JP6774858B2 - 電気かみそり - Google Patents
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かみそり刃38の切刃39を、かみそりヘッド2の中心軸線P2と平行に配置すると、かみそりヘッド2をその中心軸線P2と交差する向きに操作することで、長毛やくせ毛をかみそり刃38で的確に切断できる。また、より上下寸法の大きなかみそり刃38を設けることができる。従って、かみそり刃38の使い勝手を向上して、粗剃りをより素早く行うことができる。
ヘッドケース9に対してかみそり刃38を着脱自在に設けると、切れ味の落ちたかみそり刃38を新規なかみそり刃38に交換することができ、常に切れ味のよいかみそり刃38で長毛やくせ毛を効率よく切断できる。
支持フレーム22を設けた起振構造によれば、起振構造で生起された振動を効率よく可動刃15に伝動できるので、可動刃15の切れ味をより向上できる。また、振動により可動刃15と固定刃14の接触圧が大小に変化するので、回転刃からなる可動刃15の摺接抵抗を低減することができ、モーター3の負荷の低減および消費電力の抑制を図ることができる。
かみそり刃38の外面に保護ワイヤー60を設けると、切刃39が肌面に不必要に押し付けられるのを保護ワイヤー60で阻止できるので、かみそり刃38の肌あたりをソフトなものにできるので、かみそり刃38が肌面に与えるダメージを小さくできる。
保護ワイヤー60を毛起こし体59で移動不能に保持すると、別途保護ワイヤー60を保持する部材を設ける必要がなく、簡単な構成で保護ワイヤー60のずれ動きを阻止して、かみそり刃38が肌面に与えるダメージをより小さくできる。
毛起こし棒69とかみそり刃38とを正対させた状態における両者38・69の対向隙間E1を、毛起こし棒69と短毛切断部10を正対させた状態における両者10・69の対向隙間E2より小さく設定すると、かみそり刃38を毛起こし棒69でより確実に保護できる。また、毛起こし棒69を短毛切断部10に正対させた状態では、電気かみそりを駆動していない状態において、長毛やくせ毛が短毛切断部10に捕捉されてひげが引っ張られるおそれがない。
開閉体81が開放位置に位置保持された状態において、かみそりヘッドの中心軸線P2と開閉体81の中心軸線P3が挟む角度θ1を鋭角に設定すると、電気かみそりの洗浄姿勢において、排出窓80の下方に開閉体81を位置させ、排出窓80から排出された洗浄水を開閉体81で受け止めて、開閉体81の内面を同時に洗浄することができる。従って、毛屑を的確に洗い流して毛屑室R内を清潔に保つことができる。
かみそりヘッド2のヘッドケース9の外周面に、可動刃15を有する主として短毛を切断するための短毛切断部10を備えた短毛切断エリアF1が設けられており、
短毛切断エリアF1を除くヘッドケース9の外面側に、ひげ切断、切断前処理、あるいは肌処理などを行うための機能構造を備えた機能構造エリアF2が設けられていることを特徴とする電気かみそり。
上記構成の美容器具は、本体ケース1とかみそりヘッド2を備える電気かみそりの全体を、本体ケース1の中心軸線P1に沿って棒状に構成し、かみそりヘッド2のヘッドケース9の外周面に、短毛切断部10を備えた短毛切断エリアF1を設けた。また、短毛切断エリアF1を除くヘッドケース9の外面側に、機能構造を備える機能構造エリアF2を設けた。こうした電気かみそりによれば、短毛切断とは別に機能構造による付加的機能を発揮させて、短毛切断部10における短毛切断動作と、機能構造におけるひげ切断、切断前処理、肌処理などの動作を、他の器具に持ち替えることなく一連の動作として行うことができる。従って、全体が棒状に構成されている電気かみそりにおいて、操作性を維持しつつ実用利便性を向上できる。
かみそりヘッド2の断面の外郭形状が、本体ケース1の断面の外郭形状よりも小さく形成されて、かみそりヘッド2の中心軸線P2が、本体ケース1の中心軸線P1に対して径方向へ偏寄する状態で配置されており、
