JP6786330B2 - X線検出器及びx線ct装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、温度上昇を抑制する機能を有するX線検出器及びX線CT装置に関する。
X線CT装置は、被検体へのX線照射により、被検体を透過したX線を検出するX線検出器を備えている。X線検出器は、X線を検出して電気信号に変換するX線変換素子を有する検出器モジュールと、X線変換素子で変換された電気信号をアナログ信号からデジタル信号に変換するADC(Analog to Digital Converter)を有するボードとを備えている。そして、検出器モジュールは、FPC(Flexible Printed Circuits)を介してボードと電気的に接続されている。
X線変換素子には、X線を光に変換するシンチレータと光を電気信号に変換するフォトダイオードにより構成されているものがある。最近では、半導体プロセス技術や実装技術の向上により、フォトダイオードが実装された基板上のフォトダイオードの近傍にADCが実装されるようになってきた。これにより、X線変換素子は温度依存性があるにもかかわらず、ADC等の電子回路が発熱して温度上昇するため、冷却する必要がある。
しかしながら、外部からのフォトダイオードへの光の侵入を防ぐために、フォトダイオード及びADCが配置された検出モジュールは密閉構造を取る必要がある。このため、検出器モジュールを直接冷却することは困難である。
特開2010−68979号公報
本発明が解決しようとする課題は、密閉構造を有する検出器モジュールにおいて、温度上昇を防ぐことができるX線検出器及びX線CT装置を提供することである。
上記課題を達成するために、実施形態のX線検出器は、X線を電気信号に変換するX線変換素子と、前記電気信号をアナログ信号からデジタル信号に変換するADCと、前記X線変換素子及び前記ADCが実装された基板とを有し、前記デジタル信号への変換によりデータを生成する検出モジュールと、前記検出モジュールを包囲して配置され、外部からの光を遮蔽する遮蔽部材と、前記検出モジュールに電気的に接続された一端部側が前記遮蔽部材内に配置され、他端部側が前記遮蔽部材外に配置され、前記検出モジュールで生成されたデータを伝送するケーブルと、前記ケーブルに密着して配置され、前記検出モジュールに接触して配置された一端部側が前記遮蔽部材内に配置され、他端部側が前記遮蔽部材外に配置され、前記検出モジュールを含む前記遮蔽部材内で発生した熱を当該一端部側から当該他端部側に伝達する放熱部材と、を備える。
実施形態に係るX線CT装置の構成を示す図。 実施形態に係るX線検出器の構成を示す斜視図。 実施形態に係る検出ユニットの構成の一例を示す図。 実施形態に係る検出ユニットにおける各検出モジュールの配置の一例を示す図。
以下、図面を参照して実施形態を説明する。
図1は、実施形態に係るX線CT装置の構成を示したブロック図である。このX線CT装置100は、装置本体10とコンソール装置30とを備える。
装置本体10は、被検体Pが載置される天板11と、この天板11を水平移動及び上下移動する天板駆動装置12とを備える。また、天板11上に載置された被検体PをX線でスキャンして投影データを生成する架台20を備える。また、架台20にX線を発生させる電圧を供給する高電圧発生装置13を備える。
天板駆動装置12は、天板11を水平移動するためのモータ及び水平移動機構と、このモータ及び水平移動機構を上下移動するためのモータ及び上下移動機構とを備える。そして、天板駆動装置12は、被検体Pが載置された天板11を架台20のX線照射が可能な位置へ移動する。天板駆動装置12は、天板駆動部の一例である。
架台20は、回転フレーム23と、回転駆動装置24と、X線照射装置21と、X線検出器22と、データ受信装置25とを備える。
回転フレーム23は、X線照射装置21と、X線照射装置21に対して被検体Pを挟んで対向配置されるX線検出器22とを回転可能に支持する円環状の筐体である。
回転駆動装置24は、モータ及び回転機構を備え、回転フレーム23を矢印で示したR方向に回転駆動する。回転駆動装置24は、回転駆動部の一例である。
