JP6787938B2 - ダンプトラック - Google Patents

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Description

本発明は、湿式多板ブレーキを備えたダンプトラックに関する。
乗用車等の一般車両やダンプトラック等の運搬車両といった車両に搭載される湿式多板ブレーキは、複数の摩擦板を互いに圧接させることにより車軸に摩擦力を付与して車軸の回転を制動させる。この制動時に摩擦熱が発生するため、冷却油を循環させて複数の摩擦板の間に冷却油を流すことにより湿式多板ブレーキを冷却する技術が知られている。
例えば特許文献1には、冷却油を貯留するオイルタンクと、オイルタンク内の冷却油を湿式多板ブレーキに圧送する冷却用ポンプと、冷却用ポンプの下流側に配置されたフィルタと、フィルタの下流側に配置されて冷却用ポンプから吐出した冷却油を冷却するオイルクーラと、を備えた冷却油回路が開示されている。湿式多板ブレーキを作動させると、複数の摩擦板は互いに擦れ合って摩耗するため、冷却油回路を循環する冷却油中には摩耗粉等の異物が混入しやすい。そのため、冷却用ポンプの下流側にフィルタを配置させて、冷却油中の異物を取り除いている。
特開2005−54941号公報
特許文献1に記載の冷却油回路において、例えば湿式多板ブレーキを頻繁に作動させるような場合には冷却油中に多量の摩耗粉が混入し、冷却油回路上に配置されたフィルタは目詰まりが発生しやすくなってしまう。フィルタが目詰まりすると、冷却油回路内を流れる冷却油の油量が減って湿式多板ブレーキが冷却されにくくなることから温度異常が発生したり、フィルタを清掃するために頻繁に休車したりしなければならないといった事態が生じる。
さらに、本発明が対象とするダンプトラックは、例えば、鉱山で運搬作業を行う際には通常24時間連続して運転されるため、もしフィルタの清掃作業が生じた場合であっても即座に対応しにくい。また、一方で、運搬した積載物の荷下ろし作業が頻繁に行われており、当該荷下ろし作業は車両の停車中に行われるものであるが、この場合には、オペレータは荷下ろし作業に拘束されるため、フィルタの清掃作業を行うことができない。したがって、ダンプトラックでは、フィルタを清掃するために頻繁に休車することが難しい。
そこで、本発明の目的は、湿式多板ブレーキを冷却する冷却回路上に設けられたフィルタの目詰まりを抑制することが可能なダンプトラックを提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明は、摩擦力を付与して車輪の回転を制動させる湿式多板ブレーキと、車両を駐車させるためのパーキングブレーキと、前記パーキングブレーキのON状態とOFF状態とを切り換えるパーキングブレーキスイッチと、前記車両を前進させる前進位置、前記車両を停止させる中立位置、及び前記車両を後進させる後進位置のうちのいずれかに切り換えるシフトレバーと、冷却油を循環させて前記湿式多板ブレーキを冷却する冷却回路と、を備え、前記冷却回路には、前記湿式多板ブレーキに供給する冷却油を吐出する油圧ポンプと、前記油圧ポンプから吐出された冷却油を冷却するオイルクーラと、前記油圧ポンプと前記オイルクーラとの間において冷却油中の異物を除去するフィルタと、前記湿式多板ブレーキを通過した冷却油を貯蔵するタンクと、が設けられたダンプトラックであって、前記冷却回路における前記油圧ポンプと前記フィルタとを接続する管路から分岐して設けられ、前記油圧ポンプから吐出された冷却油を濾過する濾過用フィルタを有し、前記濾過用フィルタを通過した冷却油を前記タンクに戻す濾過回路と、前記冷却回路と前記濾過回路とを切り換える切換弁と、前記ダンプトラックの車速を検出する車速センサと、前記切換弁の動作を制御するコントローラと、を備え、前記コントローラは、前記パーキングブレーキスイッチからの信号、前記シフトレバーからの操作信号、及び前記車速センサからのセンサ値に基づいて、前記パーキングブレーキがON状態であり、かつ前記シフトレバーが中立位置であって、車速が0である特定条件を満たすか否かを判定する特定条件判定部と、前記特定条件判定部において前記特定条件を満たすと判定された場合に、前記切換弁に対して前記冷却回路から前記濾過回路への切換えを指令する回路切換指令部と、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、湿式多板ブレーキを冷却する冷却回路上に設けられたフィルタの目詰まりを抑制することができる。