JP6779993B2 - 車両ホイール用のタイヤにラベルを付けるプロセスおよび装置 - Google Patents

車両ホイール用のタイヤにラベルを付けるプロセスおよび装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6779993B2
JP6779993B2 JP2018517889A JP2018517889A JP6779993B2 JP 6779993 B2 JP6779993 B2 JP 6779993B2 JP 2018517889 A JP2018517889 A JP 2018517889A JP 2018517889 A JP2018517889 A JP 2018517889A JP 6779993 B2 JP6779993 B2 JP 6779993B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
label
sticking head
support
sticking
head
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018517889A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018535849A (ja
Inventor
マルチニ,マウリツィオ
ファブレッティ,マルコ
ボラッコ,ステファノ
フレゴレント,グラツィアーノ
Original Assignee
ピレリ・タイヤ・ソチエタ・ペル・アツィオーニ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ピレリ・タイヤ・ソチエタ・ペル・アツィオーニ filed Critical ピレリ・タイヤ・ソチエタ・ペル・アツィオーニ
Publication of JP2018535849A publication Critical patent/JP2018535849A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6779993B2 publication Critical patent/JP6779993B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D30/00Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
    • B29D30/0061Accessories, details or auxiliary operations not otherwise provided for
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D30/00Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
    • B29D30/06Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
    • B29D30/72Side-walls
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65CLABELLING OR TAGGING MACHINES, APPARATUS, OR PROCESSES
    • B65C9/00Details of labelling machines or apparatus
    • B65C9/26Devices for applying labels
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D30/00Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
    • B29D30/06Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
    • B29D30/72Side-walls
    • B29D2030/726Decorating or marking the sidewalls before tyre vulcanization

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Labeling Devices (AREA)
  • Tyre Moulding (AREA)
  • Vehicle Body Suspensions (AREA)
  • Testing Of Balance (AREA)

