JP6764865B2 - 自動車の最低地上高を調節する油圧デバイスおよびかかるデバイスを備える懸架減衰装置 - Google Patents

自動車の最低地上高を調節する油圧デバイスおよびかかるデバイスを備える懸架減衰装置 Download PDF

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Description

本発明は、一般に、自動車の懸架減衰装置の分野に関する。
本発明は、より詳細には、一方は自動車の本体と、他方は懸架減衰装置のばねとの間に差し挟むために、自動車の懸架減衰装置のピストンロッド上に係合させることができる、自動車の最低地上高を調節する油圧デバイスに関する。油圧デバイスは、特に、少なくとも一端が開いている外筒と、外筒の前記開いた端部を通して係合されるピストンとを備える。
本発明は、自動車のシャーシに固定することができるピストンロッドと、ピストンロッド上に係合されるばねと、上述したような油圧デバイスとを備える、自動車のシャーシに装着される懸架減衰装置にさらに関する。
本発明は、特に有利には、四輪駆動式の自動車に関する。
自動車は、一般に、その4つの車輪の領域において、車両の快適性を改善するため、およびその路上での操縦を最適化するために、車両が通る道路の凹凸を低減させることができる懸架減衰装置を備える。
かかる懸架減衰装置には、車両の各車輪の領域において、また車両が使用中の状態のときに、シャーシを地面から離す距離を調節することができるようにするために、最低地上高を調節する油圧デバイスを設けることが知られている。
この距離を変更することによって、例えば、運転条件に応じて車両の路上での操縦を最適化するために、車両の姿勢を変化させることができる。この距離を変更することは、車両の最低地上高を、即ち、地面をシャーシアセンブリから離す距離を修正することも可能にする。この最後の機能性により、最低地上高を低減することによって、凸凹がほとんどない表面上での速度で自動車を運転するときの、路上での操縦を最適化することができ、一方で、最低地上高の増大によって、例えば、平らでない表面上を走行したり、非都市部の環境を走行したり、または敷石などの隆起した障害物を乗り越えることが可能になる。
特に、上述したような懸架減衰装置は、文献FR 2 745 238に開示されており、この文献の油圧デバイスは、作動筒と同等であって、自動車の車輪とシャーシとの間の距離を修正することができる。
この文献では、油圧デバイスは、油圧デバイスの外部にある補完的な停止部に当接することができる、収縮位置にある停止部を備える。結果として、この油圧デバイスは、前記油圧デバイスを受け入れるように提供された懸架減衰装置のみに装着することができることが理解される。逆に、既存の懸架減衰装置には装着されないこと、例えば据え付けられないことがある。
油圧デバイスのアセンブリはまた、アセンブリが上で摺動するこの懸架減衰装置のピストンロッドの軸線のすぐ近傍に位置するが、これは、装置を封止するのに使用される封止継手の円周を低減して、引き起こされる摩擦を低減できるようにするためである。しかしながら、このような形で油圧デバイスをピストンロッドの近傍に配置することにより、前記ピストンロッドに沿った油圧デバイスの長さが増大し、油圧デバイスの空間要件が軸線方向で増大する。
従来技術における上述の欠点を改善するために、本発明は、一方には自動車の本体と、他方には懸架減衰装置のばねとの間に差し挟むために、自動車の懸架減衰装置のピストンロッド上に係合させることができる、自動車の最低地上高を調節する油圧デバイスを提案し、デバイスは、外筒と、下側部分で外筒とともに封止して配置された折返し部(return)と、折返し部と外筒との間に係合されたピストンとを備え、折返し部が外筒とともに環状溝の境界を定め、環状溝の内側をピストンが軸線方向で摺動することができ、前記折返し部が、ピストンロッド上に係合することができる円形開口部を形成する自由端を有することによって、前記折返し部が前記ピストンとともに圧縮チャンバの境界を定める。
換言すれば、ピストンのスカートは、外筒と折返し部との間を摺動するように提供され、一方で折返し部は、ピストンが外筒に押し込まれたとき、ピストンのスカートの内部で係合されるように提供される。
したがって、押し込まれた位置では、折返し部の端部はピストンの底部の近傍に位置するので、油圧デバイスがピストンロッドに沿った狭い空間を占めることが理解される。
