JP6781781B2 - 情報処理装置及びその入力制御方法並びにプログラム - Google Patents

情報処理装置及びその入力制御方法並びにプログラム Download PDF

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本発明は、情報処理装置及びその入力制御方法並びにプログラムに関するものである。
従来、ノートPC、デスクトップ型PC等の情報処理装置では、同じキーが押し続けられた場合に、連続的なキー入力として受け付けるオートリピート機能がサポートされている。このオートリピート機能は、例えば、キーリピート機能、タイプマティック入力ともいわれ、(1)キーが押されてから連続的なキー入力を開始するまでの時間、及び(2)連続的なキー入力が開始された場合におけるキー入力速度、換言すると、単位時間に発生させるキーの入力回数を調整できる設定とされている。
例えば、文字入力や数字入力に関しては、同じ文字や数字を連続して入力する必要性は低い。したがって、このようなキー入力に関しては、オートリピート機能はそれほど有効に作用しない。その一方で、削除キー、スペースキー、ページアップ、ページダウン、カーソルキー等のキーについては、連続した入力が好ましい場合もあり、オートリピート機能が効果的に作用する。
しかしながら、従来のオートリピート機能は、キー全体に反映されるため、柔軟な設定を行うことができなかった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、キーの機能に応じてオートリピート機能をより効果的に利用することのできる情報処理装置及びその入力制御方法並びにプログラムを提供することを目的とする。
本発明の第一態様は、タッチパッドとして機能するタッチパッドモードと、数字入力を行うためのテンキーとして機能するテンキーモードとを有するタッチパッドと、所定の入力操作がされた場合に、前記タッチパッドモードと前記テンキーモードとを切り替えるモード切替部と、前記テンキーモードの場合に、キーが押し続けられたときに連続的なキー入力として受け付けるオートリピート機能をオフにする機能設定部とを具備する情報処理装置である。
本発明の第二態様は、タッチパッドとして機能するタッチパッドモードと、数字入力を行うためのテンキーモードとを有するタッチパッドを備える情報処理装置の入力制御方法であって、所定の入力操作がされた場合に、前記タッチパッドモードと前記テンキーモードとを切り替える工程と、前記テンキーモードの場合に、キーが押し続けられたときに連続的なキー入力として受け付けるオートリピート機能をオフにする工程とをコンピュータが実行する情報処理装置の入力制御方法である。
本発明の第三態様は、タッチパッドとして機能するタッチパッドモードと、数字入力を行うためのテンキーモードとを有するタッチパッドを備える情報処理装置に適用される入力制御プログラムであって、所定の入力操作がされた場合に、前記タッチパッドモードと前記テンキーモードとを切り替える処理と、前記テンキーモードの場合に、キーが押し続けられたときに連続的なキー入力として受け付けるオートリピート機能をオフにする処理とをコンピュータに実行させるための入力制御プログラムである。
本発明によれば、キーの機能に応じてオートリピート機能をより効果的に利用することができるという効果を奏する。
本発明の一実施形態に係るノートPCの概略外観図である。 本発明の一実施形態に係るノートPCにおいて、テンキーモードまたはファンクションキーモードのときにタッチパッドに表示されるキー構成及びキー配列の一例を示した図である。 本発明の一実施形態に係るノートPCにおいて、タッチパッドモードのときのタッチパッドの構成例を示した図である。 本発明の一実施形態に係るノートPCのハードウェア構成を概略的に示した図である。 本発明の一実施形態に係るノートPCが備える入力制御機能の一部を模式的に示した機能構成図である。 本発明の一実施形態に係るノートPCのタッチパッドにおける各モードの状態遷移図を示した図である。
以下に、本発明の一実施形態に係る情報処理装置及びその入力制御方法並びにプログラムについて、図面を参照して説明する。以下の実施形態においては、情報処理装置としてノートPCを例示して説明するが、本発明の情報処理装置はこの例に限定されない。例えば、情報処理装置は、デスクトップ型PC、スマートフォン等の携帯電話機、タブレット端末等であってもよい。
図1は、本発明の一実施形態に係るノートPC1の概略外観図である。図1に示すように、ノートPC1は、いずれも略直方体である第1筐体2及び第2筐体3を備える、いわゆるクラムシェル型のパーソナルコンピュータである。第1筐体2及び第2筐体3は、例えば、それぞれの端部またはその近傍において連結部9aによって連結されている。連結部9aは、例えば、ヒンジであり、第1筐体2及び第2筐体3を開閉可能に支持している。
