JP6773970B2 - 情報処理装置、イジング装置及び情報処理装置の制御方法 - Google Patents
情報処理装置、イジング装置及び情報処理装置の制御方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6773970B2 JP6773970B2 JP2016176040A JP2016176040A JP6773970B2 JP 6773970 B2 JP6773970 B2 JP 6773970B2 JP 2016176040 A JP2016176040 A JP 2016176040A JP 2016176040 A JP2016176040 A JP 2016176040A JP 6773970 B2 JP6773970 B2 JP 6773970B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- value
- neuron
- state
- circuit
- neurons
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06N—COMPUTING ARRANGEMENTS BASED ON SPECIFIC COMPUTATIONAL MODELS
- G06N3/00—Computing arrangements based on biological models
- G06N3/02—Neural networks
- G06N3/06—Physical realisation, i.e. hardware implementation of neural networks, neurons or parts of neurons
- G06N3/063—Physical realisation, i.e. hardware implementation of neural networks, neurons or parts of neurons using electronic means
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06N—COMPUTING ARRANGEMENTS BASED ON SPECIFIC COMPUTATIONAL MODELS
- G06N3/00—Computing arrangements based on biological models
- G06N3/02—Neural networks
- G06N3/04—Architecture, e.g. interconnection topology
- G06N3/044—Recurrent networks, e.g. Hopfield networks
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06N—COMPUTING ARRANGEMENTS BASED ON SPECIFIC COMPUTATIONAL MODELS
- G06N3/00—Computing arrangements based on biological models
- G06N3/02—Neural networks
- G06N3/04—Architecture, e.g. interconnection topology
- G06N3/047—Probabilistic or stochastic networks
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Biophysics (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Evolutionary Computation (AREA)
- Computational Linguistics (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Computing Systems (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Data Mining & Analysis (AREA)
- Mathematical Physics (AREA)
- Software Systems (AREA)
- Artificial Intelligence (AREA)
- Neurology (AREA)
- Probability & Statistics with Applications (AREA)
- Image Processing (AREA)
- Error Detection And Correction (AREA)
- Logic Circuits (AREA)
Description
また、ハードウェアで実現された複数のイジング装置のそれぞれを1つのニューロンとして機能させ、並列処理させる手法がある。ただ、計算の収束性を考慮して、複数のニューロンのうち、1つだけが更新を許容される。
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態の情報処理装置の一例を示す図である。
