JP6769599B2 - 救助具 - Google Patents

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本発明は、例えば水難救助に使用される救助具に関するものである。
従来から、例えば河川,海,湖などの水域にて救助を要する際に使用する救助具が提案されている。
この従来例は、ロープと、このロープを収納する袋体とから成る救助具であって、ロープは、基端部が袋体の外側に連結されて袋体内に収納されており、また、ロープは、先端部から開口部を介して袋体2外へ導出可能に構成されており、例えば河川,海,湖などの水域にて被救助者を救助する際は、ロープの先端部を持って袋体を被救助者へ向けて投げると、袋体はロープを導出しながら被救助者まで達し、被救助者が袋体若しくはロープを掴んだのを確認した後、ロープを引動し、安全な場所へ引き寄せ、救出する。
ところで、前述した救助活動は、現場へ移動する際、袋体を身体に装着して移動する方が安全の為、袋体には該袋体を身体に巻き付け装着するベルト体が設けられているが、袋体を投げた際、このベルト体が被救助者に当たり、被救助者が負傷するケースがある。
本発明は、このような問題点を解消したもので、従来にない作用効果を発揮する画期的な救助具を提供する。
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
ロープ1と、このロープ1を収納する袋体2とから成る救助具であって、前記ロープ1は、基端部が前記袋体2の外側に連結されて前記袋体2内に収納されており、また、前記ロープ1は、先端部から開口部2aを介して前記袋体2外へ導出可能に構成されており、前記袋体2は端部に開口部2aを有する有底筒状体であって、底部2bから前記開口部2a側へ径大となるように構成されており、また、前記袋体2には該袋体2を身体に巻き付け装着するベルト体3が設けられ、このベルト体3は前記袋体2から着脱自在に設けられていることを特徴とする救助具に係るものである。
また、ロープ1と、このロープ1を収納する袋体2とから成る救助具であって、前記ロープ1は、基端部が前記袋体2の外側に連結されて前記袋体2内に収納されており、また、前記ロープ1は、先端部から開口部2aを介して前記袋体2外へ導出可能に構成されており、前記袋体2の前記開口部2aの対抗位置には該袋体2内へ前記ロープ1を収納する際に使用する指掛け部6が設けられており、また、前記袋体2には該袋体2を身体に巻き付け装着するベルト体3が設けられ、このベルト体3は前記袋体2から着脱自在に設けられていることを特徴とする救助具に係るものである。
また、請求項1,2いずれか1項に記載の救助具において、前記ベルト体3は前記袋体2に面ファスナー部4を介して着脱自在に設けられていることを特徴とする救助具に係るものである。
また、請求項1〜3いずれか1項に記載の救助具において、前記ベルト体3は該ベルト体3の一端部と他端部とを連結するバックル部5を有するものであることを特徴とする救助具に係るものである。
また、請求項4記載の救助具において、前記バックル部5として、バックル本体5aに起伏自在に設けられたレバー体5bを起立動させることで連結解除可能なクイックリリース式のバックル部を採用したことを特徴とする救助具に係るものである。
また、請求項1〜5いずれか1項に記載の救助具において、前記ロープ1は水に浮くものであることを特徴とする救助具に係るものである。
本発明は上述のように構成したから、被救助者が負傷することを可及的に抑制できるなど、従来にない作用効果を発揮する画期的な救助具となる。
本実施例を示す斜視図である。 本実施例の袋体2とベルト体3とを分離した状態の斜視図である。 本実施例の袋体2にロープ1を収納する状態の説明図である。 本実施例に別の救助具を装着した状態の説明図である。 本実施例の使用状態説明図である。 本実施例の使用状態説明図である。
好適と考える本発明の実施形態を、図面に基づいて本発明の作用を示して簡単に説明する。
水域において救助へ向かう際、身体にベルト体3を巻き付け装着することで袋体2を手に持たず現場まで移動できる。
