JP6777533B2 - 希釈液製造装置および希釈液製造方法 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の第1の実施形態に係る希釈液製造装置の概略構成図である。なお、図示した構成は、あくまで一例であって、例えば、バルブやフィルタを追加するなど、装置の使用目的や用途、要求性能に応じて適宜変更可能であることは言うまでもない。
Q=(π×D4×ΔP)/(128×μ×L)
という関係で表される。すなわち、ハーゲン・ポアズイユの法則は、円管を流れる液体の流量Qが、円管の内径Dの4乗と両端の圧力勾配ΔPとに比例し、円管の長さLと液体の粘性係数μとに反比例する、という法則である。
図2は、本発明の第2の実施形態に係る希釈液製造装置の概略構成図である。以下、第1の実施形態と同様の構成については、図面に同じ符号を付してその説明を省略し、第1の実施形態と異なる構成のみ説明する。
本実施例では、図3に示す構成の希釈液製造装置10を用いて、希釈液として希薄アンモニア水を製造し、その希薄アンモニア水の導電率を測定した。
チューブA 内径:0.2mm、長さ:3m
チューブB 内径:0.2mm、長さ:1m
チューブC 内径:0.3mm、長さ:1m
チューブD 内径:0.3mm、長さ:0.5m
チューブE 内径:0.3mm、長さ:0.3m
本実施例では、図3に示す構成の希釈液製造装置10を用い、第1の液体としての超純水を第1の配管11に水圧0.16MPaで通水させた点を除いて、実施例1と同様の条件で希薄アンモニア水を製造した。そして、第1の液体の供給を一時的に停止、すなわち、希釈液の製造を一時的に停止し、その前後での希薄アンモニア水の導電率を測定した。なお、超純水およびアンモニア水の温度を23℃に調整し、希釈液の導電率の目標値を40μS/cmに設定した。このときの測定結果を図5(a)に示す。なお、図5(b)には、比較例として、第1の液体の供給を一時的に停止した際に第1のタンク12a内の圧力を大気圧に戻した場合の測定結果も示している。
10 希釈液製造装置
11 第1の配管
12a 第1のタンク
12b 第2のタンク
13 第2の配管
13a バルブ
14a,14b バルブ
15a,15b バルブ
16 薬液供給ライン(液体供給手段)
16a バルブ
17a,17b 大気開放バルブ
18 圧力調整部
18a タンク加圧用ガス供給ライン
18b 給排気機構
19a,19b バルブ
19c 圧力計
20 制御部
21 流量測定手段
22 濃度測定手段
23 圧力測定手段
Claims (5)
- 第1の液体に対して第2の液体を添加することで該第2の液体の希釈液を製造し、ユースポイントに前記希釈液を供給する希釈液製造装置であって、
前記第1の液体を供給する第1の配管と、
前記第2の液体を貯留する第1のタンクと、
前記第1のタンクと前記第1の配管とを接続する第2の配管と、
前記第1のタンク内の圧力を調整する圧力調整部であって、前記第1のタンク内の前記第2の液体を前記第2の配管を通じて圧送して前記第1の配管に供給する圧力調整部と、
前記第1の配管内を流れる前記第1の液体または前記希釈液の流量と前記希釈液の濃度との測定値に基づいて、前記希釈液の濃度が所定の濃度になるように、前記圧力調整部による前記第1の液体への前記第2の液体の添加量を調整する制御部と、
前記第1のタンクに直列に接続され、前記第1のタンクに補充される前記第2の液体を一時的に貯留する第2のタンクと、
を有し、
前記圧力調整部が、前記第2のタンク内の圧力を調整可能であり、
前記制御部は、前記第1のタンク内の液位が所定の下限液位を下回った場合に、前記圧力調整部によって前記第2のタンク内の圧力を前記第1のタンク内の圧力に一致させるように調整した後、前記第2のタンクから前記第1のタンクへの前記第2の液体の補充を実行する、希釈液製造装置。 - 第1の液体に対して第2の液体を添加することで該第2の液体の希釈液を製造し、ユースポイントに前記希釈液を供給する希釈液製造装置であって、