上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の実施形態に係るダンプトラックの外観を示す側面図である。 運転室内の一構成例を示す図である。 ダンプトラックに搭載された主要機器の位置関係を説明する上面図である。 冷却回路の構成について説明する回路図である。 濾過回路の構成について説明する回路図である。 コントローラ周辺の接続構成及びコントローラが有する機能構成を示す図である。 コントローラ内で実行される処理の流れを示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態に係るダンプトラックの一態様として、湿式多板ブレーキを備えたダンプトラックについて説明する。
<ダンプトラック1の全体構成>
まず、ダンプトラック1の全体構成について、図1〜3を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るダンプトラック1の外観を示す側面図である。図2は、運転室2内の一構成例を示す図である。図3は、ダンプトラック1に搭載された主要機器の位置関係を説明する上面図である。なお、以下の説明において、ダンプトラック1の車幅方向のうち、進行方向の前方を向いて運転席に座ったオペレータの左手側を車幅方向の「左側」とし、右手側を車幅方向の「右側」とする。
ダンプトラック1は、車両全体を支持する枠体である車体フレーム10と、車体フレーム10の前部に回転可能に取り付けられた左右一対の前輪11Aと、車体フレーム10の後部に回転可能に取り付けられた左右一対の後輪11Bと、大量の土砂や鉱物等を積載するベッセル12と、オペレータが搭乗する運転室2と、車体フレーム10の前部に立設された機械室3と、を備えている。なお、図1では、左右一対の前輪11A及び後輪11Bのうち左側の前輪11A及び後輪11Bのみを示している。
ベッセル12は、車体フレーム10に傾転可能に取り付けられており、車体フレーム10との間を連結する左右一対のホイストシリンダ120(図1では左側のみを示す)を伸縮させることにより上下方向に傾転(回動)することができる。具体的には、ホイストシリンダ120を収縮させると下方に回動して車体フレーム10に着座する倒伏姿勢となり、ホイストシリンダ120を伸長させると上方に回動して積載物を放出する起立姿勢となる。
また、ダンプトラック1は、図2に示すように、機械室3に収容されたエンジン31と、エンジン31の出力側に接続されたエンジンシャフト32と、後輪11Bの駆動源である走行モータ33と、摩擦力を付与して後輪11Bの回転を制動させる湿式多板ブレーキ34と、車両を駐車させるためのパーキングブレーキ35と、を有している。なお、図2では、便宜上、前輪11A及び後輪11Bの図示を省略している。走行モータ33、湿式多板ブレーキ34、及びパーキングブレーキ35はいずれも、左右一対の後輪11Bに対応するように一対搭載されている。
走行モータ33は、エンジン31の駆動力で動作する発電機(不図示)からの電力によって回転駆動する。そして、走行モータ33の回転駆動力が、走行モータ33の出力軸330及び後輪11Bと一体に回転する車輪取付筒36を介して後輪11Bに伝達されることにより、後輪11Bが回転駆動してダンプトラック1が走行する。
湿式多板ブレーキ34は、複数の摩擦板(不図示)を互いに圧接させることにより車輪取付筒36に対して摩擦力を付与し、車輪としての後輪11Bの回転を制動させるものである。したがって、湿式多板ブレーキ34を作動させると、複数の摩擦板が互いに擦れ合うことによって摩擦熱が発生すると共に摩耗粉が生じる。そこで、ダンプトラック1は、冷却油を循環させて湿式多板ブレーキ34を冷却する冷却回路41と、冷却油を濾過して摩耗粉等の異物を除去する濾過回路42と、を備えている。これら冷却回路41及び濾過回路42の具体的な構成については後述する。
