JP6768772B2 - エアロゾル発生装置、カートリッジ及び電子タバコ - Google Patents

エアロゾル発生装置、カートリッジ及び電子タバコ Download PDF

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Description

本発明は、タバコの技術分野に関し、具体的には、エアロゾル発生装置、カートリッジ及び電子タバコに関する。
健康に日増しに注意を払うにつれて、従来の紙巻きタバコが一定の健康上の危険を抱えていることを意識するようになってきた。従って、電子タバコと呼称される製品が開発されてきた。従来の紙巻きタバコの代用品として、電子タバコは、本質的にニコチンを含有する液体物質を加熱したエアロゾル発生装置である。電子タバコの内部に貯液部、霧化部及びエアロゾル通路が設けられ、霧化部は液体物質を霧化する加熱部材、貯液部は液体を貯蔵する部材、エアロゾル通路は霧化部に生じたエアロゾルを導出するためのものである。
従来技術では、貯液部は直接霧化部に連通し、貯液部内の液体は直接霧化部に接触し、霧化部は液体を加熱してエアロゾルを生成し、エアロゾルは電子タバコ内のエアロゾル通路を介して導出されてユーザにより吸われる。このような構造は、貯液部の開閉を実現できないので、貯液部を直接霧化部に連通させ、外部気圧が低下したときに、過剰の貯液部内の液体が霧化部内へ流れて、更にエアロゾル通路内へ漏れ、喫煙具を汚染して、ユーザの使用に不便さをもたらす。
さらに、従来、市販品では、液体を霧化する方法は、液体を含浸したオイルガイドロープを加熱線で直接加熱するのが一般的である。オイルガイドロープは常に液体含浸状態である。発熱量の増大に伴って、オイルガイドロープのオイルガイド速度が不足になり、加熱線(電熱線ユニット)の温度が高まり、所定温度に達すると、オイルガイドロープは高温により劣化されて、液体は高温で燃焼して、やけ味を放出する。使用後期にオイルガイドロープの炭化リスクがあり、更にオイルガイドロープの給油と消費者の喫煙体感(エクスペリエンス)に悪影響を与える。また、液体は常にオイルガイドロープに含浸されているため、液体の霧化量を制御できず、消費者の喫煙体感に影響を及ぼす。
本発明の目的は、液体が漏れたり、液体の霧化量が制御できないという従来技術の問題を解決するエアロゾル発生装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明は、キャビティを有するハウジングと、ハウジングの一端に設けられるマウスピースと、一端に出液口を有し、内部にプランジャが挿設され、液体を貯蔵する貯液部と、ハウジング内に設けられ、マウスピースに連通するエアロゾル通路とを備え、
前記マウスピースに接続されたプランジャが前記キャビティの延伸方向に沿って設けられ、前記エアロゾル通路に挿入されるマウスピースの挿入端が前記キャビティの延伸方向に沿って設けられ、
前記マウスピースの挿入端は前記貯液部の外壁に前記キャビティの延伸方向に沿って当接されて前記エアロゾル通路を閉じて、且つ前記プランジャは前記出液口に当接されて前記貯液部内の液体の前記出液口からの流出を阻止する第1状態と、
前記マウスピースの挿入端は前記キャビティの延伸方向に沿って前記貯液部の外壁から分離して前記エアロゾル通路を開き、且つ前記プランジャは前記出液口から分離して前記貯液部内の液体が前記出液口から流出できるようにする第2状態とを実現する、エアロゾル発生装置を提供する。
好ましくは、プランジャは挿入部を有し、挿入部は出液口に挿入可能であり、且つ出液口に径方向に当接される。
好ましくは、出液口はその内径が該出液口の長手方向において等しい寸法を有する断面形状であり、出液口からプランジャまでの方向において、挿入部の外径が徐々に大きくなり、出液口の内径が挿入部の最小外径と最大外径との間にある。
好ましくは、挿入部はボスを有する構造であり、挿入部のボスは出液口に挿入されて、出液口の内壁に当接される。
好ましくは、マウスピースには係止部材が設けられ、プランジャには係止溝が設けられ、係止部材は係止溝に係止される。
好ましくは、貯液部の挿入端に向っている部分に貫通孔が設けられ、貫通孔内にシール部材が設けられ、プランジャは、シール部材と締まり嵌めするようにシール部材を貫通する。
好ましくは、貯液部の出液口から流出する液体の流出方向には、さらに霧化部が設置される。
好ましくは、霧化部は加熱体と霧化キャビティを含み、加熱体は出液口の下方に位置し、出液口から流出される液体は加熱体で霧化されて霧化キャビティを経由してエアロゾル通路に入る。
好ましくは、エアロゾル通路は貯液部と霧化部の一側に位置し、霧化キャビティに連通する。
好ましくは、エアロゾル通路は、前記キャビティの延伸方向に沿って霧化部からのエアロゾル流出側に設けられ、霧化キャビティに連通する第1エアロゾル通路と、前記キャビティの延伸方向に沿って貯液部の一側に設けられて、貯液部を貫通する第2エアロゾル通路とを含み、第1エアロゾル通路は密封パイプを介して第2エアロゾル通路に連通する。
好ましくは、霧化キャビティには、吸気孔とエアロゾル出口が設けられ、エアロゾル出口は第1エアロゾル通路に連通する。
好ましくは、加熱体は多孔質セラミック加熱体である。
好ましくは、マウスピースには吸い口が設けられ、第2状態では、エアロゾルはエアロゾル通路を通過して吸い口で吸われる。
好ましくは、ハウジングとマウスピースは一体構造である。
好ましくは、貯液部、該貯液部の出液口から流出する液体の流出方向に設置される霧化部及びエアロゾル通路のいずれもハウジング内に設けられ、ハウジングは前記キャビティの延伸方向に沿って貯液部、霧化部及びエアロゾル通路に対して移動可能である。
好ましくは、貯液部の外表面には制限突部が設けられ、ハウジングには摺動溝が設けられ、制限突部は摺動溝内に位置して、ハウジングの前記キャビティの延伸方向における移動距離を制限するためのものである。
好ましくは、プランジャに弾性部品が設けられ、弾性部品はシール部材と前記プランジャの挿入部との間に位置し、又は、弾性部品はシール部材とマウスピースとの間に位置して、出液口の密封を回復又は保持するように挿入部を駆動することに用いられる。
本発明は、電子タバコを提供し、エアロゾル発生装置と、内部に取付部が設けられるメインハウジングとを含み、エアロゾル発生装置の霧化部は取付部内に設けられ、前記エアロゾル発生装置の貯液部は取付部に着脱可能に接続される。
好ましくは、エアロゾル発生装置のエアロゾル出口とエアロゾル発生装置の第1エアロゾル通路との接合部に、さらにトリガーセンサが設けられ、トリガーセンサは第1エアロゾル通路内の気圧変化を検出するためのものである。
好ましくは、メインハウジング内にさらに電源と制御回路基板が設けられ、電源は霧化部に給電するためのものであり、制御回路基板は霧化部による液体の霧化を制御するためのものである。
本発明は、キャビティを有するカートリッジケースと、エアロゾル通路を有し、前記カートリッジケースの一端に移動可能に挿設されるマウスピースと、一端に出液口を有し、内部にプランジャが挿設され、液体を貯蔵する貯液部とを備え、
前記キャビティに挿入されるマウスピースの挿入端に、前記プランジャが前記キャビティの延伸方向に沿って設けられ、