前記第1の液体を供給する第1の配管と、
前記第2の液体を貯留する第1のタンクと、
前記第1のタンクと前記第1の配管とを接続する第2の配管と、
前記第1のタンク内の圧力を調整する圧力調整部であって、前記第1のタンク内の前記第2の液体を前記第2の配管を通じて圧送して前記第1の配管に供給する圧力調整部と、
前記第1の配管内を流れる前記第1の液体または前記希釈液の流量と前記希釈液の濃度との測定値に基づいて、前記希釈液の濃度が所定の濃度になるように、前記圧力調整部による前記第1の液体への前記第2の液体の添加量を調整する制御部と、
前記第1のタンクに並列に接続され、前記第1のタンクの代わりに前記第1の配管に供給される前記第2の液体を貯留する第2のタンクと、
を有し、
前記圧力調整部が、前記第2のタンク内の圧力を調整可能であり、
前記制御部は、前記第1のタンク内の液位が所定の下限液位を下回った場合に、前記圧力調整部によって前記第2のタンク内の圧力を前記第1のタンク内の圧力に一致させるように調整した後、前記第1のタンクから前記第1の配管への前記第2の液体の供給を、前記第2のタンクから前記第1の配管への前記第2の液体の供給に切り替える、希釈液製造装置。 - 前記第1のタンクと前記第2のタンクとは、前記第2のタンク内の前記第2の液体が水頭圧によって前記第1のタンクに供給されるように接続されている、請求項1に記載の希釈液製造装置。
- 第1の液体に対して第2の液体を添加することで該第2の液体の希釈液を製造し、ユースポイントに前記希釈液を供給する希釈液製造方法であって、
第1の配管に前記第1の液体を供給する工程と、
前記第2の液体を貯留する第1のタンク内の圧力を調整して、前記第1のタンクと前記第1の配管とを接続する第2の配管を通じて、前記第1のタンク内の前記第2の液体を圧送して前記第1の配管に供給する工程であって、前記第1の配管内を流れる前記第1の液体または前記希釈液の流量と前記希釈液の濃度とを測定し、該測定値に基づいて、前記希釈液の濃度が所定の濃度になるように前記第1の液体への前記第2の液体の添加量を調整することを含む、前記第2の液体を前記第1の配管に供給する工程と、
前記第1のタンクに直列に接続された第2のタンクに前記第2の液体を一時的に貯留する工程と、
前記第1のタンク内の液位が所定の下限液位を下回った場合に、前記第2のタンク内の圧力を前記第1のタンク内の圧力に一致させた後、前記第2のタンクに貯留された前記第2の液体を前記第1のタンクに補充する工程と、
を含む希釈液製造方法。 - 第1の液体に対して第2の液体を添加することで該第2の液体の希釈液を製造し、ユースポイントに前記希釈液を供給する希釈液製造方法であって、
第1の配管に前記第1の液体を供給する工程と、
前記第2の液体を貯留する第1のタンク内の圧力を調整して、前記第1のタンクと前記第1の配管とを接続する第2の配管を通じて、前記第1のタンク内の前記第2の液体を圧送して前記第1の配管に供給する工程であって、前記第1の配管内を流れる前記第1の液体または前記希釈液の流量と前記希釈液の濃度とを測定し、該測定値に基づいて、前記希釈液の濃度が所定の濃度になるように前記第1の液体への前記第2の液体の添加量を調整することを含む、前記第2の液体を前記第1の配管に供給する工程と、
前記第1のタンクに並列に接続された第2のタンクに前記第2の液体を貯留する工程と、
前記第1のタンク内の液位が所定の下限液位を下回った場合に、前記第2のタンク内の圧力を前記第1のタンク内の圧力に一致させた後、前記第1のタンクから前記第1の配管への前記第2の液体の供給を停止し、前記第1のタンクの代わりに、前記第2の配管を通じて前記第2のタンクから前記第1の配管に前記第2の液体を供給する工程と、
を含む希釈液製造方法。
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