また、図3に示すように、運転室2には、パーキングブレーキ35のON状態とOFF状態とを切り換えるパーキングブレーキスイッチ21と、車両を前進させる前進位置、車両を停止させる中立位置、及び車両を後進させる後進位置のうちのいずれかに切り換えるシフトレバー22と、車両の走行状態等を表示するモニター23と、が設けられている。なお、本実施形態では、オペレータがパーキングブレーキスイッチ21を押すことにより、パーキングブレーキ35において付勢されていたバネが解除されてパーキングブレーキ35がON状態となり、車両は停止して駐車状態となる。
<冷却回路41及び濾過回路42の構成>
次に、冷却回路41及び濾過回路42の構成について、図4及び図5を参照して説明する。
図4は、冷却回路41の構成について説明する回路図である。図5は、濾過回路42の構成について説明する回路図である。なお、図4では冷却回路41を通る場合の冷却油の通り道を、図5では濾過回路42を通る場合の冷却油の通り道を、それぞれ太線で示している。
冷却回路41上には、湿式多板ブレーキ34と、冷却油を貯蔵するタンク411と、湿式多板ブレーキ34に供給する冷却油をタンク411から吸い込んで吐出する油圧ポンプ412と、タンク411と油圧ポンプ412との間において冷却油中の異物を除去する第1ポンプ用フィルタ413と、油圧ポンプ412から吐出された冷却油を冷却するオイルクーラ414と、油圧ポンプ412とオイルクーラ414との間において冷却油中の異物を除去するフィルタとしての冷却回路用フィルタ415と、が設けられている。
また、本実施形態に係る冷却回路41は、油圧ポンプ412と冷却回路用フィルタ415とを接続する管路から分岐してタンク411に接続された管路を有しており、当該管路上にはチェック弁416が設けられている。
濾過回路42は、冷却回路41における油圧ポンプ412と冷却回路用フィルタ415とを接続する管路から分岐してタンク411に接続された第1濾過管路420Aと、冷却回路41における第1ポンプ用フィルタ413と油圧ポンプ412とを接続する管路から分岐してタンク411に接続された第2濾過管路420Bと、を有して構成されている。
第1濾過管路420A上には、油圧ポンプ412から吐出された冷却油を濾過するための第1〜第3濾過用フィルタ421A,421B,421Cが設けられている。本実施形態では、第1濾過用フィルタ421Aと、第2濾過用フィルタ421Bと、第3濾過用フィルタ421Cとが並列に接続されており、これら第1〜第3濾過用フィルタ421A,421B,421Cによって濾過用フィルタユニット421が構成されている。
このように、濾過回路42では、第1〜第3濾過用フィルタ421A,421B,421Cの3つが並列に接続されていることにより、第1〜第3濾過用フィルタ421A,421B,421Cのそれぞれにおいて並行して冷却油中の異物を濾過することができるため、濾過精度の向上が図れる。
第2濾過管路420B上には、第2ポンプ用フィルタ422が設けられている。この第2ポンプ用フィルタ422及び冷却回路41上の第1ポンプ用フィルタ413はいずれも、油圧ポンプ412によってタンク411から汲み上げられた冷却油中の異物を除去するためのものであり、油圧ポンプ412内への異物混入に伴う故障の防止が図れる。
冷却回路41における油圧ポンプ412と冷却回路用フィルタ415とを接続する管路と第1濾過管路420Aとの分岐点には第1切換弁51が、冷却回路41における第1ポンプ用フィルタ413と油圧ポンプ412とを接続する管路と第2濾過管路420Bとの分岐点には第2切換弁52が、それぞれ設けられている。
第1切換弁51は、油圧ポンプ412と接続された第1ポート51Aと、冷却回路用フィルタ415と接続された第2ポート51Bと、濾過用フィルタユニット421と接続された第3ポート51Cと、を有する三方弁である。第2切換弁52は、第1ポンプ用フィルタ413と接続された第1ポート52Aと、油圧ポンプ412と接続された第2ポート52Bと、第2ポンプ用フィルタ422と接続された第3ポート52Cと、を有する三方弁である。