マウスピースの挿入端は貯液部の外壁に前記キャビティの延伸方向に沿って当接されてエアロゾル通路に至る通路を閉じて、且つプランジャは出液口に当接されて貯液部内の液体の出液口からの流出を阻止する第1状態と、
マウスピースの挿入端は前記キャビティの延伸方向に沿って貯液部の外壁から分離してエアロゾル通路に至る通路を開き、且つプランジャは出液口から分離して貯液部内の液体が出液口から流出できるようにする第2状態とを実現するカートリッジを提供する。
好ましくは、カートリッジは、一端がマウスピースの挿入端に接続されて、他端が貯液部の外壁に接続され、又は、一端が貯液部の内壁に接続されて、他端がプランジャに接続される弾性部品をさらに備える。
好ましくは、マウスピースは挟持部を含み、挟持部はカートリッジケースの外周面を周回して設置され、挟持部とカートリッジケースの外周面の間に径方向クリアランスが存在する。
好ましくは、マウスピースは挟持部を含み、挟持部はカートリッジケースの外周面に螺合される。
好ましくは、マウスピースの挿入端とカートリッジケースの内周面の間に径方向クリアランスが存在する。
好ましくは、マウスピースの挿入端はカートリッジケースの内周面に螺合される。
好ましくは、径方向クリアランスは0.1mm−0.5mmである。
好ましくは、挟持部は、径方向に沿って窪んだ凹部及び/又は径方向に沿って外へ突出する凸部を有する。
好ましくは、凹部は円周方向に沿って全周を周回して、又は、凹部は円周方向に沿って部分的に周回して、又は、凹部は複数あり、且つ円周方向に沿って間隔を空けて設置され、及び/又は、凸部は円周方向に沿って全周を周回して、又は、凸部は円周方向に沿って部分的に周回して、又は、凸部は複数あり、且つ円周方向に間隔を空けて設置される。
好ましくは、貯液部の内壁に対向設置される第1径方向突出部と第2径方向突出部が設置され、第1径方向突出部と第2径方向突出部は制限部を形成し、プランジャは挟持部に移動可能に挿設され、挟持部はプランジャの径方向での移動を制限するためのものである。
好ましくは、プランジャは挿入部を有し、挿入部は出液口に挿入可能であり、且つ出液口に径方向に当接される。
好ましくは、出液口はその内径が該出液口の長手方向において等しい寸法を有する断面形状であり、出液口からプランジャまでの方向において、挿入部の外径が徐々に大きくなり、出液口の内径が挿入部の最小外径と最大外径との間にある。
好ましくは、貯液部の挿入端に向っている部分に貫通孔が設けられ、貫通孔内にシール部材が設けられ、プランジャはシール部材と締まり嵌めするようにシール部材に挿設される。
好ましくは、貯液部の出液口から流出する液体の流出方向には、さらに霧化部が設置される。
好ましくは、霧化部は凸状延出部を有し、凸状延出部の外周面にシールリングが設けられ、凸状延出部は出液口内に挿設され、シールリングは出液口の内周面と締まり嵌めする。
好ましくは、凸状延出部の外周面に断熱部が当設され、シールリングは断熱部に当設される。
好ましくは、貯液部の外周面とキャビティの間に径方向クリアランスを有し、液体が霧化部を通過して霧化されて生じたエアロゾルは外部の空気とともに径方向クリアランスを介してエアロゾル通路に流れ込み、エアロゾル通路から流出して吸われる。
本発明は、上記いずれかに記載の技術案におけるカートリッジを備える電子タバコを提供する。
好ましくは、電子タバコはさらにタバコロッドを備え、タバコロッド内に、カートリッジ内の霧化部に給電するための電源が設けられる。
好ましくは、タバコロッド内に、エアロゾル通路が導通状態であると検出されたとき、電源を制御して霧化部に給電させるための煙通路センサが設けられる。
前記のとおり、本発明によるエアロゾル発生装置はプランジャが設けられ、プランジャは出液口に当接されて貯液部内の液体の出液口からの流出を阻止することによって、貯液部内の液体の漏れを効果的に防止できるとともに、貯液部と霧化部の一側に位置するエアロゾル通路を独立して設置することで、エアロゾルをより順調に通過させ、凝固しにくくする。また、プランジャと出液口との当接及び分離によって電子タバコの噴液を制御して、液体の霧化量を制御することができ、このように、ユーザがより安全且つ簡便に吸うことができ、良好な喫煙体感を与える。
本発明の上記内容を理解しやすくするために、以下、好適実施例を例にして図面を参照しながら詳細に説明する。
本願の一部を構成する明細書及び図面は本発明への更なる理解を提供するためのものであり、本発明の例示的な実施例及びその説明は本発明を解釈するものであり、本発明を不適に限定するものではない。
図中
本発明の実施例1における電子タバコの外部構造図を模式的に示す。 本発明の実施例1における電子タバコの内部構造の断面図を模式的に示す。 本発明の実施例1における電子タバコの内部の部分断面図を模式的に示す。 本発明の実施例1におけるエアロゾル発生装置を電子タバコに適用したときの部分構造図を模式的に示す。 本発明の実施例1における貯液部とエアロゾル通路の断面図を模式的に示す。 本発明の実施例1における霧化部の断面図を模式的に示す。 本発明のほかの実施例における挿入部が出液口と密着したときの構造図を模式的に示す。 本発明の実施例1における貯液部をハウジング内に設置したときの構造図を模式的に示す。 本発明の実施例2におけるカートリッジの断面図1を模式的に示す。 本発明の実施例2におけるカートリッジの断面図2を模式的に示す。 本発明の実施例2におけるカートリッジの断面図3を模式的に示す。 本発明の実施例2におけるカートリッジの断面図4を模式的に示す。 本発明の実施例2におけるカートリッジの断面図5を模式的に示す。 本発明の実施例2におけるカートリッジとタバコロッドとの接続構造図を模式的に示す。
以下、特定の実施例にて本発明の実施形態を説明することによって、当業者は本明細書に開示された内容に基づいて本発明のほかの利点及び効果を容易に把握できる。本発明について好適実施例を参照しながら説明するが、この発明の特徴は該実施形態に制限されるものではない。逆に、本発明の特許請求の範囲に基づいて誘導可能なほかの選択又は改良を含むために、実施形態を参照しながら説明するのである。本発明を詳しく説明するために、以下の説明において多数の詳細が含まれる。本発明では、このような詳細を使用しなくてもよい。また、本発明の焦点を混乱させるかまたはぼかすことを避けるために、いくつかの特定の詳細は説明から省略される。
なお、本願の実施例及び実施例の特徴は、矛盾しない場合、互いに組み合わせることができる。以下、図面を参照して実施例を組み合わせて本発明について詳細に説明する。
〔実施例1〕
図2及び図4、図8に示されるように、本発明はエアロゾル発生装置1を提供し、エアロゾル発生装置1は、キャビティ11を有するハウジング10と、マウスピース20と、貯液部30及びエアロゾル通路22とを備える。マウスピース20はエアロゾル通路22に連通し、エアロゾルはエアロゾル通路22を介して流出してユーザにより吸われる。マウスピース20はハウジング10の一端に設けられ、マウスピース20はキャビティ11の延伸方向(図8に示されるX方向)に沿ってプランジャ25と挿入端21が設けられる。貯液部30は出液口32を有し、貯液部30内の液体は出液口32から流出して霧化部50に流れ、液体が霧化部50で霧化されて生じたエアロゾルはエアロゾル通路22に流れ込み、エアロゾル通路22から流出してユーザにより吸われる。本実施例では、マウスピース20の挿入端21がエアロゾル通路22に挿入されると、プランジャ25は出液口32に当接されて貯液部30内の液体の出液口32からの流出を阻止し、エアロゾル通路22と出液口32を同時に密閉させる。