この幾何学形状により、油圧デバイスを、かかるデバイスを最初は装備していないことがある懸架減衰装置に簡単に統合することができるので、様々な自動車における設計製造コストが低減される。
設計製造コストに関して、ある程度洗練され、共通の基本モデルから利用可能であるいくつかのモデルを含む、一連の自動車を提案できることが有利である。基本モデルは、例えば、最低地上高を調節する油圧デバイスを有さないことがあるが、より洗練されたモデルはかかるデバイスを備えている。
かかる一連の自動車を設計する際、例えば、一連の自動車のうち最も安価である基本モデルに対して、追加の選択肢を提供することが可能である。このような手順は、コストの点で非常に重要であるが、補足のデバイスを追加しなければならないこと、前記デバイスがコンパクトでなければならないこと、また機構の最小限の修正によって基本モデルに統合可能でなければならないことといった制限事項を伴う。
ピストンロッドに沿った油圧デバイスの空間要件が小さいので、本発明の場合、車輪に対するシャーシの幾何学形状全体がわずかに修正されるのみである。
有利には、前記折返し部は、折返し部の自由端の側ではキャップによって閉じられ、反対側では開いているハウジングの境界を内部で定める内筒を備える。
本発明の更なる有利な特徴によれば、ピストンは、収縮位置と伸長位置という2つの位置の間で環状溝内を摺動することができるので、前記ピストンは、外筒および/または折返し部に当接することができるフランジを備え、その目的は、
− 収縮位置と伸長位置という前記2つの位置のうちの一方におけるピストンの停止部を形成することと、
− 収縮位置と伸長位置という前記2つの位置のうちの他方におけるピストンの停止部を形成することである。
このように、油圧デバイス1の配備および収縮を停止する停止部が内部に含まれて、油圧デバイスをその動作において独立させることに寄与する。この動作の独立性は、ここでは特に重要である。なぜならば、動作の独立性は、上述の油圧デバイスを導入できるようにするために、最初は最低地上高を調節するデバイスを備えていない、自動車の懸架減衰装置に対して行わなければならない修正を、最小限に限定することを可能にするためである。
本発明による油圧デバイスの更なる非限定的で有利な特徴は、次のようなものである。
− ピストンが、前記環状溝内におけるピストンの軸線方向の摺動をガイドするように、外筒および/または折返し部に接する摺動ガイド手段を備えること。
− 前記摺動ガイド手段が前記フランジに固定されること。
− 外筒および/または折返し部が、前記環状溝内におけるピストンの軸線方向の摺動をガイドするように、ピストンに当接する摺動ガイド手段を備えること。
− 外筒および/または折返し部が、ピストンロッド上における折返し部の軸線方向の摺動をガイドするように、ピストンロッドに当接することができる摺動手段を備えること。
− 前記折返し部が、前記外筒の内部に固定的に装着される、前記外筒の別個の機械的部分を構成すること。
また、自動車のシャーシ上に装着される懸架減衰装置であって、
− 自動車のシャーシに固定することができるピストンロッドと、
− ピストンロッド上に係合されるばねと、
− 一方には自動車のシャーシと、他方にはばねとの間に差し挟むために、前記ピストンロッド上に係合される、上記に開示したような油圧デバイスとを備え、
ピストンロッドは、その一端が圧縮流体の供給パイプに接続され、その他端が前記圧縮チャンバ内へと通じる内部導管を有する懸架減衰装置が提供される。
このように、圧縮チャンバに送り込まれる圧縮流体の供給パイプは、懸架減衰装置の外側へと変位されるので、装着と接続が容易になる。
以下の記載は、添付図面を参照し、非限定例として提供されるものであって、本発明の主題を開示するとともに、本発明をどのように実現できるかについて開示する。
伸長位置において示される、本発明による油圧デバイスの軸線方向断面を示す概略図である。 収縮位置において示される、図1の油圧デバイスの軸線方向断面を示す概略図である。
自動車の最低地上高の調節を可能にする油圧デバイス1が、図1および図2に示されている。
この油圧デバイス1は、特に有利な形では、シャーシ50(特に、車両の本体を含む)と、懸架減衰装置2によってシャーシ50にそれぞれ接続された4つの車輪とを備える、自動車に関連する。
本明細書では、「下側」および「上側」という用語は、この自動車に対して使用され、要素の下側部分とは、この要素のうち地面の側に位置する部分を指し、上側部分とは、この要素のうち反対側に位置する部分を指す。