第1切換弁51及び第2切換弁52はそれぞれ、冷却回路41と濾過回路42とを切り換えるものであり、コントローラ6によって動作が制御されている。冷却回路41の場合、第1切換弁51及び第2切換弁52はいずれも、第1ポート51A,52A及び第2ポート51B,52Bが開き、かつ第3ポート51C,52Cが閉じている。濾過回路42の場合、第1切換弁51は、第1ポート51A及び第3ポート51Cが開き、かつ第2ポート51Bが閉じており、第2切換弁52は、第2ポート52B及び第3ポート52Cが開き、かつ第1ポート52Aが閉じている。
図4において太線で示すように、冷却回路41では、タンク411に貯蔵された冷却油は、第1ポンプ用フィルタ413を通過した上で、第2切換弁52の第1ポート52A及び第2ポート52Bを通って油圧ポンプ412から吐出される。
次に、油圧ポンプ412から吐出された冷却油は、第1切換弁51の第1ポート51A及び第2ポート51Bを通り、その一部が冷却回路用フィルタ415を通過した上でオイルクーラ414により冷却され、残りの一部がチェック弁416を通過してタンク411に戻る。
オイルクーラ414で冷却された冷却油は、湿式多板ブレーキ34の複数の摩擦板の間を通過して湿式多板ブレーキ34を冷却する。そして、湿式多板ブレーキ34の複数の摩擦板の間を通過した冷却油はタンク411に戻る。このように、冷却油は冷却回路41内を循環する。
図5において太線で示すように、濾過回路42では、タンク411に貯蔵された冷却油は、第2ポンプ用フィルタ422を通過した上で、第2切換弁52の第3ポート52C及び第2ポート52Bを通って油圧ポンプ412から吐出される。
次に、油圧ポンプ412から吐出された冷却油は、第1切換弁51の第1ポート51A及び第3ポート51Cを通った後で三股に分かれて、第1〜第3濾過用フィルタ421A,421B,421Cのそれぞれを通過する。そして、第1濾過用フィルタ421Aを通過した冷却油、第2濾過用フィルタ421Bを通過した冷却油、及び第3濾過用フィルタ421Cを通過した冷却油は、合流してタンク411に戻る。
本実施形態では、第1濾過管路420A上であって濾過用フィルタユニット421(第1〜第3濾過用フィルタ421A,421B,421C)の上流側に、第1切換弁51と濾過用フィルタユニット421との間の管路内の圧力を検出する圧力センサ423が設けられている。
<コントローラ6の構成>
次に、コントローラ6の構成について、図6及び図7を参照して説明する。
図6は、コントローラ6周辺の接続構成及びコントローラ6が有する機能構成を示す図である。図7は、コントローラ6内で実行される処理の流れを示すフローチャートである。
コントローラ6は、CPU、RAM、ROM、入力I/F、及び出力I/Fがバスを介して互いに接続されて構成される。そして、パーキングブレーキスイッチ21及びシフトレバー22等の操作装置や圧力センサ423及びダンプトラック1の車速を検出する車速センサ24(図6参照)等のセンサが入力I/Fに接続され、第1切換弁51、第2切換弁52、及びモニター23等が出力I/Fに接続されている。
このようなハードウェア構成において、ROMや光学ディスク等の記録媒体に格納された演算プログラム(ソフトウェア)をCPUが読み出してRAM上に展開し、展開された演算プログラムを実行することにより、演算プログラムとハードウェアとが協働して、コントローラ6の機能を実現する。
なお、本実施形態では、コントローラ6をソフトウェアとハードウェアとの組み合わせによって構成されるコンピュータとして説明しているが、これに限らず、他のコンピュータの構成の一例として、ダンプトラック1の側で実行される演算プログラムの機能を実現する集積回路を用いてもよい。
図6に示すように、コントローラ6は、データ取得部61と、特定条件判定部62と、回路切換指令部63と、経過時間判定部64と、圧力判定部65と、報知指令部66と、記憶部60と、を含む。
データ取得部61は、パーキングブレーキスイッチ21からの信号、シフトレバー22からの操作信号、車速センサ24からのセンサ値、及び圧力センサ423からのセンサ値をそれぞれ取得する。
