JP6778264B2 - 積み重ね可能なモジュール - Google Patents

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Description

本発明は、請求項1の包括部分による、電気若しくは電子切替または制御ユニットなどの積み重ね可能なモジュールに関する。この積み重ね可能なモジュールは、電気/電子部品を受容するために設けられたハウジングと、モジュールを支持レールに取り付けるために使用されるクリップ式クランプ装置と、を有する。支持レールはいくつかのモジュールのアレイを捉えるためのトップハット型レールであってもよく、モジュールは、隣接したモジュールと電気的に接触するための手段を各々有してもよい。このために、クランプ装置は2つのラッチ/グリップフック(ラッチ/把持フック)を有し、2つのラッチ/グリップフックは開放位置と固定位置との間で互いに反対方向に変位可能である。また、開放位置と固定位置との間でラッチ/グリップフックを調整するための力偏向機構も存在しており、力偏向機構は作動要素によって作動可能であり、外側からの作動力を受けることが可能である。この場合、ラッチ/グリップフックは自由開放距離を画定し、この自由開放距離は、支持レールの固定および解除のため、固定のために設けられた支持レールの支持レールの大きさよりも、開放位置では大きく固定位置では小さい。その結果、ラッチ/グリップフックを、適切なサイズの支持レールに適切にラッチ留めまたは係合することができる。
このような積み重ね可能なモジュールは、たとえばスイッチングキャビネットのいくつかのモジュールのアレイを形成するときに、傾くことなく移動の直線方向で関連する支持レールへの簡単な取り付けを可能にする。これらのモジュールのうちの1つが再び取り外されるかまたは交換される場合、力偏向機構は、ラッチ/グリップフックを開放する外側からの作動力を受ける。このとき、ラッチ/グリップフック間の自由開放距離は、移動の直線方向に沿って傾くことなく支持レールからモジュールを取り外すことができるほど十分に大きい。
特許文献1は、電子/電気部品を保持するために設けられたハウジングと、支持レールに取り付けるためのクランプ装置とを備えた積み重ね可能なモジュールを公開している。クランプ装置は二つのラッチ/グリップフックを有し、二つのラッチ/グリップフックは開放位置と固定位置との間でラッチ/グリップフックを調整するために、開放位置と固定位置との間を相互に反対方向に変位可能である。この機構は、外側からの作動力を受けることができる作動要素によって作動可能である。
2つの支持スライダによって支持レールに取付可能な積み重ね可能な装置が、特許文献より公知である。上側に設けられた解除レバーによって、支持スライダは、支持レールに取り付けられた装置を取り外すことができるようにするために、支持位置から自由位置に移動することが可能である。解除レバーは、フィルムヒンジを介して接続され、二重膝関節を形成するいくつかのリンクを用いて、力偏向機構を介して2つの支持スライダに接続されている。
特許文献はモジュールをレールに取り付けるための固定装置を示しており、2つのグリッパフックが各スライダに形成され、2つのグリッパフックらはコイルバネによってグリップ位置で予応力を受けている。両方のグリッパフックを開放位置に移動できるようにするため、両方のスライダと接触するねじり可能な作動要素に楕円形のプロファイル(外形部)が形成される。2つのスライダ間で楕円形のプロファイルの長い断面を移動させることにより、これらはコイルバネの力に対抗する開放位置まで移動され、そこで固定装置はレールから取り外し可能となる。
特許文献は、トップハット型レールにモジュールを取り付けるための固定装置であって、上部グリップフックが直線方向に移動可能な作動要素と一体形成された固定装置を記載している。また、2つの旋回する下部フック要素の各々について1つの作動アームが作動要素にヒンジ接続されている。したがって作動要素を引っ張ることにより、上部グリッパを上に移動することが可能であり、固定装置を開放位置まで移動させるために下部フック要素を下方に旋回することが可能である。
特許文献は、支持レール上に留めるためのモジュールハウジングを示しており、ここでは2つのスライダを備える一体型グリッパ装置が提供されており、その一体型グリッパ装置では、バネ要素が2つのスライダ間で効果を発揮する。バネ要素は、支持レールの後ろに係合するよう機能する2つのスライダに、グリッパ位置で互いに対抗するように予応力をかける。グリッパ装置の間隙内に楕円形のプロファイルを有する拡大ピンをねじることにより、2つのスライダをバネ力に対抗して開放位置まで移動可能となり、ここでモジュールハウジングを支持レールから取り外すことが可能となる。