Description

説明
発明の分野
本発明の対象は、車両ホイール用のタイヤを構築するプロセスにおいて、車両ホイール用のタイヤにラベルを付けるプロセスおよび装置である。
特に、前記プロセスおよび装置との関連で、本発明は、限定するものではないが、好ましくは、未硬化タイヤへのラベルの貼り付けに関する。
発明の背景
車両ホイール用のタイヤは、通常、それぞれの環状固定構造体と係合する軸方向両側の端部フラップを有する少なくとも1つのカーカスプライを含むカーカス構造体を含む。ベルト構造体は、半径方向外側位置でカーカス構造体に結合され、互いに対して、およびカーカスプライに対して、半径方向に重ねて配置された1つまたは複数のベルト層を含み、ベルト層は、タイヤの円周展開方向に交差する配向の、および/またはタイヤの円周展開方向に実質的に平行な配向の繊維または金属補強コードを有する。トレッドバンドは、ベルト構造体の半径方向外側位置に付けられ、また、タイヤを構成する他の半製品と同様のエラストマー材料でできている。それぞれがトレッドバンドの横縁部の1つから、ビード部のそれぞれの環状固定構造体まで延びるカーカス構造体の横面に、エラストマー材料のそれぞれの側部がさらに付加される。「チューブレス」タイヤでは、カーカスプライは、通常「ライナ」と呼ばれ、最適な気密特性を有し、ビード部の一方から他方に延びる、好ましくはブチル系のエラストマー材料層によって内側を被覆される。
「エラストマー材料」という用語は、少なくとも1つのエラストマー性ポリマーと、少なくとも1つの補強フィラとを含む組成物を意味することを意図されている。好ましくは、そのような組成物は、例えば、架橋剤および/または可塑剤などの添加剤をさらに含む。架橋剤が存在することで、そのような材料は、加熱により、最終工業製品を形成するように架橋することができる。
ラベルまたは製品ラベルとは、色がついているかどうかに係わらず、数字、略語、図形を担持したエラストマー材料で通常できており、未硬化タイヤのサイドウオールに貼り付けられ、タイヤと共に加硫されて、タイヤの動作寿命中にタイヤに留まることを意図されたラベルを意味する。
未硬化タイヤにラベルを貼り付けるのに通常使用される装置は、タイヤに貼り付けられるラベルを受けて保持するように設計された貼付用ヘッドを含むことができる。貼付用ヘッドは、通常、ラベルフィーダと、ラベルが付けられるタイヤとの間で、ヘッド自体を移動させるように設計された電気機械システムによって支持される。
韓国特許第20120050730号は、バーコードを未硬化タイヤに貼り付ける装置を開示している。装置は、バーコードを供給トレイから取り上げ、バーコードを保持する吸引ヘッドを含む。装置は、空気圧シリンダ、垂直移動ユニット、および水平移動ユニットを含む。空気圧シリンダは、ヘッドが前後に移動するのを可能にする。垂直移動ユニットは、空気圧シリンダが再循環ボールねじ上を上下に移動するのを可能にする。水平移動ユニットは、再循環ボールねじが、ベルトを用いて反対方向を交互に、水平に移動するのを可能にする。
概要
このような状況の中で、本出願人は、製造されるタイヤの、特にサイドウオールの仕上げに関する品質と、サイドウオール自体に対するラベルの位置決め精度とを改良する必要を感じた。
特に、本出願人は、上記のタイプの貼付システムが、ラベル、特に、製品ラベルを所望の位置決め精度および再現性で取り扱うことができないと気付いた。
本出願人は、製品ラベルが、タイヤのサイドウオールに存在し、型成形および加硫中に刻みつけることができる他のコードおよび文言(商標、モデル、直径、断面比、リム径、負荷、および速度指標など)、および/または加硫の前に貼り付け可能なバーコードと干渉しないように、所定の位置に貼り付けられなければならないことを実際に確認した。
本出願人は、ラベルを担持してタイヤに貼り付けることを意図された貼付用ヘッドを支持し、移動させる電気機械システムは、本質的に精度が低いとさらに気付いた。
そのようなシステムでは、実際上、タイヤのサイドウオールへのラベルの貼付け時に、貼付用ヘッドは、ラベルフィーダと、タイヤと、他の機能専用の他のステーションとの間で貼付用ヘッドを移動させる役目の同じ電気機械装置によって支持され、側部に押し付けられる。そのようなシステムは、より多くの自由度を有する、すなわち、より多くの方向に沿って、かつ/または複数の軸のまわりに動作可能である。
本出願人は、各自由度に関連する誤差は合計することができ、それにより、タイヤに対する貼付用ヘッドの全位置決め誤差が得られ、この全位置決め誤差は、タイヤのサイドウオールに対するラベルの位置決め誤差になると気付いた。
さらに、本出願人は、電気機械移動システムが、通常制限された力を発生させることができ、この力は、タイヤサイドウオールへのタイヤの完全かつ恒久的な付着を保証するのに不十分であることが多いと気付いた。
このような状況の中で、本出願人は、この用途に専用の装置の適応性を損なうことなく、タイヤへのラベルの貼付けの精度、信頼性、および再現性を改善する必要を感じた。
本出願人は、タイヤサイドウオールへの貼付用ヘッドの接近ステップ時に、およびサイドウオール自体へのラベルの貼付けステップにおいて、同じヘッドの移動をより高精度に制御することで、上記の目的を達成することが可能であると考えた。
特に、本出願人は、貼付用ヘッドを専用のガイド装置に取り外し可能に連結することで、タイヤへのラベルの貼付けステップ時に、移動の精度、信頼性、および再現性と、ラベルの位置決めとを大幅に向上させることができることを発見した。
より具体的には、一態様によれば、本発明は、車両ホイール用のタイヤにラベルを付ける装置に関する。
装置は、貼り付けられるラベル用の支持面を有する少なくとも1つの貼付用ヘッドと、少なくとも1つのラベルホルダフィーダと、前記少なくとも1つの貼付用ヘッドに連結され、少なくとも、ラベルホルダフィーダと、未硬化タイヤへの前記ラベルの貼付領域との間で、貼付用ヘッドを移動させるように構成された移動装置とを含む。
好ましくは、装置は、貼付領域に配置されたガイド装置を含む。
好ましくは、ガイド装置は、所定の経路に沿って延びるガイドと、ガイドに沿って移動可能な支持体とを含む。
好ましくは、支持体は、少なくとも、未硬化タイヤへのラベルの貼付け時に、所定の経路に沿って貼付用ヘッドを案内するために、取り外し可能な態様で、貼付用ヘッドに動作可能に連結することができる。
別の態様によれば、本発明は、車両ホイール用のタイヤにラベルを貼り付けるプロセスに関する。
プロセスは、未硬化タイヤを貼付領域に配置することと、貼付用ヘッドを用いて、ラベルをラベルホルダフィーダから取り上げることと、移動装置を用いて、ラベルを担持した貼付用ヘッドを貼付領域の近くに配置されたガイド装置まで運ぶこととを含む。
好ましくは、プロセスは、貼付用ヘッドをガイド装置の支持体に連結することを含む。
好ましくは、プロセスは、前記ラベルが貼り付けられるまで、ガイドに載った支持体と、支持体と一体化し、ラベルを担持した貼付用ヘッドとを未硬化タイヤに向かって案内することを含む。
別の態様によれば、本発明は、未硬化タイヤを構築するための構築装置と、前記構築装置の下流に配置された、本発明による少なくとも1つの装置とを含む、車両ホイール用の未硬化タイヤを構築する装置に関する。
別の態様によれば、本発明は、本発明による構築装置と、構築装置の下流に動作可能に配置された少なくとも1つの型成形および加硫ユニットと含む、車両ホイール用のタイヤを構築するプラントに関し、前記少なくとも1つの、タイヤにラベルを付ける装置は、前記少なくとも1つの型成形および加硫ユニットの上流に動作可能に配置される。
別の態様によれば、本発明は、成形ドラム上で未硬化タイヤの構成要素を形成することと、本発明のプロセス従って、未硬化タイヤにラベルを付けることとを含む車両ホイール用の未硬化タイヤを構築するプロセスに関する。
本出願人は、本発明が、タイヤに対するラベルの位置決め再現性を改善することができると考える。
本出願人はまた、本発明が、貼り付けられるラベルの数量およびタイプに関して基本的に制限のない、より高いシステム適応性を保証すると考える。
本出願人はさらに、本発明が空間の節約を可能にすると考える。
本出願人は、本発明がコストの削減を可能にすると考える。
本発明は、上記の態様の少なくとも1つにおいて、以下の好ましい特徴の1つまたは複数を示すことができる。
好ましくは、タイヤにラベルを付ける装置は、ベース部、より好ましくは単一のベース部を含む。
好ましくは、貼付用ヘッドが付いた移動装置、前記少なくとも1つのフィーダ、およびガイド装置は、前記ベース部に設置される。
したがって、装置はコンパクトであり、容易に配置することができ、そのため、装置およびプラントのレイアウトをより簡単にする。
好ましくは、ガイドは、少なくとも1つのレールを含み、支持体は、レールにスライド可能に連結されたスライドブロックを含む。
好ましくは、ガイドは直線状である、すなわち、ガイドは真っすくである。直線状のガイドは、正確な経路を保証する。
好ましくは、ガイドは、ベース部の面に置かれて固定される。好ましくは、前記面は水平である。
そのような構造は、コンパクト、高剛性、かつ頑丈であり、最大限の精度および再現性で貼付用ヘッドを案内することを可能にする。
好ましくは、ガイド装置は、少なくとも、未硬化タイヤへのラベルの貼付け時に、前記支持体をガイドに沿って移動させるために、支持体に動作可能に連結された主アクチュエータを含む。
好ましくは、支持体は、前進位置と後退位置との間を移動可能である。前進位置において、連結装置は、後退位置におけるよりもベース部から遠くに突出する。後退位置において、連結装置は、ベース部のそばにある、またはベース部に配置される。
好ましくは、主アクチュエータは、ガイド装置専用であり、移動装置から独立している。