特定条件判定部62は、パーキングブレーキ状態判定部621と、シフトレバー状態判定部622と、車速判定部623と、を含んで構成される。
パーキングブレーキ状態判定部621は、データ取得部61で取得されたパーキングブレーキスイッチ21からの信号に基づいて、パーキングブレーキ35がON状態であるか否か、すなわち車両が駐車状態であり、湿式多板ブレーキ34が解除されているか否かを判定する。
シフトレバー状態判定部622は、データ取得部61で取得されたシフトレバー22からの操作信号に基づいて、シフトレバー22が中立位置であるか否か、すなわち車両が停止状態であり、走行モータ33が回転駆動されないか否かを判定する。
車速判定部623は、データ取得部61で取得された車速センサ24からのセンサ値に基づいて、車速が0(ゼロ)である(例えば、坂道で車両が駐車しても静止状態である)か否かを判定する。
ここで、「特定条件」とは、パーキングブレーキ35がON状態であり、かつシフトレバー22が中立位置であって、車速が0である場合をいう。したがって、特定条件判定部62は、パーキングブレーキ状態判定部621、シフトレバー状態判定部622、及び車速判定部623のそれぞれにおける判定に基づいて、特定条件を満たすか否かを判定する。
回路切換指令部63は、特定条件判定部62において特定条件を満たすと判定された場合に、第2切換弁52及び第1切換弁51に対して冷却回路41から濾過回路42への切換えを指令する。また、回路切換指令部63は、経過時間判定部64における判定結果、及び報知指令部66の報知指令に基づき、第2切換弁52及び第1切換弁51に対して濾過回路42から冷却回路41への切換えを指令する。
経過時間判定部64は、回路切換指令部63からの指令に基づく冷却回路41から濾過回路42への切り換わり時からの経過時間を計測する経過時間計測部640を含んでおり、経過時間計測部640で計測された経過時間が記憶部60から読み出した所定の経過時間であるか否かを判定する。そして、経過時間判定部64において経過時間計測部640で計測された経過時間が所定の経過時間であると判定された場合に、回路切換指令部63が第2切換弁52及び第1切換弁51に対して濾過回路42から冷却回路41への切換えを指令する。
圧力判定部65は、データ取得部61で取得された圧力センサ423からのセンサ値(圧力センサ値)Pに基づいて、第1切換弁51と濾過用フィルタユニット421(第1〜第3濾過用フィルタ421A,421B,421C)との間の管路内の圧力が記憶部60から読み出した所定の圧力閾値Pthよりも大きいか否かを判定する。
記憶部60は、冷却回路41から濾過回路42への切り換わり時からの所定の経過時間、及び第1切換弁51と濾過用フィルタユニット421との間の管路内の圧力に関する所定の圧力閾値Pthを記憶している。
報知指令部66は、特定条件判定部62において特定条件を満たすと判定され、かつ圧力判定部65において圧力センサ値P(第1切換弁51と濾過用フィルタユニット421との間の管路内の圧力)が所定の圧力閾値Pthよりも大きいと判定された場合に(P>Pth)、モニター23に対して濾過用フィルタユニット421(第1〜第3濾過用フィルタ421A,421B,421C)の交換時期の報知を指令する。
したがって、本実施形態におけるモニター23は、濾過用フィルタユニット421の交換時期を報知する報知装置の一態様である。なお、報知装置としては必ずしもモニターのような表示機器である必要はなく、例えば、音を出してオペレータに報知するような音声機器であってもよい。
図7に示すように、コントローラ6では、まず、データ取得部61が、パーキングブレーキスイッチ21からの信号、シフトレバー22からの操作信号、及び車速センサ24からのセンサ値をそれぞれ取得する(ステップS800)。
次に、パーキングブレーキ状態判定部621は、ステップS800において取得されたパーキングブレーキスイッチ21からの信号に基づいて、パーキングブレーキ35がON状態であるか否かを判定する(ステップS801)。
ステップS801においてパーキングブレーキ35がON状態であると判定された場合(ステップS801/YES)、シフトレバー状態判定部622は、ステップS800において取得されたシフトレバー22からの操作信号に基づいて、シフトレバー22が中立位置にあるか否かを判定する(ステップS802)。