イジング装置11a1〜11anは、それぞれが互いに異なるニューロンとして機能し、それぞれが互いに異なるニューロンについての状態を示す状態値(0または1)と、状態値の変化が可能か否か(状態遷移の可否)を示す判定信号とを出力する。イジング装置11a1〜11anのそれぞれは、1つの半導体集積回路(チップ)で実現されてもよいし、情報処理装置10自体を1チップで実現することもできる。
上記のようなエネルギー関数E(x)をハードウェアで表現するため、図1に示したイジング装置11a1〜11anのそれぞれは、局所場(以下ローカルフィールド値という)を演算する。たとえば、index=iのニューロンのローカルフィールド値hiは以下の式(2)で表される。
全ニューロンのうち、一度に状態値が更新されるニューロンの数を1つとすると、状態値が更新されるニューロンの結合先では、元のローカルフィールド値に対して、その更新による変化分を加算または減算すればよい。
また、index=iのニューロンの状態値xiの変化時のエネルギー関数(全エネルギー)の変化分ΔEiは以下の式(4)で表される。
図1に示すようにイジング装置11a1は、エネルギー値算出回路20a1、状態遷移判定回路20b1を有している。
レジスタ21a1は、n個の重み値W11,W12,…,W1nを格納する。
たとえば、index=nが選択回路22a1に入力されたとき、選択回路22a1は、重み値W1nを選択する。
加算回路25a1は、乗算回路24a1が出力する値と、レジスタ26a1に格納されている値とを加算して出力する。
状態遷移判定回路20b1は、ローカルフィールド値h1とノイズ発生回路13から供給されるノイズ値とに基づき、自ニューロンの状態値x1を算出するとともに、自ニューロンの状態値x1の変化が可能か否かを判定し、判定結果を示す判定信号を出力する。
加算回路21b1は、レジスタ26a1が出力するローカルフィールド値h1に、ノイズ発生回路13が出力するノイズ値を加算して出力する。
XOR回路23b1は、比較回路22b1が出力する値と、レジスタ24b1に格納されている値とに基づき判定信号を出力する。たとえば、XOR回路23b1は、比較回路22b1が出力する値と、レジスタ24b1に格納されている値が一致しているときは判定信号として状態値が変化しない旨を示す0を出力し、異なるときは判定信号として状態値の変化が可能である旨を示す1を出力する。
イジング装置11a1〜11anのうち、イジング装置11a1以外についてもイジング装置11a1と同様の回路構成となっている。
以下、第1の実施の形態の情報処理装置10の動作の一例を、フローチャートを用いて説明する。
まず、たとえば、図示しない制御装置によって、レジスタ21a1〜21anに、計算対象の問題に応じた重み値が設定され(ステップS1)、イジング装置11a1〜11anの初期化が行われる(ステップS2)。ステップS2の処理では、たとえば、レジスタ26a1〜26anへのバイアス値の設定や、レジスタ24b1〜24bnの値のリセット(初期値設定)が行われる。
シミュレーテッド・アニーリングの際、ノイズ発生回路13は、制御装置の制御のもと、ノイズ幅を徐々に小さくする。
式(5)に示すような確率値Pi(hi)を得るために、加算するノイズ値nsの確率密度関数p(ns)は、以下の式(6)のようになる。
縦軸はエネルギーEであり、横軸は全ニューロンの出力値の組み合わせqkを示している。組み合わせqkは、“000…0”から“111…1”まである。図9では、ノイズ幅がW1、W2、W3と小さくなっていくときの、解の収束の様子が示されている。ノイズ幅を小さくしていくことは、式(6)の実効温度Tを小さくしていくことに相当する。
以上のような情報処理装置10によれば、更新ニューロン選択回路12が、状態値の更新を許容するニューロンを選択する際、ノイズ値と各ニューロンのローカルフィールド値とに基づき状態値が変化できるニューロンを検出し、その1つを選択する。これにより、状態遷移が生じる確率が増し、計算速度が向上する。また、状態値が変化できるニューロンが複数ある場合には、その1つが選択され状態値の更新が許容されるため、収束性が悪化することを抑制できる。
図4は、第2の実施の形態の情報処理装置の一例を示す図である。図4において、図1に示した第1の実施の形態の情報処理装置10と同一の要素については同一符号が付されている。
更新ニューロン選択回路12aは、ノイズ発生回路30、選択回路部31a1,31a2,…,31a32,32、パルス信号生成回路33、選択回路34を有している。
図6では、選択回路部31a1の例が示されている。選択回路部31a2〜31a32も選択回路部31a1と同様の回路で実現できる。
選択回路40bは、5ビットの乱数値rd1の2ビット目の値に基づいて、0または1を2段目の選択回路41b1〜41b8に供給する。
選択回路40dは、5ビットの乱数値rd1の4ビット目の値に基づいて、0または1を4段目の選択回路41d1,41d2に供給する。
1段目の選択回路41a1〜41a16のそれぞれは、イジング装置11b1〜11bnが出力する1024の判定信号のうち32の判定信号を2つずつ入力する。そして、選択回路41a1〜41a16のそれぞれは、その判定信号の値と、選択回路40aが出力する0または1の値に基づいて、2つの判定信号の何れかを選択して出力するとともに、何れの判定信号を選択したかを示す1ビットのindexを生成して出力する。
