JP6779108B2 - 乗務員配置把握支援システム - Google Patents

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Description

本発明は、列車に搭乗する乗務員の配置の把握を支援する乗務員配置把握支援システムに関する。
以前より、鉄道の分野では、列車の運行管理を行うために、コンピュータの画面に列車ダイヤの計画線と実績線とを表示する運行管理システムが運用されている。このようなシステムでは、計画ダイヤの過密な計画線と実績線とが混同しないよう、例えば、現在時刻より過去の領域において計画線を薄く表示したり、実績線の色を変えて表示したりするなどの表示処理が行われる。
また、鉄道の分野では、列車ダイヤと同様に、縦軸に路線の各駅、横軸に時間をとった格子状の目盛線上に、車掌および運転士などの複数の乗務員の行路予定を線(「計画線」と呼ぶ)で表わした行路ダイヤを用いて、乗務員の行路の管理が行われている。行路ダイヤの計画線は行路番号によって識別され、各乗務員には行路番号が割り当てられる。これらによって、乗務員と行路ダイヤの計画線とが紐づけられる。
列車ダイヤが乱れて列車の運休或いは臨時列車の運行が発生した場合には、これらに応じて乗務員の行路計画を変更する必要が生じる。このような場合、管理担当者は、行路ダイヤの計画線を手書き等により修正することで、ダイヤ乱れに対応する行路計画の変更を検討する。
特許文献1には、本願発明に関連する技術として、列車ダイヤの計画線を選択することで担当乗務員の一覧を表示することのできる乗務員勤務状態把握装置が示されている。
特開2010−264914号公報
近年、鉄道の分野では、無線通信機能を有する携帯端末(タブレット端末など)を利用して乗務員の業務を支援するシステムの実用化が進められている。このようなシステムでは、行路毎に乗務員が別々に携帯端末を所持し、サーバ装置等から業務に関する情報を携帯端末へ送ることで、乗務員は携帯端末から必要な情報を得ることができる。
一方、携帯端末にはGPS(Global Positioning System)等を利用した測位機能が一般的に備わる。そこで、現在、このような測位機能を利用して、乗務員の配置管理を支援するシステムの開発が進められている。携帯端末から各乗務員の位置情報をサーバ装置に送ることで、各乗務員の現在位置および位置履歴の情報を収集することができる。
本発明者らは、このようなシステムの一つの機能として、乗務員の行路ダイヤに、行路の実績線を組み込んだ表示を行うことを検討した。行路ダイヤの計画線と実績線とを連なるように表示することで、実際の乗務員の配置の把握ならびにダイヤ乱れに応じた行路の変更計画の立案および調整に役立てられると考えられた。
一方、行路ダイヤに実績線を組み込んだ表示を行った場合、単に実績線を重ねて表示しただけでは、列車ダイヤに実績線を組み込んだ場合と同様に、計画線と実績線とが混在して判別しにくくなるという課題が生じる。そこで、行路ダイヤの計画線および実績線の表示についても、運行管理システムにおける列車ダイヤの場合と同様の表示処理を適用すればよいと考えられた。
しかしながら、行路ダイヤの計画線は、列車ダイヤの計画線のように座標上の位置データとしてデータ化されたものではなかった。具体的には、行路ダイヤは、スキャン画像などの紙ベースのデータ、或いは、計画線および目盛線などを個別に編集できない形式の画像データ(例えばラスタデータ)であった。従って、運行管理システムの表示のように、実績線と重なる領域の計画線を薄く表示するなどの編集を行うことは難しく、運行管理システムと同様の機能を実現するのは困難と思われた。
他方、行路ダイヤについても、列車ダイヤのように、各計画線を座標上の位置データとしてデータ化しなおすことで、運行管理システムと同様の表示処理を適用できると考えられた。しかしながら、行路ダイヤの計画線をデータ化しなおすには、多大なシステムの変更が必要であり、多大なコストがかかるという課題があった。
ところで、乗務員は、列車と異なり路線から離れたところに移動することがある。一方、行路ダイヤは、縦軸(本発明に係る第1軸に相当)に路線に沿った位置が示され、横軸(本発明に係る第2軸に相当)に時間が示される。従って、路線から大きく離れた位置情報は、行路ダイヤにおいてどのように表示すれば乗務員の配置の管理および調整を行う際に有用であるか検討の余地があった。
本発明は、計画線のみを編集することが難しい形式の行路ダイヤの画像データと、乗務員の位置情報とを利用して、多大なコストをかけずに、乗務員の配置の把握又は調整の支援を有効に行うことのできるシステムを提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するため、
