JP6778672B2 - レセプト査定情報管理システム、レセプト査定情報管理方法及びプログラム - Google Patents
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Description
すなわち、現在の医療保険制度において、医療機関は、患者に行った医療行為に対して、実施した医療行為の内容と、この医療行為に対する請求額に関する診療報酬点数が示された上記電子レセプトファイルを、支払基金や国保連などの審査支払機関、健康保険組合や自治体などの保険者に、毎月送信する。
この結果、妥当と判定された診療報酬点数に対応する請求額が算出され、電子レセプトファイルにより診療報酬を請求した医療機関に対して、診療報酬点数に対応する請求額が審査支払機関から医療費として支払われる。
この際、審査支払機関は、減点を行った医療行為の各々に対して、何が原因でどの程度減点されたかを示す増減点連絡書ファイルを送付し、電子レセプトファイルを申請した医療機関に対して医療費の減額に対して通知する。
このため、医療機関は、審査支払機関から通知された増減点連絡書ファイルを参照し、診療医療報酬が減点された査定項目の医療行為に対して、どのような理由で減点されたかを確認している。
そして、医療機関内においては、減点された医療行為における確認された理由に対し、対応する医療行為を行う医師間での情報共有を行い、以降の医療行為に対する対策を検討している。
このため、医療機関の担当者は、増減点連絡書ファイルに記載された医療行為を、申請した電子レセプトファイルにおける医療行為の中から目視で、付き合わせて検索することで抽出している。この目視による減点された医療行為の抽出は、上述したように手作業で行う必要があり、医療機関の担当者の大きな負担となっている。
前記レセプト文字列と、前記増減点連絡書ファイルにおける前記連絡書文字列とを比較し、前記レセプトデータのなかから、当該連絡書文字列に一致する前記レセプト文字列を有するレセプトデータを抽出する文字列比較部とを備えることを特徴とする。
として機能させるプログラムである。
図2において、「IR」は、医療機関の属性情報が記述された医療機関情報レコードのレコード識別情報である。この医療機関情報レコードには、それぞれカラムとして、審査支払機関を示す番号(例えば「1」)が記述され、都道府県を示す番号(例えば「14」)が記述され、点数表を示す番号(例えば「1」)が記述され、医療機関を示す医療機関コード(例えば「999999999」)が記述され、予備のカラム、医療機関の名称である医療機関名称(例えば「○○中央病院」)が記述され、請求年月(例えば「42811(=平成28年11月)」)が記述され、電子媒体の枚数を示すマルチボリューム識別情報(例えば「00(電子媒体の数 00が一枚 01が2枚)」)が記述され、医療機関の電話番号(例えば「0120−000−0000」)が記述されている。電子レセプトファイルは、医療機関が審査支払機関に対して申請するため、ヘッダにこの医療機関情報レコードが配置されている。
「SI」は、患者が受けた医療行為を示す摘要レコードにおける診療行為レコードのレコード識別情報である。この診療行為レコードには、それぞれカラムとして、診療の内容を識別する診療識別(例えば「12(=再診)」、また、診療識別を必要としない診療行為の場合は記録を省略)が記述され、医療費を支払う際の負担の区分を示す負担区分(例えば、「1(=医療保険)」)が記述され、診療行為を識別するコード(摘要コード)である診療行為コード(例えば「112011310」)が記述され、診療行為の数量を示す数量データ(数量データを必要としない診療行為については省略)が記述され、保険診療点数である点数(例えば「73」)が記述され、レセプトが申請される月に診療行為を行った総数を示す回数(例えば「1」)が記述され、医療行為に対するコメントデータ(必要ない場合は省略)が記述され、医療行為が行われた日を示す算定日情報(レセプトデータが申請される月の1日〜31日の各々における診察回数がそれぞれ示されている)が記述されている。
