JP6770737B2 - 音波通信方法及び音波通信システム - Google Patents

音波通信方法及び音波通信システム Download PDF

Info

Publication number
JP6770737B2
JP6770737B2 JP2016182011A JP2016182011A JP6770737B2 JP 6770737 B2 JP6770737 B2 JP 6770737B2 JP 2016182011 A JP2016182011 A JP 2016182011A JP 2016182011 A JP2016182011 A JP 2016182011A JP 6770737 B2 JP6770737 B2 JP 6770737B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sound wave
communication device
signal
wave
transmission
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016182011A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018046513A (ja
Inventor
寛 越智
寛 越智
拓也 志村
拓也 志村
佳孝 渡邊
佳孝 渡邊
充康 出口
充康 出口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Agency for Marine Earth Science and Technology
Original Assignee
Japan Agency for Marine Earth Science and Technology
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Agency for Marine Earth Science and Technology filed Critical Japan Agency for Marine Earth Science and Technology
Priority to JP2016182011A priority Critical patent/JP6770737B2/ja
Priority to EP17190797.5A priority patent/EP3297185B1/en
Priority to US15/704,709 priority patent/US10790914B2/en
Publication of JP2018046513A publication Critical patent/JP2018046513A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6770737B2 publication Critical patent/JP6770737B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B11/00Transmission systems employing sonic, ultrasonic or infrasonic waves
    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08CTRANSMISSION SYSTEMS FOR MEASURED VALUES, CONTROL OR SIMILAR SIGNALS
    • G08C23/00Non-electrical signal transmission systems, e.g. optical systems
    • G08C23/02Non-electrical signal transmission systems, e.g. optical systems using infrasonic, sonic or ultrasonic waves
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B13/00Transmission systems characterised by the medium used for transmission, not provided for in groups H04B3/00 - H04B11/00
    • H04B13/02Transmission systems in which the medium consists of the earth or a large mass of water thereon, e.g. earth telegraphy