X線照射装置21は、X線を発生するX線管と、このX線管からのX線の照射範囲を調整する絞りとを備える。そして、X線照射装置21は、天板11上に載置された被検体Pの周囲を回転しながら、X線検出器22に向けて中心角をファン角θとする扇状の範囲にX線を照射する。X線照射装置21は、X線照射部の一例である。
X線検出器22は、X線を電気信号に変換するX線変換素子と、電気信号をアナログ信号からデジタル信号に変換するADC(Analog to Digital Converter)と、デジタル信号に変換された投影データをデータ受信装置25に送信する送信回路とを備える。そして、X線検出器22は、X線照射装置21からのX線照射により、被検体Pを透過したX線を検出して投影データを生成し、生成した投影データをデータ受信装置25に送信する。X線検出器22は、X線検出部の一例である。
データ受信装置25は、X線検出器22から送信された投影データを受信する受信回路を備える。そして、データ受信装置25は、X線検出器22から受信した投影データをコンソール装置30に出力する。データ受信装置25は、データ受信部の一例である。
高電圧発生装置13は、高電圧を発生する電圧発生回路を備える。そして、高電圧発生装置13は、X線照射装置21のX線管に高電圧を供給してX線を発生させる。高電圧発生装置13は、高電圧発生部の一例である。
コンソール装置30は、記憶回路31と、表示装置32と、入力装置33と、処理回路34とを備える。そして、コンソール装置30は、装置本体10の架台20で生成された投影データに基づいて断層画像データやボリュームデータ等の画像データを生成する。コンソール装置30は、コンソール部の一例である。
記憶回路31は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、ハードディスク、光ディスク等を備える。そして、記憶回路31は、投影データ、画像データ等を記憶する。記憶回路31は、記憶部の一例である。
表示装置32は、LCDやCRTディスプレイ等の表示デバイスを備える。そして、表示装置32は、画像データを表示する。表示装置32は、表示部の一例である。
入力装置33は、例えばキーボード、マウス、トラックボール、ジョイスティック等を備える。そして、入力装置33は、天板11の位置を設定する入力、管電流や管電圧等のスキャン条件を設定する入力、画像データを表示させる入力等の各種入力を行う。入力装置33は、入力部の一例である。
処理回路34は、システム制御機能35と、前処理機能36と、再構成処理機能37と、スキャン制御機能38と、天板制御機能39とを有する。処理回路34は、処理部の一例である。
システム制御機能35は、装置本体10及びコンソール装置30の動作を制御して、X線CT装置100の全体を制御する。システム制御機能35は、システム制御部の一例である。
前処理機能36は、X線検出器22で生成された投影データに対して、オフセット補正、対数変換、感度補正等の前処理を行う。前処理機能36は、前処理部の一例である。
再構成処理機能37は、前処理機能36により前処理された投影データに基づいて、断層画像データやボリュームデータ等の画像データを生成する。再構成処理機能37は、再構成処理部の一例である。
スキャン制御機能38は、高電圧発生装置13に高電圧を供給させて、X線照射装置21にX線を照射させるなど、X線スキャンに関する各種動作を制御する。スキャン制御機能38は、スキャン制御部の一例である。
天板制御機能39は、天板駆動装置12に天板11を水平移動及び上下移動させる制御を行う。天板制御機能39は、天板制御部の一例である。
処理回路34にて行われるシステム制御機能35、前処理機能36、再構成処理機能37、スキャン制御機能38及び天板制御機能39の各処理機能は、コンピュータによって実現可能なプログラムの形態で記憶回路31に記録されている。そして、処理回路34は、各プログラムを記憶回路31から読み出し、実行することで各プログラムに対応する処理機能を実現するプロセッサである。換言すると、各プログラムを読み出した状態の処理回路34は、図1の処理回路34内に示された各処理機能を有することとなる。なお、図1においては、システム制御機能35、前処理機能36、再構成処理機能37、スキャン制御機能38及び天板制御機能39の各処理機能は、単一の処理回路34にて実現されるものとして説明したが、複数のプロセッサが各プログラムを実現することにより各処理機能を実現するものとしても構わない。