ヘッドケース9の外偏寄周面9aに短毛切断エリアF1が設けられ、外偏寄周面9aと対向する内偏寄周面9bの側に、かみそりヘッド2の断面の外郭形状と、本体ケース1の断面の外郭形状で規定される仮想空間Sが設けられており、
ヘッドケース9の先端面9cおよび/または仮想空間Sに臨んで機能構造エリアF2が設けられている電気かみそり。
本体ケース1とかみそりヘッド2の中心軸線P1・P2を平行に配置し、かみそりヘッド2の断面の外郭形状を、本体ケース1の断面の外郭形状よりも小さく形成して、かみそりヘッド2の中心軸線P2を、本体ケース1の中心軸線P1に対して径方向へ偏寄する状態で配置した。また、ヘッドケース9の外偏寄周面9aに短毛切断エリアF1を設けた。さらに、外偏寄周面9aと対向する内偏寄周面9bの側に、かみそりヘッド2の断面の外郭形状と、本体ケース1の断面の外郭形状で規定される仮想空間Sを設け、ヘッドケース9の先端面9cおよび/または仮想空間Sに臨んで機能構造エリアF2を設けた。こうした電気かみそりによれば、電気かみそりを載置台上に横臥姿勢で載置した状態において、内偏寄周面9bに設けた機能構造が載置面に接するのを回避できるので、載置面との接触や衝突による機能構造の破損を防止できる。
機能構造が、長毛やくせ毛を切断するための長毛切断部37で構成されている電気かみそり。
短毛切断部10をせん断刃構造で構成し、機能構造を長毛切断部37で構成すると、長毛やくせ毛を長毛切断部37で容易に切断できるので、長毛切断部37で長毛やくせ毛を粗剃りしたのち短毛切断部10で仕上げ剃りを行って、粗剃りから仕上げ剃りまでのひげ切断を効率よく行うことができる。また、ひげ切断に続いて襟足などの毛先を整えることもできる。
長毛切断部37に帯板状のかみそり刃38を配置すると、長毛切断部37の構造を簡素化して長毛切断部37を設けたことによる電気かみそりのコスト上昇を抑制できる。
2個のかみそり刃38を、各かみそり刃38の切刃39が外向きになる状態で背中合わせ状に設けると、長毛や肌面に倒れこんだくせ毛の状況に応じて各かみそり刃38を使い分けて切断することにより、粗剃りを素早く行うことができる。
かみそり刃38の切刃39が、かみそりヘッド2の中心軸線P2と平行に配置されている電気かみそり。
短毛切断エリアF1を除くヘッドケース9の外周面に設けたかみそり刃38の切刃39を、かみそりヘッド2の中心軸線P2と平行に配置すると、かみそりヘッド2をその中心軸線P2と交差する向きに操作することで、長毛やくせ毛をかみそり刃38で的確に切断できる。
短毛切断部10に隣接する状態でヘッドケース9の外周面にかみそり刃38を設けると、電気かみそりを持ち変える必要もなく手首を軽くひねるだけで、かみそり刃38と短毛切断部10を肌面にあてがって粗剃りと仕上げ剃りを行えるので、短時間で効果的なひげ切断を行うことができる。また、かみそり刃38を使用する際に短毛切断部10が下向きにならないので、短毛切断部10で切断した毛屑がこぼれ落ちるのを防止できる。
ヘッドケース9の対向する外周面にかみそり刃38と短毛切断部10を設けると、電気かみそりの姿勢を半回転させることで、かみそり刃38による粗剃りと短毛切断部10による仕上げ剃りを使い分けてひげ切断を行うことができる。
かみそりヘッド2の先端面9cにかみそり刃38を設けると、電気かみそりを把持した状態におけるかみそりヘッド2の先端面9cは、肌面に対してより自在に移動操作しやすいので、狙った部位の長毛やくせ毛を的確に切断できる。また、かみそり刃38の細かな操作が可能な分、狭い領域の長毛やくせ毛を的確に切断できる利点もある。
かみそり刃38を備えたヘッドケース9の先端面9cを、かみそりヘッド2の中心軸線P2に対して傾斜させると、かみそり刃38を肌面にあてがうとき、かみそりヘッド2を肌面に対して傾斜させることができる。従って、狙った位置が見やすく的確に先端面9cを移動させることができ、ピンポイントに先端面9cを肌面に密着させて長毛やくせ毛をより的確に切断できる。