Description

本発明は、2台の音波通信装置間で音波の衝突を生じさせることなく音波通信を行う音波通信方法及び音波通信システムに関するものである。
音波通信や音響通信と呼ばれる、音波を利用した無線データ通信(以下、「音波通信」)の開発が行われている。電波は媒質の無い真空中でも伝搬するのに対して、音波の伝搬には媒質となる物質が必要である。そのため、音波通信は、地上では、空気を媒質として通信を行い、水中では、水を媒質として通信を行っている。水中では電波の減衰が著しいため、水中での無線データ通信は、多くの場合、音波通信を用いている。
なお、本明細書において、「音波」とは、媒質を伝搬する疎密波(弾性振動波)全般を指すものであり、可聴域のみならず、非可聴域の超音波等も含むものである。
母船とAUV(Autonomous Underwater Vehicle:自律型無人潜水機)を用いて行う海底調査システムでも、音波通信が利用されている(特許文献1・特開2009−227086号公報)。特許文献1に示された海底調査システムでは、AUVの位置を測位するための測位装置のセット(相対位置計測部11と信号送信部21)と、母船とAUVの間で無線データ通信を行うための通信装置のセット(第1通信部13と第2通信部22)を備えている。すなわち、従来は、送受信を行うデータの種類に応じたセットの通信装置を備えており、特許文献1のシステムでは、2セットの通信装置を備えている。AUV側の2つの通信装置は、相互に干渉しないように、それぞれ離されて配置されている。母船側も同様である。
最近では小型のAUVの開発が盛んに行われている。小型のAUVの場合、2つの通信装置を十分に離して配置することができない。そこで、1セットの通信装置を用いて2種類以上のデータの送受信を行うことが検討されている。例えば、特許文献2(特開平3−245626号公報)に示された音波通信システムでは、受信側の復調器の初期パラメータを設定するためのトレーニング信号に先立って測位用信号を送信することで、測位用装置を併用しなくても済むようにしている。
特開2009−227086号公報 特開平3−245626号公報
しかしながら、特許文献2の音波通信システムでは、測位用信号及びトレーニング信号は、送信側から受信側に一方的に送信されるものであり、受信側から送信した信号に対する応答はなく、受信側で送信側の方位のみを検出するものである。そのため、測位用信号及びトレーニング信号が受信されたのかの確認は行わないシステムである。
本発明の目的は、1セットの音波通信装置(第1の音波通信装置と第2の音波通信装置)を用いて、音波を受波したことに対する応答を送信しながら、2種類以上のデータの送受信を行う音波通信方法及び音波通信システムを提供することである。
本発明の他の目的は、第1の音波が、第1の音波通信装置に対する第2の音波通信装置の相対位置を測位するための測位信号を含む場合に、測位回数を増やして、第2の音波通信装置の位置をより細かく把握することができる音波通信方法及び音波通信システムを提供することである。
本発明の音波通信方法は、第1の音波通信装置と第2の音波通信装置との間で音波の衝突を生じさせることなく音波通信を行う方法である。第1の音波通信装置から、第1の音波を第2の音波通信装置に送波し、第1の音波を受波した第2の音波通信装置から、第1の音波を受波したことに対する応答として、次の第1の音波を受波するまでの間、送波期間と休止期間とを1周期とする第2の音波を一定周期で連続して第1の音波通信装置に送波し、第2の音波を受波した第1の音波通信装置は、第1の音波の送波から第2の音波の受波までに要した時間、及び、送波期間の長さに基づいて、第2の音波通信装置が第2の音波を送波しているときの休止期間に次の第1の音波が第2の音波通信装置で受波できる送波時期を決定し、該送波時期に次の第1の音波を第2の音波通信装置に送波する。
このように、第1の音波通信装置が送波する第1の音波を第2の音波通信装置で受波し、これに対する応答として第2の音波通信装置が第2の音波を連続して送波する。そして、第2の音波の休止期間を狙って、次の第1の音波が送波される。したがって、第1の音波、及び、次の第1の音波と、第2の音波とを衝突させることなく、送波・受波が可能となる。
なお、「第1の音波」、及び、「次の第1の音波」とは、第1の音波通信装置が送波する音波を指すものであり、第1の音波、及び、次の第1の音波が同一種類のデータに基づくものであってもよく、第1の音波、及び、次の第1の音波が異なる種類のデータに基づくものであってもよい。また、複数の「第2の音波」も同様に、それぞれ同一種類のデータに基づくものであってもよく、異なる種類のデータに基づくものであってもよい。
例えば、第1の音波が、第1の音波通信装置を搭載した母船に対する第2の音波通信装置を搭載した移動体の相対位置を測位するためのインタロゲーション信号に基づくものであった場合、第2の音波は、インタロゲーション信号に対するインタロゲーション応答信号であってもよい。
