JP6767838B2 - 冷蔵庫 - Google Patents
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Description
このような冷蔵庫の場合、冷蔵室に貯蔵した食品の凍結を防止するために冷蔵室に温度センサを設けざるを得ないが、冷蔵室は相対的に冷却負荷が軽いことから、設置場所の温度(外気温)との温度差が小さい場合には冷却運転の回数が少なくなる。つまり、冷蔵室の温度に基づいて冷却を行う場合には、冷却運転の回数が少なくなって冷凍室が冷却不足になるおそれがある。
そこで、製造コストの増加を招くことなく、冷蔵室の温度に基づいて好適に冷却を行うことができる冷蔵庫を提供する。
(第1実施形態)
以下、第1実施形態について、図1から図5を参照しながら説明する。
図1に示すように、冷蔵庫1は、本体2の上部側に冷凍室3、下部側に冷蔵室4が配置されている。冷凍室3は、前面側が開口しており、その開口が扉3aによって開閉される。一方、冷蔵室4は、前面側が開口しており、その開口が扉4aによって開閉される。
まず、冷蔵庫1の基本的な制御の流れと、後述する変更処理を行わない場合の冷凍室3および冷蔵室温度(Tr)の変化の一例とについて、図3を参照しながら説明する。
冷蔵庫1には、図3に示すように、冷蔵室4に対する目標温度範囲(ΔTr)と、冷凍室3に対する目標温度範囲(ΔTf)とが設定されている。
例えば、グラフG1fにて示すように、冷凍室温度(Tf)が時刻(t2)よりも前の時刻(t1)において上限温度(Tf−H)に到達していたとしても、その時点では冷蔵室温度(Tr)は上限温度(Tr−H)に到達していないため、圧縮機8が運転されることはない。そして、圧縮機8が運転されなければ冷凍室3も冷蔵室4も冷却されないため、冷凍室温度(Tf)が上限温度(Tf−H)を超えてさらに上昇してしまう状況が想定される。
このように、本実施形態の冷蔵庫1では、冷蔵室温度(tr)に基づいて圧縮機8の運転を制御するとともに、圧縮機8の運転状況に基づいて目標温度範囲を低温側に変更している。
実施形態の冷蔵庫1は、冷凍室3および冷蔵室4を有し、1つの蒸発器9で生成した冷気により冷凍室3および冷蔵室4の双方を冷却する一方、冷凍室3および冷蔵室4への冷気の分配を調整するダンパー機構は備えていない。そして、冷蔵庫1は、冷蔵室温度センサ14で検出した冷蔵室温度(Tr)が予め定められている目標温度範囲(ΔTr)の上限温度(Tr−H)に達すると圧縮機8を運転し、冷蔵室温度(Tr)が目標温度範囲(ΔTr)の下限温度(Tr−L)に達すると圧縮機8を停止するとともに、圧縮機8の運転状況に基づいて目標温度範囲(ΔTr)を低温側に変更する。
そして、圧縮機8が運転されれば冷凍室3が冷却されるため、冷凍室3の冷却が不十分になるおそれ、すなわち、冷凍室温度(Tf)が上限温度(Tf−H)を超えてしまう可能性を低減することができる。また、ダンパー機構を備えていない場合であっても、冷凍室3の温度を検出するセンサを設ける必要も無い。したがって、製造コストの増加を招くことなく、冷蔵室4の温度に基づいて好適に冷却を行うことができる。
また、冷蔵庫1は、圧縮機8を停止してから予め定められている待機期間が経過した時点で、目標温度範囲(ΔTr)の変更を開始する。このように目標温度範囲(ΔTr)を直ぐに低温側に変更することが抑制され、過度に冷却が行われてしまうおそれを低減することができる。
以下、第2実施形態について、図6および図7を参照しながら説明する。第2実施形態では、圧縮機8の運転割合を加味して圧縮機8を制御する点において、第1実施形態と異なっている。なお、冷蔵庫1の構成は第1実施形態と共通するので、図1も参照しながら説明する。
図6に示すように、第2実施形態の変更処理は、第1実施形態の変更処理にステップS20を追加した流れとなっている。
さて、圧縮機8の運転割合が基準割合を超えていないという状態は、圧縮機8が停止していた期間が相対的に長いことを意味している。そして、圧縮機8が停止されていた期間が長いということは、冷凍室3が十分に冷却されていない可能性があることを示している。
以下、第3実施形態について、図8および図9を参照しながら説明する。第3実施形態では、冷凍室3の扉3aの開閉状況を加味して圧縮機8を制御する点において第1実施形態と異なっている。なお、冷蔵庫1の構成は第1実施形態と共通するので、図1も参照しながら説明する。
また、待機時間を待機するか否かを選択することに加えて、開閉回数や開閉期間に基づいてステップS7における目標温度範囲(ΔTr)の変更量を変えることもできる。この場合、開閉回数や開閉期間が多ければ冷凍室3の温度上昇が大きいと考えられることから、開閉回数多いほど、あるいは開閉期間が長いほど、目標温度範囲(ΔTr)の変更量を多くすることが考えられる。勿論、この場合も、開閉回数あるいは開閉期間の一方を条件とすることもできる。