油圧デバイスは、より具体的には、車両の最低地上高を調節できるようにするために、懸架減衰装置2を補完するように提供される。
より具体的には、少なくとも1つの懸架ばねおよび/または油圧ダンパーを備える懸架減衰装置2に統合されるように提供される。
ここで、この懸架減衰装置2は油圧ダンパーを備えるが、油圧ダンパーは、本発明の主題の一部を排他的に形成するものではなく、したがって詳細には記載しない。単純に、このダンパーは、自動車の車輪の1つに接続されたダンパー本体62と、ピストンロッド40とを備え、ピストンロッドは、自動車のシャーシ50に接続されるとともに、ダンパー62の本体を軸線方向で貫通して、地面に対する自動車の鉛直方向変位を減衰することが注目される。
ここで、懸架減衰装置2はまた、自動車を懸架するばね60を備える。ばね60は、ダンパーの周りで係合され、同じ軸線を中心にして位置する。ばね60はまた、シャーシ50の側に位置するばね支持体61(いくつかの文献によれば、カップばねとも呼ばれる)と、車輪の側に位置する(図面では見えていない)車輪支持体との間で、予張力を受けた状態で装着される。
自動車のシャーシ50は、懸架減衰装置2によって地面の上方で懸架されるという意味で、「ばね上質量」と呼ぶのが適切な部分の一部を形成する。逆に、車輪は、車両の非ばね部分の一部を形成する。
基本の車両モデルでは、シャーシは懸架減衰装置に直接接することができる。
しかしながら、本発明では、シャーシ50は、油圧デバイス1を介して各懸架減衰装置2に接する。
油圧デバイス1は、油圧シリンダの方式で圧縮流体によって変位されることによって、後述するように、ばね支持体61とシャーシ50とを離している距離を修正することができる。このような方法でばね支持体61とシャーシ50とを離している距離を修正することによって、自動車の最低地上高を調節することができる。例えば、自動車の4つの車輪それぞれの領域で、ばね支持体61とシャーシ50とを離している距離を増大させることによって、シャーシを地面から離している距離が増大する。
油圧デバイス1は、ピストンロッド40上で係合されるとともに、シャーシ50に対して固定的に装着されるピストン21を備える。この場合、このピストン21はピストンロッド40に固定される。
油圧デバイス1はまた、(カップばねを介して)ばね60の上端部に固定される外筒10を備える。ここで、外筒10はばね支持体61に固定される。ピストン21は、この外筒10の上端部32を介して係合される。
本発明の1つの特に有利な特徴によれば、外筒10はまた、下端部34に、外筒10とともに環状溝14の境界を定める折返し部11を有し、環状溝の内側をピストン21が軸線方向で摺動することができ、折返し部11は、ピストンロッド40上に係合することができる開口部29を形成する上側自由端を有して、ピストン21とともに、ピストンロッド40が貫通する圧縮チャンバ30の境界を定める。この圧縮チャンバ30が、油圧デバイス1を変位させる圧縮流体を受け入れる。
図面に示される実施形態では、油圧デバイス1は、ピストンロッド40の軸線A1を中心にして回転対称である。
ピストン21は、底部で開いており、頂部でキャップ24によって閉じている円筒状スカート27を備える鐘形を有する。キャップ24は、上側の円筒状壁を備え、ピストンロッド40上に係合された円形開口部25が中心に形成されている。
ピストン21がピストンロッド40に沿って下方に摺動するのを防ぐため、円形開口部25の縁部は、底部で開いており、ピストンロッド40上に設けられた肩部に対して補完的な形状を有する面取り部26を有し、前記面取り部は前記肩部に接する。
ピストン21がピストンロッド40に沿って上方に摺動するのを防ぐため、ピストン21の頂部とシャーシ50との間に差し挟まれる停止手段が設けられる。
より具体的には、ここでは、上部壁と円筒状スカート27との間で、ピストン21のキャップ24は、頂点が上方に向いた切頭円錐部を有する。この切頭円錐部に対して、また上部壁に対して、ブロック51および停止部52を用いて自動車のシャーシ50が接し、またいくつかの文献によれば、停止部52は回転停止部と呼ばれることがある。停止部52は、環状の封止継手70を圧縮することによってピストン21の上部壁28に直接接する、一種のリングから成る。次いで、ブロック51は、一方には停止部52、他方にはシャーシ50の本体の間に差し挟まれるとともに、キャップ24の切頭円錐部に接する環状部を形成する。シャーシ50、ブロック51、および停止部52は、車両の重量によってピストン21に接して保持される。これらは、自動車が振動する場合にアセンブリの結合をもたらすために、力によってピストンロッド40にねじ止めされるねじ手段によっても、ピストン21に固定される。