第1筐体2には、第2筐体3の端部側に沿ってサブディスプレイ10が設けられている。サブディスプレイ10は、例えば、連結部9bによって第1筐体2に連結されている。連結部9bは、例えば、ヒンジである。サブディスプレイ10は、閉じた状態で第1筐体2の上面に設けられた収容部11に収容可能とされ、開いた状態で収容部11の収容面とサブディスプレイ10の裏面(表示画面が設けられていない方の面)とのなす角度θが、例えば、2°≦θ2≦40°の範囲となるように構成されている。
サブディスプレイ10は、例えば、第1筐体2に対して第2筐体3が開いているときに、第1筐体2に対して開くように構成されている。サブディスプレイ10は、手動で連結部9b回りに回動するように構成されていてもよい。この場合、連結部9bとしては、所定の角度でサブディスプレイ10を保持できるトルクヒンジなどを好適に用いることができる。また、バネなどの付勢部材を用いてサブディスプレイ10を上方付勢状態としてもよい。この場合、第2筐体3が閉じられるときに、第2筐体3がサブディスプレイ10を下方に押圧して収容部11に収容させることができ、第2筐体3が開かれたときに、第2筐体3に連動して、自動的にサブディスプレイ10を立ち上げることができる。
第1筐体2には、入力装置4が設けられている。入力装置4は、ユーザが入力操作を行うためのユーザインターフェースである。図1には、入力装置4の一例として、文字、コマンド等を入力する各種キーより構成されるキーボード5及びタッチパッド6が示されている。また、入力装置4は、マウス、トラックポイント、タッチペン等を備えていてもよい。
キーボード5は、第1筐体2の上面において、サブディスプレイ10を介して第2筐体3とは反対側に設けられている。例えば、キーボード5は、第1筐体2の上面においてほぼ中央部に設けられている。キーボード5は、ソフトウェアキーボードでもよいし、物理キーで構成されていてもよい。
タッチパッド6は、第1筐体2の上面において側部に設けられている。図1では、タッチパッド6は、第1筐体2の上面においてキーボード5の右側に設けられているが、この例に限定されず、キーボード5の左側に設けられていてもよい。
タッチパッド6は、例えば、3Dタッチ(スリーディータッチ)を実現するタッチパッド6とされている。例えば、タッチパッド6は、静電容量式、抵抗膜式、又は電磁誘導式のタッチセンサを備え、操作面における入力操作を検知するような構成とされている。さらに、タッチパッド6は、操作面の下面に感圧センサ(圧力検出部)を備えており、感圧センサにより接触面に対する接触圧力が検出可能とされている。圧力を検出する具体的構成は感圧センサに限定されず、他のセンサにより接触面における指等の指示体の接触圧力を検出することとしてもよい。
タッチパッド6は、カーソル操作やクリック操作等を入力するためのタッチパッドとして機能するタッチパッドモードと、数字入力を行うためのテンキーとして機能するテンキーモードと、テンキーとは異なるファンクションキーとして機能するファンクションキーモードとを有している。
タッチパッド6の下方には、バックライトが設けられている。テンキーモードおよびファンクションキーモードのときには、バックライトが点灯することにより、テンキーやファンクションキーが視認可能に表示され、ユーザによる各キーへの接触が検知されることにより、そのキーに応じた入力信号が出力されることとなる。
図2はテンキーモード及びファンクションキーモードにおけるタッチパッド6の表示例を示した図である。なお、図2に示されるテンキーモード及びファンクションキーモードにおけるキー配列やキー構成は一例であり、この例に限定されない。図2に示すように、一部のキーについては、数字キーの機能及びファンクションキーの機能の両方が割り当てられている。テンキーモードの場合には、各キーは、図2において上段に表示されているキーとして機能する。
例えば、テンキーモードでは、タッチパッド6は、0から9までの数字キー、プラスやマイナス等の各種演算記号キー、エンターキー、ナムロックキー14等を備えるキーパッドとして機能する。
一方、ファンクションキーモードの場合には、各キーは下段に表示されているキーとして機能する。例えば、ファンクションキーモードでは、タッチパッド6は、ホームキー、ページアップキー、ページダウンキー、上下左右のカーソルキー、エンドキー、インサートキー、デリートキー、ナムロックキー14等を備えるキーパッドとして機能する。
図3は、タッチパッドモードのときのタッチパッド6の構成例を示した図である。
