JP6775817B2 - 遊技場用設備 - Google Patents
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Description
そこで、このような問題を防止するための方策として、遊技機間に分煙ボートを設けるという方法が知られている。すなわち、隣り合う遊技客の間に板体による仕切りを設けることで、喫煙する遊技客の周辺から他の遊技客の周辺へと向かう煙の流れを遮蔽し、喫煙によって生じる煙が他の遊技客の周辺まで流れないようにする方策である。
このような分煙ボートとして、例えば、特許文献1に開示されたものが知られている。
このことから、動力生成部を有効に活用されない空間(所謂デッドスペース)等に配置することが可能となり、わざわざ動力生成部を配置する領域を確保して遮蔽ユニットを形成する必要がなく、遮蔽ユニットの小型化を図ることが可能となる。
このホールコンピュータ2は、各種演算処理を行うCPU(中央演算装置)、主メモリであるROM、各種データを一時記憶するためのRAM、通信I/F、HDD(ハードディスクドライブ)等の記憶装置、キーボード、マウス等の入力装置を備えたものとなっている。
なお、台コンピュータとは、1台又は少数(2台乃至3台)の遊技機7を制御対象とする制御装置であり、島コンピュータとは、1つの遊技機島3に属する機器を制御対象とする制御装置である。
また、上記したネットワークは、典型的には、LAN(Local Area Network)であるが、有線/無線を問わずデータ送受信可能な回線であればどのような構成でもよい。
さらにまた、図1、図2において、作図の都合上、一部の遊技機7、データランプ9、遊技媒体貸出機8、遮蔽ユニット4にのみ符号を付し、他への符号を省略する。
このことから、使用者が入力装置を操作し、制御信号を送信する命令を入力すると、メモリ上に展開したプログラムに従って実行されるCPUの演算処理により、上記した台コンピュータ、島コンピュータ等の対象となる各種機器に所定の動作を実行させるための信号が発信されることとなる。
このとき、遊技機7は、側方に位置する遊技媒体貸出機8、上方に位置するデータランプ9のそれぞれと対応付けられている。すなわち、図2で示されるように、遊技機島3の長側面では、遊技機7、遊技媒体貸出機8、データランプ9が組となって形成される機器群を形成し、複数の機器群が遊技機島3の長手方向に沿って並列配置されている。
より具体的には、隣接するように並列配置された2つの遊技機7のうち、一方の遊技機7と、他方の遊技機7に対応付けられた遊技媒体貸出機8の間に取り付けられている。
言い換えると、遊技機7の水平方向における片側側方には遊技媒体貸出機8を配置しており、他方側側方には遮蔽ユニット4を配置している。
また、奥行き方向の最も手前側に位置する部分のうち、板上側部25aの上側端部となる部分、板上側部25aと板中側部25bの境界となる部分、板中側部25bと板下側部25cの境界となる部分は、丸みを帯びた形状となっている。すなわち、遮蔽板部25の縁端の一部分は、丸みを帯びた形状となっている。
取付板部26aは、平板状の基端側板部と、基端側板部から上方に突出する立板状部とを備えている。そして、基端側板部が遮蔽板部25の上面に対して取り付けられた状態となっている。
板側上レール本体26bは、上下方向で離間対向する平板状の上側板部と下側板部を備えており、且つ、これら上側板部と下側板部を連結するように延びる立板状の連結板部を備えた構造となっている。言い換えると、連結板部の上端側部分と下端側部分から、それぞれ上側板部と下側板部が突出した状態となっている。
すなわち、取付板部27aは、平板状の基端側板部と、基端側板部から下方に突出する立板状部とを備えている。そして、基端側板部が遮蔽板部25の下面に対して取り付けられた状態となっている。
また、板側下レール本体27bは、上下方向で離間対向する平板状の上側板部と下側板部を備えており、且つ、これら上側板部と下側板部を連結するように延びる立板状の連結板部を備えた構造となっている。
