JP2004355939A - バックライトユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】面光源から放射される拡散光を任意の一方向へ集光させて放射できる指向性と放射光量の調整を可能とした車戴ナビゲーション用バックライトユニットの提供。
【解決手段】導光板上面より放射される拡散光を、頂点を基準に対称な形状のプリズムからなる第1のレンズシート7と、第2のレンズシート8を、プリズムの稜線方向13がほぼ直交する様に重ねることで、X軸Y軸の正負4方向へ、ほぼ均一に光量が放射される面光源を構成する。さらに光の入射面或いは、放射面の角度や面積の比率を変えた、非対称なプリズム形状からなる第3のレンズシート8(指向性シート)を、使用することで前記第3のレンズシート8のプリズム方向に応じた正負の2方への光の放射を可能とした。さらに光の放射比率とX軸Y軸座標方向にZ軸方向を加えた放射角度の調整を可能としたことで、任意な3次元方向への放射指向性兼ね備えた面光源を可能とした。
【選択図】図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光学的指向性を要するバックライト照明及びこれを用いた液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
液晶を用いた表示装置においては、指向性が少なく幅広い視野角を必要とする液晶テレビやパソコンの表示モニター、携帯ゲーム機モニターなどと、指向性を必要とする車戴用ナビゲーションモニターや船舶用の魚群探知機用モニターなど、用途に応じて全く正反対の性能が要求されている。これらの要求を満足させるためにバックライトユニットの光学面が改良されてきた。近年多くの車戴ナビゲーション用に使用されている薄型で均一な面光源が比較的容易に実現可能であり、また、運転者あるいは補助席同乗者等一定方向への指向性を有する車戴用ナビゲーションモニターも実現されている。
【0003】
図6は従来のエッジライト方式バックライトユニットの構成を示す組立て斜視図である。同図に示されるように、プラスチック樹脂あるいは金属板により形成されたバックフレーム1の内側に、リフレクター反射シート3と蛍光ランプアセンブリ2が保持されている。蛍光ランプアセンブリ2の内側には、ポリエステル製フィルムの反射シート4と、ポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂製の第1の拡散シート5と、アクリル樹脂製あるいは、耐熱性を持った樹脂を用いた導光板6が積重ねられている。さらに導光板6の上には、複数本のストライプ状のプリズムが平行に敷き詰められている第1および第2のレンズシート7、10が積重ねられている。これらのレンズシート7、10は、ポリエステルフィルムからなる2等辺3角形のストライプ状のプリズムがアクリル樹脂基板上に配列形成されている。これらの第1および第2のレンズシート7、10は、それらのストライプ状のプリズムの長手方向(以下ではプリズム方向という。)13が互いにほぼ直交するように配置されている。
【0004】
第2のレンズシート10の上には、偏光膜が多重に積層された偏光シート11、ルーバー付フィルム14が重ねられ、さらにその上にはプラスチック樹脂あるいは金属板加工で成形されているフロントフレーム12が設けられている。偏光シート11としては例えばDBEF(住友スリーエム社製)が用いられる。ルーバー付フィルム14は光の透光方向と放射角度を限定するように設計され、ルーバー又はブラインド機能を備えており、例えば商品名ライトコントロールフィルム(住友スリーエム社製)が用いられる。フロントフレーム12とバックフレーム1との間には、上記の光学系を構成する各部品が組み込まれ、一体化されたバックライトユニットが構成されている。
【0005】
(例えば:特許文献1参照)
図7は、上記構成のバックライトユニットにおける、第1のレンズシート7と第2のレンズシート10を通過する光の軌跡を拡大して示す図である。すなわち、同図は導光板6の上面より放射される拡散光が、第1のレンズシート7及び第2のレンズシート10を透光する時の光の軌跡を、垂直に放射される放射光を一つの例として説明する。
【0006】
