JP6768729B2 - 食品調製機用の、特に航空機の機内キッチンにおいて飲料および/または食事を調製するための食品調製機用の、食品成分を収容するための収容装置、および食品調製機 - Google Patents

食品調製機用の、特に航空機の機内キッチンにおいて飲料および/または食事を調製するための食品調製機用の、食品成分を収容するための収容装置、および食品調製機 Download PDF

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Description

本発明は、少なくとも1種の食品成分を収容するために構成されていて、かつ食品調製機のために、特に航空機の機内キッチンにおいて飲料および/または食事を調製するための食品調製機のために設けられている、または該食品調製機内に収容されている、収容装置に関する。さらに本発明は、収容装置を備えた、特に航空機内キッチン用に設けられた食品調製機に関する。
背景技術
飲料および/または例えばスープのような食事の、1回分の調製のための現在の食品調製機は、内部に収容された少なくとも1種の食品成分を含む容器またはコンテナを収容するための収容装置を有するように構成されている。この収容装置はしばしば、食品調製機から引き出し可能な支持装置として形成されており、この支持装置は、支持装置のロック解除後、食品調製機の回転スライダまたはレバーを手動操作することにより食品調製機のハウジングから少なくとも部分的に引き出す、もしくは走出させることができる。内部に収容された食品成分を含む容器またはコンテナが、引き出された、もしくは走出された支持装置内へとセットされると、支持装置は食品調製機内に摺動されて、もしくは引き込まれて、次いで内部へとスライドされた位置で食品調製機の回転スライダまたはレバーの手動操作によりロックされる。
このような回転スライダまたはレバーが完全にそのロック位置に入らないと、支持装置は特に、振動や衝撃により緩められる恐れがあり、使用者が操作しなくても食品調製機から引き出されてしまう恐れがある。この食品調製機が、高圧高温の水の供給により飲料および/または食事の調製をするように形成されているならば、支持装置がロック位置に完全に入っていないと特に危険である。確実なロックを保証する公知の機械的ロックは、両手での操作を必要とし、かつ/または食品調製機の視覚的な外観を著しく損なう。
公知の電気的に作動するロックまたはロック状態を検出するためのセンサは、故障しやすく、保守整備が頻繁である。このような問題は、食品調製機を航空機内で使用すべき場合には特に重要である。航空機内では、一方では極めて高い安全要件が適用されるが、他方では、利用可能なスペースが殆どなく、客室乗務員が食品調製機を短時間で極めて頻繁に操作しなければならない。
発明の開示
そこで本発明の課題は、不確実なロックの簡単な検知を保証し、したがって食品調製中の確実なロックを保証することができると同時に、不確実なロックの場合に支持装置の制御されていない引き出しを阻止することができるような、食品調製機用の、少なくとも1種の食品成分を収容するための収容装置を提供することである。さらに、このような形式の安全な収容装置によって、食品調製機の視覚的な外観を損なわないことが目指される。
本発明の課題は、下記の収容装置によって解決される。この収容装置は、少なくとも1種の食品成分を収容するために形成されていて、かつ食品調製機のために設けられている、またはこの食品調製機内に収容されている。食品調製機は、特に航空機の機内キッチンにおいて飲料および/または食事を調製するために設けられている。収容装置は、ハウジングと、食品成分を収容するために形成された支持装置と、ロック・ガイド機構と、ロック・ガイド機構を操作するためのフロントカバーと、を有している。支持装置は、ハウジング内に可動に支持され、収容装置の前面に向かって、引き込まれた終端位置から引き出された終端位置までガイドされてハウジングの外へと引き出し可能であって、ロック・ガイド機構によって、固定状態、ロック状態、またはロック解除状態へと移行可能である。ロック・ガイド機構は、固定状態では、支持装置を引き込まれた終端位置で前記ハウジングに対して相対的に位置固定するように、ロック状態では、ロック位置に配置された支持装置のハウジングからの制御されていない引き出しを阻止するように、ロック解除状態ではハウジング部分からの支持装置の引き出しを許容するように、構成されている。ロック・ガイド機構は、支持装置への力の付与に反応して、ハウジングに対して相対的に支持装置がガイドされて移動するように形成されている。フロントカバーは、収容装置の前面に、特に支持装置に、可動に支持されて配置されている。さらにロック・ガイド機構は、支持装置を、第1の規定の方向でフロントカバーに加えられる第1の外的な力によって固定状態からロック状態へと移行させるように、かつ第1の規定の方向とは異なる第2の規定の方向でフロントカバーに次に加えられる第2の外的な力によってロック状態からロック解除状態へと移行させるように、形成されている。さらに収容装置は、フロントカバーが固定状態で、ロック状態およびロック解除状態におけるよりも支持装置から突出しないように形成されている。