図7では、図6の選択回路41b1の例が示されている。選択回路41b2〜41b8,41c1〜41c4,41d1,41d2,41eも同様の回路構成で実現できる。
XOR回路50は、前段の選択回路41a1,41a2が出力する判定信号を入力する。図7では、選択回路41a1が出力する判定信号をfg1、選択回路41a2が出力する判定信号をfg2と表記している。XOR回路50は、fg1,fg2の値が一致していれば0、異なっていれば1を出力する。
図8は、生成されるindexの一例を示す図である。
図9は、選択回路部の他の例を示す図である。
選択回路部31b1の選択回路40f,40g,40h,40i,40jは、選択回路部31a1の選択回路40a〜40eと異なっている。
図6に示した選択回路部31a1では、同じ段の複数の選択回路には、乱数値rd1に基づく同じ値が供給されていたが、図9に示す選択回路部31b1のように、同じ段の複数の選択回路に乱数値rd1に基づく異なる値が供給されてもよい。
第2の実施の形態の情報処理装置10aのその他の構成については、第1の実施の形態の情報処理装置10と同様である。そのため、第2の実施の形態の情報処理装置10aにおいても、第1の実施の形態の情報処理装置10と同様の効果が得られる。
図10は、第3の実施の形態の情報処理装置の一例を示す図である。図10において、図1に示した第1の実施の形態の情報処理装置10と同一の要素については同一符号が付されている。
エネルギー値算出回路20diは、前述の式(4)で示したindex=iのニューロンの状態の変化時のニューラルネットワークの全エネルギーの変化分ΔEiを算出する。
乗算回路27diは、レジスタ26aiが出力するローカルフィールド値hiと選択回路28diが出力する値との積を変化分ΔEiとして出力する。
状態遷移判定回路20eiは、加算回路21eiと比較回路22eiを有する。
比較回路22eiは、加算回路21eiが出力する値が、閾値(たとえば、0)以上のときには判定信号として、ニューロンの状態が変化しない旨を示す0を出力し、閾値より小さいときには判定信号として、ニューロンの状態を変化できる旨を示す1を出力する。
すなわち、イジング装置11c1のエネルギー値算出回路20d1も、エネルギー値算出回路20diと同様に乗算回路27d1と選択回路28d1を有しており、index=1のニューロンの状態の変化時の全エネルギーの変化分ΔE1を算出する。またイジング装置11c1の状態遷移判定回路20e1も、状態遷移判定回路20eiと同様に、加算回路21e1と比較回路22e1を有しており、index=1のニューロンの状態値x1が変化できるか否かを示す判定信号を出力する。
ニューロン状態更新回路14は、パルス信号生成回路60、回路部61a1,61a2,…,61an、選択回路62を有している。
選択回路61b1は、パルス信号p1が0のときは、index=1のニューロンの更新前の状態値を選択して出力し、パルス信号p1が1のときはインバータ回路61d1の出力信号を選択して出力する。
すなわち、回路部61a2も回路部61a1と同様に、選択回路61b2、レジスタ61c2、インバータ回路61d2を有している。そして、このような回路部61a2では、パルス信号p2が0のときは、index=2のニューロンの更新前の状態値が選択されて出力され、パルス信号p2が1のときは、更新前の状態値の論理レベルを反転した値が選択されて出力される。
第3の実施の形態の情報処理装置10bも、たとえば、図2に示した処理の流れに従って動作する。すなわち、まず、たとえば、図示しない制御装置によって、レジスタ21a1〜21anに、計算対象の問題に応じた重み値が設定され(ステップS1)、イジング装置11c1〜11cnの初期化が行われる(ステップS2)。ステップS2の処理では、たとえば、レジスタ26a1〜26anへのバイアス値の設定や、図12のニューロン状態更新回路14のレジスタ61c1〜61cnへの初期値の設定などが行われる。
シミュレーテッド・アニーリングの際、ノイズ発生回路13aは、制御装置の制御のもと、ノイズ幅を徐々に小さくする。
式(7)より、比較回路22e1〜22enの出力値が1となる確率が、Metropolis−Hastingsの遷移則に従って遷移するためのノイズ値nsは、ns=F-1(x)と表せる。F-1(x)は、式(7)の逆関数であり、xは0≦x≦1の一様乱数である。
図13は、ノイズ発生回路の一例を示す図である。
一様乱数発生回路13a1は、0≦x≦1の一様乱数値xを発生し出力する。
シミュレーテッド・アニーリングの際に、状態遷移判定回路20e1〜20enは、状態値が変化できるニューロンがあるか否かを判定する(ステップS4)。状態値が変化するニューロンがない場合には、ステップS6の処理が行われる。状態値が変化するニューロンがある場合、更新ニューロン選択回路12bは、状態値が変化するニューロンを1つ選択し、その状態値の更新を許容する(ステップS5)。ステップS5の処理では、たとえば、状態値が変化するニューロンが複数ある場合、更新ニューロン選択回路12bは、図11に示したような回路で、その1つをランダムに選択し、選択したニューロンのindexを出力する。そして、ニューロン状態更新回路14は、そのindexで指定されたニューロンの更新後の状態値を出力する。ステップS5の処理の後、再びステップS3の処理が行われる。