好ましくは、主アクチュエータは、直線タイプであり、例えば、主アクチュエータは、空気圧または油圧シリンダである。
好ましくは、主アクチュエータは、ラベルの貼付け時に、支持体と、支持体と一体化した貼付用ヘッドとをタイヤに向かって押すように構成される。
好ましくは、主アクチュエータは、約10kg〜約20kg、より好ましくは15kgの最大力を作用させることができる。
主アクチュエータは、貼付け機能を実行し、ラベルをタイヤに押し当てる適切かつ調整可能な押圧力を保証する。
好ましくは、貼付用ヘッドは当接要素を含む。好ましくは、連結装置は基準要素を含む。
好ましくは、基準要素は、前記貼付用ヘッドが支持体上にあるときに、貼付用ヘッドの当接要素に連結可能である。
当接要素および基準要素により、支持体に対する貼付用ヘッドの位置は常に同じである。
好ましくは、当接要素および/または基準要素は、ピンおよび/または座部を含み、ピンは座部に挿入可能である。
そのような構造は機械的に単純であり、したがって、信頼性が高い。
好ましくは、連結装置の基準要素は、貼付用ヘッド用の基準面と、前記基準面から突出した少なくとも1つの固定基準ピン、好ましくは一対の固定基準ピンとを含む。好ましくは、前記基準面は水平である。
好ましくは、貼付用ヘッドの当接面は、支持面に実質的に直角な当接面と、連結装置の基準ピンを受けるように構成された少なくとも1つの当接座、好ましくは一対の当選座とを含む。
1つまたは複数の固定基準ピンは、基準面において、貼付用ヘッドが支持体に対して移動するのを防止する。
好ましくは、連結装置の基準要素は、基準ピンに実質的に直角な少なくとも1つの連結ピンを含む。好ましくは、連結ピンは、基準面に実質的に平行に延びる。
好ましくは、貼付用ヘッドの当接面は、前記貼付用ヘッドの横面に配置され、連結装置の連結ピンを受けるように構成された連結座を含む。
連結ピンは、支持体に対する貼付用ヘッドの垂直移動を防止する。
好ましくは、連結ピンは、貼付用ヘッドの連結座内の係合位置と、貼付用ヘッドからの離脱位置との間を移動可能である。
好ましくは、連結装置は、係合位置と離脱位置との間で連結ピンを移動させるために、連結ピンに動作可能に連結された補助アクチュエータを含む。
貼付用ヘッドは、支持体に自動で着脱することができる。
好ましくは、ラベルホルダフィーダは、ラベルを取り上げるために、前記貼付用ヘッドが、移動装置によって前記ラベルホルダフィーダまで運ばれたときに、貼付用ヘッドの当接要素と連結可能なそれぞれの基準要素を含む。
このように、貼付用ヘッドとフィーダとの間の相対位置も取り上げ時に常に同じであり、ヘッドの支持面に対するラベル位置は、正確かつ再現可能である。実際上、ラベル貼付位置を正確かつ再現可能にするために、フィーダからのラベル取り上げ位置を確実に正確かつ再現可能にすることが必要である。
好ましくは、フィーダの基準要素は、一対の基準ピンを含む。
好ましくは、貼付用ヘッドの当接要素は、支持面の脇に配置された補助当接座を含む。
好ましくは、フィーダの基準ピンは、前記補助当接座に挿入可能である。
好ましくは、ラベルホルダフィーダは、ラベル積層体を収容するように構成されたハウジングを有する。
好ましくは、ハウジングは、貼付用ヘッドの支持面から到達できる開口を有する。好ましくは、前記開口は上向きである。
好ましくは、ラベルホルダフィーダの基準要素は、ハウジング開口の両脇に配置される。
好ましくは、ラベルホルダフィーダは、好ましくは電動式のそれぞれのアクチュエータに動作可能に連結された可動壁であって、積層体の第1のラベルを前記開口に出現させるために、ラベル積層体を開口に向かって押すように構成された可動壁を含む。
好ましくは、タイヤにラベルを付ける装置は、支持面が、ラベルホルダフィーダから取り上げた単一のラベルを担持していることを検証するように構成された管理ステーションを含む。実際上、特に、生ゴムからなるラベルは、互いにくっつく傾向がある。管理ステーションは、支持面にラベルが2つ以上あるかどうかを検出する働きをする。
好ましくは、移動装置は、貼付用ヘッドを管理ステーションに運ぶように構成される。
好ましくは、管理ステーションは、前記貼付用ヘッドが、移動装置によって管理ステーションに運ばれたときに、貼付用ヘッドの当接要素と連結可能なそれぞれの基準要素を含む。
当接要素および基準要素により、貼付用ヘッドと管理ステーションとの間の相対位置も、前記チェック時に常に同じである。
好ましくは、管理ステーションの基準要素は、少なくとも1つの基準面を含む。
好ましくは、貼付用ヘッドの当接要素は、前記支持面の脇に配置された少なくとも1つの補助当接面を含む。好ましくは、前記少なくとも1つの基準面は、前記少なくとも1つの補助当接面に接触するように構成される。
好ましくは、管理ステーションは、それぞれのピンのまわりに旋回するアームを含む。
好ましくは、管理ステーションは、旋回アームの第1の端部に配置された検証面を含む。
好ましくは、管理ステーションは、ピンの向こう側に配置された旋回アームの第2の端部の近くに配置された固定位置センサを含む。
好ましくは、第2の端部の移動が位置センサによって容易に検出可能であることを保証するために、ピンと旋回アームの第1の端部との間の第1の距離は、ピンと旋回アームの第2の端部との間の第2の距離よりも短い。
好ましくは、前記少なくとも1つの基準面は、検証面の脇に配置される。
好ましくは、貼付用ヘッドの前記少なくとも1つの補助当接面が、管理ステーションの前記少なくとも1つの基準面と接触して置かれたときに、支持面は検証面に対向している。
好ましくは、支持面が、単一のラベルを担持した場合に、前記単一のラベルは、検証面から離間したままであるか、または検証面にほんの少しだけ接触し、支持面が2つ以上のラベルを担持した場合に、ラベルは検証面に押し当たり、それにより、旋回アームの回転が位置センサによって検出される。
管理システムは、実質的に機械式であり、信頼性が高く、高精度である。
上記および以下の詳細な説明で説明し、添付図面で示す管理ステーションの構造は、異なるタイプのタイヤにラベルを付ける装置にも実施することができ、分割特許出願の独立した発明の対象である。
好ましくは、管理ステーションはまた、ベース部に取り付けられる。
好ましくは、装置は、未硬化タイヤに貼り付ける前に、ラベル上にある保護フィルムを除去するように構成されたフィルム除去ステーションを含む。保護フィルムは、ラベルがフィーダ内で積み重ねられたときに、一方のラベルを他方から分離する。
好ましくは、移動装置は、貼付用ヘッドをフィルム除去ステーションに運ぶように構成される。
好ましくは、フィルム除去ステーションは、前記貼付用ヘッドが、移動装置によって、フィルム除去ステーションに運ばれたときに、貼付用ヘッドの当接要素と連結可能なそれぞれの基準要素を含む。
当接要素および基準要素により、貼付用ヘッドとフィルム除去ステーションとの間の相対位置も、保護フィルムの除去時に常に同じである。
好ましくは、フィルム除去ステーションの基準要素は基準ピンを含む。
好ましくは、フィルム除去ステーションの基準要素は固定される。
好ましくは、貼付用ヘッドの当接要素は、支持面の脇に配置された補助当接座を含む。
好ましくは、フィルム除去ステーションの基準ピンは、前記補助当接座に挿入可能である。
好ましくは、フィルム除去ステーションは、フィルム取り上げ装置を含む。
好ましくは、フィルム取り上げ装置は、吸引装置と流体連通した吸引カップおよび/または吸引口を含む。
好ましくは、フィルム除去ステーションの基準要素が、貼付用ヘッドの当接要素と連結されたときに、支持面は、取り上げ装置の方を向く。
好ましくは、取り上げ装置は、貼付用ヘッドの支持面の方を向いてフィルムを除去するために、取り上げ装置が基準要素に隣接して置かれる取り上げ位置と、除去したフィルムを解放するために、取り上げ装置が取り上げ位置に対して移動する、好ましくは回転する解放位置との間で移動可能である。
好ましくは、個別のアクチュエータ、好ましくは、空気圧アクチュエータは、取り上げ装置の動作を制御するのが好ましい。
好ましくは、取り上げ装置が解放位置にあるときに、除去したフィルムを解放するために、送風装置が、前記吸引カップおよび/または吸引口と流体連通する。
上記および以下の詳細な説明で説明し、添付図面で示すフィルム除去ステーションの構造は、異なるタイプのタイヤにラベルを付ける装置にも実施することができる。
好ましくは、フィルム除去ステーションはまた、ベース部に取り付けられる。
好ましくは、装置は、支持面によって担持されたラベルを加熱し、フィルム除去ステーションでのフィルムの剥離を容易にするように構成された加熱ステーションを含む。
好ましくは、移動装置は、貼付用ヘッドを加熱ステーションに運ぶように構成される。
好ましくは、加熱ステーションは、支持面に連結できる加熱プレートを含む。移動装置は、支持面によって担持されたラベルを加熱プレートに置く。加熱効果は、フィルムとラベルとの間の付着力を低下させ、それにより、下流のフィルム除去ステーションが、ラベルからフィルムを容易に除去するのを可能にする。
好ましくは、加熱ステーションは、加熱プレート用の弾性支持体を含む。言い換えると、加熱プレートは、ラベルとプレート自体との間の干渉を確実に最小限にすることができるようにするために、垂直方向にばねで付勢された構造体に取り付けられる。
上記および以下の詳細な説明で説明し、添付図面で示す加熱ステーションの構造は、異なるタイプのタイヤにラベルを付ける装置にも実施することができる。
好ましくは、加熱ステーションはまた、好ましくはフィルム除去ステーションに隣接して、ベース部に取り付けられる。
好ましくは、移動装置は、関節ロボットアームを含む。
好ましくは、関節ロボットアームは、その先端で前記貼付用ヘッドを担持する。
好ましくは、関節ロボットアームは、6軸などの多軸タイプである。