加えられる外的な力とは、収容装置の前面に、すなわち収容装置の外部に位置する使用者によって、少なくとも間接的に支持装置に加えられる、特に収容装置の前面に配置されたフロントカバーに直接加えられる力を意味する。この加えられる外的な力は、ロック・ガイド機構によって、フロントカバーを伴う支持装置のガイドされた並進運動および/または回転運動へと、かつ/または支持装置に対して相対的なフロントカバーの動きへと変換される。この加えられる外的な力は、外部から加えられる力である。
支持装置のこのようにガイドされた移動および別の状態への移行のための前提は、各外的な力がそれぞれ規定の方向でフロントカバーへと加えられることである。第1の外的な力の規定の方向と、第2の外的な力の規定の方向とは、少なくとも70度、互いに異なっており、好適には互いに逆方向である。好適には、第1の外的な力の規定の方向と、支持装置の引き出し方向とは一致しており、かつ/または上向きであり、すなわち重力方向とは逆向きである。第1の外的な力の規定の方向は、所定の方向経過に従って変化してよい。例えばフロントカバーが支持装置に回転可能に支持されているならば、所定の方向経過は、支持装置に接している位置から、支持装置から突出する位置へのフロントカバーの回転運動に相応する。第2の外的な力の規定の方向は好適には、支持装置の引き出し方向に対して直交方向であって、最大30度のずれを含む。第1の外的な力の規定の方向が引き出し方向および/または上向き方向に相当する場合、好適には、第2の外的な力の規定の方向は下向きに、すなわち重力方向に向けられている。規定の方向が異なっていることにより、第1の外的な力に続いて直後に、すなわち所定の最小限の時間的遅延なしに、第2の外的な力を加えることができる。
制御されない引き出しとは、収容装置に対する使用者による力の付与なしに、重力により、または例えば航空機の運転中に生じるような衝撃や振動により、支持装置が引き出されることを意味する。制御された引き出しのためには、収容装置の使用者が収容装置の前面から第2の外的な力を支持装置に、特にフロントカバーに加えて、支持装置をロック状態からロック解除状態へと移行させ、次いで使用者が支持装置をロック解除状態でハウジングからこちら側に引く必要がある。第2の外的な力は、ロック解除状態でハウジングから引き出し可能である収容装置の構成要素の重量の好適には少なくとも10倍の大きさである。
上記収容装置では、例えば人がフロントカバーに不用意に接触したことにより生じた収容装置の不確実なロックを、不確実なロックが生じた際にフロントカバーが支持装置から突出することにより視覚的かつ触覚的に極めて容易に検知することができ、確実なロックの場合のみ、すなわち引き込まれた終端位置で支持装置が位置固定されている場合にのみ、フロントカバーが支持装置にできるだけ近く、もしくは最も密に接触する。さらに、ロック・ガイド機構は、支持装置の制御されない引き出しを阻止する。
不確実なロックもしくは不用意なロック解除は、第1の外的な力に時間的に続く、第1の外的な力とは異なる方向を有する第2の外的な力をフロントカバーに加えることによってのみ、上記収容装置の支持装置がロック解除状態へと移行可能であることによっても阻止される。
固定状態ではフロントカバーは支持装置から突出しておらず、かつ支持装置から変位もしくは旋回しておらず、支持装置に密に接触しているので、上記収容装置が設けられた食品調製機の視覚的な外観は損なわれない。
上記収容装置の別の構成では、ロック・ガイド機構は、フロントカバーに加えられる第1の外的な力に反応して行われる固定状態からロック状態へと支持装置のガイドされた並進運動および/または回転運動のために形成されており、この場合、回転運動は、好適には1〜20度の、特に好適には2〜10度の、さらに特に好適には3〜7度の、第1の所定の角度分の支持装置の回転により形成される。第1の外的な力は使用者によって加えられる。この場合、使用者は例えば片手でフロントカバーの下方部分を把持してフロントカバーを引いて、これによりフロントカバーに上向きの回転運動を行わせる。