列車の乗務員の配置を把握するための乗務員配置把握支援システムであって、
第1軸に路線に沿った位置、第2軸に時間をとった格子状の目盛線上に複数の乗務員の行路予定が線で表わされた行路ダイヤの画像データを格納する行路ダイヤ記憶部と、
前記格子状の目盛線の画像データを格納する目盛線画像記憶部と、
複数の乗務員の各々の位置情報を取得する位置情報取得部と、
ユーザの画像の書込み操作を入力する操作部と、
第1レイヤ記憶部、第2レイヤ記憶部、第3レイヤ記憶部及び第4レイヤ記憶部を含んだ複数のレイヤ記憶部に画像データを書き込むことで画像の描画を行い、前記複数のレイヤ記憶部の画像を重ねて行路表示の画像データを生成する描画処理部と、
前記行路表示の画像を出力する表示部と、
を備え、
前記描画処理部は、
前記第1レイヤ記憶部、前記第2レイヤ記憶部、前記第3レイヤ記憶部及び前記第4レイヤ記憶部に、前記書込み操作に基づく書込み画像と、前記複数の乗務員の位置履歴を表わすプロット線と、前記行路ダイヤの画像と、前記目盛線の画像とを描画して、時間の経過に伴って変化する境界時点より過去領域に前記位置履歴が示され、前記境界時点より未来領域に前記行路ダイヤが示される前記行路表示の画像データを生成することを特徴とする乗務員配置把握支援システムである。
好ましくは、前記描画処理部は、
前記書込み画像を前記第1レイヤ記憶部に描画する書込み画像描画部と、
前記位置情報に対応する前記目盛線上の座標位置を計算し、前記プロット線を前記第2レイヤ記憶部に描画するプロット描画部と、
前記行路ダイヤの画像および前記目盛線の画像のうち、一方の画像を前記第4レイヤ記憶部に描画し、別の一方の画像が前記目盛線の画像であれば、前記境界時点より過去領域の前記目盛線の画像を第3レイヤ記憶部に描画し、前記別の一方の画像が前記行路ダイヤの画像であれば、前記境界時点より未来領域の前記行路ダイヤの画像を前記第3レイヤ記憶部に描画する背景画像描画部と、
を含み、且つ、
前記第4レイヤ記憶部の画像と前記第3レイヤ記憶部の画像とを順に下から重ね、さらに、第1レイヤ記憶部の画像と前記第2レイヤ記憶の画像とを上に重ねて前記行路表示の画像データを生成するように構成してもよい。
このような構成によれば、境界時点より未来領域では目盛線上に計画線が示された行路ダイヤが示され、境界時点より過去領域では目盛線上に実績線が示された行路表示の画像を出力できる。従って、行路ダイヤと実績線とを合せて表示でき、且つ、境界時点より過去領域において過去の計画線と実績線とが混在して判別しにくい状況を回避できる。さらに、行路ダイヤが、スキャン画像など、計画線のみの編集が難しい画像データとして存在していても、描画処理部の処理によって、多大なコストをかけずに、上記のような行路表示が可能となる。
好ましくは、前記プロット線に含める路線沿線の位置範囲、又はプロット線に含めない路線沿線の位置範囲が設定される設定データ記憶部をさらに備え、
前記プロット描画部は、
前記プロット線に含めない位置範囲に前記位置情報が含まれる場合に、前記位置情報を描画の対象から除外する除外処理部と、
前記プロット線に含める位置範囲に前記位置情報が含まれる場合に、前記位置情報を路線上の位置に補正する補正部と、
を有する構成としてもよい。
このような構成によれば、対象範囲設定部によって、例えば配置把握の対象としたい乗務員が待機する駅の詰所などをプロット対象の位置範囲に含めるような設定を行うことができる。また、配置把握の対象としない乗務員が待機する車両基地などをプロット対象外の位置範囲に含めるような設定を行うことができる。このような設定により、乗務員が駅の詰所にいる場合、補正部の処理によって、乗務員の位置履歴を行路表示中に表示させることができる。また、乗務員が車両基地にいる場合、除外処理部によって、この乗務員の位置履歴の表示を行路表示の中から除外することができる。従って、対象範囲設定部の適宜な設定によって、配置把握の対象となる乗務員の位置履歴を優先的に表示させることができる。
さらに好ましくは、前記背景画像描画部は、
前記行路ダイヤの画像に含まれる所定の目印と、前記目盛線の画像に含まれる所定の目印とに基づいて前記第3レイヤ記憶部と前記第4レイヤ記憶部とに描画される画像の位置合わせを行う構成としてもよい。
このような構成によれば、行路ダイヤ記憶部に記憶される行路ダイヤの画像データと、目盛画像記憶部に記憶される目盛線の画像データとが、例えばスキャンデータなど目盛の位置が予め定まっていないような画像データであっても対応することができる。このような場合でも、所定の目印に基づいて、互いの画像の位置合わせを行うことで、互いの目盛線の位置が合うように調整された行路表示を出力することができる。
また好ましくは、ユーザにより表示モードの切替え指令を入力可能な設定処理部を備え、
