以下、実施形態に係る面状照明装置について図面を参照して説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、図面における各要素の寸法の関係、各要素の比率等は、現実と異なる場合がある。また、図面の相互間においても、互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている場合がある。
まず、図1、図2Aおよび図2Bを用いて、実施形態に係る面状照明装置の概要について説明する。図1は、実施形態に係る面状照明装置の外観の一例を示す上面図である。図2Aは、実施形態に係る面状照明装置の分解斜視図である。図2Bは、実施形態に係るレンズの斜視図である。
本実施形態に係る面状照明装置1は、直下型の面状照明装置であり、各種液晶表示装置のバックライトとして用いられる。かかる液晶表示装置は、例えば、車両の電子スピードメータであるが、これに限定されない。
なお、図1、図2Aおよび図2Bにおいては、説明の便宜のため、面状照明装置1の上フレーム11側を正方向とするZ軸、面状照明装置1の幅方向(長手方向)をX軸、面状照明装置1の高さ方向(短手方向)をY軸とする3次元の直交座標系を示している。かかる直交座標系は、以下の説明で用いる他の図面においても示す場合がある。
図1に示すように、実施形態に係る面状照明装置1は、上フレーム11で囲まれた出射領域から光を出射する。また、同図に示したコネクタCには、電源配線や信号配線等が接続される。すなわち、実施形態に係る面状照明装置1には、コネクタCを介して電源や信号が供給される。
また、図2Aに示すように、実施形態に係る面状照明装置1は、下フレーム12と、基板2と、反射板3と、レンズ(レンズシート)4と、スペーサ5と、拡散板6と、第1シート71および第2シート72を含む光学シート70と、上フレーム11とを備える。
ここで、図3Aを用いて光源20の配置について説明しておく。図3Aは、実施形態に係る光源20の配置例を示す上面図である。図3Aに示すように、複数の光源20は、基板2に千鳥配列(六方格子状に配列)で配置される。この例では、一つの光源20が6個の光源20に囲まれるようにして所定の間隔を空けて配置される。
なお、図3Aは、便宜上、基板2の一部を示している。光源20は、点状の光源であり、例えば、LED(Light Emitting Diode)を用いている。光源20として、例えば、パッケージタイプのLEDや、チップタイプのLEDを用いることができるが、これに限定されない。光源20としてチップタイプのLEDを用いる場合は、例えば蛍光体シートなどの波長変換部材と組み合わせてもよい。
なお、図3Aに示す例では、複数の光源20を千鳥配列で配置しているが、これに限られず、図3Bに示すように、複数の光源20の配列は、矩形配列(マトリクス配列または格子配列)であってもよい。図3Bは、実施形態に係る光源20の他の配置例を示す上面図である。なお、本実施形態に係る面状照明装置1では、各光源20に対応する発光領域ごとに輝度を調整する、いわゆるローカルディミング(エリア発光)を行うことができる。
ところで、一般の直下型の面状照明装置において、上記のようにして複数の光源を基板に配置するとともに、各光源の直上にレンズをそれぞれ配置した場合、光源とレンズとのアライメントを取ることが困難になることがある。例えば、基板に多数の光源を配置した場合、光源とレンズとのアライメントを取ることが難しくなる。
そこで、本実施形態に係る面状照明装置1では、複数の光源が配置された基板2に対して、図2Bに示すように、光源20と対向する入射面41aに光源20のピッチよりも小さいピッチで配置された複数の円錐形状の光学素子40を有するレンズ4で一体的に覆った。
このように、複数の光源20が配置された基板2に対して、光源20と対向する入射面41aに光源20のピッチよりも小さいピッチで配置された複数の円錐形状の光学素子40を有するレンズ4で一体的に覆うことで、基板2に光源20を多数配置した場合でもアライメントをすることなく、発光面の輝度の均一化を可能にする。
以下、本実施形態に係る発光面の輝度の均一化を可能にすることができる面状照明装置1について、図4〜図8を用いてさらに具体的に説明する。
図4は、図1に示すA−A線に沿った断面模式図である。具体的には、図4は、実施形態に係る面状照明装置1の内部構成を示す断面模式図である。図4に示すように、実施形態に係る面状照明装置1は、フレーム10と、基板2と、光源20と、反射板3と、レンズ4と、スペーサ5と、拡散板6と、光学シート70とを備える。
フレーム10は、剛性が大きい、例えば、ステンレス製の板金フレームであり、面状照明装置1の各部材を収容する。また、フレーム10は、例えば、上フレーム11と、下フレーム12とを備える。
上フレーム11は、下フレーム12の上面側に配置される。上フレーム11は、中央部に開口部が形成された矩形状の天板11aと、天板11aの周縁から下フレーム12の外側面に沿って延伸する側壁11bとを有する。下フレーム12は、矩形状の底部12aと、底部12aの周縁から上フレーム11の内側面に沿って延伸する側壁12bとを有する。