本実施例におけるエアロゾル発生装置1は2種の状態を有し、図3、図4に示されるように、第1状態では、マウスピース20の挿入端21はキャビティ11の延伸方向(図8中に示されるX方向)に沿って当接されてエアロゾル通路22を閉じて、且つプランジャ25は出液口32に当接されて貯液部30内の液体の出液口32からの流出を阻止する。この際、エアロゾル発生装置1のエアロゾル通路22は閉じられて、霧化部50の稼動をトリガーすることがなく、同時に、貯液部30内の液体は霧化部50に流れず、それにより、エアロゾルを発生させない。
図3、図4及び図5に示されるように、第2状態では、マウスピース20の挿入端21は前記延伸方向に沿って貯液部30の外壁から分離してエアロゾル通路22を開き、且つプランジャ25は出液口32から分離して貯液部30内の液体が出液口32から流出できるようにする。この際、エアロゾル発生装置1のエアロゾル通路22は開かれて、霧化部50の稼動をトリガーし、同時に、貯液部30内の液体は霧化部50に流れて、霧化部50は液体を霧化してエアロゾルを発生させる。
本実施例におけるエアロゾル発生装置1はプランジャ25が設けられ、プランジャ25は出液口32に当接されて貯液部30内の液体の出液口32からの流出を阻止し、このように、貯液部30内の液体の漏れを効果的に防止できる。また、プランジャ25と出液口32との当接から該プランジャ25と出液口32との分離により電子タバコ6の噴液への制御が実現でき、液体の霧化量が制御されることで、ユーザはより安全且つ簡便に吸うことができ、良好な喫煙体感を与える。
なお、本発明では、プランジャ25と出液口32の当接方式について制限がなく、プランジャ25と出液口32が当接された後に貯液部30内の液体の出液口32からの流出を阻止できればよい。たとえば、図5及び図3、図4に示されるように、本実施例では、プランジャ25は挿入部26を有し、挿入部26は出液口32に挿入可能、且つ出液口32に径方向に当接される。そのうち、出液口32はその内径が該出液口の長手方向において等しい寸法を有する断面形状であり、出液口32からプランジャ25までの方向において、挿入部26の外径が徐々に大きくなり、出液口32の内径が挿入部26の最小外径と最大外径との間にあり、たとえば、挿入部26に緊密に密着される密封キャビティ320であってもよい。このように設計することにより、プランジャ25の挿入部26は出液口32に部分的に挿入された後に出液口32に径方向に当接され、出液口32を密封する作用を果たして、液体の出液口32からの流出を防止する。
図7及び図4、図5に示されるように、ほかの実施例では、挿入部26はボスを有する構造であり、挿入部26のボス260は出液口32に挿入されて、出液口32に緊密に結合され、それによっても、出液口32の密封が実現される。
また、挿入部26のボス260がプランジャ25に接続され、挿入部26が出液口32に緊密に当接される場合においても、密封をして、漏れ防止効果を果たすこともできる。
本発明では、マウスピース20とプランジャ25との間の接続方式について制限がなく、マウスピース20とプランジャ25を確実に接続できればよい。たとえば、図3に示されるように、本実施例では、マウスピース20は係止部材23が設けられ、プランジャ25は係止溝250が設けられ、係止部材23と係止溝250との係止により、マウスピース20とプランジャ25との接続が実現され、構成が簡単で、接続が確実である。
図3及び図5に示されるように、本実施例では、貯液部30の挿入端21に向っている部分に貫通孔33が設けられ、貫通孔33内にシール部材34が設けられ、プランジャ25はシール部材34と締まり嵌めするようにシール部材34を貫通する。プランジャ25を引抜きする過程において、プランジャ25における液体がシール部材34により掻き取られるため、更に液体の漏れを防止する。シール部材34の具体的なタイプについて特に制限がなく、本実施例では、シール部材34はシリカゲルプラグである。
さらに、図2及び図4に示されるように、本発明におけるエアロゾル発生装置1はさらに霧化部50を含み、貯液部30の出液口32は霧化部50に向って設置される。霧化部50の具体的なタイプについて特に制限がなく、出液口32から霧化部50に流れた液体を霧化してエアロゾルを発生させるものであればよい。
具体的には、図6及び図4に示されるように、本実施例では、霧化部50は、霧化ハウジング56、電極55、加熱体51及び霧化キャビティ52を含む。加熱体51は、出液口32からの液体を加熱するためのものであり、霧化ハウジング56に設けられ、霧化キャビティ52の上方に位置し、出液口32に対応する。霧化キャビティ52は、加熱体51で霧化されて生じたエアロゾルを貯蔵して吐出するためのものである。電極55は、霧化ハウジング56に設けられ、霧化キャビティ52の下方に位置し、加熱体51に電気的に接続されて加熱体51に電気エネルギーを提供するためのものである。加熱体51は、出液口32の下方に位置し、出液口32からの液体は加熱体51で霧化された後に霧化キャビティ52を介してエアロゾル通路22に入る。加熱体51の具体的なタイプについて特に制限がなく、出液口32から霧化部50へ流れた液体を霧化してエアロゾルを発生させるものであればよい。たとえば、霧化部50は、電熱線、赤外加熱体、マイクロ波加熱体、電磁切替加熱体及び多孔質セラミック加熱体のうちの1種であってもよく、ガラス繊維ロープと電気加熱線を組み合わせた構造又はほかのタイプの加熱構造であってもよい。本実施例では、加熱体51は多孔質セラミック加熱体であり、多孔質セラミック加熱体は液体を吸収して貯蔵することができ、耐高温性を有し、清掃しやすく、耐用年数が長いという特徴を有する。
さらに、本実施例では、図6及び図4に示されるように、霧化キャビティ52は吸気孔53とエアロゾル出口54を含み、エアロゾル出口54はエアロゾル通路22に連通する。吸気孔53とエアロゾル出口54は霧化ハウジング56に対向して設置され、前記第2状態では、空気が吸気口32から霧化キャビティ30に入り、加熱体51で霧化されて生じたエアロゾルとともに霧化キャビティ30内に十分に混合した後、エアロゾル出口54からエアロゾル通路22に入り、エアロゾル通路22を介してマウスピース20に入り、最後にマウスピース20によりユーザに吸われる。吸気孔53とエアロゾル出口54を設置することにより、エアロゾルをより順調に移動させて、ユーザによる喫煙を容易にする。
なお、図4及び図5に示されるように、エアロゾル通路22は貯液部30と霧化部50の一側に位置し、霧化キャビティ52に連通することは、エアロゾル通路22がキャビティ11の延伸方向(図8中に示されるX方向)に沿って貯液部30と霧化部50の一側に設置され、霧化キャビティ52に連通して霧化キャビティ52内のエアロゾルを導出するためのものであることを意味する。また、加熱体51は、出液口32の下方に位置し、出液口32の直下に位置してもよく、出液口32の斜下方に位置してもよく、出液口32から流出された液体がすべて加熱体51により受けられることを確保できればよい。本実施例では、加熱体51が前記流出された液体を容易に受け取るために、加熱体51は出液口32の直下に位置する。
