JP6778970B1 - 液圧シリンダの遠隔状態監視装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】乾電池電源で長期間の動作を可能とする液圧シリンダの遠隔状態監視装置を提供する。【解決手段】遠隔状態監視装置90は、液圧シリンダの状態を検知するセンサ40と、センサ40の検知信号を情報端末80に送信するとともに、情報端末80からの信号を受信する無線通信回路50と、無線通信回路50に電源を供給する低圧電源10と、低圧電源10と接続して低圧電源10の電圧を昇圧する昇圧回路20と、昇圧回路20により昇圧した電源をセンサ40に選択的に供給する切替回路30と、液圧シリンダの動作信号70を入力し、切替回路30を制御する制御回路60と、を備え、制御回路60は、液圧シリンダ動作信号がオンの場合には切替回路のオン制御およびオフ制御を所定の周期で繰り返し、液圧シリンダの動作信号がオフの場合には切替回路をオフ制御し、切替回路のオン制御は所定のオン時間を含む。【選択図】図1

Description

本発明は、液圧シリンダの遠隔状態監視装置に関する。
近年、センサを用いて液圧シリンダの液漏れの有無など、機器の状態を遠隔から監視する装置に対する要望が高まっている。
特許文献1(特開平5−332861号公報)には、流体圧作動機器の作動状態を検出する無線式センサスイッチであって、CPU、バッテリーおよび光線または電磁波による送受信回路で構成されるセンサ部と、CPU、光線または電磁波による送受信回路および入出力回路で構成されるコントロール部とを備え、前記センサ部と前記コントロール部との間で互いに交信し、前記センサ部の作動状態を前記コントロール部を通じて外部に出力することを特徴とする流体圧作動機器の無線式センサスイッチが記載されている。
特許文献2(特開2018−155492号公報)には、流体の圧力が加えられる密封空間をシールする第1シール部における流体漏れを検出する流体漏れ検出装置であって、前記第1シール部に作用する第1荷重を検出する第1荷重検知部と、前記密封空間に対して前記第1シール部よりも外側の位置において前記密封空間をシールする第2シール部に作用する第2荷重を検出する第2荷重検知部と、前記第1荷重検知部で検知された前記第1荷重と前記第2荷重検知部で検知された前記第2荷重とに基づいて前記第1シール部の流体漏れを判定する判定部と、を備えることを特徴とする流体漏れ検出装置が記載されている。
特許文献3(特開2005−301835号公報)には、主に屋外環境に設置されるものであって、大気の汚染状況を測定する大気汚染物質センサと該大気汚染物質センサを搭載するセンサステーションとから構成されるモニタリングシステムにおいて、該センサステーションが通信制御インタフェース,ステーション制御部および該ステーション制御部が制御するセンサ電源制御部を介し、センサ電源供給口にセンサ電源を供給する手段を有するセンサ接続インタフェースを備えており、該通信制御インタフェースおよび該ステーション制御部および該センサ電源制御部および該センサ接続インタフェースのそれぞれがセンサステーションに設けられたステーション電源部に接続されて駆動され、前記センサ接続インタフェースがセンサステーションおよび大気汚染物質センサ間を接続することを特徴とするモニタリングシステムが記載されている。
特許文献4(特開2016−133915号公報)には、対象物が有意状態かまたは非有意状態かを判別可能なセンサを、監視空間内にある全ての対象物毎に設置したセンサネットワークと、上記センサネットワークにおける一のセンサから一の対象物が有意状態である旨を判別された場合には、予め取得した各対象物間の有意状態および非有意状態の相関関係に基づいて、他の対象物に対して設置された他のセンサの状態を制御する制御手段とを備えることを特徴とするセンサネットワークの休止制御システムが記載されている。
特開平5−332861号公報 特開2018−155492号公報 特開2005−301835号公報 特開2016−133915号公報
しかし、特許文献1に記載の無線式センサスイッチの場合は、センサ3がリードスイッチなどの磁気感応形センサであり、センサ自体の消費電力が低いことから、センサを常時動作させていても消費電力の課題はないが、センサの中に消費電力の大きな回路を含む場合には、センサに常時通電することによって装置としての消費電力が大きくなり、遠隔状態監視装置を乾電池電源等で長期間使用することができない。
