JP6776225B2 - 医療用コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、第1医療器具接続部、第2医療器具接続部及びオスコネクタ接続部を有するハウジングと、オスコネクタ接続部を閉塞可能な頭部及び該頭部に連なる胴部を有する弁体とを備える医療用コネクタに関し、特に、オスコネクタ接続部からのオスコネクタ抜去時における第2医療器具接続部での流体の引き込みの発生を抑制すると共に、医療用コネクタ内での流体の滞留の発生を抑制しようとするものである。
従来、例えば医療用の各種機器や輸液容器、送液器具などで用いられ、医療器具の管体を接続するための医療用コネクタとして、例えば、特許文献1〜2に記載されるように、第1医療器具接続部、第2医療器具接続部及びオスコネクタ接続部を有するハウジングと、オスコネクタ接続部を閉塞可能な頭部及び該頭部に連なる胴部を有する弁体と、ハウジング及び弁体によって区画され、第1医療器具接続部から第2医療器具接続部まで流体を導く医療器具接続部連通路とを備えるものが知られている。
特許文献1の図1〜図3に示される医療用コネクタでは、医療器具接続部連通路に分岐路が接続されており、該分岐路は、端部が弁体の頭部によって閉塞されると共に、弁体の胴部を貫通する中空部を含んでいる。そして、オスコネクタ接続部へのオスコネクタの挿入にて、弁体の頭部が押し込まれることで該頭部に穿設されたスリットが開口し、オスコネクタ接続部からスリット及び中空部を通じて医療器具接続部連通路まで流体が導かれるようになっている。
また、特許文献2の図38に示される医療用コネクタでは、オスコネクタ接続部へのオスコネクタの挿入にて、弁体の頭部が胴部を収縮変形させつつ押し込まれることで前記頭部とハウジングとの間に形成される隙間を通じて、オスコネクタ接続部から医療器具接続部連通路の上流側まで流体を導くようになっている。また、この医療用コネクタには、弁体の胴部とハウジングとの間に更なる流路が設けられており、オスコネクタ挿入時に形成される前記隙間とこの更なる流路とを通じて、オスコネクタ接続部から医療器具接続部連通路の下流側まで流体を導くようになっている。
特開平10−323397号公報 特表2013−500453号公報
しかしながら、特許文献1に記載されるように、弁体の胴部を貫通する中空部を通じて流体を導くような構成の医療用コネクタでは、オスコネクタ接続部からオスコネクタを抜去する際に、第2医療器具接続部から流体がハウジング内に引き込まれてしまうという問題があった。オスコネクタ抜去時に第2医療器具接続部から流体がハウジング内に引き込まれてしまうと、例えば、医療用コネクタを血管中に留置されたカテーテルに接続して使用する場合に、以下のような問題を生じるおそれがある。
すなわち、医療用コネクタのオスコネクタ接続部にオスコネクタを挿入し、該オスコネクタを介して血液抗凝固剤を注入した後、オスコネクタを抜去する際に、カテーテルが接続された第2医療器具接続部からの流体の引き込みにより、カテーテル内に血液が引き込まれ、カテーテル内で血液が凝固して、カテーテルが詰まり、使用不能となってしまう。
また、特許文献1に記載されるように、オスコネクタ接続部へのオスコネクタの挿入時に分岐路を通じて流体を導くような構成の医療用コネクタでは、オスコネクタの非挿入時には、医療器具接続部連通路を流れる流体が前記分岐路内を流れず、前記分岐路内で流体が滞留し、該滞留部で雑菌の繁殖などの汚染を生じてしまうおそれがあった。
また、特許文献2に記載されるように、弁体の胴部とハウジングとの間に更なる流路を備え、オスコネクタ挿入時に形成される前記隙間と前記更なる流路とを通じてオスコネクタ接続部から医療器具接続部連通路まで流体を導くような構成の医療用コネクタの場合においても、オスコネクタの非挿入時には、医療器具接続部連通路を流れる流体が前記更なる流路内を流れず、該流路内で流体が滞留し、該滞留部で汚染を生じてしまうおそれがあった。