本実施例では、図5及び図4、図3に示されるように、貯液部30はさらに貯液ハウジング31と貯液ハウジングカバー35を含み、貯液ハウジング31と貯液ハウジングカバー35は一体成形されてもよく、密封するように接続されて一体に組み立てられてもよい。貯液ハウジング31と貯液ハウジングカバー35が囲んだキャビティは、霧化対象液体を貯蔵するための貯液キャビティ300になる。貯液ハウジングカバー35に出液口32が設けられ、出液口32は貯液キャビティ300に連通して、貯液キャビティ300内の液体を流出するためのものである。本実施例では、貯液ハウジング31と貯液ハウジングカバー35は組み立てることによって接続され、貯液ハウジング31と貯液ハウジングカバー35との間にガスケット36が設けられる。
上記構造では、エアロゾル通路22は貯液部30と霧化部50の一側に設けられて、霧化部50の霧化キャビティ52に連通することによって、エアロゾルはエアロゾル通路22に沿って流出し、吸うとき、エアロゾルはより順調に流出できるとともに、エアロゾルとエアロゾル通路22の内壁との接触面積がエアロゾルとハウジング10の内壁及び貯液部30の外壁との接触面積より遥かに小さく、凝固しにくく、このように、ユーザに良好な使用体感を与える。
図5及び図3、図4に示されるように、本発明では、エアロゾル通路22は第1エアロゾル通路220と第2エアロゾル通路221を含む。そのうち、第1エアロゾル通路220は、キャビティ11の延伸方向に沿って霧化部50のエアロゾル流出側に設けられて、霧化キャビティ52に連通し、第2エアロゾル通路221は、キャビティ11の延伸方向に沿って貯液部30の一側に設けられて、貯液部30を貫通する。そして、第1エアロゾル通路220と第2エアロゾル通路221は密封パイプ222を介して連通する。エアロゾル通路22の設計と取り付けを容易にして、エアロゾル通路22の構造をコンパクトにして、取り付けやすくするために、エアロゾル通路22は第1エアロゾル通路220と第2エアロゾル通路221に分けられて、密封パイプ222を介して接続される。
具体的に、図5及び図3、図4に示されるように、本実施例では、第1エアロゾル通路220は、空気管路になり、第1エアロゾル通路220は一端が貯液ハウジングカバー35に挿設されて、他端が霧化部50のエアロゾル流出側まで延びて、霧化キャビティ52のエアロゾル出口54に連通して霧化キャビティ52内のエアロゾルを流出するためのものであり、構成が簡単で、取り付けやすい。第2エアロゾル通路221は、キャビティ11の延伸方向に沿って貯液部30の一側に設けられて、貯液部30を貫通し、第2エアロゾル通路221は、貯液部30の内部に設けられて貯液キャビティ300の一側に位置してもよいし、貯液部30に接近するように貯液部30の外部の一側に設けられてもよい。
本実施例では、第2エアロゾル通路221は、貯液ハウジング31内に設けられ、貯液キャビティ300の一側に位置し、貯液ハウジング31の延伸方向に沿って貯液ハウジング31を貫通し、貯液ハウジング31と一体成形するように構成され、加工、製作しやすく、構造がコンパクトである。第1エアロゾル通路220と第2エアロゾル通路221は密封パイプ222を介して連通し、密封パイプ222は、一端が第2エアロゾル通路221に挿入されて、他端が貯液ハウジングカバー35に挿入されて第1エアロゾル通路220に連通し、このように、第1エアロゾル通路220と第2エアロゾル通路221を緊密に接続して、気体の密封を実現することができるとともに、貯液キャビティ300内の液体の第2エアロゾル通路221への侵入を防止し、ユーザに良好な喫煙体感を与えることを確保することができる。
図3に示されるように、本実施例では、マウスピース20には吸い口24が設けられ、前記第2状態では、エアロゾルはエアロゾル通路22を通過した後に吸い口24から吸われる。吸い口24は、マウスピース20の上端の一側に設置されてもよく、マウスピース20の上端の中央部に設置されてもよく、ユーザがエアロゾル通路22内のエアロゾルを容易に吸うことが確保できればよい。本実施例では、ユーザが吸い口24に容易に接触して、簡便に吸うために、吸い口24はマウスピース20の上端の一側に設置される。
図2及び図3、図4に示されるように、ハウジング10とマウスピース20の接続形式について特に制限がなく、用途に応じて設計できる。本実施例では、ハウジング10とマウスピース20は一体構造とされる。マウスピース20はハウジング10の上端に位置し、ハウジング10と一体成形される。ほかの実施例では、ハウジング10とマウスピース20は組み立てることで接続されてもよい、たとえば螺合又は係止で接続されてもよい。
図2及び図3、図4、図8に示されるように、ハウジング10とマウスピース20が一体構造である場合、貯液部30、霧化部50及びエアロゾル通路22のいずれもハウジング10内に設けられ、ハウジング10は延伸方向に沿って貯液部30、霧化部50及びエアロゾル通路22に対して移動可能である。ハウジング10とマウスピース20を一体に設計することにより、ハウジング10とマウスピース20との同期移動を実現可能であり、操作しやすくなる。ハウジング10を移動すると、マウスピース20はハウジング10に同期して移動し、同時に、マウスピース20はプランジャ25を連動して移動させ、このようにして、エアロゾル発生装置1は前記第1状態と前記第2状態との間で切り替えることが容易に実現できる。また、ユーザがハウジング10を押して移動させるのに利便性をもたらして、使用しやすくするために、ハウジング10の外部にさらに摩擦力を増大するための斜め模様13が設置される。
さらに、ハウジング10の移動距離を制限して、ハウジング10の移動距離が長すぎてプランジャ25の破損を招くことを防止し、同時にハウジング10内の貯液部30、霧化部50及びエアロゾル通路22が露出されることにより汚染されることを回避するために、本発明では、ハウジング10と貯液部30との間に制限機構が設けられる。具体的に、図8及び図4、図5に示されるように、本実施例では、貯液部30の外表面に制限突部37が設けられ、ハウジング10には摺動溝12が設けられ、制限突部37は摺動溝12内に位置する。前記第1状態では、プランジャ25は出液口32に当接され、この際、制限突部37は摺動溝12の一端に位置する。前記第1状態を前記第2状態に変更する過程において、ハウジング10を押して、制限突部37と摺動溝12に相対移動させ、制限突部37は摺動溝12の他端に対して移動させる。第2状態になったとき、プランジャ25は出液口32から分離し、制限突部37は摺動溝12の他端に位置する。ハウジング10における摺動溝12と貯液部30における制限突部37との組み合わせによりハウジング10の延伸方向に沿う移動距離が限定され、ハウジング10の移動距離が長すぎる状態となることを防止し、制限保護作用を果たす。
