JP6787774B2 - 通線用工具 - Google Patents

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Description

この発明は、ケーブルラックを支持する吊りボルトや下床に設けた略水平な横桟や格子枠体等を交わして通線又は配線が容易にできる通線用工具に関するものである。
従来、天井から吊り下げたケーブルラックは、前記天井から吊り下げた吊りボルトの下端をケーブルラックの両側に係止して吊り下げられており、当該吊りボルトはケーブルラックの長手方向に一定の間隔をあけて多数設けられている。この様なケーブルラック上に電線を配線するには、作業者が脚立を用いてケーブルラック上に昇り、そこで作業者が工具を用いて配線していた。
また、下床面の上に水平な横桟や格子枠体が取り付けられている場合があるが、これらの床と格子枠体等の間に電線を通す場合、作業者は当該電線の先端を上から持って、各枠体を交わして電線を配線していた。
特に、天井下に設けたケーブルラックへの配線の場合、作業者が脚立を用いてケーブルラックに昇らなければならず、また、前記ケーブルラック上に足場板を張り、この上を作業者が這いつくばった状態で移動して配線をするため、危険な作業であるとともに準備の手間及び作業の手間の係るものとなっている。また、下床上とその上の水平な格子枠体との間に配線する作業も作業者が水平な格子枠体の上から電線端を持って這いつくばった状態で各枠体を交わして配線しなければならず、極めて手間の係る作業となっている。
そこで、特許文献1のような通線用工具が開発された。これは、電線やケーブルあるいはワイヤーなどの線状部材を保持するための保持体と、保持体を支持するための支持体と、保持体を支持体に対して連結する一対の連結体とが備えられ、これらの保持体、支持体及び一対の連結体によって四角枠を形成し、連結体は、作動手段により、支持体に対して保持体を連結する位置と、支持体と保持体との連結を解除する位置とに位置変更可能とすると共に、一方の連結体が支持体と保持体との連結を解除する位置に位置するときには、少なくとも他方の連結体は支持体に対して保持体を連結する位置に位置するようにした配線用工具であり、前記作動手段に駆動モータを用いたものである。
また、特許文献2のケーブル延線用ガイドロープ引き装置が開発された。これは、長尺な本体と、該本体の長さ方向と直交するように該本体に装着される操作棒と、それぞれの一端側が上記操作棒の長さ方向と平行な軸周りに回動可能に、かつ、上記本体の長さ方向に所定ピッチで上記本体に取り付けられた少なくとも3本のスイングアームと、スイングアーム係止手段と、スイングアーム係止解除手段と、スイングアームの付勢手段と、鍔が上記所定ピッチと同一ピッチで設けられ、該鍔が上記作動位置にある上記少なくとも3本のスイングアームの他端にそれぞれ長さ方向の一側に密接して位置するように装着され、かつ、ガイドロープが長さ方向の他側の端部に取付けられる長尺の案内棒と、上記少なくとも3本のスイングアームのそれぞれが上記作動位置にあるときに該スイングアームと上記案内棒とを係止し、該スイングアームが上記作動位置から上記軸周りに回動する際に該スイングアームと該案内棒との係止を解除する案内棒着脱手段とを備えているものである。
特開2005−117715号公報 特許第4144719号公報
特許文献1のものでは、支持体を長く伸ばした棒状にし、床面に立った作業者が当該支持体を持って、天井下のケーブルラックの各吊りボルト又は各横桟を交わしながら、電線をケーブルラック上に配線することができる。その際吊りボルト又は横桟箇所に来たら、一方の連結体を開けて四角枠体内に吊りボルト又は横桟を入れ、当該一方の連結体を閉じて、他方の連結体を開けて吊りボルト又は横桟を通過させる。
これらの連結体の開閉は全て作業者が駆動モータを操作して行うため、吊りボルト箇所又は各横桟箇所毎に操作しなければならず、依然として手間の係る作業となっている。
また、特許文献2のものは、動力源が不要な装置であるが、本体に一側を回動自在に夫々設けた3本のスイングアームの先端の案内棒との係止手段が案内棒に対向する開口を有した幅の狭い案内棒着脱係止手段であり、係止が確実かつ強固であるとは言えないものである。
また、3本のスイングアームを夫々回動させ、かつ、吊りボルトが通過したスイングアームは逆回転させて案内棒にそれぞれ順に係止しなければならず、動きが煩雑で、それだけ故障の恐れがある。しかも、本体と案内棒とを縦方向に位置させて使用する場合は、各スイングアームの案内棒着脱係止手段の開口部が下に向き、案内棒が外れる恐れがあり、縦方向の使用は困難である。