図1が示すように、外筒10は、軸線A1を中心にした回転円筒の形状を有し、ピストン21の外径よりも大きい内径を有する。
前記外筒は、ばね支持体61によってばね60に接する。この目的のため、前記外筒は、上端部32に沿って、外面を越えて突出するフランジ33を備える。
次いで、ばね支持体61は一種の環状カップを形成する。カップは中央開口部を有し、開口部を介して力によって外筒10上に係合される。この中央開口部は、ばね支持体61を外筒10に対して遮断するように、フランジ33に接する縁部によって境界付けられる。また、ばね60の上端部を受け入れることができるように、底部に曲線形状の周辺部を有する。
やはり図1が示すように、ピストン21と同様の形で、折返し部11は、底部で開いており、頂部でキャップ13によって閉じている、内筒12を備える鐘形を有する。内筒12は、外筒10とともに、上述した環状溝14の境界を定め、その中をピストン21が軸線方向で摺動することができる。内筒12は、下端部に沿って、内筒12から外側に突出するフランジ35によって境界付けられ、フランジを介して内筒12が外筒10に固定される。
ここで、折返し部11および外筒10は、例えば、フランジ35の外縁部の領域に設けられるねじ付き部分を用いて互いに固定される、2つの別個の機械的部分を形成する。他の固定手段(溶接、連結など)を想起することができる。
フランジ35とは反対側で内筒12を延長するキャップ13は、頂点に円形の平坦壁を有し、ピストンロッド40上に係合された円形開口部29がその壁に形成される。この円形開口部29は、折返し部11がピストンロッド40に沿って摺動できるような寸法を有する。
上述してきたように、折返し部11はこのように、ピストン21とともに、油圧デバイス1を変位させる圧縮流体を受け入れる圧縮チャンバ30の境界を定め、ピストンロッド40が圧縮チャンバ30を貫通する。
折返し部11およびピストン21が実質的に補完的な形状であることにより、(図2に見られるように、ピストンが収縮位置にあるときの)圧縮チャンバ30の死空間を最適に低減することができ、したがって、油圧デバイス1の空間要件を、ピストンロッド40の軸線の方向で最適に低減することができる。
折返し部11は、上述したように、底部が開いている鐘を形成する。このように、折返し部11は、底部で開いており、ピストンロッド40が軸線方向で貫通するハウジング15の境界を内部で定める。内筒12の内面は、ピストンロッド40の直径よりも実質的に大きい直径を有するので、ハウジング15は、懸架減衰装置2の一部(即ち、この場合、ピストンロッド40上で係合される減衰停止部63)を受け入れることができる。
この減衰停止部63は減衰本体62に接する。ダンパー62の本体と折返し部11との間に差し挟まれることによって、前記減衰停止部は、特に自動車が著しい応力を鉛直方向で受けている場合に、減衰懸架装置2の経路を圧縮に限定することができる。
油圧デバイス1は、図面では、伸長位置(図1)または収縮位置(図2)のどちらかで示されている。油圧デバイス1の位置が変化したときの、ピストン21、外筒10、および折返し部11の適切な変位を担保するように、摺動ガイド手段が設けられる。停止手段も、収縮位置および伸長位置におけるピストンの摺動を妨げることができる。
油圧デバイス1が変位すると、ピストン21およびピストンロッド40を備えるアセンブリは、外筒10および折返し部11を備えるアセンブリに対して軸線方向で変位する。したがって、ピストンロッド40は、折返し部11の円形開口部29内で摺動し、一方でピストン21の円筒状スカート27は、折返し部11と外筒10との間で境界を定められた環状溝14内で摺動する。
したがって、上述した摺動ガイド手段ならびに停止手段は、次のような形で形成される。
ピストン21の円筒状スカート27は、下端部の側に、下端部から外側に突出するフランジ22を備える。フランジ22は環状溝14内で係合される。フランジはリング23によって覆われる。ここで、環状溝14は、このリング23の領域におけるピストン21の厚さに相当する幅を有するので、ピストン21の摺動をこの環状溝14内でガイドすることができることが観察される。
このリング23はU字形のセクションを有し、U字のアームの一方は他方よりも短い。
