JP6766329B2 - 熱輸送装置、及び、照明器具 - Google Patents
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Description
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、ヒートパイプにより熱源の熱を輸送して効率的に利用することができる熱輸送装置、及び、熱輸送装置を備えた照明器具を提供することを目的とする。
図1は実施形態に係る照明器具1を示す図であり、図1(A)は下方から示す斜視図、図1(B)は側面図、図1(C)は背面図である。
照明器具1は、図1に示すように、屋外に設置された支柱5に器具本体10を支持して用いられる。支柱5は、路肩などの道路脇の地面に立設されたポール型のものであり、支柱5の先端部3に器具本体10を支持している。図示は省略するが、照明器具1は、器具本体10を壁面等の支柱以外の支持部材に支持して用いる構成であってもよい。
また、器具本体10の下面10Aには、後端11Bの近傍に、支柱5を挿入する為の支柱用挿入孔16を備えている。支柱5に器具本体10を支持する際には、支柱5の先端部3が器具本体10の下面10Aから支柱用挿入孔16に挿入される。
下カバー体21は、器具本体10の後端11B側を下方に箱状に突出させた突設部22を有し、突設部22の略中央に支柱用挿入孔16が形成されている。突設部22の内部空間には、支柱用挿入孔16から挿入された支柱5と、器具本体10とを連結固定する不図示の連結固定部が設けられている。
器具本体10は、図1(B)に示すように、前端11Aが後端11Bよりも上方に配置されるように、上面10Cが支柱5に向かって下方に傾斜している。上面10Cは、水平方向に対して少なくとも5度、好ましくは10度以上傾斜している構成とされるのが望ましい。
光源ユニット50は、図3に示すように、発光素子の一例であるLED51を光源として備え、複数のLED51が実装基板52に実装されて、構成されている。LED51としては、COB型LEDを好適に用いることができる。器具本体10の内部には、器具本体10の前後方向に並べて複数(本実施形態では、4つ)の光源ユニット50が配置される。各光源ユニット50は、器具本体10の左右方向に延びる矩形板状の実装基板52と、実装基板52に実装された2つのLED51と、を備える。
実装基板52は、熱伝導性に優れた部材から形成される。複数の光源ユニット50のうち、少なくとも一つの光源ユニット50は、実装基板52の背面を接続部55に当接させ、接続部55に熱的に接続させて取り付けられる。なお、図2では、前後方向に並べて配置された4つの光源ユニット50のうち、中央の2つの光源ユニット50が接続部55に接続されている状態を示しているが、4つ全ての光源ユニット50が接続部55に接続されている構成であってもよい。
本実施形態では、ケース体20には、一対の接続部55が、器具本体10の左右方向の中心に対して対称位置に設けられる。実装基板52は、一対の接続部55間に架け渡して、各接続部55に実装面の背面を当接させて取り付けられる。接続部55は、実装基板52が取り付けられた際に、LED51が接続部55の直下に配置されるように構成されている。この構成によれば、LED51の発熱を、実装基板52を介して効率よく接続部55に伝熱させることができる。
接続部55は、熱的に接続する光源ユニット50の位置に対応するように設けられ、例えば、4つ全ての光源ユニット50を接続する場合には、4つの光源ユニット50の配置範囲に亘って、器具本体10の前後方向に延びている構成とすることができる。また、図3に示すように、中央の2つの光源ユニット50のみを接続部55に接続する構成とする場合には、器具本体10の前後端側に設けられた他の光源ユニット50は、実装基板52をケース体20の内面25に直接熱的に接続して取り付けられる構成とすることができる。
熱輸送装置100は、2本の第1のヒートパイプ61と、4本の第2のヒートパイプ62とを備える。2本の第1のヒートパイプ61は、それぞれ接続部55から延出し、ケース体20の内面25に接続される。ケース体20には、上面10Cに複数の放熱部65が設けられる。放熱部65は、上面10Cを窪ませて形成され、この窪みの内側には、複数の放熱フィン66が立設される。なお、放熱フィン66は、ケース体20に一体に形成される構成とすることができる。このように、上面10Cを窪ませた窪みの内部に放熱フィン66を立設することで、器具本体10の意匠性を損なうことなく放熱部65を設けることができる。放熱部65は、器具本体10の左右方向に複数並べて設けられるとともに、各放熱部65は、器具本体10の前後方向に延び、放熱部65の延在方向に沿って放熱フィン66が延びるように構成される。第1のヒートパイプ61は、各接続部55から、それぞれ異なる放熱部65に対応する位置に延び、接続部55から放熱部65に熱を輸送するように構成される。
