JP6770447B2 - 熱源装置 - Google Patents

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本発明は、強制給排気式の熱源装置に関する。
従来、例えば給湯装置のように、缶体内に水が流通する熱交換器と熱交換器を加熱するバーナとを備えて、燃焼ファンによりバーナに燃焼用空気を供給すると共に燃焼排ガスを排気路に送出する強制給排気式の熱源装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
強制給排気式の熱源装置においては、排気路又は燃焼用空気の供給路の閉塞が生じると燃焼用空気の供給が妨げられる。そこで、特許文献1に記載された給湯装置においては、排気路又は供給路の閉塞率を検出して、閉塞率が大きくなるに従って最大能力(最大給湯能力)を下げてバーナの燃焼量を制限する処理を行っている。
特開2016−57045号公報
熱源装置において、熱交換器で発生して滴下するドレンを回収して排出するドレン排出路と、ドレン排出路の途中に設けられてドレン排出路を経由した燃焼排ガスの流出を防止する水封トラップ(水を満たすことにより、燃焼排ガスの流通を阻止する構成)とを備えた構成が知られている。
そして、本願発明者らは、このように水封トラップを備えた熱源装置において、閉塞率の増大に応じて最大能力を次第に減少させる処理を行った場合でも、缶体内の圧力が十分に下がらず、水封トラップを突き破って燃焼排ガスがドレン排出路から流出する場合が生じ得ることを知見した。
また、燃焼排ガスが水封トラップを突き破ることで水封トラップが機能しなくなると、一時的に閉塞率が低下することにより、バーナの燃焼量が増加して水封トラップからの燃焼排ガスの流出が更に増加する場合が生じ得ることも知見した。
本発明はかかる背景に鑑みてなされたものであり、水封トラップを突き破って燃焼排ガスが流出することを防止した熱源装置を提供することを目的とする。
本発明の熱源装置は、
排気路及び給気路に連通した缶体と、
前記缶体内に配置されて、内部を流体が流通する熱交換器と、
前記缶体内に配置されて、前記熱交換器を加熱するバーナと、
前記給気路を介して前記バーナに燃焼用空気を供給すると共に、前記バーナの燃焼排ガスを前記排気路に導くファンと、
前記バーナに燃料ガスを供給するガス供給手段と、
前記熱交換器から滴下するドレンを回収して排出するドレン排出路と、
前記ドレン排出路の途中に設けられ、前記ドレン排出路を介した燃焼排ガスの流出を防ぐための水封トラップと、
前記ファンにより供給される燃焼用空気の流量と、前記ガス供給手段により供給される燃料ガスの流量とを変更して、前記バーナの燃焼量を制御するバーナ燃焼運転を実行する燃焼制御部と
を備えた熱源装置に関する。
そして、本発明の熱源装置は、
前記ファンを作動させたときの前記缶体内の圧力を認識する圧力認識部と、
前記燃焼制御部により前記バーナ燃焼運転が実行されているときに、前記圧力認識部により認識される前記缶体内の圧力が第1閾値以上であるときには、前記バーナ燃焼運転における前記バーナの燃焼量の制御範囲の上限を、前記バーナの最大燃焼量よりも小さい上限燃焼量に制限する燃焼量制限部とを備え、
前記燃焼量制限部は、前記圧力認識部により認識される前記缶体内の圧力が前記第1閾値以上且つ第2閾値以下であるときは、該圧力が高いほど前記上限燃焼量を第1上限燃焼量まで次第に減少させて設定し、該圧力が前記第2閾値を超えたときには、前記上限燃焼量を前記第1上限燃焼量よりも小さい第2上限燃焼量に設定することを特徴とする。
かかる本発明によれば、バーナを作動させたときの缶体内の圧力が圧力認識部により認識され、バーナ燃焼運転が実行されているときに、缶体内の圧力が第1閾値以上となってバーナへの燃焼用空気及び燃料ガスの供給負荷が増大した場合には、燃焼量制限部によりバーナの燃焼量の制御範囲の上限を小さくすることにより、バーナの目標燃焼量に対して燃焼用空気及び燃料ガスが不足することを防止している。