本発明は、前記の現状に鑑み開発されたもので、オスコネクタ接続部からのオスコネクタ抜去時における第2医療器具接続部での流体の引き込みの発生を抑制すると共に、医療用コネクタ内での流体の滞留の発生を抑制することができる医療用コネクタを提供することを目的とする。
本発明の医療用コネクタは、第1医療器具接続部、第2医療器具接続部及びオスコネクタ接続部を有するハウジングと、前記オスコネクタ接続部を閉塞可能な頭部及び該頭部に連なる胴部を有する弁体と、前記ハウジング及び前記弁体によって区画され、前記第1医療器具接続部から前記第2医療器具接続部まで流体を導く医療器具接続部連通路とを備える医療用コネクタにおいて、前記オスコネクタ接続部へのオスコネクタの挿入にて、前記弁体の頭部が前記胴部を収縮変形させつつ押し込まれることで前記頭部と前記ハウジングとの間に形成される隙間のみを通じて、前記オスコネクタ接続部から前記医療器具接続部連通路まで流体を導くことを特徴とする。
ここで、本発明の医療用コネクタは、前記胴部が内部空間を形成していて、前記内部空間は、前記胴部の収縮変形の際に、前記医療器具接続部連通路を流れる流体と液密に区画されていることが好ましい。
また、本発明の医療用コネクタは、前記ハウジングが、前記弁体の胴部を収容する収容凹部を備え、前記弁体は、前記胴部の外周面に前記収容凹部と摺接するシール部が周設されており、前記胴部の外周面は、前記シール部を挟んで前記頭部側と対向する領域が前記医療器具接続部連通路を流れる流体と液密に区画されていることが好ましい。
また、本発明の医療用コネクタにおいては、前記弁体は、前記オスコネクタの非挿入時の状態において、外周面の1/2以上の領域が、前記ハウジングに接し、又は、前記医療器具接続部連通路を流れる流体と液密に区画されていることが好ましい。
また、本発明の医療用コネクタにおいては、前記弁体は、前記オスコネクタの非挿入時の状態において、外周面の1/2以上の領域が、前記ハウジングに接していることが好ましい。
さらに、本発明の医療用コネクタは、前記医療器具接続部連通路が、前記弁体の胴部の外周面を取り囲む環状流路を含むことが好ましい。
本発明によれば、オスコネクタ接続部へのオスコネクタの挿入にて、弁体の頭部が胴部を収縮変形させつつ押し込まれることで前記頭部とハウジングとの間に形成される隙間のみを通じてオスコネクタ接続部から医療器具接続部連通路まで流体を導くことができる。そして、オスコネクタ接続部からのオスコネクタの抜去時には、弁体の胴部が膨張変形して復元し、前記隙間が閉塞されることになる。
したがって、本発明によれば、従来、オスコネクタ抜去時に生じることが懸念されたハウジング内部の流体流路容積の増加を、弁体の胴部の復元に伴う胴部の膨張分によって抑制できるため、オスコネクタ抜去時における第2医療器具接続部での流体の引き込みの発生を抑制することができる。また、本発明によれば、オスコネクタ挿入時に形成される前記頭部とハウジングとの間の隙間のみを通じてオスコネクタ接続部から医療器具接続部連通路まで流体が導かれるため、オスコネクタの非挿入時に、医療器具接続部連通路を流れる流体が滞留する滞留部の形成が抑制される。
したがって、本発明によれば、オスコネクタ接続部からのオスコネクタ抜去時における第2医療器具接続部での流体の引き込みの発生を抑制すると共に、医療用コネクタ内での流体の滞留の発生を抑制することができる医療用コネクタを提供することができる。