ヘッドケース9の先端面9cが、外偏寄周面9aの側から内偏寄周面9bの側へ向かって下り傾斜させてあると、かみそり刃38で長毛やくせ毛を切断する際に、短毛切断部10を肌面から遠ざけることができる。従って、電気かみそりを駆動していない状態において、誤って長毛やくせ毛が短毛切断部10に捕捉されてひげが引っ張られるおそれがなく、痛みを伴うことなく長毛やくせ毛を切断できる。
かみそり刃38の切刃39と対向するヘッドケース9の外面に肌保護部44を形成すると、かみそり刃38の切刃39に臨む空間に肌が垂れ込むのを防止できるため、切刃39によって肌を傷つけるのを防止しながら長毛やくせ毛を切断することができる。
ヘッドケース9の外面に形成されたリブ状突起、または溝で肌保護部44を構成すると、別途肌を保護する部材を設けることなく簡単な構成で肌保護部44を形成できるので、肌保護部44を設けたことによる電気かみそりのコスト上昇を抑制できる。
肌保護部44に、凹凸からなる毛起こし体59を形成すると、長毛や肌面に倒れこんだくせ毛を毛起こし体59で起こし、かみそり刃38との接触機会を増やして、長毛やくせ毛の切断をより効率よく行うことができる。
かみそり刃38の外面に、かみそり刃38の切刃39と交差する保護ワイヤー60を設けると、切刃39が肌面に不必要に押し付けられるのを保護ワイヤー60で阻止できるので、かみそり刃38の肌あたりをソフトなものにできる。従って、かみそり刃38が肌面に与えるダメージを小さくできる。
保護ワイヤー60を毛起こし体59で移動不能に保持すると、別途保護ワイヤー60を保持する部材を設ける必要がなく、簡単な構成で保護ワイヤー60のずれ動きを阻止して、かみそり刃38が肌面に与えるダメージをより小さくできる。
ヘッドケース9に対してかみそり刃38を着脱自在に設けると、切れ味の落ちたかみそり刃38を新規なかみそり刃38に交換することができ、常に切れ味のよいかみそり刃38で長毛やくせ毛を効率よく切断できる。
毛起こし機能を有するリブ状突起62と、凹凸突起群49と、棒状体のいずれかひとつで構成された肌接触体48からなる機能構造によれば、肌接触体48で長毛や肌面に倒れこんだくせ毛を起こして、短毛切断部10で捕捉し易くできるので、短毛切断部10による粗剃りから仕上げ剃りまでのひげ切断を効率よく行うことができる。なお、前記リブ状突起62は、シリコンゴムやニトリルゴムなどの柔軟なゴム素材からなるフィン状体で構成することができる。
毛起こし棒69がヘッドケース9の外周面と隙間を介して対向している電気かみそり。
肌接触体48を毛起こし棒69で構成し、毛起こし棒69をヘッドケース9の外周面と隙間を介して対向させると、ヘッドケース9より先に毛起こし棒69を肌面に接触させて長毛やくせ毛を起こすことができる。従って、狙った位置の長毛やくせ毛を的確に起こして、短毛切断部10による粗剃りから仕上げ剃りまでのひげ切断をより効率よく行うことができる。
毛起こし棒69に、凹凸からなる毛起こし体59を形成すると、長毛やくせ毛を毛起こし体59でより的確に起こして、短毛切断部10による粗剃りから仕上げ剃りまでのひげ切断をさらに効率よく行うことができる。
支持アーム70がヘッドケース9で回動可能に支持されて、毛起こし棒69がヘッドケース9の周囲を回転できる電気かみそり。
毛起こし棒69の一端に設けたL字状の支持アーム70をヘッドケース9で回動可能に支持して、毛起こし棒69がヘッドケース9の周囲を回転できるようにした。こうした毛起こし棒69によれば、短毛切断部10の近傍に毛起こし棒69を位置させることにより、電気かみそりの姿勢を大きく変更することもなく、毛起こし棒69による毛起こしと短毛切断部10によるひげ切断を行うことができる。また、短毛切断部10の遠方に毛起こし棒69を位置させることにより、毛起こし棒69による毛起こしと短毛切断部10によるひげ切断を明確に使い分けることができる。従って、毛起こし棒69の位置により使用形態を択一的に選択できるので、ユーザーが好む使用形態で電気かみそりを使用できる。
毛起こし棒69が仮想空間S内に位置している状態において、毛起こし棒69が本体ケース1の断面の外郭形状の内部に収まっていると、電気かみそりを載置台上に横臥姿勢で載置した状態において、毛起こし棒69が載置面に接するのを回避できるので、載置面との接触や衝突による毛起こし棒69の破損を防止できる。