そして、燃焼量制限部は、缶体内の圧力が第1閾値以上且つ第2閾値以下であるときは、缶体内の圧力が高いほど上限燃焼量を第1上限燃焼量まで次第に減少させて設定することで、バーナの上限燃焼量の減少を極力抑えている。しかしながら、缶体内の圧力がさらに高まって第2閾値を超えてさらに増大する状況になると、水封トラップに加わる圧力が増大して水封トラップが燃焼排ガスにより突き破られて、燃焼排ガスがドレン排出路を介して流出するおそれがある。
そこで、燃焼量制限部は、缶体内の圧力が第2閾値を超えたときには、上限燃焼量を第1上限燃焼量よりも小さい第2燃焼量に切り替える。この場合、第2閾値を水封トラップが突き破られることがないレベル(このレベルは、例えば、実験やコンピュータシミュレーションにより決定される)に設定することにより、ドレン排出路側からの燃焼排ガスの流出を防止しつつ、バーナ燃焼運転を継続することができる。
また、前記燃焼量制限部は、前記上限燃焼量を前記第1上限燃焼量から前記第2上限燃焼量に切り替えて設定するときに、所定時間をかけて前記上限燃焼量を前記第1上限燃焼量から前記第2上限燃焼量まで漸減させることを特徴とする。
この構成によれば、第1上限燃焼量から第2上限燃焼量への切り替えを瞬時に行った場合に生じ得る、熱交換器から送出される流体温度の急激な変動による弊害(例えば、熱源装置が給湯装置であるときには給湯温度の急激な低下急変、熱源装置が暖房装置であるときには放熱量の急激な低下)を回避することができる。
給湯装置(熱源装置)の構成図。 給湯運転における一連のフローチャート。 最大給湯能力の切替え条件の説明図。図3Aは本実施形態の仕様を示し、図3Bは従来の仕様を示している。
本発明の実施形態の一例について、図1〜図3を参照して説明する。
[1.給湯装置の構成]
図1を参照して、本発明の給湯装置1(本発明の熱源装置に相当する)は、本体10に収容された缶体20内に、上水道に接続された給水管40及び出湯栓(図示しない)に接続された給湯管 50に接続された熱交換器21、熱交換器21を加熱するバーナ22、バーナ22の燃焼炎を検出するフレームロッド23、及びバーナ22に点火するための点火プラグ24を備えている。点火プラグ24は、イグナイタ25と接続され、イグナイタ25から高電圧が印加されたときに火花放電を発生する。
バーナ22は、缶体20の上部に設けられた逆止弁30を介してファン31に接続され、ノイズフィルタ32及び切替弁付きベンチェリー33を介して供給される燃焼用空気と、燃料ガス供給路35、ゼロガバナ36、及びオリフィス37を介して供給される燃料ガスとが、ファン31により混合されてバーナ22に供給される。なお、燃料ガス供給路35、ゼロガバナ36、及びオリフィス37により、本発明のガス供給手段が構成される。
給水管40には、上流側から順に、水フィルタ兼用抜き栓41、給水管40を流通する水の流量を検出する流量センサ42、給水管40を流通する水の温度を検出する給水温度センサ43、及び給水管40と給湯管50を連通したバイパス管45の開度を変更するバイパスサーボ44が設けられている。
給湯管50には、上流側から順に、熱交換器21から出湯される湯の温度を検出する熱交温度センサ51、給湯管50の開度を変更する湯量サーボ52、及び給湯管50から出湯される湯の温度を検出する出湯温度センサ53が設けられている。湯量サーボ52の付近には排水管55が接続されており、排水管55には過圧脱がし弁56が設けられている。
熱交換器21は、バーナ22の燃焼排ガス中の顕熱を回収する主熱交換器21aと、燃焼排ガス中の潜熱を回収する副熱交換器21bとにより構成されて、内部を流通する水を加熱する。主熱交換器21aには、過熱を検出する過熱センサ26が設けられている。
バーナ22の燃焼排ガスは、ファン31による送風圧により、図中A1,A2の矢印で示したように、熱交換器21を通過して排気口60及び排気ダクト61を経由して、排気管62へと導かれる。排気ダクト61と排気管62との接続箇所の付近には、排気温度センサ63が設けられている。