ステップS802においてシフトレバー22が中立位置であると判定された場合(ステップS802/YES)、車速判定部623は、ステップS800において取得された車速センサ24からのセンサ値に基づいて、車速が0であるか否かを判定する(ステップS803)。
ステップS803において車速が0である(車速=0)と判定された場合(ステップS803/YES)、特定条件判定部62において特定条件を満たすと判定された場合に該当するため、回路切換指令部63は、第2切換弁52及び第1切換弁51に対して冷却回路41から濾過回路42への切換え(冷却回路41→濾過回路42)を指令する(ステップS804)。
このように、特定条件を満たす場合、すなわち車両が走行中でなく冷却回路41によって湿式多板ブレーキ34を冷却する必要がない場合に、コントローラ6からの指令にて冷却回路41から濾過回路42へ切り換えて、濾過回路42上に設けられた第1〜第3濾過用フィルタ421A,421B,421Cを用いて冷却油中の異物を濾過することにより、冷却回路41上に設けられた冷却回路用フィルタ415の目詰まりを抑制することができる。これにより、冷却回路41内を流れる冷却油の油量を一定量に維持することが可能となり、湿式多板ブレーキ34を冷却するのに十分な冷却油を湿式多板ブレーキ34に対して供給することができる。
次に、データ取得部61は、圧力センサ423からのセンサ値(圧力センサ値)P、すなわち第1切換弁51と濾過用フィルタユニット421との間の管路内の圧力値Pを取得する(ステップS805)。
そして、圧力判定部65は、ステップS805において取得された圧力センサ値Pが所定の圧力閾値Pthよりも大きいか否かを判定する(ステップS806)。ステップS806において圧力センサ値Pが所定の圧力閾値Pthよりも大きい(P>Pth)と判定された場合(ステップS806/YES)、報知指令部66は、モニター23に対して濾過用フィルタユニット421の交換時期の報知を指令する(ステップS807)。
ステップS807において報知指令部66がモニター23に対して報知指令をした場合、回路切換指令部63は、第2切換弁52及び第1切換弁51に対して濾過回路42から冷却回路41への切換え(濾過回路42→冷却回路41)を指令し(ステップS809)、コントローラ6での処理が終了する。
このように、濾過用フィルタユニット421の上流側に設けられた圧力センサ423からの圧力センサ値Pと所定の圧力閾値Pthとの大小関係をコントローラ6にて判定し、モニター23を用いて第1〜第3濾過用フィルタ421A,421B,421Cの目詰まりの状態をオペレータに報知することにより、オペレータや作業員等が定期的に第1〜第3濾過用フィルタ421A,421B,421Cの目詰まりの状態を点検する必要がなくなる。
また、車両の走行中に、第1〜第3濾過用フィルタ421A,421B,421Cの目詰まりの状態をオペレータに報知した場合には、オペレータはすぐに第1〜第3濾過用フィルタ421A,421B,421Cの清掃作業(以下、単に「清掃作業」とする)を行うことができないため、オペレータにより当該報知が切られ、清掃作業をそのまま失念されてしまうことがある。しかしながら、本実施形態に係るコントローラ6の処理では、ダンプトラック1における作業の変わり目である車両の停車時に、オペレータに対して第1〜第3濾過用フィルタ421A,421B,421Cの目詰まりの状態が報知されるため、清掃作業を失念しにくくなる。
ステップS806において圧力センサ値Pが所定の圧力閾値Pth以下である(P≦Pth)と判定された場合(ステップS806/NO)、経過時間判定部64は、経過時間計測部640で計測された経過時間が所定の経過時間か否かを判定する(ステップS808)。
ステップS808において経過時間計測部640で計測された経過時間が所定の経過時間である場合、すなわちステップS804において冷却回路41から濾過回路42へ切り換わった時から所定の経過時間が経過した場合(ステップS808/YES)、回路切換指令部63は、第2切換弁52及び第1切換弁51に対して濾過回路42から冷却回路41への切換え(濾過回路42→冷却回路41)を指令し(ステップS809)、コントローラ6での処理が終了する。