図14は、第4の実施の形態の情報処理装置の一例を示す図である。図14において、第3の実施の形態の情報処理装置10bと同じ要素については同一符号が付されている。
状態遷移判定回路20f1は、確率算出部21f1、比較回路23f1、XOR回路24f1を有している。状態遷移判定回路20f2は、確率算出部21f2、加算回路22f2、比較回路23f2、XOR回路24f2を有している。状態遷移判定回路20f3は、確率算出部21f3、加算回路22f3、比較回路23f3、XOR回路24f3を有している。状態遷移判定回路20fnは、確率算出部21fn、加算回路22fn、比較回路23fn、XOR回路24fn、ノイズ発生回路25、乗算回路26を有している。図示を省略しているが、状態遷移判定回路20f1〜20fnのうち、状態遷移判定回路20f1〜20f3,20fn以外も、状態遷移判定回路20f2,20f3と同様の要素を有している。
XOR回路24i(1〜n)は、比較回路23fiと比較回路23f(i+1)の出力信号の排他的論理和を判定信号として出力する。ただし、XOR回路24fnは、比較回路23fnの出力信号と、0との排他的論理和を判定信号として出力する。
乗算回路26は、加算回路22fnが出力する確率値Ai(i=1〜n)の積算値に、一様乱数値xを乗じて出力する。なお、乗算回路26として、IEEE754で規格化された単精度浮動小数点乗算回路を用いることができる。
第4の実施の形態の情報処理装置10cでも、図2に示したフローチャートに従って、重み値の設定や、初期化が行われる(ステップS1,S2)。ただし、情報処理装置10cでは、ステップS3のシミュレーテッド・アニーリングの代わりに、図示しない制御装置の制御により、ノイズ発生回路25が生成する一様乱数値xの更新が行われる。
状態遷移判定回路20f1〜20fnと更新ニューロン選択回路12cとの代わりに、段階的にindexを選択していく回路(以下、更新検出/インデックス選択回路と呼ぶ)を用いることもできる。
更新検出/インデックス選択回路70は、ノイズ発生回路71a1,71a2,71a3,…,71am、レジスタ72a1,72a2,72a3,72a4,…,72a(n−1),72anを有している。さらに、更新検出/インデックス選択回路70は、確率算出部73a1,73a2,73a4,…,73a(n−1),73an、選択回路74a1,74a2,…,74al,75,76,77を有している。選択回路74a1〜74al,75,76,77は、m段にわたってツリー状に接続されている。
図17では、図16の選択回路75の例が示されている。他の選択回路も同様の回路構成で実現できる。
加算回路80は、選択回路74a1が出力する加算結果sumAaと、選択回路74a2が出力する加算結果sumAbとを加算することで加算結果sumAcを出力する。
比較回路82は、乗算回路81が出力する乗算結果よりも加算結果sumAcが大きいときに1を出力し、加算結果sumAcが乗算結果以下のときは0を出力する。
XOR回路84は、比較回路82の出力信号と、0との排他的論理和を出力する。
インデックス選択回路86は、選択回路74a1が出力するindex(図17ではindexaと表記している)と、選択回路74a2が出力するindex(図17ではindexbと表記している)とを受ける。そして、インデックス選択回路86は、XOR回路85の出力信号が1のときは、indexa、XOR回路84の出力信号が1のときは、indexbを選択して、indexcとして出力する。
なお、図16に示した各選択回路は、2つのindexから1つを選択するものであるが、これに限定されず、3つ以上のindexから1つを選択するものであってもよいし、異なる数のindexから1つを選択する複数種類の選択回路が混在してもよい。
図18は、FPGAの一例を示す図である。
処理装置90a内の設定メモリ(コンフィギュレーションメモリ)90a1に記憶される設定値により、処理装置90aの内部構成が定義される。設定メモリ90a1に記憶される設定値はインタフェース回路90bを介して、外部のコンピュータ91によって書き換え可能である。また、処理装置90aは、インタフェース回路90a2を有しており、インタフェース回路90b,90cと情報の送受信を行える。インタフェース回路90cは、たとえば、DDR(Double-Data-Rate)メモリなどのメモリ92との間で情報の送受信を行う。
上記のような、第1乃至第4の実施の形態の情報処理装置10,10a,10b,10cを用いることで、たとえば、巡回セールスマン問題のような最適化問題を高速に計算することができる。
縦軸が、収束までのサイクル数であり、横軸が並列数である。図19では、都市数=32の巡回セールスマン問題を、第2の実施の形態の情報処理装置10aで計算したときの、収束までのサイクル数と、並列数との関係の一例が示されている。
以上、実施の形態に基づき、本発明の情報処理装置、イジング装置及び情報処理装置の制御方法の一観点について説明してきたが、これらは一例にすぎず、上記の記載に限定されるものではない。
11a1〜11an イジング装置
12 更新ニューロン選択回路
13 ノイズ発生回路
20a1〜20an エネルギー値算出回路
20b1〜20bn 状態遷移判定回路