インタロゲーション信号を利用すれば、第1の音波の送波から第2の音波を受波までに要した時間と水中を伝搬する音波の伝搬速度(約1500m/s)に基づいて相対位置を求めることができる。第1の音波通信装置がインタロゲーション応答信号を受波してから次の第1の音波を送波する場合、水中を進む音波の伝搬速度が約1500m/sであるため、例えば、第1の音波通信装置と第2の音波通信装置が3000m離れていた場合には、第1の音波の送波から第2の音波の受波まで4秒以上かかってしまい、移動体の細かな動きを把握することができない。これに対して、本発明では、連続的に第2の音波を送波することで、測位回数を増加させることができ、移動体の位置をより細かく知ることができるようになる。
ただし、第2の音波が複数波であるのに対して、第1の音波は1波であるため、2波目以降の第2の音波は移動体が移動した後の音波であり、時間的なずれが生じており、補正を必要とする。次の第1の音波は、インタロゲーション信号に基づくものでもよく、また、他の信号に基づくものでもよい。
次の第1の音波の送波時間の長さによっては、第2の音波と次の第1の音波が衝突してしまう可能性がある。そこで、第2の音波通信装置は、休止期間内で次の第1の音波を受波したときに、該休止期間内において、次の送波期間で次の第1の音波と第2の音波が衝突するか否かを判定し、次の第1の音波と第2の音波が衝突すると判定したときに、第2の音波の送波を停止してもよい。
また、第1の音波に、次の第1の音波の送波時間長情報が含まれている場合には、第2の音波通信装置は、送波時間長情報に基づいて、次の第1の音波と第2の音波が衝突するか否かを判定し、次の第1の音波と第2の音波が衝突すると判定したときに、第2の音波の送波を停止してもよい。
このようにすれば、次の第1の音波の送波時間長が長い場合でも、第2の音波の送波を停止することで、次の第1の音波を確実に受波できるようにすることができる。
第1の音波通信装置及び第2の音波通信装置は、いずれもどのようなものに搭載してもよい。例えば、母船(必ずしも有人の船舶に限られるものではなく、ASV(Autonomous Surface Vehicle:無人水上船舶)やブイも含む)とAUVの組み合わせ、AUV同士の組み合わせ、AUVと水底設置物の組み合わせ等が考えられ、また、他には、地上設置物と気球等、地上における組み合わせも考えることが可能である。なお、少なくとも一方が移動体に搭載されていれば、第2の音波を連続して送波する効果がより発揮される。
上述のように、本発明の方法の使用環境は特に限定されるものではないが、第1の音波及び第2の音波が水中を伝搬する場合に特に有効である。
本発明は、第1の音波通信装置と第2の音波通信装置との間で音波の衝突を生じさせることなく音波通信を行う音波通信システムとしても表現することが可能である。
第1の音波通信装置は、第1通信データを変換して第1の信号を発生させる第1信号発生部と、第1の信号を第1の音波を発生させるための第1音波信号に変調する第1変調部と、第1の音波を送波する第1送波時期を決定する第1送波時期決定部と、第1送波時期決定部が決定した第1送波時期に、第1音波信号に基づいて第1の音波を第2の音波通信装置に対して送波する第1送波器と、第2の音波通信装置から、第1の音波の応答として送波される第2の音波を受波し、第2音波信号を受信する第1受波器と、第1受波器で受信した第2音波信号を信号処理可能な第2の信号に復調する第1復調部と、第2の信号を受信して所定の信号処理をする第1信号受信器とからなる。
第2の音波通信装置は、第2通信データを変換して第2の信号を発生させる第2信号発生部と、第2の信号を第2の音波を発生させるための第2音波信号に変調する第2変調部と、第2の音波を送波する第2送波時期を決定する第2送波時期決定部と、第2送波時期決定部が決定した第2送波時期に、第2音波信号に基づいて第2の音波を第1の音波通信装置に対して送波する第2送波器と、第1の音波を受波し、第1音波信号を受信する第2受波器と、第2受波器で受信した第1音波信号を信号処理可能な第1の信号に復調する第2復調部と、第1の信号を受信して所定の信号処理をする第2信号受信器とからなる。
そして、第2送波時期決定部は、第2の音波を送波する送波期間と第2の音波の送波を休止する休止期間とを1周期とし、一定周期で連続して第2の音波を送波するように、第2送波時期を決定し、第1送波時期決定部は、第1の音波の送波から第2の音波の受波までに要した時間、及び、送波期間の長さに基づいて、第2の音波通信装置の休止期間に第2の音波通信装置で受波されるように、次の第1の音波を送波する第1送波時期を決定する。
この場合も、次の第1の音波の送波時間長が長く、第2の音波と次の第1の音波が衝突してしまう可能性がある場合には、第2送波時期決定部は、休止期間内で次の第1の音波を受波したときに、該休止期間内において、次の送波期間で次の第1の音波と第2の音波が衝突するか否かを判定し、次の第1の音波と第2の音波が衝突すると判定したときに、第2の音波の送波を停止してもよい。ここで、「第2の音波の送波を停止」とは、第2の送波器から音波を発しない状態のことをいい、例えば、デジタル変調の場合には、搬送波のみの送波も停止することをいう。