基板2は、例えば、エポキシ樹脂またはPI(ポリイミド)からなり、複数の光源20が実装される(図3参照)。光源20は、光軸がレンズ4と略垂直となるように、基板2上に配置される。
反射板3は、基板2上に配置され、基板2に実装される各光源20に対応する位置に光源20が配置される孔が形成される。反射板3は、例えば、白色の樹脂等で形成される。なお、反射板3は、レンズ4で反射板3側に反射した光をレンズ4に向けて再度反射させる。これにより、出射効率を向上させることが可能である。
レンズ4は、光源20から出射した光の配光制御を行う。具体的には、光源20から出射した光が、レンズ4で屈折し広がって出射される。レンズ4は、本実施形態では、例えば、PMMA(ポリメチルメタクリレート)、ポリカーボネート、PET(ポリエチレンテレフタレート)、シリコーン等の材料からなる板状の部材で、基板2に配置された複数の光源20を一体的に覆う。
また、レンズ4は、基板2に実装された複数の光源20と対向する入射面41aと、かかる入射面41aの裏面である出射面41bと、入射面41aに千鳥配列で配置され、光源20に向かって突出する複数の円錐形状の光学素子40とを有する。
スペーサ5は、レンズ4と拡散板6との間に配置され、レンズ4と拡散板6との間隔を一定に保持する。スペーサ5の材質は特に限定されないが、例えば、白色の樹脂で成形し、レンズ4から出射する光を反射する機能を持たせてもよい。スペーサ5は、面状照明装置1の長手方向(X軸)に沿って拡散板6を下面側から押圧し、かかる長手方向に沿ってレンズ4を上面側から押圧する。なお、スペーサ5は、面状照明装置1の短手方向(Y軸)については、必ずしもレンズ4と拡散板6との間隔を保持しなくてもよい。
拡散板6は、例えば、樹脂等の材料で構成され、レンズ4から出射された光源20の光を拡散する機能を有する。すなわち、レンズ4から出射した光は、拡散板6によって拡散され、光学シート70へ導かれる。
ここで、図5を用いて、拡散板6、レンズ4および光源20の位置関係について説明する。図5は、拡散板6、レンズ4および光源20の位置関係の説明図である。
図5に示すように、レンズ4は、拡散板6および光源20の間に配置される。また、レンズ4および光源20は、離間して配置される。また、レンズ4および拡散板6は、離間して配置される。つまり、レンズ4は、拡散板6および光源20それぞれと離間して配置される。
また、レンズ4は、光源20と拡散板6との距離を所定の値に設定した状態で、光学素子40から光源20までの距離Gaよりも、光学素子40から拡散板6までの距離Gbのほうが長くなる位置に配置される。具体的には、光源20の上面20aからレンズ4の入射面41a(光学素子40)までの距離Gaよりも、レンズ4の入射面41a(光学素子40)から拡散板6の入射面6aまでの距離Gbが長い。
このように、光源20の上面20aからレンズ4の入射面41aまでの距離Gaを短くすることで、入射面41aから拡散板6の入射面6aまでの距離Gbを長くとることができる。これにより、レンズ4から拡散板6までの光路長を長くできるため、レンズ4から屈折して出射した光がより広がって拡散板6に入射される。このように、レンズ4を、光源20と拡散板6との距離を所定の値に設定した状態で、距離Gaよりも距離Gbのほうが長くなる位置に配置することで、レンズ4の光を広げる作用効果が有効に発揮され輝度の均一化を図ることができる。あるいは、光源20の配列ピッチを広げ、光源20の灯数の低減化を図ることも可能となる。
なお、図5では、レンズ4の入射面41a、すなわち、光学素子40の底面43a(図6参照)を基準にして距離Gaおよび距離Gbを算出したが、光学素子40の先端を基準にして距離Gaおよび距離Gbを算出してもよい。
光学シート70は、拡散板6から出射された光に対して均一化や配光制御などの光学的な調整を行って、光学的な調整が行われた光を出射する。図2Aおよび図4に示す例では、光学シート70が、第1シート71と、第2シート72との2枚のシートを含む場合について例示している。
例えば、第1シート71は、プリズムシート(例えば、3M社製のBrightness Enhancement Film)であり、第2シート72は反射型偏光シート(例えば、3M社製のDual Brightness Enhancement Film)であるが、面状照明装置1に求められる発光態様によって任意に変更することが可能である。また、光学シート70は、例えば、接着剤や両面テープ等の接着部材によって拡散板6の出射面に固定される。
なお、上フレーム11の天板11aと光学シート70との間に、例えば、ゴムやスポンジ等の弾性を有する弾性部材を設けてもよい。かかる弾性部材は、上フレーム11の天板11a側から光学シート70を介して拡散板6を押圧する。これにより、面状照明装置1に振動が生じた場合、かかる振動を弾性部材が吸収する。
次に、図6を用いて本実施形態に係る円錐形状の光学素子40の構成について説明する。図6は、実施形態に係る円錐形状の光学素子40の形状を示す説明図である。また、図6には、光学素子40の大きさを比較するために、光源20の上面視形状を示している。