本発明の一実施形態に係る医療用コネクタの縦断面図であり、オスコネクタ非挿入時の状態を示す。 図1に示す医療用コネクタの斜視図である。 図1に示す医療用コネクタの縦断面斜視図である。 図1に示す医療用コネクタの弁体の斜視図である。 図4に示す弁体の他の角度から見た斜視図である。 図1に示す医療用コネクタの内側ハウジングの斜視図である。 図6に示す内側ハウジングの他の角度から見た斜視図である。 図6に示す内側ハウジングの更なる他の角度から見た斜視図である。 図1に示す医療用コネクタの外側ハウジングの斜視図である。 図1に示す医療用コネクタの縦断面図であり、オスコネクタ挿入時の状態を示す。 図1の医療用コネクタの変形例を示す縦断面図である。 図11に示す医療用コネクタの縦断面図であり、オスコネクタ挿入時の状態を示す。 本発明の他の実施形態に係る医療用コネクタの縦断面図であり、オスコネクタ非挿入時の状態を示す。 図13に示す医療用コネクタの縦断面斜視図である。 図13のA−A線に沿う断面を示す横断面斜視図である。 図13に示す医療用コネクタの内側ハウジングの斜視図である。 図13に示す医療用コネクタの縦断面図であり、オスコネクタ挿入時の状態を示す。
以下、図1〜図12を参照して、本発明の一実施形態に係る医療用コネクタについて詳細に例示説明する。
なお、本明細書において、上下方向とは、医療用コネクタのオスコネクタ接続部の中心軸線に沿う方向を意味し、上方はオスコネクタの抜去方向(すなわち、図1における上方)を意味し、下方はオスコネクタの挿入方向(すなわち、図1における下方)を意味するものとする。
図1〜図3に示すように、医療用コネクタ1は、ハウジング2と弁体3とを備えている。ハウジング2は、本実施形態では、外側ハウジング4と内側ハウジング5とを備え、外側ハウジング4を内側ハウジング5に固定することで構成されている。なお、外側ハウジング4と内側ハウジング5とは、互いに、例えば溶接又は接着などによって固定されている。また、外側ハウジング4及び内側ハウジング5を合成樹脂製とする場合には、例えば熱溶着などを用いて固定してもよい。本例では、外側ハウジング4と内側ハウジング5の2部材によってハウジング2を構成しているが、これに代え、採用する製造方法に従って、例えば1部材又は3部材構成とすることもできる。なお、弁体3の素材としては、例えば、ゴム材料や熱可塑性エラストマなどを用いることが好ましい。
外側ハウジング4は、上端部に軸線Oを中心とする円筒状のオスコネクタ接続部6を有する。オスコネクタ接続部6の外周面上端部には、本例では、ルアーロックタイプのオスコネクタを固定するためのロック用突起7が形成されている。なお、当該ロック用突起7は省略することも可能である。オスコネクタ接続部6の下端には、テーパ状に拡径するテーパ壁部8を介して円筒状の外周壁部9が垂設されている。外周壁部9の上端部には斜め上方に突出する第1医療器具接続部10が設けられている。
弁体3は、図1〜図5に示すように、軸線Oを中心とする円柱状の頭部11を有している。なお、本例では、オスコネクタ接続部6の内周面に下方に向けて拡径する環状の段部6aが形成されており、弁体3の頭部11には、この環状の段部に密接可能な環状の段部11aが形成されている。頭部11には、中心軸線Oから径方向に一直線状に延びるスリット12が形成されている。頭部11の下端には、外側ハウジング4のテーパ壁部8の内周面の傾きと同一の角度でテーパ状に拡径する肩部13を介して、胴部14が連設されている。
胴部14は、上部14aが軸線Oを中心とする円柱状に形成されると共に、上下方向中間部及び下部が蛇腹部14bとして形成されている。また、胴部14には内部空間として中空部15が形成されている。具体的には、胴部14には、頭部11と反対側の端部に開口する中空部15が形成されている。蛇腹部14bの上端部外周面には、後述する収容凹部18と摺接するシール部としてのシール突起16(図4,5参照)が周設されている。蛇腹部14bの下端には、後述する収容凹部18に形成された凸部22と係合して胴部14の周方向の回転を防止する凹部17が形成されている。内部空間として構成される中空部15は、胴部14の収縮変形の際に、後述する医療器具接続部連通路33を流れる流体と液密に区画されている。
内側ハウジング5には、図1、図3及び図6〜図8に示すように、弁体3の胴部14が配置される収容凹部18が形成されている。収容凹部18は、軸線Oを中心とする円筒状の内周壁部19の内周面と、内周壁部19の下端部に連なる底壁部20の上面とによって区画されている。底壁部20の上面中央には、上方に突出すると共に弁体3の中空部15に挿入される挿入突起21が形成されている。また、底壁部20の上面には、前述した弁体3の凹部17と係合して胴部14の周方向の回転を防止する凸部22が形成されている。