21a1〜21an,26a1〜26an,24b1〜24bn,25b1〜25bn レジスタ
22a1〜22an,23a1〜23an 選択回路
22b1〜22bn 比較回路
23b1〜23bn XOR回路
24a1〜24an 乗算回路
25a1〜25an,21b1〜21bn 加算回路
Claims (8)
- 複数のニューロンのうち第1のニューロンと結合する複数の第2のニューロンの状態を示す複数の第1の状態値のそれぞれに、前記第1のニューロンと前記複数の第2のニューロンとの結合の強さをそれぞれ示す複数の重み値のうち、対応する第1のニューロンと第2のニューロンとの間の結合の強さを示す重み値を掛けた値の総和に基づいて算出される第1のエネルギー値を、前記複数の第2のニューロンのうち状態が更新された更新ニューロンの第1の識別情報と、更新された前記更新ニューロンの状態を示す第2の状態値とに基づいて更新した第2のエネルギー値を算出する算出回路と、
前記第2のエネルギー値、または、前記第1のニューロンの状態の変化時におけるニューラルネットワークのエネルギー関数の変化分と、第1のノイズ値とに基づき、前記第1のニューロンの状態を示す第3の状態値の変化が可能か否かを判定した判定結果を示す判定信号を出力する状態遷移判定回路と、
をそれぞれが有し、互いに異なる第1のニューロンについての判定信号をそれぞれ出力する複数のイジング装置と、
前記複数のイジング装置のそれぞれが出力する判定信号に基づき、前記複数のニューロンのうち前記第3の状態値の変化が可能と判定された第1のニューロンを選択し、選択した前記第1のニューロンの第2の識別情報を前記第1の識別情報として出力する更新ニューロン選択回路と、
を有する情報処理装置。 - 前記状態遷移判定回路は、前記第2のエネルギー値と前記第1のノイズ値との加算結果と、閾値との比較結果の変化に基づき、前記第3の状態値の変化が可能か否かを判定する、請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記状態遷移判定回路は、前記ニューラルネットワークのエネルギー関数の変化分と前記第1のノイズ値との加算結果と、閾値との比較結果の変化に基づき、前記第3の状態値の変化が可能か否かを判定する、請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記更新ニューロン選択回路は、前記第3の状態値の変化が可能と判定された第1のニューロンが複数ある場合、第2のノイズ値に基づいて、複数の第1のニューロンの何れか1つを選択し、選択した何れか1つの前記第1のニューロンの第2の識別情報を、前記第1の識別情報として出力する、請求項1乃至3の何れか一項に記載の情報処理装置。
- 前記更新ニューロン選択回路は、複数段にわたってツリー状に接続された複数の選択回路を有し、
前記複数の選択回路のうち、1段目の複数の第1の選択回路のそれぞれは、前記複数のイジング装置のそれぞれが出力する前記判定信号を、2以上の数ずつ入力して、入力された2以上の判定信号のうち、前記第2のノイズ値に基づいて選択した判定信号に対応する前記第2の識別情報を生成し、
前記複数の選択回路のうち、2段目以降の複数の第2の選択回路は、前記複数の第1の選択回路または前段の複数の第3の選択回路が選択した判定信号と、前記第2の識別情報とを、2以上の数ずつ入力し、入力された2以上の判定信号と2以上の第2の識別信号とのうち、前記第2のノイズ値に基づいて何れかの判定信号と何れかの第2の識別情報とを選択し、
前記複数の第2の選択回路のうち、最後段の第3の選択回路が選択した第2の識別情報が、前記第1の識別情報である、請求項4に記載の情報処理装置。 - 前記状態遷移判定回路は、前記ニューラルネットワークのエネルギー関数の変化分に基づき、前記第1のニューロンの状態の更新を許容する確率値を算出し、前記第1のノイズ値と前記確率値とに基づき前記判定信号を出力する、請求項1に記載の情報処理装置。
- 複数のニューロンのうち第1のニューロンと結合する複数の第2のニューロンの状態を示す複数の第1の状態値のそれぞれに、前記第1のニューロンと前記複数の第2のニューロンとの結合の強さをそれぞれ示す複数の重み値のうち、対応する第1のニューロンと第2のニューロンとの間の結合の強さを示す重み値を掛けた値の総和に基づいて算出される第1のエネルギー値を、前記複数の第2のニューロンのうち状態が更新された更新ニューロンの第1の識別情報と、更新された前記更新ニューロンの状態を示す第2の状態値とに基づいて更新した第2のエネルギー値を算出する算出回路と、
前記第2のエネルギー値、または、前記第1のニューロンの状態の変化時におけるニューラルネットワークのエネルギー関数の変化分と、ノイズ値とに基づき、前記第1のニューロンの状態を示す第3の状態値の変化が可能か否かを判定した判定結果を示す判定信号を出力する状態遷移判定回路と、