前記描画処理部は、前記切替え指令に基づいて、前記第3レイヤ記憶部に描画する画像の領域を、前記境界時点より過去の領域と、前記境界時点より未来の領域との間で切り替え可能であってもよい。
このような構成によれば、例えば、境界時点より未来の領域に変更予定の行路計画を書き込むような場合に、未来の領域に目盛線のみの画像を表示することができる。これにより、未来の領域に書き込んだ計画線が、元々の計画線と混同して分かりにくくなることを回避することができる。
さらに好ましくは、前記行路ダイヤ記憶部に記憶される前記行路ダイヤの画像データ、或いは、前記目盛画像記憶部に記憶される前記目盛線の画像データには、路線を識別する路線識別情報が含まれ、
前記プロット描画部は、
前記画像データから読み出した前記路線識別情報に基づいて、前記位置情報に対応する前記目盛線上の座標位置を計算する構成としてもよい。
このような構成によれば、行路ダイヤ或いは目盛線の画像データに、上記路線識別情報を含めておくことで、前記プロット描画部がこれを読み取って、第1軸の目盛線の座標と路線沿線の位置座標とを対応付けることができる。従って、画像データ中の路線識別情報を変えることで、路線の異なる複数種の行路表示に対応することができる。
本発明によれば、行路ダイヤの画像データと乗務員の位置情報とを利用して、多大なコストをかけずに、乗務員の配置の把握又は調整の支援を有効に行うことのできるシステムを提供することができる。さらに、計画線のみを編集することが難しい形式の行路ダイヤの画像データにも対応することができる。
本発明の実施形態の乗務員配置把握支援システムの構成を示すブロック図である。 行路ダイヤ記憶部に記憶される行路ダイヤの画像を示す図である。 目盛線画像記憶部に記憶される目盛線画像を示す図である。 描画処理部により実行される描画処理の手順を示すフローチャートである。 行路表示の描画処理を説明する図であり、(A)は複数のレイヤ記憶部に画像が描画された状態を示す図、(B)は複数のレイヤ記憶部の画像の合成処理を示す図である。 図4のステップS7のプロット線の描画処理の詳細な手順を示すフローチャートである。 図4のステップS8の書込み画像の描画処理の詳細な手順を示すフローチャートである。 設定処理部により実行される設定操作処理の手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態の乗務員配置把握支援システムの構成を示すブロック図である。
本発明の実施形態の乗務員配置把握支援システム1は、例えばデジタルペンを用いて画面上に指示操作を行うことができるコンピュータであり、記憶部10、操作部21、通信部22、表示部23、および制御部30を備える。乗務員配置把握支援システム1は、ネットワークNを介して、複数の乗務員用タブレット80およびサーバ装置81と通信しながら処理を行う。
乗務員用タブレット80は、列車の各乗務員の行路に1つずつ所持される。乗務員用タブレット80は測位機能を有し、逐次、測位処理を行って現在位置と現在時刻とを含む測位情報を蓄積する。乗務員用タブレット80は無線通信機能を有し、逐次、測位情報を乗務員配置把握支援システム1に送信する。
通信部22は、ネットワークNを介して複数の乗務員用タブレット80と情報の送受信を行う。通信部22は、特定のサーバ装置81を介して乗務員用タブレット80と通信を行うように構成してもよい。
表示部23は、画像の出力を行う。表示部23は、例えばユーザ(管理担当者又はオペレータなど、以下「管理担当者等」と記す)が、画面を見ながら画面上をタッチできるように、表示画面が水平方向に近い向きに配置される。
操作部21は、管理担当者等が指示操作を入力するデバイスである。操作部21は、例えばデジタイザなどの位置入力装置であり、表示部23の画面上に配置される。管理担当者等は、デジタルペン又は指を使用し、操作部21を介して、画面上の位置をシステムに入力することができる。
記憶部10は、例えばハードディスクなどの不揮発性メモリ、並びに、RAM(Random Access Memory)などにより構成される。記憶部10には、行路ダイヤ記憶部11、目盛線画像記憶部12、描画記憶部13、乗務員位置情報データベース19、および、設定データ記憶部20などが設けられる。
行路ダイヤ記憶部11は、行路ダイヤの画像データを記憶する。
目盛線画像記憶部12は、行路ダイヤから計画線が消去された目盛線画像データを記憶する。
描画記憶部13は、例えばRAM(Random Access Memory)などにより構成され、行路表示の画像データを生成するために、複数の画像が描画ならびに合成される作業領域である。描画記憶部13には、所定の画像が描画される第1レイヤ記憶部14〜第4レイヤ記憶部17を含む複数のレイヤ記憶部が設けられる。また、描画記憶部13には、複数のレイヤ記憶部の画像を重ねた画像が合成される合成画像記憶部18を備える。