導光板6より放射される拡散光のなかより垂直方向に放射する光は、2等辺三角形プリズムからなる第1のレンズシート7に対して、前記プリズムの稜線方向13が、ほぼ直交するように重ねられた第2のレンズシート10を透光することで、X軸とY軸の正負の4方向に集光され、ほぼ同じ強さで放射されるP波(縦波)とS波(横波)の光となる。ここで、P波は液晶に取り付けられている偏光フィルムを通過できる縦波であり、S波は通過出来ない横波である。
【0007】
そこで、液晶を通過できないS波の光を再利用する目的で、液晶に供給される前にバックライトユニット内に偏光シート11が設けられ、バックライトユニット内に再入射されたS波の光が、反射を繰り返し再度導光板6より放射され、第1のレンズシート7及びのレンズシート10を透過した時には、初回と同じ割合でS波とP波に分割される。このようにしてS波が回収、再利用されることで効率の良いX軸とY軸の正負4方向に均一に放射される面光源が形成される。
【0008】
さらに、X軸とY軸の正負4方向とは異なる方向に開口ルーバー方向を持つルーバー付きフィルム14を重ねることにより、ルーバー付きフィルム14の開口ルーバー方向と、放射方向が一致した一部のP波の光のみが放射される。この結果、一方向への指向性を有する車戴ナビゲーション用バックライトユニットが提供されている。
【0009】
【特許文献1】
特開2000−243122号公報(図1)
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
上述した指向性を有する車戴ナビゲーション用バックライトユニットにおいても家電製品同様に省エネ、高効率が強く要求されており、運転手の目の位置に強く光を放射する集光性と指向性の向上による効率化が求められている。
【0011】
しかしながら上記従来の車戴ナビゲーション用バックライトユニットにおいては、運転手の目の位置(アイ・ポイント)に高輝度指向性のピークを合せ、さらにフロントガラスへの映像写り込み現象を防止するためにルーバー付フィルムを目的で使用しているため、光の放射ロスを生じ、光量全体の利用率が低かった。
【0012】
したがって本発明は、出来る限り光の放射ロスを少なくし、さらにバックライトユニットの外形構造に関しても大幅な変更も必要としない、従来品よりも指向性と光の放射率を高めた車戴ナビゲーション用バックライトユニットを提供することを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明のバックライトユニットは、導光板上面より放射される拡散光を、プリズム方向を直交させた、頂点を基準に対称形状のプリズムからなる第1のレンズシートと、第2のレンズシートを透光することで、拡散光がX軸正方向(運転席方向)、Y軸正方向(フロントガラス方向)、X軸負方向(助手席方向)、Y軸負方向(足元方向)の4方向に、ほぼ同じ光の強さで放射される面光源が形成される。
【0014】
更にプリズムの頂点(稜線)を基準に、左右入射面の面積・入射角或いは、入射面の形状が異なる非対称プリズムからなる第3のレンズシート(指向性シート)を重ねることで、入射した光が放射される2方向のうち、一方向に多く光が放射され、放射光に指向性を持たせることを可能とした。
【0015】
更に前記第3のレンズシートを、プリズムの稜線方向が直交するように重層された前記第1のレンズシートおよび第2のレンズシートに対してプリズムの稜線方向が重ならないように角度を変えて積層することにより、X軸、Y軸のそれぞれ正負の4方向以外の方向に光を放射することも可能とした。
【0016】
更に前記第3のレンズシートは特定のプリズム形状や、入射面より入射する光の比率に関係なく、前記第3のレンズシートの放射面から光が放射される時に、非対称なプリズム形状により放射方向に対して光の放射光量に差を生じれば、それぞれのレンズシートの積層順序や、レンズシートの入射面、放射面(表裏)の組合せに関係なく所定の方向に指向性を有する面光源を得ることも可能である。
【0017】
より具体的に述べると、本発明のバックライトユニットは、ほぼ直交するXY軸座標の平面内で発光する平面光源と、この平面光源から放射される光を受けて、X軸の正負2方向にほぼ同一の光量が、集光・放射するように配置された、ほぼ対称のプリズムからなる第1のレンズシートと、前記光を受けてY軸の正負2方向に、ほぼ同一の光量が集光・放射するように配置された、ほぼ対称のプリズムからなる第2のレンズシートと、非対称のプリズムからなる第3のレンズシートにより、前記平面光源から放射される光を、任意な方向へ光を放射させる指向性と、放射方向への光量の放射比率の変更を可能としたことを特徴とするものである。