また、特許文献2に記載の流体漏れ検出装置の場合も、通信部を介して遠隔地に配置された機械装置メンテナンス用のサーバ等に無線送信されてもよいと記載されてはいるが、特許文献2に記載の流体漏れ検出装置にはセンサを間欠動作する等の構成は記載されておらず、流体漏れ検出装置を乾電池電源等で長期間使用することはできない。
特許文献3に記載の大気汚染物質センサでは、ステーション電源部からのセンサ電源を、間欠通電するように制御することで、大気汚染物質センサによる間欠測定が可能となり、センサモジュール全体の低消費電力化が可能となる。したがって、特許文献3に記載の大気汚染物質センサでは、特許文献1および特許文献2に記載のセンサに比べて乾電池電源等でのセンサの使用期間を長くすることができる。ただし、本発明のように、液圧シリンダの遠隔状態監視装置に特許文献3の構成を適用した場合には、液圧シリンダが動作していない間もセンサが常に間欠動作し、乾電池電源等の寿命が短くなるとの課題がある。もちろん、液圧シリンダを動作させるたびにセンサの電源をオンオフさせることは可能ではあるが、そのような作業をすることは煩雑であり、また、センサの電源をオンしないで液圧シリンダを動作させた場合、液圧シリンダの液漏れ等のトラブルを検知できない可能性がある。
特許文献4に記載のセンサネットワークの休止制御システムでは、一のセンサと他のセンサとの相関関係に基づいて、一のセンサの出力に応じて他のセンサを休止させることで、全体の消費電力を下げることができる。しかし、特許文献4に記載のセンサネットワークの休止制御システムのように一のセンサと他のセンサとの消費電力が類似の場合には、消費電力の減少割合は最大でも50%であり、十分とは言えない。
タイヤ成形機等に使用する液圧シリンダや、ダムの水門開閉等を行う液圧シリンダにおいては、電気配線がなく、作動液配管のみで機械に取付けられるものが多い。一方、液圧シリンダで最も多い故障は、シリンダのピストンロッドとロッドカバー間の液体シール部からの作動液体の漏洩である。
本発明の主な目的は、新たに配線を施すことなくワイヤレスで、このような作動液体の漏洩故障の予兆である初期の液体シール部からの作動液体の僅かな漏洩を検知し、故障に至る前に計画的に、すなわち適時、適切にメンテナンスを可能とするもので、特に乾電池電源で長期間の動作を可能とする液圧シリンダの遠隔状態監視装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、液圧シリンダの温度、圧力など様々な状態を検知して、乾電池電源で長期間の動作を可能とする液圧シリンダの遠隔状態監視装置を提供することにある。
(1)
一局面に従う遠隔状態監視装置は、液圧シリンダの状態を監視する遠隔状態監視装置であって、液圧シリンダの動的および静的な状態を検知して検知信号を出力するセンサと、センサの検知信号を受けて無線信号を情報端末に送信するとともに、情報端末からの無線信号を受信する無線通信回路と、無線通信回路に電源を供給する低圧電源と、低圧電源と接続して低圧電源の電圧を昇圧する昇圧回路と、昇圧回路により昇圧した電源をセンサに選択的に供給する切替回路と、低圧電源に接続され、液圧シリンダ動作信号を入力し、切替回路を制御する制御回路と、を備え、制御回路は、液圧シリンダ動作信号がオンの場合には切替回路のオン制御およびオフ制御を所定の周期で繰り返し、液圧シリンダの動作信号がオフの場合には切替回路をオフ制御し、切替回路のオン制御は所定のオン時間を含む。
なお、液圧シリンダの動的な状態を検知するとは検知結果の時間変化を検知量とすることであり、静的な状態を検知するとは検知結果の絶対値を検知量とすることである。
また、切替回路が昇圧した電源をセンサに選択的に供給するとは、切替回路をオン制御すると昇圧した電源がセンサに供給され、切替回路をオフ制御すると切替回路が遮断され、センサには電源が供給されないことである。
また、液圧シリンダ動作信号がオンとは、液圧シリンダが動作している状態であること、具体的には、例えば、ピストンがシリンダの中央付近に位置していること、あるいは、液圧シリンダの作動液体を駆動する液体駆動装置が動作状態であることなどを意味している。
一般的に、無線通信回路は低電圧低消費電流動作であり、例えばIEE802.15.4規格のナローバンド通信を行う半導体通信チップ等においては、DC3V駆動で、待機時の消費電流は0.1μA、通信時は17mAで、1パケット通信に要する時間は約34msのため、5秒毎に通信した場合に平均電流は0.12mAであり、単三アルカリ電池を直列2本接続した電源で約18000時間と、2年以上動作可能である。
