JP6781048B2 - 統合微小電気機械スイッチおよびその関連方法 - Google Patents

統合微小電気機械スイッチおよびその関連方法 Download PDF

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Description

本発明は、一般に微小電気機械デバイスに関し、より詳しくは、統合微小電気機械スイッチに関する。
微小電気機械システム(MEMS:micro−electromechanical system)デバイスは、実に様々な適用例を有し、商品に広く行き渡っている。1つの種類のMEMSデバイスはMEMSスイッチである。典型的なMEMSスイッチは、アレイ状に配列された1つまたは複数のMEMSスイッチを含む。MEMSスイッチは、携帯電話、ワイヤレスネットワーク、通信システム、およびレーダシステムを含む適用例によく適している。ワイヤレスデバイスにおいて、MEMSスイッチは、アンテナスイッチ、モードスイッチ、送信/受信スイッチなどとして使用することができる。
典型的なMEMSスイッチは、一端が支持された、電気めっきされた金属カンチレバーと、金属カンチレバーの他端において配列された電気接点とを使用する。制御電極が金属カンチレバーの下に位置決めされる。直流(DC:direct current)作動電圧が制御電極を横切って金属カンチレバーに印加され、金属カンチレバーを下方に曲げさせ、底部信号トレースと電気的に接触させる。電気接触が確立されると、回路は閉じられ、電気信号が金属カンチレバー中を通過して底部信号トレースに達することができる。
1つの種類のMEMSデバイスは、MEMS無線周波数(RF:radio frequency)スイッチである。MEMS RFスイッチは、それらの低駆動力特性と無線周波数範囲で動作できる能力とのためワイヤレスデバイスに使用される。しかし、かなり大きなRF電圧がビーム電極と接触電極との間に印加されたとき、MEMS RFスイッチ内で問題がしばしば起きる。そのような電圧は、制御電極上に結合し、スイッチを自己作動させることがある。言い換えれば、これらのMEMSスイッチは、典型的には、スイッチ内のカンチレバービームが高電圧RF信号により「オフ」状態で作動(自己作動)することがある問題を抱える。したがって、高電圧RF信号は、スイッチビームを引き下げ、故障を引き起こすのに十分な静電力を生じる。
MEMS RFスイッチに関連した別の欠点は、接触電極において発生された残留エネルギーに基づく「ホットスイッチ」電圧の発生である。そのような残留エネルギーは、システムからの残留電圧および接触電極へのゲート線からの結合エネルギーに基づいて発生することがある。
電圧スタンドオフ能力およびホットスイッチ電圧の発生に関連した欠点を克服する、強化されたシステムが必要とされている。
米国特許第2009/0159409(A1)号
1つの例示的な実施形態によれば、互いに結合された、複数のゲートを含む複数の微小電気機械スイッチを有するシステムが開示される。各微小電気機械スイッチは、基板上に配設されたビーム電極を含む。ビームは、ビーム電極に結合されたアンカー部分を含む。ビームは、第1の方向に沿ってアンカー部分から延びる第1のビーム部分と、第1の方向に対向する第2の方向に沿ってアンカー部分から延びる第2のビーム部分とを含む。第1の制御電極および第1の接触電極が、第1のビーム部分を向いて基板上に配設される。第2の制御電極および第2の接触電極が、第2のビーム部分を向いて基板上に配設される。第1の制御電極および第2の制御電極は、複数のゲートの中の1つのゲートを形成するために結合される。複数の微小電気機械スイッチは、直列配列、並列配列のうちの少なくとも一方で配列される。
別の例示的な実施形態によれば、関連した方法が開示される。方法には、互いに結合された、複数のゲートを含む複数の微小電気機械スイッチに均等に作動電圧を印加するステップが伴う。各微小電気機械スイッチは、基板上に配設されたビーム電極を含む。ビームはビーム電極に結合されたアンカー部分を含む。ビームは、第1の方向に沿ってアンカー部分から延びる第1のビーム部分と、第1の方向に対向する第2の方向に沿ってアンカー部分から延びる第2のビーム部分とを含む。第1の制御電極および第1の接触電極が、第1のビーム部分を向いて基板上に配設される。第2の制御電極および第2の接触電極が、第2のビーム部分を向いて基板上に配設される。第1の制御電極および第2の制御電極は、複数のゲートの中の1つのゲートを形成するために結合される。複数の微小電気機械スイッチは、直列配列、並列配列のうちの少なくとも一方で配列される。