【0018】
また、本発明のバックライトユニットは、ほぼ直交するXY軸座標の平面内で発光する平面光源と、この平面光源からの光を受光するように積層配置された、第1、第2および第3のレンズシートとを備え、前記第1のレンズシートはその断面がほぼ2等辺3角形であり、その稜線方向がY軸方向に延長されている複数本のプリズムからなり、前記第2のレンズシートは、同じくその断面がほぼ2等辺3角形であり、その稜線方向がX軸方向に延長されている複数本のプリズムからなり、前記第3のレンズシートは、その断面がほぼ非対称の3角形であり、その稜線方向がX軸およびY軸に対して所定の角度を有する方向に延長されている複数本のプリズムからなることを特徴とするものである。
【0019】
さらに、上記の本発明のバックライトユニットにおいては、前記平面光源は、反射シートに折り曲げ加工を施し光源を支持固定する機能と、折り曲げ加工により設けられた反射面において、光の多くを導光板の側面より入射させる反射機能を併せ持った、一体型のリフレクター反射シートを具備したことを特徴とするものである。
【0020】
【発明の実施の形態】
【0021】
【実施例】
以下、本発明の車戴ナビゲーション用バックライトユニットの第1の実施形態を、図1〜図2を参照し説明する。
【0022】
図1は右ハンドル仕様自動車用としての車戴ナビゲーション用バックライトユニットの全体構成を示す斜視図、図2(a)は図1の各種シートの構成とプリズム方向を示す拡大図、図2(b)は従来バックライトのレンズシート構成におけるバックライト放射面の光放射図、図2(c)は本発明の実施形態にかかるバックライトユニットにおける放射面の光放射図である。
【0023】
図1に示す通り、バックフレーム1の対向辺部内側には、蛍光ランプの両端にホルダーが取り付けられこれらにリード線が接続された一対の蛍光ランプアセンブリ2が固定されている。バックフレーム1の内側にはさらに、反射シート4、第1の拡散シート5および導光板6が積層配置され、これらは導光板6の側面から入射した蛍光ランプアセンブリ2の光が4方の側面より漏れないように、折り曲げ加工を施したリフレクター反射シート3内に配置されている。
【0024】
前記蛍光ランプアセンブリ2から放射された光は、導光板6の底面と側面に接するように配置された第1の拡散シート5と、さらにその直下に配置された反射シート4と、リフレクター反射シート3により反射と屈折と拡散が繰返されるなかで、導光板6の上面より拡散光が放射される面光源となる。
【0025】
図2(a)には、導光板6の上部に設けられる各種シートの構成と、光の透過方向を示す座標軸を示す。同図に示すように、導光板6の上部にはプリズムの稜線方向13が互いにほぼ直交するように第1のレンズシート7と第2のレンズシート10が配置されている。これらの第1および第2のレンズシート7、10は、図6あるいは図7で示した第1および第2のレンズシート7、10と同じ構造を有しているため、その詳細な説明は省略する。第1および第2のレンズシート7、10の間には第3のレンズシート8(指向性シート)が配置されている。この第3のレンズシート8は第1および第2のレンズシート7、10とほぼ同じ構造であるが、プリズムの形状及び方向が次のように異なっている。すなわち、第3のレンズシート8の入射面を形成する複数本のストライプ状のプリズムは、それらの断面が2等辺三角形ではなく、2辺の長さが異なる非対称三角形のプリズムにより構成されている。そしてこれらの非対称プリズムの稜線方向13は、第1および第2のレンズシート7、10のプリズムの稜線方向13とは異なっている。また、第3のレンズシート8と第2のレンズシート10の間には、シートの密着による部分的な光ムラの発生を防止するために、定量的厚みと表面が租な状態に形成された拡散シート9が設けられている。さらに、第2のレンズシート10の上には、液晶の発光に有効なP波(縦波)を透光し、発光に無効なS波(横波)を反射する特性を備えた、偏光シート11が設けられ、バックライトユニットの光の放射面が出来上がっている。