好ましくは、1つまたは複数のラベルホルダフィーダ、ガイド装置、存在しうる管理ステーション、存在しうるフィルム除去ステーション、および存在しうる加熱ステーションは、関節ロボットアームの周囲に配置される。
関節ロボットアームは、装置のあらゆる地点に速く、かつ容易に到達するのを可能にし、貼付用ヘッドが、様々なステーション(1つまたは複数のラベルホルダフィーダ、ガイド装置、管理ステーション、フィルム除去ステーション、加熱ステーション)に移動するのを可能にする。
関節ロボットアームは、様々なステーションへのアクセスの順番を変えるために、および/または前記ステーションの位置が変わった場合に、速くプログラムを組み直すことができる。
好ましくは、貼付用ヘッドはパッドを含む。
好ましくは、支持面は、前記パッド上に画定される。
好ましくは、パッドは、ゴム、好ましくはシリコーンで作製される。
パッドは、タイヤに押し付けられたときにタイヤの形状に合わせ、貼付け時に、ラベル全体が前記タイヤに付着するのを保証する。
好ましくは、装置は、吸引装置と、吸引装置に連結され、ラベルを取り上げ、取り上げたラベルを保持するために、貼付用ヘッドの支持面上で開放された吸引ダクトとを含む。
好ましくは、装置は、移動装置、前記少なくとも1つのラベルホルダフィーダ、ガイド装置、存在しうる管理ステーション、存在しうるフィルム除去ステーション、および存在しうる加熱ステーションを制御するように構成された制御ユニットを含む。
好ましくは、制御ユニットは、ガイド装置、特に、主アクチュエータを制御する場合に、移動手段を待機状態に置くように構成され、未硬化タイヤにラベルを貼り付けるために、貼付用ヘッドを支持体と共に移動させる。
貼付け作業自体の間、移動装置は停止し、押圧動作は、ガイド装置によってのみ行われる。このように、主アクチュエータを制御しさえすればよく、これは、装置の管理を単純化する。
本発明の方法によれば、好ましくは、貼付用ヘッドおよびラベルは、約10kg〜約20kg、好ましくは、約15kgの力で、未硬化タイヤのサイドウオールに押し当てられる。この力は、タイヤへのラベルの付着を保証する。
好ましくは、貼付用ヘッドが、支持体に連結されたときに、貼付用ヘッドの当接要素は、ガイド装置の基準要素に連結される。
好ましくは、サイドウオールに向かう移動時に、貼付用ヘッドは、移動装置に連結されたままである。
好ましくは、未硬化タイヤのサイドウオールに向かう支持体の移動は、移動装置とは無関係に、主アクチュエータによって行われる。
好ましくは、移動装置は、サイドウオールに向かう支持体の移動時に、待機状態に置かれる。
好ましくは、サイドウオールに向かう支持体の移動は真っ直ぐである。
好ましくは、ラベルホルダフィーダからの取り上げ時に、貼付用ヘッドの当接要素は、ラベルホルダフィーダの基準要素に連結される。
好ましくは、貼付用ヘッドを支持体に連結する前に、移動装置を用いて、ラベルを担持した貼付用ヘッドは、管理ステーションに移動する。
好ましくは、管理ステーションは、支持面が、ラベルホルダフィーダから取り上げた単一のラベルを担持していることを検証するように構成される。
好ましくは、検証中に、貼付用ヘッドの当接要素は、管理ステーションの基準要素に連結される。
好ましくは、貼付用ヘッドを支持体に連結する前に、移動装置を用いて、ラベルを担持した貼付用ヘッドは、フィルム除去ステーションに移動する。
好ましくは、ラベル上にある保護フィルムを除去することが企図される。
好ましくは、除去中に、貼付用ヘッドの当接要素は、フィルム除去ステーションの基準要素に連結される。
好ましくは、フィルム除去は、吸引によって行われる。
好ましくは、ラベルを含む貼付用ヘッドをフィルム除去ステーションに移動させる前に、移動装置を用いて、ラベルを含む貼付用ヘッドを加熱ステーションに移動させることが企図される。
好ましくは、支持面に担持されたラベルは、フィルム除去ステーションでのフィルムの剥離を容易にするために加熱される。
好ましくは、ラベルは、吸引によって、貼付用ヘッドの1つの支持面上に取り上げられて保持される。
好ましくは、ラベルはエラストマー材料で作製される。
ラベルは、タイヤのサイドウオールに貼り付けられ、次いで、タイヤと共に加硫される製品ラベルである。
好ましくは、貼付領域にあるタイヤは、成形ドラムに配置される。
好ましくは、成形ドラムは、支持装置、好ましくは主関節ロボットアームによって配置および支持される。
さらなる特徴および利点が、本発明による車両ホイール用のタイヤを構築するプラント内の、車両ホイール用のタイヤにラベルを付ける装置の、好ましいが非排他的な実施形態についての詳細な説明からさらに明らかになるであろう。
図面の簡単な説明
そのような説明は、例示するためだけに、したがって、限定しないことを意図して提示される添付図面を参照して下記になされる。
本発明によるタイヤにラベルを付ける装置を含む、車両ホイール用のタイヤを構築するプラントを概略的に示している。 タイヤにラベルを付けることに関連する図1の装置の拡大平面図を示している。 2つの動作位置にある図2の装置の側面図を示している。 図2および図3の装置の拡大斜視部分を示している。 図2、3、4の装置の要素の斜視図を示している。 図2、3、4の装置の要素の斜視図を示している。 図2、3、4の装置の細部を示しており、他の部品をより効果的に強調するために一部の部品を省略している。 図2、3、4の装置の別の要素を示している。 図2、3、4の装置の別の要素を示している。 図2、3、4の装置のさらに別の要素を示している。 図2、3、4の装置のさらに別の要素を示している。 図1のプラントで構築されたタイヤの半径方向半断面図を示している。 図10のタイヤの部分側面図を示している。 図2、3、4の装置の図4Aおよび図4Bの要素の経路を順番に概略的に示している。
詳細な説明
図1を参照すると、参照数字1は、車両ホイール用のタイヤ2を構築するプラントを全体として特定する。
前記プラント1で構築されたタイヤ2が図10に示されており、このタイヤ2は、基本的に、2つのカーカスプライ4a、4bを有するカーカス構造体3を含む。エラストマー材料からなる気密層、すなわち、いわゆるライナ5が、1つまたは複数のカーカスプライ4a、4bに対して内側で貼り付けられている。半径方向外側位置にエラストマーフィラ6bを担持した、いわゆるビードコア6aをそれぞれ含む2つの環状固定構造体6は、1つまたは複数のカーカスプライ4a、4bのそれぞれの端部フラップに係合している。環状固定構造体6は、通常「ビード部」7という名称で特定される領域の近くに組み込まれ、ビード部において、タイヤ2とそれぞれの取付リムとの間の係合が通常行われる。ベルト層8a、8bを含むベルト構造体8は、1つまたは複数のカーカスプライ4a、4bを囲んで周方向に付与され、トレッドバンド9は、ベルト構造体8に周方向に重なっている。ベルト構造体8は、1つまたは複数のカーカスプライ4a、4bとベルト構造体8の軸方向両側の終端部の1つとの間にそれぞれ置かれた、いわゆる「アンダーベルト挿入体」10に結合することができる。それぞれのビード部7からトレッドバンド9の対応する横縁部までそれぞれ延びる2つのサイドウオール11は、カーカスプライ4a、4b上で、横方向両側の位置に付与されている。各サイドウオール11の半径方向外側部分とトレッドバンド9の軸方向外側部分との間に含まれる部分は、タイヤショルダ部として公知である。
図1に示すプラント1は、未硬化タイヤの構築装置13と、構築装置13の下流に動作可能に配置された少なくとも1つの型成形および加硫ユニット14とからなるタイヤ2の製造ライン12を含む。
図1に示すプラント1の非限定的な実施形態では、構築装置13は、カーカス構築ライン15を含み、カーカス構築ライン15において、図示しない成形ドラムが、カーカスプライ4a、4bと、ライナ5と、環状固定構造体と、場合によってはサイドウオール11の少なくとも一部とを含むカーカススリーブを各構築ドラム上に形成するように設計された、半製品を供給する様々なステーション間を移動する。
同時に、外側スリーブ構築ライン16では、図示しない1つまたは複数の補助ドラムが、少なくともベルト構造体8と、トレッドバンド9と、場合によってはサイドウオール11の少なくとも一部とを含む外側スリーブを各補助ドラム上に形成するように設計された様々なワークステーション間を順次移動する。
構築装置13は、外側スリーブが、カーカススリーブに結合される組み立てステーション17をさらに含む。
図示しないプラント1の他の実施形態では、構築装置13は、例えば、構築装置を用いて上記の構成要素のすべてを単一のドラム上に形成するように設計された様々なタイプとすることができる。
構築したタイヤ2は、最終的に型成形および加硫ユニット14に送られる。
図1に示すように、タイヤにラベルを付ける装置18は、組立ステーション17と型成形および加硫ユニット14との間に動作可能に挿入され、ラベル19を未硬化タイヤ2のサイドウオール11に貼り付けるように構成されている(図10および図11)。ラベル19は、いわゆる製品ラベルである、すなわち、色がついているかどうかに係わらず、数字、略語、図形を担持したエラストマー材料からなるラベルであり、このラベルは、未硬化タイヤ2のサイドウオール11に貼り付けられる。そのようなラベル19は、タイヤ2と共に加硫されて、タイヤ2の動作寿命の間、タイヤ2に留まることを意図されている。
装置18は、組立ステーション17から来たタイヤ2を担持する成形ドラムを支持するように構成された(図2に示す)主関節ロボットアーム20を含む。