そして、取付板部27aの立板状部の一側面と、板側下レール本体27bの連結板部の一側面とが密着した状態で、取付板部27aと板側下レール本体27bが固定されている。
より具体的には、この伝達部材係合部28の突出方向は、板側上レール本体26bと板側下レール本体27bのそれぞれの上側板部及び下側板部の突出方向と、逆方向となっている。
このワイヤー取付部32は、動力伝達機構44の一部であるワイヤー部材48(詳しくは後述する)の一端を取り付けるための部分となっている。
ここで、ロック係合部29の厚さ方向は、遮蔽板部25の厚さ方向と同方向であって、上下方向及び奥行き方向に対して略直交する方向となっている。
そして、ロック係合部29には、ロック係合部29を厚さ方向に貫通する係合孔部33(欠落部)が設けられている。この係合孔部33は、開口形状が円形の貫通孔となっている。
遮蔽部材突出口35は、内外を連通する孔であり、上下方向の長さが遮蔽部材15の上下方向の長さ以上であり、幅方向(上下方向及び奥行き方向と直交する方向)の長さが遮蔽部材15の厚さ方向の長さ以上となっている。
より具体的には、押圧することで、動作規制部45の可動鉄心53(棒状部)が本体部54に退入する動作を実施する(図8等参照、詳しくは後述する)。
この箱側上レール部37は、奥行き方向に延びる立板状の部材を適宜折り曲げて形成されるものであり、上下方向で離れた2箇所が、固定される内壁側に向かって凸となるように折り曲げられている。すなわち、箱側上レール部37には、上下方向で間隔を空けて配される2つの溝状部分が形成されており、この2つの溝状部分が互いに平行となるように奥行き方向に延びている。そして、それぞれの溝状部分は、箱側上レール部37が固定される側壁部分に向かって窪んだ状態となっている。
ここで、箱側下レール部38は、断面形状が箱側上レール部37と同形状で、奥行き方向に延びる部材となっている。
つまり、箱側下レール部38は、箱側上レール部37の下方側に離れた位置に固定されており、箱側上レール部37と互いに平行となるように奥行き方向に延びている。
すなわち、この動力生成部43は、下方側の一端が筐体16の内部空間の底面に固定されており、上方側の他端が動力伝達機構44の一部であるワイヤー部材48(詳しくは後述する)に対して固定されている。
このワイヤー部材48は、2つの滑車(第1滑車部49と、第2滑車部50)に掛けられた状態で延びており、筐体16の内部空間の最も奥側(図7の左側)よりもやや手前側で上下方向に延びた部分と、上下方向に延びた部分の上端から手前側へ延びた部分と、手前側で折り返し、手前側から奥側下方へ延びた部分とを有している。
このとき、筐体16の内部空間の最も上側よりやや下方に、奥側から手前側へ延びた部分が位置しており、そのさらに下方側に、手前側から奥側下方へ延びた部分が位置している。
ここで、軸部は、筐体16の幅方向(厚さ方向であり、奥行き方向及び上下方向に対して直交する方向)に延びる軸となっている。また、凹溝部分は、内側に向かって窪んだ部分となっている、
このことから、第1滑車部49の車輪部は、ワイヤー部材48のうち、奥側で上下方向に延びる部分と、上側で奥側から手前側へ延びる部分の間に位置する部分が凹溝部分に挿入された状態で、縦回転可能な状態となっている。言い換えると、ワイヤー部材48は、下方側に位置する一端側から上側へ向かって延びた後、第1滑車部49を経由し、奥側から手前側へ延びた状態となっている。
この第2滑車部50は、第1滑車部49の前方、すなわち、筐体16の内部空間の手前側であり、上方となる位置に固定されている。
そして、この第2滑車部50の車輪部には、ワイヤー部材48のうち、上側で奥側から手前側へ延びる部分と、その下方で、手前側から奥側へ延びる部分の間に位置する部分が凹溝部分に挿入された状態で、縦回転可能な状態となっている。言い換えると、ワイヤー部材48は、奥側に位置する第1滑車部49を経由して奥側から手前側へ延びた後、第2滑車部50を経由して折り返し、奥側へ延びた状態となっている。