【0026】
図2(b)(c)は、このように構成された車戴ナビゲーション用バックライトユニットにおける、第1乃至第3のレンズシート7、10、8を通過する光の軌跡を示す図である。図2(b)は第3のレンズシート8を設けない場合を、また、図2(c)は第3のレンズシート8を設けた場合を対比して示している。図2(b)においては図6に示した従来例と同様に、X軸,Y軸の正負4方向にほぼ等しい光量の比率で放射されている。これに対して、図2(c)においては、第3のレンズシート8の非対称なプリズム形状およびプリズムの稜線方向13により、第2のレンズシート10から最終的に放射される光の放射方向と、その放射方向に対する光の放射比率が変化する様子が示されている。
【0027】
図3は、バックライトユニットから放射される光の指向性を従来のバックライトユニットと比較して示す半円グラフである。測定に用いたバックライトユニットは従来品と本発明品の2つのタイプを使用し、更にそれぞれについてルーバー付きフィルム14の有無における輝度の差異に付いても測定を行った。具体的には、バックライトユニットの中心点に輝度計のピントを合せて、輝度計と中心点の距離を一定に保ちつつ、輝度計をX軸の正負方向に夫々90度回転させた時の明るさを測定した。この測定に用いたバックライトユニットは運転席がバックライトユニットの放射面からみて左側に位置する右ハンドル車用に設計されたものであり、視野角特性グラフでは運転席が負の方向となっている。
【0028】
さらに、従来のルーバー付きバックライトユニットの光放射面中心点の、輝度計測定値を半円グラフ化し、バックライトユニット長辺方向視野角特性として比較評価を行った。従来品、開発品ともにルーバー付きフィルムを取り除きバックライトユニットから放射される光の指向性と強度を比較すると、左右両方に光の指向性を持つ従来品に比べ発明品はルーバーに関係なく要求される運転席の方向を中心に光が放射されている。運転席方向への光の強さとしては従来品の輝度が約1800cd/mに対して発明品では5000cd/m(約2.5倍)の輝度がバックライトユニットより放射されている。
【0029】
このように本発明によれば、第3のレンズシート8のプリズムの稜線方向13が、第1のレンズシート7と第2のレンズシート10のプリズムの稜線方向13と異なるように角度を変えて重ねることで、X軸Y軸に加えてZ軸の3軸で構成する運転手の目の位置周辺に集中して光を放射する3次元の指向性を持つ面光源を可能とし、車のフロントパネル方向へ放射される光の量も減少できた。この結果、従来のルーバー付きフィルムを用いることなく、フロントパネルへの映像写り込みも解消された。
【0030】
図4は、本発明の車戴ナビゲーション用バックライトユニットに用いる第3のレンズシート(指向性シート)の変形例(a)〜(d)を示す、部分拡大図である。
【0031】
図4(a)は、入射面側或いは放射面側が複数の頂点と平面で構成された非対称のプリズムからなる指向性シートである。図4(b)は、一つの頂点を基準に左右の入射面或いは放射面が、平面と曲面の組合せで構成された非対称のプリズムからなる指向性シートである。
【0032】
図4(c)は、入射面或いは放射面のどちらか片方が、湾曲面のかまぼこ形状からなる非対称のプリズムを用いた指向性シートである。
【0033】
図4(d)は、入射面が同一平面で、放射面が複数の平面或いは曲面から構成された非対称のプリズムからなる指向性シートである。
【0034】
図5は、本発明の車戴ナビゲーション用バックライトユニットの第2の実施形態を示す斜視図である。図5においては、図1〜図2に示した車戴ナビゲーション用バックライトユニットの構成部分と実質的に同一の構成部には同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。同図に示すように、この実施形態においては直下タイプのバックライトユニットが用いられている。すなわち、レンズシート7、8、10の直下に配置される光源は、樹脂成形あるいは金属のプレス加工で成形された反射ケース15の内部に蛍光ランプアセンブリ2を複数本並べて実装し、所定の空間距離を保ちつつ導光板の代りに拡散板16が使用されている。
【0035】
【発明の効果】