この増減点連絡書ファイルは、医療機関毎に生成されている。このため、ヘッダのレコードには、医療機関の属性情報がそれぞれカラムとして記述されている。ヘッダのレコード、すなわち医療機関の属性情報のレコードには、レコード種別を示す項番「1」が記述され、診療報酬を申請する月を示す診療月(例えば「42810(=平成28年10月)」)が記述され、点数表の種別を示す点数表コード(例えば「1(=医科)」、点数表の種別を示す名称である点数表名称(例えば「医科」)、査定した電子レセプトファイルを申請した医療機関を示す医療機関コード(例えば「99999999」)が記述され、査定した電子レセプトファイルを申請した医療機関の名称である医療機関名称(例えば「○○中央病院」)が記述され、査定した電子レセプトファイルを申請した医療機関の診療科を示す診療科コード(例えば「01000000000000」)が記述され、査定した電子レセプトファイルを申請した医療機関の診療科の名称である診療科名称(例えば「内科」)が記述され、電子レセプトファイルの査定を行った審査支払機関の名称である審査支払機関名(例えば「社会保険診療報酬支払基金東京支部」)が記述されている。
項番「3」の明細部のデータレコードを参照すると、増減点数(金額)のカラムに減点数として「−145」が記述され、事由のカラムに「B(=療養担当規則等に照らし、医学的に過剰、重複と認められるもの)」が記述されている。そして、請求内容(査定前)のカラムには、「カテコールアミン分画」が記述されている。
また、明細部のデータレコードには、レコード種別を示す項番「5」については、法別番号毎のカテゴリの増減点の合計点(例えば−145)が記載される。
本実施形態においては、この請求内容(査定前)のカラムにおける連絡書文字列の形式に対応するレセプト文字列へ、電子レセプトファイルのレセプトデータにおける摘要レコードのコードの各々を変換する。
そして、レセプト番号特定部12は、記憶部19に記憶されている電子レセプトファイルの中から、請求年月が「42810」の電子レセプトファイルを抽出する。レセプト番号特定部12は、この請求年月が「42810」の電子レセプトファイルの中から、レセプト番号が「000001」のレセプトデータのレセプト共通レコードを抽出する。このように、レセプト番号特定部12は、増減点連絡書ファイルに記述されているレセプト番号の各々に対応する、電子レセプトファイルにおけるレセプトデータをそれぞれ特定する。
文字列変換部13は、審査支払機関におけるマスターテーブルから提供される、種別コードと種別の名称とを対応付けたテーブルに基づいて、それぞれの種別コードを名称を示すレセプト文字列に変換する。
文字列変換部13は、レセプトデータから、レコード識別情報がコメントを示す「CO」の場合、公表されている資料(記録条件仕様、電子レセプト作成手引き)に従い、電子レセプトファイルの表示形式に変換する。
図4は、本実施形態における文字列変換部13及び文字列連結部14の動作例を説明する図である。図4においては、文字列変換の処理と文字列連結の処理の対象として、レコード識別情報が特定器材を示す「TO」の場合を例としている。
図4(a)において、文字列変換部13は、レコード識別情報が特定器材を示す「TO」の特定器材レコード500における特定器材コードのカラム600から特定器材コード「738210000」を抽出する。そして、文字列変換部13は、審査支払機関から提供されるマスターテーブル(特定器材テーブル)を参照し、特定器材コード「738210000」に対応する特定器材名700の「血管造影用ガイドワイヤー(微細血管用)」読み出し、特定器材コード「738210000」の変換結果として出力する。
すなわち、増減点連絡書ファイルの明細部のデータレコードにおける「請求項目」のカラムに記述されている連絡書文字列が、電子レセプトファイルにおける増減点を行う対象のレセプトデータの摘要項目と対応付けられる(後述)。
文字列連結部14は、レコード識別情報が特定器材を示す「TO」の特定器材レコードと同様に、レコード識別情報が診療行為を示す「SI」の診療行為レコード、レコード識別情報が医薬品を示す「IY」の医薬品レコード、レコード識別情報がコメントを示す「CO」のコメントレコードの各々も同様に、増減点連絡書ファイルの請求内容(査定前)のカラムにおける連絡書文字列の形式に対応するレセプト文字列に変換する。
文字列変換部13は、審査支払機関におけるマスターテーブルから提供される診療行為テーブルを参照し、レセプトデータから抽出した診療行為コードを「診療行為名」のレセプト文字列に変換する。同様に、文字列変換部13は、「数量データ」、「点数」及び「回数」の各々のレセプト文字列をレセプトデータのそれぞれ対応するカラムから抽出する処理を行う。