を有するイジング装置。 - 複数のニューロンのうち第1のニューロンと結合する複数の第2のニューロンの状態を示す複数の第1の状態値のそれぞれに、前記第1のニューロンと前記複数の第2のニューロンとの結合の強さをそれぞれ示す複数の重み値のうち、対応する第1のニューロンと第2のニューロンとの間の結合の強さを示す重み値を掛けた値の総和に基づいて算出される第1のエネルギー値を、前記複数の第2のニューロンのうち状態が更新された更新ニューロンの第1の識別情報と、更新された前記更新ニューロンの状態を示す第2の状態値とに基づいて更新した第2のエネルギー値を算出する算出回路と、前記第2のエネルギー値、または、前記第1のニューロンの状態の変化時におけるニューラルネットワークのエネルギー関数の変化分と、ノイズ値とに基づき、前記第1のニューロンの状態を示す第3の状態値の変化が可能か否かを判定した判定結果を示す判定信号を出力する状態遷移判定回路と、をそれぞれが有し、互いに異なる第1のニューロンについての判定信号をそれぞれ出力する複数のイジング装置に対して、
更新ニューロン選択回路が、前記複数のイジング装置のそれぞれが出力する判定信号に基づき、前記複数のニューロンのうち前記第3の状態値の変化が可能と判定された第1のニューロンを選択し、選択した前記第1のニューロンの第2の識別情報を前記第1の識別情報として供給する、
情報処理装置の制御方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016176040A JP6773970B2 (ja) | 2016-09-09 | 2016-09-09 | 情報処理装置、イジング装置及び情報処理装置の制御方法 |
US15/690,313 US10762415B2 (en) | 2016-09-09 | 2017-08-30 | Information processing apparatus, Ising unit, and information processing apparatus control method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016176040A JP6773970B2 (ja) | 2016-09-09 | 2016-09-09 | 情報処理装置、イジング装置及び情報処理装置の制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018041351A JP2018041351A (ja) | 2018-03-15 |
JP6773970B2 true JP6773970B2 (ja) | 2020-10-21 |
Family
ID=61560646
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016176040A Active JP6773970B2 (ja) | 2016-09-09 | 2016-09-09 | 情報処理装置、イジング装置及び情報処理装置の制御方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US10762415B2 (ja) |
JP (1) | JP6773970B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11562211B2 (en) * | 2020-04-15 | 2023-01-24 | Fujitsu Limited | System local field matrix updates |
Families Citing this family (23)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6979331B2 (ja) * | 2017-10-30 | 2021-12-15 | 株式会社日立製作所 | 情報処理装置および情報処理方法 |
JP7068575B2 (ja) * | 2018-02-06 | 2022-05-17 | 富士通株式会社 | 最適化システム、最適化装置及び最適化システムの制御方法 |
JP7071638B2 (ja) * | 2018-07-31 | 2022-05-19 | 富士通株式会社 | 最適化装置、最適化装置の制御方法及び最適化装置の制御プログラム |
JP7100254B2 (ja) * | 2018-08-10 | 2022-07-13 | 富士通株式会社 | 最適化システム、最適化システムの制御方法及び最適化システムの制御プログラム |
JP7093009B2 (ja) | 2018-08-30 | 2022-06-29 | 富士通株式会社 | 最適化装置、最適化装置の制御方法及び最適化装置の制御プログラム |
EP3852028A4 (en) * | 2018-09-14 | 2021-10-06 | Fujitsu Limited | OPTIMIZATION DEVICE, CONTROL METHOD FOR OPTIMIZATION DEVICE AND CONTROL PROGRAM FOR OPTIMIZATION DEVICE |
CA3109737C (en) | 2018-09-14 | 2023-08-29 | Fujitsu Limited | Optimization device and method of controlling optimization device |
JP7100257B2 (ja) * | 2018-10-04 | 2022-07-13 | 富士通株式会社 | 最適化装置及び最適化装置の制御方法 |
JP7193707B2 (ja) * | 2018-10-11 | 2022-12-21 | 富士通株式会社 | 最適化装置、最適化装置の制御方法、サンプリング装置およびサンプリング装置の制御方法 |