上記収容装置の別の構成では、ロック・ガイド機構は、フロントカバーに加えられる第2の外的な力に反応して行われるロック状態からロック解除状態への支持装置のガイドされた並進運動および/または回転運動のために形成されており、この場合、回転運動は、好適には少なくとも3度の、特に好適には少なくとも5度の、第2の所定の角度分の支持装置の回転により形成される。第2の所定の角度分のこの回転は、第1の所定の角度分の回転と同じ方向である。したがって、第1の外的な力と第2の外的な力とがフロントカバーに相次いで加えられることにより、支持装置は全体として、固定状態からロック解除状態への移行時に、固定状態における位置に対して第1の所定の角度と第2の所定の角度との合計分だけ、ハウジングに対して相対的に回転される。第2の外的な力は使用者によって加えられる。この場合、使用者は例えば片手でフロントカバーおよび/または支持装置を下方向に、すなわち重力方向に押す。
上記収容装置の別の構成では、ロック・ガイド機構は、ロック解除状態への到達直後に、支持装置を引き出すための第3の外的な力をフロントカバーに加えなければ、支持装置が自動的に、例えばロック・ガイド機構のばね力装置によって、ロック状態へと戻るように形成されている。第3の外的な力は、支持装置の引き出し方向に向けられた規定の方向で使用者により加えられなければならない。第2の外的な力および第3の外的な力の規定の方向は好適には少なくとも60度異なっている。
上記収容装置の別の構成では、ロック・ガイド機構は、支持装置に対して相対的なフロントカバーの運動と共に、特にハウジング内に支持装置が引き込まれる方向でフロントカバーに加えられる第4の外的な力に反応して行われるロック状態から固定状態への支持装置のガイドされた並進運動および/または回転運動のために形成されている。第4の外的な力は使用者により加えられる。この場合、使用者は、収容装置の前面からフロントカバーを押して、第1の外的な力により生じるフロントカバーの回転運動とは逆方向のフロントカバーの回転運動を行わせる。
上記収容装置の別の構成では、ロック・ガイド機構が、ハウジングに対して相対的に支持装置を所定の第1のガイド経路に沿ってガイドするための第1のガイド装置を有しており、第1のガイド経路は、固定状態およびロック状態に対応する第1のガイド経路区分と、ロック解除状態に対応する第2のガイド経路区分とを含む。好適には第1のガイド経路区分と、第2のガイド経路区分とはこれらの移行部で鈍角を成している。好適には、少なくとも第2のガイド経路区分は直線状に延在している。
上記収容装置の別の構成では、ロック・ガイド機構が、ロック解除状態において、支持装置に対して相対的なフロントカバーの運動を阻止するように形成されている。これにより、ロック解除状態で支持装置を動かすために必要な、使用者により加えられる力は軽減される。何故ならば、使用者によりフロントカバーに加えられる外的な力は可能な限り完全に、支持装置の引き込み運動または引き出し運動に変換されるからである。
上記収容装置の別の構成では、ロック・ガイド機構が、支持装置に対して相対的なフロントカバーの特に回転運動を、支持装置のガイドされた並進運動および/または回転運動に変換するように形成されている。したがって、フロントカバーの回転運動により支持装置を、ロック位置から引き込まれた終端位置へと持ち上げることができ、フロントカバーの逆方向の回転運動により支持装置を、引き込まれた終端位置からロック位置へと下降させることができる。
上記別の構成のさらに有利な構成では、ロック・ガイド機構が、支持装置に回転可能に取り付けられた力変向装置を有していて、力変向装置は特に傾動レバーとして形成されていて、フロントカバーの特別な回転運動により回転される。傾動レバーとして構成された力変向装置により、低減された力で、フロントカバーの回転運動を支持装置の運動に連結することができ、このことは、上記収容装置の片手での操作に特に有利である。
上記有利な構成のさらに有利な構成では、ロック・ガイド機構が、ロック解除状態に対応する所定の第2のガイド経路に沿って力変向装置の一区分をガイドするための、かつ力変向装置によってフロントカバーの突出した位置を位置固定するための、第2のガイド装置を有している。
上記収容装置の別の構成にはさらに、ロック位置で支持装置を保持するための力を提供するばね力装置が設けられている。これにより、ロック状態における支持装置の制御されない引き出しは阻止される、または少なくとも制限される。選択的または付加的に、ばね力装置は、引き込まれた終端位置で支持装置をより強力に位置固定するための力を提供するように形成されている。これにより、大きな外的な力がかけられた場合でも固定状態で確実に支持装置を保持することができる。
上記収容装置の別の構成は、引き出された終端位置における支持装置に対する少なくとも1000ニュートンの外的な負荷のために設計されている。これにより収容装置を航空機内で確実に作動させることができる。乱流により機内の人が、完全に送出した支持装置に支えられるような場合、または体の一部が衝突する場合でも、収容装置は損傷しない。
上記収容装置の別の構成は、非電気的かつ非電子的に構成されている。これにより、収容装置の故障に対する安全性を高めることができ、長期間保守整備不要で使用することができる。