装置18は、地面に載ることを意図されたベース部21を含む。ベース部21は、その上側部分で、関節ロボットアーム22を担持し、関節ロボットアーム22の周囲には、以下のもの、すなわち、それぞれのタイプのラベル19用の第1のラベルホルダフィーダ23および第2のラベルホルダフィーダ24と、貼付領域26に配置されたガイド装置25とが配置されている。貼付領域26(図1および図2)は、タイヤ2のサイドウオール11の1つが、ラベル19を受けるために配置される場所である。ベース部21は、管理ステーション27、フィルム除去ステーション28、および加熱ステーション29をさらに含み、これらも、関節ロボットアーム22に隣接して配置されている。
関節ロボットアーム22は、6軸を有するタイプとすることができる。関節ロボットアーム22のベース部は、ベース部21によって支持され、これに固定されている。関節ロボットアーム22の先端は、貼付用ヘッド30(図4、4A、4B)を担持している。
関節ロボットアーム22は、貼付用ヘッド30に連結され、上記の貼付用ヘッド30をラベルホルダフィーダ23、第2のラベルホルダフィーダ24、貼付領域26、管理ステーション27、フィルム除去ステーション28、および加熱ステーション29間で移動させるように構成された移動装置を形成している。
貼付用ヘッド30は、シリコーンゴムなどからなるパッド31を担持し、パッド31は、ラベル19を受けて保持し、次いで、ラベル19をタイヤ2に貼り付けることを意図された支持面32を有する。パッド31および支持面32は、異なるが同様の形状及びサイズのラベルを受けるのに適した形状を有する。パッド31は、きわめて様々なタイプからなる場合でさえ、ラベル19の管理を可能にするために、形状及びサイズが異なる別のものと手動か、または自動で交換することができる。
図4Aおよび図4Bに示すように、貼付用ヘッド30は、パッド31が配置された前面33と、前面33とは反対側であり、関節ロボットアーム22の端部に連結される後面と、前面33および支持面32に直角な横面とを設けられた平行六面体を含む。
前記横面の1つは、支持面32に実質的に直角な当接面34を担持し、それぞれ穴によって画定される一対の当接座35を有する。図4Bに示すように、当接面34は、それぞれが当接座35の1つを囲む2つの環状面によって画定される。
当接面34に垂直な別の横面36は、それぞれの穴によって画定される連結座37を有する。
さらに、前面33は、パッド32の両脇に、2つの穴によって画定される同数の補助当接座38を有する。それぞれが補助当接座38の1つの囲む2つの環状面は、共に補助当接面38aを画定する。
当接面34、当接座35、補助当接面38a、補助当接座38、および連結座37は、貼付用ヘッド30の当接要素を形成している。
貼付用ヘッド30は、パッド31に形成され、支持面32上で開放された吸引ダクトと連通する、図示しない内側吸引ダクトをさらに有する。そのような吸引ダクトは、装置18の図示しない吸引装置と流体連通する。下記にさらに説明するように、吸引装置による吸引動作により、ラベルを取り上げてパッド31に保持することが可能になる。
ガイド装置25は、ベース部21によって担持されたフレーム40の一部である水平面39に配置されている。面39は、関節ロボットアーム22のベース部に対して高くなった位置に配置されている。
ガイド装置25は、面39に支持および固定され、所定の直線路に沿って延びるレールによって画定されるガイド41を含む(図5)。
支持体42は、レールにスライド可能に連結されたスライドブロック43を含む。したがって、支持体42は、レール上を直線的に移動可能である。特に、支持体42は、スライドブロック43に結合された細長いプレートを含む。
細長いプレートは、面39から突出した細長いプレートの一端に連結装置44を有し、この連結装置44は、タイヤ2へのラベル19の貼付け時に、前記貼付用ヘッド30を支持体42に取り外し可能に係合させ、貼付用ヘッド30を支持体42と共に移動させるために、貼付用ヘッド30に動作可能に連結することができる。
連結装置44は、実質的に水平な要素45と、実質的位水平な要素45に直角な付属物46とを有する略L字形の要素を含む。
実質的に水平な要素45は、前記実質的に水平な要素45から直角に突出した一対の固定基準ピン47を担持している。実質的に水平な要素45に平行で、前記実質的に水平な要素45の面から離間した環状面は、ベース部で各ピン47を囲んでいる。2つの環状面は共に、貼付用ヘッド30用の基準面48を画定する。
基準ピン47に直角で、基準面48に平行な連結ピン49は、付属物46から突出している。連結ピン49は、付属物46自体に取り付けられた補助アクチュエータ50を用いて、引き出し位置と後退位置との間を移動する。
基準ピン47、基準面48、および連結ピン49は、連結装置44の基準要素を形成している。
連結ピン49が、後退位置(貼付用ヘッド30から外れた位置)にある間、貼付用ヘッド30は、固定基準ピン47を当接座35に挿入し、貼付用ヘッド30の当接面34を連結装置44の基準面48に載せるように、関節ロボットアーム22によって連結装置44上に運ばれる。固定基準ピン47は、基準面48において、貼付用ヘッド30が支持体42に対して移動するのを防止する。
補助アクチュエータ50は、連結ピン49を引き出し位置に移動させ、それにより、連結ピン49を貼付用ヘッド30の連結座37に係合させる。連結ピン49は、支持体42に対する貼付用ヘッド30の垂直移動を防止する。
貼付用ヘッド30は、支持体42に自動で着脱される。当接要素34、35、37および基準要素47、48、49により、支持体42に対する貼付用ヘッド30の位置は常に同じである。
付属物46に対して反対の側で、実質的に水平な要素45は、空気圧シリンダとして特定される主リニアアクチュエータ51に連結された補助付属物を担持している。主アクチュエータ51は、フレーム40に取り付けられ、ガイド41に平行な方向に沿って延び、この方向に沿って動作する。特に、アクチュエータ本体51は、フレーム40に確実に拘束され、アクチュエータ51のロッドの端部は、前記補助付属物に拘束されている。
主アクチュエータ51は、代わりに関節ロボットアーム22として特定される移動装置とは独立している。
主アクチュエータ51は、支持体42を前進位置と後退位置との間でガイド41に沿って移動させるように構成されている。後退位置において、連結装置44は、ベース部21のフレーム40のそばにある。前進位置において、連結装置44は、後退位置におけるよりもベース部21のフレーム40から遠くに突出する。前進位置と後退位置との間の移動における支持体42のストロークは、例えば、約50mm〜約150mmである。
図示した実施形態では、主アクチュエータ51は、連結装置44を後退位置から前進位置に向かって押し、連結装置44を前進位置から後退位置に向かって引き寄せるように構成されている。したがって、主アクチュエータ51は、ラベル19の貼付け時に、支持体42と、支持体42と一体化した貼付用ヘッド30とをタイヤ2に向かって押すように構成されている。主アクチュエータ51は、約15kgの押し力を作用させる容量とされる。
各第1のラベルホルダフィーダ23および第2のラベルホルダフィーダ24は、図6に示す同様の構造を有する。したがって、第1のフィーダ23についてのみ説明する。
第1のフィーダ23は、ラベル19の積層体を収容するように構成されたハウジング52が内部に形成された柱状の形状である。ハウジング52は、一種のダクトとして柱全体に沿って展開している。
柱のベース部は、ベース部21に拘束される。ベースとは反対側の柱の一端は、上を向いたハウジング52の開口53を有する。
柱は、開口53の両脇に、上向きに延びる2つの基準ピン54を有する。連結装置44のピン47に対して行われたのと同様に、各基準ピン55のベース部に各基準ピン54を囲んで配置された2つの環状面は共に、貼付用ヘッド30用の基準面を画定する。基準ピン54および基準面55は、第1のフィーダ23の基準要素を形成する。第1のフィーダ23の基準ピン54は、フィーダの基準面55が、貼付用ヘッド30の補助当接面38aに当接している間、貼付用ヘッド30の補助当接座38に挿入されるように構成されている。
図6に部分的に示す可動壁56は、ハウジング52に挿入され、個別の電動アクチュエータ57に動作可能に連結されている。可動壁52は、電動アクチュエータ57を用いて、ハウジング52に沿って並進することができ、積層体の第1のラベル19を前記開口53に出現させるように、ラベル19の積層体を開口53に向かって押すように構成されている。
管理ステーション27は、支持面32が、第1のラベルホルダフィーダ23または第2のラベルホルダフィーダ24から取り上げられた単一のラベル19を担持していることを検証するように構成されている。言い換えると、管理ステーション27は、支持面32に2つ以上のラベル19が不要に存在するかどうかを検出する働きをする。
管理ステーション27は、ベース部21に拘束されたベース構造体58を含む(図7)。ベース構造体58は、それぞれの水平ピン59aの周囲で旋回アーム59を担持している。ピン59aから第1の距離に置かれた旋回アーム59の第1の端部は、検証面60を担持している。第1の端部とは反対側で、ピン59aから第2の距離に置かれた旋回アーム59の第2の端部61は、ベース構造体58に対して固定された位置センサ62の位置に配置されている。第2の距離は、第1の距離よりも、例えば、約5倍または6倍長くなっている。
管理ステーション27は、ベース構造体58と一体化し、共同して管理ステーション27の基準面64を画定する円形面を端部に担持した2つの突起63を検証面60の両脇に有する。管理ステーション27の基準面64は、貼付用ヘッド30の補助当接面38aと接触するように構成されている。したがって、管理ステーション27の前記基準面64は、基準要素を画定し、この基準要素は、前記貼付用ヘッド30が、管理ステーション27に置かれた場合に、貼付用ヘッド30の当接要素と連結することができる。