すなわち、可動鉄心53は、通常は(固定鉄心からの力が加わらない際には)、大部分が本体部54から外部に突出した状態となっている(以下、この状態を鉄心突出状態とも称す)。言い換えると、大部分が外部に露出した状態となっている。
対して、固定鉄心をコイルで励磁させた際には、可動鉄心53の外部に露出していた部分の大半が本体部54の内部(本体部54の主要部の内部)に収納された状態となる(以下、この状態を鉄心退入状態とも称す)。
ここで、可動鉄心53の延び方向(長手方向)の端部のうち、突出状態において、本体部54から最も離れた位置にある端部である突端部分の周辺には、傾斜面部53aが形成されている。
ここで、本実施形態では、可動鉄心53が横倒した姿勢で水平方向に延びており、傾斜面部53aが手前側を向いた状態で本体部54に取り付けられている。
すなわち、傾斜面部53aの傾斜方向は、突出方向の基端側へ向かうにつれ手前側へ向かう方向(又は、突出方向の突出端側へ向かうにつれ奥側へ向かう方向)となっている。言い換えると、傾斜面部53aのうちで最も手前側に位置する部分は、突出端から突出方向の基端側に離れた位置にあり、最も奥側に位置する部分は、突出端に位置している。
このことにより、遮蔽部材15は、筐体16から内部側から外側へ向かう方向と、筐体16の外側から内部側へ向かう方向へ移動可能な状態で、筐体16に取り付けられている。
具体的には、全ての遮蔽ユニット4を遮蔽姿勢へ移行させるように命令する操作をすることで、遊技場内の全ての遮蔽ユニット4を自動的に遮蔽姿勢へ移行させることが可能となっている。これに加え、遊技機島3を指定する操作を実施し、遮蔽姿勢へ移行させるように命令する操作を実施することで、指定した遊技機島3に属する全ての遮蔽ユニット4を自動的に遮蔽姿勢へ移行させることが可能となっている。さらに、特定の遮蔽ユニット4を指定する操作を実施し、遮蔽姿勢へ移行させるように命令する操作を実施することで、指定した遮蔽ユニット4を自動的に遮蔽姿勢へ移行させることが可能となっている。
なお、特定の遮蔽ユニット4を指定する操作において、一つのみの遮蔽ユニット4を指定した場合、その指定した遮蔽ユニット4のみを遮蔽姿勢へ移行させることも可能となっている。
また、それぞれの遮蔽ユニット4に設けられた操作ボタン36を押圧することで、操作ボタン36を押圧した遮蔽ユニット4のみを退避姿勢から遮蔽姿勢へ移行させることも可能となっている。
したがって、ロック係合部29は、前方への移動が可動鉄心53によって規制される(阻止される)状態から、前方へ移動可能な状態となる。
具体的には、ワイヤー部材48の一方端側が下方へ引っ張られることで、第1滑車部49から手前側に延びる部分が奥側(図9における左側)へと引っ張られることとなる。これに伴って、第2滑車部50から奥側に延びる部分が手前側(図9における右側)と引っ張られる。このことにより、ワイヤー部材48の他方端側が手前側へ引っ張られることとなる。
ここで、動作規制部45は、一時的に鉄心退入状態へ移行した後、再び、鉄心突出状態へ移行するので、遮蔽ユニット4が遮蔽姿勢となった際には、再び鉄心突出状態となっている。
したがって、遮蔽部材15を奥側へ移動させると、図10で示されるように、ロック係合部29の奥側面(後端面)の端部に位置する角部分が可動鉄心53の傾斜面部53aに接触した状態となる(図10(a)参照)。
具体的に説明すると、上記したように、ロック係合部29が縦板状の部分であることから、ロック係合部29が傾斜面部53aに当接する際、ロック係合部29のうちで奥側に位置する上下方向に延びた角部分が、傾斜面部53aと線接触した状態となる。この状態でロック係合部29が奥側に移動しようとすると、ロック係合部29から可動鉄心53に奥側へ向かう力が加わり、その分力が可動鉄心53の退入方向に作用する。すなわち、傾斜面部53aが傾斜面を形成していることから、奥側へ向かう力の分力が可動鉄心53に作用し、可動鉄心53が退入していく。
