JP6785899B2 - 周波数特性表示装置および周波数特性表示方法 - Google Patents

周波数特性表示装置および周波数特性表示方法 Download PDF

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本発明は、ISI(InterSymbol Interference:符号間干渉)キャリブレーションチャネル(Calibration Channel :校正チャネル)の周波数特性を表示する周波数特性表示装置および周波数特性表示方法に関する。
例えば下記特許文献1に開示されるように、誤り率測定装置は、光電変換部品等の被測定物に固定データを含むテスト信号を送信し、被測定物を介して入力される被測定信号と基準となる参照信号とをビット単位で比較してビット誤り率(BER:Bit Error Rate)を測定する装置として従来から知られている。
ところで、この種の誤り率測定装置の被測定物として、例えばPCIe Gen4.0、USB3.0/3.1、Thunderboltなどのデジタル信号の伝送規格に対応したデバイスにおいては、伝送規格毎のテストボード(Test Board)の特性を評価するため、テストボードへの入力に規定の伝送線路損失を模擬したテストフィクスチャであるISIキャリブレーションチャネルを導入する必要がある。
しかしながら、FIR(Finite impulse response :有限インパルス応答)フィルタを用いてISIキャリブレーションチャネルを模擬しようとした場合、例えば4タップなどのようにタップ数が少ないFIRフィルタでは原理的に大きい傾きの周波数特性を模擬することができない。そのため、ISIキャリブレーションチャネルを模擬する場合は、何かしらISIボードを用意した上でそこにFIRフィルタによる微調整を行い、規格に即したISIキャリブレーションチャネルを構成する必要がある。
そして、最終的に規格に即したISIキャリブレーションチャネルとなっているかどうかはその周波数特性を確認する必要があるが、そのためにはISIボードの周波数特性とFIRフィルタの周波数特性を足し合わせる必要がある。
特開2007−274474号公報
しかしながら、ISIボードの周波数特性とFIRフィルタの周波数特性は、どちらも数式となっているわけではなく、個々に所定のサンプリング間隔でサンプリングされたデータのため簡単に足し合わせることができない。このため、ISIキャリブレーションチャネルの周波数特性を簡単に確認することができなかった。しかも、ナイキスト周波数が変更されるたびにFIRフィルタの周波数特性のサンプリング間隔が変わるため、その都度サンプリング間隔を合わせる必要がある。
そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであって、所望のISIキャリブレーションチャネルの周波数特性を表示することができる周波数特性表示装置および周波数特性表示方法を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明の請求項1に係る周波数特性表示装置は、FIRフィルタ12とISIボードを用いてキャリブレーションチャネルを模擬するために必要なナイキスト周波数と前記FIRフィルタの損失量を設定する設定手段2と、
デジタル信号の伝送規格に基づく信号の周波数特性の逆特性から伝達関数の逆特性を算出する逆特性算出手段3と、
前記逆特性算出手段にて算出した前記伝達関数の逆特性を逆フーリエ変換してインパルス応答を算出する逆フーリエ変換手段4と、
前記逆フーリエ変換手段にて算出した前記インパルス応答から所定タップ数分のポイントを切り出すインパルス応答切出手段5と、
前記インパルス応答切出手段にて前記インパルス応答から切り出したタップ数分のポイントが有する値に基づいて前記FIRフィルタの周波数特性を算出する周波数特性算出手段6と、
前記ISIボードの周波数特性を取得する周波数特性取得手段7と、
前記周波数特性取得手段にて取得した前記ISIボードの周波数特性のデータを、前記設定手段にて設定された前記ナイキスト周波数まで2のべき乗のサンプリングポイントのデータに変換するデータ変換手段8と、
前記周波数特性算出手段にて算出された前記FIRフィルタの周波数特性と前記データ変換手段によるデータ変換後の前記ISIボードの周波数特性とを合算する周波数特性合算手段9と、