既知の積み重ね可能な装置について不都合なことは、作動を繰り返した後、および/または長い耐用年数の後に力偏向機構はしばしば不具合を呈し、クランプ装置は支持レールからの取り外しが、できたとしても困難なことである。
US2007/008708A1 DE19709811A1 DE60032595T2 EP1672743B1 EP1742315A1
本発明の目的は、この種の積み重ね可能なモジュールにおける上述の不都合を回避すること、および長い耐用年数にわたるクランプ装置の無故障機能を保証することである。
この課題は、請求項1の特徴を有する積み重ね可能な装置によって解決される。これに関連して、力偏向機構は、作動要素側偏向プロファイル(作動要素側偏向外形部)と、フック側変位部と、を有し、フック側変位部は変位力によって変形可能な変形部分を有し、偏向プロファイルと変形部分との間では、摺動接触が形成されるかまたは形成可能である。この摺動接触において、変形部分は、偏向プロファイルを介して直接的に変位力を受けることが可能である。変位力は、変形部分の変形または伸長を発生させ、関連するラッチ/グリップフックが移動される。その結果、作動要素の関連する移動経路に応じて、正確に実行されるフック側変位が可能であり、その長さは予め規定されている。偏向プロファイルから変形部分への力の直接的な印加は、長い耐用年数にわたって力偏向機構およびクランプ装置の全体としての確実な機能を保証する。摺動接触を介して作動要素側からラッチ/グリップフック側に偏向力を伝達することにより、関連する部品を互いに分離して製造することができ、したがってその関連する機能および予期される機械的負荷に応じて成形(形状化)することが可能である。特には、作動要素側偏向プロファイルおよびフック側変位部を、互いに独立したサイズにすることもでき、および/または異なる材料から製造することもできる。このようにして、意図される耐用年数にわたって積み重ね可能なモジュールの無故障クランプおよび解除が保証されるよう、力偏向機構の個々の部品を形成することができる。また、意図される摺動接触は、クランプ装置全体の特に簡単な取付を可能にする。
ここで、支持セクションと、変位部の、ラッチ/グリップフックに接続された、移動セクションとの間に変形部分が配置される場合、特に有益である。その結果、変位部を、支持セクションを介して安定した位置に、たとえばモジュールハウジングに、保持することができ、その一方で移動セクションを、変形部分を介して移動することができる。これにより、移動セクションの調整の間、変位部の望ましくない屈曲を防止することができる。
有益には、移動セクションが直線的に案内され、これにより開放位置から固定位置へ、およびその反対への高速で安定した変遷を可能にする。
対になって配置された変形要素によって変形部分が形成される場合に、変形要素の間の距離を偏向プロファイルによって変化させることができることも有益である。対になった変形要素のこの構成のおかげで、移動セクションを支持セクションと比較して特に安定して保持および維持することが可能である。例えば、変形要素は、偏向プロファイルを用いることで離れるように広げられ得る互いに対向する凸状接触面を有する2つの弾性バネ要素によって形成される。このようにして、特に堅牢に動作し、特に安価に製造可能な力偏向機構が製造入手可能となる。
力偏向機構がフック側変位部と各々相互作用する2つの作動要素側偏向プロファイルを有する場合は常に有益であり、これらは関連する摺動接触を介して互いに反対に変形力を受けることができる。このようにして、開放空間を縮小または拡大するために同時に反対方向に、力偏向機構を介して作動要素側偏向プロファイルに接続されたフック側変位部またはラッチ/グリップフックを移動させることが可能である。これに関連して、関連する支持レールへの取付後、モジュールの安定した固定を保証するために、力偏向機構が固定位置で予め応力印加されている場合に有益である。
フック側変形部は、好ましくは割り当てられたラッチ/グリップフックと一体形成され、これにより、力の直接的な伝達を保証し、こうして関連する支持レールへの特に安定した取付を可能にする。これに関連して、作動要素または2つの変位部と一体形成され、ハウジングに支持されたバネ装置によって、力偏向機構に予応力が印加されることも有益である。その結果、力偏向機構およびクランプ装置を、全体としておよびわずか数個の部品から安価に製造することができ、特に簡単に取り付けることができる。
特に有益な形態では、互いに対向する接触斜面がラッチ/グリップフックに形成され、接触斜面を介して、固定位置の予応力印加と反対に、開放位置において支持レールに対してラッチ/グリップフックを押圧することによって、ラッチ/グリップフックを広げることができる。その結果、固定位置に配置されたラッチ/グリップフックを開放位置まで単に押圧することによってクランプ装置を開放位置まで移動することが可能であり、したがってモジュールは、直線移動方向に沿って傾くことなく支持体に特に都合よく固定される。