以下、図1乃至図4を参照して、架台20におけるX線検出器22の構成の一例を説明する。
図2は、X線検出器22の構成を示した斜視図である。このX線検出器22は、複数の検出ユニット26及び各検出ユニット26を冷却する冷却装置27を備える。そして、各検出ユニット26は、矢印で示したチャンネル方向Cに並べて配置される。また、冷却装置27は、各検出ユニット26のチャンネル方向Cに対して垂直な矢印で示した列方向Sにおける一端部側に配置される。
図3は、検出ユニット26の構成の一例を示した図である。この検出ユニット26は、複数の検出モジュール70と、ケーブル80と、放熱部材81と、遮蔽部材85と、データ処理モジュール90と、支持部材95とを備える。
以下では、図4に示すように、検出モジュール70がチャンネル方向Cに4チャンネルとなる4個配置され、列方向Sに4列となる4個配置された16個からなる例について説明する。
各検出モジュール70は、基板71、X線変換素子72、ADC73を含む電子回路、コネクタ74及び保持部材75を備える。
基板71は、高熱伝導性及び高絶縁体性を有する例えばセラミックにより構成される。そして、基板71には、X線が入射する表面側の面上にX線変換素子72とこのX線変換素子72の近傍に配置されたADC73等の電子回路とが実装されている。また、基板71には、裏面側の面上にコネクタ74及び保持部材75が配置されている。
X線変換素子72は、X線を光に変換するシンチレータ及びこのシンチレータにより変換された光を電気信号に変換するフォトダイオードにより構成される。そして、X線変換素子72は、X線照射装置21から照射され、被検体Pを透過したX線を検出して電気信号に変換する。
ADC73等の電子回路は、X線変換素子72により変換された電気信号を電圧信号に変換して増幅し、増幅した電圧信号をデジタル信号に変換して投影データを生成する。
コネクタ74は、ADC73等の電子回路でデジタル信号への変換により生成された投影データをケーブル80に出力する。
保持部材75は、剛性及び高熱伝導性を有する例えばアルミニウム等の材料により構成される。そして、保持部材75は、一端部側が基板71に配置され、他端部が放熱部材81を介してケーブル80を保持する。
ケーブル80は、各検出モジュール70から出力された投影データをデータ処理モジュール90に出力するケーブルであり、一端部側に配置された4個のコネクタ801と、薄くて柔軟性を有する例えばFPC等のフレキシブル配線板802とにより構成される。
各コネクタ801は、フレキシブル配線板802の一端部側に配置され、列方向Sにおける各検出モジュール70のコネクタ74に係合して当該検出モジュール70と電気的に接続される。
フレキシブル配線板802は、放熱部材81を介して各検出モジュール70の保持部材75に保持され、データ処理モジュール90とこのデータ処理モジュール90に最も近い検出モジュール70との間では屈曲して配置される。そして、フレキシブル配線板802は、各検出モジュール70からコネクタ801に出力された投影データを他端部側に伝送する。
放熱部材81は、柔軟性を有し、且つ、面方向に高い熱伝導性を有する例えばグラファイトシートにより構成される。そして、放熱部材81は、フレキシブル配線板802の両面の表面全域に亘って密着して配置され、一端部側の各検出モジュール70の基板71近傍では保持部材75に接触して配置される。
なお、放熱部材81をフレキシブル配線板802の片側表面に配置して実施するようにしてもよい。
遮蔽部材85は、各検出モジュール70と、ケーブル80の4個のコネクタ801を含む各検出モジュール70近傍に配置された一端部側と、放熱部材81の各検出モジュール70近傍に配置された一端部側とを包囲して配置される。また、遮蔽部材85は、貫通配置されたケーブル80及び放熱部材81により封止される開口部86を有する。そして、遮蔽部材85は、X線照射装置21から照射されたX線が入射する面がX線を透過し外部からの光を遮蔽する材料により構成され、それ以外の面が外部からの光や不要なX線を遮蔽する例えばアルミ鋳物により構成される。
なお、遮蔽部材85内に配置した放熱部材81の一端部側を開口部86まではケーブル80に密着して配置し、遮蔽部材85外に配置した放熱部材81の他端部側をケーブル80から離して配置するように実施してもよい。