上記各モードの切り替えは、例えば、モード切替を指示する所定の入力操作が行われることにより切り替えられる。例えば、図2及び図3に示すように、タッチパッド6の一部であって、キーが表示されない領域には、モード切替用のモード切替ボタン12が設けられている。このモード切替ボタン12が操作されることにより、タッチパッドモードとテンキーモードまたはファンクションキーモードとが切り替えられる構成とされている。
また、例えば、テンキーモードとファンクションキーモードとの切り替えについては、例えば、タッチパッド6上に表示されている所定のキーが操作されることによって、切り替えられる構成とされている。例えば、一例として、ナムロックキー14が操作されることによって、テンキーモードとファンクションキーモードとが切り替えられることとしてもよい。
例えば、ナムロックキー14が有効化されている場合には、テンキーモードとされ、ナムロックキー14が無効化されている場合に、ファンクションキーモードとされる。なお、本実施形態においては、ナムロックキー14は、ナムロックキー14が再び操作されるまで、現在の状態を保持する構成とされている。例えば、ナムロックキー14が操作されることによってナムロックキー14が有効化された場合、再びナムロックキー14が操作されるまでは有効化の状態が維持されることとなる。
なお、上述したモードの切り替え方法は一例であり、上記例に限定されない。また、ナムロックキー14の有効化/無効化の切り替えについても上記例に限定されない。例えば、タッチパッドモードに切り替えられた場合やノートPC1がシャットダウンした場合には、無効化及び有効化のいずれか一方の状態にリセットされることとしてもよい。また、この場合、デフォルトの状態をユーザが設定できるような構成とされていてもよい。
第2筐体3には、画像を表示するメインディスプレイ8が設けられている。メインディスプレイ8は、第2筐体3が第1筐体2に対して閉じられた状態で、サブディスプレイ10と対向する面上に配置されている。
図4は、本実施形態に係るノートPC1のハードウェア構成を概略的に示した図である。ノートPC1は、CPU(Central Processing Unit)20、ROM(Read Only Memory)21、メモリ22、フラッシュメモリ23、グラフィクスアダプタ24、メインディスプレイ8、サブディスプレイ10、通信デバイス25、電源回路26、入力装置4を備えている。これら各部は、バス28を介して接続されている。
CPU20は、バス28を介して接続されたフラッシュメモリ23に格納されたOS(Operating System)によりノートPC1全体の制御を行うとともに、フラッシュメモリ23に格納された各種のプログラムに基づいて処理を実行する。
ROM21は、BIOS(Basic Input/Output System:基本入出力システム)や各種データ等を格納している。
メモリ22は、キャッシュメモリやRAM(Random Access Memory)で構成されている。メモリ22は、CPU20の実行プログラムの読み込み、及び実行プログラムによる処理データの書き込みを行う作業領域として利用される書き込み可能なメモリである。
フラッシュメモリ23は、ノートPC1の全体の制御を行うためのマルチウィンドウのOS、周辺機器類をハードウェア操作するための各種ドライバ、ユーティリティプログラム、各種アプリケーションプログラム等を記憶する。なお、ノートPC1は、フラッシュメモリ23に替わる記憶手段としてHDD(Hard Disk Drive)等、他の記憶手段を備えてもよい。
グラフィクスアダプタ24は、CPU20の制御に従って、表示情報をビデオ信号に変換し、変換したビデオ信号をメインディスプレイ8やサブディスプレイ10に出力する。
メインディスプレイ8は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)または有機ELディスプレイ等であり、CPU20の制御に従って、グラフィクスアダプタ24からのビデオ信号を画像として表示する。また、メインディスプレイ8は、タッチセンサ等の入力検知機能を備えたタッチパネルとして構成されていてもよい。
サブディスプレイ10は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)または有機ELディスプレイ等であり、CPU20の制御に従って、グラフィクスアダプタ24からのビデオ信号を画像として表示する。また、サブディスプレイ10は、タッチセンサ等の入力検知機能を備えたタッチパネルとして構成されていてもよい。さらに、サブディスプレイ10は、タッチペンによる入力を受け付け可能な構成とされていてもよい。
通信デバイス25は、他のデバイスとの間との通信を行う。
電源回路26は、ACアダプタ、電池、電池を充電するための充電器、及びDC/DCコンバータ等を備えており、CPU20の制御に従って、各構成に電力を供給する。