なお、この状態では、可動鉄心53は、鉄心退入状態よりも大部分が外部に突出しており、鉄心突出状態程には大部分が外部に突出していない状態となる。そして、ロック係合部29の側面によって、可動鉄心53のさらなる突出が阻止されることとなる。すなわち、可動鉄心53の突出方向における外側にロック係合部29が位置し、可動鉄心53の突出端がロック係合部29と接触していることから、可動鉄心53のさらなる突出をロック係合部29が阻止することとなる。
このことにより、遮蔽ユニット4が退避姿勢(図9(a)参照)へと移行する。つまり、筐体16の外側から内側へ向かう方向に遮蔽部材15が移動し、結果、遮蔽部材15の大部分が内部に収納された状態(内部に退入した状態)となる。
このことにより、遮蔽ユニット4が退避姿勢であるとき、遮蔽部材15を手動で引き出すことができない状態となっている。
例えば、遊技機7としてスロットマシンを設置し、遊技媒体貸出機8としてメダル貸機を設置した所謂スロット島と称される遊技機島に、遮蔽ユニット4を設置してもよい。
また、係合孔部33は、可動鉄心53と係合可能であればよく、可動鉄心53が挿入される窪み状の部分(凹部)であってもよい。
例えば、収納時に複数の板状部材が筐体16の幅方向(遊技機7の並列方向)で並列するように配置し、板状部材同士を互いに相対移動可能に連結させ、複数段に展開させる構造としてもよい。
つまり、収納時(退避姿勢時)においては、複数の板状部材を筐体16の幅方向で重なり合った状態で筐体16の内部に収納させ、それぞれの板状部材を手前側へ移動させることで展開させる(遮蔽姿勢とする)構造としてもよい。このとき、展開時に奥側に位置する板状部材に対して、展開時に手前側に位置する板状部材を奥行き方向への移動を可能な状態で取り付ける。すなわち、奥側に位置する板状部材が最も手前側まで移動した状態において、この板状部材に取り付けられた板状部材がさらに手前側へ移動可能な構造とする。
この場合、展開した状態では、最も手前側に位置する板状部材の奥側部分と、手前から2番目に位置する板状部材の手前側部分とが幅方向で重なる状態、又は、最も手前側に位置する板状部材の奥側端部と手前から2番目に位置する板状部材の手前側端部とが奥行き方向で隣接し、且つ、幅方向でずれた位置に配された状態となる。
以下同様に、2番目以降の板状部材においても、手前側の板状部材と奥側の板状部材が上記のように配された状態となる。このことにより、複数段の引き出しが可能となる。
この構造について具体的に説明すると、展開時に奥側に位置する板状部材の内側に手前側が開口した空間を設け、展開時において手前側となる板状部材をこの空間に挿入し、遮蔽板部が組み立てられるものとする。そして、収納時には、展開時に手前側となる板状部材の全て又は大部分を、展開時に奥側に位置する板状部材の内側に位置させた状態とし、展開させる際には、それぞれを手前側へ移動させた状態とする。
つまり、奥側に位置する板状部材を最も手前側まで移動した状態において、この板状部材の内部に収納された板状部材を引き出し可能な構造とする。このことにより、複数段の引き出しが可能となる。
また、いずれか一つの板状部材から他の板状部材へ力が伝達されるように、これらの間に動力伝達部材を設けてもよい。
例えば、ホールコンピュータ2に替わって、オン状態とオフ状態を切り替え可能な外部スイッチ装置を採用してもよい。すなわち、オフ状態からオン状態に切り替える操作をすることで、複数の遮蔽ユニット4を遮蔽姿勢へ移行させる構造であってもよい。
また、外部スイッチ装置は、一つだけ設けて遊技場の全ての遮蔽ユニット4を対象としてもよく、複数の外部スイッチ装置をそれぞれ異なる遊技機島3に対応付け、それぞれの外部スイッチ装置を操作することで、所定の遊技機島3に属する遮蔽ユニット4が動作する構造としてもよい。すなわち、1又は複数の外部スイッチ装置に、所定の複数の遮蔽ユニット4を対応付けし、外部スイッチ装置が操作されたとき、対応付けされた遮蔽ユニット4が動作する構造としてもよい。
例えば、遮蔽板部25に直接貫通孔(厚さ方向に貫通する貫通孔)や、切り欠き溝、凹部等の係合部を設け、動作規制部45と直接係合させてもよい。
例えば、遮蔽板部25に直接貫通孔や切り欠き溝を設け、ワイヤー部材48を遮蔽板部25に直接固定してもよい。つまり、ワイヤー部材48の一端を遮蔽板部25に固定するとき、他部材(伝達部材係合部28)を介して間接的に固定してもよく、遮蔽板部25に対して直接固定してもよい。
