれぞれチェーン20の一端を固着するとともに、点検口10に隣接する補強金具9に前記チェーン20の他端を緩やかな状態で固着する(図2参照)。
これにより、上述のように開閉蓋12を点検口10から外したときに、上下にそれぞれ自由度を持たせて設けた前記チェーン20が蝶番の作用を奏すことによって、開閉蓋12をドアのように開閉することができる(図3参照)。
さらに、前記開閉蓋12の他側寄りに、チェーン等によって吊設したフック21を備えることによって、前記開閉蓋12のチェーン20を中心に開閉蓋12を機内側へ開いたときに、前記フック21を穀物貯留部6内部の補強ステー等に引っ掛けて、開閉蓋12を開いた状態で保持することができる。
本発明の穀物乾燥機の点検口は、開閉スペースが小さい場所においても開閉蓋の開閉が可能であるので極めて利用価値が高い。
1 穀物乾燥機
2 排風室
3 熱風室
4 穀物乾燥室
5 穀物乾燥部
6 穀物貯留部
7 揚穀機
8 ロータリバルブ
9 補強金具
10 点検口
11 当接枠
12 開閉蓋
13 フランジ
14 係止孔
15 係止ピン
16 保持金具
17 取っ手
20 チェーン
21 フック




























Claims (4)

  1. 穀物乾燥部に上載して穀物貯留部を設け、前記穀物乾燥部から流下する穀物を前記穀物貯留部へ搬送する揚穀機を立設し、前記穀物貯留部の壁面には矩形の点検口及び該点検口を開閉する開閉蓋を設けてなる穀物乾燥機において、
    前記点検口の上縁部及び左右縁部には前記穀物貯留部内側から前記開閉蓋の周縁部と当接するための当接枠を設ける一方、前記開閉蓋の下辺には前記点検口の下縁部を遊嵌する一対のフランジを設け、さらに、前記開閉蓋の左右辺と前記点検口の左右縁部とを貫通する係止孔をそれぞれ設け、前記各係止孔にそれぞれ貫通して前記開閉蓋を係止する一対の係止ピンを設けたことを特徴とする穀物乾燥機の点検口。
  2. 前記開閉蓋の下辺の一対のフランジのうち前記穀物貯留部の内部側のフランジは、該穀物貯留部の内部側に傾斜させて設けてなる請求項1の穀物乾燥機の点検口。
  3. 前記点検口の縁部と前記開閉蓋とには緩やかにチェーンを掛け渡してなる請求項1又は2の穀物乾燥機の点検口。
  4. 前記開閉蓋には取っ手を設けてなる請求項1乃至3いずれかの穀物乾燥機の点検口。


























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