図5及び図3、図4に示されるように、本実施例では、プランジャ25に弾性部品40が設けられ、弾性部品40はシール部材34と挿入部26との間に位置する。弾性部品40の具体的なタイプについて特に制限がなく、本実施例では、弾性部品40はバネであり、バネはプランジャ25に当設され、シール部材34と挿入部26との間に位置する。外部からプランジャ25を引き上げると、弾性部品40は圧縮され、プランジャ25は挿入部26とともに出液口32から分離し、液体を出液口32から流出させる。外部からの力が消えると、弾性部品40はプランジャ25を駆動して挿入部26とともに出液口32を密封状態に回復させることができる。さらに、プランジャ25において、挿入部26とシール部材34との間に弾性部品40が設けられることにより、挿入部26をさらに押し締めて、挿入部26と出液口32との密着状態を保持して、出液口32をより緊密に密封し、液漏れ防止の効果をよりよく果たす。ほかの実施例では、弾性部品40はシール部材34とマウスピース20との間に位置して、出液口32の密封を保持又は回復するように挿入部26を駆動することができる。
なお、図4及び図3、図5に示されるように、本実施例では、エアロゾル通路22の横断面は円形であり、すなわち第1エアロゾル通路220、第2エアロゾル通路221及び密封パイプ222のいずれも円形横断面を有するチューブ構造である。チューブ構造の内壁面積が小さいため、流れているエアロゾルは容易に通過でき、エアロゾルはさらに順調に流動し、エアロゾル粒子は凝固しにくく、ユーザの喫煙ニーズをよりよく満足して、ユーザの喫煙体感を改善することができる。ほかの実施例では、エアロゾル通路22の断面形状はほかの形状、たとえば多角形、半円形等であってもよく、エアロゾルが順調に通過することが確保できれば、特に制限がない。
上記使用過程では、エアロゾル発生装置1のプランジャ25が出液口32に当接されて貯液部30内の液体の出液口32からの流出を阻止することにより、貯液部30内の液体の漏れを効果的に防止できる。また、プランジャ25と出液口32との当接から分離により電子タバコ6の噴液への制御が実現可能であり、液体の霧化量が制御されることにより、ユーザはより安全且つ簡便に吸い、良好な喫煙体感を有する。同時に、貯液キャビティ300と霧化部50の一側に位置するエアロゾル通路22を独立して設置することで、エアロゾルはより順調に通過し、且つエアロゾル粒子が凝固しにくい。
図2及び図1、図4に示されるように、本発明はさらに、上記いずれかの実施例のエアロゾル発生装置1と、内部に取付部61が設けられるメインハウジング60とを備え、エアロゾル発生装置1の霧化部50が取付部61内に設けられ、エアロゾル発生装置1の貯液部30が取付部61に着脱可能に接続される電子タバコ6を提供する。
図2及び図1、図4に示されるように、本実施例では、電子タバコ6はさらにトリガーセンサ62を含み、トリガーセンサ62はエアロゾル発生装置1のエアロゾル出口54とエアロゾル発生装置1の第1エアロゾル通路220との接合部に設けられ、エアロゾル発生装置1のエアロゾル通路22内の気圧変化を検出するためのものである。ユーザが吸うとき、エアロゾル通路22内の気体がユーザにより吸われて負圧を形成し、霧化キャビティ52の気圧とエアロゾル通路22内の気圧との間に気圧差が形成され、トリガーセンサ62は気圧差を検出すると、トリガー信号を送信して、加熱体51を加熱させてエアロゾルを発生させる。本実施例では、マイクをトリガーセンサ62とし、トリガーセンサ62はエアロゾル出口54と第1エアロゾル通路220との接合部に設けられる。ほかの実施例では、トリガーセンサ62はほかの位置に設置されてもよく、自動的に加熱体51をトリガーできればよい。トリガーセンサ62で加熱体51をトリガーすることは、トリガー方式が簡単で確実であり、使用しやすい。
図2及び図1、図4に示されるように、本実施例では、メインハウジング60内にさらに電源63と制御回路基板64が設けられ、電源63は霧化部50に給電するためのものであり、制御回路基板64は霧化部50による液体の霧化を制御するためのものである。電源63と制御回路基板64はメインハウジング60内に固定に装着され、制御回路基板64は電源63、トリガーセンサ62及び電極55に接続され、電源63は電極55に接続される。トリガーセンサ62は、トリガー信号を検出すると、制御回路基板64に伝送し、制御回路基板64が制御信号を送信することで、電源63が電極55を介して加熱体51に給電するようにして、加熱体51による液体への加熱霧化機能を実現する。
〔実施例2〕
図9に示されるように、本発明は、キャビティ11aを有するカートリッジケース10a、マウスピース20a及び貯液部30aを備えるカートリッジ1aを提供する。マウスピース20aはエアロゾル通路22aを有し、エアロゾルはエアロゾル通路22aを介して流出してユーザに吸われることができる。マウスピース20aはカートリッジケース10aのキャビティ11aの一端に移動可能に挿設され、マウスピース20aの挿入端21aには、カートリッジケース10aのキャビティ11aの延伸方向(図9中に示されるX方向)に沿って延びているプランジャ25aが設けられる。貯液部30aは出液口32aを有し、貯液部30a内の液体が出液口32aから流出して霧化部50aに流れ、貯液部30aの外周面とキャビティ11aは径方向クリアランスAを有し、液体が霧化部50aで霧化されて生じたエアロゾルは、外部の空気とともに径方向クリアランスAを介してエアロゾル通路22aに流れ込み、エアロゾル通路22aから流出して吸われる。本実施例では、マウスピース20aの挿入端21aがカートリッジケース10aのキャビティ11aに挿入されると、プランジャ25aは貯液部30a内に挿設される。
本実施例のカートリッジ1aは2種の状態を有し、図9に示されるように、第1状態では、マウスピース20aの挿入端21aは貯液部30aの外壁にキャビティ11aの延伸方向(図9中に示されるX方向)に沿って当接されてエアロゾル通路22aを閉じて、且つプランジャ25aは出液口32aに当接されて貯液部30a内の液体の出液口32aからの流出を阻止する。この際、カートリッジ1aのエアロゾル通路22aは閉じられて、霧化部50aの稼動をトリガーすることがなく、同時に、貯液部30a内の液体が霧化部50aへ流れず、それによりエアロゾルを発生させることがない。図10に示されるように、第2状態では、マウスピース20aの挿入端21aは前記延伸方向に沿って貯液部30aの外壁から分離してエアロゾル通路22aを開き、且つプランジャ25aは出液口32aから分離して貯液部30a内の液体が出液口32aから流出できるようにする。この際、カートリッジ1aのエアロゾル通路22aは開かれて、霧化部50aの稼動をトリガーし、同時に、貯液部30a内の液体が霧化部50aへ流れて、霧化部50aは液体を霧化してエアロゾルを発生させる。図10中、破線矢印は液体の流動方向、実線矢印はエアロゾルと外部空気の流動方向である。
上記構造とされることにより、電子タバコの噴液への制御が実現され、液体の霧化量が制御されるため、消費者の喫煙体感が良くなる。