乗務員位置情報データベース19には、乗務員用タブレット80から送られてくる測位情報(位置情報および時刻情報)と乗務員のID(識別情報)とが、紐づけられて保存される。
設定データ記憶部20には、行路表示に必要な各種の設定データが記憶される。設定データには、行路表示の路線情報と、行路表示に実績線としてプロットされる対象となる路線沿線の位置範囲を示す位置範囲情報と、行路表示の表示モードを示す表示モード情報とが記憶される。路線情報には、路線上の複数の駅、路線に沿った経路の位置情報、各駅の位置情報などが含まれる。表示モード情報は、詳細は後述するが、行路ダイヤの過去領域の計画線が隠される通常モードを示す値、或いは、未来領域の計画線が隠される反転モードを示す値が示される。
制御部30は、位置情報取得部31、表示処理部32、設定処理部33、および描画処理部34などの複数の機能ブロックを有する。制御部30は、CPU(Central Processing Unit)と、CPUが実行するプログラムを格納した記憶装置と、作業用のRAM(Random Access Memory)とを備える。上記の複数の機能ブロックは、CPUがプログラムを実行して実現されるソフトウェアとして構成される。
位置情報取得部31は、通信部22を介して複数の乗務員用タブレット80から送られてくる測位情報を受信し、測位情報と乗務員IDとを紐づけて、乗務員位置情報データベース19に格納する。
表示処理部32は、例えば描画記憶部13に描画された行路表示の画像を、表示データに変換して表示部23に出力する。行路表示の画像が横長で画面に収まらない場合、描画処理部34は、画面に収まる範囲の画像を切り出して、これを表示処理部32に出力する。
設定処理部33は、操作部21を介して各種の設定データを入力し、入力した設定データを設定データ記憶部20に格納する。設定処理部33によって管理担当者等が変更可能な設定内容には、行路表示の表示モードなどが含まれる。
描画処理部34は、描画記憶部13の複数のレイヤ記憶部にラスタデータなどの画像データを書き込んで画像の描画を行う。さらに、描画処理部34は、複数のレイヤ記憶部の画像を重ね合わせて合成画像記憶部18に合成することで行路表示の画像を生成する。描画処理の詳細については、フローチャートを参照して後に説明する。
<行路ダイヤ>
図2は、行路ダイヤ記憶部に記憶される行路ダイヤの画像を示す図である。
行路ダイヤ50は、縦軸に路線の駅、横軸に時間をとった格子状の目盛線に、複数の乗務員の行路予定が線(「計画線」と言う)により示された図である。計画線の傍らには、行路を識別する行路番号が記される。
行路ダイヤ記憶部11には、行路ダイヤ50が、例えばスキャン画像データ或いはラスタデータなど、計画線のみを容易に編集できない画像データとして格納される。行路ダイヤ50において、目盛線の左方には路線上の複数の駅名が示され、上方には時刻が示される。また、行路ダイヤ50には、行路ダイヤの路線を識別する路線識別情報がコード化された情報マーク51と、目盛線の位置を表わす位置合わせ用マーク52とが設けられている。情報マーク51は、位置合わせ用マークを兼ねた構成としてもよい。情報マーク51と位置合わせ用マーク52は、本発明に係る所定の目印の一例に相当する。情報マーク51は、本発明に係る路線識別情報の一例に相当する。
<目盛線画像>
図3は、目盛線画像記憶部に記憶される目盛線画像を示す図である。
目盛線画像60は、縦軸に路線に沿った位置、横軸に時間をとった格子状の目盛線を表わした画像である。目盛線の間隔は、行路ダイヤ50の目盛線のものと同一である。目盛線画像60には、路線を識別する路線識別情報がコード化された情報マーク61と、目盛線の位置を表わす位置合わせ用マーク62とが設けられている。情報マーク61は、位置合わせ用マークを兼ねた構成としてもよい。情報マーク61と位置合わせ用マーク62は、本発明に係る所定の目印の一例に相当する。情報マーク61は、本発明に係る路線識別情報の一例に相当する。
<描画処理>
図4は、描画処理部により実行される描画処理の手順を示すフローチャートである。図5は、行路表示の描画処理を説明する図であり、(A)は複数のレイヤ記憶部に画像が描画された状態を説明する図、(B)は複数のレイヤ記憶部の画像の合成処理を説明する図である。
描画処理は、乗務員配置把握支援システム1の起動時、或いは、操作部21を介して行路表示の要求操作がなされた場合に開始される。描画処理が開始されると、先ず、描画処理部34は、行路ダイヤ50の位置合わせ用マーク52と、目盛線画像60の位置合わせ用マーク62とを画像認識する。そして、背景画像描画部37は、両者が所定の位置で重なるように、第3レイヤ記憶部16および第4レイヤ記憶部17の座標と、行路ダイヤ50および目盛線画像60との位置合わせを行う(ステップS1)。