入力装置4を構成するキーボード5やタッチパッド6におけるユーザの入力操作に応じた入力信号は、バス28を介してCPU20に出力される。
図4に示したノートPC1の構成や接続例は一例であり、この例に限定されない。
図5は、本実施形態に係るノートPC1が備える入力制御機能を模式的に示した機能構成図である。以下に説明する各種機能を実現するための処理は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをCPU20等がRAMに読み出して実行することにより、各種機能が実現される。なお、プログラムは、ROMやフラッシュメモリ23等の記憶媒体に予めインストールしておく形態や、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶された状態で提供される形態、有線又は無線による通信手段を介して配信される形態等が適用されてもよい。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等である。
図5に示すように、本実施形態に係るノートPC1は、モード切替部31、機能設定部32、バックライト制御部33を備えている。また、ノートPC1において、タッチパッド6は、モード切替ボタン12、ナムロックキー14、感圧センサ16、及びバックライト18を備えている。
モード切替部31は、モード切替ボタン12及びナムロックキー14からの入力信号に応じてモードを切り替える。具体的には、モード切替ボタン12の入力操作を受け付けた場合には、モード切替部31は、タッチパッドモードとテンキーモードとを切り替える。また、モード切替部31は、ナムロックキー14が有効化されている場合には、テンキーモードを設定し、ナムロックキー14が無効化されている場合にはファンクションキーモードを設定する。
機能設定部32は、モード切替部31によってテンキーモードが設定されている場合に、オートリピート機能をオフに設定する。ここで、オートリピート機能とは、キーが押し続けられたときに連続的なキー入力として受け付ける機能である。このオートリピート機能がオフに設定されることで、例えば、テンキーモードにおいては、各キーが押し続けられた場合でも、そのキーの操作による入力は1回に留められる。
一方、機能設定部32は、モード切替部31によってファンクションキーモードが設定されている場合には、オートリピート機能をオンに設定する。これにより、ファンクションキーモードにおいて各キーが押し続けられた場合には、そのキーの入力を連続的に受け付けることとなる。また、機能設定部32は、オートリピート機能がオンの場合においては、感圧センサ16から入力される接触圧力に基づいてキー入力速度を変更する。例えば、機能設定部32は、感圧センサ16から入力される接触圧力の値が大きいほど、キー入力速度を速く設定する、換言すると、単位時間当たりのキー入力数を多く設定する。これにより、ユーザがキーを強く押し込むほど、キー入力の速度が速くなる。
キー入力速度は、接触圧力に応じて関数的に変更されてもよいし、段階的に変更されてもよい。例えば、接触圧力とキー入力速度とが関連付けられたテーブルが登録されており、このテーブルを用いて接触圧力に対するキー入力速度を決定してもよい。また、例えば、接触圧力を変数としてキー入力速度を得る関数を予め登録しておき、この関数に接触圧力を入力することにより、キー入力速度を得ることとしてもよい。
バックライト制御部33は、モード切替部31によってテンキーモードまたはファンクションキーモードが設定されている場合に、バックライトをオンとする。これにより、タッチパッド6には、図2に示すように、各キーの配置及び各キーに割り当てられた機能が視認可能に表示される。
次に、本実施形態に係るノートPC1によって実行される入力制御処理について説明する。以下の説明においては、初期モードとしてタッチパッドモードが設定されている場合について説明するが、この例に限定されず、他のモードが初期モードとして設定されていてもよい。また、初期モードをユーザが選択できる構成とされていてもよい。
以下、ノートPC1によって実行される入力制御処理について説明する。
タッチパッドモードにおいて、モード切替ボタン12が操作されると、モード切替部31は、ナムロックキー14の状態に応じてテンキーモードまたはファンクションキーモードに切り替える。具体的には、ナムロックキー14が有効化されている場合にはテンキーモードに切り替え、ナムロックキー14が無効化されている場合にはファンクションキーモードに切り替える。また、このようにしてモード切替が行われると、モード切替部31から機能設定部32及びバックライト制御部33に切替後のモード情報が出力される。