さらに、図9に示されるように、本実施例では、カートリッジケース10aのキャビティ11aはさらに弾性部品40aを含み、弾性部品40aは、一端が貯液部30aの内壁に接続されて、他端がプランジャ25aに接続される。弾性部品40aの具体的なタイプについて特に制限がなく、本実施例では、弾性部品40aはバネであり、バネはプランジャ25aに当設される。ユーザが吸わないとき、マウスピース20aは移動せず、弾性部品40aの弾性力によりプランジャ25aは出液口32aに当接されて貯液部30a内の液体の出液口32aからの流出を阻止する。ユーザが吸うとき、マウスピース20aを引き上げて、マウスピース20aの挿入端21aはキャビティ11aの延伸方向に沿って貯液部30aの外壁から分離し、それにより、プランジャ25aはマウスピース20aにつれて同期移動し、弾性部品40aは圧縮され、プランジャ25aは出液口32aから分離して貯液部30a内の液体が出液口32aから流出できるようにする。ユーザの使用が終了した後、弾性部品40aは圧縮されて弾性力を発生させ、プランジャ25aが自動的に出液口32aへ移動するように駆動することにより、プランジャ25aは出液口32aに当接されて貯液部30a内の液体の出液口32aからの流出を阻止する。
ほかの実施例では、図11に示されるように、弾性部品40aは、一端が挿入端21aに接続されて、他端が貯液部30aの外壁に接続される。弾性部品40aは引張バネであり、ユーザが吸わないとき、マウスピース20aは移動せず、弾性部品40aの弾性力による駆動下で、プランジャ25aは出液口32aに当接されて貯液部30a内の液体の出液口32aからの流出を阻止する。ユーザが吸うとき、マウスピース20aを引き上げて、マウスピース20aの挿入端21aはキャビティ11aの延伸方向に沿って貯液部30aの外壁から分離し、プランジャ25aはマウスピース20aにつれて同期移動し、弾性部品40aは引っ張られて、プランジャ25aは出液口32aから分離して貯液部30a内の液体の出液口32aからの流出ができるようにする。ユーザによる使用が完了した後、弾性部品40aは引っ張られて弾性力を発生させ、プランジャ25aが自動的に出液口32aへ移動するように駆動することにより、プランジャ25aは出液口32aに当接されて貯液部30a内の液体の出液口32からの流出を阻止する。
さらに、図9に示されるように、本実施例では、マウスピース20aは挟持部23aを含み、挟持部23aはカートリッジケース10aの外周面を周回して設置され、挟持部23aとカートリッジケース10aの外周面との間に径方向クリアランスが存在し、径方向クリアランスの具体的な数値について特に制限がなく、本実施例では、径方向クリアランスは0.1mm−0.5mm(0.1mmと0.5mmを含む)であり、たとえば0.3mm、0.44mm又は0.48mm等である。径方向クリアランスは、挟持部23aが設置されると、挟持部23aがガイド作用を果たして、プランジャ25aが延伸方向からずれて移動することを防止することを満たす。
プランジャ25aがキャビティ11aの延伸方向に出液口32aから分離して、改めて出液口32aへ移動するとき、挟持部23aはガイドと制限の作用を果たし、プランジャ25aが前記延伸方向からずれて移動することを防止し、それにより、プランジャ25aは正確に出液口32aに当接されて貯液部30a内の液体の出液口32aからの流出を阻止して液漏れを防止できる。さもないと、プランジャ25aが出液口32aに対して移動するとき、前記延伸方向からずれて移動するリスクがあり、出液口32aに当接されているが、出液口32aを完全に密封できず、貯液部30a内の液体が出液口32aから流出し、液漏れのおそれがある。
さらに、挟持部23aがカートリッジケース10aの外周面に螺合されるように設計されてもよく、この場合、挟持部23aを緩めることでマウスピース20aの挿入端21aと貯液部30aの外壁との、前記キャビティ11aの延伸方向に沿う分離を実現するとともに、さらにガイドと制限の作用を果たすことができる。
図12に示されるように、ほかの実施例では、マウスピース20aは挟持部23aを含まなくてもよく、挿入端21aとカートリッジケース10aの内周面との間に径方向クリアランスが存在し、径方向クリアランスの具体的な数値について特に制限がなく、本実施例では、径方向クリアランスは0.1mm−0.5mm(0.1mmと0.5mm)を含み、たとえば、0.3mm、0.44mm又は0.48mm等である。径方向クリアランスは、プランジャ25aが前記キャビティ11aの延伸方向からずれて移動することがなく、安定的に前記延伸方向に沿って移動できることを満たす。また、挿入端21aがカートリッジケース10aの内周面に螺合されるように設計されてもよく、挿入端21aを緩めることでマウスピース20aの挿入端21aと貯液部30aの外壁との、前記延伸方向に沿う分離を実現すると同時に、さらにガイドと制限の作用を果たす。
マウスピース20aと貯液部30aの外壁との分離又は当接方式については、上記実施例に制限されず、カートリッジ1aは前記第1状態と第2状態とを実現するものであればよい。
図13に示されるように、ほかの実施例では、貯液部30aの内壁に対向設置された第1径方向突出部35aと第2径方向突出部36aが設置され、第1径方向突出部35aと第2径方向突出部36aは制限部を形成し、プランジャ25aは挟持部23aに移動可能に挿設され、挟持部23aはプランジャ25aの径方向での移動を制限するためのものである。このように、プランジャ25aは、前記キャビティ11aの延伸方向からずれて移動することなく、安定的に前記延伸方向に移動することにより、プランジャ25aは正確に出液口32aに当接されて貯液部30a内の液体の出液口32aからの流出を阻止して、液体漏れを防止する。
さらに、図9に示されるように、本発明では、挟持部23aは、径方向に沿って窪んだ凹部24a及び/又は径方向に沿って外へ突出する凸部とを有し、このように、ユーザはマウスピース20aをより容易に引き上げて、プランジャ25aの引き上げ又は引き下げをより容易に実行できる。本実施例では、挟持部23aに凹部24aが設けられ、凹部24aは円周方向全周を周回して設置され、又は、凹部24aは円周方向に部分的に周回して設置され、又は、凹部24aは複数あり、且つ円周方向に間隔を空けて設置される。ほかの実施例では、挟持部23aに凸部が設けられ、凸部は円周方向全周を周回して設置され、又は、凸部は円周方向に部分的に周回して設置され、又は、凸部は複数あり、且つ円周方向に間隔を空けて設置される。又は、ほかの実施例では、挟持部23aに凹部24aと凸部との両方が設置される。
なお、本発明では、プランジャ25aと出液口32aの当接方式について特に制限がなく、プランジャ25aと出液口32aが当接されると、貯液部30a内の液体の出液口32aからの流出が阻止されればよい。たとえば、図9に示されるように、本実施例では、プランジャ25aは挿入部26aを有し、挿入部26aは出液口32aに挿入され、且つ出液口32aに径方向に当接される。出液口32aはその内径が該出液口32aの長手方向において等しい寸法を有する断面形状であり、出液口32aからプランジャ25aまでの方向において、挿入部26aの外径が徐々に大きくなり、出液口32aの内径が挿入部26aの最小外径と最大外径との間にある。このように設計されることにより、プランジャ25aの挿入部26aは、部分的に出液口32aに挿入されると、径方向に出液口32aに当接され、出液口32aを密封する作用を果たして、液体の出液口32aからの流出を防止する。