このように、コントローラ6において冷却回路41から濾過回路42への切り換わり時からの経過時間を計測し、計測された経過時間が予め設定しておいた経過時間(記憶部60に記憶された所定の経過時間)を経過した場合に、コントローラ6の側で自動的に濾過回路42から冷却回路41へ切り換えることにより、オペレータや作業員によるボタン操作等にて濾過回路42から冷却回路41へ戻すといった作業をしなくて済むため、作業効率を向上させることができる。
ステップS808において経過時間計測部640で計測された経過時間が所定の経過時間でない場合、すなわちステップS804において冷却回路41から濾過回路42へ切り換わった時から所定の経過時間が経過していない場合(ステップS808/NO)、所定の経過時間が経過するまで(ステップS808/YES)濾過回路42のままとなる。
また、ステップS801においてパーキングブレーキ35がOFF状態であると判定された場合(ステップS801/NO)、ステップS802においてシフトレバー22が中立位置でない、すなわち前進位置又は後進位置であると判定された場合(ステップS802/NO)、及びステップS803において車速が0でないと判定された場合(ステップS803/NO)は、いずれも特定条件を満たしていないため、コントローラ6での処理が終了する。
本実施形態では、まずステップS801においてパーキングブレーキ35の状態を判定し、次にステップS802においてシフトレバー22の状態を判定し、最後にステップS803において車速の値についての判定を行っているが、必ずしもこの順序で各判定を行う必要はない。ただし、シフトレバー22の状態判定については、オペレータが前進位置又は後進位置に操作する際にシフトレバー22が中立位置を通過することになるため、誤判定を防ぐ目的から、パーキングブレーキ35の状態を判定した後に行うことが望ましい。
以上、本発明の実施形態について説明した。なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、本実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、また、本実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。またさらに、本実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
例えば、上記実施形態では、第1切換弁51及び第2切換弁52によって冷却回路41と濾過回路42とを切り換えていたが、濾過回路42は少なくとも冷却回路41における油圧ポンプ412と冷却回路用フィルタ415とを接続する管路から分岐して設けられていればよいため、この場合には第1切換弁51のみによって冷却回路41と濾過回路42とを切り換えることが可能となる。すなわち、濾過回路42は、必ずしも第2濾過管路420Bを有している必要はない。
また、上記実施形態では、第1〜第3濾過用フィルタ421A,421B,421Cの交換時期を知るために、濾過回路42における第1〜第3濾過用フィルタ421A,421B,421Cの上流側に設けられた圧力センサ423を用いて第1切換弁51と第1〜第3濾過用フィルタ421A,421B,421Cとの間の管路内の圧力を検出していたが、これに限らず、例えば第1〜第3濾過用フィルタ421A,421B,421Cにおける上流側と下流側との差圧を検出してもよい。
また、上記実施形態では、濾過回路42には複数の濾過用フィルタ(第1〜第3濾過用フィルタ421A,421B,421C)が設けられていたが、必ずしも複数である必要はなく、濾過用フィルタの数については特に制限はない。
また、上記実施形態では、コントローラ6は、経過時間計測部640で計測された経過時間を判定するための経過時間判定部64を含んでいたが、必ずしも経過時間判定部64を含んでいる必要はなく、例えば経過時間計測部640で計測された経過時間が所定の経過時間であることを回路切換指令部63において判断してもよい。