上記収容装置の別の構成では、収容装置は、流体、特に水または蒸気を提供する流体供給装置を有しており、または該流体供給装置に連結可能である。さらに収容装置は、流体供給装置から提供された流体を受け取るように、かつ流体を支持装置に、特に支持装置内に収容された食品成分に、固定状態でのみ供給するように、配置かつ形成されている。
本発明の課題は、上記収容装置、または上記収容装置の別の構成および有利な構成を備えた食品調製機によっても解決される。食品調製機は、特に航空機の機内キッチン用に設けられている。
別の構成では、上記食品調製機は、食品調製機の前面に配置された表面部分を有していて、この表面部分には収容装置のフロントカバーが組み込まれており、フロントカバーはロック状態で表面部分から突出して、固定状態では表面部分から突出しない。これにより、不確実なロックを簡単に視覚的かつ触覚的に検知できることが保証される。さらに、フロントカバーは固定状態で食品調製機の視覚的な外観を損なわない。
本発明は、上記別の構成の任意の組み合わせを含む。
図面の簡単な説明
提案された収容装置および食品調製機を明瞭に説明するために、次に実施例を、以下の図面を参照しながら紹介する。
固定状態にある本発明による収容装置の実施例を概略的に示す側面図である。 ロック状態にある本発明による収容装置の実施例を概略的に示す側面図である。 ロック解除状態にある本発明による収容装置の実施例を概略的に示す側面図である。 固定状態への移行の際の本発明による収容装置の、図1〜図3に示した実施例の構成要素の動きを示す図である。 固定状態にある本発明による収容装置を有した本発明による食品調製機の実施例を示す斜視図である。 ロック状態にある本発明による収容装置を有した本発明による食品調製機の実施例を示す斜視図である。 完全には引き出されていない支持装置を有したロック解除状態にある本発明による収容装置を有した本発明による食品調製機の実施例を示す斜視図である。 完全に引き出された支持装置を有したロック解除状態にある本発明による収容装置を有した本発明による食品調製機の実施例を示す斜視図である。
図示した図面では、同じ、または類似の構成要素は、全ての図面において同じ符号を付与する。
発明の実施例
図1、図2、図3に概略的に示した収容装置1は、ハウジング2と、支持装置3と、フロントカバー4と、構成要素12〜33を含むロック・ガイド機構とを有している。少なくとも部分的にハウジング2内に配置されている、概略的に示した実施例の支持装置3およびロック・ガイド機構の構成および配置を見易くするために、図1、図2、図3ではハウジング2の側壁部分2Aは透明に示されている。
支持装置3は例えば多部分から、支持装置ベース体3Aと支持装置フロント体3Bとから成っていて、これらは互いに堅固に結合されている。支持装置ベース体3Aは、少なくとも1種の食品成分を収容する少なくとも1つの凹部(図示せず)を有していて、この凹部は、例えば、内部に収容された食品成分を含むコンテナのような容器を収容するように構成されている。支持装置フロント体3Bは、支持装置ベース体3Aの、収容装置1の前面に面した端部に取り付けられている。図1、図2、図3では、収容装置1の前面はそれぞれ、左側の側方部分に配置されている。支持装置フロント体3Bには回転軸受11が設けられている。
フロントカバー4は、回転軸受11によって、所定の角度範囲内で回転可能に支持装置3の支持装置ベース体3Aに取り付けられている。
図1、図2、図3には、明瞭性の理由により、支持装置の右側に配置されたロック・ガイド機構しか示されていない。支持装置3の安定した確実なガイドのために、ロック・ガイド機構は、支持装置3の右側と(図1〜図3には示されていない)左側とに設けられている。ロック・ガイド機構は、図示した実施例では、左右各側用に、それぞれ1つのレバーアーム12と、接触ローラ14と、傾動レバーとして構成された力変向装置16と、ガイドローラ20を有した第1のガイド装置18と、第2のガイド装置21と、回転支持体23と、回転軸受24と、ばね力装置33と、引き出し可能なガイドレール25とを有している。しかしながら、図示したものとは異なり、ロック・ガイド機構は、片側に、例えば右側または左側のみに設けられてもよく、かつ/または真ん中に設けられてもよい。
レバーアーム12の一方の端部はフロントカバー4に取り付けられていて、フロントカバー4の回転運動が、レバーアーム12の回転もしくは旋回運動へと変換されるようになっている。フロントカバー4とは反対側の、レバーアーム12の他方の端部には、回転可能に支持された接触ローラ14が取り付けられている。接触ローラ14は、少なくとも固定状態で、かつロック解除状態で、力変向装置16に永続的に機械的接触しているように配置かつ寸法設定されている。