また、第1の音波には、次の第1の音波の送波時間長情報が含まれている場合には、第2送波時期決定部は、送波時間長情報に基づいて、次の第1の音波と第2の音波が衝突するか否かを判定し、次の第1の音波と第2の音波が衝突すると判定したときに、第2の音波の送波を停止してもよい。
第1の音波通信装置及び第2の音波通信装置は、いずれもどのようなものに搭載してもよいが、少なくとも一方が移動体に搭載されていれば、第2の音波を連続して送波する効果がより発揮される。
また、本発明の音波通信システムは、第1の音波及び第2の音波が水中を伝搬する場合に特に有効である。
本実施の形態の音波通信システムの一例を示すブロック図である。 第1の音波通信装置の動作の一例を示すフローチャートである。 第2の音波通信装置の動作の一例を示すフローチャートである。 音波通信システムによる通信の例を示すタイムチャートである。
以下、図面を参照して本発明の音波通信方法及び音波通信システムの実施の形態を詳細に説明する。
[音波通信システムの全体構成]
図1は、本発明の実施の形態の音波通信システム1の一例を示すブロック図である。音波通信システム1は、母船とAUVからなる海底調査システムに備えられた通信システムである。音波通信システム1は、母船に搭載された第1の音波通信装置3と、AUVに搭載された第2の音波通信装置5とから構成されている。なお、上述の通り、「母船」とは、必ずしも有人の船舶に限られるものではなく、ASV(無人水上船舶)やブイも含むものである。
第1の音波通信装置3は、第1信号発生部7と、第1変調部9と、第1送波時期決定部11と、第1送波器13と、第1受波器15と、第1復調部17と、第1信号受信器19とから構成されている。第2の音波通信装置5は、第1の音波通信装置3とハードウェア的な構成は同等であり、第2信号発生部21と、第2変調部23と、第2送波時期決定部25と、第2送波器27と、第2受波器29と、第2復調部31と、第2信号受信器33とから構成されている。第1の音波通信装置3は、母船本体MSの底部から音波を送波または受波するように母船本体MSに装着されている。第2の音波通信装置5は、AUVの本体MBから音波を送波または受波するように本体MBに装着されている。
第1信号発生部7は、母船本体MS内の指令装置からの指令によって、指令装置で生成した第1通信データを電気信号に変換して第1の信号を発生させる。本実施の形態では、第1の信号には、母船に対するAUVの相対位置を測位するためのインタロゲーション信号、AUVの航行を制御するためのDL(ダウンリンク)信号、AUVの絶対位置を測位するためのISSBL(Inverse Super Short Baseline)信号等の複数種類の信号が含まれる。音波通信では、送信できるデータ量が少ないので、必要に応じて、データの符号化をしてもよい。また、データに誤りが発生した場合の検出・訂正のための仕組みをデータに組み込んでもよい。
第1変調部9は、第1の搬送波に対して変調を行い、第1の信号を第1の音波を発生させるための第1音波信号に変調する。変調方式は任意であるが、例えば、PSK(Phase Shift Keying:位相偏移変調)方式、FSK(Frequency Shift Keying:周波数偏移変調)方式、QAM(Quadrature Amplitude Modulation:直交振幅変調)方式等のデジタル変調でもよい。これにより、第1の信号は、第1の送波器13を駆動して水中を効率よく伝送音波を発生するのに適した第1音波信号に変調される。
第1送波時期決定部11は、第1の音波を送波する第1送波時期を決定する。送波時期については、後述する。
第1送波器13は、第1送波時期決定部が決定した第1送波時期に、第1音波信号に基づいて第1の音波を第2の音波通信装置5に対して送波するスピーカに相当する。第1送波器13は送波回路も含んでおり、必要に応じて、第1音波信号を電力増幅して送波する。
第1受波器15は、第2の音波通信装置5から、第1の音波に対する応答として送波される第2の音波を受波し、第2音波信号として出力するマイクに相当する。第1受波器15は、受波回路も含んでおり、必要に応じて、第2音波信号を増幅し、また、ノイズ除去を行ってもよい。
なお、送波器と受波器には、圧電セラミック振動子を送波素子または受波素子として備えた圧電型の送波器と受波器を用いることができる。圧電セラミック振動子は、圧力を加えて歪みを与えると電界を発生し、逆に電界を印加すると歪みまたは応力を発生する性質を有する材料である。そのため、1つの圧電セラミック振動子を送波器の送波素子としても、受波器の受波素子としても使用することが可能である。このように、1つの圧電セラミック振動素子だけを用いる機器は、送受波器と呼ばれる。
第1復調部17は、第1受波器15で受信した第2音波信号を信号処理可能な第2の信号に復調する。