詳細には、第1のラベルホルダフィーダ23または第2のラベルホルダフィーダ24から取り上げられたラベル19を担持した貼付用ヘッド30は、関節ロボットアーム22によって、管理ステーション27の上に運ばれて、支持面32およびラベル19が検証面60に対向する。貼付用ヘッド30は、管理ステーション27の基準面64を貼付用ヘッド30の補助当接面38aと相互に接触させるまで、すなわち、突起63の円形面を補助当接座38を囲む環状面と相互に接触させるまで管理ステーション27に接近する。
支持面32が実際に単一のラベル19を担持している場合、そのような単一のラベル19は、検証面60から離間したままか、または検証面60にほんの少しだけ接触し、そのため、旋回アーム59は、静止したままである、すなわち、旋回しない。その代わりに、支持面32が、2つ以上のラベル19を担持している場合、ラベル19の厚さは、最外ラベルが検証面60に押し当たるようなものとなり、それにより、旋回アーム59が回転して、第2の端部61が移動し、この移動が位置センサ62によって検出される。
フィルム除去ステーション28は、タイヤ2に貼り付ける前に、ラベル19上にある保護フィルムを除去するように構成されている。保護フィルムは、ラベル19が、それぞれのラベルホルダフィーダ23、24に積み重ねられた場合に、一方のラベル19を他方から分離する。
フィルム除去ステーション(図9)は、ベース部21に固定された支持体65を含む。支持体65は、ブリッジとして成形され、窓66を設けられた上部プレートを有する。ダクト67は、上部プレートの下に配置され、空気圧アクチュエータ69によって制御されながら、個別の回転軸68のまわりに回転可能である。回転可能なダクト67は管形状を有し、図示しない吸引/送風装置と流体連通した複数の吸引口70を含む。回転可能なダクト67は、回転軸68のまわりに、吸引口70が窓66に臨むフィルム取り上げ位置と、吸引口70が横または下を向いたフィルム解放位置との間で、可動である。吸引口70および吸引/送風装置は、フィルム取り上げ装置を形成している。
窓66の両脇で、上部プレートは、上方に向かって延び、支持体65に対して固定された基準ピン71を担持している。環状面は、ベース部の位置で各ピン71を囲んでいる。2つの環状面は共に、フィルム除去ステーション28の基準面72を画定する。基準ピン71および基準面72は、前記貼付用ヘッド30が、関節ロボットアーム22によって、フィルム除去ステーション28まで運ばれた場合に、貼付用ヘッド30の当接要素、特に、補助当接座38と補助当接面38aとに連結することができる基準要素を画定する。フィルム除去ステーション28の基準ピン71は、補助当接座38に挿入することができ、基準面72は、補助当接面38aに当接することができる。
フィルム除去ステーション28の基準要素71、72が、貼付用ヘッド30の当接要素38、38aに連結され、吸引口70が、フィルム取り上げ位置にある場合に、支持面32は、取り上げ装置70の方を向き、取り上げ装置70は、吸引によってフィルム28を保持する。解放位置では、吸引口70は、前に支持面32から除去したフィルム19を吹き飛ばし、フィルムを専用収集容器(図示せず)に入れる。
加熱ステーション29は、支持面32によって担持されたラベル19を加熱し、ひいては、上記のフィルム除去ステーション28でのフィルム19の剥離を容易にするように構成されている。したがって、貼付用ヘッド30は、最初に、取り上げたフィルム19を加熱ステーション29に運び、次いで、フィルム除去ステーション28に運ぶ。加熱ステーション29は、フィルム除去ステーション28に隣接して取り付けられる。
加熱ステーション29は、図示しない電気抵抗を用いて加熱されるプレート73を含み、電気抵抗は、前記加熱プレート73に機能可能に連結される。加熱プレート73は、貼付用ヘッド30が過熱プレートに載った場合に部分的に撓んで、担持したラベル19のプレート73自体との一様な接触を保証するように、弾性支持体74(ばね)を用いてベース部21に取り付けられる。
図2に概略的に示す制御ユニット75は、関節ロボットアーム22と、第1のラベルホルダフィーダ23および第2のラベルホルダフィーダ24と、ガイド装置25と、管理ステーション27と、フィルム除去ステーション28と、加熱ステーション29とを制御するように構成されている。装置18の動作は、適切な入出力装置(キーボード、ディスプレイなど)を設けられた制御ユニット75を通じてプログラムすることができる。例えば、関節ロボットアーム22は、様々なステーションへのアクセスの順番を変えるために、および/または前記ステーションの位置が変わった場合に、プログラムを組み直すことができる。
使用時、本発明のプロセスによれば、構築装置13で構築された未硬化タイヤ2は、主関節ロボットアーム20で取り上げられ、貼付領域26に運ばれる。特に、主関節ロボットアーム20は、未硬化タイヤ2が置かれた型成形ドラム76を担持する。主関節ロボットアーム20はまた、サイドウオール11の部分が、ラベル19を受けることを意図された部分であるように、ガイド装置25の前にタイヤ2を正確に配置し、タイヤ2をそのような位置に固定された状態に保つ(図2)。主関節ロボットアーム20の制御は、構築装置13の図示しない制御ユニットによって、および/または構築装置13の制御ユニットに動作可能に接続された装置75の制御ユニット18によって処理される。
装置18の制御ユニット75によって制御された関節ロボットアーム22は、図12に概略的に示すように、貼付用ヘッド30を様々なステーションに運ぶ。
関節ロボットアーム22は、貼付用ヘッド30を第1のフィーダ23または第2のフィーダ24(ラベルを付けられるタイヤ2にとって適切なタイプのラベル19を含む方のフィーダ)の上に持っていき、貼付用ヘッド30の補助当接座38および補助当接面38aをフィーダ23、24の基準ピン54およびフィーダ23、24の基準面55と連結する。その後、フィーダ23、24のアクチュエータ57は、フィーダ23、24の開口53に置かれた最上部のラベル19を支持面32に押し当てるように、可動壁56およびラベル19の積層体を持ち上げる。貼付用ヘッド30の吸引装置の作動により、ラベル19が支持面32に付着する。ラベル19は、その後、露出した状態でタイヤ2に留まることを意図された側(数字、略語、図形のある側)で、支持面32に付着する。反対側は、除去されなければならないフィルムによって覆われている。
この時点で、関節ロボットアーム22は、貼付用ヘッド30を、取り上げたラベル19と共にフィーダ23、24から取り外し、管理ステーション27に運ぶ。
管理ステーション27では、関節ロボットアーム22は、貼付用ヘッド30の補助当接面38aを管理ステーション27の基準面64に載せる。取り上げたラベル19が1つだけ(それぞれのフィルムを有する)の場合、ラベルは、検証面60に干渉せず、センサ62は、第2の端部61の位置の任意の変化を検出しない。
そのため、関節ロボットアーム30は、貼付用ヘッド30をラベル19およびフィルムと共に加熱ステーション29に運ぶことができる。関節ロボットアーム22は、パッド31を加熱プレート73に載せる。フィルムは、加熱プレート73と接触する。熱はフィルムとラベル19との間の付着力を弱める。
次いで、関節ロボットアーム30は、貼付用ヘッド30をラベル19およびフィルムと共にフィルム除去ステーション28に運び、貼付用ヘッド30の補助当接座38および補助当接面38aをフィルム除去ステーション28の基準ピン71および基準面72に連結する。フィルム取り上げ位置にある吸引口70が、フィルムを吸引し、フィルムをラベル19から引き剥がし、フィルムを保持するために作動する。フィルムは窓66を通って、吸引口70に付着する。回転可能なダクト67は、それぞれの回転軸68のまわりに回転し、吸引口70がフィルム解放位置にあるときに、フィルムは口70から吹き飛ばされ、例えば、図示しない収集容器に落下する。
他方で、取り上げられた(それぞれのフィルムを有する)ラベル19が2つ以上の場合に、ラベル19は検証面60に干渉し、センサ62は、第2の端部61の位置の変化を検出する。複数のラベル19は、例えば、同じフィルム除去ステーション28を使用して廃棄され、フィルム除去ステーション28は、フィルム単独ではなくラベル19も取り上げて廃棄する。
ラベル19が1つだけの場合、フィルムを剥がした後、関節ロボットアーム22は、貼付用ヘッド30をラベル19と共にガイドステーション25に運ぶ。支持体42が後退位置にある間、関節ロボットアーム22の動作により、連結装置44の基準ピン47が貼付用ヘッド30の当接座35に挿入され、連結装置44の基準面48が、貼付用ヘッド30の当接面34に係合する。補助アクチュエータ50の作動により、連結ピン49が貼付用ヘッド30の連結座37に挿入され、その結果、貼付用ヘッド30は、ガイド装置25にロックされる。
制御ユニット75は、(まだ貼付用ヘッド30に連結されたままの)関節ロボットアーム22を待機状態に置き、主アクチュエータ51を制御する。主アクチュエータ51は、支持体42と、支持体42と一体化した貼付用ヘッド30とを押して、ラベル19をサイドウオール11に貼り付け、約15kgの力でラベル19をタイヤ2に押圧する。
ラベル19は、サイドウオール11に付着し、主アクチュエータ51は、支持体42および貼付用ヘッド30を後退位置に戻す。貼付用ヘッド30は、支持体42から解放され、再度作動した関節ロボットアーム22は、別のタイヤ2の新たなラベル貼付けサイクルを行うために、ヘッドを再度第1のフィーダ23または第2のフィーダ24に運ぶ。
ラベルの付いたタイヤ2は、図示しない適切な装置を用いて、型成形および加硫部14に移動し、このタイヤは、型成形および加硫部14において、成形、型成形、および加硫される。