光学素子40は、本実施形態では、例えば、円錐形状のプリズムである。具体的には、光学素子40は円錐形状の底面43aと円錐形状の傾斜面43b(底面43aと交差する傾斜面の一例)とを有し、底面43aからZ軸負方向側である先端に向かって先細りとなる部位を有する。換言すれば、光学素子40は、底面43aと略平行な断面の面積が先端に向かうほど小さくなる部位を有する。また、図6に示すように、光学素子40は、円錐形状の底面43aと円錐形状の傾斜面43bとの間の角度αが、例えば、44°以上58°以下となっている。あるいは、光学素子40は、円錐形状の底面43aと円錐形状の傾斜面43bとの間の角度αが、例えば、44°以上55°以下であることが好ましい。より好ましくは、光学素子40は、発光面の輝度の均一性を向上させるため、円錐形状の底面43aと円錐形状の傾斜面43bとの間の角度αが、例えば、50°であることが好ましい。
また、光学素子40は、円錐形状の底面43aの直径Dが、例えば、0.1mm以上0.3mm以下で、円錐形状の高さHが、例えば、0.05mm以上0.15mm以下である。より好ましくは、光学素子40は、発光面の輝度の均一性を向上させるため、円錐形状の底面43aの直径Dが、例えば、0.2mmで、円錐形状の高さHが、例えば、0.1mmであることが好ましい。
また、図6に示すように、光学素子40の直径Dは、例えば矩形状である光源20の対角同士の長さD20よりも短い。具体的には、光学素子40の直径Dは、光源20の長さD20の1/2以下であることが好ましい。言い換えれば、光学素子40の直径Dは、上面視形状における光源20の最大距離の1/2以下であることが好ましい。あるいは、光学素子40の直径Dは、上面視形状における光源20の最大距離の1/10以下であることがより好ましい。つまり、光学素子40は、光源20よりも小さいため、光源20と光学素子40との位置ずれが発生した場合であっても、かかる位置ずれを実質的に無効化できるため、輝度の均一性が低下することを防止できる。なお、隣接する光学素子40間にスペース(平坦部)が設けられる場合には、光学素子40の直径Dを光学素子40のピッチに置き換えることができる。
なお、光源20の上面視形状は、矩形状に限定されるものではなく、例えば、円形や多角形等の他の形状であってもよい。例えば、円形の光源20の場合、光学素子40の直径Dは、光源20の直径の1/2以下であることが好ましい。つまり、光学素子40の直径Dは、上面視形状における光源20の最大距離の1/2以下であることが好ましい。
なお、図6に示す光学素子40の直径Dおよび高さHは一例であって、複数の光学素子40すべてが一様に同じ直径Dおよび高さHでなくともよい。つまり、複数の光学素子40は、それぞれの直径Dおよび高さHが異なってもよく、一様に同じであってもよい。
なお、光学素子40は、凸部に限定されるものではなく、凹部であってもよい。また、光学素子40の先端形状は、錐状に限定されず円弧状等の任意の形状であってもよい。つまり、光学素子40は、円形の底面43aから先端に向かって先細りとなる部位を有すれば任意の形状を採用可能である。また、光学素子40は、正確な錐状でなくともよい。すなわち、錐状の光学素子40は、例えば、製造誤差等により先端が多少の円弧状となった場合であっても、錐状とみなしもよい。
また、光学素子40は、凸部および凹部が混在してもよい。つまり、光学素子40は、光源20へ向かって突出する凸部と、光源20から離れる方向へ凹んだ凹部とが混在して形成されてもよい。
次に、図7Aを用いて、本実施形態に係るレンズ4の入射面41aにおける円錐形状の光学素子40の配置について説明する。図7Aは、実施形態に係る円錐形状の光学素子40の配置例を示す上面図である。なお、図7Aは、便宜上、レンズ4の一部を示している。
図7Aに示すように、多数の円錐形状の光学素子40がレンズ4の入射面41aに千鳥配列(六方格子状に配列)で配置されている。つまり、図7Aに示す例では、六方格子42aの向かい合う1組の2辺がレンズ4の長手方向に平行になるような光学素子40の配列である。なお、図7Aに示す配列に限られず、六方格子42aを90度回転させた配列としてもよい。このように、六方格子42aの向きを90°回転させることで、発光面の輝度分布を所定の方向に長くすることができる。
この点について、図7Bを用いて具体的に説明する。図7Bは、実施形態に係る円錐形状の光学素子40の他の配置例を示す上面図である。なお、図7Bも、便宜上、レンズ4の一部を示している。図7Bに示す例では、六方格子42bの向かい合う1組の2辺がレンズ4の短手方向に平行になるような光学素子40の配列である。
なお、千鳥配列とは、六角形の各頂点および中心に光学素子40が配置され、かかる六角形の配置が連続的に配列されることを示す。つまり、複数の円錐形状の光学素子40は、レンズ4の入射面41a内に六方状に配置される。この例では、一つの光学素子40が6個の光学素子40に囲まれ、且つ、その6個の光学素子40と接するような六方最密配列で配置されるが、これに限定されず、例えば、隣接する光学素子40間にスペース(平坦部)を設けて六方最密配列で配置されてもよい。