また、特にモジュールが支持レールに対して押圧されたときに、フック側変形部分の安定した案内を保証するために、フック側変位部がハウジングに保持されるなら、好ましいことである。
さらに、作動要素が、少なくとも固定位置においてハウジングの上側から突出する操作セクションを有するなら有益である。その結果、開放位置のラッチ/グリップフックを移動させて支持レールから再びモジュールを解放できるようにするためにモジュールが固定されているときであっても、作動要素は支持レールに容易にアクセス可能である。
好ましくは、作動要素を操作セクションに印加される作動力によって、直線案内方向に沿って移動することが可能である。これは、牽引力または圧力を印加することによって、力偏向機構の簡単な作動を可能にする。
代替的に、操作セクションにトルクを印加することによって、作動要素を軸の周りでねじることができる。作動要素のねじり可能な形態により、固定位置から開放位置への特に便利な切替、およびクランプ装置の特にコンパクトな構造が可能になる。
積み重ね可能なモジュールの特に有益な形態では、直線案内手段がハウジングに設けられ、直線案内手段により、クランプ装置に対してまたはラッチ/グリップフックの開放間隙に対して垂直な直線案内がなされ得る。その結果、たとえば、正確に垂直な方向で関連するトップハット型レールに載置可能なように、すでに固定されているモジュールに沿って第2のモジュールを誘導することが可能である。
このために、案内手段は好ましくは、直線案内方向に沿って延在する案内プロファイルと、直線案内方向に沿って延在する案内ホルダとを有する。案内ホルダのサイズおよび形状は、案内ホルダが別のモジュールの案内プロファイルを案内する際に受容するように、設計されている。その結果、積み重ね可能なモジュールの各々は、取り付けられている間、安全に案内され得るように、そして取り付けられたら安全ガイドとして作用できるように、形成することができる。
案内プロファイルが、直線案内方向に対して垂直に柔軟に移動可能である案内エッジを有するなら、特に有益である。その結果、案内手段は同時にラッチ手段として作用することも可能であり、それは直線案内方向に対して垂直な2つの隣接したモジュールのラッチ留めを可能にする。その結果、たとえばトップハット型レールにすでに保持されている2つのモジュールは、その側面を互いに押しつけることによって、互いにラッチ留めされることが可能である。
好ましくは、対になってハウジングに配置された2つの案内プロファイルおよび案内ホルダが存在し、関連するモジュール間の特に正確な直線案内または特に安定したラッチ接続が可能である。
尚、上述の発明による対象の特徴の全ては、その置き換えまたは組み合わせが技術的な理由により除外されなければ、単独でまたは組み合わせて互いに置き換えまたは組み合わせが可能であることは、注目されるべきである。
図面は本発明の例示的な形態を示す。これらは以下の通りである。
固定位置における、本発明による積み重ね可能なモジュールの斜視図である。 図1による積み重ね可能なモジュールの力偏向機構の前面斜視図である。 図2による力偏向機構の背面の斜視図である。 固定位置における、図3による力偏向機構の背面の上面図である。 開放位置における、図3による力偏向機構の裏面の上面図である。 支持レールから解除されているときの、図1による積み重ね可能なモジュールの正面図である。 図6Aによる積み重ね可能なモジュールの側面図である。 支持レールへの取付状態にある、積み重ね可能なモジュールの正面図である。 図7Aによる積み重ね可能なモジュールの側面図である。 ねじり可能な作動要素を有する力偏向機構の代替形態の斜視図である。 直線案内手段を有する積み重ね可能なモジュールの別の代替形態の斜視図である。 直線案内手段の高さ方向における、図9によるモジュールのハウジングを通る断面図である。 図10Aの詳細Xの拡大図である。 図9による、隣の案内されるモジュールの上面図である。 完全取付状態にある、図11Aによるモジュールの上面図である。 固定されているが分離した状態にある、図9による2つのモジュールの上面図である。 ラッチ留めされた状態にある、図12Aによるモジュールの上面図である。
図1は、電気若しくは電子切替または制御ユニットの形態の積み重ね可能なモジュール2を示す。これは、少なくとも1つの電気/電子部品6が収容されるハウジング4を有する。加えて、モジュール2を支持レール10に固定するために使用されるクランプ装置8が、ハウジング4に設けられている。クランプ装置8は、たとえば「トップハット型レール」の形状の、特定の標準的な市場で入手可能なモデルの支持レール10にモジュール2が固定可能となるような形状である。