そこで、この発明は、動力によらず、縦方向の吊りボルトや水平な細径の横桟や枠体等を交わして通線又は配線が可能な通線用工具を提供することを目的としたものである。
請求項1の発明は、相互に噛み合った一対の無限軌道から成り、一方の無限軌道を支持する支持枠体の外側には支持体の一端が固定され、他方の無限軌道を支持する支持枠体の外側には線条体の一端を係止する係止具が設けられ、上記一方の無限軌道の外周に、当該無限軌道に沿って一定間隔をあけて多数の弾性体から成る中空箱型の嵌合体が列を成して並べ設けられ、各嵌合体はその先端面に開口部が設けられ、上記他方の無限軌道の外周に、当該無限軌道に沿って一定間隔をあけて多数のピンが列をなして並べ設けられ、当該各ピンは先端部に、ピンの外径より大径の傘部を有し、上記一方の無限軌道の各嵌合体の開口部から中空部に挿入、嵌合自在とし、常時複数のピンが複数の各嵌合体の中空部に嵌合されており、前記一方の無限軌道の支持枠体に支持され、上記ピンと嵌合する前の嵌合体の背丈を縮ませる第1押圧ガイド体が設けられた、通線用工具とした。
また、請求項2の発明は、前記一方の無限軌道の支持枠体に支持され、上記嵌合体からピンを離脱させるに際し、当該嵌合体の背丈を縮ませる第2押圧ガイド体が設けられた、請求項1に記載の通線用工具とした。
また、請求項3の発明は、上記一方の無限軌道の多数の嵌合体の列は、複数列となり、同様に他方の無限軌道の多数のピンの列は、上記嵌合体の列と相応する複数列となっている、請求項1又は2に記載の通線用工具とした。
請求項1の発明によれば、多数のピンが各嵌合体に嵌合された状態では、各ピンが各嵌合体に把持されており、常時多数のピンが把持されているため、一対の無限軌道は相互に支持され、各無限軌道が回転した場合でも、嵌合状態は維持される。従って、当該通線用工具が吊りボルト等の径の小さな棒材にぶつかった場合でも、作業者の当該通線用工具を押す力で各無限軌道が回転し、これらの二つの無限軌道の間を前記棒材がすり抜けることができる。従って、作業者が前記棒材にぶつかった場合にも、別途操作することなく、容易に前記棒材を交わしながら通線又は配線することができる。
そして、この一対の無限軌道は、各無限軌道が上下の位置でも水平の位置でも嵌合状態が維持されるため、前記棒材が水平方向や垂直方向に位置しても、これらの棒材を交わしてケーブル等の通線又は配線をすることができる。
また、請求項2の発明によれば、ピンが嵌合体から離脱する際に、嵌合体を押圧する第2押圧ガイド体を設けているため、当該箇所でのピンの嵌合体からの離脱を容易にし、スムーズな作業が可能である。
また、請求項3の発明によれば、ピンと嵌合体との把持が複数段(複数列)で行われるため、二つの無限軌道の嵌合は一段の場合と比べ、より強力となり、それ故より抵抗が小さく、スムーズな通線又は配線が可能である。
この発明の実施の形態例1の通線用工具の平面図である。 この発明の実施の形態例1の通線用工具の原理を示す平面断面図である。 この発明の実施の形態例1の通線用工具の原理を示す側面縦断面図である。 この発明の実施の形態例1の通線用工具の一方の無限軌道の複数の嵌合体の先端面図である。 この発明の実施の形態例1の通線用工具の一対の無限軌道の相互の嵌合箇所の断面略図である。 この発明の実施の形態例1の通線用工具の一対の無限軌道の相互の嵌合箇所の一方の無限軌道の側面略図である。 この発明の実施の形態例1の通線用工具の一対の無限軌道の相互の離脱箇所の断面略図である。 この発明の実施の形態例1の通線用工具の一対の無限軌道の相互の離脱箇所の一方の無限軌道の側面略図である。 この発明の実施の形態例1の通線用工具をケーブルラックへの配線作業に用いた例を示す斜視図である。 この発明の実施の形態例1の通線用工具をケーブルラックへの配線作業に用いた例を示す縦断面図である。 この発明の実施の形態例2の通線用工具の側面図である。 この発明の実施の形態例2の通線用工具の使用状態を示す斜視図である。
(実施の形態例1)
以下、この発明の実施の形態例1の通線用工具Aを図に基づいて説明する。
図1に示すように、当該通線用工具Aは相互に噛み合った一対の無限軌道1、2から構成されている。そして、一方の無限軌道1を支持する支持枠体3の外側には、長尺な支持棒4の先端が固定されている。また、他方の無限軌道2を支持する支持枠体5の外側にはケーブル6の一端を係止する係止具7が設けられている。そして、上記支持棒4を縦にした場合、その先端に無限軌道1と2が略水平に支持される。