本発明のこれらのおよび他の特徴、態様、および利点は、以下の詳細な説明を、図面全体を通して同様の文字が同様の部分を表す添付の図面を参照して読むとき、より良く理解されることになろう。
本発明の例示的な実施形態による、コイルシステムの1つまたは複数の表面コイルを減結合するための微小電気機械システム(MEMS)デバイスの線図である。 本発明の例示的な実施形態による、MEMSスイッチシステムを有するMEMSデバイスの断面図である。 図2の実施形態による、MEMSスイッチの線図である。 図2の実施形態による、MEMSスイッチの線図である。 例示的な実施形態による、互いに結合された複数のMEMSスイッチを図示する回路図である。 例示的な実施形態による、互いに結合され、複数のインピーダンスデバイスが設けられた複数のMEMSスイッチを図示する回路図である。 別の例示的な実施形態による、互いに結合され、複数のインピーダンスデバイスが設けられた複数のMEMSスイッチを図示する回路図である。 さらに別の例示的な実施形態による、互いに結合され、複数のインピーダンスデバイスが設けられた複数のMEMSスイッチを図示する回路図である。
本発明のある実施形態によれば、システムが、互いに結合された、複数のゲートを有する複数の微小電気機械スイッチを含む。各微小電気機械スイッチは、基板上に配設されたビーム電極を含む。微小電気機械スイッチは、ビーム電極に結合されたアンカー部分と、第1の方向に沿ってアンカー部分から延びる第1のビーム部分と、第1の方向に対向する第2の方向に沿ってアンカー部分から延びる第2のビーム部分とを有するビームをさらに含む。微小電気機械スイッチは、第1のビーム部分を向いて基板上に配設された第1の制御電極および第1の接触電極と、第2のビーム部分を向いて基板上に配設された第2の制御電極および第2の接触電極とをやはり含む。第1の制御電極および第2の制御電極は、複数のゲートの中の1つのゲートを形成するために結合される。複数の微小電気機械スイッチは、直列配列、並列配列のうちの少なくとも一方で配列される。
図1を参照すると、無線周波数(RF)デバイス15内のコイルシステム14の1つまたは複数の表面コイル12を減結合するための微小電気機械システム(MEMS)デバイス10、例えば、磁気共鳴撮像(MRI:magnetic resonance imaging)システムが開示される。MRIシステムが開示されるが、他の実施形態において、MEMSデバイス10を他の適用例に使用できることに本明細書では留意されたい。例えば、別の実施形態において、デバイス15はレーダシステムでよい。図示する実施形態において、MEMSデバイス10により、切り替えが1つまたは複数の表面コイル12、特に無線周波数(RF)磁気共鳴コイルを隔離することが可能になる。一実施形態において、MRI送信動作の間、MEMSデバイス10は、受信表面コイルとして構成された表面コイル12を減結合するように動作可能である。一実施形態において、MEMSデバイス10は、表面コイル12(受信RFコイル)をコイルシステム14から減結合するために送信動作の間は開状態にある。MEMSデバイス10は、表面コイル12が受信MR信号と共振し結合し、したがって、受信MR信号がRF受信機16に送信されるように受信動作の間は閉状態にある。MEMSデバイス10は、MEMSデバイス10を開状態から閉状態に切り替えるスイッチ制御装置18によって制御され、逆も同様である。いくつかの実施形態において、MEMSデバイス10は、コイルシステム14にバイアスがかけられていないとき、通常開状態(減結合状態)にある。しかし、他の実施形態において、MEMSデバイス10は、コイルシステム14にバイアスがかけられていないとき、通常閉状態にある。
他の実施形態において、MEMSデバイス10は、異なる周波数で動作する異なる種類の磁気共鳴表面コイル(本明細書では「表面コイル」とも称する)と連動して使用することができることに本明細書では留意されたい。表面コイルは、単一周波数または二重周波数(二重同調された)RFコイルでよい。二重周波数RFコイルは、いくつかの実施形態において、異なる周波数で共振する、例えば、1つは炭素に対して共振し、1つはプロトンに対して共振する、すなわち、炭素およびプロトンのラーモア周波数で共振して、炭素原子およびプロトンにおいてラーモア歳差運動を誘導するように同調される同心コイル素子を含む。MEMSデバイス10は、受信表面コイルだけとの結合に限定されないことに留意されたい。例えば、MEMSデバイス10は、送信専用コイルまたは送信/受信コイルの組合せと結合することができる。