機能設定部32は、モード切替部31からモード切替後のモードが通知されると、そのモードに応じてオートリピート機能のオンオフを設定する。具体的には、テンキーモードに切り替えられた旨の入力を受け付けた場合には、オートリピート機能をオフに設定する。これにより、タッチパッド6上に表示されている各キーが押し続けられたとしても、その入力操作による入力は1回に留められる。
一方、ファンクションキーモードに切り替えられた旨の入力を受け付けた場合には、オートリピート機能をオンに設定する。これにより、各キーが押し続けられた場合には、そのキーの入力を連続的に受け付けることとなる。また、機能設定部32は、オートリピート機能がオンの場合においては、感圧センサ16から入力される接触圧力に基づいてキー入力速度を変更する。これにより、各キーが連続的に操作された場合には、その操作圧力に応じた速さでキー入力が連続的に受け付けられることとなる。
バックライト制御部33は、テンキーモードまたはファンクションキーモードに切り替えられた旨の入力を受け付けた場合には、バックライト18をオンさせる。これにより、タッチパッド6には、図2に示すようなテンキーモードやファンクションキーモードにおける各キー及び各キーの機能が表示される。
また、モード切替部31は、テンキーモードまたはファンクションキーモードにおいて、ナムロックキー14が操作された場合には、その有効化/無効化に応じて、テンキーモードからファンクションキーモードに、あるいは、ファンクションキーモードからテンキーモードに切り替える。各切替が行われた場合の機能設定部32及びバックライト制御部33において行われる処理は上述した通りである。
また、モード切替部31は、テンキーモードまたはファンクションキーモードにおいて、モード切替ボタン12が操作された場合には、現在のモードをタッチパッドモードに切り替える。そして、モード切替部31は、切替後のモード情報を機能設定部32及びバックライト制御部33に出力する。
機能設定部32は、モード切替部31からタッチパッドモードに切り替えられた旨の入力を受け付けた場合には、オートリピート機能をオフに設定する。
また、バックライト制御部33は、モード切替部31からタッチパッドモードに切り替えられた旨の入力を受け付けた場合には、バックライト18をオフにする。
図6に、タッチパッド6における各モードの状態遷移図を示す。図6に示すように、タッチパッドモードでは、オートリピート機能がオフに設定されるとともに、バックライト18がオフに制御される。テンキーモードでは、オートリピート機能がオフに設定されるとともに、バックライト18がオンに制御される。また、ファンクションキーモードでは、オートリピート機能がオンに設定されるとともに、バックライトがオンに制御される。
また、タッチパッドモードとテンキーモードとの切り替えは、例えば、モード切替ボタン12の操作によって行われ、同様に、タッチパッドモードとファンクションキーモードとの切り替えも、例えば、モード切替ボタン12の操作によって行われる。また、テンキーモードとファンクションキーモードとの切り替えは、例えば、ナムロックキー14の操作によって切り替えられ、ナムロックキー14が有効化されている場合にはテンキーモードが設定され、ナムロックキー14が無効化されている場合にはファンクションキーモードが設定される。
以上、説明してきたように、本実施形態に係るノートPC1及び入力制御方法並びにプログラムによれば、テンキーモードの場合にはオートリピート機能をオフに設定するので、キーが押し続けられたとしても連続的なキー入力が行われずに、当該キーに対応する入力を1回に留めることができる。これにより、何度も同じ数字が繰り返し入力されるという入力ミスを抑制することができる。
また、ファンクションキーモードに切り替えられた場合には、オートリピート機能がオンに設定されるので、各キーが押し続けられることでそのキー入力が連続的に受け付けられることとなる。例えば、ファンクションキーモードは、連続的な入力操作が好ましいキーを多く含んでいるので、オートリピート機能をオン設定することで、オートリピート機能を有効に使用することができる。
このように、モードに応じてオートリピート機能のオンオフが切り替えられるので、各モードが備えるキーの機能に応じてオートリピート機能をより有効に作用させることが可能となる。
更に、機能設定部32は、キーの接触圧力に応じてオートリピート機能におけるキー入力速度を変更するので、ユーザはキーを押す力を調節することで、容易にキー入力の速さを調整することが可能となる。これにより、利便性をより高めることができる。
なお、本実施形態では、メインディスプレイ8とサブディスプレイ10の2つのディスプレイを備えている場合について例示したが、この例に限定されず、ディスプレイは1つであってもよい。すなわち、必ずしも2つ以上のディスプレイを備えている必要はない。