U字形の2つのアームは互いと併せて溝の境界を定め、それによってリング23はフランジ22上で係合される。フランジ22上に挿入されると、リング23は、リングがその上で摺動することができる外筒10の内表面に接する外側円筒状面を有する。このように、リング23を備えたフランジ22は、外筒10に対して軸線方向で摺動するときのピストン21をガイドする。
フランジ22上に挿入されると、リング23はまた、ピストンロッド40の軸線A1に垂直な、平坦な下面を有する。この下面は、図2に示されるような油圧デバイス1の収縮位置において停止部を形成するために、フランジ35によって形成される溝14の底部に接するように設計される。
内部では、外筒10は上端部32の側に肩部36を有する(図2を参照)。リング23の上面は、この肩部36に接して、図1に示されるような油圧デバイス1の伸長位置において停止部を形成するように設計される。
このように、油圧デバイス1の配備および収縮を停止する停止部が中に含まれる。したがって、油圧デバイス1は、外部要素が介入することなく、独立して動作することができる。油圧デバイス1のこの独立した性質は、ここでは特に重要であるが、それは、油圧デバイス1を中に導入できるようにするために、最低地上高を調節するデバイスを最初は備えていない自動車の懸架減衰装置に対して行わなければならない修正を、最小限に限定することが可能になるためである。
ピストン21はまた、円筒状リング16を用いて、外筒10に対する軸線方向の摺動がガイドされる。リング16は、外筒の肩部36と上端部32との間で、外筒10の内表面に形成された溝に挿入される。このように挿入されたリング16は、外筒10に対する軸線方向の並進が固定される。リングは、円筒状スカート27の外表面に接して、その上で摺動することができる。
円筒状リング17もまた、ピストン21の円筒状スカート27と内筒12との間に設けられて、折返し部11がピストン21内で摺動する。リング17は、肩部36のほぼ反対側で、内筒12の外表面に形成された溝に挿入される。このように挿入されたリング17は、内筒12に対する軸線方向の並進が固定される。リングは、ピストン21の円筒状スカート27の内表面に接して、その上で摺動することができる。
円筒状リング18は、最終的に、折返し部11のキャップ13に設けられた開口部29を通してピストンロッド40が摺動するのを担保する。円筒状リング18は、円形開口部29の縁部に形成された溝に挿入される。このように、リング18は、折返し部11に対する軸線方向の並進が固定される。リングは、ピストンロッド40に接して、その上で摺動することができる。
圧縮チャンバ30は封止継手によって封止される。第1の封止リップ19は、ピストン21と折返し部11との間に差し挟まれる。第2の封止リップ20は、折返し部11とピストンロッド40との間に差し挟まれる。第3の封止継手は、図示されないが、ピストンロッド40とピストン21との間に差し挟まれて、圧縮チャンバ30の封止を完成させる。
第1の封止リップ19は、リング16のほぼ反対側で、折返し部11の外面に形成された溝に挿入される。リップは、折返し部11に固定され、その上で摺動することができる円筒状スカート27の内表面に接する。
第2の封止リップ20は、折返し部11のキャップ13に設けられた、開口部29の縁部に形成された溝に挿入される。リップは、折返し部11に固定され、その上で摺動することができるピストンロッド40に当接する。
第3の環状封止継手70は、ピストン21のキャップ24に存在する開口部25の領域で、ピストンロッド40とピストン21との間で挟持される。第3の封止継手は、ピストン21およびピストンロッド40に固定される。
油圧デバイス1を変位させる圧縮流体、例えば油は、圧縮チャンバ30に導入されるか、または圧縮チャンバからピストンロッド40内部の導管31を介して押し戻される。導管31は、直角のエルボーを形成する2つの円筒状部分を備える。円筒状導管31の第1の部分は、ピストンロッド40の頂部から、第1の部分を導管31の第2の部分に接続するエルボーまで、ピストンロッド40の軸線A1に沿って形成される。導管31の第2の部分は、ピストンロッド40の軸線A1に垂直であり、導管31の第1の部分を圧縮チャンバ30に接続する。このように、導管31は、ピストンロッド40とピストン21との接点の直ぐ下で、圧縮チャンバ30内へと通じる。
圧縮流体を供給するパイプ41は、ピストンロッド40の頂部内へと通じる、導管31の端部に接続される。