このように、本実施形態に係るレンズ4は、複数の光源20と対向する入射面41aに複数の円錐形状の光学素子40を千鳥配列で配置することで、各光源20からの出射光の輝度分布を六角形状にすることが可能である。言い換えると、発光面において、各光源20に対応する発光領域の形状を六角形状にすることが可能である。
これにより、本実施形態に係る面状照明装置1は、各光源20からの出射光の輝度分布が六角形状(辺が直線状の多角形状)になるため、各発光領域同士の間隔が狭くなり、高密度なローカルディミング(エリア発光)が可能となる。また、隣接する光源20を複数灯点灯する(輝度を上げる)際、あるいは光源20を全灯点灯する(輝度を上げる)際に、各発光領域同士の間隔が狭くなるため、発光面の輝度が均一となる。従って、本実施形態に係る面状照明装置1は、発光面の輝度を均一化しつつ、ローカルディミング(エリア発光)時に、より精細にコントラストを制御することが可能となる。
次に、図8を用いて、光源20と対向する入射面41aに複数の円錐形状の光学素子40を千鳥配列で配置することで、出射面41bでの輝度分布が六角形状になることについて説明する。図8は、実施形態に係るレンズ4において出射面41bでの輝度分布が六角形状になることを説明する説明図である。具体的には、図8は、光源20から出射される入射光の方位角0°〜360°の範囲における光学素子40の拡散を示す。
図8に示すように、「0°−180°方向の軸」、「60°−240°方向の軸」、および「120°−300°方向の軸」においては、各軸に自身の中心が重なる光学素子40の数がその他の軸よりも多い。
また、「30°−210°方向の軸」、「90°−270°方向の軸」、および「150°−330°方向の軸」においては、各軸に自身の中心が重なる光学素子40の数が次に多い。
そして、「15°−195°方向の軸」、「45°−225°方向の軸」、「135°−315°方向の軸」、および「165°−345°方向の軸」においては、各軸に自身の中心が重なる光学素子40の数がその他の軸よりも少ない。
これらのことから、光学素子40の数が最大となる「0°−180°方向の軸」、「60°−240°方向の軸」、および「120°−300°方向の軸」、すなわち、60°ずつずれたこれらの3つの軸上の輝度が最も大きくなる。また、これらの3つの軸と30°ずつずれた3つの軸上の輝度が次に大きくなる。したがって、レンズ4において出射面41bでの輝度分布が六角形状になる。
上述したように、本実施形態に係る面状照明装置1は、基板2と、レンズ4とを備える。基板2は、複数の光源20が配置される。レンズ4は、複数の光源20と対向する入射面41aにおいて、円形の底面43aから先端に向かって先細りとなる部位を有する複数の光学素子40が千鳥配列で配置される。
このように、複数の光源20を、微細な円錐形状の光学素子40が光源20のピッチよりも小さいピッチで配置されたレンズ4で一体的に覆ったことで、光源20とレンズ4とのアライメントが不要となり、基板2に光源20を多数配置した場合でもアライメントすることなく、発光面の輝度の均一化が可能となる。
また、本実施形態に係る面状照明装置1は、光源20と対向する入射面41aに複数の円錐形状の光学素子40を千鳥配列で配置するレンズ4を有することで、各光源20からの出射光の輝度分布を六角形状にすることが可能である。言い換えると、発光面において、各光源20に対応する発光領域の形状を六角形状にすることが可能である。
これにより、本実施形態に係る面状照明装置1は、各光源20からの出射光の輝度分布が六角形状(辺が直線状の多角形状)になるため、各発光領域同士の間隔が狭くなり、高密度なローカルディミング(エリア発光)が可能となる。また、隣接する光源20を複数灯点灯する(輝度を上げる)際、あるいは光源20を全灯点灯する(輝度を上げる)際に、各発光領域同士の間隔が狭くなるため、発光面の輝度が均一となる。従って、本実施形態に係る面状照明装置1は、発光面の輝度を均一化しつつ、ローカルディミング(エリア発光)時に、より精細にコントラストを制御することが可能となる。
また、本実施形態に係る面状照明装置1は、レンズ4に複数配置される光学素子40が、複数の光源20に向かって突出する円錐形状のプリズムである。複数の光源20からの出射光は、かかるプリズムの屈折作用によって広げられ、レンズ4の出射面41bから出射される。これにより、光源20の直上部が明るくなり過ぎることを防止し、ローカルディミング(エリア発光)の場合でも、光源20を全灯点灯させる(輝度を上げる)場合でも、発光面の輝度の均一化を図ることができる。
また、本実施形態に係る面状照明装置1では、円錐形状の光学素子40の角度αを44°以上58°以下とすることで、光源20からの出射光が光学素子40に当たっても全反射せずにレンズ4内に入射し、レンズ4から出射する光が外方へ拡散するため、発光面の輝度が均一となる。
<変形例1>
上述した実施形態では、レンズ4の入射面41aに千鳥配列で配置され、光源20に向かって突出する複数の円錐形状の光学素子40を有しているが、かかるレンズ4の出射面41bに出射面41bから突出する複数の拡散素子44をさらに有してもよい。本実施形態では、拡散素子44は、例えば、レンズ4の出射面41bから突出するドットであるが、これに限定されない。