ヘッドケース9と支持アーム70との間に、毛起こし棒69を位置保持する節度構造が設けられており、
節度構造が、かみそり刃38と正対する状態の毛起こし棒69を位置保持できるように構成されている電気かみそり。
機能構造エリアF2に設けた長毛切断部37に帯板状のかみそり刃38を配置した。また、毛起こし棒69を位置保持する節度構造を設けて、節度構造が、かみそり刃38と正対する状態の毛起こし棒69を位置保持できるように構成した。これによれば、かみそり刃38を毛起こし棒69でカバーできるので、短毛切断部10でのひげ切断の最中に、誤って長毛切断部37のかみそり刃38で肌面を傷つけるのを防止できる。
毛起こし棒69とかみそり刃38とを正対させた状態における両者38・69の対向隙間E1を、毛起こし棒69と短毛切断部10を正対させた状態における両者10・69の対向隙間E2より小さく設定すると、かみそり刃38を毛起こし棒69でより確実に保護できる。また、毛起こし棒69を短毛切断部10に正対させた状態では、電気かみそりを駆動していない状態において、長毛やくせ毛が短毛切断部10に捕捉されてひげが引っ張られるおそれがない。
かみそりヘッド2のヘッドケース9の外周面であって、短毛切断部10が設けられている位置とは異なる位置に、リブ状突起62または/および凹凸突起群49からなる肌接触体48を設けた。これにより肌接触体48の構造を簡素化でき電気かみそりのコスト上昇を抑制できる。
ヘッドケース9の先端面9cに、リブ状突起62または/および凹凸突起群49からなる肌接触体48を設けた。これにより肌接触体48の構造を簡素化でき電気かみそりのコスト上昇を抑制できる。また、かみそりヘッド2の先端側に肌接触体48が設けられるので、ポイント的に毛起こしを行うことができるので使い勝手が向上する。
かみそりヘッド2を支持する本体ケース1の端部に、かみそりヘッド2を照らす照明体55を設けると、照明体55から照射された照明光でかみそりヘッド2および肌面を照らして、ひげの状態や肌面の状態を適確に把握しながら機能構造におけるひげ切断、切断前処理、あるいは肌処理などの動作を行える。
光軸を機能構造に向かって指向させた照明体55によれば、例えば機能構造が長毛切断部37や肌接触体48である場合には、長毛やくせ毛の状態を明確に把握しながらひげ切断あるいは毛起こしを行うことができる。また、機能構造が冷却構造、加熱構造、またはイオン導入出構造などである場合には、肌面の状況を明確に把握しながら肌処理を行うことができる。
ヘッドケース9の先端側の内部に、かみそりヘッド2を振動させる起振構造を設けると、起振構造で生起された振動で短毛切断部10の可動刃15を振動させて切れ味を向上し、ひげ切断を効率的に行うことができる。また、可動刃15と摺接する固定刃14を備えている短毛切断部10においては、固定刃14もともに振動するので、ひげの導入効果が向上し、ひげの切断を効果的に行うことができる。起振構造は、グリップを兼ねる本体ケース1から離れたヘッドケース9の先端側に設けることで、起振構造で生起した振動が電気かみそりを把持する手指に伝わるのを可及的に小さくできる。
起振構造は、起振軸51と、起振軸51に固定される偏心おもり52とを含み、
起振軸51が、固定刃14を厚み方向に振動させるための振動成分を含む振動が生起されるよう配置されている電気かみそり。
短毛切断部10を、薄板状の固定刃14と可動刃15を備えたせん断刃構造で構成する。また、起振軸51と、起振軸51に固定される偏心おもり52とを含んで起振構造を構成し、固定刃14を厚み方向に振動させるための振動成分を含む振動が生起されるよう起振軸51を配置した。こうした電気かみそりによれば、肌面に対して直交する向きに固定刃14を振動させることができる。これにより、断続的に固定刃14を肌面に押し付けることができるので、固定刃14の内方にひげをより深く導入して、仕上げ剃りにおいて深ぞりすることができる。