MEMSデバイス10の様々な実施形態を単一モダリティまたはマルチモダリティ磁気共鳴撮像システムの一部として提供することができる。MRIシステムは、コンピュータ断層撮影(CT)、ポジトロン放出断層撮影(PET)、単光子放出コンピュータ断層撮影(SPECT)、ならびに超音波システム、または特に人の画像を発生させることができる任意の他のシステムなどの異なる種類の医用撮像システムと組み合わせることができる。さらに、様々な実施形態は、被験者を撮像するための医用撮像システムに限定されないが、獣医用または人以外の物体、手荷物などを撮像するための非医用システムを含むことができる。
MEMSデバイス10は、1つまたは複数の表面コイル12、例えば、1つまたは複数の受信表面コイルに結合することができる。一実施形態において、単一のMEMSデバイス10を各表面コイル12に結合することができる。別の実施形態において、単一のMEMSデバイス10を複数の表面コイル12に結合することができる。具体的な実施形態において、別個のMEMSデバイス10を表面コイル12の各々に結合することができる。さらに、MEMSデバイス10は、表面コイル12のすべてまたは表面コイル12の選択された1つを減結合するように構成することができる。表面コイル12は、ループコイルの対(二重周波数または二重同調されたRFコイル素子)を形成する内部コイル素子および外部素子など、特定の配列で図示することができるが、MEMSデバイス10は、任意の種類のMRIコイル、特に、任意の種類の磁気共鳴受信表面コイルまたは送信表面コイルの減結合を制御するのに使用することができる。MEMSデバイス10は、受信表面コイルだけとの結合に限定されないに留意されたい。一実施形態において、MEMSデバイス10を送信専用コイルまたは送信/受信コイルの組合せと結合することができる。
図2を参照すると、MEMSデバイス10が示される。図示する実施形態において、MEMSデバイス10はMEMSスイッチ20を含む。MEMSデバイス10は、基板22と、ビーム24と、ビーム電極26と、第1および第2の制御電極28、30と、第1および第2の接触電極32、34とを含む。いくつかの実施形態において、1つより多くの基板を使用することができる。この連続構成は、1つの基板または複数の基板のいずれかによって例示化することができる。
図示する実施形態において、第1の中間層36が基板22上に配設される。第1の制御電極28は、第2の中間層38を介して第1の中間層36上に配設される。第2の制御電極30は、第3の中間層40を介して第1の中間層36上に配設される。第1の接触電極32は、第4の中間層42を介して第1の中間層36上に配設される。第2の接触電極34は、第5の中間層44を介して第1の中間層36上に配設される。ビーム電極26は、第6の中間層37を介して第1の中間層36上に配設される。中間層の数は適用例により異なることができることに本明細書では留意されたい。
ビーム24は、アンカー部分46と、第1のビーム部分48と、第2のビーム部分50とを含む。いくつかの実施形態において、ビーム24は、アンカー部分が相互に電気的に結合される1つより多くのアンカー部分を含むことができる。図示する実施形態において、アンカー部分46は、第7の中間層52を介してビーム電極26に結合される。第1のビーム部分48は、第1の方向54に沿ってアンカー部分46から延び、第2のビーム部分50は、第1の方向54に対向する第2の方向56に沿ってアンカー部分46から延びる。第1の制御電極28および第1の接触電極32は、第1のビーム部分48を向いて配設される。第2の制御電極30および第2の接触電極34は、第2のビーム部分50を向いて配設される。図示する実施形態において、第1の制御電極28および第2の制御電極30は、ゲート58を形成するために結合される。ゲート58は、任意の種類の電圧源、例えば、MEMSスイッチ20を駆動して、またはMEMSスイッチ20にバイアスをかけてMEMSスイッチ20内のビーム24を電気路がMEMSスイッチ20を通って設けられる(すなわち、MEMSスイッチ20の閉状態)ように屈曲または屈折させることができる方形波電圧源である。シード層60がビーム電極26と、第1および第2の制御電極28、30と、第1および第2の接触電極32、34と、第1の中間層36とを向いてビーム24上に形成される。
ビーム24は、異なる材料から形成することができる。例えば、ビーム24は、金、金合金、ニッケル、ニッケル合金、タングステンなどの1つまたは複数の異なる金属から形成することができる。基板22は、シリコン、シリカ、石英などを含むことができ、中間層は、窒化ケイ素、酸化ケイ素、接着層などを含むことができる。電極26、28、30、32、34は、金、白金、タンタルなどの金属を含むことができる。具体的な実施形態において、電極26、28、30、32、34は、金属酸化物を含むことができる。本明細書に開示するビーム24、基板22、および電極26、28、30、32、34の組成は、すべてを包含せず、適用例により異なることができることに本明細書では留意されたい。MEMSスイッチ20は、堆積、陽極酸化、パターン形成、エッチングなどが関与する技法を使用して製造することができる。