かかる形態について、図9を用いて説明する。図9は、実施形態の変形例1に係る面状照明装置1の断面模式図である。なお、図4に示す構成要素と同様の機能を有する構成要素については、図4に示す符号と同一の符号を付すことにより、詳しい説明を省略する。
図9に示すように、レンズ4の出射面41bには、かかる出射面41bから突出する複数の拡散素子44(ドット)が均一に設けられる。
このように、本実施形態に係る面状照明装置1は、レンズ4の入射面41aに千鳥配列で配置され、光源20に向かって突出する複数の円錐形状の光学素子40を有し、レンズ4の出射面41bに均一に設けられ、かかる出射面41bから突出する複数の拡散素子44を有する。
これにより、本実施形態に係る面状照明装置1は、複数の拡散素子44によってレンズ4の出射面41が粗面化することで、レンズ4の出射面41に直接傷が入ることを防止することができる。
また、本実施形態に係る面状照明装置1は、複数の拡散素子44による拡散効果で、光源20の直上部の領域にも光が入り、発光面の輝度をより均一にすることが可能となる。
なお、図9では、拡散素子44は、ドットである場合を示したが、拡散素子44の構成はこれに限定されるものではなく、拡散素子44に変えて、例えば、出射面41bの表面が荒れた状態であってもよい。例えば、荒れた状態の出射面41bは、サンドブラストにより削ることで形成されてもよく、あるいは、レンズ4の金型にシボ加工を施し、かかるシボ加工を出射面41bに転写してもよい。
また、出射面41bを荒れた状態にする場合に限らず、入射面41aを荒れた状態にしてもよい。入射面41aを荒れた状態にする場合、光学素子40を含む入射面41a全体を荒れた状態にしてもよく、あるいは、入射面41aのうち光学素子40のみを荒れた状態にしてもよい。
<変形例2>
また、上述した実施形態の面状照明装置1では、光学シート70が第1シート71および第2シート72を含み、第1シート71がプリズムシートであり、第2シート72が反射型偏光シートである場合について説明したが、これに限られない。
他の形態として、光学シート70において第1シート71がプリズムシートであり、第2シート72がプリズムシートであってもよい。かかる場合、第1シート71のプリズムシートと第2シート72のプリズムシートとを直交配置することになる。
具体的に、図10を用いて説明する。図10は、実施形態の変形例2に係る光学シート70の構成を示す説明図である。図10に示すように、第1シート71に形成される光学素子71a(以下。第1プリズム71aと記載する)と第2シート72に形成される光学素子72a(以下、第2プリズム72aと記載する)とが90°直交するように配置される。より具体的には、光学シート70は、第1の方向である長手方向(X軸方向)に延在する複数の第1プリズム71aを有する第1シート71および第1の方向に直交する第2の方向である短手方向(Y軸方向)に延在する複数の第2プリズム72aを有する第2シート72を含む。また、第1プリズム71aおよび第2プリズム72aは、例えば断面視形状が三角形である。
このように、かかる形態の面状照明装置1では、第1シート71に形成される第1プリズム71aと第2シート72に形成される第2プリズム72aとが90°直交するように配置されることにより、特定方向に光を集光することができるので、かかる第1シート71および第2シート72によって特定方向の配光を制御することができる。
なお、第1シート71に形成される第1プリズム71aと第2シート72に形成される第2プリズム72aとが90°直交するように配置されることに限られず、上記のように特定方向の配光を制御することができるのであれば、第1シート71に形成される第1プリズム71aと第2シート72に形成される第2プリズム72aとが90°以下の角度で交わって配置されていてもよい。
すなわち、第1プリズム71aと第2プリズム72aとは直交(90°で交差)するように配置されることに限られず、必要とされる配光特性に応じて、任意の交差角度が設定されてよい。
なお、上述した実施形態に限らず、例えば、レンズ4は、分割されて構成されてもよい。かかる場合、複数の光源20は、光源20の直上部に複数のレンズ4間の隙間が位置しないように配置する。これにより、レンズ4の光学素子40の屈折作用で、かかる隙間の直上へ光を導くことができるため、かかる隙間の領域の輝度が低下することを防止できる。すなわち、実施形態に係るレンズ4を用いることによって、レンズ4間の隙間が暗部になって見えることを防止できるため、輝度の均一性を向上させることができる。
次に、図11および図12を用いて実施形態に係る面状照明装置1の輝度分布を示すシミュレーション結果について説明する。図11は実施形態に係る円錐形状の光学素子40の有無による輝度分布の比較結果を示す図(その1)であり、図12は実施形態に係る円錐形状のプリズムの有無による輝度分布の比較結果を示す図(その2)である。なお、図11および図12では、輝度を濃淡で示し、濃淡が濃いほど輝度が強い(明るい)ことを示す。
まず、図11を用いて基板2に複数の光源20が千鳥配列で配置されており、かかる光源20を7灯点灯させた場合における輝度分布のシミュレーション結果について説明する。なお、以下で、光源20と対向する入射面41aに複数の円錐形状の光学素子40が配置されていないレンズを備えた面状照明装置のシミュレーション結果を比較のために示す。