このように、各検出モジュール70を遮蔽部材85で包囲して密閉することにより、外部からX線変換素子72のフォトダイオードへの光の侵入を防ぐことができる。また、X線検出器22に電力が供給されると各検出モジュール70のADC73等の電子回路の発熱により遮蔽部材85内の温度が遮蔽部材85外の温度よりも高くなるため、放熱部材81の一端部側を保持部材75と接触させて遮蔽部材85内に配置し、放熱部材81の他端部側を遮蔽部材85外に配置することにより、ADC73等の電子回路から発生した熱を、基板71及び保持部材75を経由して放熱部材81の一端部側から他端部側に伝達させ、放熱部材81の他端部側から放熱させることができる。また、ADC73等の電子回路から発生した熱を、コネクタ74,801及びフレキシブル配線板802を経由して放熱部材81の一端部側から他端部側に伝達させ、放熱部材81の他端部側から放熱させることができる。これにより、検出モジュール70の温度を下げることができる。
データ処理モジュール90は、各検出モジュール70で生成された投影データを例えば光通信によりデータ受信装置25に送信処理する送信回路、電源等が高密度に実装された基板を備える。
支持部材95は、第1乃至第3の開口部96,97,98を有する箱状をなし、内部に配置されたデータ処理モジュール90を支持する。そして、支持部材95内には、第1の開口部96を貫通してケーブル80及び放熱部材81の他端部側が配置される。また、支持部材95の第3の開口部98には、冷却装置27が配置される。
冷却装置27は、支持部材95の第3の開口部98に配置された例えばファンを備えている。そして、冷却装置27は、矢印で示すように、外部の空気を第2の開口部97から支持部材95内へ流入させ、流入した空気をデータ処理モジュール90及び放熱部材81近傍を流動させてから、第3の開口部98より支持部材95外へ流出させることにより、データ処理モジュール90及び放熱部材81の他端部側を冷却する。冷却装置27は、冷却部の一例である。
このように、各検出モジュール70で発生して放熱部材81の一端部側から他端部側に伝達される熱を冷却装置27で強制的に放熱させることにより、より効果的に各検出モジュール70の温度上昇を防ぐことができる。
なお、支持部材95内にヒートシンクを設け、ヒートシンクに放熱部材81の他端部側を接触させて、放熱部材81により伝達された熱をヒートシンクからも放熱させるように実施してもよい。また、支持部材95内にペルチェ素子を設け、ペルチェ素子の冷却側の面に放熱部材81の他端部側を接触させて、放熱部材81の他端部側に伝達された熱をペルチェ素子に吸収させて放熱させるように実施してもよい。
以上述べた実施形態によれば、X線検出器22に電力が供給されると、遮蔽部材85で包囲された各検出モジュール70の発熱により、遮蔽部材85内の温度が遮蔽部材85外の温度よりも高くなるため、遮蔽部材85内においては放熱部材81の一端部側を各検出モジュール70と接触配置させ、放熱部材81の他端部側を遮蔽部材85外に配置することにより、各検出モジュール70で発生した熱を放熱部材81の一端部側から他端部側に伝達させ、放熱部材81の他端部側から放熱させることができる。また、各検出モジュール70で発生した熱をコネクタ801及びフレキシブル配線板802を経由して放熱部材81の一端部側から他端部側に伝達させ、放熱部材81の他端部側から放熱させることができる。これにより、検出モジュール70の温度上昇を防ぐことができる。
また、放熱部材81の他端部側を冷却装置27の近傍に配置し、各検出モジュール70で発生して放熱部材81の一端部側から他端部側に伝達される熱を冷却装置27により強制的に放熱させることにより、より効果的に各検出モジュール70の温度上昇を防ぐことができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することを意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
21…X線照射装置、22…X線検出器、71…基板、72…X線変換素子、73…ADC、26…検出ユニット、27…冷却装置、70…検出モジュール、80…ケーブル、81…放熱部材、85…遮蔽部材、90…データ処理モジュール。

Claims (9)