クランプ装置8は、このために2つのラッチ/グリップフック12を有し、これを用いて、支持レール10は互いに離間して対向する2つのエッジRによって包囲されることが可能である。ラッチ/グリップフック12を、図1に示されるように、力偏向機構14によって固定位置から開放位置へ、およびその反対に、移動することできる。
これに関連して、力偏向機構14は、特に図2および図3に見られるように、2つのフック側変位部16を有しており、2つのフック側変位部16の各々にラッチ/グリップフック12が設けられている。これに関連して、変位部16は、たとえば関連するラッチ/グリップフック12と一体に形成されるか、または安定した接続を有することが可能である。ラッチ/グリップフック12は、常に変位部16の移動セクション18に接続されており、移動セクション18は変形部分20によって変位部16の支持セクション22に保持されている。支持セクション22は、ハウジング4またはハウジング4に永久的に接続された部品に各々固定されており、一方で移動セクション18は、ハウジング4を介して直線的に移動および案内され得る。
変形部分20は、特に図4および図5に見られるように、2つの弓形のバネ要素24を有し、これらバネ要素24は互いに対向する2つの凸状接触面26を形成する。
また、力偏向機構14は、各々が1対のバネ要素24と相互作用する2つの作動要素側偏向プロファイル30が設けられた、長尺な作動要素28を有する。このために、偏向プロファイル30は各々、作動要素28の長手方向にテーパする輪郭(外形)32を形成しており、輪郭32の両側はフック側変位部16の関連する凸状接触面26と摺動接触(GK)することが可能となっている。
さらに、作動要素28の一端に操作セクション33が設けられ、操作セクション33には、たとえばネジ回しなどの適切な工具が係合する嵌合凹部34が嵌め込まれている。このために、作動要素28の取付状態において、作動要素28の操作セクション33はハウジング4の1つの上側35から突出している(図1参照)。
操作セクション33を介して、ハウジング4によって予め規定されている案内方向FRに沿って作動力SFを印加することによって作動要素34を移動させることができる。図5に示されるように、作動要素側偏向プロファイル30の大きなくさび形の輪郭32は、関連する変形部分20の2つのバネ要素24の間を移動し、バネ要素24は、偏向プロファイル30のくさび形の輪郭32との摺動接触GKの結果としてますます広げられる。
2つの変位部16の支持セクション22はハウジング4に固定されているので、移動セクション18は、バネ要素24の間の拡大する間隙により、関連する支持セクション22から直線的に離れるように移動させられ、移動セクション18に保持されているラッチ/グリップフック12も、図6Aに示されるように、互いに離れるように開放位置に移動させられる。
ここで、図6Bに見られるように、ラッチ/グリップフック12は、支持レール10の長さ(ストレッチ)LTよりもわずかに大きい、開放位置での長さLoを有する、自由開口間隙fOを制限する。その結果、モジュール2は、支持レール10に対する垂線Nに沿って直線方向にクランプ装置8の開放位置において、図6Bに示されるように、クランプ装置8から取り外されるかまたはクランプ装置8に配置されることが可能である。
作動要素28が作動力SFを受けない場合、対照的に、ラッチ/グリップフック12は、自由開口間隙fOが支持レール10の長さLTよりも小さい長さLbである、図7Aによるバネ力Fの結果として、固定位置で保持される。モジュール2が図7Aに示すように支持レール10に取り付けられると、その結果としてラッチ/グリップフック12は固定位置でエッジRを包囲し、こうしてモジュール2は支持レール10に強固にクランプされる。
こうして、図1に示すように、ハウジング4またはハウジング4に永久的に固定された部品と関連するラッチ/グリップフック12との間に配置され、固定位置に向けてラッチ/グリップフック12に予応力(プレストレス)を印加する関連するバネ装置36によって、バネ力Fが両方のラッチ/グリップフック12に発生する。
また、モジュール2も操作セクション33を介して、作動要素28に力を加えることなく支持レール10に固定され得る。このために、図7Bによるクランプ装置8は、ラッチ/グリップフック12が2つのエッジRのうちの1つでラッチ/グリップフック12によって成形された接触斜面38と接触するように、支持レール10に配置される。その後、接触斜面38を介してラッチ/グリップフック12に印加されるバネ装置36のバネ力Fに打ち勝つのに十分な接触圧力Bを印加することによって、ラッチ/グリップフック12は予応力に対抗して開放位置に押圧され得る。こうしてラッチ/グリップフック12は、バネ装置36の復元力の結果として、支持レール10のエッジRを通過し、その後、支持レール10のエッジRの後に係合することができる。このようにして、垂線方向Nに沿ってまっすぐに支持レール10にモジュール2を押すことによるその取付は、工具を用いずに可能である。