また、本実施形態における、キーボード5やタッチパッド6の機能や配置も一例であり、他の態様とされていてもよい。
以上、本発明についての各形態について説明したが、本発明の技術的範囲は上記態様の範囲には限定されない。発明の要旨を逸脱しない範囲で多様な組み合わせ、変更、又は改良を加えることができ、該組み合わせ、変更、又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
1 :ノートPC
2 :第1筐体
3 :第2筐体
4 :入力装置
5 :キーボード
6 :タッチパッド
8 :メインディスプレイ
9a :連結部
9b :連結部
10 :サブディスプレイ
11 :収容部
12 :モード切替ボタン
14 :ナムロックキー
16 :感圧センサ
18 :バックライト
20 :CPU
21 :ROM
22 :メモリ
23 :フラッシュメモリ
24 :グラフィクスアダプタ
25 :通信デバイス
26 :電源回路
28 :バス
31 :モード切替部
32 :機能設定部
33 :バックライト制御部

Claims (8)

  1. タッチパッドとして機能するタッチパッドモードと、数字入力を行うためのテンキーとして機能するテンキーモードとを有するタッチパッドと、
    所定の第1入力操作がされた場合に、前記タッチパッドモードと前記テンキーモードとを切り替えるモード切替部と、
    前記テンキーモードの場合に、キーが押し続けられたときに連続的なキー入力として受け付けるオートリピート機能をオフにする機能設定部と
    を具備する情報処理装置。
  2. 前記タッチパッドは、前記テンキーとは異なるファンクションキーとして機能するファンクションキーモードを更に有し、
    前記モード切替部は、前記タッチパッドにおいて所定の第2入力操作がされた場合に、前記テンキーモードと前記ファンクションキーモードとを切り替え、
    前記機能設定部は、前記ファンクションキーモードの場合に、前記オートリピート機能をオンにする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記タッチパッドの下方に設けられたバックライトと、
    前記テンキーモードおよび前記ファンクションキーモードの場合に、前記バックライトをオンさせるバックライト制御部と
    を備え、
    前記バックライトがオンされることにより、前記テンキーモード及び前記ファンクションキーモードにおける各キー及び各キーの機能が視認可能に表示される請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記タッチパッドには、前記テンキーモードと前記ファンクションキーモードとを切り替えるための所定のキーが設けられており、
    前記キーの操作状態に応じて、前記モード切替部は前記テンキーモード及び前記ファンクションキーモードのいずれか一方を設定する請求項2または3に記載の情報処理装置。
  5. 前記タッチパッドは、操作面への接触圧力を検出する圧力検出部を備え、
    前記機能設定部は、前記圧力検出部による検出圧力に応じて、前記オートリピート機能のキー入力速度を変更する請求項2から4のいずれかに記載の情報処理装置。
  6. 前記機能設定部は、前記圧力検出部による検出圧力が大きいほど、キー入力速度を速くする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. タッチパッドとして機能するタッチパッドモードと、数字入力を行うためのテンキーモードとを有するタッチパッドを備える情報処理装置の入力制御方法であって、
    所定の入力操作がされた場合に、前記タッチパッドモードと前記テンキーモードとを切り替える工程と、
    前記テンキーモードの場合に、キーが押し続けられたときに連続的なキー入力として受け付けるオートリピート機能をオフにする工程と
    をコンピュータが実行する情報処理装置の入力制御方法。
  8. タッチパッドとして機能するタッチパッドモードと、数字入力を行うためのテンキーモードとを有するタッチパッドを備える情報処理装置に適用されるプログラムであって、
    所定の入力操作がされた場合に、前記タッチパッドモードと前記テンキーモードとを切り替える処理と、
    前記テンキーモードの場合に、キーが押し続けられたときに連続的なキー入力として受け付けるオートリピート機能をオフにする処理と
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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