排気ダクト61及び排気管62は、本発明の排気路に相当する。排気管62の外側には給気管65が形成され、給気管65、給気ダクト66、及び給気フィルタ67を経由して、外気が本体10内に吸入される。給気管65及び給気ダクト66は、本発明の給気路に相当する。
缶体20の下部には、熱交換器21で生じて滴下するドレンを回収して排出するためのドレン排出路70が接続され、ドレン排出路70の途中には水封室71が設けられている。缶体20の下部と水封室71との間には水(ドレン水)が満たされており、これにより、缶体20からドレン排出路70を経由した燃焼排ガスの流出を防ぐ水封トラップ75が形成されている。
本体10内には、給湯装置1の全体的な作動を制御するコントローラ90が備えられている。コントローラ90は、図示しないCPU、メモリ、入出力インターフェース回路等を備えて構成された電子回路ユニットであり、メモリに保持された給湯装置1の制御用プログラムをCPUで実行することによって、バーナ22の燃焼運転を実行する燃焼制御部91、缶体20内の圧力を認識する圧力認識部92、及びバーナ22の燃焼量を制限する燃焼量制限部93として機能する。
コントローラ90には、給湯装置1を遠隔操作するためのリモコン95が接続され、リモコン95に設けられた各種スイッチの操作信号が、リモコン95からコントローラ90に入力される。また、コントローラ90からリモコン95に出力される制御信号により、リモコン95に設けられた表示部の状態が制御される。
コントローラ90には、フレームロッド23、過熱センサ26、流量センサ42、給水温度センサ43、熱交温度センサ51、出湯温度センサ53、及び排気温度センサ63による各検出信号が入力される。また、コントローラ90から出力される制御信号により、イグナイタ25、ファン31、バイパスサーボ44、及び湯量サーボ52の作動が制御される。
コントローラ90は、出湯栓が開栓されて、流量センサ42により下限流量以上の通水が検出されているときに、給湯管50から、リモコン95により設定された目標給湯温度の湯が出湯されるように、バーナ22の燃焼量を制御する給湯運転を実行する。
給湯運転において、コントローラ90は、流量センサ42の検出流量、給水温度センサ43の検出温度、及びリモコン95により設定された目標給湯温度に基づいて、バーナ22の目標燃焼量を設定する。
そして、燃焼制御部91は、目標燃焼量が得られるようにファン31の回転速度を調節して、バーナ22に供給する燃焼用空気と燃料ガスの供給流量を設定し、バーナ22の燃焼運転を実行する。また、コントローラ90は、出湯温度センサ53の検出温度が目標給湯温度となるように、目標燃焼量を補正し、必要に応じて、バイパスサーボ44及び湯量サーボ52の開度を調節する。
[2.上限燃焼量の制限]
次に、図2に示したフローチャートに従って、給湯運転の実行中に、燃焼量制限部93により実行されるバーナ22の燃焼量の制御処理について説明する。
図2のSTEP1で、燃焼量制限部93は、圧力認識部92により排気路(排気ダクト61、排気管62)の閉塞率を算出する。圧力認識部92は、排気路の閉塞率を算出することによって、バーナ22の燃焼中(ファン31の作動中)における缶体20内の圧力を間接的に認識し、缶体20内の圧力のレベルを示す指標値として排気路の閉塞率を用いる。ここで、排気路の閉塞率が大きくなるに従って、ファン31を所定回転速度で作動させたときの缶体20内の圧力が増大するため、排気路の閉塞率からバーナ22の燃焼時における缶体20内の圧力を認識することができる。
圧力認識部92は、例えば、上述した特開2016−57045号公報に示された手法を用いて、ファン31を基準目標回転速度で作動させるために必要となるファンの通電電流値に基づいて排気路の閉塞率を検知する。
続くSTEP2で、燃焼量制限部93は、排気路の閉塞率が第1閾値(例えば60%)以上であるか否かを判断し、閉塞率が第1閾値以上であるときにはSTEP3に進む。ここで、第1閾値は、排気路の閉塞率が高くなって缶体20内の圧力が増大することにより、バーナ22への燃焼用空気及び燃料ガスの供給が妨げられて、給湯装置1を最大能力(本実施形態では16号)で作動させることが困難になる閉塞率を想定して、実験やコンピュータシミュレーションにより設定されたものである。