ビーム24の寸法は、例えば、ビーム24を屈曲または屈折させるのにどの程度の力が必要とされるのかなど、特定の屈曲または屈折要件に基づいて変えることができる。ビーム24の寸法および構成は、ビーム24を屈折させるのに使用されるゲート58とビーム電極26との間に印加される電圧に基づくこともできる。ビーム24の寸法および構成は、ビーム24を屈折させるのに使用されるゲート58の電圧に基づくこともできる。MEMSスイッチ20は、デバイスが特定の環境で環境に影響することなく適正に動作することを確実にするために例えば、MEMSデバイス20の特定の適用例(例えば、MRIシステムの適用例)に基づいて異なる材料からおよび異なるプロセスを使用して形成することができることに本明細書では留意されたい。
いくつかの実施形態において、MEMSデバイス10は、例えば、撮像システム(例えば、MRIシステム)が表面コイルに結合されたとき送信モードにあるのかまたは受信モードにあるのかに基づいてそれぞれ開または閉状態のいずれかで動作する複数のMEMSスイッチ20を含むことができる。いくつかの実施形態において、MEMSスイッチ20は、群を形成するために直列で結合することができる。ある実施形態において、MEMSスイッチ20の組または群を互いに並列で結合することができる。
ゲート58とビーム電極26との間に作動電圧が何も印加されないとき、第1のビーム部分48および第2のビーム部分50は、第1のビーム部分48の第1のビーム接触部分62および第2のビーム部分50の第2のビーム接触部分64がそれぞれ第1の接触電極32および第2の接触電極34から離隔されるように第1の位置に配設され、「開状態」と称される。作動電圧がゲート58とビーム電極26との間に印加されたとき、第1のビーム部分48および第2のビーム部分50には、第1のビーム接触部分62および第2のビーム接触部分64がそれぞれ第1の接触電極32および第2の接触電極34に接触し、電流が第1および第2のビーム接触部分62、64から第1および第2の接触電極32、34に流れることが可能になるように第1の位置から第2の位置にバイアスがかけられ、「閉状態」と称される。
前に論じたように、MEMS RFスイッチは、それらの低電力特性と無線周波数範囲で動作できる能力とのためワイヤレスデバイスに使用される。しかし、従来の3端子のMEMSスイッチがRF遮断路内に設けられた場合、電圧がスイッチの開状態で接触電極と制御電極との間に発生される。この電圧は、接触電極とビーム電極との間の静電容量が接触電極と制御電極との間の静電容量と同じ程度であるので発生される。この電圧は、スイッチがスイッチのゲート電圧に比較して相対的に低い電圧を遮断している場合よくない可能性がある。しかし、接触電極とビーム電極との間のRF電圧が増加するとき、より大きな電圧が制御電極の両端間に発生し、MEMSスイッチの損傷をもたらすスイッチの自己作動の危険を増大させる。
本発明の実施形態によれば、2つの制御電極、すなわち、第1の制御電極28および第2の制御電極30は、ゲート58を形成するために結合される。第1の制御電極28および第2の制御電極30は、作動電圧がゲート58とビーム電極26との間に印加されたとき、作動電圧が第1の制御電極28と第2の制御電極30とに均一に印加されるように構成される。これにより、同じゲート信号を使用して第1のビーム部分48と第2のビーム部分50との作動が可能になる。
図3を参照すると、図2の実施形態による、連続配向を含むMEMSスイッチ20が図示される。図示する実施形態において、MEMSスイッチ20は、各三角形が3つのキャパシタを有する、接触電極32、34に結合された、2つの三角形66、68としてモデル化された対称的な配列を有する。三角形66は、ゲート58と第1のビーム部分48との間の静電容量を示す第1のキャパシタ70と、ゲート58と第1の接触電極32との間の静電容量を示す第2のキャパシタ72と、第1のビーム部分48と第1の接触電極32との間の静電容量を示す第3のキャパシタ74とを有する。三角形68は、ゲート58と第2のビーム部分50との間の静電容量を示す第4のキャパシタ76と、ゲート58と第2の接触電極34との間の静電容量を示す第5のキャパシタ78と、第2のビーム部分50と第2の接触電極34との間の静電容量を示す第6のキャパシタ80とを有する。