以上説明した本発明によれば、第1のレンズシート7と第2のレンズシート10の直交するプリズムの稜線方向13に加え、第3のレンズシート8(指向性シート)の非対称なプリズムの形状とプリズムの稜線方向13が、同じ方向に重ならない様に角度を持たせることで、直交するX軸、Y軸以外の任意な中間的角度の一方向(運転手の目の周辺位置)へ集光して、放射できる3次元の指向性を具備し、従来バックライトに於いて、フロントパネルに写り込み視界の妨げになる映像対策に用いられ、光の放射率を下げているルーバー付きフィルムを必要としない面光源バックライトユニットを可能にした。
【0036】
更に第3のレンズシート8(指向性シート)の採用と、従来品では使用が不可欠であったルーバー付きフィルムを取り除いた相互効果により、バックライトユニットから放射される輝度は、図7のバックライトユニットの長辺視野角輝度特性の比較グラフに示す通り、従来品の約2.5倍の輝度が測定されており、本発明品は要求されている低消費電力化及び高輝度化を実現し、指向性に優れた車戴ナビゲーション用のバックライトユニットの提供を可能にした。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の、車戴ナビゲーション用バックライトユニットの第1の実施形態を示す、組立て斜視図である。
【図2】図1に示す、本発明の車戴ナビゲーション用バックライトユニットの導光板から偏光シート部分の配置構成と光の放射方向を示す拡大図である。
【図3】本発明品と従来品の車戴ナビゲーション用バックライトユニットに於ける、長辺方向の視野角輝度特性を比較して示すグラフである。
【図4】本発明の車戴ナビゲーション用バックライトユニットに用いる第3のレンズシート(指向性シート)の変形例を示す拡大図である。
【図5】本発明の車戴ナビゲーション用バックライトユニットの、第2の実施形態を示す組立て斜視図である。
【図6】従来の車戴ナビゲーション用バックライトユニットの組立て斜視図である。
【図7】図6に示す、従来の車戴ナビゲーション用バックライトユニットの、第1のレンズシートから第2のレンズシートに於ける、光の軌跡特性の1例を示す軌跡の拡大図である。
【符号の説明】
1 バックフレーム
2 蛍光ランプアセンブリ
3 リフレクター反射シート
4 反射シート
5 第1の拡散シート
6 導光板
7 第1のレンズシート
8 第3のレンズシート(指向性シート)
9 第2の拡散シート
10 第2のレンズシート
11 偏光シート
12 フロントフレーム
13 プリズム稜線方向
14 ルーバー付きフィルム
15 反射ケース
16 拡散板

Claims (3)

  1. ほぼ直交するXY軸座標の平面内で発光する平面光源と、この平面光源から放射される光を受けて、X軸の正負2方向にほぼ同一の光量が、集光・放射するように配置された、ほぼ対称のプリズムからなる第1のレンズシートと、前記光を受けてY軸の正負2方向に、ほぼ同一の光量が集光・放射するように配置された、ほぼ対称のプリズムからなる第2のレンズシートと、非対称のプリズムからなる第3のレンズシートにより、前記平面光源から放射される光を、任意な方向へ光を放射させる指向性と、放射方向への光量の放射比率の変更を可能としたことを特徴とするバックライトユニット。
  2. ほぼ直交するXY軸座標の平面内で発光する平面光源と、この平面光源からの光を受光するように積層配置された、第1、第2および第3のレンズシートとを備え、前記第1のレンズシートはその断面がほぼ2等辺3角形であり、その稜線方向がY軸方向に延長されている複数本のプリズムからなり、前記第2のレンズシートは、同じくその断面がほぼ2等辺3角形であり、その稜線方向がX軸方向に延長されている複数本のプリズムからなり、前記第3のレンズシートは、その断面がほぼ非対称の3角形であり、その稜線方向がX軸およびY軸に対して所定の角度を有する方向に延長されている複数本のプリズムからなることを特徴とするバックライトユニット。
  3. 前記平面光源は、反射シートに折り曲げ加工を施し光源を支持固定する機能と、折り曲げ加工により設けられた反射面において、光の多くを導光板の側面より入射させる反射機能を併せ持った、一体型のリフレクター反射シートを具備したことを特徴とする請求項1または2記載のバックライトユニット。
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