STEP3で、燃焼量制限部93は、排気路の閉塞率に応じて給湯装置1の最大能力(号数)を下げることにより、バーナ22の燃焼量の制御範囲の上限(上限燃焼量)を制限してSTEP4に進む。ここで、図3Aは、給湯装置1の最大能力の設定テーブルを示しており、縦軸が給湯装置1の最大能力(号)に設定され、横軸が排気路の閉塞率(%)に設定されている。
コントローラ90は、このように給湯装置1の最大能力が下げられたときには、目標給湯温度での給湯を維持するために、湯量サーボ52により上水道から給水管40への給水流量を減少させる処理を行う。
燃焼量制限部93は、STEP3の最大能力漸減処理において、図3Aの設定テーブルに従って、排気路の閉塞率が増大するほど給湯装置1の最大能力を16号から12号までリニア(図3AのA1で示したパターン)又は段階的(図3AのB1で示したパターン)に次第に減少させる。この場合、16号により規定されるバーナ22の燃焼範囲の上限が本発明の最大燃焼量に相当する。また、12号により規定されるバーナ22の燃焼範囲の上限が本発明の第1上限燃焼量に相当する。
続くSTEP4で、燃焼量制限部93は、圧力認識部92により排気路の閉塞率を算出し、次のSTEP5で、排気路の閉塞率が第2閾値(例えば70%)を超えているか否かを判断する。そして、排気路の閉塞率が第2閾値を超えているときにはSTEP6に進む。
ここで、第2閾値は、排気路の閉塞の進行により缶体20内の圧力がさらに増大することによって、図1のE1で示した経路により、水封トラップ75が突き破られて、バーナ22の燃焼排ガスがドレン排出路70から排出される閉塞率を想定して、実験やコンピュータシミュレーションにより設定されたものである。
STEP6で、燃焼量制限部93は、給湯装置1の最大能力を下限に設定する。本実施形態では、図3Aに示したように、最大能力の下限が8号に設定されており、排気路の閉塞率が70%を超えると給湯装置1の最大能力が8号とされる。ここで、最大能力の下限である8号は、水封トラップ75を突き破って燃焼排ガスがドレン排出路70から排出されることを回避し得るバーナ22の上限燃焼量(本発明の第2上限燃焼量に相当する)を設定するものであり、実験やコンピュータシミュレーションにより決定される。
このように、排気路の閉塞率が70%を超えた段階で、給湯装置1の最大能力を8号まで直ちに低下させることによって、バーナ22の燃焼排ガスが水封トラップ75を突き破ってドレン排出路70から排出されることを防止することができる。
また、ドレン排出路70が詰まった場合には、バーナ22の燃焼排ガスがドレン排出路から流出する状況は生じないが、水封トラップ75を形成する水(ドレン水)が燃焼排ガスにより巻き上げられて、排気口60から排気ダクト61を経由するE2の経路により排気管62に排出されるおそれがある。そこで、STEP6の処理によって給湯装置1の最大能力を下限に設定することにより、このように水封トラップ75を形成する水が排気管62に排出されることも防止することができる。
ここで、図3Bは、従来の給湯装置で行われていた排気路の閉塞率に応じた最大能力の設定テーブルを示しており、図3Aと同様に、縦軸が給湯装置の最大能力(号)に設定され、横軸が排気路の閉塞率(%)に設定されている。図3Bの設定テーブルでは、排気路の閉塞率が増大するに従って給湯装置の最大能力が減少するが、最大能力が下限(8号)に設定される前(例えば閉塞率75%)の段階で、缶体内の圧力の上昇によって、燃焼排ガスが水封トラップを突き破ってドレン排出路から流出するおそれがある。
STEP7で、燃焼量制限部93は、圧力認識部92により排気路の閉塞率を算出し、続くSTEP8で、STEP7及びSTEP8の繰り返しの処理において、排気路の閉塞率が第2閾値を超えている状態がT秒(Tは例えば90に設定される)以上継続したときにSTEP9に進んで、給湯運転を停止する。
コントローラ90は、STEP9で給湯運転が停止されたときには、リモコン95の表示部にエラーコードを表示する等の異常報知を行う。