固定刃14のアーチ断面における頂部の接線T、およびかみそりヘッド2の中心軸線P2に直交する仮想基準線Qを想定するとき、
起振軸51が、前記仮想基準線Qに直交する状態で配置されている電気かみそり。
ヘッドケース9でアーチ状に保持した固定刃14のアーチ断面における頂部の接線T、およびかみそりヘッド2の中心軸線P2に直交する仮想基準線Qを想定するとき、前記仮想基準線Qに直交する状態で起振軸51を配置した。こうした電気かみそりによれば、接線Tの接点部分における固定刃14を厚み方向に振動させることができる。従って、肌面に対して直交する向きに固定刃14を振動させることができ、これにより、断続的に固定刃14を肌面に押し付けることができるので、固定刃14の内方にひげをより深く導入して、仕上げ剃りにおいて深ぞりすることができる。
回転刃軸17は、本体ケース1に固定した支持フレーム22で回転自在に支持されており、
支持フレーム22に起振構造が設けられている電気かみそり。
短毛切断部10の可動刃15を、回転刃軸17を有する回転刃で構成した。また、回転刃軸17は、本体ケース1に固定した支持フレーム22で回転自在に支持して、支持フレーム22に起振構造を設けた。これによれば、起振構造で生起された振動を支持フレーム22を介して効率よく可動刃15に伝動できるので、可動刃15の切れ味をより向上できる。また、可動刃15と摺接する固定刃14を備えている短毛切断部10の場合には、振動により固定刃14も振動するので、ひげの導入効果がより向上し、ひげの切断をより効果的に行うことができる。
ヘッドケース9の内偏寄周面9bを間にして連結枠24と正対するように、機能構造が配置されている電気かみそり。
支持フレーム22は、先端支持枠23と先端支持枠23を支持する連結枠24を備え、ヘッドケース9の内偏寄周面9bを間にして連結枠24と正対するように機能構造を配置すると、起振構造で生起された振動を連結枠24およびヘッドケース9を介して機能構造に作用させることができる。従って、機能構造がかみそり刃38を配置した長毛切断部37の場合には、かみそり刃38の切れ味を向上し、長毛やくせ毛の切断をより効率よく行うことができる。また、機能構造が肌接触体48の場合には、より素早く長毛や肌面に倒れこんだくせ毛を起こすことができる。また、機能構造が肌面の冷却あるいは加熱などを行う肌処理構造の場合には、振動によるマッサージ作用を発揮しながら肌面を冷却あるいは加熱することができる。
偏心おもり52および回転刃軸17を回転駆動するモーター3が、本体ケース1の内部に配置されている電気かみそり。
回転刃軸17が起振構造の起振軸51を兼ねるように構成し、偏心おもり52および回転刃軸17を回転駆動するモーター3を本体ケース1の内部に配置した。これによれば、1個のモーター3で回転刃軸17および偏心おもり52を回転駆動するので、電気かみそりの構造を簡素化し、起振構造を設けたことによる電気かみそりのコスト上昇を抑制できる。また、モーター3を本体ケース1内に設けた分、かみそりヘッド2の小型化および構造の簡素化を図ることができる。
かみそりヘッド2のヘッドケース9の外周面に、短毛切断部10を備えており、
ヘッドケース9の先端側の内部に、かみそりヘッド2を振動させる起振構造が設けられており、
短毛切断部10が、ヘッドケース9で保持された薄板状の固定刃14と、固定刃14に摺接する可動刃15を備えたせん断刃構造で構成されており、
可動刃15は、モーター3により駆動するように構成されており、
起振構造は、モーター3とは別に設けられる起振モーター65と、起振モーター65の出力軸に固定される偏心おもり52で構成されており、
起振モーター65は、ヘッドケース9に設けられたモーター固定座66に装着されていることを特徴とする電気かみそり。
起振構造は、モーター3とは別に設けられる起振モーター65と、起振モーター65の出力軸に固定される偏心おもり52で構成されており、起振モーター65は、 ヘッドケース9に設けられたモーター固定座66に装着されている。これによれば、可動刃15を駆動するモーター3とは別に、起振モーター65が設けられるので、起振源の位置を自由に設定できる。