例えば、ソレノイドと、可動鉄心53に対して固定される棒状部材の2部材によって、動作規制部を形成してもよい。この場合、可動鉄心53の出退に応じて棒状部材が移動し、棒状部材が係合孔部33に挿通されることで、動作規制部とロック係合部29が係合した状態となる。
すなわち、動作規制部は、複数の部材によって形成されてもよく、ソレノイドの動作に応じて他部材が動作する構造であってもよい。
例えば、図11で示されるように、動力伝達機構44を設けず、動力生成部143であるばね部材によって遮蔽部材15を直接押圧する遮蔽ユニット104であってもよい。すなわち、動力生成部143を遮蔽部材15に直接連結させる構造であってもよい。
なお、以下で上記した実施形態とは異なる本発明の各実施形態について説明するが、同様の部分については、同じ符号を付し、重複する説明を省略する。
そして、上記した遮蔽部材15のロック係合部29が、遮蔽板部25の奥側端部のうち、下端よりもやや上方に位置する部分から奥側へ突出しているのに対し、遮蔽部材215のロック係合部229(連結用部材)では、遮蔽板部25の厚さ方向で離間対向する2側面のうちの一方から、さらに厚さ方向の外側へ突出した状態となっている。
より具体的には、板下側部25cの側面のうち、奥側端部よりもやや手前側であり、下端側付近となる位置から側方へ突出した状態となっている。
そして、図12で示されるように、傾斜面部53a(図8等参照)が奥側を向いた状態で固定されている。
本発明の遮蔽ユニットは、これらの操作に応じてモータが稼働し、遮蔽部材が移動する構造としてもよい。
すなわち、ラック部材327の手前側に位置する部分が遮蔽板部25の側面のうち、下端近傍であり、奥側よりの位置に固定されている。
また、ラック部材327のうち、遮蔽板部25の厚さ方向において外側に位置する側面は、歯切りされた状態となっている。
すなわち、モータ345は、回転軸が箱体から上方に向かって突出する姿勢で配されており、回転軸が鉛直方向(上下方向)に沿って延びた状態となっている。
このように、遮蔽部材315の一部であるラック部材327が手前側や、奥側へ移動することから、遮蔽部材315もまた手前側や、奥側へ移動する。
反対に、ホールコンピュータ2で遮蔽ユニット304を自動的に遮蔽姿勢から退避姿勢へ移行させるように命令する操作をすることで、対象となる遮蔽ユニット304のモータ345を稼働させ、自動的に退避姿勢へ移行させることが可能となる。
すなわち、遮蔽部材315が奥側に位置している際に(退避姿勢であるときに)、操作ボタン36が操作された場合、遮蔽部材315が手前側へ移動するようにモータ345を回転させてもよい。
対して、遮蔽部材315が手前側に位置している際に(遮蔽姿勢であるときに)、操作ボタン36が操作された場合、遮蔽部材315が奥側へ移動するようにモータ345を回転させてもよい。
ワイヤー固定部428は、遮蔽板部25の奥側面からさらに奥側に突出する半環状の部分であり、リール部材445から延びるワイヤーの端部を固定することが可能となっている。
すなわち、この遮蔽部材515では、ワイヤー固定部528は、遮蔽板部25の上面のうち、奥側端部よりやや手前となる位置から上方に突出するように設けられている。
2 ホールコンピュータ(操作装置)
3 遊技機島
4,104,204,304,404,504 遮蔽ユニット
7 遊技機
16 筐体(外郭部材)
25 遮蔽板部
29,229 ロック係合部(連結用部材)
33,233 係合孔部(欠落部)
36 操作ボタン(個別操作装置)
43,143,243 動力生成部
44 動力伝達機構
45 動作規制部
53 可動鉄心(棒状部)
54 本体部
Claims (3)
- 1又は複数の遊技機を配設して形成される遊技機島に設けられる遮蔽ユニットを複数有し、
複数の前記遮蔽ユニットに向けて制御信号を送信可能な操作装置をさらに備え、
前記遮蔽ユニットは、立板状の遮蔽板部と、外郭部材を有するものであり、