また、上記一方の無限軌道1の外周に、当該無限軌道1に沿って一定間隔をあけて多数の弾性体から成る中空箱型の嵌合体8が列を成して並べ設けられ、これらの各嵌合体8は無限軌道1を構成する各片1aに上下二段に設けられて、嵌合体8は無限軌道1の外周に沿って二列設けられている(図4参照)。また、各嵌合体8はその先端面に開口部8aが設けられている。
また、上記他方の無限軌道2の外周に、当該無限軌道2に沿って一定間隔をあけて多数のピン9が列をなして並べ設けられ、これらの各ピン9は無限軌道2を構成する各片(図示省略)に上下二段に設けられて、ピン9は無限軌道2の外周に沿って二列設けられている。
また、当該各ピン9は先端部に、ピンの外径より大径の傘部9aを有し、上記一方の無限軌道1の各嵌合体8の開口部8aから中空部8bに挿入、嵌合自在となっており、常時複数のピン9が複数の各嵌合体8の中空部8bに嵌合されている。そしてこの嵌合状態では各ピン9は各嵌合体8に包まれて把持された状態となっている。
これにより無限軌道1と2は対向する多数のピン9と嵌合体8が常時嵌合されて、噛み合わせ状態を維持しており、略水平状態で無限軌道2は無限軌道1に支持された状態となっている。
また、上記一方の無限軌道1の嵌合体8が、他方の無限軌道2のピン9と嵌合する位置の前方の無限軌道1には、図5及び図6に示すように、前記嵌合体8の先端部を抑えて高さを縮ませる第1押圧ガイド体10が設けられている。この第1押圧ガイド体10の両側は無限軌道1の両側の支持枠体3に支持されており、前端部の底面が次第に低くなったテーパー部10aを有している。
これにより、当該箇所に来た嵌合体8は先端面を押されて徐々に圧縮され、高さが低くなる。そして、後端部には各列の嵌合体8の開口部8aに合わせた位置に、前記ピン9の傘部9aが通る幅の切欠き溝10bをそれぞれ設けている。
これにより、当該第1押圧ガイド体10の切欠き溝10bにピン9の先端部が入り、第1押圧ガイド体10箇所を抜けた嵌合体8の先端が弾性により上方に伸び、ピン9の傘部9aが嵌合体8の開口部8aから中空部8bに入る。その際、開口部8aの周縁に設けた切欠き8cが割れて開口部8aが広がり、ピン9が入りやすくなっている。この様にして、ピン9は嵌合体8の略真上から中空部8bに入る。
また、上記他方の無限軌道2のピン9が、一方の無限軌道1の嵌合体8から抜ける位置の前方の無限軌道1には、図7及び図8に示すように、前記嵌合体8の先端部を抑えて高さを縮ませる第2押圧ガイド体11が設けられている。この第2押圧ガイド体11の両側は無限軌道1の両側の支持枠体3に支持されており、前端部の底面が次第に低くなったテーパー部11aを有している。
これにより、当該箇所に来た嵌合体8は先端面を押されて徐々に圧縮され、高さが低くなる。そして、当該前端部には、また、各列の嵌合体8の開口部8aに合わせた位置に、前記ピン9の傘部9aが通る幅の切欠き溝11bをそれぞれ設けている。
従って、ピン9が嵌合した状態で嵌合体8は上記第2押圧ガイド体11に押され、先端面は圧縮されてピン9が当該嵌合体8の開口部8aから抜け、前記切欠き溝11bを通って行く。その際、開口部8aの周縁に設けた切欠き8cが割れて開口部8aが広がり、ピン9が抜けやすくなっている。この様にして、ピン9は嵌合体8の略真上から抜けていく。
次に、この実施の形態例1の通線用工具Aを用いて、天井から吊りボルト12に支持されたダクター13に載置固定されたケーブルラック14の上にケーブル6を通線する通線作業について説明する。
まず、通線用工具Aの係止具7にケーブル6の先端を取付ける。そして、作業者Bは支持棒4を持って、図9に示すように、通線用工具Aの一対の無限軌道1、2をケーブルラック14の上方に位置させてケーブルラック14に沿って床上を移動する。その際、ケーブルラック14の吊りボルト12に当たるが、無限軌道1と2の間に吊りボルト12を入れて通線用工具Aを押していく。
これにより、図1及び図2に示すように、前記吊りボルト12で無限軌道1と無限軌道2の間にあるピン9を押すことなり、無限軌道1及び2が回転し、吊りボルト12は無限軌道1と2の間を通ってこれらの後方からすり抜ける。