挿入突起21及び凸部22には、弁体3の中空部15を内周壁部19の外周側の空間に繋ぐ第1通気路23が形成されている。また、内周壁部19には、収容凹部18と弁体3の蛇腹部14bの外周面とで区画される空間を、内周壁部19の外周側の空間に繋ぐ第2通気路24が形成されている。第1通気路23及び第2通気路24は、それぞれ、内周壁部19と外側ハウジング4の外周壁部9との隙間を介して医療用コネクタ1の外部空間へと通じている。
内周壁部19には、第1医療器具接続部10内の流路と対向する位置に第1貫通孔25を備えている。また、底壁部20の下部には、第2医療器具接続部26が形成されている。内周壁部19の下端部には、第2医療器具接続部26内の流路を内周壁部19の外周側の空間に繋ぐ第2貫通孔27が形成されている。第1貫通孔25及び第2貫通孔27の双方は、略矩形状のシール突起28によって包囲されている(図6参照)。シール突起28の内側は、シール突起28の外側よりも凹んだ凹溝部29として形成されている。また、内周壁部19の上端縁部には、円環状のシール突起30が周設されている。なお、シール突起28,30は、ゴムや熱可塑性エラストマなどの弾性材料からなる別部材として構成し、内周壁部19に接着してもよいし、インサート成形などによって合成樹脂製の内周壁部19と一体に形成してもよい。
なお、本例では、図9に示すように、外側ハウジング4の外周壁部9の内周面には、位置決め用突起31が形成されており、該位置決め用突起31は、図7に示した位置決め用凹部32と係合するようになっている。
以上説明したように、本実施形態に係る医療用コネクタ1は、第1医療器具接続部10、第2医療器具接続部26及びオスコネクタ接続部6を有するハウジング2と、オスコネクタ接続部6を閉塞可能な頭部11及び該頭部11に連なる胴部14を有する弁体3とを備えている。また、医療用コネクタ1は、ハウジング2及び弁体3によって区画され、第1医療器具接続部10から第2医療器具接続部26まで流体を導く医療器具接続部連通路33を備えている。医療器具接続部連通路33は、本例では、弁体3の胴部14、第1貫通孔25、凹溝部29、外周壁部9及び第2貫通孔27によって区画されている。
また、医療用コネクタ1は、図10に示すように、オスコネクタ接続部6へのオスコネクタCの挿入にて、弁体3の頭部11が胴部14を収縮変形させつつ押し込まれることで頭部11とハウジング2との間に形成される隙間34のみを通じて、オスコネクタ接続部6から医療器具接続部連通路33まで流体を導くようになっている。より具体的には、本例では、該隙間34は、弁体3の頭部11が押し込まれることで開くスリット12とハウジング2とによって区画されるようになっている。そして、オスコネクタ接続部6からのオスコネクタCの抜去時には、弁体3の胴部14が膨張変形して復元し、前記隙間34が閉塞されることになる。
したがって、医療用コネクタ1によれば、従来、オスコネクタC抜去時に生じることが懸念されたハウジング2内部の流体流路容積の増加を、弁体3の胴部14の復元に伴う胴部14の膨張分によって抑制できるため、オスコネクタC抜去時における第2医療器具接続部26での流体の引き込みの発生を抑制することができる。また、医療用コネクタ1によれば、オスコネクタC挿入時に形成される前記頭部11とハウジング2との間の隙間34のみを通じてオスコネクタ接続部6から医療器具接続部連通路33まで流体が導かれるため、オスコネクタCの非挿入時に、医療器具接続部連通路33を流れる流体が滞留する滞留部の形成が抑制される。
したがって、医療用コネクタ1によれば、オスコネクタ接続部6からのオスコネクタC抜去時における第2医療器具接続部26での流体の引き込みの発生を抑制すると共に、医療用コネクタ1内での流体の滞留の発生を抑制することができる。