前記遮蔽板部は、前記外郭部材に対し、前記外郭部材の内側から外側へ向かう突出方向への移動と、前記外郭部材の外側から内側へ向かう退入方向への移動が可能な状態で取り付けられており、
前記操作装置から制御信号が送信されることで、複数の前記遮蔽ユニットの前記遮蔽板部がいずれも前記突出方向へ移動する、又は、いずれも前記退入方向へ移動するものであり、
前記遮蔽ユニットは、動力生成部と、動作規制部とを有し、
前記動力生成部は、前記外郭部材の内側から外側へ向かう力、又は、前記外郭部材の外側から内側へ向かう力を前記遮蔽板部に対して付与するように、前記遮蔽板部と直接又は間接的に連結され、
前記遮蔽板部が前記突出方向への移動前の状態、又は、前記退入方向への移動前の状態であるとき、前記動力生成部が常時力を付与するものであり、
前記動作規制部は、前記遮蔽板部又は前記遮蔽板部に固定された連結用部材と係合可能であり、
前記操作装置から制御信号が送信されることで、複数の前記遮蔽ユニットのそれぞれで前記動作規制部と前記遮蔽板部又は前記連結用部材の係合が解除され、複数の前記遮蔽ユニットの前記遮蔽板部がいずれも前記突出方向へ移動する、又は、いずれも前記退入方向へ移動するものであり、
前記遮蔽ユニットは、前記動力生成部と前記遮蔽板部の間に介在する動力伝達機構を備え、
前記動力生成部は、前記動力伝達機構に対し、前記突出方向及び前記退入方向の双方とは異なる方向に力を加えるものであり、
前記動力伝達機構によって力の向きが変換されて、前記遮蔽板部に前記外郭部材の内側から外側へ向かう力、又は、前記外郭部材の外側から内側へ向かう力が付与されることを特徴とする遊技場用設備。 - 1又は複数の遊技機を配設して形成される遊技機島に設けられる遮蔽ユニットを複数有し、
複数の前記遮蔽ユニットに向けて制御信号を送信可能な操作装置をさらに備え、
前記遮蔽ユニットは、立板状の遮蔽板部と、外郭部材を有するものであり、
前記遮蔽板部は、前記外郭部材に対し、前記外郭部材の内側から外側へ向かう突出方向への移動と、前記外郭部材の外側から内側へ向かう退入方向への移動が可能な状態で取り付けられており、
前記操作装置から制御信号が送信されることで、複数の前記遮蔽ユニットの前記遮蔽板部がいずれも前記突出方向へ移動する、又は、いずれも前記退入方向へ移動するものであり、
前記遮蔽ユニットは、動力生成部と、動作規制部とを有し、
前記動力生成部は、前記外郭部材の内側から外側へ向かう力、又は、前記外郭部材の外側から内側へ向かう力を前記遮蔽板部に対して付与するように、前記遮蔽板部と直接又は間接的に連結され、
前記遮蔽板部が前記突出方向への移動前の状態、又は、前記退入方向への移動前の状態であるとき、前記動力生成部が常時力を付与するものであり、
前記動作規制部は、前記遮蔽板部又は前記遮蔽板部に固定された連結用部材と係合可能であり、
前記操作装置から制御信号が送信されることで、複数の前記遮蔽ユニットのそれぞれで前記動作規制部と前記遮蔽板部又は前記連結用部材の係合が解除され、複数の前記遮蔽ユニットの前記遮蔽板部がいずれも前記突出方向へ移動する、又は、いずれも前記退入方向へ移動するものであり、
前記動作規制部は、棒状部と本体部を有しており、
前記操作装置から制御信号が送信されることで、前記棒状部が前記本体部の内側へ向かって移動するものであり、
前記連結用部材には欠落部が形成されており、前記棒状部が前記欠落部に挿入されることで、前記動作規制部と前記連結用部材が係合するものであり、前記棒状部が前記本体部の内側へ向かって移動することで、前記動作規制部と前記連結用部材が係合解除されることを特徴とする遊技場用設備。 - 前記遮蔽ユニットには、個別操作装置が設けられており、
前記個別操作装置が操作された前記遮蔽ユニットの前記遮蔽板部のみが前記突出方向へ移動する、又は、前記退入方向へ移動することを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技場用設備。
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