図11に示すように、円錐形状の光学素子40が配置されていないレンズを備えた面状照明装置と、実施形態に係る面状照明装置1とで輝度分布を比較すると、面状照明装置1の方が、光源20間の輝度分布が滑らかにつながってくっきりとした六角形状の輝度分布が得られたことが分かる。
つまり、実施形態に係る面状照明装置1では、光源20からの出射光の輝度分布が六角形状になるので、発光面の輝度を均一化することができる。また、ローカルディミング(エリア発光)時に、より精細にコントラストを制御することも可能である。
次に、図12を用いて基板2に複数の光源20が矩形配列で配置されており、かかる光源20を1灯点灯させた場合における輝度分布のシミュレーション結果について説明する。
図12に示すように、円錐形状の光学素子40が配置されていないレンズを備えた面状照明装置と実施形態に係る面状照明装置1とで輝度分布を比較すると、面状照明装置1の方では、外縁が直線状に近づき、全体として六角形状の輝度分布が得られたことが分かる。
つまり、光源20と対向する入射面41aに複数の円錐形状の光学素子40を千鳥配列で配置することで、光源20からの出射光の輝度分布を六角形状にすることが可能であることが分かる。
次に、図13を用いて、光学素子40の角度αの違いによる輝度分布の違いについて説明する。図13は、光学素子40の角度αの違いによる輝度分布の比較結果を示す図である。図13では、角度αが40°から62°までの角度範囲、詳しくは、40°、44°、50°、58°および62°における輝度分布を示す。また、図13では、矩形配列で配置された9つの光源20すべてが点灯した場合(9灯点灯時)の輝度分布を示す。
図13に示すように、角度αが40°から62°の角度範囲においては、50°の場合が、最も輝度の均一性が高い。また、44°および58°の場合が次に輝度の均一性が高く、40°および62°の場合が最も輝度の均一性が低い。
つまり、光学素子40は、角度αが50°に近いほど輝度の均一性が高くなる。また、角度αが44°から58°の範囲であれば、光源20から出射した光がレンズ4の光学素子40に入射し、屈折され広がって出射するため、輝度ムラが顕在化しにくくなる。すなわち、光学素子40の角度αは、44°以上58°以下が好ましく、より好ましくは50°である。このような角度αの範囲で設計することで、輝度の均一化を図ることができる。
次に、図14および図15を用いて、光学素子40の直径Dの違いによる輝度分布の違いについて説明する。図14は、光学素子40の直径Dの違いによる輝度分布の比較結果を示す図である。図15は、実施形態に係るレンズ4の位置ずれによる輝度分布の比較結果を示す図である。また、図14では、矩形配列で配置された9つの光源20すべてが点灯した場合(9灯点灯時)の輝度分布を示す。また、図15では、1つの光源20が点灯した場合(1灯点灯時)の輝度分布を示す。
図14および図15では、光源20(LED)の最大距離(対角同士の長さD20)に対する光学素子40の直径Dの比率を示している。例えば、「1/2」は、光学素子40の直径Dが光源20の長さD20(図6参照)の1/2であることを示す。
図14に示すように、「1/10」の場合が最も輝度の均一性が高く、「1/2」および「4/5」の順に輝度の均一性が高い。つまり、光学素子40の直径Dが短くなるほど、輝度の均一性が高くなる。また、「1/2」であれば、輝度ムラが顕在化しにくくなる。すなわち、光学素子40の直径Dは、上面視形状における光源20の最大距離の1/2以下であることが好ましく、より好ましくは1/10以下である。このような光学素子40の直径Dを設計することで、輝度の均一化を図ることができる。
また、図15に示すように、例えば、光源20に対してレンズ4が0.5mmシフト(位置ずれ)した場合において、「4/5」では、輝度分布が位置ずれにより変化している。つまり、「4/5」は、光源20とレンズ4との位置ずれにより見栄えが均一とならないことを示している。
一方、「1/2」および「1/10」では、光源20に対してレンズ4が0.5mmシフトしても、輝度分布の変化が極めて小さい。さらに、「1/2」よりも「1/10」の方が、輝度分布の変化がさらに小さい。すなわち、光学素子40の直径Dは、上面視形状における光源20の最大距離の1/2以下であることが好ましく、より好ましくは1/10以下である。つまり、「1/2」および「1/10」は、光源20とレンズ4との位置ずれを実質的に無効化できるため、例えば振動やレンズ4の熱膨張(もしくは収縮)で光源20とレンズ4とが位置ずれした場合であっても、輝度の均一化を図ることができる。
次に、図16を用いて出射面41bに拡散素子44(ドット)を有するレンズ4を備えた面状照明装置1の輝度分布を示すシミュレーション結果について説明する。なお、以下では、出射面41bに拡散素子44を有さないレンズ4を備えた面状照明装置1のシミュレーション結果を比較のために示す。