なお、本実施形態では、医療用コネクタ1は、オスコネクタ接続部6へのオスコネクタCの挿入にて、弁体3の頭部11が胴部14を収縮変形させつつ押し込まれることで頭部11とハウジング2との間に形成される隙間34のみを通じて、オスコネクタ接続部6から医療器具接続部連通路33の最上流部まで流体を導くようになっている。このような構成とすることで、オスコネクタCの挿入時の状態において、オスコネクタCから流入する流体が医療器具接続部連通路33内で滞留することを抑制することができる。
また、本実施形態では、弁体3の胴部14は内部空間(中空部15)を形成していて、前記内部空間は、胴部14の収縮変形の際に、医療器具接続部連通路33を流れる流体と液密に区画されている(図10参照)。より具体的には、内部空間(中空部15)は、本実施形態では、収容凹部18と摺接するシール部(シール突起16、図4,5参照)によって、医療器具接続部連通路33を流れる流体と液密に区画されている。
したがって、医療用コネクタ1によれば、オスコネクタ接続部6でのオスコネクタCの挿入及び抜去時における弁体3の胴部14の収縮変形及び膨張変形を容易にし、オスコネクタCの挿入及び抜去をスムーズに行えるようにできる。
なお、本実施形態では、医療用コネクタ1は、第1通気路23及び第2通気路24を備えているため、オスコネクタCの挿入及び抜去をより一層スムーズに行えるようにできるが、必ずしも第1通気路23及び第2通気路24を設ける必要はない。
また、本実施形態では、ハウジング2は、弁体3の胴部14を収容する収容凹部18を備え、弁体3は、胴部14の外周面に収容凹部18と摺接するシール部(シール突起16、図4,5参照)が周設されており、胴部14の外周面は、前記シール部を挟んで頭部11側と対向する領域(すなわち、シール突起16より下方の領域)が医療器具接続部連通路33を流れる流体と液密に区画されているため、オスコネクタC抜去時におけるハウジング2内部の流体流路容積の増加及び減少の双方の発生を抑制することができる。したがって、医療用コネクタ1によれば、オスコネクタ接続部6からのオスコネクタC抜去時において、第2医療器具接続部26での流体の引き込みの発生のみならず、流体の押出しの発生をも抑制することができる。すなわち、医療用コネクタ1によれば、例えば、薬剤を患者に注入している場合に、オスコネクタCの抜去に伴いこの押出し量に相当する薬剤が意図せず患者に注入されてしまうことも抑制することができる。
また、本実施形態では、弁体3は、オスコネクタCの非挿入時の状態において、外周面の1/2以上、より好ましくは2/3以上の領域が、ハウジング2に接し、又は、医療器具接続部連通路33を流れる流体と液密に区画されている。より具体的には、本実施形態では、弁体3は、オスコネクタCの非挿入時の状態において、頭部11、肩部13及びシール突起16の外周面がハウジング2に接し、胴部14の外周面におけるシール突起16より下方の領域が医療器具接続部連通路33を流れる流体と液密に区画されている。そして、これらの頭部11、肩部13及びシール突起16の外周面と胴部14の外周面におけるシール突起16より下方の領域との面積の総和が、弁体3の外周面全体の面積の1/2以上、より好ましくは2/3以上となっている。
したがって、医療用コネクタ1によれば、オスコネクタCの非挿入時の状態において弁体3が医療器具接続部連通路33を流れる流体と接している面を十分に小さくすることができ、もって、流体の滞留部の形成をより確実に抑制することができる。
また、本実施形態に係る医療用コネクタ1は、ハウジング2に、弁体3の胴部14を収容する収容凹部18を設けた構成としたが、変形例として、図11に示すように、このような収容凹部18を設けない構成とすることも可能である。すなわち、本変形例では、内側ハウジング5の内周壁部19が切り欠かれており、該切欠き部、弁体3の胴部14、外周壁部9及び第2貫通孔27によって医療器具接続部連通路33が区画される。