図4を参照すると、MEMSスイッチ20は、図2の実施形態による、連続配向を含む。図示する実施形態において、MEMSスイッチ20は、図3に示すような配列と同様の配列を有する。さらに、スイッチ20は、ゲート58とビーム電極26との間の静電容量を示すキャパシタ82としてモデル化されている。
上記に論じたように、MEMSスイッチ20が、第1および第2のビーム部分48、50がそれぞれ第1および第2の接触電極32、34から分離された開状態にあるとき、無線周波数信号遮断が実施される。MEMSスイッチ20の両端間で発生された電圧は、高周波数信号を含み、高周波数信号により、MEMSスイッチ20の両端間の静電容量の各々にわたって容量結合が生じる。その結果、そのような構成において、ビーム電極26における電圧は、第1および第2の接触電極32、34の両端間の電圧の半分に等しい。ゲート58における電圧も、静電容量が等しいという条件で、第1および第2の接触電極32、34の両端間の電圧の半分に等しい。そのような構成の結果として、スイッチ20の自己作動が防止される。
MEMSスイッチ20の連続構成により、2つの制御電極28、30(図2に示す)の間で電気通信が可能となる。一実施形態において、この電気通信は、抵抗を介して行われ、他の実施形態において、この電気通信は、キャパシタおよび/またはインダクタを介して受動的に行われる。ある他の実施形態において、電気通信は、制御論理を使用して能動的に行われる。この電気通信は、結果として両方の制御電極において同じ電圧となり、ゲートにおける電圧はビームにおける電圧と同じである。スイッチ20の両端間の静電容量が等しい条件下で、ビーム電極とゲートとの間に発生された電圧は、実質的により高い無線周波数信号が存在してもほぼゼロである。例示的なMEMSスイッチ20は、MEMSスイッチ20が開状態にあるときスイッチ20の自己作動を防止するように300ボルトよりも大きいスタンドオフ電圧を有する。
本発明のある実施形態によれば、第1のビーム部分と第1の接触電極との間の静電容量、および第2のビーム部分と第2の接触電極との間の静電容量は同じである。いくつかの実施形態において、第1の接触電極と第1の制御電極との間の静電容量、および第2の接触電極と第2の制御電極との間の静電容量は同じである。具体的な実施形態において、ビームとゲートとの間の静電容量は、第1の制御電極と第1の接触電極との間の静電容量の少なくとも2倍より大きい。
スイッチ20の連続構成の対称性は、スイッチの配置、プロセス変動、および組立構成に基づく。1つまたは複数の素子をスイッチに追加すると、非対称構成が発生し、残留電圧がスイッチのゲートとビーム電極との間に生じることがある。一実施形態において、この残留電圧は、ゲートとビーム電極との間にキャパシタを使用して受動的に軽減することができる。別の実施形態において、残留電圧は、制御論理を使用して能動的に軽減することができる。前に論じたように、例示的なスイッチは1つまたは複数の基板を含むことができる。
いくつかの実施形態において、MEMSスイッチ20の耐用期間は、スイッチ20の第1および第2の接触電極32、34と直列に複数のキャパシタを設けることによって増大させることができる。これらのキャパシタは、ホットスイッチ電圧およびホットスイッチエネルギーの両方(すなわち、スイッチの閉路により伝達される全電荷)を最小限に抑えることを容易にする。この実装形態は、スイッチ20がゲート制御論理の影響から隔離されるとき、特に有利である。
図5は、例示的な実施形態による、互いに結合された複数のMEMSスイッチ20を図示する回路図である。図示する実施形態において、4つのMEMSスイッチ20が互いに結合されて示される。上部に示す2つのMEMSスイッチ20は、互いに直列に結合される。さらに、下部に示す2つのMEMSスイッチ20も互いに直列に結合される。上部に示す2つのMEMSスイッチ20は、下部に示す2つのMEMSスイッチ20に並列に結合される。
他の実施形態において、MEMSスイッチ20の数および直列/並列の配列は異なることができる。一実施形態において、複数のMEMSスイッチを直列にのみ結合することができる。別の実施形態において、複数のMEMSスイッチを並列にのみ結合することができる。MEMSスイッチ20の数は、例えば、MEMSスイッチ20が動作する環境など、特定の適用例により異なることができる。例えば、磁気環境またはRF環境において、MEMSスイッチ20の数は、スタンドオフ電圧が克服されるように電圧パルス効果に基づいて決定することができる。特に、RFスタンドオフ電圧に基づいて、MEMSスイッチ20の数および構成は、RF信号からの自己作動を防止するように変えることができる。