  1. X線を電気信号に変換するX線変換素子と、前記電気信号をアナログ信号からデジタル信号に変換するADCと、前記X線変換素子及び前記ADCが実装された基板とを有し、前記デジタル信号への変換によりデータを生成する検出モジュールと、
    前記検出モジュールを包囲して配置され、外部からの光を遮蔽する遮蔽部材と、
    前記検出モジュールに電気的に接続された一端部側が前記遮蔽部材内に配置され、他端部側が前記遮蔽部材外に配置され、前記検出モジュールで生成されたデータを伝送するケーブルと、
    前記ケーブルに密着して配置され、前記検出モジュールに接触して配置された一端部側が前記遮蔽部材内に配置され、他端部側が前記遮蔽部材外に配置され、前記検出モジュールを含む前記遮蔽部材内で発生した熱を当該一端部側から当該他端部側に伝達する放熱部材と、
    を備えるX線検出器。
  2. 前記検出モジュールは、前記基板において、前記X線変換素子及び前記ADCが実装された一方の面とは反対側の面上に一端部が配置され、他端部で前記ケーブルを保持する保持部材を有し、前記放熱部材は、前記一端部側が前記保持部材に接触して配置されていることを特徴とする請求項1に記載のX線検出器。
  3. 前記放熱部材は、少なくとも前記遮蔽部材の前記ケーブルに密着して配置される請求項1又は2に記載のX線検出器。
  4. 前記遮蔽部材は、貫通配置された前記ケーブル及び前記放熱部材により封止される開口部を有し、
    前記放熱部材は、前記遮蔽部材内に配置された一端部側が前記開口部までは前記ケーブルに密着して配置され、他端部側に伝達される熱を当該他端部側から放熱することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載のX線検出器。
  5. 前記ケーブルの他端部側と電気的に接続され、前記検出モジュールで生成されたデータを送信するデータ処理モジュールと、
    前記データ処理モジュールを冷却する冷却部とを有し、
    前記放熱部材は、他端部側が前記冷却部の近傍に配置され、前記冷却部により強制的に放熱されることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載のX線検出器。
  6. 前記遮蔽部材外に配置されたヒートシンクを有し、
    前記放熱部材の他端部側は、前記ヒートシンクと接触して配置されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載のX線検出器。
  7. 前記遮蔽部材外に配置されたペルチェ素子を有し、
    前記放熱部材の他端部側は、前記ペルチェ素子の冷却側の面に接触して配置されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載のX線検出器。
  8. 前記ケーブルは、フレキシブル配線板により構成され、
    前記放熱部材は、グラファイトシートにより構成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載のX線検出器。
  9. 被検体にX線を照射するX線照射部と、
    前記X線照射部から照射され、前記被検体を透過したX線を検出するX線検出部と、
    を備え、
    前記X線検出部は、
    前記被検体を透過したX線を電気信号に変換するX線変換素子と、前記電気信号をアナログ信号からデジタル信号に変換するADCと、前記X線変換素子及び前記ADCが実装された基板とを有し、前記デジタル信号への変換によりデータを生成する検出モジュールと、
    前記検出モジュールを包囲して配置され、外部からの光を遮蔽する遮蔽部材と、
    前記検出モジュールに電気的に接続された一端部側が前記遮蔽部材内に配置され、他端部側が前記遮蔽部材外に配置され、前記検出モジュールで生成されたデータを伝送するケーブルと、
    前記ケーブルに密着して配置され、前記検出モジュールに接触して配置された一端部側が前記遮蔽部材内に配置され、他端部側が前記遮蔽部材外に配置され、前記検出モジュールを含む前記遮蔽部材内で発生した熱を当該一端部側から当該他端部側に伝達する放熱部材と、
    を有するX線CT装置。
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