さらに、図9に示されるように、本実施例では、貯液部30aの挿入端21aに向っている部分に貫通孔が設けられ、貫通孔内にシール部材34aが設けられ、プランジャ25aはシール部材34aと締まり嵌めするようにシール部材34aに挿設される。マウスピース20aを引き上げる過程において、プランジャ25aにおける液体がシール部材34aにより掻き取られるため、更に液体漏れが防止される。シール部材34aの具体的なタイプについて特に制限がなく、本実施例では、シール部材34aはシリカゲルプラグである。
この他、図9に示されるように、本発明では、カートリッジ1aはさらに霧化部50aを含み、貯液部30aの出液口32aは霧化部50aに向って設置される。霧化部50aの具体的なタイプについて特に制限がなく、出液口32aから霧化部50aへ流れる液体が霧化されてエアロゾルを発生させることができればよい。たとえば、霧化部50aは多孔質セラミック加熱体、又はガラス繊維ロープと電気加熱線とを組み合わせた構造又はほかのタイプの加熱構造であってもよい。
さらに、図9に示されるように、本実施例では、霧化部50aは凸状延出部を有し、凸状延出部の外周面にシールリング33aが設けられ、凸状延出部は出液口32a内に挿設され、シールリング33aは出液口32aの内周面と締まり嵌めする。凸状延出部の外周面に断熱部51aが当設され、シールリング33aは断熱部51aに当設される。断熱部51aは断熱作用を果たし、霧化部50aによる熱量のシールリング33aへの伝送を避ける。断熱部51aの具体的なタイプについて特に制限がなく、本実施例では、断熱部51aはガラス繊維管であってもよく、綿であってもよい。ほかの実施例では、断熱部を設置しなくてもよい。
図14及び図9に示されるように、本発明はさらに、上記いずれかの実施例におけるカートリッジ1aを備える電子タバコを提供し、カートリッジ1aには、マウスピース20aと反対側の端部に接続部材60aが挿設され、接続部材60aは一端が霧化部(50a)を支持するためのものであり、他端が電子タバコのタバコロッド2に接続されるためのものである。タバコロッド2内に電源(図示省略)が設けられ、電源はカートリッジ1a内の霧化部(50a)に給電するためのものである。
本発明では、タバコロッド2とカートリッジ1aの接続方式について特に限定がなく、本実施例では、カートリッジ1aは接続部材60aによってタバコロッド2に螺合される。接続部材60a内に電極(70a)が設けられ、接続部材60aがタバコロッド2に接続されると、タバコロッド2内の電源は電極(70a)で霧化部(50a)に給電する。
さらに、図14に示されるように、タバコロッド2内に、エアロゾル通路(22a)が導通状態であると検出されたとき、電源を制御して霧化部(50a)に給電させるための煙通路センサ2aが設けられる。エアロゾル通路(22a)が閉状態であるとき、電源は霧化部(50a)に給電しないため、霧化部(50a)の空炊きを防止できる。
上記のとおり、本発明による前記実施例は例示的に本発明の原理及びその効果を説明するに過ぎず、本発明を制限するものではない。当業者であれば、本発明の精神及び範囲を逸脱することなく、前記実施例について修飾又は変化をすることができる。従って、当業者が本発明に開示された精神や技術的構想に基づいて実施する全ての等価修飾又は変化は本発明の特許請求の範囲に含まれる。

Claims (39)

  1. キャビティを有するハウジングと、
    前記ハウジングの一端に設けられるマウスピースと、
    一端に出液口を有し、内部にプランジャが挿設され、液体を貯蔵する貯液部と、
    前記ハウジング内に設けられ、前記マウスピースに連通するエアロゾル通路とを備え、
    前記マウスピースに接続されたプランジャが前記キャビティの延伸方向に沿って設けられ、前記エアロゾル通路に挿入されるマウスピースの挿入端が前記キャビティの延伸方向に沿って設けられ、
    前記マウスピースの挿入端は前記貯液部の外壁に前記キャビティの延伸方向に沿って当接されて前記エアロゾル通路を閉じて、且つ前記プランジャは前記出液口に当接されて前記貯液部内の液体の前記出液口からの流出を阻止する第1状態と、
    前記マウスピースの挿入端は前記キャビティの延伸方向に沿って前記貯液部の外壁から分離して前記エアロゾル通路を開き、且つ前記プランジャは前記出液口から分離して前記貯液部内の液体が前記出液口から流出できるようにする第2状態とを実現する、
    ことを特徴とするエアロゾル発生装置。
  2. 前記プランジャは挿入部を有し、前記挿入部は前記出液口に挿入され、且つ前記出液口に径方向に当接可能であることを特徴とする請求項1に記載のエアロゾル発生装置。
  3. 前記出液口はその内径が該出液口の長手方向において等しい寸法を有する断面形状であり、前記出液口から前記プランジャまでの方向において前記挿入部の外径が徐々に大きくなり、前記出液口の内径が前記挿入部の最小外径と最大外径との間にあることを特徴とする請求項2に記載のエアロゾル発生装置。
  4. 前記挿入部はボスを有する構造であり、前記挿入部のボスは前記出液口に挿入されて、前記出液口の内壁に当接されることを特徴とする請求項2に記載のエアロゾル発生装置。
  5. 前記マウスピースには係止部材が設けられ、前記プランジャには係止溝が設けられ、前記係止部材は前記係止溝に係止されることを特徴とする請求項1に記載のエアロゾル発生装置。
  6. 前記貯液部の前記挿入端に向っている部分に貫通孔が設けられ、前記貫通孔内にシール部材が設けられ、前記プランジャは前記シール部材と締まり嵌めするように前記シール部材を貫通することを特徴とする請求項1に記載のエアロゾル発生装置。
  7. 前記貯液部の出液口から流出する液体の流出方向には、さらに霧化部が設置されることを特徴とする請求項1に記載のエアロゾル発生装置。
  8. 前記霧化部は加熱体と霧化キャビティを含み、前記加熱体は前記出液口の下方に位置し、前記出液口から流出される液体は前記加熱体で霧化された後に前記霧化キャビティを経由して前記エアロゾル通路に入ることを特徴とする請求項7に記載のエアロゾル発生装置。
  9. 前記エアロゾル通路は前記貯液部と霧化部の一側に位置して、前記霧化キャビティに連通することを特徴とする請求項8に記載のエアロゾル発生装置。
  10. 前記エアロゾル通路は、
    前記キャビティの延伸方向に沿って前記霧化部からのエアロゾルの流出側に設けられ、前記霧化キャビティに連通する第1エアロゾル通路と、
    前記キャビティの延伸方向に沿って貯液部の一側に設けられ、前記貯液部を貫通する第2エアロゾル通路とを含み、
    前記第1エアロゾル通路と前記第2エアロゾル通路は密封パイプを介して連通していることを特徴とする請求項9に記載のエアロゾル発生装置。
  11. 前記霧化キャビティには吸気孔とエアロゾル出口が設けられ、前記エアロゾル出口は前記第1エアロゾル通路に連通することを特徴とする請求項10に記載のエアロゾル発生装置。
  12. 前記加熱体は多孔質セラミック加熱体であることを特徴とする請求項8に記載のエアロゾル発生装置。
  13. 前記マウスピースには吸い口が設けられ、前記第2状態では、エアロゾルは前記エアロゾル通路を通過して前記吸い口から吸われることを特徴とする請求項1に記載のエアロゾル発生装置。