Claims (30)

  1. 車両ホイール用のタイヤにラベルを付けるプロセスであって、
    未硬化タイヤ(2)を貼付領域(26)に配置することと、
    貼付けヘッド(30)を用いて、ラベルホルダフィーダ(23、24)からラベル(19)を取り上げることと、
    移動装置(22)を用いて、前記ラベル(19)を担持した前記貼付用ヘッド(30)を前記貼付領域(26)の近くに配置されたガイド装置(25)に運ぶことと、
    前記貼付用ヘッド(30)を前記ガイド装置(25)の支持体(42)に連結することと、
    前記ラベル(19)が貼り付けられるまで、ガイド(41)に載った前記支持体(42)と、前記支持体(42)と一体化し、前記ラベル(19)を担持した前記貼付用ヘッド(30)とを前記未硬化タイヤ(2)に向かって案内することと、
    を含むプロセス。
  2. 前記ラベル(19)を担持した前記貼付用ヘッド(30)は、約10kg〜約20kgの力で前記未硬化タイヤ(2)のサイドウオール(11)に押し当てられる、請求項1に記載のプロセス。
  3. 前記貼付用ヘッド(30)が、前記支持体(42)に連結されたときに、前記貼付用ヘッド(30)の当接要素(34、35、37)は、前記ガイド装置(25)の基準要素(47、48、49)に連結される、請求項1または2に記載のプロセス。
  4. 前記サイドウオール(11)に向かう移動時に、前記貼付用ヘッド(30)は、前記移動装置(22)に連結されたままである、請求項1〜3のいずれか一項に記載のプロセス。
  5. 前記未硬化タイヤ(2)の前記サイドウオール(11)に向かう前記支持体(42)の移動は、前記移動装置(22)から独立した態様の主アクチュエータ(51)によって行われる、請求項1〜4のいずれか一項に記載のプロセス。
  6. 前記移動装置(22)は、前記サイドウオール(11)に向かう前記支持体(42)の移動時に、待機状態に置かれる、請求項1〜5のいずれか一項に記載のプロセス。
  7. 前記ラベルホルダフィーダ(23、24)からの取り上げ時に、前記貼付用ヘッド(30)の当接要素(38、38a)は、前記ラベルホルダフィーダ(23、24)の基準要素(54、55)に連結される、請求項1〜6のいずれか一項に記載のプロセス。
  8. 前記移動装置(22)を用いて、前記貼付用ヘッド(30)を前記支持体(42)に連結する前に、前記ラベル(19)を担持した前記貼付用ヘッド(30)を管理ステーション(27)に運ぶことと、
    前記管理ステーション(27)で、前記支持面(32)が、前記ラベルホルダフィーダ(23、24)から取り上げた単一のラベル(19)を担持していることを検証することと、
    を含み、
    前記検証中に、前記貼付用ヘッド(30)の前記当接要素(38a)は、前記管理ステーション(27)の基準要素(64)に連結される、請求項1〜7のいずれか一項に記載のプロセス。
  9. 前記移動装置(22)を用いて、前記貼付用ヘッド(30)を前記支持体(42)に連結する前に、前記ラベル(19)を担持した前記貼付用ヘッド(30)をフィルム除去ステーション(28)に運ぶことと、
    前記ラベル(19)上にある保護フィルムを除去することと、
    を含み、
    前記除去中に、前記貼付用ヘッド(30)の当接要素(38、38a)は、前記フィルム除去ステーション(28)の基準要素(71、72)に連結される、請求項1〜8のいずれか一項に記載のプロセス。
  10. 前記ラベル(19)は、エラストマー材料で作製される、請求項1〜9のいずれか一項に記載のプロセス。
  11. 車両ホイール用のタイヤにラベルを付ける装置であって、
    貼り付けられるラベル(19)用の支持面(32)を有する少なくとも1つの貼付用ヘッド(30)と、
    少なくとも1つのラベル(19)ホルダフィーダ(23、24)と、
    前記少なくとも1つの貼付用ヘッド(30)に連結され、少なくとも、前記ラベル(19)ホルダフィーダ(23、24)と、未硬化タイヤ(2)への前記ラベル(19)の貼付領域(26)との間で、前記貼付用ヘッド(30)を移動させるように構成された移動装置(22)と、
    前記貼付領域(26)に配置されたガイド装置(25)と、
    を含み、前記ガイド装置(25)は、
    所定の経路に沿って延びるガイド(41)と、
    前記ガイド(41)に沿って移動可能な支持体(42)と、
    を含み、
    前記支持体(42)は、少なくとも、前記未硬化タイヤ(2)への前記ラベル(19)の貼付け時に、前記貼付用ヘッド(30)を前記所定の経路に沿って案内するために、取り外し可能な態様で、前記貼付用ヘッド(30)に動作可能に連結することができる、装置。
  12. 前記支持体(42)は、前記貼付用ヘッド(30)を前記支持体(42)に取り外し可能に連結する連結装置(44)を含む、請求項11に記載の装置。
  13. 前記ガイド(41)は、少なくとも1つのレールを含み、前記支持体(42)は、前記レールにスライド可能に連結されたスライドブロック(43)を含む、請求項12に記載の装置。
  14. 前記ガイド(41)は直線状である、請求項11〜13のいずれか一項に記載の装置。
  15. 前記ガイド装置(25)は、少なくとも、前記未硬化タイヤ(2)への前記ラベル(19)の貼付け時に、前記支持体(42)を前記ガイド(41)に沿って移動させるために、前記支持体(42)に動作可能に連結された主アクチュエータ(51)を含む、請求項11〜14のいずれか一項に記載の装置。
  16. 前記貼付用ヘッド(30)は、当接要素(34、35、37)を含み、前記連結装置(44)は、前記貼付用ヘッド(30)が前記支持体(42)上にあるときに、前記貼付用ヘッド(30)の前記当接要素(34、35、37)に連結可能な基準要素(47、48、49)を含む、請求項11〜15のいずれか一項に記載の装置。
  17. 前記当接要素(34、35、37)および/または前記基準要素(47、48、49)は、ピン(47、49)および/または座部(35、37)を含み、前記ピン(47、49)は、前記座部(35、37)に挿入可能である、請求項16に記載の装置。
  18. 前記連結装置(44)の前記基準要素(47、48、49)は、前記貼付用ヘッド(30)用の基準面(48)と、前記基準面(48)から突出した少なくとも1つの固定基準ピン(47)とを含む、請求項16または17に記載の装置。
  19. 前記貼付用ヘッド(30)の前記当接要素(34、35、37)は、前記支持面(32)に実質的に直角な当接面(34)と、前記連結装置(44)の前記基準ピン(47)を受けるように構成された少なくとも1つの当接座(35)とを含む、請求項18に記載の装置。
  20. 前記連結装置(44)の前記基準要素(47、48、49)は、前記基準ピン(47)に実質的に直角な少なくとも1つの連結ピン(49)を含む、請求項16〜19のいずれか一項に記載の装置。
  21. 前記貼付用ヘッド(30)の前記当接要素(34、35、37)は、前記貼付用ヘッド(30)の横面(36)に配置され、前記連結装置(44)の前記連結ピン(49)を受けるように構成された連結座(37)を含む、請求項20に記載の装置。
  22. 前記ラベルホルダフィーダ(23、24)は、前記貼付用ヘッド(30)が、ラベル(19)を取り上げるために、前記移動装置(22)によって前記ラベルホルダフィーダ(23、24)に運ばれたときに、前記貼付用ヘッド(30)の当接要素(38、38a)に連結可能なそれぞれの基準要素(54、55)を含む、請求項16〜21のいずれか一項に記載の装置。
  23. 前記フィーダ(23、24)の前記基準要素(54、55)は、一対の基準ピン(54)を含み、前記貼付用ヘッド(30)の前記当接要素(38、38a)は、前記支持面(32)の脇に置かれた補助当接座(38)を含み、前記フィーダ(23、24)の前記基準ピン(54)は、前記補助当接座(38)に挿入可能である、請求項22に記載の装置。
  24. ベース部(21)を含み、前記貼付用ヘッド(30)の付いた前記移動装置(22)、前記少なくとも1つのフィーダ(23、24)、および前記ガイド装置(25)は、前記ベース部(21)に設置される、請求項11〜23のいずれか一項に記載の装置。
  25. 前記支持面(32)が、前記ラベルホルダフィーダ(23、24)から取り上げた単一のラベル(19)を担持していることを検証するように構成された管理ステーション(27)を含み、前記移動装置(22)は、前記貼付用ヘッド(30)を前記管理ステーション(27)に運ぶように構成され、前記管理ステーション(27)は、前記貼付用ヘッド(30)が、前記移動装置(22)によって、前記管理ステーション(27)に運ばれたときに、前記貼付用ヘッド(30)の前記当接要素(38a)と連結可能なそれぞれの基準要素(64)を含む、請求項11〜24のいずれか一項に記載の装置。
  26. 前記管理ステーション(27)の前記基準要素(64)は、少なくとも1つの基準面を含み、前記貼付用ヘッド(30)の前記当接要素(38、38a)は、前記支持面(32)の脇に置かれた少なくとも1つの補助当接面(38a)を含み、前記少なくとも1つの基準面(64)は、前記少なくとも1つの補助当接面(38a)に接触するように構成される、請求項25に記載の装置。
  27. 前記未硬化タイヤ(2)に貼り付ける前に、前記ラベル(19)上にある保護フィルムを除去するように構成されたフィルム除去ステーション(28)を含み、前記移動装置(22)は、前記貼付用ヘッド(30)を前記フィルム除去ステーション(28)に運ぶように構成され、前記フィルム除去ステーション(28)は、前記貼付用ヘッド(30)が、前記移動装置(22)によって、前記フィルム除去ステーション(28)に運ばれたときに、前記貼付用ヘッド(30)の前記当接要素(38、38a)と連結可能なそれぞれの基準要素(71、72)を含む、請求項11〜26のいずれか一項に記載の装置。
  28. 前記支持面(32)によって担持された前記ラベル(19)を加熱して、前記フィルム除去ステーション(28)での前記フィルムの剥離を容易にするように構成された加熱ステーション(29)を含み、前記移動装置(22)は、前記貼付用ヘッド(30)を前記加熱ステーション(29)に運ぶように構成される、請求項27に記載の装置。
  29. 前記移動装置(22)は、関節ロボットアームを含み、前記関節ロボットアームは、その先端で前記貼付用ヘッド(30)を担持する、請求項11〜28のいずれか一項に記載の装置。
  30. 少なくとも1つの移動装置(22)、前記少なくとも1つのラベルホルダフィーダ(23、24)、および前記ガイド装置(25)を動かすように構成された制御ユニット(75)を含み、前記制御ユニット(75)は、前記ラベル(19)を前記未硬化タイヤ(2)に貼り付けるために、前記ガイド装置(25)を動かし、前記貼付用ヘッド(30)および前記支持体(42)を共に移動させるときに、前記移動装置(22)を待機状態に置くように構成される、請求項11〜29のいずれか一項に記載の装置。
JP2018517889A 2015-10-30 2016-10-24 車両ホイール用のタイヤにラベルを付けるプロセスおよび装置 Active JP6779993B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
ITUB2015A005322A ITUB20155322A1 (it) 2015-10-30 2015-10-30 Processo e apparato per etichettare pneumatici per ruote di veicoli
IT102015000067631 2015-10-30
PCT/IB2016/056381 WO2017072645A1 (en) 2015-10-30 2016-10-24 Process and apparatus for applying labels to tyres for vehicle wheels