また、上記無限軌道1及び2の回転に伴って、無限軌道1の嵌合体8は第1押圧ガイド体10で高さを縮め、当該第1押圧ガイド体10を過ぎると、弾性で伸び、無限軌道2の前部のピン9が嵌合体8の開口部8aから中空部8bに入り込む。その際、各開口部8aの周縁前後に切込み8cを入れているため、ピン9の傘部9aが接触すると切込み8c及び開口部8aが変形し、ピン9及び傘部9aを嵌合体8の中空部8bに入れる。
また、上記無限軌道1及び2の回転に伴って、無限軌道2の後部のピン9は無限軌道1の後部の嵌合体8の開口部8aから抜ける。この場合も、無限軌道1の第2押圧ガイド体11で嵌合体8が背丈を縮め、前記切込み8cと相まって嵌合体8からピン9が抜け、当該第2押圧ガイド体11を通過すると嵌合体8は元の背丈に復元する。
この様にして、一対の無限軌道1、2が相互に嵌合した状態で、吊りボルト12はこれらの間を通過可能であり、無限軌道2の係止具7に係止されたケーブル6はケーブルラック14の上に通線されていく。
次のこの発明の実施の形態例2の通線用工具Cを図11に基づいて説明する。
この実施の形態例2の通線用工具Cは、通線用工具Aとほぼ同じ構成で、無限軌道1の下に無限軌道2が位置し、無限軌道1の支持枠体3の上面に支持棒1の下端が固定されており、ケーブル6を係止する係止具7は無限軌道2の支持枠体5の側面に設けられている。他の構成は通線用工具Aと同じであるため、説明を省略する。
この通線用工具Cは、図12に示すように、床面に設けられた電線やケーブル等を収容する溝15の開口部に沿って多数の横桟16が間隔をあけて設けられている場合に、当該横桟16内にケーブルを収容する場合に使用する。
この場合、図12に示すように無限軌道2の係止具7にケーブル6を係止し、作業者は支持棒4を持って、溝15に沿って通線用工具Cを移動させる。その際、多数の横桟16を無限軌道1と無限軌道2の間に入れて、通線用工具Cを動かすと、横桟16に無限軌道2のピン9が当たり、これにより、無限軌道1及び2を回転させ、横桟16を交わしながら、ケーブル6を溝15内に収容できる。
この様に、通線用工具Cを用いると、床上の格子状枠体や、横桟の上からケーブル等を枠体や横桟の下に敷設することができる。
なお、上記実施の形態例では第2押圧ガイド体11を設けたが、当該第2押圧ガイド体11は設けなくてもよい。無限軌道1,2の後部において、無限軌道1及び2の夫々の回転により嵌合体8及びピン9は自然と離脱方向に引っ張られるため、第2押圧ガイド体11がなくても離脱か可能である。また、上記実施の形態例では係止具7はケーブル6を係止するものであるが、電線やロープ等適宜の線条体を係止して配線することもできる。
A 通線用工具 B 作業者
C 通線用工具
1 無限軌道 2 無限軌道
3 支持枠体 4 支持棒
5 支持枠体 6 ケーブル
7 係止具 8 嵌合体
8a 開口部 8b 中空部
8c 切込み 9 ピン
9a 傘部 10 第1押圧ガイド体
10a テーバー部 10b 切欠き溝
11 第2押圧ガイド体 11a テーパー部
11c テーパー部 12 吊りボルト
13 ダクター 14 ケーブルラック
15 溝 16 横桟

Claims (3)

  1. 相互に噛み合った一対の無限軌道から成り、一方の無限軌道を支持する支持枠体の外側には支持体の一端が固定され、他方の無限軌道を支持する支持枠体の外側には線条体の一端を係止する係止具が設けられ、
    上記一方の無限軌道の外周に、当該無限軌道に沿って一定間隔をあけて多数の弾性体から成る中空箱型の嵌合体が列を成して並べ設けられ、各嵌合体はその先端面に開口部が設けられ、
    上記他方の無限軌道の外周に、当該無限軌道に沿って一定間隔をあけて多数のピンが列をなして並べ設けられ、当該各ピンは先端部に、ピンの外径より大径の傘部を有し、上記一方の無限軌道の各嵌合体の開口部から中空部に挿入、嵌合自在とし、
    常時複数のピンが複数の各嵌合体の中空部に嵌合されており、
    前記一方の無限軌道の支持枠体に支持され、上記ピンと嵌合する前の嵌合体の背丈を縮ませる第1押圧ガイド体が設けられていることを特徴とする、通線用工具。
  2. 前記一方の無限軌道の支持枠体に支持され、上記嵌合体からピンを離脱させるに際し、当該嵌合体の背丈を縮ませる第2押圧ガイド体が設けられたことを特徴とする、請求項1に記載の通線用工具。
  3. 上記一方の無限軌道の多数の嵌合体の列は複数列となり、同様に他方の無限軌道の多数のピンの列は、上記嵌合体の列と相応する複数列となっていることを特徴とする、請求項1又は2に記載の通線用工具。

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