力変向装置16は、傾動レバーとして形成されていて、回転ジョイント17によって支持装置フロント体3Bに回転可能に取り付けられている。力変向装置16の、フロントカバー4に面したレバーアーム16Aは、接触ローラ14と上述したような機械的接触をするように、構成および配置されている。フロントカバー4とは反対側のレバーアーム16Bにはガイドピン27が設けられており、ガイドピン27の位置もしくは動きは、第2のガイド装置21によってガイドされている。
ロック・ガイド機構の回転支持体23は回転軸受24によって、ハウジング2の側壁部分2Aの内面に回転可能に取り付けられている。回転支持体23は、引き出し可能なガイドレール25を介して支持装置ベース体3Aに機械的に連結されている。回転支持体23、回転軸受24、引き出し可能なガイドレール25、支持装置ベース体3Aの上述したような配置および機械的連結により、支持装置3は、ハウジング2に対して相対的に並進運動可能かつ回転運動可能であり、ハウジング2から引き出し可能、もしくはハウジング2内に引き込み可能である。
ハウジング2に対して相対的な支持装置3の並進運動および回転運動のガイドのために、ロック・ガイド機構には第1のガイド装置18およびガイドローラ20が設けられている。ガイドローラ20は、回転軸線を中心として回転可能に支持装置ベース体3Aに取り付けられていて、第1のガイド装置18により規定された第1のガイド経路19に沿って移動可能である。第1のガイド装置18は、図1、図2、図3に示したように、側壁部分2Aに、屈曲された幅広のスリットの形態で、材料凹部として、もしくは貫通孔として、形成されている。第1のガイド装置18によって規定された第1のガイド経路19は、固定状態およびロック状態に対応する第1のガイド経路区分19Aと、ロック解除状態に対応する第2のガイド経路区分19Bとから成っている。第2のガイド経路区分19Bはまっすぐ延在していて、湾曲していない。ガイド経路区分19Aと19Bとはその移行部で、好適には100度を超える鈍角を成している。ロック解除状態における支持装置の並進運動および/または回転運動、すなわち支持装置3のハウジング2外への引き出しもしくはハウジング2内への引き込みは、第2のガイド経路区分19Bに沿ってガイドされるガイドローラ20によって規定される。図1、図2、図3に示したように、第2のガイド経路区分19Bは水平に延在しているのではなく、一定のネガティブな傾斜を成して、ロック解除状態における移行部から引き出された終端位置まで延在している。支持装置3の引き出された終端位置は、第2のガイド経路区分19Bの、収容装置の前面に面した端部により規定される。
収容装置1のロック・ガイド機構の第2のガイド装置21は、力変向装置の一区分を成す、力変向装置16のレバーアーム16Bに取り付けられたガイドピン27を、ロック解除状態に対応する所定の第2のガイド経路22に沿ってガイドするように形成されている。第2のガイド装置21は、図1、図2、図3に示したように、側壁部分2Aにおける材料凹部として、もしくはスリット状の貫通孔として、形成されている。第2のガイド装置21の第2のガイド経路22は、支持装置3に対して相対的な力変向装置16の回転がロック解除状態の間にブロックされるように構成されている。これによりロック解除状態では、接触ローラ14とレバーアーム12とを介して、フロントカバー4が、支持装置3から突出した位置に固定される。図1、図2、図3に示したように、第1のガイド装置18の第2のガイド経路区分19Bと、第2のガイド装置21の第2のガイド経路22とは、両方ともロック解除状態に対応していて、側壁部分2Aに相応のスリット状の貫通孔として互いに平行にずらされて配置されている。
第2のガイド装置21の第2のガイド経路22の、フロントカバー4とは反対側の端部で、第2のガイド経路22に対して直角に向けられたスリット状の拡開部26が側壁部分2Aに設けられている。拡開部26は、回転軸17を中心とした力変向装置16の回転運動を可能にするように形成されている。
図1には、本発明による収容装置1の支持装置3およびロック・ガイド機構の固定状態が示されている。支持装置3は、引き込まれた終端位置に水平状態で位置している。ガイドローラ20は、第1のガイド装置18の第1のガイド経路19の第1のガイド経路区分19Aの終端部に押し付けられている。フロントカバー4は、支持装置フロント体3Bのできるだけ近くに位置している。接触ローラ14は、力変向装置16のレバーアーム16Aの外側の端部区分に機械的に接触していて、力変向装置16の動きを阻止している。ばね力装置33は、力変向装置16の動きが阻止されていない状態で、反時計回りで力変向装置が回転するようになる力を提供する。提供された力により、レバーアーム16Aはより強力に接触ローラ14へと押し付けられ、これにより引き込まれた終端位置における支持装置3の位置固定は強化される。これにより、例えば図1、図2、図3に概略的に示した流体供給装置50により高圧の流体が支持装置3に、もしくは支持装置内に収容された食品成分に付与された場合でも、収容装置は固定状態に確実にとどまることが可能となる。ガイドピン27は拡開部26内に位置しているので、力変向装置16の回転を、したがってフロントカバー4に付与される外的な力による、支持装置3に対して相対的なフロントカバー4の動きを可能とする。