一方、シリンダの状態を検知するセンサは、一般的に、半導体通信チップに比べて高電圧高消費電流であり、例えば、作動液体の漏洩を検知するセンサでは、DC5〜24V駆動で、DC6Vの場合は消費電流は20mAである。
したがって、シリンダの状態を検知するセンサを連続通電させた状態でセンサの信号を無線通信しようとすると、昇圧回路を通じて電圧を昇圧しても、乾電池4本では約140時間と、6日足らずで電池が切れてしまう。したがって、長期間にわたりシリンダの状態を検知する場合は、検知器に別途給電のための配線を設ける必要があった。
一局面に従う遠隔状態監視装置では、液圧シリンダ動作信号を受けて、液圧シリンダ動作時には所定のオン時間および所定の周期でセンサの電源のオンとオフを繰り返し、液圧シリンダの動作停止時にはセンサの電源をオフすることによって、装置としての消費電力を抑え、乾電池の電源で、長期間の動作を可能としている。
(2)
第2の発明にかかる遠隔状態監視装置は、一局面に従う遠隔状態監視装置において、液圧シリンダの側面に設けられるリードスイッチと、液圧シリンダのピストンに設けられるマグネットと、をさらに備え、リードスイッチはマグネットの磁場によるリードスイッチの開閉信号が液圧シリンダ動作信号として制御回路に入力されてもよい。
この場合、液圧シリンダ単独で液圧シリンダ動作信号を生成することができ、液圧シリンダと液圧シリンダの制御装置との間の配線が不要であるため、液圧シリンダと液圧シリンダの制御装置との距離が離れた場合も容易に遠隔状態監視装置を設置することができる。また、液圧シリンダの制御装置など、従来の周辺装置がそのまま使用できる。
(3)
第3の発明にかかる遠隔状態監視装置は、一局面に従う遠隔状態監視装置において、無線通信回路が受信する動作指令信号を、液圧シリンダ動作信号として前記制御回路に入力してもよい。
この場合、遠隔状態監視装置の据え付けに伴う液圧シリンダのハードウエアの改造を最小限にとどめることができる。
(4)
第4の発明にかかる遠隔状態監視装置は、一局面から第3の発明にかかる遠隔状態監視装置において、昇圧回路および切替回路は、シャットダウン機能付きDC−DCコンバータで構成してもよい。
この場合、シャットダウン機能付きの昇圧回路(DC−DCコンバータ)を用いることによって、昇圧回路および切替回路の構成をシンプルにすることができる。
(5)
第5の発明にかかる遠隔状態監視装置は、一局面から第4の発明にかかる遠隔状態監視装置において、制御回路は、液圧シリンダ動作信号がオンの場合に所定のオン時間および所定の周期で切替回路のオン制御およびオフ制御を繰り返すことに加えて、さらに、液圧シリンダ動作信号をカウントし、液圧シリンダ動作信号のカウント数が所定値となった場合に、切替回路をオン制御するようにしてもよい。
液圧シリンダには、ダムの水門開閉等を行う液圧シリンダのようにピストンの変位が緩慢な液圧シリンダと、タイヤ成形機等に使用する液圧シリンダのように短周期でピストンが往復動作をする液圧シリンダとがある。そして、短周期でピストンが往復動作をする液圧シリンダの場合には、ピストンの往復動作回数に対応して、作動液体の漏洩のリスクが高まる。
そこで、短周期でピストンが往復動作をする液圧シリンダに対しては、所定の周期での切替回路のオンオフ制御に加えて、液圧シリンダ動作信号、例えばリードスイッチの開閉信号、あるいは、液圧シリンダの作動液体の駆動方向の変化を示す信号をカウントして、カウント数が所定の数に達した場合にも、切替回路をオン制御することによって、ピストンの往復動作回数に対応する作動液体の漏洩を確実に検知することができるようになる。
この場合、所定の周期を短くすることによっても作動液体の漏洩を確実に検知することができるが、ピストンの往復動作周期が変動するような場合には、直接、液圧シリンダ動作信号をカウントして、カウント数が所定値となった場合に、所定のオン時間、切替回路をオン制御したほうが、より確実に、作動液体の漏洩の検知と遠隔状態監視装置の低消費電力化を両立させることができる。
(6)
第6の発明にかかる遠隔状態監視装置は、一局面から第5の発明にかかる遠隔状態監視装置において、検知信号が所定のしきい値を超えて変動した場合、所定の周期が短縮されてもよい。具体的には、例えば、初期状態ではセンサの検知信号が小さい場合、センサの検知信号が所定のしきい値より大きくなると、切替回路のオンオフ制御の周期を短くする。逆に、初期状態でセンサの検知信号が大きい場合には、センサの検知信号が所定のしきい値より小さくなると、切替回路のオンオフ制御の周期を短くする。