1:ダンプトラック
6:コントローラ
11B:後輪(車輪)
21:パーキングブレーキスイッチ
22:シフトレバー
23:モニター(報知装置)
24:車速センサ
34:湿式多板ブレーキ
35:パーキングブレーキ
41:冷却回路
42:濾過回路
51:第1切換弁(切換弁)
62:特定条件判定部
63:回路切換指令部
65:圧力判定部
66:報知指令部
411:タンク
412:油圧ポンプ
414:オイルクーラ
415:冷却回路用フィルタ(フィルタ)
421A,421B,421C:第1〜第3濾過用フィルタ(濾過用フィルタ)
423:圧力センサ
640:経過時間計測部
Pth:所定の圧力閾値

Claims (4)

  1. 摩擦力を付与して車輪の回転を制動させる湿式多板ブレーキと、車両を駐車させるためのパーキングブレーキと、前記パーキングブレーキのON状態とOFF状態とを切り換えるパーキングブレーキスイッチと、前記車両を前進させる前進位置、前記車両を停止させる中立位置、及び前記車両を後進させる後進位置のうちのいずれかに切り換えるシフトレバーと、冷却油を循環させて前記湿式多板ブレーキを冷却する冷却回路と、を備え、前記冷却回路には、前記湿式多板ブレーキに供給する冷却油を吐出する油圧ポンプと、前記油圧ポンプから吐出された冷却油を冷却するオイルクーラと、前記油圧ポンプと前記オイルクーラとの間において冷却油中の異物を除去するフィルタと、前記湿式多板ブレーキを通過した冷却油を貯蔵するタンクと、が設けられたダンプトラックであって、
    前記冷却回路における前記油圧ポンプと前記フィルタとを接続する管路から分岐して設けられ、前記油圧ポンプから吐出された冷却油を濾過する濾過用フィルタを有し、前記濾過用フィルタを通過した冷却油を前記タンクに戻す濾過回路と、
    前記冷却回路と前記濾過回路とを切り換える切換弁と、
    前記ダンプトラックの車速を検出する車速センサと、
    前記切換弁の動作を制御するコントローラと、を備え、
    前記コントローラは、
    前記パーキングブレーキスイッチからの信号、前記シフトレバーからの操作信号、及び前記車速センサからのセンサ値に基づいて、前記パーキングブレーキがON状態であり、かつ前記シフトレバーが中立位置であって、車速が0である特定条件を満たすか否かを判定する特定条件判定部と、
    前記特定条件判定部において前記特定条件を満たすと判定された場合に、前記切換弁に対して前記冷却回路から前記濾過回路への切換えを指令する回路切換指令部と、を含む
    ことを特徴とするダンプトラック。
  2. 請求項1に記載のダンプトラックであって、
    前記コントローラは、前記冷却回路から前記濾過回路への切り換わり時からの経過時間を計測する経過時間計測部を含み、
    前記回路切換指令部は、前記経過時間計測部において計測された経過時間が所定の経過時間である場合に、前記切換弁に対して前記濾過回路から前記冷却回路への切換えを指令する
    ことを特徴とするダンプトラック。
  3. 請求項1に記載のダンプトラックであって、
    前記濾過回路では、前記濾過用フィルタが複数並列に接続されている
    ことを特徴とするダンプトラック。
  4. 請求項1に記載のダンプトラックであって、
    前記濾過回路における前記濾過用フィルタの上流側に設けられた圧力センサと、
    前記濾過用フィルタの交換時期を報知する報知装置と、を備え、
    前記コントローラは、
    前記圧力センサからのセンサ値に基づいて、前記切換弁と前記濾過用フィルタとの間の管路内の圧力が所定の圧力閾値よりも大きいか否かを判定する圧力判定部と、
    前記特定条件判定部において前記特定条件を満たすと判定され、かつ前記圧力判定部において前記切換弁と前記濾過用フィルタとの間の管路内の圧力が所定の圧力閾値よりも大きいと判定された場合に、前記報知装置に対して前記濾過用フィルタの交換時期の報知を指令する報知指令部と、を含む
    ことを特徴とするダンプトラック。
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