第1信号受信器19は、第2の信号を受信して所定の信号処理をして、母船本体MSに送信する。誤り訂正符号化を施したものを第2の信号として送信し、第1信号受信器19の信号処理で、誤り訂正処理を行ってもよい。また、符号化されている場合は、データの伸張処理も行う。
第2信号発生部21は、AUVの本体MB内の指令装置からの指令によって、第2通信データを変換して第2の信号を発生させる。第2の信号には、第1の音波通信装置3から送信されたインタロゲーション信号に対する応答信号であるインタロゲーション応答信号、測定データ等のUL(アップリンク)信号が含まれる。
第2変調部23は、第2の搬送波に対して変調を行い、第2の信号を第2の音波を発生させるための第2音波信号に変調する。第1変調部9と同様、変調方式は任意であり、PSK方式、FSK方式、QAM方式等のデジタル変調でもよい。第2送波時期決定部25は、第2の音波を送波する第2送波時期を決定する。第2送波器27は、第2送波時期決定部25が決定した第2送波時期に、第2音波信号に基づいて第2の音波を第1の音波通信装置3に対して送波する。第2受波器29は、第1の音波を受波し、第1音波信号を受信する。第2復調部31は、第2受波器29で受信した第1音波信号を信号処理可能な第1の信号に復調する。第2信号受信器33は、第1の信号を受信して所定の信号処理をして、AUVの本体MBに送信する。
[音波通信システムを用いた通信]
図2乃至図4を用いて、本実施の形態の音波通信方法を説明する。図2は、第1の音波通信装置(母船側)の動作の一例を示すフローチャートであり、図3は、第2の音波通信装置(AUV側)の動作の一例を示すフローチャートであり、図4は、通信の例を示すタイムチャートである。図4は、母船側のタイムチャートと、AUV側のタイムチャートに分けてあり、それぞれ、上段に送信、下段に受信を図示している。なお、図4は、説明の便宜上、音波の送波・受波のタイムチャートではなく、第1送波時期決定部11及び第2送波時期決定部25が決定した送波時期を送波としており、第1音波信号及び第2音波信号を受信した時期を受波として図示している。
まず、第1の音波通信装置3は、第1送波時期決定部11が決定した任意の時刻t1で、第1の信号に基づく第1の音波を送波する(ステップST1−1)。本実施の形態では、第1の音波は、インタロゲーション信号である第1の信号に基づく音波である。第2の音波通信装置5は、時刻t2で第1の音波を受波すると(ステップST2−1)、第1の音波を受波したことに対する応答として、時刻t3で第2の音波(インタロゲーション応答信号とUL信号の組み合わせからなる第2の信号にもとづく音波)を送波する。第1の音波通信装置3は、時刻t4で第2の音波を受波すると(ステップST1−2)、次に送信する第1の信号が存在するかの判定を行う(ステップST1−3)。図4に示した例では、複数回にわたって次に送信する第1の信号が存在しないため、第1の音波を送波することなく、複数波第2の音波を受波している。第2の音波は、図4の(a)期間に示すように、次の第1の音波を受波するまで、送波期間Tpと休止期間Tdとを1周期Tとして、一定周期で連続して送波される。第2の音波を受波する都度、第1の音波通信装置3に対する第2の音波通信装置5の相対位置を算出するようにすれば、測位回数を増加させることができ、移動体の位置をより細かく知ることができるようになる。なお、送波期間Tp中であっても、例えば、第2の信号に、休止期間を意味するのと同じデータを含めることで、見かけ上、休止期間Tdを延ばすことを排除するものではない。
ステップST1−3で、第1の音波通信装置3が、次に送信する第1の信号があると判定すると、第1の音波通信装置3は、第2の音波を受波して(ステップST1−4)、その間に、次の第2の音波の休止期間Tdを演算する(ステップST1−5)。すなわち、次の第1の音波が一定周期で連続して送波されている第2の音波の送波期間Tpと衝突しないように次の第1の音波を送波するため、第1送波時期決定部11が、第1の音波の送波から第2の音波の受波までに要した時間、及び、送波期間Tpの長さに基づいて、次の第2の音波の休止期間Tdを演算し、その期間に次の第1の音波が第2の音波通信装置5に到達するように、送波時期を決定する。第1の音波通信装置3は、第1送波時期決定部11が決定した時刻t5で、次の第1の信号に基づく第1の音波を送波する(ステップST1−6)。第2の音波通信装置5は、時刻t6で次の第1の音波を受波すると(ステップST2−3)、当該次の第1の音波のヘッダ情報部分に含まれる送波時間長情報に基づいて、次の送波期間Tpで、当該次の第1の音波と第2の音波が衝突するか否かを判定する(ステップST2−4)。衝突しないと判定したら、第2の音波通信装置5は、そのまま当該次の第1の音波の受波を継続する(ステップST2−5)。例えば、時刻t6で受波した第1の音波は、第2の音波と衝突しないため、そのまま受波されている。なお、時刻t5で送波された第1の音波は、インタロゲーション信号である第1の信号に基づく音波であるため、改めて第1の音波を受波したことに対する応答として、時刻t7で第2の音波(インタロゲーション応答信号及びUL信号である第2の信号にもとづく音波)を送波しているため、この休止期間は、休止期間Tdよりも短い時間になっている。