機能構造が、前記排出窓80と、排出窓80を開閉する開閉体81を含んで構成されている電気かみそり。
機能構造エリアF2に臨むヘッドケース9の周囲壁に、かみそりヘッド2の内部の毛屑室Rに連通する排出窓80を開口し、機能構造を、排出窓80と排出窓80を開閉する開閉体81を含んで構成すると、開閉体81を開放して排出窓80をヘッドケース9の外面に向かって開口させることにより、毛屑室R内の毛屑を簡便に排出できる。また、短毛切断部10から洗浄水を供給することで、毛屑室R内を水洗いしながら、毛屑を洗浄水とともに排出窓80から排出できる。従って、毛屑室R内に溜まった毛屑の清掃を容易化して、手軽に毛屑室Rの清掃を行うことができる。
シャッター82の外面に、指掛け用の操作片83が設けられている電気かみそり。
排出窓80をスライド開閉するシャッター82で開閉体81を構成すると、開閉体81の構造を簡素化でき、さらにシャッター82をスライドするだけの簡単な操作で、排出窓80をヘッドケース9の外面に向かって開口させることができる。また、シャッター82の外面に指掛け用の操作片83を設けると、操作片83を利用してシャッター82のスライド操作を片手で的確に行うことができる。このとき、シャッター82の本体ケース1寄りに操作片83を設けていれば本体ケース1を握りながらシャッター82の開閉を行うとき操作しやすい。
排出窓80を開放した状態において、ヘッドケース9の先端からシャッター82の一部が突出している電気かみそり。
かみそりヘッド2の中心軸線P2方向にスライド開閉できるようにシャッター82を設け、排出窓80を開放した状態において、ヘッドケース9の先端からシャッター82の一部を突出させると、排出窓80が開放されていることをシャッター82で表示できる。また、排出窓80が開放されていることを目視で確認できるので、排出窓80が開放されたままひげ切断が行われるのを効果的に防止できる。
開閉体81がヘッドケース9で揺動開閉可能に支持されている電気かみそり。
開閉体81はヘッドケース9で軸支される揺動軸90を備え、開閉体81をヘッドケース9で揺動開閉可能に支持した。こうした開閉体81によれば、排出窓80を ヘッドケース9の外面に向かって大きく開口することができるので、毛屑室R内の毛屑を素早く排出できる。また、開閉体81を開放した状態で開閉体81の内面を洗浄水で洗い流すことができるので、毛屑の洗浄をより確実に行って、毛屑室Rをより清潔に保つことができる。
開閉体81を支持する揺動軸90を、かみそりヘッド2の中心軸線P2と直交し、かつヘッドケース9の本体ケース1側の端部に位置する状態で配置した。こうした 開閉体81によれば、排出窓80から排出される毛屑や洗浄水が本体ケース1側に飛び散るのを開閉体81で受け止めて、本体ケース1を把持する手指などに毛屑や洗浄水が付着するのを抑制できる。
開閉体81が開放位置に位置保持された状態において、かみそりヘッド2の中心軸線P2と開閉体81の中心軸線P3が挟む角度θ1が鋭角に設定されている電気かみそり。
開閉体81は開放位置で位置保持されるように構成し、開閉体81が開放位置に位置保持された状態において、かみそりヘッドの中心軸線P2と開閉体81の中心軸線P3が挟む角度θ1を鋭角に設定した。これによれば、電気かみそりの洗浄姿勢において、排出窓80の下方に開閉体81を位置させ、排出窓80から排出された洗浄水を開閉体81で受け止めて、開閉体81の内面を同時に洗浄することができる。従って、別途開閉体81を洗浄する手間を掛けることもなく、毛屑を的確に洗い流して毛屑室R内をより清潔に保つことができる。
開閉体81の断面形状を樋状に形成すると、開閉体81で受け止めた洗浄水をガイドして、揺動先端から毛屑や洗浄水を捨てることができるので、洗浄時に毛屑や洗浄水が周囲に飛散するのを防止できる。
本体ケース1に開閉体81を開閉操作するための操作具96を設けると、本体ケース1を把持した状態のまま指先で開閉体81を開閉操作できるので、開閉体81の開閉を片手でしかも容易に行うことができる。