次に、描画処理部34は、行路ダイヤ50又は目盛線画像60の情報マーク51、61を復号して路線情報を読み取る(ステップS2)。続いて、描画処理部34は、描画記憶部13の第1レイヤ記憶部14〜第4レイヤ記憶部17と合成画像記憶部18とを、透明画素で埋めるクリア処理を行う(ステップS3)。
続いて、描画処理部34は、ステップS4からの画像の描画処理に処理を移行する。画像の描画処理に移行すると、先ず、背景画像描画部37が、ステップS1で位置合わせされた座標で行路ダイヤ50を第4レイヤ記憶部17に描画する(ステップS4)。この処理により、第4レイヤ記憶部17には、予め定められた座標に目盛線が合わされて、行路ダイヤ50の全体が描画される(図5(A)の第4レイヤ記憶部17を参照)。
次いで、描画処理部34は、ステップS5〜ステップS12のループ処理に移行し、先ず、背景画像描画部37が、第3レイヤ記憶部16を透明画素でクリアする(ステップS5)。続いて、背景画像描画部37が、ステップS1で位置合わせされた座標で、目盛線画像のうち対象領域の画像を第3レイヤ記憶部16に描画する(ステップS6)。ここで、対象領域とは、表示モードにより切替え可能であり、通常モードでは時間の経過に伴って変化する境界時点F(図5(B)を参照)より過去領域、反転モードでは境界時点Fより未来領域が設定される。境界時点Fは、例えば「現在時刻−α分」に設定される。背景画像描画部37は、設定データ記憶部20から表示モード情報を読み出して対象領域を決定できる。上記のステップS5、S6の処理により、第3レイヤ記憶部16には、予め定められた座標に目盛線が合せられて、対象領域(例えば境界時点Fより過去領域)の目盛線画像が描画される(図5(A)の第3レイヤ記憶部16を参照)。目盛線画像が描画されない領域は透明画素で埋められる。
続いて、描画処理部34ではプロット描画部35が、複数の乗務員の位置履歴を表わすプロット線の描画処理を第2レイヤ記憶部15に行う(ステップS7)。プロット描画処理の詳細は後述するが、プロット位置は第3レイヤ記憶部16の目盛線と合致するように、予め定められた座標に合わせて行われる。ステップS5〜S12のループ処理により、ステップS7のプロットが繰り返し実行されることで、第2レイヤ記憶部15には、複数の実績線の画像が描画される(図5(A)の第2レイヤ記憶部15を参照)。実績線の間の領域は透明画素となる。
次に、描画処理部34では書込み画像描画部36が、第1レイヤ記憶部14に、管理担当者等の操作による書込み画像の描画処理を行う(ステップS8)。ステップS5〜S12のループ処理により、ステップS8の描画処理が繰り返し実行されることで、第1レイヤ記憶部14には、線画像などの管理担当者等が書込み操作した画像が描画される(図5(A)の第1レイヤ記憶部14を参照)。第1レイヤ記憶部14において書込み画像の他の領域は、透明画素で埋められる。
続いて、描画処理部34は、合成画像記憶部18をクリアした後(ステップS9)、第4レイヤ記憶部17から第1レイヤ記憶部14の画像を、下から順に重ねて合成画像記憶部18に書き込む合成処理を行う(ステップS10)。ここで、描画処理部34は、各層の画像を各層の座標が一致するように重ねる。また、描画処理部34は、透明画素以外は上層の画素データを選択し、上層画素データが透明であれば、その下の層の画素データを選択するように、画像を重ねる合成処理を行う。ステップS10により、合成画像記憶部18には、行路表示の画像が生成される(図5(B)を参照)。行路表示の画像には、全体に行路ダイヤの座標線が示され、境界時点Fより未来領域に行路ダイヤの計画線が示され、境界時点Fより過去領域の計画線が省かれ、境界時点Fより過去領域に実績線が示され、且つ、これらの上に管理担当者等の書込み画像が示される。
次に、描画処理部34は、合成画像記憶部18に生成された行路表示の画像のうち、表示部23の画面に表示する部分を切り出して、一画面分の画像データを表示処理部32に出力する(ステップS11)。画面に表示する部分は、例えば、管理担当者等のスクロール操作によって、位置変更可能である。なお、画像を切り出す際、駅名の表示部分は、常に、目盛線の左側に位置するように切出しおよび合成するようにしてもよい。表示処理部32は、画像データを表示データに変換して表示部23に出力することで、表示部23から画像が出力される。
続いて、描画処理部34は、管理担当者等の操作に基づく描画処理の終了要求が有るか判別し(ステップS12)、有れば描画処理を終了し、無ければ処理をステップS5に戻す。