ステップST2−4で、次の第1の音波と第2の音波が衝突すると判定したら、第2の音波通信装置5の第2送波時期決定部25は、当該次の第1の音波を受波している間、第2の音波の送波を停止する(ステップST2−6、ST2−7)。例えば、時刻t8で送波された次の第1の音波は、DL信号(またはISSBL信号)に基づく音波であり、インタロゲーション信号よりもデータ量が多いため、送波時間が長い。そのため、第2の音波通信装置5は、時刻t9で受波した第1の音波は、第2の音波と衝突すると判定し、当該第1の音波の受波の受波が完了するまで、第2の音波の送波を休止する。この例の場合には、第2の音波の送波を2波分休止しており、図4では、休止を示すため、信号を白抜きで示してある。第2の音波の送波を停止する間は、変調方式がPSK方式、FSK方式やQAM方式等のデジタル変調方式の場合でも、搬送波(第2の搬送波)のみの送波も停止し、第2の送波器29は音波を発しない状態となっている。なお、第1の音波通信装置3は、DL信号(またはISSBL信号)に基づく音波を送波している間に第2の音波を2波分受波しているが、この第2の音波は、第1の音波通信装置3では復調できない音波となる。
[第1の音波通信装置に対する第2の音波通信装置の相対位置の演算]
インタロゲーション信号と、インタロゲーション信号に対するインタロゲーション応答信号に基づく、第1の音波通信装置3に対する第2の音波通信装置5の相対位置の演算を説明する。
図4に示すように、各パラメータを下記のように定義する:
I:第1の音波通信装置3から第1の音波が、第2の音波通信装置5に到達するまでの時間
TAT:ターンアラウンドタイム(第1の音波を受波してから第2の音波通信装置5から最初の第2の音波を送波するまでの時間)
R(n):n番目の第2の音波が、第1の音波通信装置3に到達するまでの時間
T:第2の音波の送波期間Tp+休止期間Td
すると、インタロゲーション信号に基づく第1の音波の送波から、n番目のインタロゲーション応答信号に基づく第2の音波が返ってくる時間Tall(n)は、次の式で表される:
all(n)=tI+TAT+(n−1)*T+tR(n)
最初の第2の音波(n=1)の場合には、
all(1)=tI+TAT+tR(1)
I=tR(1)と仮定すると、
I=tR(1)=(Tall(1)−TAT)/2
として、tI及びtR(1)が求まる。したがって、tIまたはtR(1)に水中での音波の伝搬速度(約1500m/s)を掛けると、この時点での第1の音波通信装置3と第2の音波通信装置5の相対距離が求まる。
それ以降の第2の音波(n>1)の場合には、
R(n)=Tall(n)−tI−TAT−(n−1)*T
であり、これで求まるtR(n)に水中での音波の伝搬速度(約1500m/s)を掛けると、その時点での第1の音波通信装置3と第2の音波通信装置5の相対距離が求まる。
第1の音波通信装置3に対する第2の音波通信装置5の方向を得る方法はここでは詳述しないが、第1及び第2受波器15,29を、複数の受波素子を配列したアレイで構成し、送波器側で全方向に送波された音波を受波することで、各受波素子での受波状況の差から方位を求めることが可能である。
このようにして求めた、相対距離及び方向によって、第1の音波通信装置3に対する第2の音波通信装置5の相対位置を求めることが可能である。
以上、本発明の実施の形態について具体的に説明したが、本発明はこれらの実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で変更が可能であるのは勿論である。
例えば、上記の例では、次の第1の信号のヘッダ情報部分に含まれる送波時間長情報に基づいて音波の衝突可能性を判定したが、先の第1の音波に、次の第1の音波の送波時間長情報を含めておき、この送波時間長情報に基づいて、次の第1の音波と第2の音波が衝突するか否かを判定してもよい。
また、上記実施の形態は、母船とAUVからなる海底調査システムに備えられた通信システムであるが、AUV同士の組み合わせ、AUVと水底設置物の組み合わせ等が考えられる。さらには、地上設置物と気球等、地上における組み合わせも考えることが可能である。
本発明によれば、1セットの音波通信装置(第1の音波通信装置と第2の音波通信装置)を用いて、音波を受波したことに対する応答を送信しながら、2種類以上のデータの送受信を行う音波通信方法及び音波通信システムを提供することができる。
1 音波通信システム
3 第1の音波通信装置
5 第2の音波通信装置
7 第1信号発生部
9 第1変調部
11 第1送波時期決定部
13 第1送波器
15 第1受波器
17 第1復調部
19 第1信号受信器
21 第2信号発生部
23 第2変調部
25 第2送波時期決定部
27 第2送波器
29 第2受波器
31 第2復調部
33 第2信号受信器