作動液の温度が0℃から60℃の間では、第1のヒートパイプ61、及び、第2のヒートパイプ62が作動可能であり、接続部55からの熱は、第1のヒートパイプ61により放熱部65に輸送されるとともに、第2のヒートパイプ62によりケース体20の外周縁部28に輸送される。作動液の温度が60℃より高くなると、第2のヒートパイプ62は、作動液が気化し、動作が停止する。一方、第1のヒートパイプ61は、第2のヒートパイプ62よりも高い作動温度範囲を有するため、第2のヒートパイプ62が停止しても作動可能である。また、周囲温度が氷点下の場合等で、作動液の温度が0℃以下になると、第1のヒートパイプ61は、作動液が凝固し、動作が停止する。一方、第2のヒートパイプ62は、第1のヒートパイプ61よりも低い作動温度範囲を有するため、第1のヒートパイプ61が停止しても作動可能である。
このように、照明器具1は、ケース体20を熱伝導性に優れた材料から形成し、光源ユニット50の発熱を、第1のヒートパイプ61、第2のヒートパイプ62によって、ケース体20に輸送して、ケース体20の外部に放熱することで、光源ユニット50を動作可能な温度に維持している。
光源として放電ランプ等を用いた従来の照明器具では、放電ランプが高温であるため器具本体10の温度が高く、器具本体10から滴下する水滴は凍りにくく、氷柱は形成され難い。これに対し、光源にCOB型LED等の発光素子を用いた場合、発光素子の発熱量が比較的少ないため、このままでは器具本体10に氷柱が形成されやすい。また、氷柱は、器具本体10の上面10Cから雪解け水が滴下する場所、つまり、器具本体10の外周縁から形成される。
この構成によれば、氷柱が形成されやすい環境下では第1のヒートパイプ61の動作を停止して、第2のヒートパイプ62によって、LED51の熱を積極的に器具本体10の外周縁部28に輸送することができ、器具本体10に氷柱が形成されるのを効果的に抑制することができる。なお、第1のヒートパイプ61が動作を停止しても、第2のヒートパイプに積極的に熱を輸送し、また周囲温度が低いためLED51は十分に冷却された状態を維持できる。
例えば、第2のヒートパイプ62は、融雪用に好適に用いることができる。第2のヒートパイプ62は、第1のヒートパイプ61よりも低い作動温度範囲を有するため、第1のヒートパイプ61の作動温度範囲より低い温度の際には、第1のヒートパイプ61の動作を停止して、第2のヒートパイプ62により輸送される熱源の熱量を増やし、効率よく融雪を行うことができる。
10 器具本体
28 外周縁部
50 光源ユニット
51 LED(発光素子)
52 実装基板
55 接続部
61 第1のヒートパイプ
62 第2のヒートパイプ
65 放熱部
100 熱輸送装置
Claims (3)
- 発熱源からの熱を所定の場所に輸送する熱輸送装置であって、
第1の作動液が封入された第1のヒートパイプと、第2の作動液が封入された第2のヒートパイプと、を備え、
前記第2のヒートパイプの第2の作動液は、前記第1のヒートパイプの第1の作動液よりも低い作動温度範囲を有し、
前記第1のヒートパイプの作動温度範囲の上限は、前記第2のヒートパイプの作動温度範囲よりも高くなっており、
前記第1のヒートパイプと、前記第2のヒートパイプとは、当該熱輸送装置が設けられ、屋外に配置される照明器具が備える同一の発熱源である発光素子の熱を、当該照明器具の異なる場所に輸送し、かつ、
前記第1のヒートパイプは、前記発光素子からの熱を、前記発光素子を内部に備えた器具本体の外部に放熱するように構成され、
前記第2のヒートパイプは、前記発光素子からの熱により、前記器具本体に堆積した氷雪を溶かすように構成される
ことを特徴とする熱輸送装置。 - 請求項1に記載の熱輸送装置を備え、屋外に配置される前記照明器具であって、
前記第1のヒートパイプの作動液は水であり、
前記第2のヒートパイプの作動液はフロンまたは代替フロンである
ことを特徴とする照明器具。 - 前記第2のヒートパイプを、前記器具本体の外周縁に沿って当該器具本体の外周をかこむように配置したことを特徴とする請求項2に記載の照明器具。
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