[3.他の実施形態]
上記実施形態において、燃焼量制限部93は、排気路の閉塞率が第2閾値を超えたときに、給湯装置1の最大能力を12号から8号(下限能力)に直ちに切り替えたが(図2のSTEP5からSTEP6)、最大能力を下げることによって出湯温度が急激に低下する等の弊害が生じるときには、所定時間をかけて12号から8号まで緩やかに減少させるようにしてもよい。
上記実施形態では、本発明の熱源装置として給湯装置1を示したが、本発明の熱源装置は、缶体内に流体が流通する熱交換器及び熱交換器を加熱するバーナを備えた強制給排気式の熱源装置であればよく、例えば、温水供給式の暖房装置、風呂の追焚き装置等であってもよい。また、上記実施形態では熱交換器内を流通する流体は水であるが、不凍液等の他の流体であってもよい。
上記実施形態において、圧力認識部92は、バーナ22を燃焼させるときの缶体20内の圧力のレベルを排気路の閉塞率によって認識したが、缶体20内に設けた圧力センサにより、缶体20内の圧力を直接的に認識してもよい。
上記実施形態では、ファン31はターボファンであるが、シロッコファン等の他の種類のファンを用いてもよい。
上記実施形態では、缶体20の上部から燃焼用空気及び燃料ガスの混合気を供給して、缶体20の下部からバーナ22の燃焼排ガスを排出する給湯装置1を示したが、缶体の下部から燃焼用給気及び燃料ガスの混合気を供給して、缶体の上部からバーナの燃焼排ガスを排出する給湯装置に対しても、本発明の適用が可能である。
1…給湯装置(熱源装置)、10…(給湯装置の)本体、20…缶体、21…熱交換器、22…バーナ、31…ファン、35…燃料ガス供給路、40…給水管、50…給湯管、60…排気口、61…排気ダクト、62…排気管、65…給気管、70…ドレン排出路、71…水封室、75…水封トラップ、90…コントローラ、91…燃焼制御部、92…圧力認識部、93…燃焼量制限部、95…リモコン。

Claims (2)

  1. 排気路及び給気路に連通した缶体と、
    前記缶体内に配置されて、内部を流体が流通する熱交換器と、
    前記缶体内に配置されて、前記熱交換器を加熱するバーナと、
    前記給気路を介して前記バーナに燃焼用空気を供給すると共に、前記バーナの燃焼排ガスを前記排気路に導くファンと、
    前記バーナに燃料ガスを供給するガス供給手段と、
    前記熱交換器から滴下するドレンを回収して排出するドレン排出路と、
    前記ドレン排出路の途中に設けられ、前記ドレン排出路を介した燃焼排ガスの流出を防ぐための水封トラップと、
    前記ファンにより供給される燃焼用空気の流量と、前記ガス供給手段により供給される燃料ガスの流量とを変更して、前記バーナの燃焼量を制御するバーナ燃焼運転を実行する燃焼制御部と
    を備えた熱源装置であって
    前記ファンを作動させたときの前記缶体内の圧力を認識する圧力認識部と、
    前記燃焼制御部により前記バーナ燃焼運転が実行されているときに、前記圧力認識部により認識される前記缶体内の圧力が第1閾値以上であるときには、前記バーナ燃焼運転における前記バーナの燃焼量の制御範囲の上限を、前記バーナの最大燃焼量よりも小さい上限燃焼量に制限する燃焼量制限部とを備え、
    前記燃焼量制限部は、前記圧力認識部により認識される前記缶体内の圧力が前記第1閾値以上且つ第2閾値以下であるときは、該圧力が高いほど前記上限燃焼量を第1上限燃焼量まで次第に減少させて設定し、該圧力が前記第2閾値を超えたときには、前記上限燃焼量を前記第1上限燃焼量よりも小さい第2上限燃焼量に設定することを特徴とする熱源装置。
  2. 請求項1に記載の熱源装置において、
    前記燃焼量制限部は、前記上限燃焼量を前記第1上限燃焼量から前記第2上限燃焼量に切り替えて設定するときに、所定時間をかけて前記上限燃焼量を前記第1上限燃焼量から前記第2上限燃焼量まで漸減させることを特徴とする熱源装置。
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