文字列変換部13は、審査支払機関におけるマスターテーブルから提供される医薬品テーブルを参照し、レセプトデータから抽出した医薬品コードを「医薬品名」のレセプト文字列に変換する。同様に、文字列変換部13は、「使用量」、「点数」及び「回数」の各々のレセプト文字列をレセプトデータのそれぞれ対応するカラムから抽出する処理を行う。
文字列変換部13は、審査支払機関におけるマスターテーブルから提供される特定器材テーブルを参照し、レセプトデータから抽出した特定器材コードを「特定器材名」のレセプト文字列に変換する。同様に、文字列変換部13は、「使用量」、「点数」、「回数」、「単位」、「単価」及び「商品名及び規格またはサイズ」の各々のレセプト文字列をレセプトデータのそれぞれ対応するカラムから抽出する処理を行う。また、文字列変換部13は、特定器材コードが未コード化特定器材を示す「77770000」である場合、上記特定器材テーブルを参照せず、レセプトデータから「特定器材名称」のカラムから、特定器材の名称である「特定器材名称」のレセプト文字列を抽出する。
文字列変換部13は、審査支払機関におけるマスターテーブルから提供されるコメントテーブルを参照し、レセプトデータから抽出したコメントコードを「コメント名」のレセプト文字列に変換する。同様に、文字列変換部13は、レセプトデータの文字データのカラムからコメント内容を示すコメント文字列を抽出する処理を行う。
そして、文字列連結部14は、審査支払機関から公開されている「記録条件仕様」及び「電子レセプト作成手引き」の記載ルールに従って、電子レセプトファイルの表示形式のレセプト文字列に変換する。
また、算定日付加部15は、文字列連結部14が生成した連結文字列の最後尾に△(スペース)を介して接続し、この接続結果を連結文字列とする。
そして、文字列比較部16は、増減点連絡書ファイルの明細部のデータレコードにおける「請求項目」のカラムに記述されている連絡書文字列に対応する連結文字列を、増減点連絡書ファイルの明細部のデータレコードに記述されている、電子レセプトファイルにおけるレセプト番号の摘要レコード(SI、YI、TO、CO)の各々から検索する。
図5に示す表示画面は、レセプト番号毎のレセプトデータにおける全ての摘要レコードに対応する連結文字列が記述される。ここで、摘要レコードは、患者及びこの患者の傷病名の各々に分類されて表示される。
表示領域902において、請求情報の欄に摘要レコード毎に連結文字列が表示されており、請求情報の欄における摘要レコードの補正・査定された連結文字列が補正・査定情報の欄における同一の行に表示されている。この補正・査定情報の文字列は、増減点連絡書ファイルの補正・査定後内容のカラムに記述されている連絡書文字列である。
また、補正・査定情報の欄において、請求情報の欄における腫瘍マーカー「AFP」の連絡書文字列と同一行には何も記載されていない。すなわち、この疾病名の診断に対して腫瘍マーカー「AFP」が「AFP−L3%」と重複していると査定され、この腫瘍マーカー「AFP」の保険診療点数が減点されたことを示している。
事由の欄には、事由を示すコードが記述されている。このコードBは、「療養担当規則に照らし、医学的に過剰・重複と認められる」という増減点を査定した際の事由を示している。
個々の医療機関で行われた診療毎のレコードから構成され、各レコードにおいて、「施設コード」、「データ識別番号」、「退院年月日」、「入院年月日」、「データ区分」、「レセ電コード」、「行為回数」、「実施年月日」、「レセプト科分類」、「診療科区分」、「医師コード」、「病棟コード」、「病棟区分」などのカラムがある。「施設コード」のカラムには、医療機関を識別するコードのデータが記述されている。
「データ識別情報」のカラムのデータは、医療機関が管理している患者の患者番号に対応している。「データ区分」は、電子レセプトファイルにおける「診療識別」に対応している。また、「レセ電コード」は、電子レセプトファイルにおける摘要コードである「診療行為コード」、「医薬品コード」、「特定器材コード」、「コメントコード」それぞれに対応している。「行為回数」は、電子レセプトファイルにおける、「算定日」の各日における「回数」に対応している。「実施年月日」は、電子レセプトファイルにおける「行為回数」に対応した「回数」が記載されている日に対応する。