固定刃ホルダー102と開閉体81は、ヒンジ部104を介して揺動開閉可能に連結されており、
ヘッドケース9の内部に、本体ケース1に固定されて可動刃15およびヘッドケース9の先端ケース101を支持する支持フレーム22が設けられており、
ヘッドケース9は、固定刃ホルダー102および開閉体81が、可動刃15および支持フレーム22の周囲を覆う閉じ姿勢と、固定刃ホルダー102および開閉体81が、可動刃15および支持フレーム22の周囲を開放する開放姿勢との間で揺動開閉でき、
ヘッドケース9を閉じ姿勢にした状態において、ヒンジ部104の内面が支持フレーム22で受止められ、固定刃ホルダー102および開閉体81の揺動先端に設けた係合部106が支持フレーム22と係合している電気かみそり。
短毛切断部10の固定刃14を着脱自在に保持する固定刃ホルダー102と、排出窓80を開閉する開閉体81を備えるようにヘッドケース9を構成し、固定刃ホルダー102と開閉体81は、ヒンジ部104を介して揺動開閉可能に連結した。また、ヘッドケース9の内部に、可動刃15および先端ケース101を支持する支持フレーム22を設け、ヘッドケース9は、固定刃ホルダー102および開閉体81が、閉じ姿勢と開放姿勢との間で揺動開閉できるように構成した。さらに、ヘッドケース9を閉じ姿勢にした状態において、ヒンジ部104の内面を支持フレーム22で受止め、固定刃ホルダー102および開閉体81の揺動先端に設けた係合部106を支持フレーム22と係合するようにした。こうした電気かみそりによれば、開閉体81のみを開放姿勢にすることで排出窓80をヘッドケース9の外面に向かって開口させ、毛屑や短毛切断部10から供給した洗浄水を排出窓80から排出できる。また、固定刃ホルダー102を開放姿勢にすることで、固定刃ホルダー102に保持される固定刃14を効率よく洗浄することができる。また、固定刃ホルダー102を開放姿勢にすることで、固定刃ホルダー102で着脱自在に保持される固定刃14を取外し、新規な固定刃14と交換することができる。さらに、固定刃ホルダー102および開閉体81を開放姿勢にした状態においては、両者81・102はヒンジ部104の内面が支持フレーム22で受止められているだけであるので、固定刃ホルダー102および開閉体81を先端ケース101から分離することができる。これにより、可動刃15および支持フレーム22を露呈させた状態で毛屑室Rを洗浄でき、さらに固定刃ホルダー102および開閉体81の内面も洗浄することができるので、毛屑を的確に洗い流して毛屑室Rをより清潔に保つことができる。
2 かみそりヘッド
9 ヘッドケース
9a 外偏寄周面
9b 内偏寄周面
9c 先端面
10 短毛切断部
14 固定刃
15 可動刃
17 回転刃軸17
22 支持フレーム
23 先端支持枠
24 連結枠
37 長毛切断部
38 かみそり刃
39 切刃
44 肌保護部
48 肌接触体
49 凹凸突起群
51 起振軸
52 偏心おもり
55 照明体
59 毛起こし体
60 保護ワイヤー
62 リブ状突起
69 毛起こし棒
70 支持アーム
80 排出窓
81 開閉体
82 シャッター
83 操作片
90 揺動軸
96 操作具
101 先端ケース
102 固定刃ホルダー
104 ヒンジ部
106 係合部
F1 短毛切断エリア
F2 機能構造エリア
P1 本体ケースの中心軸線
P2 かみそりヘッドの中心軸線
P3 開閉体の中心軸線
R 毛屑室
S 仮想空間
T 接線
Q 仮想基準線
θ1 かみそりヘッドの中心軸線と開閉体の中心軸線が挟む角度
Claims (5)
- グリップを兼ねる本体ケース(1)と、かみそりヘッド(2)を備える電気かみそりの全体が、本体ケース(1)の中心軸線(P1)に沿って棒状に構成されており、
かみそりヘッド(2)のヘッドケース(9)の外周面に、短毛切断部(10)を備えており、
かみそりヘッド(2)のヘッドケース(9)の外周面であって、短毛切断部(10)が設けられている位置とは異なる位置に、かみそりヘッド(2)の内部の毛屑室(R)に連通する窓(80)が設けられており、