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018535849A JP2018535849A (ja) 2018-12-06
JP6779993B2 true JP6779993B2 (ja) 2020-11-04

Family

ID=55410082

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018517889A Active JP6779993B2 (ja) 2015-10-30 2016-10-24 車両ホイール用のタイヤにラベルを付けるプロセスおよび装置

Country Status (10)

Country Link
US (1) US10220585B2 (ja)
EP (1) EP3368288B1 (ja)
JP (1) JP6779993B2 (ja)
KR (1) KR101917236B1 (ja)
CN (1) CN108349180B (ja)
BR (1) BR112018007996B1 (ja)
IT (1) ITUB20155322A1 (ja)
MX (1) MX2018004577A (ja)
RU (1) RU2683737C1 (ja)
WO (1) WO2017072645A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ITUB20155322A1 (it) * 2015-10-30 2017-04-30 Pirelli Processo e apparato per etichettare pneumatici per ruote di veicoli
IT201800011080A1 (it) 2018-12-13 2020-06-13 Pirelli Metodo e stazione per applicare un dispositivo di rilevamento ad uno pneumatico
BR112022005741A2 (pt) * 2019-10-04 2022-06-21 Pirelli Rótulo para um pneu de rodas de veículos, e, processo para fabricar um rótulo e um pneu para rodas de veículo

Family Cites Families (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3236329A (en) 1962-07-10 1966-02-22 John M Sorenson Means for transporting and positioning a worker
JPS6169534A (ja) * 1984-09-11 1986-04-10 株式会社 サト− ラベル自動貼付機
US4736574A (en) 1985-05-23 1988-04-12 Walker David L Harvesting aid
JPS62184908A (ja) * 1986-02-07 1987-08-13 Bridgestone Corp タイヤの自動判別方法
FR2664024B1 (fr) 1990-07-02 1993-07-09 Cogema Procede et installation de reglage du debit d'air dans un reseau de conduites.
JPH07329945A (ja) * 1994-04-07 1995-12-19 Sumitomo Rubber Ind Ltd チケット貼付装置
IT1298781B1 (it) 1998-03-24 2000-02-02 Rpm S P A Sistema di ventilazione con unita' di controllo
US6230780B1 (en) * 1998-04-30 2001-05-15 Automated Systems Technology, L.L.C. Label applicator mechanism and hand-held labeller
US6499980B1 (en) * 1998-12-16 2002-12-31 The Goodyear Tire & Rubber Company Automated green tire conveyance system
WO2003095184A1 (en) * 2002-05-14 2003-11-20 Bridgestone Corporation Device and method for stamping label on tire
US20040089400A1 (en) * 2002-11-08 2004-05-13 Vargo Richard David Method and apparatus for forming an annular elastomeric tire component
SE524429C2 (sv) * 2002-12-20 2004-08-10 Stig Lindgren Etikettapplikator
WO2005084294A2 (en) * 2004-02-27 2005-09-15 Commercial Time Sharing, Inc. Tire labeling system
US7232498B2 (en) * 2004-08-13 2007-06-19 The Goodyear Tire & Rubber Company Tire with raised indicia
US7344614B2 (en) * 2004-11-01 2008-03-18 The Goodyear Tire & Rubber Company Tire breaker strip application method and tire fabricated therefrom
KR101177956B1 (ko) * 2004-12-27 2012-08-28 린텍 가부시키가이샤 타이어용 점착시트
US20090322480A1 (en) * 2008-06-30 2009-12-31 Robert Leon Benedict Rfid tag and method of vehicle attachment thereof
US20120085477A1 (en) * 2010-10-07 2012-04-12 Yves Donckels Pneumatic tire with a woven or knitted reinforcement
KR101175714B1 (ko) 2010-11-11 2012-08-22 한국타이어 주식회사 그린타이어 바코드 부착장치
RU114453U1 (ru) * 2011-02-08 2012-03-27 Общество с ограниченной ответственностью "Эльф 4М" Портативная автоматическая установка для нанесения этикеток
US10307980B2 (en) * 2013-02-20 2019-06-04 The Goodyear Tire & Rubber Company Tire building applicator members and systems
ES2535901B1 (es) * 2013-11-15 2016-02-24 Albéniz Etiquetaje Industrial, S.L. Máquina etiquetadora
ITUB20155322A1 (it) * 2015-10-30 2017-04-30 Pirelli Processo e apparato per etichettare pneumatici per ruote di veicoli

Also Published As

Publication number Publication date
US10220585B2 (en) 2019-03-05
WO2017072645A1 (en) 2017-05-04
JP2018535849A (ja) 2018-12-06
EP3368288A1 (en) 2018-09-05
EP3368288B1 (en) 2020-04-15
BR112018007996B1 (pt) 2022-01-18
CN108349180A (zh) 2018-07-31
KR101917236B1 (ko) 2018-11-13
BR112018007996A2 (pt) 2018-10-30
CN108349180B (zh) 2019-05-17
MX2018004577A (es) 2018-08-14
RU2683737C1 (ru) 2019-04-01
KR20180061376A (ko) 2018-06-07
US20180290413A1 (en) 2018-10-11
ITUB20155322A1 (it) 2017-04-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6779993B2 (ja) 車両ホイール用のタイヤにラベルを付けるプロセスおよび装置
KR101130025B1 (ko) 경화된 타이어 제조 조립체
US20230124516A1 (en) Method and plant for handling a green tyre for bicycle
US12005660B2 (en) Apparatus for moulding and vulcanising a green tyre for bicycle
EP2217432A1 (en) Assembly of units for building an unvulcanised or green tyre for vehicles
BR112018069247B1 (pt) Método e aparelho para aplicar elementos de redução de ruídos a pneus para rodas de veículo, e, pluralidade de pneus para rodas de veículo
US11772345B2 (en) Process and apparatus for handling green tyres for bicycles
CN114728481B (zh) 用于构建车辆车轮用轮胎的工艺和设备
US11149819B2 (en) Device and method for attaching a balancing weight to a mounting surface on an inner side of a wheel rim
JP2001219478A (ja) フィルム付きインナーライナーの製造方法および製造装置
CN116034014B (zh) 用于将电子部件紧固装置准备并固定至外胎的设备和方法
CN114728483B (zh) 用于制造车辆车轮用轮胎的组装机和用于更换组装机中的成型鼓的工艺
CN115605344A (zh) 用于硫化和模制轮胎的硫化设备和方法
KR100331598B1 (ko) 가류블래더용 실리콘고무의 코팅시스템
JP2003053731A (ja) タイヤ加硫システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191018

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200625

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20201001

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20201014

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6779993

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250