現場に到着後、袋体2をベルト体3から取外し、ロープ1の先端部を持って袋体2を被救助者へ向けて投げると、袋体2はロープ1を導出しながら被救助者まで達する。従って、ベルト体3が被救助者に当たる事は無い。
続いて、被救助者がこの袋体2若しくはロープ1を掴んだのを確認した後、ロープ1を引動し、被救助者を安全な場所へ引き寄せ、救助する。
従って、迅速且つ良好に救助活動が行えるのは勿論、被救助者が負傷することを可及的に抑制できることになる。
本発明の具体的な実施例について図面に基づいて説明する。
本実施例は、ロープ1と、このロープ1を収納する袋体2とから成る救助具であって、ロープ1は、基端部が袋体2の外側に連結されて袋体2内に収納されており、また、ロープ1は、先端部から開口部2aを介して袋体2外へ導出可能に構成されており、袋体2には該袋体2を身体に巻き付け装着するベルト体3が設けられ、このベルト体3は袋体2から着脱自在に設けられたものである。
以下、本実施例に係る構成各部について詳細な説明をする。
ロープ1は、図3に図示したように適宜な合成樹脂製の部材で形成されたものであり、所定長さを有して水に浮くように構成されている。
袋体2は、図1,2に図示したように適宜な合成樹脂製の部材(ナイロン)で形成した有底筒状体(円筒体)であり、上部の開口部2aには絞り紐7が設けられている。
また、袋体2は、後述するベルト体3と面ファスナー部4を介して着脱自在に連結される。
具体的には、袋体2の周面には長さ方向に帯状のループ係合素子4bが設けられており、このループ係合素子4bにベルト体3に設けられるフック係合素子4aを係脱自在に係合連結されるよう構成されている。
また、袋体2のループ係合素子4bの両端位置には、ベルト体3に設けられる挿入係止部材8を挿入係止し得る合成樹脂製の被係止部材9が設けられている。尚、袋体2とベルト体3との連結は面ファスナー部4のみでも良い。
また、袋体2の底部2b中央位置には孔部2cが設けられており、この孔部2cから袋体2内に配したロープ1の基端部を外部に出して結び目を設けることで、ロープ1を抜け止め係止連結するように構成されている。
また、袋体2の開口部2aの対向位置にはリング状の指掛け部6が設けられている。
従って、図3に図示したように指掛け部6に左右の手の指を掛けて開口部2aを開いた状態で袋体2内へロープ1を螺旋状に収納する。
また、袋体2は、底部2bから開口部2aにかけて上側程(開口部2a側程)径大となるように構成されている。
従って、袋体2内へのロープ1の収納作業や、袋体2を投げた際に該袋体2内からロープ1の導出が良好に行われる。
ベルト体3は、図1,2,4,5に図示したように適宜な合成樹脂製の部材(ナイロン)で形成した帯状体であり、救助者の腰部に巻き付け装着し得る長さに設定されている。
このベルト体3の一端部(基端部)には、このベルト体3の他端部(先端部)と連結するバックル部5が設けられている。
バックル部5は、図1,2に図示したように適宜な合成樹脂製の部材で形成ものであり、バックル部5として、バックル本体5aに起伏自在に設けられたレバー体5bを起立動させることで締結解除可能なクイックリリース式のバックル部が採用されている。
また、ベルト体3の外面部には面ファスナー部4を構成する帯状のフック係合素子4aが設けられており、更に、このフック係合素子4aの両端位置には袋体2に設けられる被係止部材9に挿入係止し得る挿入係止部材8が設けられている。
また、ベルト体3には、他の救助具Xを連結する連結部10が設けられている。
この連結部10は、図1,2,4に図示したようにベルト体3の周面所定位置から帯状突片10aを突設し、この帯状突片10aの先端部をベルト体3の所定位置に設けたバックル部11(バックル本体11aとレバー体11bとから成るクリックリリースバックル)に連結可能に設けられている。
従って、図4に図示したように他の救助具X(ロープと、このロープの先端部が連結され該ロープを開口部から導出可能に収納する袋体とから成る手持ちタイプの救助具)を連結しておき、必要に応じて使用することができる。
本実施例は上述のように構成したから、水域において救助へ向かう際、身体にベルト体3を巻き付け装着することで袋体2を手に持たず現場まで移動できる。