本発明は、上記した実施形態にて例示したものに限定されることなく、その範囲を逸脱しない範囲で任意に例えば以下のように変形あるいは拡張することができる。
各実施形態では本体2内の上部側に冷凍室3、下部側に冷蔵室4が配置されている冷蔵庫1を例示したが、各実施形態に示した変更処理は、図10に示すように下部側に冷凍室3、上部側に冷蔵室4が配置されている冷蔵庫20にも適用することができる。
各実施形態で示した目標温度範囲や待機期間などの数値、および温度変化を示すグラフの態様等は一例である。
Claims (9)
- 冷凍室および冷蔵室を有し、1つの蒸発器で生成した冷気により前記冷凍室および前記冷蔵室の双方を冷却する一方、前記冷凍室および前記冷蔵室への冷気の分配を調整するダンパー機構は備えていない冷蔵庫であって、
前記蒸発器に接続されている圧縮機と、
前記冷蔵室の温度を検出する冷蔵室温度検出部と、
前記冷蔵室温度検出部で検出した前記冷蔵室の温度が予め定められている目標温度範囲の上限温度に達すると前記圧縮機を運転し、前記冷蔵室の温度が前記目標温度範囲の下限温度に達すると前記圧縮機を停止するとともに、前記圧縮機の運転状況に基づいて前記目標温度範囲を低温側に変更する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記運転状況として前記圧縮機を停止してから経過した期間である経過期間を取得し、取得した前記経過期間が長くなるほど前記目標温度範囲の変更量を大きくする冷蔵庫。 - 冷凍室および冷蔵室を有し、1つの蒸発器で生成した冷気により前記冷凍室および前記冷蔵室の双方を冷却する一方、前記冷凍室および前記冷蔵室への冷気の分配を調整するダンパー機構は備えていない冷蔵庫であって、
前記蒸発器に接続されている圧縮機と、
前記冷蔵室の温度を検出する冷蔵室温度検出部と、
前記冷蔵室温度検出部で検出した前記冷蔵室の温度が予め定められている目標温度範囲の上限温度に達すると前記圧縮機を運転し、前記冷蔵室の温度が前記目標温度範囲の下限温度に達すると前記圧縮機を停止するとともに、前記圧縮機の運転状況に基づいて前記目標温度範囲を低温側に変更する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記運転状況として予め設定されている割合判定期間において前記圧縮機を運転していた割合である運転割合を取得し、取得した前記運転割合が大きいほど前記目標温度範囲の変更量を小さくする冷蔵庫。 - 前記制御部は、前記圧縮機の運転を停止する際、前記目標温度範囲を初期化する請求項1または2記載の冷蔵庫。
- 前記制御部は、前記圧縮機の運転を停止する際、予め設定されている割合判定期間において前記圧縮機を運転していた割合である運転割合が予め定められている基準割合に到達している場合には変更した前記目標温度範囲を初期化する一方、前記運転割合が前記基準割合に到達していない場合には変更した前記目標温度範囲を初期化しない請求項1から3のいずれか一項記載の冷蔵庫。
- 前記制御部は、前記圧縮機を停止してから予め定められている待機期間が経過した時点で、前記目標温度範囲の変更を開始する請求項1から4のいずれか一項記載の冷蔵庫。
- 前記冷凍室の扉の開閉を検出する開閉検出部を備え、
前記制御部は、予め定められている開閉判定期間において前記冷凍室の扉が開閉された開閉回数が予め定められている基準開閉回数に到達している場合、または、前記開閉判定期間において前記冷凍室の扉が開放されていた開放期間が予め定められている基準開放期間に到達している場合、前記圧縮機の運転を停止した時点で前記目標温度範囲の変更を開始する請求項1から5のいずれか一項記載の冷蔵庫。 - 前記制御部は、前記圧縮機の運転状況に加えて、前記開閉判定期間における前記冷凍室の扉の開閉状況に基づいて前記目標温度範囲を変更するものであり、前記開閉状況として前記冷凍室の扉が開閉された回数である開閉回数を取得し、取得した前記開閉回数が多いほど前記目標温度範囲の変更量を大きくする請求項6記載の冷蔵庫。
- 前記制御部は、前記圧縮機の運転状況に加えて、前記開閉判定期間における前記冷凍室の扉の開閉状況に基づいて前記目標温度範囲を変更するものであり、前記開閉状況として前記冷凍室の扉が開放されていた期間である開放期間を取得し、取得した前記開放期間が長いほど前記目標温度範囲の変更量を大きくする請求項6または7記載の冷蔵庫。
- 前記制御部は、前記上限温度および前記下限温度の双方を低温側に変更することにより、または、前記上限温度のみを低温側に変更することにより、前記目標温度範囲を変更する請求項1から8のいずれか一項記載の冷蔵庫。
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