導管をピストンロッド40の内部に形成することにより、デバイスの装着が単純になり、ピストンロッド40をピストン21上に装着することによって、圧縮流体を圧縮チャンバ30内に供給する導管が、追加の動作を行うことなく装填される。
導管31がピストンロッド40の頂部内へと通じているという事実によって、ピストンロッド40を受け入れる車両のシャーシ50に設けられた貫通路から利益を得ることも可能になって、導管31が、油圧デバイス1を変位させる付随のシステム(例えば、油圧ポンプを備える)に簡単にアクセス可能になるとともに、システムに対して接続可能になる。
油圧デバイス1が収縮位置(図2)に配置されたとき、圧縮チャンバ30内に存在する圧縮流体の圧力は大気圧に近い。油圧デバイス1を伸長位置に至らせるため、油圧ポンプは、特にパイプ41および導管31を介して、圧縮チャンバ30に加圧された圧縮流体を供給する。
この加圧された圧縮流体の作用を受けて、ピストン21は持ち上がり、折返し部11に対して軸線方向で摺動して、圧縮流体で満たされた圧縮チャンバの体積が増大するにしたがって、前記折返し部から徐々に離れる方向で移動する。このように、ピストン21は自動車のシャーシ50を持ち上げ、このような形で、自動車を地面から離す距離を増大させる。この動作中に油圧ポンプによって圧縮流体に加えられる圧力は、所定の閾値よりも高い。この閾値は、例えば、10〜30バールである。
油圧デバイス1の完全にまたは部分的に配備された位置から、圧縮チャンバ30内で優勢である圧力を低減することによって、地面を車両の本体から離す距離を低減することが可能である。このように、自動車の重量が圧縮流体を圧縮し、流体を圧縮チャンバ30の外に出して油圧ポンプのリザーバに向かって押し戻す。このように、ピストン21は折返し部11に対して軸線方向で摺動し、圧縮チャンバの体積が低減するにしたがって折返し部に徐々に近付いて、車両のシャーシ50を徐々に地面に近付ける。
圧縮チャンバ30の死空間を最小限にまで低減することによって、また折返し部11にハウジング15を設けることによって、上述したように、ピストンロッド40に沿った油圧デバイス1の空間要件を低減することに寄与する。
したがって、油圧デバイス1は、一連の自動車からの自動車モデルに搭載されるように提供されてもよく、一連の自動車は、特に、
最低地上高を調節する油圧デバイス1を備えたモデルと、
最低地上高を調節するデバイスを備えていないモデルとを含む。
最低地上高を調節するデバイスを備えていないモデルは、懸架減衰装置を備え、装置の構成要素は、上述の懸架減衰装置2(特に、ブロック51、停止部52、停止部53、ナット54、スペーサ55、ピストンロッド40に類似したピストンロッド、ダンパー本体62、減衰停止部63、ばね60、およびばね支持体61を備える)の構成要素に類似している。
かかるシステムでは、自動車の通常の使用中、上述の要素は、ほぼ図2に示されるように位置付けられる。最低地上高を調節するデバイスを備えていない車両モデルの懸架減衰装置は、停止部55とばね支持体61との間に差し挟まれる中間支承部を更に備える。
ハウジング15により、油圧デバイス1が、有利には、かかる懸架減衰装置において、前記中間支承部の代わりに停止部55とばね支持体61との間に差し挟まれてもよく、これは、
− 設計製造コストの点で非常に重要である、2つの懸架減衰装置に共通の構成要素(ブロック51、停止部52、停止部53、ナット54、スペーサ55、ばね60、ばね支持体61、ダンパー本体62、および減衰停止部63を含む構成要素)を、必ずしも修正する必要はない。
− (油圧デバイス1が収縮位置にあるときの)懸架装置の幾何学形状は修正せず、したがって、自動車の幾何学形状の全体設計を犠牲にしないように位置を保存することが望ましい、自動車のシャーシに対する車輪の位置は修正しない。
− 車両の非ばね部分(特に、ばね60、ダンパー本体62、および減衰停止部63)の質量は修正せず、したがって、自動車の設計を犠牲にしないように動力学を保存することがやはり望ましい、懸架減衰装置の動力学は修正しない。

Claims (10)

  1. 一方には自動車のシャーシ(50)と、他方には懸架減衰装置(2)のばね(60)との間に差し挟むために、前記自動車の前記懸架減衰装置(2)のピストンロッド(40)上に係合させることができる、前記自動車の最低地上高を調節する油圧デバイス(1)であって、
    − 少なくとも1つの第1の端部(32)が開いている外筒(10)と、