前記周波数特性合算手段にて合算された周波数特性を表示する表示手段11とを備えたことを特徴とする。
本発明の請求項2に係る周波数特性表示装置は、請求項1の周波数特性表示装置において、
前記周波数特性取得手段7は、前記ISIボードのSパラメータファイルから周波数特性を取得することを特徴とする。
本発明の請求項3に係る周波数特性表示装置は、請求項1または2の周波数特性表示装置において、
横軸を周波数、縦軸を振幅とし、色、線種、線の太さの少なくとも1つを変えて、理想的なキャリブレーションチャネルの周波数特性と前記周波数特性合算手段9にて合算された周波数特性とを識別可能にグラフ表示する表示制御手段10を備えたことを特徴とする。
本発明の請求項4に係る周波数特性表示方法は、FIRフィルタ12とISIボードを用いてキャリブレーションチャネルを模擬するために必要なナイキスト周波数と前記FIRフィルタの損失量を設定するステップと、
デジタル信号の伝送規格に基づく信号の周波数特性の逆特性から伝達関数の逆特性を算出するステップと、
前記伝達関数の逆特性を逆フーリエ変換してインパルス応答を算出するステップと、
前記インパルス応答から所定タップ数分のポイントを切り出すステップと、
前記インパルス応答から切り出したタップ数分のポイントが有する値に基づいて前記FIRフィルタの周波数特性を算出するステップと、
前記ISIボードの周波数特性を取得するステップと、
前記ISIボードの周波数特性のデータを、前記ナイキスト周波数まで2のべき乗のサンプリングポイントのデータに変換するステップと、
前記FIRフィルタの周波数特性と前記データ変換後の前記ISIボードの周波数特性とを合算するステップと、
前記合算された周波数特性を表示するステップとを含むことを特徴とする。
本発明の請求項5に係る周波数特性表示方法は、請求項4の周波数特性表示方法において、
前記ISIボードのSパラメータファイルから周波数特性を取得することを特徴とする。
本発明の請求項6に係る周波数特性表示方法は、請求項4または5の周波数特性表示方法において、
横軸を周波数、縦軸を振幅とし、色、線種、線の太さの少なくとも1つを変えて、理想的なキャリブレーションチャネルの周波数特性と前記合算された周波数特性とを識別可能にグラフ表示するステップを含むことを特徴とする。
本発明によれば、所望のISIキャリブレーションチャネルの周波数特性を表示することにより、最終的に規格に即したISIキャリブレーションチャネルとなっているかどうかを容易に確認することができる。
本発明に係る周波数特性表示装置の概略構成を示すブロック図である。 本発明に用いられるFIRフィルタの構成例を示す図である。 所定のISIキャリブレーションチャネルの周波数特性の表示例を示す図である。 本発明に係る周波数特性表示方法のフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態について、添付した図面を参照しながら詳細に説明する。
[周波数特性表示装置の構成について]
図1に示すように、本実施の形態の周波数特性表示装置1は、設定手段2、逆特性算出手段3、逆フーリエ変換手段4、インパルス応答切出手段5、周波数特性算出手段6、周波数特性取得手段7、データ変換手段8、周波数特性合算手段9、表示制御手段10、表示手段11を備えて概略構成される。
なお、本例では、ハード的な制約により半導体が実装できない、消費電力が大きくなる、コスト面などの理由により、十分なタップ数を確保できない場合に対応してISIキャリブレーションチャネルを模擬するため、タップ数の少ないFIRフィルタが用いられる。
具体的には、図2に示すように、4タップのFIRフィルタ12を用いる。4タップのFIRフィルタ12は、D型フリップフロップなどの4個の遅延回路12a−1,12a−2,12a−3,12a−4と、4個の乗算器12b−1,12b−2,12b−3,12b−4と、3個の加算器12c−1,12c−2,12c−3とを備え、入力端子13と出力端子14との間に4個の遅延回路12a−1,12a−2,12a−3,12a−4を直列に接続して4個のタップを形成する。各タップには設定されたタップ係数を乗算するための4個の乗算器12b−1,12b−2,12b−3,12b−4が接続される。また、4個の乗算器12b−1,12b−2,12b−3,12b−4の前後の段の出力は、3個の加算器12c−1,12c−2,12c−3の対応する段に接続される。そして、4個の乗算器12b−1,12b−2,12b−3,12b−4の乗算結果の総和を算出して出力する。