例えば、作動液体の漏洩検知用の遠隔状態監視装置の場合、作動液体の漏洩によるセンサの検知信号の変動は微小な漏洩の間は緩やかであるが、一定以上の漏洩が始まると、センサの検知信号が急激に変動する。したがって、センサの検知信号がわずかに変動した時点、すなわち微小な漏洩を検知した時点で切替回路のオンオフ制御の周期を短くすることによって、出力値が急激に変動するタイミングを確実にとらえることができる。
第1の実施形態の遠隔状態監視装置の構成を示す模式的ブロック図である。 液圧シリンダおよび漏洩検知用のセンサの構造を示す模式的断面図である。 漏洩検知用のセンサの構造と動作原理を示す模式的図面である。 遠隔状態監視装置の動作を示すタイミングチャートである。 遠隔状態監視装置の動作を示すフローチャートである。 図6(a)はDC−DCコンバータを低圧電源の出力に接続して構成した昇圧回路の模式的ブロック図であり、図6(b)は電池を低圧電源の出力に接続して構成した昇圧回路の模式的ブロック図である。 図7(a)はNチャネルMOSトランジスタを用いて構成した切替回路およびセンサの模式的ブロック図であり、図7(b)はPチャネルMOSトランジスタを用いて構成した切替回路およびセンサの模式的ブロック図である。 昇圧回路と切替回路とをシャットダウン機能付きDC−DCコンバータで構成した場合の模式的ブロック図である。 第2の実施形態の遠隔状態監視装置の構成を示す模式的ブロック図である。 第2の実施形態の遠隔状態監視装置の液圧シリンダ、漏洩検知センサ、およびリードスイッチの構造を示す模式的断面図である。 第3の実施形態の遠隔状態監視装置の構成を示す模式的ブロック図である。 第4の実施形態の遠隔状態監視装置の動作を示すタイミングチャートである。 第4の実施形態の遠隔状態監視装置の動作を示すフローチャートである。 第5の実施形態の遠隔状態監視装置の構成を示す模式的ブロック図である。 第5の実施形態の遠隔状態監視装置の動作を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付す。また、同符号の場合には、それらの名称および機能も同一である。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さないものとする。
[第1の実施形態]
図1は第1の実施形態の遠隔状態監視装置90の構成を示す模式的ブロック図、図2は液圧シリンダ100および漏洩検知用センサ41の構造を示す模式的断面図、図3は漏洩検知用センサ41の構造と動作原理とを示す模式的図面、図4は遠隔状態監視装置90の動作を示すタイミングチャートである。
(遠隔状態監視装置90の構成)
遠隔状態監視装置90は低圧電源10、昇圧回路20、切替回路30、センサ40、無線通信回路50、アンテナ51を備える。無線通信回路50は、アンテナ51を介して無線信号を送受信し、アンテナ52を備える情報端末80と通信することができる。
低圧電源10の出力11は昇圧回路20、制御回路60、および無線通信回路50に電源電圧を供給する。
昇圧回路20の出力21は切替回路30を介してセンサ40に接続される。低圧電源10の出力11の電圧は例えば3Vであり、昇圧回路20の出力21の電圧は例えば6Vである。
制御回路60には液圧シリンダ動作信号70が入力されており、後述のタイミングチャートおよびフローチャートに基づいて切替回路制御信号71を出力する。
センサ40は切替回路30から電源電圧が供給されたときに液圧シリンダ100の動的および静的な状態を検知し、センサ40の検知信号46は無線通信回路50を介して情報端末80に送られる。
なお、図には記載されていないが、センサ40は昇圧回路20の出力21(例えば6V)を電源として動作し、一方、無線通信回路50は低圧電源10の出力11(例えば3V)を電源として動作するため、センサ40の検知信号46と無線通信回路50の入力との間に信号レベル変換回路が挿入される場合がある。
また、第1の実施形態のセンサ40は液圧シリンダ100の作動液体45の漏洩検知用のセンサ40であるが、その他、温度センサ、または、圧力センサなどをセンサ40として用いてもよい。
(液圧シリンダ100およびセンサ40の構造)
図2は液圧シリンダ100、および漏洩検知用センサ41を備えたセンサ40の構造を示す模式的断面図である。
液圧シリンダ100は、シリンダチューブ110、ピストン120、ピストンロッド130、貫通部140を備えたロッドカバー150、およびフランジ底180から構成されている。