JP7137064B2 (ja) * | 2018-10-19 | 2022-09-14 | 富士通株式会社 | 最適化装置及び最適化装置の制御方法 |
JP7193708B2 (ja) | 2018-10-19 | 2022-12-21 | 富士通株式会社 | 最適化装置及び最適化装置の制御方法 |
US11080365B2 (en) | 2018-10-31 | 2021-08-03 | Fujitsu Limited | Solving lattice problems using annealing |
US11163532B2 (en) | 2019-01-18 | 2021-11-02 | Fujitsu Limited | Solving multivariate quadratic problems using digital or quantum annealing |
JP7197789B2 (ja) | 2019-03-01 | 2022-12-28 | 富士通株式会社 | 最適化装置及び最適化装置の制御方法 |
JP7185140B2 (ja) | 2019-04-11 | 2022-12-07 | 富士通株式会社 | 最適化装置及び最適化装置の制御方法 |
JP7208529B2 (ja) * | 2019-05-29 | 2023-01-19 | 富士通株式会社 | 最適化装置及び最適化方法 |
JP7323777B2 (ja) | 2019-06-18 | 2023-08-09 | 富士通株式会社 | 最適化装置および最適化方法 |
JP7239826B2 (ja) | 2019-06-18 | 2023-03-15 | 富士通株式会社 | サンプリング装置およびサンプリング方法 |
JP7410394B2 (ja) | 2020-03-26 | 2024-01-10 | 富士通株式会社 | 最適化装置及び最適化方法 |
JP7410395B2 (ja) * | 2020-03-26 | 2024-01-10 | 富士通株式会社 | 最適化装置及び最適化方法 |
JP7424493B2 (ja) * | 2020-07-07 | 2024-01-30 | 日本電気株式会社 | 情報処理装置および情報処理方法 |
JP7468663B2 (ja) * | 2020-07-30 | 2024-04-16 | 日本電気株式会社 | 最適化装置、最適化方法および最適化プログラム |
US20230376569A1 (en) | 2022-05-23 | 2023-11-23 | Fujitsu Limited | Analysis of clustered data |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0378115B1 (en) * | 1989-01-06 | 1998-09-30 | Hitachi, Ltd. | Neural computer |
JPH03100857A (ja) * | 1989-09-14 | 1991-04-25 | Toshiba Corp | 神経回路網処理装置 |
JPH0634248B2 (ja) * | 1989-12-16 | 1994-05-02 | 三菱電機株式会社 | 半導体神経回路網 |
JPH0652132A (ja) * | 1992-07-28 | 1994-02-25 | Mitsubishi Electric Corp | 並列演算半導体集積回路装置およびそれを用いたシステム |
JP3168779B2 (ja) * | 1992-08-06 | 2001-05-21 | セイコーエプソン株式会社 | 音声認識装置及び方法 |
US9633715B2 (en) | 2013-05-31 | 2017-04-25 | Hitachi, Ltd. | Semiconductor device capable of attaining ground state in an ising model |
JP5864684B1 (ja) * | 2014-08-29 | 2016-02-17 | 株式会社日立製作所 | 半導体装置 |
CN105488565A (zh) * | 2015-11-17 | 2016-04-13 | 中国科学院计算技术研究所 | 加速深度神经网络算法的加速芯片的运算装置及方法 |
US11238337B2 (en) * | 2016-08-22 | 2022-02-01 | Applied Brain Research Inc. | Methods and systems for implementing dynamic neural networks |
-
2016
- 2016-09-09 JP JP2016176040A patent/JP6773970B2/ja active Active
-
2017
- 2017-08-30 US US15/690,313 patent/US10762415B2/en active Active