図16に示すように、出射面41bに拡散素子44を有さないレンズ4を備えた面状照明装置1と、出射面41bに拡散素子44を有するレンズ4を備えた面状照明装置1とで比較すると、出射面41bに拡散素子44を有するレンズ4を備えた面状照明装置1の方が、中心部の輝度が明るくなっていることが分かる。
つまり、レンズ4の出射面41bに出射面41bから突出する複数の拡散素子44を設けることで、光源20の直上部の領域にも光が入り、発光面の輝度をより均一にすることができることが分かる。
なお、上述した実施形態に係るレンズ4は、レンズ4を支持する脚部を有してもよい。図17Aおよび図17Bを用いて、レンズ4の脚部について説明する。図17Aは、変形例に係るレンズ4の上面図である。図17Bは、図17AにおけるB−B線の断面図である。なお、図17Aでは、複数の光源20が矩形配列の場合を示す。
図17Aおよび図17Bに示すように、レンズ4は、入射面41aに基板2側に突出する脚部400を有する。レンズ4は、脚部400を介して基板2に支持される。これにより、レンズ4と光源20との間の間隔を一定に保つことができる。また、レンズ4と光源20との間の間隔を一定に保つことが容易になるため、生産性向上に資することもできる。さらに、脚部400により、レンズ4と光源20との間の間隔を一定に保つことで、輝度の均一化にも資することができる。なお、レンズ4は、脚部400を介して基板2に固定されてもよい。
また、図17Aおよび図17Bに示すように、脚部400は、格子状(X軸方向およびY軸方向)に延在し、複数の光源20を個別に囲む。これにより、隣接する光源20の光が入りこむことを防止できるため、ローカルディミング時(エリア発光時)においてコントラストを向上させることができる。
なお、図17Aおよび図17Bでは、レンズ4と脚部400とが一体構成である場合を示したが、レンズ4と脚部400とが別体構成であってもよい。あるいは、脚部400は、基板2と一体構成であってもよい。
また、レンズ4と脚部400とが一体構成の場合には、脚部400の表面を荒れた状態にすることで、脚部400に反射部としての機能を持たせてもよい。
また、図17Aでは、複数の光源20が格子配列の場合を示したが、例えば、複数の光源20が千鳥配列の場合、脚部400は、千鳥配列状に延在することで、複数の光源20を個別に囲む。
なお、上述した実施形態では、光学素子40は、円錐状(先端が尖った形状)である場合を示したが、光学素子40の先端は尖った形状でなくともよい。例えば、光学素子40の先端形状が、図18A〜図18Dに示すような形状であってもよい。
図18A〜図18Dは、変形例に係る光学素子40の先端形状を示す図である。
図18Aに示すように、例えば、光学素子40の先端形状は、円弧状であってもよい。また、図18Bに示すように、光学素子40の先端形状は、平面形状であってもよい。かかる平面形状は、例えば、光学素子40の底面43aと同じ円形であってもよく、円形以外の多角形であってもよい。
また、図18Cに示すように、光学素子40の先端形状は、凹んだ凹部であってもよい。また、図18Dに示すように、光学素子40は、傾斜面43bが凹状の円弧形状であってもよい。なお、傾斜面43bは、凸状の円弧形状であってもよい。
なお、図18A〜図18Dに示した光学素子40の先端形状以外にも任意の形状を採用可能である。つまり、光学素子40は、底面43aから先端に向かって先細りとなる部位を有すれば、先端形状は任意の形状であってよい。
なお、上述した実施形態では、光学シート70は、第1シート71および第2シート72により構成される場合を示したが、光学シート70は、3枚のシートで構成されてもよい。かかる点について、図19〜図21を用いて説明する。
図19は、変形例に係る面状照明装置1の断面図である。図20A〜図20Cは、変形例に係る光学シート70の構成を示す図である。図21は、変形例に係る光学シート70を備える場合の配光特性を示す図である。なお、図21では、偏角が0°〜80°の範囲で示された極座標系での出射光の輝度を示しており、濃淡が濃いほど輝度が強い(明るい)ことを示す。
図19に示すように、光学シート70は、例えば、3枚のシートにより構成される。具体的には、光学シート70は、第1シート71と、第2シート72と、第3シート73とを備える。第1シート71および第2シート72の構成は、上述した実施形態と同様であるため記載を省略する。
第3シート73は、第2シート72のZ軸正方向側である光の出射方向側に配置されるシート状の部材であって、例えば、3M社製のALCF(Advanced Light Control Film)など、反射型偏光シートとルーバーフィルムが一体構成となった部材である。例えば、第3シート73のルーバー73aは、光のカットオフが45°以下であることが好ましい。また、第3シート73は、第1シート71および第2シート72よりもレンズ4から遠い側に配置される。
また、第3シート73は、ルーバーフィルムのルーバー73a(光学素子)の延在方向(第3の方向)が第1プリズム71aおよび第2プリズム72aの延在方向により位置関係が規定される部材である。なお、第3シート73の反射型偏光シートは、第1プリズム71aおよび第2プリズム72aに関わりなく任意の延在方向であってよい。図20A〜図20Cには、ルーバー73a、第1プリズム71aおよび第2プリズム72aの位置関係を示している。