このような描画処理によれば、終了要求が有るまで、ステップS5〜S12のループ処理が繰り返されて、時間の経過に伴って、刻々と変化する行路表示の画像出力が行われる。具体的には、境界時点が時間の経過に伴って変化し、この変化に伴って、計画線が徐々に消されていき、実績線が延びていく行路表示が行われる。
<プロット描画処理>
図6は、図4のステップS7のプロット線の描画処理の詳細な手順を示すフローチャートである。
プロット描画処理が開始されると、先ず、プロット描画部35は、乗務員位置情報データベース19からプロット未処理の1組又は複数組の測位情報を取得する(ステップS21)。プロット未処理の情報とは、前回のステップS21の処理後から今回のステップS21の処理の間に、位置情報取得部31により受信されて乗務員位置情報データベース19に格納されている測位情報を指す。プロット未処理か否かの判別は、データベース内に識別用のフラグを設け、このフラグの値を確認するなどして実現できる。
次に、プロット描画部35は、設定データ記憶部20のプロット対象位置情報に基づいて、ステップS21で取得した測位情報のうち、プロット対象範囲外の現在位置情報を含んだものを除外する(ステップS22:除外処理部の処理に相当)。プロット対象の設定としては、例えば路線および路線内の駅構内の領域をプロット対象範囲とし、路線から離れた例えば車両基地の領域をプロット対象範囲外とした設定などに適用できる。このような設定とすれば、乗務員が駅構内の詰所にいる場合には実績線のプロットに表わされ、乗務員が車両基地にいる場合には実績線のプロットとして表わされないように処理できる。
次に、プロット描画部35は、測位情報に含まれる緯度経度などの二次元座標で示された現在位置情報を、路線上の位置データに補正する(ステップS23:補正部の処理に相当)。一例として、プロット描画部35は、現在位置情報が路線上に重ならない場合に、例えば、現在位置情報を、現在位置情報に最も近い路線上の位置に変換するなどして、路線上の位置に補正すればよい。
続いて、プロット描画部35は、補正された測位情報を行路ダイヤ上の座標位置に変換する計算を行う(ステップS24)。目盛線画像の縦軸は、路線上の複数の駅が順に並んだ座標となっており、図4のステップS2で読み取った路線識別情報に基づき、路線上の位置を行路ダイヤの縦軸の座標位置に変換することができる。座標変換がなされたら、プロット描画部35は、1つ又は複数組の測位情報を表わすプロット画像を、第2レイヤ記憶部15の対応する座標位置に描画する(ステップS25)。そして、1回のプロット描画処理が終了する。描画処理が終了すると、図4の描画処理の次のステップに処理が戻される。
このようなプロット描画処理(図4のステップS7)がループ処理により繰り返し行われることで、逐次入力される各乗務員の測位情報に基づき、時間の経過に伴って延びていくように、第2レイヤ記憶部15に実績線が描画されていく。
<書込み画像の描画処理>
図7は、図4のステップS8の書込み画像の描画処理の詳細な手順を示すフローチャートである。
書込み画像の描画処理が開始されると、書込み画像描画部36は、操作部21から入力されて制御部30で保存されている1つ又は複数の描画操作を操作メッセージとして入力する(ステップS31)。ここで、入力される操作メッセージとは、例えば、前回のステップS31の終了時から今回のステップS31の終了時までに、利用者が操作部21を操作して入力した1つ又は複数の描画操作の内容(描画種別と描画位置など)が示される。個々の描画操作には、例えば線等の描画操作、書き込んだ画像の消去操作、特殊線の書込み操作など、予め設定された様々な描画操作が含まれる。
次に、書込み画像描画部36は、入力した描画操作の中から順に1つずつの描画操作を抽出し(ステップS32)、この描画操作の種別を判別する(ステップS33、S35、S37)。例えば、書込み画像描画部36は、ステップS33では特殊線の書込み操作か否かを判別し、ステップS35では線等の書込み操作か否かを判別し、ステップS37では消去操作か判別する。
これらの判別の結果、特殊線の書込み操作であれば、書込み画像描画部36は、操作メッセージの情報に従って第1レイヤ記憶部14の指定位置に特殊線を描画する(ステップS34)。特殊線とは、管理担当者等が指定した時刻位置に引かれる縦の特殊な線(例えば太赤線)であり、他の書込み線と区別される。特殊線は、例えば、列車のダイヤ乱れなどにより行路計画に乱れが生じた場合などに、乱れが生じた時刻位置に記しておくことで、その後の行路計画を調整する際に、どの時点で乱れが生じたのか確認できるので都合がよい。