図2には、図1に示した固定状態において収容装置1のフロントカバー4に使用者が外的な力F1を加えた場合に生じる、本発明による収容装置1の支持装置とロック・ガイド機構のロック状態が示されている。この外的な力は、最初は、支持装置の引き出し方向に向けられていて、図2に示したように、フロントカバー4を回転させて支持装置3から突出した状態にする。この場合、力F1の方向の経過はフロントカバー4の回転に相当する。フロントカバー4のこのような回転を可能にするために、レバーアーム16Aには凹部状の表面区分16Cが設けられており、支持装置3から突出する位置へとフロントカバー4が回転する際に、この表面区分16Cに沿って接触ローラ14がガイドされる。時計回りでのフロントカバー4の回転運動に伴い、回転軸受17の回転軸線を中心として反時計回りでの力変向装置16の回転運動と、この力変向装置16が可動に取り付けられている支持装置3の反時計回りでの回転運動が生じる。支持装置3を水平位置から下降させ、傾斜させる、約5度(図2の角度W1参照)の支持装置3のこのような回転運動は、第1のガイド装置18の第1のガイド経路区分19Aでガイドされるガイドローラ20によってガイドされる。この運動の大きさは、ばね力装置33によって提供されるばね力によっても規定される。ガイドピン27は、力変向装置16の移動により、第2のガイド装置21の第2のガイド経路22の始点へと移される。
図3には、図2に示したロック状態で収容装置1のフロントカバー4に、第1の外的な力F1に次いで、使用者により支持装置を下方へと押す第2の外的な力F2が加えられた場合に生じる、引き出された終端位置における、本発明による収容装置1の支持装置およびロック・ガイド機構のロック解除状態が示されている。したがって力F2は、下方に、かつ支持装置の引き出し方向に対して横方向に向けられている。第2の外的な力F2は、ロック状態でばね力装置33によって加えられている、既に行われた約5度(=角度W1)の回転を超える支持装置のさらなる回転を阻止する抗力を克服するために十分、かつガイドローラ20を、互いに鈍角を成して移行している第1のガイド装置18の第1のガイド経路区分19Aから第2のガイド経路区分19Bへと移すのに十分な大きさでなければならない。第2の外的な力F2を加えることにより支持装置3は、ロック状態に対して、固定状態からロック状態への移行の際の約5度(角度W1)の回転に加えてさらに、約5度(=角度W2)同じ回転方向へ回転される。ロック解除状態を維持するために、第2の外的な力F2を加えた直後に、第3の外的な力F3を使用者によりフロントカバー4に加えなければならない。第3の外的な力F3は、支持装置3の引き出し方向に向けられている。第3の外的な力F3を加えなければ、支持装置3はばね力装置33の力によって再びロック状態へと戻される。ロック解除状態では、支持装置3は、第1のガイド装置18の第2のガイド経路区分19Bに沿った引き出しまたは引き込みの際に、支持装置3に取り付けられたガイドローラ20によってガイドされる。固定状態にある支持装置3の水平位置に比較して、ロック解除状態にある支持装置3は、角度W1と角度W2の合計分だけ、すなわち約10度分だけ傾斜もしくは下降されている。
図1、図2、図3に示した収容装置1は、航空機の機内キッチンで使用するために設けられていて、かつ引き出された終端位置における支持装置に対する少なくとも1000ニュートンの外的負荷に耐えるように形成されている。さらに収容装置1は、非電気的かつ非電子的に構成されている。
図4では、ロック状態から固定状態への移行の際の本発明による収容装置の、図1〜図3に示した実施例の構成要素の動きが矢印で示されている。図4では、符号Pxを伴う矢印により、ロック状態から固定状態への移行の際の構成要素xの動きが示されている。ロック・ガイド機構および支持装置を、ロック解除状態からロック状態を経て固定状態へと移すために、支持装置の引き込み方向へ向かう第4の外的な力F4を使用者によりフロントカバー4に加えなければならない。これに対して、収容装置1の構成要素は、簡略に図示するという理由により、図1に示した状態、すなわち既に固定状態に達した状態で示されている。
