JP6770442B2 - 画像処理装置及びそのプログラム - Google Patents
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Description
このように、従来技術では、オフラインかリアルタイムかを問わず、照明条件が大きく変化する場合、リアルタイムで高品質な合成を行うことが困難であるという問題がある。
そして、画像処理装置は、画像処理部によって、素材画像を用いて、画像処理を撮影画像に施す。
以下、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
図1を参照し、本発明の実施形態に係る画像合成システム1の概要について説明する。
画像合成システム1は、強度又は色度の少なくとも一方が変化する照明条件において、不要な被写体が含まれるターゲット画像(撮影画像)に、その被写体が含まれないソース画像(素材画像)の画像領域を合成することで、不要な被写体を隠蔽するものである。
なお、処理対象とは、画像処理の対象となるオブジェクトのことである。
なお、図2では、照明32,33が消灯していることを示すため、照明32,33を破線で図示した。
なお、図3では、図面を見やすくするため、照明3の光源部分のみを図示し、フード部分の図示を省略した。
図4を参照し、画像合成装置6の構成について説明する。
画像合成装置6は、照明強度又は色度の少なくとも一方が変化する照明条件において、基底画像と、オフセット画像と、重み係数とを用いて、ターゲット画像に画像合成処理を施すものである。図4に示すように、画像合成装置6は、ソース画像合成部(素材画像生成部)61と、照明強度・色度算出部(重み係数算出部)63と、画像処理部65と、を備える。
まず、ソース画像合成部61は、照明3の基底画像とオフセット画像との差分であるエレメント画像を生成する。つまり、ソース画像合成部61は、基底画像とオフセット画像との間で同一画素位置の画素値の差分を求め、各画素の画素値の差分を表すエレメント画像を生成する。図5に示すように、ソース画像合成部61は、照明31の基底画像とオフセット画像Ioffとの差分であるエレメント画像IE1を生成する。また、ソース画像合成部61は、照明32の基底画像とオフセット画像Ioffとの差分であるエレメント画像IE2を生成する。さらに、ソース画像合成部61は、照明33の基底画像とオフセット画像Ioffとの差分であるエレメント画像IE3を生成する。
照明強度・色度算出部63は、センサカメラ5よりセンサ画像が入力され、入力されたセンサ画像から、明るさの線形性の原理により重み係数wiを算出するものである。そして、照明強度・色度算出部63は、算出した重み係数wiをソース画像合成部61に出力する。この重み係数wiは、照明31〜33それぞれの照明強度及び色度を表す。
参考文献2:特開2015−213234号公報
まず、照明強度の推定対象となるi番目の照明3のみを点灯した基底画像から、輝度値が飽和した点及び一定輝度以下の点をマスクした画素の輝度値を、照明画像ベクトルpiとして求める。ここで、各照明画像ベクトルp1,…,pnを列ベクトルとする行列Fを定義する。また、各照明3の照明強度を正規化した値k1,…,knをベクトル化したものを照明強度ベクトルkとする。この場合、各チャンネルについて、以下の式(2)が成立する。
図6(a)に示すように、画像合成部651は、ターゲット画像ITにおいて、外部から、被写体91の球体を含んだ処理対象領域αが指定される。例えば、画像合成システム1の利用者が、図示を省略したマウス等の操作手段を介して、画像合成部651に処理対象領域αを指定(入力)する。
図7に示すように、基底画像の撮影時及び合成画像IGの合成時に発生する誤差のため、合成画像IGでは、画像領域βで色ズレが発生することが多い(図7のハッチング部分)。このため、この色ズレを補正して画像合成処理を行うための調整が必要になる。
図8を参照し、画像合成装置6の動作について説明する(適宜図4参照)。
照明強度・色度算出部63は、センサカメラ5より入力されたセンサ画像から、明るさの線形性により重み係数を算出する(ステップS1)。
ソース画像合成部61は、ステップS1で算出した重み係数を、ステップS2で生成した各照明3のエレメント画像に乗算することで、ソース画像を生成する(ステップS3)。
誤差調整部653は、ターゲット画像に対する、ステップS4で生成した合成画像の明るさ及び色合いの誤差を調整する(ステップS5)。
画像合成装置6は、低コストな演算によりターゲット画像に対応した明るさ及び色合いのソース画像を生成するので、照明条件がダイナミックに変化する場合でも、高品質な画像合成処理を行うことができる。これにより、画像合成装置6は、リアルタイムで不要な被写体9の隠蔽が可能となり、多様な合成表現を実現することができる。
前記した実施形態では、画像合成処理を施すこととして説明したが、本発明は、画像合成処理以外の画像処理を行ってもよい。
以下、本発明の実施例として、不要な被写体を隠蔽する画像合成の実験を行った。その結果を図9に示す。図9(a)のターゲット画像ITには、白枠内にカメラ(不要な被写体)が含まれている。なお、図9(a)の白枠は、説明を分かり易くするために付したものであり、実際のターゲット画像ITには含まれていない。
61 ソース画像合成部(素材画像生成部)
63 照明強度・色度算出部(重み係数算出部)
65 画像処理部
651 画像合成部
653 誤差調整部
Claims (5)
- 強度又は色度の少なくとも一方が変化する照明条件において、複数の照明のうち何れか1つが点灯したときに撮影した点灯画像と、全ての前記照明が消灯したときに撮影した消灯画像と、前記照明毎の照明強度及び色度を表す重み係数とを用いて、処理対象が含まれる撮影画像に所定の画像処理を施す画像処理装置であって、
前記照明毎に前記点灯画像と前記消灯画像との差分画像を生成し、前記重み係数を前記差分画像のそれぞれに乗算し、前記重み係数が乗算された差分画像と前記消灯画像とを加算することで、前記撮影画像に対応した明るさ及び色合いの素材画像を生成する素材画像生成部と、
前記素材画像を用いて、前記画像処理を前記撮影画像に施す画像処理部と、
を備えることを特徴とする画像処理装置。 - 前記画像処理部は、
前記撮影画像の処理対象に対応した画像領域を前記素材画像から切り出して、切り出した前記画像領域を前記撮影画像の処理対象領域に合成することで、前記処理対象が含まれない合成画像を生成する画像合成部と、
前記撮影画像に対する、前記合成画像の明るさ及び色合いの誤差を調整する誤差調整部と、
を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記全ての照明が撮影された照明画像から、明るさの線形性の原理により前記重み係数を算出する重み係数算出部、
をさらに備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像処理装置。 - 前記素材画像生成部は、画素単位の演算により前記素材画像を生成し、
前記画像処理部は、画素単位で前記画像処理を行うことを特徴とする請求項1から請求項3の何れか一項に記載の画像処理装置。 - コンピュータを、請求項1から請求項4の何れか一項に記載の画像処理装置として機能させるための画像処理プログラム。
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