また、本変形例では、弁体3の胴部14は、図11に示したように円柱状をなすように構成することが好ましく、このような構成とすることで、内周壁部19と弁体3の胴部14との間に流体の滞留部が形成されることが抑制される。さらに、本変形例では、図11に示したように、前述した実施形態では設けていた第2通気路24(前掲図1参照)は設けず、第1通気路23のみを設けることができる。なお、内周壁部19の切欠き部の外周縁部及び内周壁部19の上端縁部には、適宜、前述したシール突起28,30(前掲図6参照)のようなシール構造を設けることができる。その他の構成は、前述した実施形態の場合と同一の構成とすることができる。
かかる構成になる本変形例に係る医療用コネクタ1’によれば、前述した実施形態の場合と同様に、図12に示すように、オスコネクタ接続部6へのオスコネクタCの挿入にて、弁体3の頭部11が胴部14を収縮変形させつつ押し込まれることで頭部11とハウジング2との間に形成される隙間34のみを通じて、オスコネクタ接続部6から医療器具接続部連通路33まで流体を導くことができる。
したがって、医療用コネクタ1’によれば、従来、オスコネクタC抜去時に生じることが懸念されたハウジング2内部の流体流路容積の増加を、弁体3の胴部14の復元に伴う胴部14の膨張分によって抑制できるため、オスコネクタC抜去時における第2医療器具接続部26での流体の引き込みの発生を抑制することができる。また、医療用コネクタ1’によれば、オスコネクタC挿入時に形成される前記頭部11とハウジング2との間の隙間34のみを通じてオスコネクタ接続部6から医療器具接続部連通路33まで流体が導かれるため、オスコネクタCの非挿入時に、医療器具接続部連通路33を流れる流体が滞留する滞留部の形成が抑制される。
なお、本変形例では、医療用コネクタ1’は、前述した実施形態の場合と同様に、オスコネクタ接続部6へのオスコネクタCの挿入にて、弁体3の頭部11が胴部14を収縮変形させつつ押し込まれることで頭部11とハウジング2との間に形成される隙間34のみを通じて、オスコネクタ接続部6から医療器具接続部連通路33の最上流部まで流体を導くようになっている。このような構成とすることで、オスコネクタCの挿入時の状態において、オスコネクタCから流入する流体が医療器具接続部連通路33内で滞留することが抑制される。
また、本変形例では、弁体3の胴部14は内部空間(中空部15)を形成していて、前記内部空間は、胴部14の収縮変形の際に、医療器具接続部連通路33を流れる流体と液密に区画されている(図12参照)。より具体的には、内部空間(中空部15)は、本実施形態では、中空部15への挿入突起21の圧入によって、医療器具接続部連通路33を流れる流体と液密に区画されている。
また、本変形例では、弁体3は、オスコネクタCの非挿入時の状態において、外周面の1/2以上、より好ましくは2/3以上の領域が、ハウジング2に接している。より具体的には、本変形例では、弁体3は、オスコネクタCの非挿入時の状態において、頭部11の外周面と、肩部13の外周面と、胴部14の外周面の一部とがハウジング2に接している。そして、これらのハウジング2に接している部分の面積の総和が、弁体3の外周面全体の面積の1/2以上、より好ましくは2/3以上となっている。
したがって、医療用コネクタ1’によれば、オスコネクタCの非挿入時の状態において弁体3が医療器具接続部連通路33を流れる流体と接している面を十分に小さくすることができ、もって、流体の滞留部の形成をより確実に抑制することができる。
次に、図13〜図17を参照して、本発明の他の実施形態に係る医療用コネクタ100について詳細に例示説明する。
本実施形態に係る医療用コネクタ100は、図1〜図10を用いて説明した実施形態の場合とは、医療器具接続部連通路35の構成が異なる点、弁体3のスリット12の位置が異なる点、並びに外側ハウジング4と内側ハウジング5との間の位置決め用突起31及び位置決め用凹部32を設けていない点を除いては、同一の構成となっている。