また、線等の書込み操作であれば、書込み画像描画部36は、操作メッセージの情報に従って第1レイヤ記憶部14の指定位置に線等の書込み画像を描画する(ステップS36)。また、消去操作であれば、書込み画像描画部36は、操作メッセージの情報に従って第1レイヤ記憶部14の指定位置に描画されている画像を消去する。画像が消去された画素は透明画素とする(ステップS38)。
そして、描画操作に応じた描画処理を行ったら、書込み画像描画部36は、ステップS31で入力した全ての描画操作について、ステップS32の抽出を終えたか判別する(ステップS39)。そして、抽出を終えていなければ、処理をステップS32に戻して、次の描画操作について処理を繰り返す。一方、抽出を終えていれば、1回の書込み画像描画処理が終了し、図4の描画処理の次のステップに処理が戻される。
このような書込み画像の描画処理(図4のステップS8)がループ処理により繰り返し行われることで、管理担当者等が操作部21を介して逐次入力する描画操作に応じた書込み画像が第1レイヤ記憶部14に描画されていく。
なお、図4の描画処理では、書込み画像の描画処理(ステップS8)が、ループ処理内で実行される構成としたが、描画の負荷が大きい場合には、CPUの並列処理により異なるプロセスで書込み画像の描画処理を実行するようにしてもよい。
<設定操作処理>
図8は、設定処理部により実行される設定操作処理の手順を示すフローチャートである。次に、管理担当者等の設定要求の操作に応じて、設定処理部33が実行する設定処理について説明する。
設定処理が開始されると、設定処理部33は、所定の設定操作がなされたか否かを判別し(ステップS41)、設定操作がなされるまで、ステップS41の判別処理を継続する。
そして、設定操作がなされたら、設定処理部33は表示モードを反転する操作か判別し(ステップS42)、この操作であれば、設定データ記憶部20の表示モードの設定値を反転する(ステップS44)。表示モードの設定値は、例えば「1」であれば通常モード、「0」であれば反転モードを示す。表示モードを切り替えることで、第3レイヤ記憶部16に描画される目盛線画像の対象領域を切り替えることができる。通常モードでは対象領域は「現在時刻−α分」より過去領域と設定され、反転モードでは対象領域は「現在時刻−α分」より未来領域と設定される。
このような対象領域の切り替えにより、通常モードでは、行路ダイヤの計画線は境界時点より未来領域に表示され、過去領域には計画線が消去されて、実績線の把握が容易となる。一方、反転モードでは、境界時点より未来領域に表示されている行路ダイヤの計画線が消去される。反転モードでは、例えば列車ダイヤの乱れが生じた場合に、行路予定を大きく変更して新たな計画を作成する際などに、未来領域に計画線を書き入れやすくなり有用である。
一方の、表示モードを反転する操作でなければ、操作内容に応じた他の設定処理を実行する(ステップS43)。そして、設定処理の終了要求が有ったか判別し(ステップS45)、無ければステップS41に処理を戻す。一方、終了要求が有れば、設定処理が終了される。
以上のように、この実施形態の乗務員配置把握支援システム1によれば、境界時点より未来領域では目盛線上に計画線が示され、境界時点より過去領域では目盛線上に実績線が示された行路表示の画像を出力できる。従って、行路ダイヤと実績線とを合せて表示でき、且つ、境界時点より過去領域において過去の計画線と実績線とが混在して判別しにくい状況を回避できる。さらに、行路ダイヤ50が、スキャン画像など、計画線のみの編集が難しい画像データとして存在していても、描画処理部34の処理によって、多大なコストをかけずに、上記のような行路表示が可能となる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限られるものではない。例えば、背景画像描画部37は、第4レイヤ記憶部17に行路ダイヤ50を描画し、第3レイヤ記憶部16に目盛線画像の対象領域(境界時点より過去領域など)を描画した例を示した。しかしながら、第4レイヤ記憶部17に目盛線画像の全域を描画し、第3レイヤ記憶部16に行路ダイヤ画像の対象領域(境界時点より未来領域など)を描画してもよい。この場合でも実施形態の場合と同様の行路表示の画像を生成できる。
また、書込み画像が描画される第1レイヤ記憶部14と、実績線が描画される第2レイヤ記憶部15とは、重ね合わせ順を逆にしてもよい。この場合でも、実施形態の場合とほぼ同様の行路表示の画像を生成できる。
また、上記実施形態では、乗務員配置把握支援システム1が複数の乗務員用タブレット80から測位情報を収集する構成を示した。しかし、測位情報の収集はサーバ装置が行い、乗務員配置把握支援システム1はサーバ装置から測位情報を取得する構成を採用してもよい。その他、実施の形態で示した細部は、発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