ピストン120およびピストンロッド130は第1供給排出口200または第2供給排出口210から作動液体45を供給することによって図2の左右方向に移動する。ロッドカバー150の貫通部140には環状溝160が形成され、環状溝160にはロッドパッキン170が装着されている。環状溝160の出口側(図2の左側)にはドレイン孔190が形成され、ロッドカバー150の側面に設置されるセンサ40の孔を通して漏洩検知用センサ41の底部に接続されている。
ロッドパッキン170の劣化等により、液圧シリンダ100の内部の作動液体45がロッドパッキン170を超えて出口側に漏洩した場合、漏洩した作動液体45はドレイン孔190を経由して、漏洩検知用センサ41の底部に到達する。
図3は、漏洩検知用センサ41の構造と動作原理を示す模式的図面である。
図3(a)は作動液体45の漏洩がない場合に相当する。この場合、プリズム44と空気47との屈折率の差が大きいため、発光素子42から出た光は大部分がプリズム44と空気47との界面で2回全反射し、受光素子43に入射する。
図3(b)は作動液体45が漏洩した場合に相当する。この場合、プリズム44と作動液体45との屈折率の差が小さいため、発光素子42から出た光は大部分がプリズム44と作動液体45との界面を透過し、その結果、受光素子43に入射する光の光量が小さくなる。
したがって、受光素子43に入射する光の光量を検出することで、作動液体45の漏洩の有無を検知できる。
なお、図3の漏洩検知用センサ41は吸着紙無タイプの漏洩検知用センサであるが、本発明の遠隔状態監視装置は、そのほか、吸着紙を用いるタイプの漏洩検知用センサを使用することもできる。吸着紙を用いた漏洩検知用センサの例としては、白色の吸着紙が乾燥している状態では光を反射し、作動液体45を吸収している状態では光の反射量が減少することを利用して、漏洩を検知するものがある。
(遠隔状態監視装置90のタイミングチャート)
図4に、遠隔状態監視装置90の動作を示すタイミングチャートを示す。図4において、70は制御回路60に入力される液圧シリンダ動作信号であり、71は制御回路60から切替回路30に送られる切替回路制御信号である。液圧シリンダ動作信号70は高電圧(H)の時に液圧シリンダ100が動作中であることを意味し、切替回路制御信号71はHの時に切替回路30がオンしている、すなわち、センサ40に電源電圧が供給されていることを意味する。
液圧シリンダ動作信号70が低電圧(L)からHに切り替わると、制御回路60は切替回路制御信号71をLからHに立ち上げる。そして所定のオン時間Tonが経過すると、制御回路60は切替回路制御信号71をHからLに立ち下げる。さらに、切替回路制御信号71を前回立ち上げてから所定の時間T1が経過すると、再度切替回路制御信号71を立ち上げる。ただし、切替回路制御信号71を立ち上げるタイミングにおいて、液圧シリンダ動作信号70がLに切り替わっていた場合は、切替回路制御信号71はLのままとする。すなわち、液圧シリンダ動作信号70がHの間は切替回路制御信号71は所定のオン時間Tonおよび所定の周期T1で間欠的にH,Lを繰り返し、液圧シリンダ動作信号70がLに切り替わると切替回路制御信号71もLのままとなる。すなわち、液圧シリンダ100の動作停止時には切替回路30をオフ制御する
したがって、切替回路30は、液圧シリンダ動作信号70がHの間は所定のオン時間Tonおよび所定の周期T1で間欠的にセンサ40に電源電圧を供給し、液圧シリンダ動作信号70がLの間はセンサ40に電源電圧を供給しない。
(遠隔状態監視装置90のフローチャート)
図5に、遠隔状態監視装置90の動作を示すフローチャートを示す。以下、各ステップの処理内容を説明する。
S1:液圧シリンダ動作信号70をチェックして、液圧シリンダ動作信号70がHになるまで待機する。
S2:時間Tを0に設定する。
S3:切替回路制御信号71をHに設定する。
S4:時間TがTonになるまで待機する。
S5:切替回路制御信号71をLに設定する。
S6:時間TがT1になるまで待機し、T1になるとS1に戻る。
(昇圧回路20および切替回路30の構成)
図6(a)および(b)には、昇圧回路20の2種類の構成例を示す。
図6(a)では、3Vの電池12を備える低圧電源10の出力11がDC−DCコンバータ22を備える昇圧回路20に入力され、DC−DCコンバータ22の出力が昇圧回路20の出力21となる。
図6(b)では、3Vの電池12と同じく3Vの電池13が縦続接続されており、電池12と電池13の中点が低圧電源10の出力11となり、電池13のプラス側端子が昇圧回路20の出力21となっている。この場合、低圧電源10の出力11は約3V、昇圧回路20の出力21は約6Vとなる。