すなわち、図13〜図15に示すように、本実施形態に係る医療用コネクタ100では、医療器具接続部連通路35は、弁体3の胴部14の外周面を取り囲む環状流路36を含んでいる。環状流路36は、本例では、内側ハウジング5の内周壁部19の上部内周面に形成された環状の切欠き部37(図16参照)と、弁体3の胴部14と、外側ハウジング4のテーパ壁部8とによって区画されている。また、内周壁部19は、第1貫通孔25の軸線Oを挟む反対側に第3貫通孔38を備えている。したがって、医療器具接続部連通路35は、本例では、第3貫通孔38、前記切欠き部37、弁体3の胴部14、テーパ壁部8、第1貫通孔25、凹溝部29、外周壁部9及び第2貫通孔27によって区画されている。
また、弁体3のスリット12は、本例では、第1貫通孔25の軸線Oを挟む反対側、すなわち、第3貫通孔38側に配置されている。なお、本例では、環状流路36を設ける構成としているので、スリット12を、例えば、図1に示したように第1貫通孔25側に配置することも可能であるし、その他の周方向位置に配置することもできる。あるいは、スリット12を複数配置することも可能である。但し、スリット12は、本例のように第3貫通孔38側に配置することが好ましい。このように配置することで、オスコネクタCの挿入時の状態において、オスコネクタCから流入する流体を医療器具接続部連通路35の最上流部に導くことができるため、オスコネクタCから流入する流体が医療器具接続部連通路35内で滞留することを抑制できるからである。
かかる構成になる本実施形態に係る医療用コネクタ100によれば、図17に示すように、オスコネクタ接続部6へのオスコネクタCの挿入にて、弁体3の頭部11が胴部14を収縮変形させつつ押し込まれることで頭部11とハウジング2との間に形成される隙間34のみを通じて、オスコネクタ接続部6から医療器具接続部連通路35まで流体を導くことができる。また、医療用コネクタ100では、ハウジング2は、弁体3の胴部14を収容する収容凹部18を備え、弁体3は、胴部14の外周面に収容凹部18と摺接するシール部が周設されており、胴部14の外周面は、前記シール部を挟んで頭部11側と対向する領域が医療器具接続部連通路35を流れる流体と液密に区画されている。
したがって、医療用コネクタ100によれば、図1〜図10を用いて説明した実施形態の場合と同様に、オスコネクタ接続部6からのオスコネクタC抜去時における第2医療器具接続部26での流体の引き込み及び押出しの双方の発生を抑制すると共に、医療用コネクタ100内での流体の滞留の発生を抑制することができる。
また、本実施形態では、図1〜図10を用いて説明した実施形態の場合と同様に、弁体3の胴部14は内部空間(中空部15)を形成していて、前記内部空間は、胴部14の収縮変形の際に、医療器具接続部連通路35を流れる流体と液密に区画されている(図17参照)。したがって、医療用コネクタ100によれば、オスコネクタ接続部6でのオスコネクタCの挿入及び抜去時における弁体3の胴部14の収縮変形及び膨張変形を容易にし、オスコネクタCの挿入及び抜去をスムーズに行えるようにできる。
また、本実施形態では、図1〜図10を用いて説明した実施形態の場合と同様に、弁体3は、オスコネクタCの非挿入時の状態において、外周面の1/2以上、より好ましくは2/3以上の領域が、ハウジング2に接し、又は、医療器具接続部連通路35を流れる流体と液密に区画されている。したがって、医療用コネクタ100によれば、オスコネクタCの非挿入時の状態において弁体3が医療器具接続部連通路35を流れる流体と接している面が十分に小さくなり、もって、流体の滞留部の形成がより確実に抑制される。
そして、本実施形態では、医療器具接続部連通路35が、弁体3の胴部14の外周面を取り囲む環状流路36を含んでいる。したがって、オスコネクタCの非挿入時に医療器具接続部連通路35内を流れる流体が弁体3の胴部14の外周面付近でより流れ易くなるため、流体の滞留の発生をより一層抑制することができる。