1 乗務員配置把握支援システム
10 記憶部
11 行路ダイヤ記憶部
12 目盛線画像記憶部
13 描画記憶部
14 第1レイヤ記憶部
15 第2レイヤ記憶部
16 第3レイヤ記憶部
17 第4レイヤ記憶部
18 合成画像記憶部
19 乗務員位置情報データベース
20 設定データ記憶部
21 操作部
22 通信部
23 表示部
30 制御部
31 位置情報取得部
32 表示処理部
33 設定処理部
34 描画処理部
35 プロット描画部
36 書込み画像描画部
37 背景画像描画部
50 行路ダイヤ
51 情報マーク
52 位置合わせ用マーク
60 目盛線画像
61 情報マーク
62 位置合わせ用マーク
80 乗務員用タブレット

Claims (5)

  1. 列車の乗務員の配置を把握するための乗務員配置把握支援システムであって、
    第1軸に路線に沿った位置、第2軸に時間をとった格子状の目盛線上に複数の乗務員の行路予定が線で表わされた行路ダイヤの画像データを格納する行路ダイヤ記憶部と、
    前記格子状の目盛線の画像データを格納する目盛線画像記憶部と、
    複数の乗務員の各々の位置情報を取得する位置情報取得部と、
    ユーザの画像の書込み操作を入力する操作部と、
    第1レイヤ記憶部、第2レイヤ記憶部、第3レイヤ記憶部及び第4レイヤ記憶部を含んだ複数のレイヤ記憶部に画像データを書き込むことで画像の描画を行い、前記複数のレイヤ記憶部の画像を重ねて行路表示の画像データを生成する描画処理部と、
    前記行路表示の画像を出力する表示部と、
    を備え、
    前記描画処理部は、
    前記第1レイヤ記憶部、前記第2レイヤ記憶部、前記第3レイヤ記憶部及び前記第4レイヤ記憶部に、前記書込み操作に基づく書込み画像と、前記複数の乗務員の位置履歴を表わすプロット線と、前記行路ダイヤの画像と、前記目盛線の画像とを描画して、時間の経過に伴って変化する境界時点より過去領域に前記位置履歴が示され、前記境界時点より未来領域に前記行路ダイヤが示される前記行路表示の画像データを生成することを特徴とする乗務員配置把握支援システム。
  2. 前記描画処理部は、
    前記書込み画像を前記第1レイヤ記憶部に描画する書込み画像描画部と、
    前記位置情報に対応する前記目盛線上の座標位置を計算し、前記プロット線を前記第2レイヤ記憶部に描画するプロット描画部と、
    前記行路ダイヤの画像および前記目盛線の画像のうち、一方の画像を前記第4レイヤ記憶部に描画し、別の一方の画像が前記目盛線の画像であれば、前記境界時点より過去領域の前記目盛線の画像を第3レイヤ記憶部に描画し、前記別の一方の画像が前記行路ダイヤの画像であれば、前記境界時点より未来領域の前記行路ダイヤの画像を前記第3レイヤ記憶部に描画する背景画像描画部と、
    を含み、且つ、
    前記第4レイヤ記憶部の画像と前記第3レイヤ記憶部の画像とを順に下から重ね、さらに、第1レイヤ記憶部の画像と前記第2レイヤ記憶の画像とを上に重ねて前記行路表示の画像データを生成することを特徴とする請求項1記載の乗務員配置把握支援システム。
  3. 前記プロット線に含める路線沿線の位置範囲、又はプロット線に含めない路線沿線の位置範囲が設定される設定データ記憶部をさらに備え、
    前記プロット描画部は、
    前記プロット線に含めない位置範囲に前記位置情報が含まれる場合に、前記位置情報を描画の対象から除外する除外処理部と、
    前記プロット線に含める位置範囲に前記位置情報が含まれる場合に、前記位置情報を路線上の位置に補正する補正部と、
    を有することを特徴とする請求項2記載の乗務員配置把握支援システム。
  4. 前記描画処理部は、
    前記行路ダイヤの画像に含まれる所定の目印と、前記目盛線の画像に含まれる所定の目印とに基づいて前記第3レイヤ記憶部と前記第4レイヤ記憶部とに描画される画像の位置合わせを行うことを特徴とする請求項1から請求項3の何れか一項に記載の乗務員配置把握支援システム。
  5. 前記行路ダイヤ記憶部に記憶される前記行路ダイヤの画像データ、或いは、前記目盛線画像記憶部に記憶される前記目盛線の画像データには、路線を識別する路線識別情報が含まれ、
    前記プロット描画部は、
    前記画像データから読み出された前記路線識別情報に基づいて、前記位置情報に対応する前記目盛線上の座標位置を計算することを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の乗務員配置把握支援システム。
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