JP6764209B1 - 生成装置 - Google Patents

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【課題】隔膜を効果的に保護できる生成装置を提供する。【解決手段】生成装置1は、給電される対をなす電極2,3と、隔膜4とを用いて電解水を生成する生成装置である。生成装置1は、隔膜4を介して仕切られた複数の室を有する電解槽5を備える。生成装置1は、室の少なくともいずれかに対し、隔膜4を保護するように酸性の保護水とアルカリ性の保護水との少なくともいずれかを供給する供給部20を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、給電される対をなす電極と、隔膜とを用いて電解水を生成する生成装置に関するものである。
従来、水や電解液を電解して電解水を生成する生成装置が知られている。この種の生成装置としては、イオン交換膜を隔膜として用いて電解槽を二室、あるいは三室に仕切り、室に配置された陽極と陰極とに給電することにより、酸性電解水及びアルカリ性電解水をそれぞれ生成するものが知られている。
特開2019−162607号公報
例えば電解液室を挟んで陽極室と陰極室とを備える三室型の生成装置の場合、イオン交換膜には、食塩水等の電解液が収容される電解液室側において、電解液に含まれる不純物が電解にしたがい経時的に析出して付着することで目詰まりが生じるおそれがある。その場合、電解液室と陽極室または陰極室との水圧差によって、イオン交換膜が破れることも懸念される。
また、生成装置の停止後、陽極室及び陰極室に収容された酸性電解水及びアルカリ性電解水の液性によって、イオン交換膜が経時的に侵されるおそれがある。
このようにイオン交換膜が劣化すると、生成装置の稼働可能な時間が短縮されるとともに、その交換に要する時間及び部品コストが掛かるという問題がある。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、隔膜を効果的に保護できる生成装置を提供することを目的とする。
請求項1記載の生成装置は、給電される対をなす電極と、隔膜とを用いて電解水を生成する生成装置であって、前記隔膜を介して仕切られた複数の室を有する電解槽と、前記室の少なくともいずれかに対し、前記隔膜を保護するように酸性の保護水とアルカリ性の保護水との少なくともいずれかを供給する供給部と、前記室から電解水を排出する排出部とを備え、前記電解槽は、前記対をなす電極が配置された対をなす室である電極室と、これら電極室に対し隔膜により仕切られてこれら電極室間に位置し、電解液を収容する室である電解液室とを有し、前記供給部は、生成された電解水のうち、前記排出部から排出された一部を保護水の少なくとも一部に用い、前記電解液室に、酸性の保護水を供給した後、アルカリ性の保護水を供給するものである。
請求項記載の生成装置は、給電される対をなす電極と、隔膜とを用いて電解水を生成する生成装置であって、前記隔膜を介して仕切られた複数の室を有する電解槽と、前記室の少なくともいずれかに対し、前記隔膜を保護するように酸性の保護水とアルカリ性の保護水との少なくともいずれかを供給する供給部とを備え、前記電解槽は、前記対をなす電極が配置された対をなす室である電極室と、これら電極室に対し隔膜により仕切られてこれら電極室間に位置し、電解液を収容する室である電解液室とを有し、前記供給部は、前記電解液室に、酸性の保護水を供給した後、アルカリ性の保護水を供給するものである。
求項記載の生成装置は、給電される対をなす電極と、隔膜とを用いて電解水を生成する生成装置であって、前記隔膜を介して仕切られた複数の室を有する電解槽と、前記室の少なくともいずれかに対し、前記隔膜を保護するように酸性の保護水とアルカリ性の保護水との少なくともいずれかを供給する供給部とを備え、前記電解槽は、前記隔膜により互いに仕切られ前記対をなす電極が配置され、少なくともいずれか一方に電解液を収容する対をなす室である電極室を有し、一方の前記電極室は、水を収容し、他方の前記電極室は、電解液を収容し、前記供給部は、前記他方の電極室に、酸性の保護水を供給した後、アルカリ性の保護水を供給するものである。
請求項記載の生成装置は、請求項記載の生成装置において、供給部は、電解液を収容する電極室に、この電極室内に生成される電解水に対し中和する保護水を供給するものである。
請求項記載の生成装置は、請求項ないしのいずれか一記載の生成装置において、供給部は、生成された電解水の一部を保護水の少なくとも一部に用いるものである。
請求項6記載の生成装置は、請求項1または2記載の生成装置において、供給部は、少なくともいずれかの電極室に、この電極室内に生成される電解水に対し中和する保護水を供給するものである。
請求項記載の生成装置は、請求項1ないしのいずれか一記載の生成装置において、供給部は、保護水を供給した室に対し、さらに水を供給するものである。
本発明によれば、隔膜を効果的に保護できる。
第1の実施の形態に係る生成装置の説明図である。 第2の実施の形態に係る生成装置の説明図である。