なお、本実施形態においても、図1〜図10を用いて説明した実施形態の場合と同様に、医療用コネクタ100は、オスコネクタ接続部6へのオスコネクタCの挿入にて、弁体3の頭部11が胴部14を収縮変形させつつ押し込まれることで頭部11とハウジング2との間に形成される隙間34のみを通じて、オスコネクタ接続部6から医療器具接続部連通路35の最上流部まで流体を導くようになっている。このような構成とすることで、オスコネクタCの挿入時の状態において、オスコネクタCから流入する流体が医療器具接続部連通路35内で滞留することを抑制することができる。
前述したところは本発明の一実施形態を示したにすぎず、特許請求の範囲において、種々の変更を加えてもよいことは言うまでもない。
1,1’,100 医療用コネクタ
2 ハウジング
3 弁体
4 外側ハウジング
5 内側ハウジング
6 オスコネクタ接続部
6a 段部
7 ロック用突起
8 テーパ壁部
9 外周壁部
10 第1医療器具接続部
11 頭部
11a 段部
12 スリット
13 肩部
14 胴部
14a 胴部の上部
14b 蛇腹部
15 中空部
16 シール突起
17 凹部
18 収容凹部
19 内周壁部
20 底壁部
21 挿入突起
22 凸部
23 第1通気路
24 第2通気路
25 第1貫通孔
26 第2医療器具接続部
27 第2貫通孔
28 シール突起
29 凹溝部
30 シール突起
31 位置決め用突起
32 位置決め用凹部
33 医療器具接続部連通路
34 隙間
35 医療器具接続部連通路
36 環状流路
37 切欠き部
38 第3貫通孔
O 軸線
C オスコネクタ

Claims (6)

  1. 第1医療器具接続部、第2医療器具接続部及びオスコネクタ接続部を有するハウジングと、前記オスコネクタ接続部を閉塞可能な頭部及び該頭部に連なる胴部を有する弁体と、前記オスコネクタ接続部へのオスコネクタの非挿入時の状態において前記ハウジング及び前記弁体の外周面によって区画され、前記第1医療器具接続部から前記第2医療器具接続部まで流体を導く医療器具接続部連通路とを備える医療用コネクタにおいて、
    前記ハウジングは、前記弁体の胴部を収容する収容凹部を備え、
    前記ハウジングは、前記収容凹部と前記弁体の胴部の外周面とで区画される空間を医療用コネクタの外部空間に繋ぐ通気路を有し、
    前記オスコネクタ接続部への前記オスコネクタの挿入にて、前記弁体の頭部が前記胴部を収縮変形させつつ押し込まれることで前記頭部と前記ハウジングとの間に形成される隙間のみを通じて、前記オスコネクタ接続部から前記医療器具接続部連通路の最上流部まで流体を導くことを特徴とする医療用コネクタ。
  2. 前記胴部は内部空間を形成していて、前記内部空間は、前記胴部の収縮変形の際に、前記医療器具接続部連通路を流れる流体と液密に区画されている、請求項1に記載の医療用コネクタ。
  3. 前記弁体は、前記胴部の外周面に前記収容凹部と摺接するシール部が周設されており、前記胴部の外周面は、前記シール部を挟んで前記頭部側と対向する領域が前記医療器具接続部連通路を流れる流体と液密に区画されている、請求項2に記載の医療用コネクタ。
  4. 前記弁体は、前記オスコネクタの非挿入時の状態において、外周面の1/2以上の領域が、前記ハウジングに接し、又は、前記医療器具接続部連通路を流れる流体と液密に区画されている、請求項3に記載の医療用コネクタ。
  5. 前記弁体は、前記オスコネクタの非挿入時の状態において、外周面の1/2以上の領域が、前記ハウジングに接している、請求項1又は2に記載の医療用コネクタ。
  6. 前記医療器具接続部連通路は、前記弁体の胴部の外周面を取り囲む環状流路を含む、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の医療用コネクタ。
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