設定手段2は、ナイキスト周波数、FIRフィルタ12の損失量を設定する。例えばFIRフィルタ12とISIボードの合算でナイキスト周波数の挿入損失6dB、1/2ナイキスト周波数の挿入損失3dBのキャリブレーションチャネルを実現する場合には、ナイキスト周波数が16GHz、FIRフィルタの損失量が1dBに設定される。
逆特性算出手段3は、デジタル信号の伝送規格に基づく信号であって、実際に模擬するデバイス(被測定物)の周波数特性を入力データとし、この入力データの周波数特性の逆特性から伝達関数及びその逆特性を算出する。
逆フーリエ変換手段4は、逆特性算出手段3にて実際に模擬する周波数特性の逆特性から算出された伝達関数の逆特性を逆フーリエ変換し、複数のポイントからなるインパルス応答を算出する。
インパルス応答切出手段5は、逆フーリエ変換手段4にて求めたインパルス応答の振幅のピークを基準として所望の範囲のタップ数分(例えば4タップ分:1post 2pre)のポイントをインパルス応答から切り出す。
なお、インパルス応答切出手段5にてインパルス応答から切り出した値(タップ値)は、伝送規格毎のテストボードの特性を評価するため、テストボードへの入力波形を歪ませるFIRフィルタ12のフィルタ係数となり、タップ係数を求めるのに使用される。
周波数特性算出手段6は、インパルス応答切出手段5にて切り出したインパルス応答のタップ値から逆フーリエ変換によりFIRフィルタ12の周波数特性を算出する。
周波数特性取得手段7は、複数種類のISIボードから選択して使用されるISIボードのSパラメータファイル(S21:透過特性)から周波数特性を読み取って取得する。
データ変換手段8は、周波数特性取得手段7にて取得したISIボードの周波数特性のデータ変換を行う。以下、データの変換方法について説明する。
本例で使用されるFIRフィルタ12の周波数特性は、2のべき乗のサンプリングポイントで算出される。例えばナイキスト周波数の2倍までを1024ポイントで表現することになる。FIRフィルタ12で模擬できるのはナイキスト周波数までなので、1024ポイントの半分である512ポイントが有効なデータである。
これに対し、ISIボードの周波数特性は、測定するネットワークアナライザの設定にもよるが、例えば40GHzまでを801ポイントで分割しているデータとした場合、このデータをナイキスト周波数まで512ポイントのデータに変換する。この変換は、例えば隣り合う点のデータ同士で線形補完を行う。例えば補完後のX軸の値の前後にある補完前のX軸の値を探し、その2点を結ぶ直線の方程式を算出し、補完後のX軸の値を代入して補完後のY軸の値を算出する。これにより、データ変換されたISIボードの周波数特性を得ることができる。
なお、データの変換方法は、線形補完に限定されるものではなく、FIRフィルタ12の周波数特性とデータ変換後のISIボードの周波数特性のX軸(周波数軸)の値が合えば何でもよい。すなわち、ISIボードの周波数特性からFIRフィルタ12と同様の2のべき乗のサンプリングポイントのデータが得られる変換方法であればよい。
周波数特性合算手段9は、周波数特性算出手段6にて算出したFIRフィルタ12の周波数特性とデータ変換手段8にてデータ変換されたISIボードの周波数特性とを足し合わせる。
表示制御手段10は、周波数特性合算手段9によりFIRフィルタ12の周波数特性とデータ変換後のISIボードの周波数特性とを足し合わせて得られるキャリブレーションチャネルの周波数特性が理想的なキャリブレーションチャネルの周波数特性とともに表示手段10の表示画面10a上のグラフ(横軸:周波数[GHz]、縦軸:振幅[dB])に識別表示されるように、表示手段11を表示制御する。
すなわち、表示制御手段10は、横軸を周波数、縦軸を振幅とし、例えば色、線種、線の太さの少なくとも1つを変えて、理想的なキャリブレーションチャネルの周波数特性と周波数特性合算手段9にて合算されたキャリブレーションチャネルの周波数特性とを識別可能にグラフ表示するように表示手段11を表示制御する。