図6は、図5の例示的な実施形態による、互いに結合された複数のMEMSスイッチ20を図示する回路図である。図示する実施形態において、さらに、2つのインピーダンスデバイス84、86が各MEMSスイッチ20の第1および第2の接触電極32、34に結合される。具体的には、2つのインピーダンスデバイス84、86はインダクタである。別の実施形態において、2つのインピーダンスデバイスは抵抗でよい。さらに別の実施形態において、2つのインピーダンスデバイスはキャパシタでよい。他の実施形態において、インピーダンスデバイスの数は、適用例により異なることができる。インピーダンスデバイス84、86は、MEMSスイッチの切り替え動作の間、第1および第2の接触電極32、34の両端間の電圧を最小限に抑えることを容易にする。
図7は、例示的な実施形態による、互いに直列に結合された2つのMEMSスイッチ20を図示する回路図である。図示する実施形態において、4つのインピーダンスデバイス84、86、88、90が各MEMSスイッチ20の第1および第2の接触電極32、34と、ビーム24とに結合される。具体的には、4つのインピーダンスデバイス84、86、88、90はインダクタである。別の実施形態において、4つのインピーダンスデバイスは抵抗でよい。さらに別の実施形態において、4つのインピーダンスデバイスはキャパシタでよい。他の実施形態において、インピーダンスデバイスの数は、適用例により異なることができる。
図示する実施形態によれば、ビーム電極26と第1の接触電極32、第2の接触電極34との間の電圧は、複数の微小電気機械スイッチ20の閉路の間、インピーダンスデバイス84、86、88、90を介して0.5ボルト未満に維持される。
図8は、例示的な実施形態による、互いに直列に結合された2つのMEMSスイッチ20を図示する回路図である。図示する実施形態において、4つのインピーダンスデバイス84、86、88、90が各MEMSスイッチ20の第1および第2の接触電極32、34と、ビーム24とに結合される。さらに、2つのインピーダンスデバイス92、94が、各MEMSスイッチのゲート58に結合される。さらに、もう2つのインピーダンスデバイス96、98が、各MEMSスイッチ20のビーム24に結合される。具体的には、インピーダンスデバイス92、94、96、98は抵抗である。別の実施形態において、追加のインピーダンスデバイスはキャパシタでよい。さらに別の実施形態において、追加のインピーダンスデバイスはインダクタでよい。他の実施形態において、インピーダンスデバイスの数は、適用例により異なることができる。図示する実施形態によれば、左端および右端の電線(図示せず)が高電圧(例えば、1500ボルト)、高周波数(例えば、50MHzより大きい)源、例えば、磁気共鳴コイル素子に結合される。高電圧が開状態の複数のスイッチ20の両端間を通過するとき、印加された電圧は、複数のMEMSスイッチ20のインピーダンスデバイスの寄生インピーダンスにより、より具体的には、各スイッチ20のビーム24とゲート58との間の寄生容量によりスイッチ20によって共有される。
本発明の実施形態によれば、ビーム電極26とゲート58との間の電圧は、複数の微小電気機械スイッチの間で作動電圧を共有する間、インピーダンスデバイス92、94、96、98を介して10ボルト未満に維持される。電圧がビーム電極とゲートとの間で確立されたとき、スイッチのスタンドオフ能力が低減される。そのような電圧は、ビーム電極からゲートへのスイッチの寄生容量により確立される。MEMSスイッチのアレイが互いに結合されたとき、スイッチの複数のゲートの間のインピーダンスがスイッチの性能に影響し始めるので、確立された電圧は壊れ始める。例えば、互いに結合された複数のスイッチでは、左端のMEMSスイッチと中央のMEMSスイッチのゲート線との間のインピーダンスがより小さい場合、左端のスイッチのゲート電圧が中央のMEMSスイッチのビーム電圧の方にシフトされ、スタンドオフ電圧の低減を引き起こす。本発明の実施形態によれば、インピーダンスがゲート間に追加されたとき、そのような電圧変動は低減される。ゲート間のインピーダンスの大きさは、各MEMSスイッチのビーム電極とゲートとの間の静電容量に基づいて決定される。
前に論じたように、磁気共鳴コイル内に発生された電圧は、連続MEMSスイッチの電圧能力の数倍である可能性がある。図5−8の実施形態によれば、複数のMEMSスイッチ20は、複数のMEMSスイッチ20の両端間に印加された電圧を共有するように構成され、第1および第2の接触電極32、34からゲート58に結合する過剰電圧を防止し、切り替え動作の間、接触電極32、34の両端間に低電圧を維持する。一実施形態において、複数のMEMSスイッチ20は、複数のMEMSスイッチ20の両端間に均等に印加された電圧を共有するように構成される。1つの具体的な実施形態において、複数のMEMSスイッチ20は、複数のゲート58を介して、複数のMEMSスイッチの間で結合する電圧を制御するように構成される。複数のインピーダンスデバイスは、複数の微小電気機械スイッチ20の周囲の外部刺激の影響を修正することを容易にする。