  14. 前記ハウジングと前記マウスピースは一体構造とされていることを特徴とする請求項1に記載のエアロゾル発生装置。
  15. 前記貯液部、該貯液部の出液口から流出する液体の流出方向に設置される霧化部及び前記エアロゾル通路のいずれも前記ハウジング内に設けられ、前記ハウジングは前記キャビティの延伸方向に沿って前記貯液部、前記霧化部及び前記エアロゾル通路に対して移動可能であることを特徴とする請求項14に記載のエアロゾル発生装置。
  16. 前記貯液部の外表面には制限突部が設けられ、前記ハウジングには摺動溝が設けられ、前記制限突部は前記摺動溝内に位置して、前記ハウジングの前記キャビティの延伸方向における移動距離を制限することに用いられることを特徴とする請求項15に記載のエアロゾル発生装置。
  17. 前記プランジャに弾性部品が設けられ、前記弾性部品は前記シール部材と前記プランジャの挿入部との間に位置し、又は、前記弾性部品は前記シール部材と前記マウスピースとの間に位置して、前記出液口の密封を回復又は保持するように前記挿入部を駆動することに用いられることを特徴とする請求項6に記載のエアロゾル発生装置。
  18. 請求項1−17のいずれか1項に記載のエアロゾル発生装置と、
    内部に取付部が設けられるメインハウジングとを含み、
    前記エアロゾル発生装置の霧化部は前記取付部内に設けられ、前記エアロゾル発生装置の貯液部は前記取付部と着脱可能に接続されることを特徴とする電子タバコ。
  19. 前記エアロゾル発生装置のエアロゾル出口と前記エアロゾル発生装置の第1エアロゾル通路との接合部に、さらにトリガーセンサが設けられ、前記トリガーセンサは前記第1エアロゾル通路内の気圧変化を検出するためのものであることを特徴とする請求項18に記載の電子タバコ。
  20. 前記メインハウジング内にさらに電源と制御回路基板が設けられ、
    前記電源は前記霧化部に給電するためのものであり、
    前記制御回路基板は前記霧化部による液体の霧化を制御するためのものであることを特徴とする請求項18に記載の電子タバコ。
  21. キャビティを有するカートリッジケースと、
    エアロゾル通路を有し、前記カートリッジケースの一端に移動可能に挿設されるマウスピースと、
    一端に出液口を有し、内部にプランジャが挿設され、液体を貯蔵する貯液部とを備え、
    前記キャビティに挿入されるマウスピースの挿入端に、前記プランジャが前記キャビティの延伸方向に沿って設けられ、
    前記マウスピースの挿入端は前記貯液部の外壁に前記キャビティの延伸方向に沿って当接されて前記エアロゾル通路に至る通路を閉じて、且つ前記プランジャは前記出液口に当接されて前記貯液部内の液体の前記出液口からの流出を阻止する第1状態と、
    前記マウスピースの挿入端は前記キャビティの延伸方向に沿って前記貯液部の外壁から分離して前記エアロゾル通路に至る通路を開き、且つ前記プランジャは前記出液口から分離して前記貯液部内の液体が前記出液口から流出できるようにする第2状態とを実現する、
    ことを特徴とするカートリッジ。
  22. 一端が前記マウスピースの挿入端に接続されて、他端が前記貯液部の外壁に接続され、又は、一端が前記貯液部の内壁に接続されて、他端が前記プランジャに接続される弾性部品をさらに備えることを特徴とする請求項21に記載のカートリッジ。
  23. 前記マウスピースは挟持部を含み、前記挟持部は前記カートリッジケースの外周面を周回して設置され、前記挟持部と前記カートリッジケースの外周面の間に径方向クリアランスが存在することを特徴とする請求項22に記載のカートリッジ。
  24. 前記マウスピースは挟持部を含み、前記挟持部は前記カートリッジケースの外周面に螺合されることを特徴とする請求項21に記載のカートリッジ。
  25. 前記マウスピースの挿入端と前記カートリッジケースの内周面との間に径方向クリアランスが存在することを特徴とする請求項22に記載のカートリッジ。
  26. 前記マウスピースの挿入端は前記カートリッジケースの内周面に螺合されることを特徴とする請求項21に記載のカートリッジ。
  27. 前記径方向クリアランスは0.1mm−0.5mmであることを特徴とする請求項23又は25に記載のカートリッジ。
  28. 前記挟持部は、径方向に沿って窪んだ凹部及び/又は径方向に沿って外へ突出する凸部を有することを特徴とする請求項23又は24に記載のカートリッジ。
  29. 前記凹部は円周方向全周を周回して設置され、又は、前記凹部は円周方向に沿って部分的に周回して設置され、又は、前記凹部は複数あり、且つ円周方向に間隔を空けて設置され、及び/又は前記凸部は円周方向全周を周回して設置され、又は、前記凸部は円周方向に沿って部分的に周回して設置され、又は、前記凸部は複数あり、且つ円周方向に間隔を空けて設置されることを特徴とする請求項28に記載のカートリッジ。
  30. 前記プランジャは挿入部を有し、前記挿入部は前記出液口に挿入され、且つ前記出液口に径方向に当接されることを特徴とする請求項21に記載のカートリッジ。
  31. 前記出液口はその内径が該出液口の長手方向において等しい寸法を有する断面形状であり、前記出液口から前記プランジャまでの方向において、前記挿入部の外径が徐々に大きくなり、前記出液口の内径が前記挿入部の最小外径と最大外径との間にあることを特徴とする請求項30に記載のカートリッジ。
  32. 前記貯液部の前記挿入端に向っている部分に貫通孔が設置され、前記貫通孔内にシール部材が設けられ、前記プランジャは前記シール部材と締まり嵌めするように前記シール部材に挿設されることを特徴とする請求項21に記載のカートリッジ。
  33. 前記貯液部の出液口から流出する液体の流出方向には、さらに霧化部が設置されることを特徴とする請求項21に記載のカートリッジ。
  34. 前記霧化部は凸状延出部を有し、前記凸状延出部の外周面にシール部材が設けられ、前記凸状延出部は前記出液口内に挿設され、前記シール部材は前記出液口の内周面と締まり嵌めすることを特徴とする請求項33に記載のカートリッジ。
  35. 前記凸状延出部の外周面に断熱部が当設され、前記シール部材は前記断熱部に当設されることを特徴とする請求項34に記載のカートリッジ。
  36. 前記貯液部の外周面と前記キャビティの間に径方向クリアランスを有し、液体が前記霧化部を通過して霧化されて生じたエアロゾルは外部の空気とともに前記径方向クリアランスを介して前記エアロゾル通路に流れ込み、前記エアロゾル通路から流出して吸われることを特徴とする請求項33に記載のカートリッジ。
  37. 請求項21−36のいずれか1項に記載のカートリッジを備えることを特徴とする電子タバコ。
  38. さらにタバコロッドを備え、
    前記タバコロッド内にカートリッジ内の霧化部に給電するための電源が設けられることを特徴とする請求項37に記載の電子タバコ。
  39. 前記タバコロッド内に、前記エアロゾル通路が導通状態であると検出されたとき、前記電源を制御して前記霧化部に給電するための煙通路センサが設けられることを特徴とする請求項38に記載の電子タバコ。
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