表示手段11は、例えば装置本体に設けられる液晶表示器などの表示器で構成され、表示制御手段10の制御により、周波数特性合算手段9によりFIRフィルタ12の周波数特性とデータ変換後のISIボードの周波数特性とを足し合わせて得られるキャリブレーションチャネルの周波数特性を、理想的なキャリブレーションチャネルの周波数特性とともに図3に示す表示形式により表示画面11a上のグラフ(横軸:周波数[GHz]、縦軸:振幅[dB])に識別表示する。
なお、図3の表示画面11a上のグラフにおいて、理想的なキャリブレーションチャネルの周波数特性を実線Aで示し、周波数特性合算手段9によりFIRフィルタ12の周波数特性とデータ変換後のISIボードの周波数特性を足し合わせて得られるキャリブレーションチャネルの周波数特性を点線Bで示している。
[周波数特性表示方法について]
次に、上記のように構成される周波数特性表示装置1によりISIキャリブレーションチャネルをFIRフィルタ12で模擬する場合の周波数特性表示方法について図4を参照しながら説明する。
ISIキャリブレーションチャネルをFIRフィルタ12で模擬する場合、まず、設定手段2にてナイキスト周波数、FIRフィルタ12の損失量を設定する(ST1)。例えば図3に示すように、ナイキスト周波数(Nyquist Freq.)を16GHz、FIRフィルタ12の損失量(Tuning NF Insertion Loss)を1dBに設定する。
また、周波数特性取得手段7は、複数種類のISIボードから選択して使用するISIボードのSパラメータファイルから周波数特性を取得する(ST2)。
そして、データ変換手段8は、周波数特性取得手段7にて取得したISIボードの周波数特性のデータを、設定手段2にて設定されたナイキスト周波数(例えば16GHz)まで2のべき乗のポイントのデータに変換する(ST3)。
一方、逆特性算出手段3は、FIRフィルタ12で模擬する周波数特性の逆特性から伝達関数及びその逆特性を算出する(ST4)。
そして、逆フーリエ変換手段4は、逆特性算出手段3にて算出した伝達関数の逆特性を逆フーリエ変換して複数ポイントのインパルス応答を算出する(ST5)。
続いて、インパルス応答切出手段5は、逆フーリエ変換手段4にて算出したインパルス応答から所定タップ数分のポイントを切り出す(ST6)。
そして、周波数特性算出手段6は、インパルス応答切出手段5にてインパルス応答から切り出したタップ数分のポイントが有する値から逆フーリエ変換によりFIRフィルタ12の周波数特性を算出する(ST7)。
そして、周波数特性合算手段9は、データ変換手段8によるデータ変換後のISIボードの周波数特性と周波数特性算出手段6にて算出されたFIRフィルタ12の周波数特性とを足し合わせる(ST8)。
そして、表示手段11は、表示制御手段10の制御により、周波数特性合算手段9によりFIRフィルタ12の周波数特性とデータ変換後のISIボードの周波数特性とを足し合わせて得られるキャリブレーションチャネルの周波数特性を、理想的なキャリブレーションチャネルの周波数特性とともに図3に示す表示形式により表示画面11a上のグラフ(横軸:周波数[GHz]、縦軸:振幅[dB])に識別表示する(ST9)。
以上の方法により、例えば図3に示すように、FIRフィルタ12とISIボードの合算でナイキスト周波数16GHzの挿入損失6dB、1/2ナイキスト周波数8GHzの挿入損失3dBのISIキャリブレーションチャネルを実現することができる。
なお、図4のフローチャートにおいて、データ変換されたISIボードの周波数特性を算出する処理(ST2,ST3)と、FIRフィルタ12の周波数特性を算出する処理(ST4〜ST7)とは並行して処理されるものである。
その後、ナイキスト周波数、FIRフィルタ12の損失量、ISIボードの何れかが変更されると、ISIボードとFIRフィルタ12どちらか一方、もしくは両方の再計算を行い、再計算後の周波数特性を足し合わせてキャリブレーションチャネルの周波数特性を表示画面11a上のグラフに表示する。
このように、本実施の形態によれば、所望のISIキャリブレーションチャネルの周波数特性を表示画面上に表示するので、最終的に規格に即したISIキャリブレーションチャネルとなっているかどうかを容易に確認することができる。
しかも、ISIボード、ナイキスト周波数、FIRフィルタ12の損失量の変更があった場合でも、この変更に合わせて再計算を行い、再計算後のISIキャリブレーションチャネルの周波数特性を表示画面上に表示することができる。
