JP6779654B2 - 液体吐出ヘッドの製造方法 - Google Patents
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Description
(液体吐出ヘッドの構成)
図1から図3を用いて、本発明の第1の実施形態の液体吐出ヘッド100の構成を説明する。
次に、図4から図7を用いて、インク供給ユニット110の筺体111に形成された第1の液室121、第2の液室122、および第3の液室123の製造方法および金型について説明する。
次に、図8を用いて、比較例について説明する。図8(a)は、比較例の筺体511と蓋部材512bとを示す分解斜視図である。比較例において、第2の液室522a〜522fは、筺体511と、開口部526a〜526fを塞ぐ蓋部材512bと、から形成されている。この比較例において、開口部526a〜526fに対向する開口部はなく、したがってそれを覆うための蓋部材もない。
上記の実施形態の第2の駒142fと第4の駒144fとの当接部の形状は、それぞれの駒の抜き方向GとFに対し垂直の形状であったが、これに限った形状でなくてもよい。
本実施形態は、第2の液室122を形成するために別部材である蓋部材112を2つ使用している。そのため、部材点数増加に伴うコスト増加が懸念されるが、同一金型内において複数の部材の射出成形とそれらの部材の接合との連続的な進行が可能な製造方法であるダイスライドインジェクション製法を使用することで、その影響を低減することができる。以下により詳細に説明する。
第2の実施形態では、第1の実施形態と異なる構成および製造方法のみを説明し、その他の同様な構成および製造方法については説明を省略する。
第3の実施形態では、第1および第2の実施形態と異なる構成および製造方法のみを説明し、その他の同様な構成および製造方法は説明を省略する。図20は、第3の実施形態の液体吐出ヘッド(不図示)の筺体311と蓋部材312a、312bとを示す分解斜視図である。第2の液室322a〜322fは、筺体311と、長円形状を有する開口部325a〜325fを塞ぐ蓋部材312aと、開口部326a〜326fを塞ぐ蓋部材312bと、から形成されている。
110 インク供給ユニット
111、211、311 筺体
112a、112b、212a、212b、312a、312b 蓋部材
114a〜114f、214a〜214f、314a〜314f フィルタ
121a〜121f、221a〜221f、321a〜321f 第1の液室
122a〜122f、222a〜222f、322a〜322f 第2の液室
123a〜123f、223a〜223f、323a〜323f 第3の液室
141a〜141f、241a〜241f、341a〜341f 第1の駒
142a〜142f、242a〜242f、342a〜342f 第2の駒
143a〜143f、243a〜243f、343a〜343f 第3の駒
144a〜144f、244a〜244f、344a〜344f 第4の駒
150 記録素子ユニット
Claims (9)
- 液体を吐出する吐出手段を有する記録素子と、前記記録素子へ前記液体を供給する液室とを有し、前記液室を有する筺体はモールド部材によって構成される液体吐出ヘッドの製造方法であって、
金型の第1の駒、第2の駒、第3の駒、第4の駒を異なる4方向から抜くことにより前記液室を成型する工程を含み、
前記第2の駒は、金型の抜き方向に長い形状を有し、前記第2の駒と前記第4の駒とは、金型の抜き方向が略反対であり、および
成型時に、前記第1の駒、前記第2の駒、前記第3の駒、および前記第4の駒のそれぞれは、前記第1の駒、前記第2の駒、前記第3の駒、および前記第4の駒の少なくとも1つに当接していることを特徴とする液体吐出ヘッドの製造方法。 - 前記第1の駒と前記第3の駒は、金型の抜き方向が略反対であり、かつ成型時にそれぞれが前記第2の駒と当接し、
前記第1の駒を抜くことにより形成される開口部にはフィルタが設けられ、前記第2の駒を抜くことにより形成される開口部は、第1の蓋部材により塞がれ、前記第4の駒を抜くことにより形成される開口部は、第2の蓋部材により塞がれることを特徴とする請求項1に記載の液体吐出ヘッドの製造方法。 - 前記第2の駒と前記第4の駒との当接面は、前記第2の駒を抜く方向に対して斜めであることを特徴とする請求項1または2に記載の液体吐出ヘッドの製造方法。
- 複数の前記液室が形成され、前記複数の液室は、前記第2の駒と前記第4の駒の金型の抜き方向に略直交する方向に並列して配列され、前記複数の液室のうち少なくとも最も外側に位置する液室を成型するための前記第2の駒と前記第4の駒とは、互いに嵌合する嵌合部を有することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の液体吐出ヘッドの製造方法。
- 前記第3の駒と前記第2の駒との当接面積は、前記第1の駒と前記第2の駒との当接面積よりも小さく、前記嵌合部は、前記第3の駒の近傍に設けられていることを特徴とする請求項4に記載の液体吐出ヘッドの製造方法。
- 前記第2の駒の前記嵌合部は、円形状のピンを有し、前記第4の駒の前記嵌合部は、円形状の穴を有することを特徴とする請求項4または5に記載の液体吐出ヘッドの製造方法。
- 前記第2の駒の前記嵌合部は、長円形状のピンを有し、前記第4の駒の前記嵌合部は、長円形状の穴を有することを特徴とする請求項4または5に記載の液体吐出ヘッドの製造方法。
- 前記第1の駒と前記第3の駒とは、互いの前記第2の駒との当接部の中心軸が同一直線上にない関係に位置し、前記嵌合部は、2つの前記中心軸の外側に配置されていることを特徴とする請求項4から7のいずれか1項に記載の液体吐出ヘッドの製造方法。
- 前記液室は、前記筺体と、前記第1の蓋部材と、前記第2の蓋部材と、をそれぞれ射出成型により形成する第1の工程と、前記筺体と前記第1の蓋部材、および前記筺体と前記第2の蓋部材、をそれぞれ当接させる第2の工程と、前記筺体と前記第1の蓋部材、および前記筺体と前記第2の蓋部材、の当接部に封止材料を充填し、前記当接部を接合する第3の工程によって形成され、前記第1から第3の工程は、同一金型内で連続的に進行されることを特徴とする請求項2から8のいずれか1項に記載の液体吐出ヘッドの製造方法。
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