上述したデータにより、増減点連絡書ファイルにおけるレセプトデータに対応する処理を行った「診療科区分」、「医師コード」、「病棟コード」が、EF統合ファイルから抽出できる。
また、レセプト番号特定部12は、記憶部19の電子レセプトファイルを参照し、電子レセプトファイルにおけるレセプトデータの各々から、診療年月、レセプト番号をそれぞれ抽出する。
そして、レセプト番号特定部12は、記憶部19に記憶されている電子レセプトファイルを参照し、増減点連絡書ファイルに示されているレセプトデータの各々と同一の診療年月、レセプト番号を有する、電子レセプトファイルにおけるレセプトデータのそれぞれを検出する。
そして、文字列変換部13は、摘要コードの各々を、この摘要コードに対応したテーブルにより、増減点連絡書ファイルの書式に対応した、医療行為を示す名称のレセプト文字列に変換する。
また、文字列変換部13は、電子レセプトファイルにおけるレセプトデータと、増減点連絡書ファイルにおけるレセプトデータとの対応付けを行うため、電子レセプトファイルのレセプトデータの各々のレコードにおいて所定のカラムの情報(共通情報)を、増減点連絡書ファイルの書式に対応した情報に変換する。
このとき、文字列連結部14は、レセプトデータにおける連結対象の摘要レコードが「SI(診療行為レコード)」である場合、処理をステップS7へ進める。一方、文字列連結部14は、レセプトデータにおける連結対象の摘要レコードが「SI(診療行為レコード)」でない場合、処理をステップS5へ進める。
このとき、文字列連結部14は、レセプトデータにおける連結対象の摘要レコードが「IY(医薬品レコード)」である場合、処理をステップS8へ進める。一方、文字列連結部14は、レセプトデータにおける連結対象の摘要レコードが「IY(医薬品レコード)」でない場合、処理をステップS6へ進める。
このとき、文字列連結部14は、レセプトデータにおける連結対象の摘要レコードが「TO(特定器材レコード)」である場合、処理をステップS9へ進める。一方、文字列連結部14は、レセプトデータにおける連結対象の摘要レコードが「TO(特定器材レコード)」でない場合、レセプトデータにおける連結対象の摘要レコードが「CO(コメントレコード)」であるため、処理をステップS10へ進める。
また、算定日付加部15は、増減点連絡書ファイルに算定日の文字列が存在する場合、文字列変換部13が生成した算定日文字列を連結文字列の最後尾に連結する。
また、算定日付加部15は、増減点連絡書ファイルに算定日の文字列が存在する場合、文字列変換部13が生成した算定日文字列を連結文字列の最後尾に連結する。
また、算定日付加部15は、増減点連絡書ファイルに算定日の文字列が存在する場合、文字列変換部13が生成した算定日文字列を連結文字列の最後尾に連結する。
また、算定日付加部15は、増減点連絡書ファイルに算定日の文字列が存在する場合、文字列変換部13が生成した算定日文字列を連結文字列の最後尾に連結する。
このとき、文字列連結部14は、レセプト番号特定部12が抽出したレセプト番号の全てのレセプトデータにおける摘要レコードの各々の文字列連結が完了した場合、処理をステップS12へ進める。一方、文字列連結部14は、レセプト番号特定部12が抽出したレセプト番号の全てのレセプトデータにおける摘要レコードの各々の文字列連結が完了していない場合、処理をステップS3へ進める。
そして、文字列比較部16は、増減点連絡書ファイルにより増減点と判定された明細部のデータレコードにおける「請求項目」に一致する、申請された電子レセプトファイルにおける摘要レコードを検出して特定する。
これにより、患者特定部17は、増減点連絡書ファイルのレセプトデータの患者特定情報に一致する患者特定情報を有するEF統合ファイルを抽出する。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
11…データ入力部
12…レセプト番号特定部
13…文字列変換部
14…文字列連結部
15…算定日付加部
16…文字列比較部
17…患者特定部
18…医療行為属性情報抽出部
19…記憶部
Claims (6)
- 医療機関から審査支払機関に対して申請された電子レセプトファイル、前記審査支払機関から前記医療機関に対して前記電子レセプトファイルの審査結果として通知される増減点連絡書ファイルを管理するレセプト査定情報管理システムであり、