以上、本発明に係る周波数特性表示装置および周波数特性表示方法の最良の形態について説明したが、この形態による記述および図面により本発明が限定されることはない。すなわち、この形態に基づいて当業者等によりなされる他の形態、実施例および運用技術などはすべて本発明の範疇に含まれることは勿論である。
1 周波数特性表示装置
2 設定手段
3 逆特性算出手段
4 逆フーリエ変換手段
5 インパルス応答切出手段
6 周波数特性算出手段
7 周波数特性取得手段
8 データ変換手段
9 周波数特性合算手段
10 表示制御手段
11 表示手段
11a 表示画面
12 FIRフィルタ
13 入力端子
14 出力端子

Claims (6)

  1. FIRフィルタ(12)とISIボードを用いてキャリブレーションチャネルを模擬するために必要なナイキスト周波数と前記FIRフィルタの損失量を設定する設定手段(2)と、
    デジタル信号の伝送規格に基づく信号の周波数特性の逆特性から伝達関数の逆特性を算出する逆特性算出手段(3)と、
    前記逆特性算出手段にて算出した前記伝達関数の逆特性を逆フーリエ変換してインパルス応答を算出する逆フーリエ変換手段(4)と、
    前記逆フーリエ変換手段にて算出した前記インパルス応答から所定タップ数分のポイントを切り出すインパルス応答切出手段(5)と、
    前記インパルス応答切出手段にて前記インパルス応答から切り出したタップ数分のポイントが有する値に基づいて前記FIRフィルタの周波数特性を算出する周波数特性算出手段(6)と、
    前記ISIボードの周波数特性を取得する周波数特性取得手段(7)と、
    前記周波数特性取得手段にて取得した前記ISIボードの周波数特性のデータを、前記設定手段にて設定された前記ナイキスト周波数まで2のべき乗のサンプリングポイントのデータに変換するデータ変換手段(8)と、
    前記周波数特性算出手段にて算出された前記FIRフィルタの周波数特性と前記データ変換手段によるデータ変換後の前記ISIボードの周波数特性とを合算する周波数特性合算手段(9)と、
    前記周波数特性合算手段にて合算された周波数特性を表示する表示手段(11)とを備えたことを特徴とする周波数特性表示装置。
  2. 前記周波数特性取得手段(7)は、前記ISIボードのSパラメータファイルから周波数特性を取得することを特徴とする請求項1に記載の周波数特性表示装置。
  3. 横軸を周波数、縦軸を振幅とし、色、線種、線の太さの少なくとも1つを変えて、理想的なキャリブレーションチャネルの周波数特性と前記周波数特性合算手段(9)にて合算された周波数特性とを識別可能にグラフ表示する表示制御手段(10)を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の周波数特性表示装置。
  4. FIRフィルタ(12)とISIボードを用いてキャリブレーションチャネルを模擬するために必要なナイキスト周波数と前記FIRフィルタの損失量を設定するステップと、
    デジタル信号の伝送規格に基づく信号の周波数特性の逆特性から伝達関数の逆特性を算出するステップと、
    前記伝達関数の逆特性を逆フーリエ変換してインパルス応答を算出するステップと、
    前記インパルス応答から所定タップ数分のポイントを切り出すステップと、
    前記インパルス応答から切り出したタップ数分のポイントが有する値に基づいて前記FIRフィルタの周波数特性を算出するステップと、
    前記ISIボードの周波数特性を取得するステップと、
    前記ISIボードの周波数特性のデータを、前記ナイキスト周波数まで2のべき乗のサンプリングポイントのデータに変換するステップと、
    前記FIRフィルタの周波数特性と前記データ変換後の前記ISIボードの周波数特性とを合算するステップと、
    前記合算された周波数特性を表示するステップとを含むことを特徴とする周波数特性表示方法。
  5. 前記ISIボードのSパラメータファイルから周波数特性を取得することを特徴とする請求項4に記載の周波数特性表示方法。
  6. 横軸を周波数、縦軸を振幅とし、色、線種、線の太さの少なくとも1つを変えて、理想的なキャリブレーションチャネルの周波数特性と前記合算された周波数特性とを識別可能にグラフ表示するステップを含むことを特徴とする請求項4または5に記載の周波数特性表示方法。
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