窓(80)に、窓(80)を開閉する開閉体(81)が設けられており、
開閉体(81)は、ヘッドケース(9)で軸支される揺動軸(90)を備えており、
開閉体(81)がヘッドケース(9)で揺動開閉可能に支持されており、
開閉体(81)を支持する揺動軸(90)が、かみそりヘッド(2)の中心軸線(P2)と直交し、かつヘッドケース(9)の本体ケース(1)側の端部に位置する状態で配置されていることを特徴とする電気かみそり。 - 開閉体(81)は開放位置で位置保持されるように構成されており、
開閉体(81)が開放位置に位置保持された状態において、かみそりヘッド(2)の中心軸線(P2)と開閉体(81)の中心軸線(P3)が挟む角度(θ1)が鋭角に設定されていることを特徴とする請求項1に記載の電気かみそり。 - 開閉体(81)の断面形状が樋状に形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の電気かみそり。
- 本体ケース(1)に、開閉体(81)を開閉操作するための操作具(96)が設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれかひとつに記載の電気かみそり。
- グリップを兼ねる本体ケース(1)と、かみそりヘッド(2)を備える電気かみそりの全体が、本体ケース(1)の中心軸線(P1)に沿って棒状に構成されており、
かみそりヘッド(2)のヘッドケース(9)の外周面に、短毛切断部(10)を備えており、
かみそりヘッド(2)のヘッドケース(9)の外周面であって、短毛切断部(10)が設けられている位置とは異なる位置に、かみそりヘッド(2)の内部の毛屑室(R)に連通する窓(80)が設けられており、
短毛切断部(10)が、ヘッドケース(9)で保持された薄板状の固定刃(14)と、固定刃(14)に摺接する可動刃(15)とを含み、
ヘッドケース(9)が、固定刃(14)を保持する固定刃ホルダー(102)と、窓(80)を開閉する開閉体(81)を備えており、
固定刃ホルダー(102)と開閉体(81)は、ヒンジ部(104)を介して揺動開閉可能に連結されており、
ヘッドケース(9)の内部に、本体ケース(1)に固定されて可動刃(15)およびヘッドケース(9)の先端ケース(101)を支持する支持フレーム(22)が設けられており、
ヘッドケース(9)は、固定刃ホルダー(102)および開閉体(81)が、可動刃(15)および支持フレーム(22)の周囲を覆う閉じ姿勢と、固定刃ホルダー(102)および開閉体(81)が、可動刃(15)および支持フレーム(22)の周囲を開放する開放姿勢との間で揺動開閉でき、
ヘッドケース(9)を閉じ姿勢にした状態において、ヒンジ部(104)の内面が支持フレーム(22)で受止められ、固定刃ホルダー(102)および開閉体(81)の揺動先端に設けた係合部(106)が支持フレーム(22)と係合していることを特徴とする電気かみそり。
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Family Applications (1)
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JP2016229388A Active JP6774858B2 (ja) | 2016-11-25 | 2016-11-25 | 電気かみそり |
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JPS6151164U (ja) * | 1984-09-10 | 1986-04-05 | ||
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-
2016
- 2016-11-25 JP JP2016229388A patent/JP6774858B2/ja active Active
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