図8に示されるように、クランプ装置8の別の形態における力偏向機構14は軸状の作動要素28を有し、作動要素28に、互いに反対に向いた2つの偏心カム70によって、作動要素側偏向プロファイル30が形成される。作動要素28をねじることにより、偏心カム70は、変位力VFによって広げられて変位部16に保持されたラッチ/グリップフック12(図示せず)が開放位置または固定位置に移動されるよう、図2から図5による形態と一致するフック側変位部16の2つの接触面26と摺動接触GKさせられることが可能である。
作動要素28のねじり可能な形態は別として、このような力偏向機構の機能は、図6および図7による形態の機能に対応する。
図1から図7または図8によるモジュール2の形態において、力偏向機構14の発展が提供可能であり、これにより、示された機能の代替として、モジュール2を作動要素28に圧力を印加することによって固定位置から開放位置(図示せず)まで移動させることができる。
図9は、ハウジング4に直線案内手段100が設けられた、積み重ね可能なモジュール2の別の形態を示す。これらの直線案内手段100によって、クランプ装置8に対してまたは2つのラッチ/グリップフック12の間の開放間隙11に対して垂直な、直線案内方向LFに沿った2つのモジュール2の相互移動が可能である。
このために、直線案内手段100は、直線案内方向LFに沿って各々伸長する、対になって配置された案内プロファイル102を有する。また、ハウジング42の両側面の、案内プロファイル102から離れる方向に向いた一方には、対になって配置された案内ホルダ104が設けられている。これらの案内ホルダ104は、図10Aおよび図10Bに示されるように、別の積み重ね可能なモジュール2の案内プロファイル102を案内して受容できるようなサイズおよび形状になっている。
これに関連して、案内プロファイル102は、直線案内方向LFに対して垂直に柔軟に旋回可能な案内エッジ106を有するように形成され得る(図9参照)。
図11Aに示されるように、こうして第1のモジュール2は、たとえば矢印Sによって示されるように、支持レール10にすでに固定されている第2のモジュール2の後に押し込まれることが可能である。これに関連して、外れているモジュール2の案内プロファイル102は、固定されたモジュール2の案内ホルダ104と係合し、案内ホルダ104によって正確に直線案内方向LRに、支持レール10に対して垂直に案内される。図11Bに示されるように、外れているモジュール2のクランプ装置8が支持レール10に強固にクランプするまで、外れているモジュール2はその後ずっと直線案内方向LFに移動される。
案内プロファイル102が柔軟に旋回可能な案内エッジ106を有して形成される場合、図12A、図12Bに示されるように、積み重ね可能なモジュール2が支持レール10に固定される前または後に2つの積み重ね可能なモジュール2を互いに係合させることもまた、可能である。このために、2つのモジュール2は、図12Aの矢印Dによって示されるように、側方から互いに対して押しつけられる。一方のモジュール2の関連する案内プロファイル102が他方のモジュール2のハウジング4と接触するとすぐに、案内プロファイル102は広げられ、その後他方のモジュール2の関連する案内ホルダ104内にラッチ留めされる。これに応じて、モジュール2はその後、図12Bによる完全な取付位置を取る。
上述の取付プロセスの両方で2つのモジュール2間における電気的/電子的接触を保証するために、2つのモジュール2はハウジング4の両方の接触側面ASに接触手段108を有することができる、これらはバネ受け(バネベアリング)であってもよい。その結果、直線案内方向LFおよび垂直方向の両方で、2つのモジュール2の間における電気的/電子的接触が確立できる。
尚、上述の発明による様々な形態の要素および特徴の全ては、その置き換えまたは組み合わせが技術的な理由により除外されなければ、単独でまたは組み合わせて置き換えまたは組み合わせが可能であることは、指摘されるべきである。

Claims (15)

  1. 電気/電子部品(6)を保持するために設けられたハウジング(4)と、支持レール(10)に取り付けるためのクランプ装置(8)とを備える積み重ね可能なモジュール(2)であって、
    前記クランプ装置(8)は2つのラッチ/グリップフック(12)を有し、前記2つのラッチ/グリップフック(12)は開放位置と固定位置との間で互いに反対方向に変位可能であり、