前記増減点連絡書ファイルからレセプト番号を抽出し、当該レセプト番号と一致するレセプト番号のレセプトデータを、前記電子レセプトファイルから検索するレセプト番号特定部と、
検索された前記レセプトデータに記載された医療行為の内容を示す摘要レコードに記述されたコードの各々を、前記増減点連絡書ファイルにおける前記医療行為を示す連絡書文字列に対応したレセプト文字列に変換する文字列変換部と、
前記レセプト文字列と、前記増減点連絡書ファイルにおける前記連絡書文字列とを比較し、前記レセプトデータのなかから、当該連絡書文字列に一致する前記レセプト文字列を有するレセプトデータを抽出する文字列比較部と
を備えることを特徴とするレセプト査定情報管理システム。 - 前記摘要レコードにおける前記レセプト文字列の各々を所定のルールに従って連結し、連結文字列を生成する文字列連結部をさらに備える
ことを特徴とする請求項1に記載のレセプト査定情報管理システム。 - 前記増減点連絡書ファイルの前記レセプトデータに対応する増減点データに算定日の文字列が含まれている場合、前記文字列変換部が前記レセプトデータから前記算定日の文字列を生成する算定日付加部をさらに有し、
前記算定日付加部が、生成した前記算定日の文字列を前記連結文字列に対して連結する
ことを特徴とする請求項2に記載のレセプト査定情報管理システム。 - 少なくとも実施した医療行為と、当該医療行為の診療報酬点数と、前記医療行為を実施した日付情報と、実施した医師情報と、診療科情報と、病棟情報との対応関係を含むEF統合ファイルを参照し、前記レセプト番号及び当該レセプト番号に対応する患者情報に基づき、当該レセプト番号に対応するレセプトデータにおける医療行為を行った医師情報、診療科情報及び病棟番号を含む前記医療行為に対する属性情報である医療行為属性情報を抽出する医療行為属性情報抽出部をさらに備える
ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のレセプト査定情報管理システム。 - 医療機関から審査支払機関に対して申請された電子レセプトファイル、前記審査支払機関から前記医療機関に対して前記電子レセプトファイルの審査結果として通知される増減点連絡書ファイルを管理するレセプト査定情報管理方法であり、
レセプト番号特定部が、前記増減点連絡書ファイルからレセプト番号を抽出し、当該レセプト番号と一致するレセプト番号のレセプトデータを、前記電子レセプトファイルから検索するレセプト番号特定過程と、
文字列変換部が、検索された前記レセプトデータに記載された医療行為の内容を示す摘要レコードに記述されたコードの各々を、前記増減点連絡書ファイルにおける前記医療行為を示す連絡書文字列に対応したレセプト文字列に変換する文字列変換過程と、
文字列比較部が、前記レセプト文字列と、前記増減点連絡書ファイルにおける前記連絡書文字列とを比較し、前記レセプトデータのなかから、当該連絡書文字列に一致する前記レセプト文字列を有するレセプトデータを抽出する文字列比較過程と
を含むことを特徴とするレセプト査定情報管理方法。 - 医療機関から審査支払機関に対して申請された電子レセプトファイル、前記審査支払機関から前記医療機関に対して前記電子レセプトファイルの審査結果として通知される増減点連絡書ファイルを管理するレセプト査定情報管理システムの動作をコンピュータに実行させるためのプログラムであり、
前記コンピュータを、
前記増減点連絡書ファイルからレセプト番号を抽出し、当該レセプト番号と一致するレセプト番号のレセプトデータを、前記電子レセプトファイルから検索するレセプト番号特定手段、
検索された前記レセプトデータに記載された医療行為の内容を示す摘要レコードに記述されたコードの各々を、前記増減点連絡書ファイルにおける前記医療行為を示す連絡書文字列に対応したレセプト文字列に変換する文字列変換手段、
前記レセプト文字列と、前記増減点連絡書ファイルにおける前記連絡書文字列とを比較し、前記レセプトデータのなかから、当該連絡書文字列に一致する前記レセプト文字列を有するレセプトデータを抽出する文字列比較手段
として機能させるプログラム。
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