Claims (10)

  1. 第1の音波通信装置と第2の音波通信装置との間で音波の衝突を生じさせることなく音波通信を行う音波通信方法であって、
    前記第1の音波通信装置から、第1の音波を前記第2の音波通信装置に送波し、
    前記第1の音波を受波した前記第2の音波通信装置から、前記第1の音波を受波したことに対する応答として、次の前記第1の音波を受波するまでの間、送波期間と休止期間とを1周期とする第2の音波を一定周期で連続して前記第1の音波通信装置に送波し、
    前記第2の音波を受波した前記第1の音波通信装置は、前記第1の音波の送波から前記第2の音波の受波までに要した時間、及び、前記送波期間の長さに基づいて、前記第2の音波通信装置が前記第2の音波を送波しているときの前記休止期間に次の第1の音波が前記第2の音波通信装置で受波できる送波時期を決定し、該送波時期に前記次の第1の音波を前記第2の音波通信装置に送波することを特徴とする音波通信方法。
  2. 前記第2の音波通信装置は、前記休止期間内で前記次の第1の音波を受波したときに、該休止期間内において、次の前記送波期間で前記次の第1の音波と前記第2の音波が衝突するか否かを判定し、前記次の第1の音波と前記第2の音波が衝突すると判定したときに、前記第2の音波の送波を停止する請求項1に記載の音波通信方法。
  3. 前記第1の音波には、前記次の第1の音波の送波時間長情報が含まれており、
    前記第2の音波通信装置は、前記送波時間長情報に基づいて、前記次の第1の音波と前記第2の音波が衝突するか否かを判定し、前記次の第1の音波と前記第2の音波が衝突すると判定したときに、前記第2の音波の送波を停止する請求項1に記載の音波通信方法。
  4. 前記第1の音波通信装置及び前記第2の音波通信装置の少なくとも一方が、移動体に搭載されている請求項1に記載の音波通信方法。
  5. 前記第1の音波及び前記第2の音波が水中を伝搬する請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の音波通信方法。
  6. 第1の音波通信装置と第2の音波通信装置との間で音波の衝突を生じさせることなく音波通信を行う音波通信システムであって、
    前記第1の音波通信装置は、
    第1通信データを変換して第1の信号を発生させる第1信号発生部と、
    前記第1の信号を第1の音波を発生させるための第1音波信号に変調する第1変調部と、
    前記第1の音波を送波する第1送波時期を決定する第1送波時期決定部と、
    前記第1送波時期決定部が決定した前記第1送波時期に、前記第1音波信号に基づいて前記第1の音波を前記第2の音波通信装置に対して送波する第1送波器と、
    前記第2の音波通信装置から、前記第1の音波の応答として送波される第2の音波を受波し、第2音波信号を受信する第1受波器と、
    前記第1受波器で受信した前記第2音波信号を信号処理可能な第2の信号に復調する第1復調部と、
    前記第2の信号を受信して所定の信号処理をする第1信号受信器とからなり、
    前記第2の音波通信装置は、
    第2通信データを変換して第2の信号を発生させる第2信号発生部と、
    前記第2の信号を第2の音波を発生させるための第2音波信号に変調する第2変調部と、
    前記第2の音波を送波する第2送波時期を決定する第2送波時期決定部と、
    前記第2送波時期決定部が決定した前記第2送波時期に、前記第2音波信号に基づいて前記第2の音波を前記第1の音波通信装置に対して送波する第2送波器と、
    前記第1の音波を受波し、前記第1音波信号を受信する第2受波器と、
    前記第2受波器で受信した前記第1音波信号を信号処理可能な前記第1の信号に復調する第2復調部と、
    前記第1の信号を受信して所定の信号処理をする第2信号受信器とからなり、
    前記第2送波時期決定部は、前記第2の音波を送波する送波期間と前記第2の音波の送波を休止する休止期間とを1周期とし、一定周期で連続して前記第2の音波を送波するように、前記第2送波時期を決定し、
    前記第1送波時期決定部は、前記第1の音波の送波から前記第2の音波の受波までに要した時間、及び、前記送波期間の長さに基づいて、前記第2の音波通信装置の前記休止期間に前記第2の音波通信装置で受波されるように、次の第1の音波を送波する前記第1送波時期を決定することを特徴とする音波通信システム。
  7. 前記第2送波時期決定部は、前記休止期間内で次の第1の音波を受波したときに、該休止期間内において、次の前記送波期間で前記次の第1の音波と前記第2の音波が衝突するか否かを判定し、前記次の第1の音波と前記第2の音波が衝突すると判定したときに、前記第2の音波の送波を停止する請求項6に記載の音波通信システム。
  8. 前記第1の音波には、次の第1の音波の送波時間長情報が含まれており、
    前記第2送波時期決定部は、前記送波時間長情報に基づいて、前記次の第1の音波と前記第2の音波が衝突するか否かを判定し、前記次の第1の音波と前記第2の音波が衝突すると判定したときに、前記第2の音波の送波を停止する請求項6に記載の音波通信システム。
  9. 前記第1の音波通信装置及び前記第2の音波通信装置の少なくとも一方が、移動体に搭載されている請求項6に記載の音波通信システム。
  10. 前記第1の音波及び前記第2の音波が水中を伝搬する請求項6乃至9のいずれか1項に記載の音波通信システム。
JP2016182011A 2016-09-16 2016-09-16 音波通信方法及び音波通信システム Active JP6770737B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016182011A JP6770737B2 (ja) 2016-09-16 2016-09-16 音波通信方法及び音波通信システム
EP17190797.5A EP3297185B1 (en) 2016-09-16 2017-09-13 Acoustic communication method and acoustic communication system
US15/704,709 US10790914B2 (en) 2016-09-16 2017-09-14 Acoustic communication method and acoustic communication system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016182011A JP6770737B2 (ja) 2016-09-16 2016-09-16 音波通信方法及び音波通信システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018046513A JP2018046513A (ja) 2018-03-22
JP6770737B2 true JP6770737B2 (ja) 2020-10-21