本発明の第1の実施の形態について図1を参照して説明する。
図1において、1は生成装置を示す。生成装置1は、対をなす電極2,3と、隔膜4とを用い、電極2,3に対して図示しない電源部から給電して、水及び電解液を電気分解することにより還元水である電解水を生成する電解水生成装置である。
生成装置1は、電解槽5を備えている。電解槽5は、隔膜4により複数の室に仕切られている。本実施の形態において、電解槽5は、室としての電極室6,7と、室としての中間室である電解液室8とに仕切られた、有隔膜式電解槽である。つまり、本実施の形態の生成装置1は、三室型の電解水生成装置である。
電極2は、電極室6に配置され、電極3は、電極室7に配置されている。電極2,3は、一方が陽極であり、他方が陰極である。図示される例では、電極2を陽極、電極室6を陽極室とし、電極3を陰極、電極室7を陰極室とする。電極2,3に給電する電源部は、例えば図示しない電源制御手段により制御される。
電極室6,7には、水供給配管10,11と、電解水排出配管12,13とが接続されている。水供給配管10,11から、電極室6,7にそれぞれ水(H2O)が供給される。電極室6,7に供給される水の量は、電磁弁等の電極室6,7用等の水量調整手段14により制御される。水量調整手段14は、図示しない水量制御手段により制御される。水としては、水道水等の原水を、硬度抑制手段15に通過させたものが好適に用いられる。硬度抑制手段15は、原水に含まれるカルシウムイオンやマグネシウムイオン等を除去して硬度を低下させるものである。硬度抑制手段15は、好ましくは軟水器が用いられるが、原水に含まれる塵埃等を除去するフィルタが併用されてもよいし、RO膜(逆浸透膜)が用いられてもよい。軟水器を用いる場合には硬度抑制手段15を安価に構成でき、RO膜を用いる場合には、水の硬度を確実に低下させるとともに、塵埃等を大幅に除去することができる。硬度抑制手段15は、好ましくは水供給配管10,11に共通に接続されている。図示される例では、水供給配管10,11は、説明を明確にするために互いに一部が共通して形成されているが、これに限らず、別個に形成されていてもよい。水供給配管10,11が別個に形成されている場合、水量調整手段14及び硬度抑制手段15は、水供給配管10,11のそれぞれに別個に接続されることが好ましい。
電解水排出配管12,13は、電極室6,7から、生成された電解水を排出する。本実施の形態において、電解水排出配管12は、電極室6から酸性電解水を排出し、電解水排出配管13は、電極室7からアルカリ性電解水を排出する。酸性電解水は、例えば次亜塩素酸水(HClO)である。アルカリ性電解水は、電解液室8内の電解液に依存するが、本実施の形態においては、例えば苛性ソーダ水(NaOH)である。
電解液室8には、電解液供給配管16と、電解液排出配管17とが接続されている。これら配管16,17は、電解液を貯留したタンク18とそれぞれ接続されている。タンク18に貯留された電解液が電解液供給配管16から図示しない電解液供給手段であるポンプを介して電解液室8に供給され、電解液室8内の過剰な電解液は電解液排出配管17からタンク18に戻される。ポンプは、例えば図示しないポンプ制御手段により制御される。電解液は、被電解物質が溶解された電解質溶解水であり、食塩水(NaCl)、塩化カリウム水(KCl)等が好適に用いられる。さらに、本実施の形態において、電解液室8には、水供給配管19が接続されている。水供給配管19から、電解液室8に水が供給される。電解液室8に供給される水の量は、水量調整手段14により制御される。本実施の形態において、水としては、硬度抑制手段15に通過させたものが好適に用いられる。図示される例では、水供給配管19は、説明を明確にするために、水供給配管10,11と一部が共通して形成されている。そのため、水供給配管19から電解液室8に供給される水の量は、共通の水量調整手段14により制御される。これに限らず、水供給配管19は、水供給配管10,11とは別個に形成されていてもよい。水供給配管19が水供給配管10,11と別個に形成されている場合、水量調整手段14及び硬度抑制手段15は、水供給配管19に水供給配管10,11のそれぞれとは別個に接続されることが好ましい。なお、水供給配管19は、必須の構成ではない。
隔膜4は、イオン交換膜である。本実施の形態において、隔膜4は、電極室6と電解液室8とを仕切る陰イオン交換膜4aと、電極室7と電解液室8とを仕切る陽イオン交換膜4bとが用いられる。陰イオン交換膜4aは、電解液室8から電極室6へと塩化物イオン(Cl-)を供給するために、陰イオンを選択的に透過する。陽イオン交換膜4bは、電解液室8から電極室7へとナトリウムイオン(Na+)やカリウムイオン(K+)等の陽イオンを供給するため、陽イオンを選択的に透過する。
そして、生成装置1は、電解槽5の室の少なくともいずれかに対し、隔膜4を保護するように酸性の保護水とアルカリ性の保護水との少なくともいずれかを供給する供給部20を備えている。