図20Aに示す位置関係について説明する。図20Aに示す例では、第1プリズム71aは、Y軸方向に延在し、第2プリズム72aは、X軸方向に延在し、ルーバー73aは、X軸方向に延在する。
つまり、ルーバー73aは、第1プリズム71aと略直交し、第2プリズム72aと略平行となる。これにより、図21に示すように、配光特性を極座標系で3次元的に表した場合に、偏角が所定の角度(図21では、略45°)以上の出射光をカットすることができる。つまり、面状照明装置1の長手方向および短手方向への出射光の広がりを抑えることができる。従って、例えば、面状照明装置1を車載器へ適用した場合に、フロントガラスやサイド側の窓ガラスへの映り込みを抑えることができる。
また、例えば、図20Bに示すように、第2プリズム72aをX軸方向から回転方向に所定角度だけ回転させてもよい。つまり、図20Bに示すように、第2プリズム72aは、第1プリズム71aとは、回転角度分だけ略直交からずれる。また、第2プリズム72aは、ルーバー73aとは、回転角度分だけ略平行からずれる。回転角度は、例えば、±20°以下であることが好ましい。このような構成であっても、上記の図20Aの位置関係と同様に、面状照明装置1の長手方向および短手方向への出射光の広がりを抑えることができる。従って、例えば、面状照明装置1を車載器へ適用した場合に、フロントガラスやサイド側の窓ガラスへの映り込みを抑えることができる。
また、例えば、図20Cに示すように、第1プリズム71aおよび第2プリズム72aは、互いに直交関係を維持しつつ、略45°回転させてもよい。具体的には、第1プリズム71aは、Y軸方向から回転方向(例えば、反時計回り)に略45°だけ回転させる。また、第2プリズム72aは、X軸方向から回転方向(例えば、反時計回り)に略45°だけ回転させる。また、ルーバー73aは、X軸方向に延在する。つまり、ルーバー73aは、第1プリズム71aおよび第2プリズム72aに対して略45°ずれて配置される。上記の図20Aおよび図20Bの位置関係と同様に、面状照明装置1の長手方向および短手方向への出射光の広がりを抑えることができる。従って、例えば、面状照明装置1を車載器へ適用した場合に、フロントガラスやサイド側の窓ガラスへの映り込みを抑えることができる。
なお、図20Cに示す例では、第1プリズム71aおよび第2プリズム72aを略45°回転させた場合を示したが、第1プリズム71aおよび第2プリズム72aの直交関係が維持されていれば、回転角度は、±60°以下まで対応可能である。
また、図20A〜図20Cでは、ルーバー73aは、X軸方向と略平行に延在する場合を示したが、ルーバー73aをX軸方向から回転方向に所定角度だけ回転させてもよい。かかる場合、ルーバー73aの回転角度は、±10°以下であることが好ましい。
また、上記では、第3シート73は、反射型偏光シートおよびルーバーフィルムが一体構成の場合について説明したが、第3シート73は、反射型偏光シートおよびルーバーフィルムが別体で構成されてもよい。
なお、上述した実施形態では、レンズ4は、平面である場合を示したが、レンズ4は曲面であってもよい。かかる点について、図22Aおよび図22Bを用いて説明する。図22Aは、変形例に係るレンズ4の側面図である。図22Bは、変形例に係る光学素子40の拡大図である。なお、図22Aおよび図22Bでは、光学素子40が凸状の円錐形状である場合について説明する。また、図22Bでは、図22Aに示す破線で囲んだ領域の拡大図を示す。
図22Aに示すように、レンズ4は、Z軸方向に曲がった曲面形状である。具体的には、レンズ4は、入射面41aが凸状であり、出射面41bが凹状の曲面形状である。なお、曲面形状であるレンズ4のアール(R)は、光学素子40の角度α(図6参照)が略44°以上58°以下となる範囲で設定可能である。
また、図22Bに示すように、レンズ4が曲面形状である場合、光学素子40は、側面視で非対称の円錐形状であることが好ましい。具体的には、光学素子40は、Z軸方向と平行である仮想的な垂直線VLよりも内側(レンズ4の中央側)を向いた形状である。より具体的には、光学素子40は、円錐の頂点が垂直線VLよりも内側に位置する。換言すれば、光学素子40は、垂直線VLよりも内側を向いていることで、金型をZ軸負方向へ向かって抜く場合に、金型に光学素子40が引っ掛かることを防止できる。従って、レンズ4を曲面形状にした場合、光学素子40を金型から抜く際の作業性を向上させることができる。
なお、図22Bでは、レンズ4は、Z軸負方向側に凸となる曲面形状を有したが、Z軸正方向側に凸となる曲面形状であってもよい。かかる場合、光学素子40は、垂直線VLよりも外側(レンズ4の周端側)を向いた形状であることが好ましい。
また、上記実施の形態により本発明が限定されるものではない。上述した各構成要素を適宜組み合わせて構成したものも本発明に含まれる。また、さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。よって、本発明のより広範な態様は、上記の実施の形態に限定されるものではなく、様々な変更が可能である。