JP6767462B2 - 食感刺激の嗜好性評価方法 - Google Patents
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Description
本明細書において脳血流量とは、大脳表面付近の血液中のオキシヘモグロビン量を測定することによって測定されるものである。血液中のオキシヘモグロビン量の変化は、例えば、近赤外分光分析法、機能的核磁気共鳴画像法(fMRI)、ポジトロン断層法(PET)などによって測定することができ、血液中のオキシヘモグロビン量の変化は、近赤外分光分析法により測定することが好ましい。近赤外分光分析法としては、機能的近赤外分光分析法(fNIRS)を用いてもよい。
近赤外分光分析法装置により測定を行うには、被験者の頭表に送光プローブ、及び受光プローブを装着する。送光プローブは被験者の脳内へ近赤外光を照射し、被験者の脳内へ照射された近赤外光は大脳皮質などで反射されて頭表へ戻り、受光プローブによって検出される。脳血流に含まれるオキシヘモグロビンとデオキシヘモグロビンは近赤外波長領域の光に対してそれぞれ異なる吸収スペクトルを有するので、送光プローブから照射された近赤外光は脳血流に含まれるオキシヘモグロビン又はデオキシヘモグロビンによって吸収され、受光プローブによって検出される光量は、上記オキシヘモグロビンとデオキシヘモグロビンの量を反映して減少する。したがって、照射時と検出時の光量変化から、近赤外光が通過した部位の脳血流量やそれに含まれるオキシヘモグロビンとデオキシヘモグロビンの量を推定することができる。上記光量変化を経時的に計測することで、光照射部位の脳血流量やそれに含まれるオキシヘモグロビンとデオキシヘモグロビンの時間的変化を脳活動時系列データとして記録することができる。近赤外分光分析法装置としては、例えば、島津製作所社製のfNIRS計測装置「LABNIRS」を用いることができる。
本明細書では、送光プローブ及び受光プローブの組み合わせによって、脳血流量が実際に測定されるそれぞれの部位をチャンネルと呼び、被験者の頭部に配置された送光プローブと受光プローブの間がチャンネル位置になる。各チャンネルを被験者の頭部の任意の位置に設けて脳血流量を測定することができるが、測定の再現性のために、頭部の一定の位置にチャンネルを設けることが望ましい。
本明細書で用いている脳の各領野名は、大脳新皮質の解剖学的区分として一般的に用いられているコルビニアン・ブロードマンの区分(通称、「ブロードマンの脳地図」と呼ばれる。)による。ブロードマンの脳地図では、組織構造が均一である部分をひとまとまりの領域として区分して、1から52までの番号が振られている。この明細書において脳の領野名は、脳内の解剖学的位置を指すために用いられるものであって、必ずしも各領野で発揮されると考えられている脳の機能と関連付けられるものではない。
本実施形態に係る食感刺激評価方法は、飲食品から感じられる食感刺激の度合いを評価することができる。例えば、複数の飲食品を評価対象とし、各飲食品の食感刺激を比較して評価することができる。また、食感刺激の検量線を予め作成しておき、検量線に基づいて飲食品の食感刺激を単独で評価してもよい。複数の飲食品を比較する場合には、任意の飲食品を組み合わせて評価することができるが、食感刺激を効率的に評価するために、複数の飲食品は、評価対象とする食感刺激以外の味覚刺激、嗅覚刺激、その他の食感刺激を同程度に有するものであることが好ましい。飲食品としては、任意のものを用いることができるが、本実施形態に係る食感刺激評価方法は、飲料の食感刺激を評価することに適している。
本明細書では、食感刺激とは、飲食品を摂取する際に口腔内又は咽頭内で感じられる感覚刺激のうち、味覚刺激を含まないものをいう。味覚刺激とは、甘味、塩味、酸味、苦味及び旨味の5種の基本味を指す。
本実施形態に係る食感刺激評価方法では、まず、被験者が飲食品を摂取した時の脳血流量を測定する脳血流量測定工程が行われる。以下には、近赤外分光分析法によって測定する場合を説明する。
次に、測定された脳血流量に基づいて、被験者が感じた飲食品の食感刺激を評価する食感刺激評価工程が行われる。
被験者が食感刺激を有する飲食品を摂取した時の脳血流量を測定し、脳血流量が変化した脳の部位に基づいて、被験者がその飲食品の食感刺激に対して感じた嗜好性、覚醒感及び食感刺激強度を評価することもできる。
本発明者らは、食感刺激を有するある飲食品を被験者が摂取した時に、その飲食品が有する食感刺激を好ましいと感じるか、好ましくないと感じるかによって、血流量が変化する脳の部位が異なることを見出した。そして、食感刺激を有する飲食品に対する被験者の嗜好性アンケート結果と、特定の脳の部位における脳血流変化量との相関関係を統計的に解析した結果、特定部位の脳血流変化が被験者のその食感刺激に対する嗜好性の判定に利用できることを見出した。
本発明者らはまた、食感刺激を有するある飲食品を被験者が摂取した時に、その飲食品が有する食感刺激をリフレッシュすると感じるか、リラックスすると感じるかによって、血流量が変化する脳の部位が異なることを見出した。そして、食感刺激を有する飲食品に対する被験者の覚醒感アンケート結果と、特定の脳の部位における脳血流変化量との相関関係を統計的に解析した結果、特定部位の脳血流変化が被験者のその食感刺激に対する覚醒感の判定に利用できることを見出した。
本発明者らはまた、食感刺激を有するある飲食品を被験者が摂取した時に、その飲食品が有する食感刺激を強く感じるか、弱く感じるかによって、血流量が変化する脳の部位が異なることを見出した。そして、食感刺激を有する飲食品に対する被験者の食感刺激強度アンケート結果と、特定の脳の部位における脳血流変化量との相関関係を統計的に解析した結果、特定部位の脳血流変化が、被験者が感じた食感刺激強度の判定に利用できることを見出した。
上記食感刺激の嗜好性評価方法、覚醒感評価方法及び強度評価方法において、それぞれの脳血流量測定工程は、上記食感刺激評価方法と同様の方法により行うことができる。各評価方法では、必ずしも基準品となる飲食品との比較は必要ではなく、対象となる飲食品の食感刺激の嗜好性、覚醒感又は強度を単独で絶対評価することが可能である。したがって、レスト期間、タスク期間及びポストタスク期間は、1つの飲食品について1セット行われればよい。判定の精度を上げるために、複数セットを連続して行い、各セットの変化量の平均値によって後述する判定を行ってもよい。また、異なる飲食品を用いたセットが連続して行われてもよい。
脳血流量測定工程で脳血流量の変化が検出された脳の部位に基づいて、食感刺激を有する飲食品に対する被験者の食感刺激の嗜好性、覚醒感又は被験者が感じた強度を判定する各評価工程が行われる。
本実施形態に係る食感刺激の嗜好性評価方法では、被験者が飲食品を摂取した時に脳血流量が変化する脳の部位を特定することにより、摂取した飲食品の食感刺激に対して被験者が好ましいと感じたのか好ましくないと感じたのかを判定することができる。
本実施形態に係る覚醒感評価方法では、被験者が飲食品を摂取した時に脳血流量が変化する脳の部位を特定することにより、摂取した飲食品の食感刺激に対して被験者がリフレッシュすると感じたのか、又はリラックスすると感じたのかを判定することができる。
本実施形態に係る食感刺激強度評価方法では、被験者が飲食品を摂取した時に脳血流量が変化する脳の部位を特定することにより、摂取した飲食品について被験者が感じた食感刺激の強度を評価することができる。
近赤外分光分析法による計測には、fNIRS計測装置LABNIRS(島津製作所社製)を用いた。図1に示すとおりにチャンネルの配置及び番号付けを行った。チャンネルを一定の位置に配置するため、国際10−20法規格に基づいて頭部を計測し、図1に示すチャンネル38とチャンネル39の中央を被験者頭部のFpzとし、FpzからCzに向かう正中線上にチャンネル30、チャンネル13が位置するようにチャンネルを配置した。各チャンネル間に設置するプローブを横一列に3cm間隔で配置し、上下に隣り合う列を3cm間隔で配置した。横及び上下にそれぞれ隣り合うプローブは送光プローブと受光プローブとが交互となるように配置した。各チャンネル番号が属する脳の領野名は表1のとおりである。
評価用試料として、市販の炭酸水(ガスボリューム3.79)及び炭酸を含まない市販の水(ミネラルウォーター)を使用した。また、市販の炭酸水及び水を同量ずつ混ぜた炭酸水(以下、「50%炭酸水」と称す。)を用意した。4名の被験者に各3回、計12回の試験を繰り返した。レスト期間を10秒間、タスク期間を10秒間、ポストタスク期間を30秒間とした。タスク期間中に被験者は各試料20mlを一気に飲用した。なお、市販の炭酸水のガスボリュームについては、20℃に調整した恒温水槽に30分以上静置した後、ガスボリューム測定装置GVA−500B(京都電子工業株式会社製)を用いて測定した。
上述の炭酸感評価の場合と同様に、被験者にチャンネルの配置を行い、3種類の評価用試料(炭酸水、50%炭酸水、水)を用いて摂取時の脳血流量測定を行った。被験者は飲用後にアンケートによる各種評価を行った。炭酸感に対して感じた嗜好性については、+3〜−3の7段階によって評価した。試料の炭酸感に対して感じた覚醒感を0〜5の6段階によって評価し、炭酸感の強度を0〜5の6段階によって評価した。レスト期間の5−10秒の脳血流量の平均値を基準(0)として、分析期間(タスク期間及びポストタスク期間中の25−30秒又は30−35秒)の各チャンネルにおける脳血流量の変化量の平均値を算出した。分析期間のうち、最も変化量が大きい区間の平均値と、アンケートによる評価結果との相関性をPearsonの積率相関分析により調べた。
炭酸感の嗜好性アンケート結果と脳血流量の変化量との間に相関関係が見られたチャンネルを図5に示す。図5(a)では、炭酸感の嗜好性アンケート結果と脳血流量の変化量との間に正の相関が見られたチャンネルが強調されている。ここでいう正の相関とは、より好ましいと感じられるほど、より脳血流量が増加すること、及び、より好ましくないと感じられるほど、より脳血流量が減少することを意味する。相関分析の結果、正の相関としてp値が0.1未満であったのは、チャンネル18、36及び49であった。正の相関としてp値が0.1超0.2未満であったのは、チャンネル1及び10であった。
炭酸感の覚醒感アンケート結果と脳血流量の変化量との間に相関関係が見られたチャンネルを図6に示す。図6(a)では、炭酸感の覚醒感アンケート結果と脳血流量の変化量との間に正の相関が見られたチャンネルが強調されている。ここでいう正の相関とは、より覚醒感が感じられる、すなわちよりリフレッシュすると感じられるほど、より脳血流量が増加すること、及び、よりリラックスすると感じられるほど、より脳血流量が減少することを意味する。相関分析の結果、正の相関としてp値が0.1未満であったのは、チャンネル49であった。正の相関としてp値が0.1超0.2未満であったのは、チャンネル3、10及び18であった。
炭酸感の強度アンケート結果と脳血流量の変化量との間に相関関係が見られたチャンネルを図7に示す。図7(a)では、炭酸感の強度アンケート結果と脳血流量の変化量との間に正の相関が見られたチャンネルが強調されている。ここでいう正の相関とは、より炭酸感を強く感じるほど、より脳血流量が増加すること、及び、より炭酸感を弱く感じるほど、より脳血流量が減少することを意味する。相関分析の結果、正の相関としてp値が0.1未満であったのは、チャンネル1、7、10、18、28、36及び49であった。正の相関としてp値が0.1超0.2未満であったのは、チャンネル3、14、及び31であった。
Claims (5)
- 食感刺激を有するある1つの飲食品を摂取した時の被験者の脳血流量の変化を測定する脳血流量測定工程と、脳血流量が変化した脳の部位に基づいて、前記飲食品の前記食感刺激に対する前記被験者の嗜好性を判定する嗜好性評価工程とを含み、前記食感刺激が炭酸感であり、前記飲食品が炭酸飲料である、食感刺激の嗜好性評価方法。
- 前記脳の部位が、前運動野、前頭眼野、前頭前野背外側部、前頭極、下前頭回弁蓋部、下前頭回三角部及び下前頭前野からなる群から選ばれる1つ以上の領野に含まれる、請求項1に記載の嗜好性評価方法。
- 前記脳血流量測定工程において、前頭眼野又は前頭前野背外側部の右側頭部、前運動野、下前頭回弁蓋部、下前頭回三角部及び下前頭前野からなる群から選ばれる1つ以上の領野に含まれる部位において脳血流量の増加を検出した場合に、前記嗜好性評価工程は、前記被験者が前記飲食品を好ましいと感じたと判定する工程であり、減少を検出した場合に、前記嗜好性評価工程は、前記被験者が前記飲食品を好ましくないと感じたと判定する工程である、請求項1又は2に記載の嗜好性評価方法。
- 前記脳血流量測定工程において、前頭前野背外側部又は前頭眼野の左側頭部、及び前頭極からなる群から選ばれる1つ以上の領野に含まれる部位において脳血流量の増加を検出した場合に、前記嗜好性評価工程は、前記被験者が前記飲食品を好ましくないと感じたと判定する工程であり、減少を検出した場合に、前記嗜好性評価工程は、前記被験者が前記飲食品を好ましいと感じたと判定する工程である、請求項1又は2に記載の嗜好性評価方法。
- 前記脳血流量の変化が近赤外分光分析法によって測定される、請求項1〜4のいずれか一項に記載の嗜好性評価方法。
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