図5、図6、図7、図8には、本発明による収容装置の上述した実施例を備えた本発明による食品調製機の実施例が斜視図で、固定状態、ロック状態、支持装置が完全には送出していないロック解除状態、もしくは支持装置が完全に引き出されたロック解除状態で、示されている。略示された食品調製機100は、ココア調製機として(かつ/または、例えばコーヒーおよび/またはエスプレッソメーカとして)形成されていて、上述した収容装置1が設けられている。収容装置1の支持装置3は2つの凹部60を有しており、これらの凹部はそれぞれ、カカオミルクパウダ(選択的には:コーヒー豆の粉)によって充填された(図示されていない)容器を収容するように形成されている。食品調製機100内には図示されていない流体供給装置が配置されていて、この流体供給装置は、支持装置3が図5に示した固定状態にあるときにだけ、高圧高温の水を供給するために支持装置3もしくは収容装置1に連結されている。供給された高温水は、容器の薄膜または開口を通って、次いで、食品成分である(もしくは、食品成分を含む)カカオミルクパウダ(選択的には:コーヒー豆の粉)内へと圧入される。これにより生成されるカカオミルク(選択的には:コーヒー液)は、次いで容器から、支持装置3の下方に配置された1つ以上のカップ内へと移される。
食品調製機100の前面には、収容装置1のフロントカバー4が組み込まれている表面部分101が配置されている。図5に示した固定状態では、フロントカバー4は表面部分101から突出しておらず、表面部分101と同一平面上にある。図6に示したロック状態では、フロントカバー4は傾斜して表面部分101から突出しており、支持装置3に密着していない。このことは、図7および図8に示した支持装置3のロック解除状態にもあてはまる。図8にはさらに、ロック・ガイド機構の上述した構成要素がそれぞれ、支持装置の右側および左側に設けられていることが例示されている。
1 収容装置
2 ハウジング
2A 側壁部分
3 支持装置
3A 支持装置ベース体
3B 支持装置フロント体
4 フロントカバー
11 回転軸受
12 レバーアーム
14 接触ローラ
16 力変向装置
16A,16B レバーアーム
16C 凹部状の表面区分
17 回転ジョイント
18 第1のガイド装置
19 第1のガイド経路
19A 第1のガイド経路区分
19B 第2のガイド経路区分
20 ガイドローラ
21 第2のガイド装置
22 第2のガイド経路
23 回転支持体
24 回転軸受
25 ガイドレール
26 拡開部
27 ガイドピン
33 ばね力装置
50 流体調製装置
60 凹部
100 食品調製機
101 表面部分
F1 第1の外的な力
F2 第2の外的な力
F3 第3の外的な力
F4 第4の外的な力
Px 構成要素xの動き
W1 第1の角度
W2 第2の角度

Claims (11)

  1. 食品成分を収容するために構成されていて、かつ食品調製機のために設けられている、または該食品調製機内に収容されている、収容装置(1)であって、
    ハウジング(2)を有しており、
    前記食品成分を収容するために形成された支持装置(3,3A,3B)を有しており、前記支持装置は、前記ハウジング(2)内に可動に支持され、前記収容装置の前面に向かって、引き込まれた終端位置から引き出された終端位置までガイドされて前記ハウジング(2)の外へと引き出し可能であって、ロック・ガイド機構(12〜33)によって、固定状態、ロック状態、またはロック解除状態へと移行可能であって、
    ロック・ガイド機構(12〜33)を有しており、前記ロック・ガイド機構は、前記固定状態では前記支持装置(3,3A,3B)を、引き込まれた終端位置で前記ハウジング(2)に対して相対的に位置固定するように、前記ロック状態では、ロック位置に配置された前記支持装置(3,3A,3B)の、前記ハウジング(2)からの制御されていない引き出しを阻止するように、前記ロック解除状態では前記ハウジング部分(2)からの前記支持装置(3,3A,3B)の引き出しを許容するように、構成されており、
    前記収容装置(1)の前記前面に可動に支持されて配置されている、前記ロック・ガイド機構(12〜33)を操作するためのフロントカバー(4)を有しており、
    前記ロック・ガイド機構(12〜33)は、前記支持装置(3,3A,3B)を、前記フロントカバー(4)に加えられる第1の外的な力(F1)によって、前記支持装置(3,3A,3B)が引き込まれた終端位置にある前記固定状態から回転させて前記ロック状態へと移行させ、かつ前記フロントカバー(4)に次に加えられる第2の外的な力(F2)によって前記支持装置(3,3A,3B)を更に前記回転と同方向に回転させることにより前記ロック状態から前記ロック解除状態へと移行させるように形成されており、前記フロントカバー(4)は前記固定状態では、前記ロック状態およびロック解除状態におけるよりも、前記支持装置(3,3A,3B)から突出しておらず、
    前記ロック・ガイド機構(12〜33)は、前記ロック解除状態への到達直後に、前記支持装置(3)を引き出すための第3の外的な力(F3)を前記フロントカバー(4)に加えなければ、前記支持装置(3,3A,3B)が自動的に前記ロック状態へと戻るように形成されており、