現場に到着後、袋体2をベルト体3から取外し、ロープ1の先端部を持って袋体2を被救助者へ向けて投げると、袋体2はロープ1を導出しながら被救助者まで達する。従って、ベルト体3が被救助者に当たる事は無い。
続いて、被救助者がこの袋体2若しくはロープ1を掴んだのを確認した後、ロープ1を引動し、被救助者を安全な場所へ引き寄せ、救助する。
よって、本実施例によれば、迅速且つ良好に救助活動が行えるのは勿論、被救助者が負傷することを可及的に抑制できることになる。
また、本実施例は、ベルト体3は袋体2に面ファスナー部4を介して着脱自在に設けられているから、簡易構造で確実にベルト体3から袋体2を取外すことができ、しかも、迅速に連結状態を解除することができ、緊急時に良好に対応することができる。
また、本実施例は、ベルト体3は該ベルト体3の一端部と他端側部とを連結するバックル部5を有するものであるから、身体への装着が良好に行われる。
また、本実施例は、バックル部5として、バックル本体5aに起伏自在に設けられたレバー体5bを起立動させることで連結解除可能なクイックリリース式のバックル部を採用したから、身体に装着したベルト体3を直ちに外したい場合などに有効である。
また、本実施例は、袋体2は端部に開口部2aを有する有底筒状体であり、底部2bから開口部2a側へ径大となるように構成されているから、袋体2内へのロープ1の収納作業や、袋体2を投げた際に該袋体2内からロープ1の導出が良好に行われる。
また、本実施例は、ロープ1は水に浮くものであるから、水域において使用する救助具として良好なものとなる。
また、本実施例は、袋体2の開口部2aの対向位置には該袋体2内へ前記ロープ1を収納する際に使用する指掛け部6が設けられているから、袋体2内へのロープ1の収納作業が良好に行えることになる。
尚、本発明は、本実施例に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。
1 ロープ
2 袋体
2a 開口部
2b 底部
3 ベルト体
4 面ファスナー部
5 バックル部
5a バックル本体
5b レバー体
6 指掛け部

Claims (6)

  1. ロープと、このロープを収納する袋体とから成る救助具であって、前記ロープは、基端部が前記袋体の外側に連結されて前記袋体内に収納されており、また、前記ロープは、先端部から開口部を介して前記袋体外へ導出可能に構成されており、前記袋体は端部に開口部を有する有底筒状体であって、底部から前記開口部側へ径大となるように構成されており、また、前記袋体には該袋体を身体に巻き付け装着するベルト体が設けられ、このベルト体は前記袋体から着脱自在に設けられていることを特徴とする救助具。
  2. ロープと、このロープを収納する袋体とから成る救助具であって、前記ロープは、基端部が前記袋体の外側に連結されて前記袋体内に収納されており、また、前記ロープは、先端部から開口部を介して前記袋体外へ導出可能に構成されており、前記袋体の前記開口部の対抗位置には該袋体内へ前記ロープを収納する際に使用する指掛け部が設けられており、また、前記袋体には該袋体を身体に巻き付け装着するベルト体が設けられ、このベルト体は前記袋体から着脱自在に設けられていることを特徴とする救助具。
  3. 請求項1,2いずれか1項に記載の救助具において、前記ベルト体は前記袋体に面ファスナー部を介して着脱自在に設けられていることを特徴とする救助具。
  4. 請求項1〜3いずれか1項に記載の救助具において、前記ベルト体は該ベルト体の一端部と他端部とを連結するバックル部を有するものであることを特徴とする救助具。
  5. 請求項4記載の救助具において、前記バックル部として、バックル本体に起伏自在に設けられたレバー体を起立動させることで連結解除可能なクイックリリース式のバックル部を採用したことを特徴とする救助具。
  6. 請求項1〜5いずれか1項に記載の救助具において、前記ロープは水に浮くものであることを特徴とする救助具。
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