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11562211B2 (en) * | 2020-04-15 | 2023-01-24 | Fujitsu Limited | System local field matrix updates |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20180075342A1 (en) | 2018-03-15 |
US10762415B2 (en) | 2020-09-01 |
JP2018041351A (ja) | 2018-03-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6773970B2 (ja) | 情報処理装置、イジング装置及び情報処理装置の制御方法 | |
US11741362B2 (en) | Training neural networks using mixed precision computations | |
JP7323777B2 (ja) | 最適化装置および最適化方法 | |
CN105224984B (zh) | 一种基于深度神经网络的数据类别识别方法及装置 | |
CN105654176B (zh) | 神经网络系统及神经网络系统的训练装置和方法 | |
JP2017224227A (ja) | 情報処理装置、イジング装置及び情報処理装置の制御方法 | |
JP7093009B2 (ja) | 最適化装置、最適化装置の制御方法及び最適化装置の制御プログラム | |
TWI717646B (zh) | 在類神經網路中產生隨機性 | |
US8572004B2 (en) | Space solution search | |
JP7410395B2 (ja) | 最適化装置及び最適化方法 | |
US20190138922A1 (en) | Apparatus and methods for forward propagation in neural networks supporting discrete data | |
CA3131476A1 (en) | Hybrid quantum computation architecture for solving quadratic unconstrained binary optimization problems | |
JP7137064B2 (ja) | 最適化装置及び最適化装置の制御方法 | |
JP2019016129A (ja) | 最適化装置及び最適化装置の制御方法 | |
CN113168310A (zh) | 用于转换数字的硬件模块 | |
CN115437795A (zh) | 一种异构gpu集群负载感知的显存重计算优化方法及系统 | |
Ezadi et al. | Artificial neural network approach for solving fuzzy fractional order initial value problems under gH‐differentiability | |
JP2019200657A (ja) | 演算装置及び演算装置の制御方法 | |
KR20190118766A (ko) | 추론을 위한 제한된 볼츠만 머신 구축 방법 및 추론을 위한 제한된 볼츠만 머신을 탑재한 컴퓨터 장치 | |
JP7438544B2 (ja) | ニューラルネットワーク処理装置、コンピュータプログラム、ニューラルネットワーク製造方法、ニューラルネットワークデータの製造方法、ニューラルネットワーク利用装置、及びニューラルネットワーク小規模化方法 | |
US20190073584A1 (en) | Apparatus and methods for forward propagation in neural networks supporting discrete data | |
WO2021038216A1 (en) | Data processing | |
CN117152335B (zh) | 一种用于训练体渲染模型、体渲染的方法及装置 | |
Prasad et al. | Modelling the XOR/XNOR Boolean functions complexity using neural network | |
JPH05128285A (ja) | ニユーロプロセツサ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190611 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20190613 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20190613 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200901 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200831 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200914 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6773970 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |