JP6766396B2 - 印刷制御システム - Google Patents
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Description
無版印刷に用いる印刷装置は、オンデマンド印刷機(OnDemandPrinter:ODP)、デジタル印刷機、バリアブル印刷機など、呼称は区々であるが(以降、このような無版印刷機を代表してODPと呼ぶ)、何れも基づくところは電子写真やインクジェットなどのプリンタ技術である。つまり、ODPも基本要素としては一般ユーザーが使用するプリンタと同様であるが、異なるのは、業務用として高度な機能、性能を備えるところにある。
また、制御に用いるコマンドや制御手順は、プリンタメーカーやプリント方式(電子写真、インクジェットなど)により異なることもある。
例えば、富士ゼロックス社は同社のODPの制御のためのVIPP(Variable data Intelligent Postscript Printware)と称するページ記述言語を提供しており、これもPostScriptを拡張させたものである。
ODPの持つ機能、能力のうち、色再現は、個々の機種により大きく異なるため、所望の品質(画質)の印刷結果を得ること、特に、異なる機種のODPの間で同質の色再現を得ることは大きな労力を伴う。これに対する1つの答えがCMS(ColorManagementSystem)と呼ばれる技術である。
なお、色情報に関わる機器、すなわちカメラ、スキャナ、プリンタ、ディスプレイなどの色情報を統一的に制御できるよう、国際的コンソーシアム(ICC)で取り決めたプロファイルがICCプロファイルと呼ばれるものである。
そこで、本発明は、印刷のために制作した印刷編集データとODPとを仲介し、プリンタの特性に係る情報を一括して管理する、特に、仕様の異なる複数のODPの運用に効果的な印刷制御システムを構築することを目的とする。
即ち、本発明は、印刷すべき品目により個別に作成されるプリンタ制御用プログラムで制御されるオンデマンド印刷機の制御システムにおいて、当該オンデマンド印刷機が、仕様の異なる複数のオンデマンド印刷機であり、複数のオンデマンド印刷機のそれぞれの特性に係る情報を一括して管理するために、複数のオンデマンド印刷機のそれぞれと独立して設けられ、仕様の異なる複数のオンデマンド印刷機のそれぞれの記述様式で編集された印刷編集データを基に、当該オンデマンド印刷機の特性に合わせた印刷出力データを生成し、当該オンデマンド印刷機によってプリント出力可能にする印刷制御システムであって、印刷編集データに記述された印刷編集データの記述様式を表わす情報を読み取り解析する編集データ解析手段と、当該オンデマンド印刷機の特性を記述した特性テーブルを参照するプリンタ特性参照手段と、前記編集データ解析手段による解析結果と前記プリンタ特性参照手段による参照結果とを照合し、当該オンデマンド印刷機から出力可能か否かを判定するプリント可否判定手段と、前記プリント可否判定手段による判定結果が可の場合に、前記印刷出力データを生成する出力データ生成手段と、を備えていることを特徴とする。
図1は、本発明の印刷制御システム10を示す図である。
印刷制御システム10は、その中核をなす印刷制御装置11と、操作端末12、およびこれらを繋ぐネットワーク14で構成されている。なお、図1では、印刷制御システム10にプリント出力のためのODPであるプリント装置13を加えた印刷システム1の全体を表わしている。
操作端末12では、印刷物を作成するための印刷編集データの制作を行う。
印刷編集データの制作にあたっては、用いるプリント装置、即ちオンデマンド印刷機を予め想定し、当該オンデマンド印刷機が受容可能なように所定の記述様式により印刷編集データを制作する。そして制作を終えた印刷編集データは印刷制御装置11に格納される。
また、操作端末12では、印刷編集データの制作とともに、印刷指示や作業スケジュール指示など、印刷システム1全体の運用指示や制御も行われる。
なお、図1では操作端末12が単体で表わされているが、操作端末12は単体に限らず、複数の操作端末がネットワーク14上に配置されてもよく、また、制作と運用指示の端末をそれぞれ独立させた態様であってもよい。
プリント装置13は、オンデマンド印刷機であり、印刷制御装置11で生成された印刷出力データから、直接、画像を媒体上に形成する。
なお、図1ではネットワーク14上に複数のプリント装置13が置かれた態様が表わされている。
情報処理部21は、制作された印刷編集データが如何なる記述様式で記述されているかを読み取る編集データ解析手段211、データ記憶部22に格納された特性テーブル224を参照するプリンタ特性参照手段212や、編集データ解析手段による解析結果とプリンタ特性参照手段による参照結果とを照合するプリント可否判定手段213、さらに印刷編集データから印刷出力データを生成する出力データ生成手段214などの演算、処理機能を持つ。
ODP機種の欄31の列には個々のプリント装置13を特定する名称や機種名が記載されている。印刷システム1が複数のプリント装置13を有する場合は複数の名称が記載されることになる。
印刷編集データの記述様式の例としては、前述の富士ゼロックス社のVIPPがこれにあたる。
プリンタ特性参照手段212が対応言語種類の欄32を参照し、編集データ解析手段211が、プリンタ特性参照手段212により参照された情報が示す記述様式と印刷編集データに記された記述様式とを照合することにより、この印刷編集データが対象とするプリント装置13で出力可能か否かを判定するのである。
プリンタ特性参照手段212がカラープロファイルの欄33を参照し、参照されたカラープロファイルの名称が指し示す色変換パラメータを用いて、出力データ生成手段214が備える色変換演算部215が色変換処理を行う。
(c、m、y)から(c´、m´、y´)というように読み換える演算(変換)に用いるデータであり、図3の構成ではデータ記憶部22に格納されている。
なお、プロファイルには、先に挙げた国際的コンソーシアムの形式に基づきプリント装置メーカーが提供するものもあれば、プロファイルサービス業者がユーザーの求めに応じて提供する(場合によってはユーザー自身による)独自の形式のものもある。
操作端末12にて編集された印刷編集データ221は印刷制御装置11のデータ記憶部22に格納されるが、印刷編集データ221には同編集データの制作にあたり、記述に用いた言語の記述様式を特定する情報(例えば言語名、バージョン情報など)が記録されており、この情報がプリント時の出力可否の判定に用いられる。
また、プリンタ特性参照手段212は、特性テーブル224にアクセスし(S421)、まず、ODP機種の欄31と対応言語種類の欄32を読み取る。(S42)
出力データ生成手段214で生成した印刷出力データはデータ記憶部22に記録されるが(S451)、印刷出力データの生成にあたっては、例えば「照合済」などの情報を付加してもよいが、データ自体に改変の必要なければ、印刷編集データ221をそのまま印刷出力データと見なしてもよい。
この変換処理の対象となるデータは主に画像(イメージデータ)であるが、イメージデータはサイズが大きいため、印刷編集データ221と関連付けを保った状態で、印刷編集データ221とは分離して素材データ223の中に格納されることが多い。また、テキストデータも、印刷編集データ221と関連付けを保った状態で、印刷編集データ221とは分離して素材データ223の中に格納されることがある。
また、仕様の異なる複数機種の色再現を均質にするため、印刷システムとして高い品質の印刷物を生産可能とする。
10 印刷制御システム
11 印刷制御装置
12 操作端末
13 プリント装置
14 ネットワーク
224 特性テーブル
Claims (2)
- 印刷すべき品目により個別に作成されるプリンタ制御用プログラムで制御されるオンデマンド印刷機の制御システムにおいて、当該オンデマンド印刷機が、仕様の異なる複数のオンデマンド印刷機であり、複数のオンデマンド印刷機のそれぞれの特性に係る情報を一括して管理するために、複数のオンデマンド印刷機のそれぞれと独立して設けられ、仕様の異なる複数のオンデマンド印刷機のそれぞれの記述様式で編集された印刷編集データを基に、当該オンデマンド印刷機の特性に合わせた印刷出力データを生成し、当該オンデマンド印刷機によってプリント出力可能にする印刷制御システムであって、印刷編集データに記述された印刷編集データの記述様式を表わす情報を読み取り解析する編集データ解析手段と、当該オンデマンド印刷機の特性を記述した特性テーブルを参照するプリンタ特性参照手段と、前記編集データ解析手段による解析結果と前記プリンタ特性参照手段による参照結果とを照合し、当該オンデマンド印刷機から出力可能か否かを判定するプリント可否判定手段と、前記プリント可否判定手段による判定結果が可の場合に、前記印刷出力データを生成する出力データ生成手段と、を備えていることを特徴とする印刷制御システム。
- 前記出力データ生成手段は、色情報を持つ印刷用データに対して色変換を行う色変換演算部を備え、前記特性テーブルは、前記色変換演算部が用いる色変換パラメータを示す情報が記載されていることを特徴とする請求項1記載の印刷制御システム。
Priority Applications (1)
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JP2016060409A JP6766396B2 (ja) | 2016-03-24 | 2016-03-24 | 印刷制御システム |
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