    − 前記外筒(10)の前記第1の端部(32)を通して係合されるピストン(21)と
    を備える油圧デバイス(1)において、
    前記外筒(10)が、前記外筒(10)の前記第1の端部(32)とは反対側の第2の端部(34)に、前記外筒(10)とともに環状溝(14)の境界を定める折返し部(11)を有し、前記環状溝の内側を前記ピストン(21)が軸線方向で摺動することができ、前記折返し部(11)が、前記ピストンロッド(40)上に係合することができる円形開口部(29)が形成される自由端を有し、前記ピストン(21)が、前記外筒(10)の前記第1の端部(32)に係合される端部とは反対側の端部において、キャップ(24)により閉じられることによって、前記折返し部(11)が前記ピストン(21)とともに圧縮チャンバ(30)の境界を定め
    前記油圧デバイス(1)は、前記シャーシ(50)と前記ピストン(21)の前記キャップ(24)との間において前記ピストンロッド(40)を直接囲んで設けられた停止手段を伴って、前記ピストンロッド(40)上に係合される、
    ことを特徴とする、油圧デバイス(1)。
  2. 前記折返し部(11)が、前記折返し部(11)の前記自由端の側ではキャップ(13)によって閉じられ、反対側では開いているハウジング(15)の境界を内部で定める内筒(12)を備える、請求項1に記載の油圧デバイス(1)。
  3. 前記ピストン(21)が、収縮位置および伸長位置という2つの位置の間で前記環状溝(14)内を摺動することができ、前記ピストン(21)が、前記収縮位置および前記伸長位置という2つの位置のうちの一方で前記ピストン(21)の停止部を形成するために、前記外筒(10)および/または前記折返し部(11)に当接することができるフランジ(22)を備える、請求項1または2に記載の油圧デバイス(1)。
  4. 前記フランジ(22)が、前記収縮位置および前記伸長位置という2つの位置のうちの他方で前記ピストン(21)の停止部を形成するために、前記外筒(10)および/または前記折返し部(11)に当接することができる、請求項3に記載の油圧デバイス(1)。
  5. 前記ピストン(21)が、前記環状溝(14)内における前記ピストン(21)の軸線方向の摺動をガイドするように、前記外筒(10)および前記折返し部(11)に当接する摺動ガイド手段(23)を備え、前記摺動ガイド手段(23)は、前記ピストン(21)の一端に取り付けられ、一方のアームが他方のアームより短くてもよいU字形のセクションを有するリングである、請求項1から4のいずれか一項に記載の油圧デバイス(1)。
  6. 前記摺動ガイド手段(23)が前記フランジ(22)に固定される、請求項3または4に従属する請求項5に記載の油圧デバイス(1)。
  7. 前記外筒(10)および/または前記折返し部(11)が、前記環状溝(14)内における前記ピストン(21)の軸線方向の摺動をガイドするように、前記ピストン(21)に当接する摺動ガイド手段(16、17)を備える、請求項1から6のいずれか一項に記載の油圧デバイス(1)。
  8. 前記外筒(10)および/または前記折返し部(11)が、前記ピストンロッド(40)上における前記折返し部(11)の軸線方向の摺動をガイドするように、前記ピストンロッド(40)に当接することができる摺動手段(18)を備える、請求項1から7のいずれか一項に記載の油圧デバイス(1)。
  9. 前記折返し部(11)が、前記外筒(10)内側に固定的に装着される、前記外筒(10)の別個の機械的部分を構成する、請求項1から8のいずれか一項に記載の油圧デバイス(1)。
  10. 自動車のシャーシ(50)に装着される懸架減衰装置(2)であって、
    − 前記自動車の前記シャーシ(50)に固定することができるピストンロッド(40)と、
    − 前記ピストンロッド(40)上に係合されるばね(60)と
    を備える懸架減衰装置(2)において、
    一方には前記自動車の前記シャーシ(50)と、他方には前記ばね(60)との間に差し挟むために、前記ピストンロッド(40)上に係合される、請求項1から9のいずれか一項に記載の油圧デバイス(1)を備え、
    前記ピストンロッド(40)が、その一端が圧縮流体の供給パイプ(41)に接続され、その他端が前記圧縮チャンバ(30)内へと通じる、内部導管(31)を有することを特徴とする、懸架減衰装置(2)。
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