Family

ID=59914291

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016182011A Active JP6770737B2 (ja) 2016-09-16 2016-09-16 音波通信方法及び音波通信システム

Country Status (3)

Country Link
US (1) US10790914B2 (ja)
EP (1) EP3297185B1 (ja)
JP (1) JP6770737B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10904050B1 (en) 2019-07-12 2021-01-26 The Mitre Corporation Data processing for automatic modulation classification of wireless signals
CN113432601B (zh) * 2021-06-16 2023-01-10 浙江大学 一种用于水下直升机的定位巡航系统及其工作方法

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2754836B2 (ja) 1990-02-23 1998-05-20 日本電気株式会社 水中ディジタル通信装置
SE9300281D0 (sv) * 1993-01-29 1993-01-29 Siemens Elema Ab Implanterbar medicinsk apparat och extrakorporeal programmerings- och oevervakningsapparat
DE69933663D1 (de) * 1999-08-03 2006-11-30 Eta Sa Mft Horlogere Suisse Elektronischer Wandler eines akustischen Signals in ein pseudo-digitales Signal und bidirektionelles Kommunikationsverfahren durch Schallwellen
JP2005537757A (ja) * 2002-09-04 2005-12-08 イーティーエー エスエー マニュファクチュア ホルロゲア スイス 音波手段でデータを送信するシステムと方法
JP2009227086A (ja) 2008-03-21 2009-10-08 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 管制型水中情報収集システム及び水中航走体管制システム
US20130234824A1 (en) * 2012-03-10 2013-09-12 Sergiy Lozovsky Method, System and Program Product for Communicating Between Mobile Devices
FI125506B (en) * 2013-09-10 2015-10-30 Suunto Oy Underwater Transmitter Receiver Device, Underwater Communication System and Related Communication Procedure
TWI539439B (zh) * 2014-03-19 2016-06-21 宏碁股份有限公司 電子裝置與聲音資料傳輸方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20180083731A1 (en) 2018-03-22
JP2018046513A (ja) 2018-03-22
EP3297185A1 (en) 2018-03-21
EP3297185B1 (en) 2019-01-02
US10790914B2 (en) 2020-09-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8102733B2 (en) Communicating using sonar signals at multiple frequencies
CN101356751B (zh) 数据通信装置、接收机和数据传输方法
JP5228602B2 (ja) 物体検出装置
JP6770737B2 (ja) 音波通信方法及び音波通信システム
JP6255449B1 (ja) 音響測深装置、音響測深方法及びマルチビーム音響測深装置
EP3428383B1 (en) Subsea oilfield communications system
KR102197054B1 (ko) 잠수함의 소음 처리 시스템 및 방법
JP2009200772A (ja) 水中通信装置および水中通信システム
JP2018010006A (ja) 音響測深装置、音響測深方法及びマルチビーム音響測深装置
JP2006213265A (ja) 潜水機の通信装置及び方法
Beaujean et al. HERMES—A high bit-rate underwater acoustic modem operating at high frequencies for ports and shallow water applications
JP5724532B2 (ja) 水中音響通信装置
JP5114768B2 (ja) 音響マルチスタティック・システムの構造
JP2720834B2 (ja) 音響通信装置
RU2573586C2 (ru) Система передачи данных по многолучевому каналу связи
JP2019113361A (ja) 距離計測装置
CN217156792U (zh) 余震消除电路、超声波传感器芯片及汽车雷达装置
JP7197030B2 (ja) 距離計測装置
JP6757083B2 (ja) 音響測深装置及びマルチビーム音響測深装置
JP4977860B2 (ja) 非音響モデムを用いた通信システム
JPH0424581A (ja) 超音波による水中航走体誘導装置
Nishida et al. Underwater Acoustic Communication using QPSK Modulation Method
JP2023021836A (ja) 水中無線通信装置および方法
JP2023109030A (ja) 水中無線通信装置および方法
Graflund COMMUNICATION USING ANUNDERWATER SONAR

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190830

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200625

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200915

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200917

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6770737

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250