図7(a)および(b)には、切替回路30の具体的な構成例を示す。
図7(a)は切替回路30としてNチャネルMOSトランジスタ31を用いた場合で、切替回路制御信号71がHの場合にNチャネルMOSトランジスタ31のゲートに高電圧が印加され、NチャネルMOSトランジスタ31が導通する。
一方、図7(b)は切替回路30としてPチャネルMOSトランジスタ32を用いた場合で、切替回路制御信号71とPチャネルMOSトランジスタ32のゲートとの間にはインバータ72が接続され、切替回路制御信号71がHの場合にPチャネルMOSトランジスタ32のゲートに低電圧が印加され、PチャネルMOSトランジスタ32が導通する。
図8は昇圧回路20および切替回路30をシャットダウン機能付きDC−DCコンバータ23で構成した場合のブロック図を示す。DC−DCコンバータには、シャットダウン制御端子に低電圧(L)を印加することで、出力電圧をシャットダウンする機能を備えたものがある。シャットダウン機能付きDC−DCコンバータ23を用い、シャットダウン制御端子に切替回路制御信号71を印加することで、昇圧回路20および切替回路30の機能をシャットダウン機能付きDC−DCコンバータ23だけで実現することができる。
[第2の実施形態]
図9は第2の実施形態の遠隔状態監視装置90の構成を示す模式的ブロック図、図10は液圧シリンダ100、センサ40、およびリードスイッチ230の構造を示す模式的断面図である。
図9の遠隔状態監視装置90は、図1の第1の実施形態の遠隔状態監視装置90に、リードスイッチ230を追加し、リードスイッチ230の出力を液圧シリンダ動作信号70としている。その他の構成は図1の第1の実施形態の遠隔状態監視装置90と同一である。
図10の液圧シリンダ100は、図2の液圧シリンダ100のピストン120にマグネット220を追加し、シリンダチューブ110の側面にリードスイッチ230を追加したものである。その他の構造は図2の第1の実施形態の液圧シリンダ100と同一である。
図10において、リードスイッチ230は、シリンダチューブ110の側面でピストン動作方向の中央部分に設置される。これにより、ピストン120が図10の横方向でリードスイッチ230の近傍にある場合マグネット220の磁場によりリードスイッチ230がオンし、ピストン120がロッドカバー150の近傍、またはフランジ底180の近傍にある場合にはリードスイッチ230がオフする。したがって、リードスイッチ230の開閉信号である液圧シリンダ動作信号70はピストン120が1往復するたびに2個のパルスを出力する。
そして、制御回路60はこのパルスをトリガーとして、所定のオン時間Tonおよび所定の周期T1で間欠的にH,Lを繰り返す切替回路制御信号71を出力することができる。また、液圧シリンダ100が動作を停止し、ピストン120がロッドカバー150の近傍、またはフランジ底180の近傍の位置で停止している場合は、液圧シリンダ動作信号70はLのままとなり、切替回路制御信号71もLのままとなる。なお、マグネット220はリードスイッチ230がマグネット220の磁場を検出できる場所に配置されていればよく、例えば、ピストン120のピストンロッド130側に配置されていてもよいし、ピストンロッド130に配置されていてもよい。あるいは、ピストン120自体が磁性体であってもよい。
第2の実施形態の遠隔状態監視装置90は、液圧シリンダ100単独で液圧シリンダ動作信号70を生成することができ、液圧シリンダ100の駆動装置など、従来の周辺装置がそのまま使用できる。
[第3の実施形態]
図11は第3の実施形態の遠隔状態監視装置90の構成を示す模式的ブロック図である。
第3の実施形態の遠隔状態監視装置90は、無線通信回路50が受信する動作指令信号を、図1の第1の実施形態の遠隔状態監視装置90の液圧シリンダ動作信号70として、制御回路60に入力している。その他の構成は図1の第1の実施形態の遠隔状態監視装置90と同一である。
第3の実施形態の動作指令信号としては、例えば、液圧シリンダ100の液体駆動装置の動作信号、あるいは液圧シリンダ100の液体駆動装置の作動液体45の駆動方向の変化を示す信号などを用いることが好ましい。
第3の実施形態の遠隔状態監視装置90は、遠隔状態監視装置90の据え付けに伴う液圧シリンダ100のハードウエアの改造を最小限にとどめることができる。具体的には、通常、液圧シリンダ100に設けられているドレイン孔190にセンサ40を接続するのみで、遠隔状態監視装置90を液圧シリンダ100に設置することができる。
[第4の実施形態]
図12は第4の実施形態の遠隔状態監視装置90の、液圧シリンダ動作信号70をカウントして切替回路制御信号71を生成するモードの動作を示すタイミングチャートである。第4の実施形態の遠隔状態監視装置90の構成は図1、図9または図11と同一であり、また、液圧シリンダ100の構造は図2、または図10と同一である。第4の実施形態の遠隔状態監視装置90は、制御回路60の動作として、図4の液圧シリンダ動作信号70をトリガーとした間欠動作モードに、液圧シリンダ動作信号70をカウントして切替回路制御信号71を生成するモードが追加されている。
具体的には、例えば、図9および図10のリードスイッチ230の出力信号である液圧シリンダ動作信号70をカウントし、カウント数Countが所定値Nに達するたびに所定のオン時間Tonの間、切替回路制御信号71をHとし、切替回路30をオンとし、センサ40に昇圧回路20の出力21を電源電圧として印加する。これにより、タイヤ成形機等に使用する液圧シリンダ100のように短周期でピストン120が往復動作をする液圧シリンダ100であっても、作動液体の漏洩を確実に検知しつつ、遠隔状態監視装置90の消費電力を最小限にすることができる。
図13は第4の実施形態の遠隔状態監視装置90の動作を示すフローチャートである。
図13のフローチャートには、図5のフローチャートにさらにS7が追加されており、(S6の)時間TがT1になるまで待機している間に、並行して液圧シリンダ動作信号70をカウントし、カウント数CountがNに達すると、時間TがT1に達しなくてもS1に戻る。
なお、図13では、S2において時間Tを0に設定すると同時にCountを0に設定する。
液圧シリンダ100には、ダムの水門開閉等を行う液圧シリンダ100のようにピストン120の変位が緩慢な液圧シリンダ100と、タイヤ成形機等に使用する液圧シリンダ100のように短周期でピストン120が往復動作をする液圧シリンダ100とがある。そして、短周期でピストン120が往復動作をする液圧シリンダ100の場合には、ピストン120の往復動作回数が多くなることによって、作動液体45の漏洩のリスクが高まる。
そこで、短周期でピストン120が往復動作をする液圧シリンダ100に対しては、所定の周期T1での切替回路30のオンオフ制御に加えて、液圧シリンダ動作信号70、例えばリードスイッチ230の開閉信号、あるいは、液圧シリンダ100の作動液体45の駆動方向の変化を示す信号をカウントして、カウント数Countが所定の数Nに達した場合にも、切替回路30をオン制御することによって、ピストン120の往復動作回数が多くなることによる作動液体45の漏洩を確実に検知することができるようになる。
[第5の実施形態]
図14は第5の実施形態の遠隔状態監視装置90の構成を示す模式的ブロック図である。
図14の第5の実施形態の遠隔状態監視装置90では、センサ40の検知信号46が無線通信回路50に加えて、制御回路60にも入力されている。その他の構成は図1の第1の実施形態の遠隔状態監視装置90と同一である。
図14において、例えばセンサ40の検知信号46の初期値(例えば作動液体45の漏洩が全くない場合の検知信号46の値)が小さい場合、制御回路60は、入力されたセンサ40の検知信号46の値が所定のしきい値V1以下の場合は所定の周期T1として、より長い周期T11を設定し、検知信号46の値が所定のしきい値V1より大きい場合は所定の周期T1として、より短い周期T12を設定する。したがって、センサ40の検知信号46の値が大きくなると切替回路30のオンオフ制御の周期T1、すなわち、センサ40の間欠動作の周期が短くなる。
なお、上記、オンオフ制御の周期T1の切替では、例えば、所定のしきい値を2つ以上設け、オンオフ制御の周期を3種類以上設け、それらを切り替えてもよい。
図15は第5の実施形態の遠隔状態監視装置90の動作を示すフローチャートである。
図15のフローチャートには、図5のフローチャートにさらにS8−S10が追加されており、(S5)切替回路制御信号71をLに設定した後、センサ40の検知信号46の値V42が所定のしきい値V1以下の場合は、所定の周期T1として、より長い周期T11を設定し、V1より大きい場合は、より短い周期T12を設定する。その他は図5と同じである。
例えば、作動液体45の漏洩検知用の遠隔状態監視装置90の場合、作動液体45の漏洩によるセンサ40の出力値の変動は、微小な漏洩の間は緩やかであるが、一定以上の漏洩が始まると、出力値が急激に変動する。したがって、例えば、センサ40の出力値がわずかに変動した時点で切替回路30のオンオフ制御の周期T1を短くすることによって、出力値が急激に変動するタイミングを確実にとらえることができる。
本発明において、液圧シリンダ100が『液圧シリンダ』に相当し、遠隔状態監視装置90が『遠隔状態監視装置』に相当し、検知信号46が『検知信号』に相当し、センサ40が『センサ』に相当し、情報端末80が『情報端末』に相当し、無線通信回路50が『無線通信回路』に相当し、低圧電源10が『低圧電源』に相当し、昇圧回路20が『昇圧回路』に相当し、切替回路30が『切替回路』に相当し、液圧シリンダ動作信号70が『液圧シリンダ動作信号』に相当し、制御回路60が『制御回路』に相当し、リードスイッチ230が『リードスイッチ』に相当し、ピストン120が『ピストン』に相当し、マグネット220が『マグネット』に相当し、液圧シリンダ動作信号70が『液圧シリンダ動作信号』に相当する。
本発明の好ましい一実施形態は上記の通りであるが、本発明はそれだけに制限されない。本発明の精神と範囲から逸脱することのない様々な実施形態が他になされることは理解されよう。さらに、本実施形態において、本発明の構成による作用および効果を述べているが、これら作用および効果は、一例であり、本発明を限定するものではない。
10 低圧電源
20 昇圧回路
23 シャットダウン機能付DC−DCコンバータ
30 切替回路
40 センサ
46 検知信号
50 無線通信回路
60 制御回路
70 液圧シリンダ動作信号
80 情報端末
90 遠隔状態監視装置
100 液圧シリンダ
120 ピストン
220 マグネット
230 リードスイッチ

Claims (7)

  1. 液圧シリンダの状態を監視する遠隔状態監視装置であって、前記遠隔状態監視装置は、
    前記液圧シリンダの動的および静的な状態を検知して検知信号を出力するセンサと、
    前記センサの検知信号を受けて無線信号を情報端末に送信するとともに、前記情報端末からの無線信号を受信する無線通信回路と、
    前記無線通信回路に電源を供給する低圧電源と、
    前記低圧電源と接続して前記低圧電源の電圧を昇圧する昇圧回路と、
    前記昇圧回路により昇圧した電源を前記センサに選択的に供給する切替回路と、
    前記低圧電源に接続され、前記液圧シリンダが動作状態にあるか非動作状態にあるかを示す液圧シリンダ動作信号を入力し、前記切替回路を制御する制御回路と、を備え、
    前記制御回路は、前記液圧シリンダ動作信号が、前記液圧シリンダが動作状態にあることを示すオン状態の場合には前記切替回路のオン制御およびオフ制御を所定の周期で繰り返し、前記液圧シリンダの動作信号が、前記液圧シリンダが非動作状態にあることを示すオフ状態の場合には前記切替回路をオフ制御し、
    前記切替回路のオン制御は所定のオン時間を含む、遠隔状態監視装置。
  2. 前記液圧シリンダの側面に設けられるリードスイッチと、前記液圧シリンダのピストンに設けられるマグネットと、をさらに備え、
    前記マグネットの磁場によ前記リードスイッチの開閉信号が閉状態にある場合は前記液圧シリンダ動作信号がオン状態であるとして前記制御回路に入力され、前記リードスイッチの開閉信号が開状態にあるときは前記液圧シリンダ動作信号がオフ状態であるとして前記制御回路に入力される、請求項1に記載の遠隔状態監視装置。
  3. 前記無線通信回路が受信する動作指令信号を、前記液圧シリンダ動作信号として前記制御回路に入力する、請求項1に記載の遠隔状態監視装置。
  4. 前記昇圧回路および前記切替回路は、シャットダウン機能付きDC−DCコンバータで構成される、請求項1から3のいずれか1項に記載の遠隔状態監視装置。
  5. 前記制御回路は、前記液圧シリンダ動作信号がオンの場合に所定のオン時間および所定の周期で前記切替回路のオン制御およびオフ制御を繰り返すことに加えて、さらに、前記液圧シリンダ動作信号をカウントし、前記液圧シリンダ動作信号のカウント数が所定値となった場合に、前記切替回路をオン制御する、請求項1から4のいずれか1項に記載の遠隔状態監視装置。
  6. 前記検知信号が所定のしきい値を超えて変動した場合、前記所定の周期が短縮される、請求項1から5のいずれか1項に記載の遠隔状態監視装置。
  7. 前記センサは、作動液体の漏洩検知用のセンサ、温度センサ、または圧力センサである、請求項1から6のいずれか1項に記載の遠隔状態監視装置。
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