JP6782595B2 - ディスクブレーキパッドの成形方法 - Google Patents
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Description
本発明の第1の実施形態のディスクブレーキパッドの成形方法は、熱圧成形前の予備成形時に摩擦材の面取り部を形成する場合の成形方法である。本発明の第1の実施形態のディスクブレーキパッドの成形方法を図2〜図6により説明する。
本発明の第2の実施形態のディスクブレーキパッドの成形方法は、予備成形を行わず、直接原料となる摩擦材組成物を熱圧成形するとともに、熱圧成形時に摩擦材の面取り部を形成する成形方法である。
本発明の第3の実施形態のディスクブレーキパッドの成形方法は、本発明の第1のディスクブレーキパッドの成形方法と同様に、熱圧成形前の予備成形時に摩擦材の面取り部を形成する場合の成形方法であり、さらに、摩擦材の予備成形と同時にバックプレートの固着を行うものである。
本発明の第4の実施形態のディスクブレーキパッドの成形方法は、予備成形を行わず、直接原料となる摩擦材組成物を熱圧成形して摩擦材の面取り部を形成するとともに、摩擦材の予備成形と同時にバックプレートの固着を行うものである。
第5の実施形態のディスクブレーキパッドの成形方法は、第3の実施形態において用いた凸部33をさらに改良したものであり、摩擦材の上端面を成形する成形型32内に流体圧シリンダ等の凸部駆動手段41を設けて、摩擦材110の溝部112を形成するための凸部4を、摩擦材の上端面を形成する成形型32とは独立して昇降可能とした点が異なる。
Claims (6)
- ディスクブレーキパッドの原材料として、結合材、有機充填材、無機充填材、および繊維基材を含有するとともに、少なくとも一部が造粒された摩擦材組成物を用い、
下部金型と、摩擦材の外周形状を形成する型孔を有する上部金型と、摩擦材の上端面の面取り部を成形する成形型と、上端面の面取り部以外を成形する成形型とからなる金型装置を用いて、
前記下部金型と前記上部金型の型孔により形成されるキャビティに前記摩擦材組成物を充填するとともに、
前記摩擦材組成物を成形する前の嵩高状態で、充填された摩擦材の原材料の上面よりも前記面取り部が下となる位置まで、前記摩擦材の上端面の面取り部を成形する成形型を下降させて当該原材料に押し込み、面取り部を形成する箇所に投入された摩擦材の原材料の内、面取りによって形成される切欠きの体積分に相当する原材料を予め中央側に流動させ、次いで所定の形状に予備成形するディスクブレーキパッドの成形方法。 - ディスクブレーキパッドの原材料として、結合材、有機充填材、無機充填材、および繊維基材を含有するとともに、少なくとも一部が造粒された摩擦材組成物を用い、
下部金型と、摩擦材の外周形状を形成する型孔を有する上部金型と、摩擦材の上端面の面取り部を成形する成形型と、上端面の面取り部以外を成形する成形型とからなり、前記下部金型、上部金型および成形型の少なくとも1つに加熱手段を設けた金型装置を用いて、
前記下部金型と前記上部金型の型孔により形成されるキャビティに前記摩擦材組成物を充填するとともに、
前記摩擦材組成物を成形する前の嵩高状態で、充填された摩擦材の原材料の上面よりも前記面取り部が下となる位置まで、前記摩擦材の上端面の面取り部を成形する成形型を下降させて当該原材料に押し込み、面取り部を形成する箇所に投入された摩擦材の原材料の内、面取りによって形成される切欠きの体積分に相当する原材料を予め中央側に流動させ、次いで所定の形状に熱圧成形するディスクブレーキパッドの成形方法。 - ディスクブレーキパッドの原材料として、結合材、有機充填材、無機充填材、および繊維基材を含有するとともに、少なくとも一部が造粒された摩擦材組成物を用い、
下部金型と、摩擦材の外周形状を形成する型孔を有する上部金型と、摩擦材の上端面の面取り部を成形する成形型と、上端面の面取り部以外を成形する成形型とからなる金型装置を用いて、
下部金型上にバックプレートを配置し、前記バックプレートと、上部金型の型孔により形成されるキャビティに前記摩擦材組成物を充填するとともに、
前記摩擦材組成物を成形する前の嵩高状態で、充填された摩擦材の原材料の上面よりも前記面取り部が下となる位置まで、前記摩擦材の上端面の面取り部を成形する成形型を下降させて当該原材料に押し込み、面取り部を形成する箇所に投入された摩擦材の原材料の内、面取りによって形成される切欠きの体積分に相当する原材料を予め中央側に流動させ、次いで所定の形状に予備成形するディスクブレーキパッドの成形方法。 - ディスクブレーキパッドの原材料として、結合材、有機充填材、無機充填材、および繊維基材を含有するとともに、少なくとも一部が造粒された摩擦材組成物を用い、
下部金型と、摩擦材の外周形状を形成する型孔を有する上部金型と、摩擦材の上端面の面取り部を成形する成形型と、上端面の面取り部以外を成形する成形型とからなり、前記下部金型、上部金型および成形型の少なくとも1つに加熱手段を設けた金型装置を用いて、
下部金型上にバックプレートを配置し、前記バックプレートと、上部金型の型孔により形成されるキャビティに前記摩擦材組成物を充填するとともに、
前記摩擦材組成物を成形する前の嵩高状態で、充填された摩擦材の原材料の上面よりも前記面取り部が下となる位置まで、前記摩擦材の上端面の面取り部を成形する成形型を下降させて当該原材料に押し込み、面取り部を形成する箇所に投入された摩擦材の原材料の内、面取りによって形成される切欠きの体積分に相当する原材料を予め中央側に流動させ、次いで所定の形状に熱圧成形するディスクブレーキパッドの成形方法。 - 前記摩擦材の上端面を成形する成形型に摩擦材の溝部を形成する凸部を設けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のディスクブレーキパッドの成形方法。
- 前記溝部を形成する凸部を前記摩擦材の上端面を成形する成形型と独立して駆動できる凸部駆動手段を設けたことを特徴とする請求項5に記載のディスクブレーキパッドの成形方法。
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JP2016189706A JP6782595B2 (ja) | 2016-09-28 | 2016-09-28 | ディスクブレーキパッドの成形方法 |
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JP2018053998A JP2018053998A (ja) | 2018-04-05 |
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CN111503197B (zh) * | 2020-04-08 | 2021-10-15 | 衡水众成摩擦材料有限公司 | 一种刹车片用复合耐磨材料的制备工艺 |
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