    前記開放位置と前記固定位置との間で前記ラッチ/グリップフック(12)を調整するための力偏向機構(14)であって、作動要素(28)によって作動可能であり、外側からの作動力(SF)を受けることが可能である、力偏向機構(14)をさらに備え、
    前記ラッチ/グリップフック(12)は、前記支持レール(10)への固定および解除のため、提供された支持レールの大きさ(LT)よりも、前記開放位置では大きく、前記固定位置では小さい、自由開放距離(fO)を画定する、
    積み重ね可能なモジュール(2)において、
    前記力偏向機構(14)は、作動要素側偏向プロファイル(30)およびフック側変位部(16)を有し、前記フック側変位部(16)はフック側変位を生じるために変位力(VF)によって変形可能な変形部分(20)を有し、前記偏向プロファイル(30)と前記変形部分(20)との間には、摺動接触(GK)が形成可能であり、前記摺動接触(GK)で前記変形部分(20)は前記偏向プロファイル(30)を介して前記変位力(VF)を受けることができる、
    ことを特徴とする積み重ね可能なモジュール。
  2. 前記変形部分(20)は、前記ラッチ/グリップフック(12)に接続された前記変位部(16)の、支持セクション(22)と移動セクション(18)との間に設けられていることを特徴とする、請求項1に記載のモジュール。
  3. 前記移動セクション(18)は直線的に案内されることを特徴とする、請求項2に記載のモジュール。
  4. 前記変形部分(20)は、対になって配置された変形要素によって形成され、前記変形要素の間の距離は前記偏向プロファイル(30)によって変化させることができることを特徴とする、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のモジュール。
  5. 前記力偏向機構(14)は、各々フック側変位部(16)と相互作用する2つの作動要素側偏向プロファイル(30)を有し、前記2つの作動要素側偏向プロファイル(30)は関連する前記摺動接触(GK)を介して互いに反対の変形力(VF)を受けることができることを特徴とする、請求項1から請求項のいずれか一項に記載のモジュール。
  6. 前記フック側変位部(16)は各々、関連する前記ラッチ/グリップフック(12)と一体形成されていることを特徴とする、請求項に記載のモジュール。
  7. 互いに対向する接触斜面(38)が前記ラッチ/グリップフック(12)に形成され、前記接触斜面(38)を介して、前記開放位置において、前記固定位置の前記予応力と反対に、前記支持レール(10)に対して前記ラッチ/グリップフック(12)を押しつけることによって、前記ラッチ/グリップフック(12)を広げることが可能であることを特徴とする、請求項5または6に記載のモジュール。
  8. 前記フック側変位部(16)は前記ハウジング(4)に配置されることを特徴とする、請求項1から請求項のいずれか一項に記載のモジュール。
  9. 前記作動要素(28)は、少なくとも前記固定位置において前記ハウジング(4)の上側(35)から突出する操作セクション(33)を有することを特徴とする、請求項1から請求項のいずれか一項に記載のモジュール。
  10. 前記作動要素(28)は、前記操作セクション(33)に沿って印加可能な前記作動力(SF)によって直線案内方向(FR)に沿って移動可能であることを特徴とする、請求項に記載のモジュール。
  11. 前記作動要素(28)は、前記操作セクション(33)に印加されるトルクによって軸の周りでねじることが可能であることを特徴とする、請求項に記載のモジュール。
  12. 直線案内手段(100)が前記ハウジング(4)に設けられており、直線案内手段(100)によって、前記ラッチ/グリップフック(12)の前記開放距離(fO)に対して垂直な直線案内が可能になることを特徴とする、請求項1から請求項11のいずれか一項に記載のモジュール。
  13. 前記案内手段(100)は、直線案内方向(LF)に沿って延在する案内プロファイル(102)と、前記直線案内方向(LF)に沿って延在する案内ホルダ(104)とを有し、前記案内ホルダ(104)は、対応する案内手段(100)を有する別のモジュール(2)の前記案内プロファイル(102)の案内されるハウジングのために形成されることを特徴とする、請求項12に記載のモジュール。
  14. 前記案内プロファイル(102)は、前記直線案内方向(LF)に対して垂直に柔軟に移動する案内エッジ(106)を有することを特徴とする、請求項13に記載のモジュール。
  15. 対になって配置された2つの案内プロファイル(102)および案内ホルダ(104)が前記ハウジング(4)に設けられていることを特徴とする、請求項13または請求項14に記載のモジュール。
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