MEMSスイッチの耐用期間は、MEMSスイッチが閉状態にあるとき、接触電極の両端間で発生された残留電圧の量に基づくことができることに本明細書では留意されたい。そのような電圧は、典型的には、「ホットスイッチ電圧」と称することができる。ホットスイッチ電圧は、システムからの残留電圧に基づいて、およびゲート線から接触電極への結合エネルギーにも基づいて発生される可能性がある。接触電極上のこの残留電圧は、ゲートと接触電極との間の寄生容量の結果である。RF電圧がスイッチを作動させる前に除去される適用例において、低い開状態静電容量および低い漏れ電流によりスイッチの両端間に依然としてとどまる低い残留低周波数またはDC電圧の可能性がある。本発明の実施形態によれば、そのような作用は、各スイッチ内の接触電極とビーム電極との間で電気通信を可能にすることによって軽減される。この電気通信は、抵抗、インダクタ、キャパシタなどのインピーダンスデバイスを介して行うことができる。そのような電気通信により、所要の高周波数遮断を維持しながら、信号の低周波数成分が、開路のスイッチ中を通過することが可能になる。いくつかの実施形態において、単一のゲートが、直列のスイッチ20のアレイを作動させるのに使用され、余分なゲートの必要性を増大させることなくゲート電圧を倍増することが可能になる。
本発明のある特徴だけを本明細書では図示し、説明してきたが、多くの修正および変更を当業者は思いつくことであろう。したがって、添付の特許請求の範囲は、そのようなすべての修正および変更を本発明の真の趣旨内に含まれるものとして包含することが意図されることを理解されたい。
10 微小電気機械システム(MEMS)デバイス
12 表面コイル
14 コイルシステム
15 無線周波数(RF)デバイス
16 RF受信機
18 スイッチ制御装置
20 MEMSスイッチ
22 基板
24 ビーム
26 ビーム電極
28 第1の制御電極
30 第2の制御電極
32 第1の接触電極
34 第2の接触電極
36 第1の中間層
37 第6の中間層
38 第2の中間層
40 第3の中間層
42 第4の中間層
44 第5の中間層
46 アンカー部分
48 第1のビーム部分
50 第2のビーム部分
52 第7の中間層
54 第1の方向
56 第2の方向
58 ゲート
60 シード層
62 第1のビーム接触部分
64 第2のビーム接触部分
66 三角形
68 三角形
70 第1のキャパシタ
72 第2のキャパシタ
74 第3のキャパシタ
76 第4のキャパシタ
78 第5のキャパシタ
80 第6のキャパシタ
82 キャパシタ
84 インピーダンスデバイス
86 インピーダンスデバイス
88 インピーダンスデバイス
90 インピーダンスデバイス
92 インピーダンスデバイス
94 インピーダンスデバイス
96 インピーダンスデバイス
98 インピーダンスデバイス

Claims (15)

  1. 互いに結合された、複数のゲート(58)を備える複数の微小電気機械スイッチ(20)を備え、各微小電気機械スイッチ(20)が、
    基板(22)と、
    前記基板(22)上に配設されたビーム電極(26)と、
    前記ビーム電極(26)に結合されたアンカー部分(46)を備えるビーム(24)と、
    第1の方向(54)に沿って前記アンカー部分(46)から延びる第1のビーム部分(48)、および前記第1の方向(54)に対向する第2の方向(56)に沿って前記アンカー部分(46)から延びる第2のビーム部分(50)と、
    前記第1のビーム部分(48)を向いて前記基板(22)上に配設された第1の制御電極(28)および第1の接触電極(32)と、
    前記第2のビーム部分(50)を向いて前記基板(22)上に配設された第2の制御電極(30)および第2の接触電極(34)であって、前記第1の制御電極(28)および前記第2の制御電極(30)が、前記複数のゲート(58)の中の1つのゲート(58)を形成するために結合される、第2の制御電極(30)および第2の接触電極(34)と
    (i)前記複数のゲート(58)と、(ii)前記第1の接触電極(32)および前記第1のビーム部分(48)と、(iii)前記第2の接触電極(34)および前記第2のビーム部分(50)と、(iv)各微小電気機械スイッチ(20)の前記ビーム(24)とのうちの少なくとも1つに結合された、前記複数の微小電気機械スイッチ(20)における少なくとも1つのインピーダンスデバイスであって、寄生インピーダンスを含むインピーダンスデバイスと
    をさらに備え、