    前記ロック・ガイド機構(12〜33)は、前記ハウジング(2)に対して相対的に前記支持装置(3,3A,3B)を所定の第1のガイド経路(19)に沿ってガイドするための第1のガイド装置(18)を有しており、前記第1のガイド経路(19)は、前記固定状態および前記ロック状態に対応する第1のガイド経路区分(19A)と、前記ロック解除状態に対応する第2のガイド経路区分(19B)とを含み、前記両ガイド経路区分は鈍角を成して互いに移行しており、
    前記ロック・ガイド機構(12〜33)は、前記支持装置(3,3A,3B)に対して相対的な前記フロントカバー(4)の回転運動を、前記支持装置(3,3A,3B)のガイドされた回転運動に変換するように形成されており、
    前記ロック・ガイド機構(12〜33)は、前記支持装置(3,3A,3B)に回転可能に取り付けられた力変向装置(16)を有していて、前記力変向装置(16)は傾動レバーとして形成されていて、前記フロントカバー(4)の回転運動により回転されるものであり、
    前記ロック・ガイド機構(12〜33)は、前記ロック解除状態に対応する所定の第2のガイド経路(22)に沿って前記力変向装置(16)の一区分(27)をガイドするための、かつ前記力変向装置(16)によって前記フロントカバー(4)の突出した位置を位置固定するための、第2のガイド装置(21)を有している、収容装置(1)。
  2. 前記ロック・ガイド機構(12〜33)は、前記フロントカバー(4)に加えられる前記第1の外的な力(F1)に反応して行われる、前記固定状態から前記ロック状態への前記支持装置(3,3A,3B)のガイドされた転運動のために形成されており、前記回転運動は、〜20度の1の所定の角度(W1)分の前記支持装置(3,3A,3B)の回転である、請求項1記載の収容装置(1)。
  3. 前記ロック・ガイド機構(12〜33)は、前記フロントカバー(4)に加えられる前記第2の外的な力(F2)に反応して行われる、前記ロック状態から前記ロック解除状態への前記支持装置(3,3A,3B)のガイドされた転運動のために形成されており、前記回転運動は、なくとも3度の2の所定の角度(W2)分の前記支持装置(3,3A,3B)の回転により生じる、請求項1または2記載の収容装置(1)。
  4. 前記ロック・ガイド機構(12〜33)は、前記支持装置(3,3A,3B)に対して相対的な前記フロントカバー(4)の運動と共に、前記ハウジング内に前記支持装置が引き込まれる方向で前記フロントカバーに加えられる第4の外的な力(F4)に反応して行われる、前記ロック状態から前記固定状態への前記支持装置(3,3A,3B)のガイドされた並進運動および/または回転運動のために形成されている、請求項1から3までのいずれか1項記載の収容装置(1)。
  5. 前記ロック・ガイド機構(12〜33)は、前記ロック解除状態において、前記支持装置(3,3A,3B)に対して相対的な前記フロントカバー(4)の運動を阻止するように形成されている、請求項1からまでのいずれか1項記載の収容装置(1)。
  6. 前記支持装置(3,3A,3B)を前記ロック位置に保持するための力、特にばね力を提供するための、かつ/または前記支持装置(3,3A,3B)を前記引き込まれた終端位置に位置固定するための力を提供するための、ばね力装置(33)をさらに有している、請求項1からまでのいずれか1項記載の収容装置(1)。
  7. 前記引き出された終端位置における前記支持装置(3,3A,3B)に対する少なくとも1000ニュートンの外的な負荷に耐えるように設計されている、請求項1からまでのいずれか1項記載の収容装置(1)。
  8. 前記フロントカバー(4)に加えられる前記外的な力は、使用者によって直接加えられるようになっている、請求項1からまでのいずれか1項記載の収容装置(1)。
  9. 前記収容装置は、流体、特に水または蒸気を提供する流体供給装置(50)を有しており、または該流体供給装置(50)に連結可能であって、前記収容装置は、前記流体供給装置(50)から提供された流体を受け取るように、かつ前記流体を前記支持装置(3,3A,3B)内に収容された少なくとも1種の食品成分に、前記固定状態でのみ供給するように、配置かつ形成されている、請求項1からまでのいずれか1項記載の収容装置(1)。
  10. 請求項1からまでのいずれか1項記載の収容装置(1)を有していて、航空機内キッチン用に設けられている食品調製機(100)。
  11. 前記食品調製機の前面に配置された表面部分(101)を有していて、前記表面部分には前記収容装置(1)の前記フロントカバー(4)が組み込まれており、前記フロントカバー(4)は前記ロック状態で前記表面部分(101)から突出しており、前記固定状態では前記表面部分(101)から突出しない、請求項10記載の食品調製機(100)。
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