    前記複数の微小電気機械スイッチ(20)が、直列配列、並列配列のうちの少なくとも一方で配列される、システム。
  2. 各微小電気機械スイッチ(20)が、微小電気機械無線周波数スイッチを備える、請求項1記載のシステム。
  3. 各微小電気機械スイッチ(20)が、無線周波数範囲内で動作するように構成されたデバイス内に配設される、請求項1記載のシステム。
  4. 前記デバイスが、単一モダリティ撮像システムまたはマルチモダリティ撮像システムを備える磁気共鳴撮像システムを備える、請求項3記載のシステム。
  5. 前記各微小電気機械スイッチ(20)が、前記磁気共鳴撮像システムの1つまたは複数の無線周波数受信表面コイル、無線周波数送信表面コイルを結合および減結合するように構成される、請求項4記載のシステム。
  6. 互いに結合された、複数のゲート(58)を備える複数の微小電気機械スイッチ(20)に作動電圧を均等に印加するステップであって、各微小電気機械スイッチ(20)が、
    基板(22)と、
    前記基板(22)上に配設されたビーム電極(26)と、
    前記ビーム電極(26)に結合されたアンカー部分(46)を備えるビーム(24)であって、第1のビーム部分(48)が、第1の方向(54)に沿って前記アンカー部分(46)から延び、第2のビーム部分(50)が、前記第1の方向(54)に対向する第2の方向(56)に沿って前記アンカー部分(46)から延びる、ビーム(24)と、
    前記第1のビーム部分(48)を向いて前記基板(22)上に配設された第1の制御電極(28)および第1の接触電極(32)と、
    前記第2のビーム部分(50)を向いて前記基板(22)上に配設された第2の制御電極(30)および第2の接触電極(34)であって、前記第1の制御電極(28)および前記第2の制御電極(30)が、前記複数のゲート(58)の中の1つのゲート(58)を形成するために結合される、第2の制御電極(30)および第2の接触電極(34)とをさらに備え、
    前記複数の微小電気機械スイッチ(20)が、直列配列、並列配列のうちの少なくとも一方で配列される、印加するステップを含み、
    前記複数の微小電気機械スイッチ(20)が、(i)前記複数のゲート(58)と、(ii)前記第1の接触電極(32)および前記第1のビーム部分(48)と、(iii)前記第2の接触電極(34)および前記第2のビーム部分(50)と、(iv)各微小電気機械スイッチ(20)の前記ビーム(24)とのうちの少なくとも1つに結合された少なくとも1つのインピーダンスデバイスであって、寄生インピーダンスを含むインピーダンスデバイスを備え、
    前記少なくとも1つのインピーダンスデバイスを介して前記複数の微小電気機械スイッチ(20)の寄生インピーダンスを発生させるステップ
    を含む、方法。
  7. 前記複数の微小電気機械スイッチ(20)の閉路の間、前記少なくとも1つのインピーダンスデバイスを介して前記ビーム電極(26)と前記第1の接触電極(32)、前記第2の接触電極(34)との間の電圧を0.5ボルト未満に維持するステップをさらに含む、請求項6記載の方法。
  8. 前記少なくとも1つのインピーダンスデバイスを介して前記複数の微小電気機械スイッチ(20)の周囲の外部刺激の影響を修正するステップをさらに含む、請求項6記載の方法。
  9. 前記複数の微小電気機械スイッチ(20)の両端間の作動電圧を共有するステップをさらに含む、請求項6記載の方法。
  10. 前記複数の微小電気機械スイッチ(20)の間で前記作動電圧を共有するステップの間、前記少なくとも1つのインピーダンスデバイスを介して前記ビーム電極(26)と前記ゲート(58)との間の電圧を10ボルト未満に維持するステップをさらに含む、請求項9記載の方法。
  11. 前記ビーム(24)と前記ゲート(58)との間に寄生容量を発生させるステップをさらに含む、請求項6記載の方法。
  12. 前記複数の微小電気機械スイッチ(20)に作動電圧を均等に印加するステップをさらに含む、請求項6記載の方法。
  13. 前記第1および第2の接触電極(32、34)のうちの少なくとも一方から前記ゲート(58)に結合する電圧を制御するステップをさらに含む、請求項6記載の方法。
  14. 前記複数のゲート(58)を介して、複数の電気機械スイッチの間で結合する電圧を制御するステップをさらに含む、請求項6記載の方法。
  15. 切り替え動作の間、前記第1および第2の接触電極(32、34)の両端間の電圧を最小限に抑えるステップをさらに含む、請求項6記載の方法。
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