供給部20は、電解槽5の室の少なくともいずれかに接続されて保護水を供給する供給配管22を備えている。本実施の形態において、供給配管22は、電極室6,7に接続される電極室配管22a,22bと、電解液室8に接続される電解液室配管22c,22dとを備えている。
本実施の形態において、電極室配管22aは、電極室6にアルカリ性の保護水を供給する。同様に、電極室配管22bは、電極室7に酸性の保護水を供給する。これら電極室配管22a,22bは、水供給配管10,11とは別個に電極室6,7に接続されていてもよいし、水供給配管10,11を介して電極室6,7に接続されていてもよい。
また、本実施の形態において、電解液室配管22cは、電解液室8にアルカリ性の保護水を供給する。電解液室配管22dは、電解液室8に酸性の保護水を供給する。図示される例では、電解液室配管22c,22dは、説明を明確にするために、電極室配管22a,22bと一部が共通に形成され、途中から互いに分岐されているが、これに限らず、互いに別個に形成されていてもよい。
さらに、電極室6,7、電解液室8に供給される保護水は、貯留部23,24に貯留される。貯留部23には、配管22b,22dが接続され、貯留部24には、配管22a,22cが接続されている。本実施の形態において、貯留部23,24は、電解水排出配管12,13に形成されている。したがって、配管22b,22dは、電解水排出配管12から分岐され、配管22a,22cは、電解水排出配管13から分岐されている。
貯留部23,24には、電極室6,7から排出された電解水の一部が貯留される。そして、本実施の形態では、貯留部23,24に貯留される電解水が保護水として用いられる。つまり、供給部20は、生成された電解水の一部を保護水の少なくとも一部に用いる。なお、貯留部23,24は必須の構成ではなく、配管22b,22dがそれぞれ電解水排出配管12から、配管22a,22cが電解水排出配管13から、直接分岐されていてもよい。この場合、電解水排出配管12,13内に残留した電解水の一部が、配管22b,22d及び配管22a,22cから電極室7,6に供給される電解水(保護水)となる。
供給配管22を介して供給される保護水の量は、調整手段26により調整される。調整手段26は、例えばポンプ、電磁弁、あるいはそれらの組み合わせ等、水量を調整可能な任意の構成が用いられる。本実施の形態において、酸性の電解水の量は、酸性保護水調整手段26aにより調整され、アルカリ性の電解水の量は、アルカリ性保護水調整手段26bにより調整される。図示される例では、酸性保護水調整手段26aは、説明を明確にするために、配管22b,22dに共通して配置されているが、これに限らず、電極室配管22bと電解液室配管22dとにそれぞれ別個に配置されてもよい。同様に、アルカリ性保護水調整手段26bは、説明を明確にするために、配管22a,22cに共通して配置されているが、これに限らず、電極室配管22aと電解液室配管22cとにそれぞれ別個に配置されてもよい。
調整手段26は、制御手段28により動作が制御される。制御手段28は、調整手段26の動作の他に、タンク18から電解液を供給するためのポンプ、及び、水量調整手段14等の動作も制御可能となっている。供給部20により、電解液、及び/または、水を電極室6、電極室7、及び、電解液室8の少なくともいずれかに供給可能となっている。例えば、制御手段28は、電源制御手段、水量制御手段、ポンプ制御手段と共通の機能を有していてもよいし、互いに電気的に接続されて連動するように構成されていてもよいし、これらの少なくともいずれかと一体的に制御ユニットとして構成されていてもよい。そして、水、電解液を電極室6、電極室7、及び、電解液室8の少なくともいずれかに供給するための水供給配管10,11,19、電解水排出配管12,13、タンク18、電解液供給配管16、電解液排出配管17、水量調整手段14、ポンプ等が、供給部20の一部を構成していてもよい。
次に、生成装置1の動作を説明する。
生成装置1は、水量調整手段14を駆動させて原水を硬度抑制手段15に通過させて水供給配管10,11により水を電極室6,7に供給するとともに、ポンプを駆動させて電解液をタンク18から電解液供給配管16により電解液室8に供給し、かつ、電極2,3を介して電源部から一定の直流電流を電解槽5に供給することで、電極室6,7内の水と電解液室8内の電解液とを電気分解する。
電気分解に伴いナトリウムイオン(Na+)は電解液室8から電極室7へ移動し、塩化物イオン(Cl-)は電解液室8から電極室6へ移動する。電極室7の電極3の表面では、以下のとおり、水の電気分解反応で水素が生成すると同時に、電極室7内の液性は苛性ソーダによりアルカリ性になる。
2O+2e- → 1/2H2+OH-
Na++e- → Na
Na+OH- → NaOH+e-
一方、電極室6では、電解に伴い以下のとおり塩化物イオンが電極2の表面で酸化され塩素(Cl2)になると同時に水と反応し次亜塩素酸(HClO)が生成し、電極室6内の液性は生成した塩酸で酸性になる。
2O → 2H++1/2O2+2e-
2Cl- → Cl2+2e-
Cl2+H2O ⇔ HClO+HCl
このようにして、電極室6では酸性電解水、電極室7ではアルカリ性電解水が生成する。生成した酸性電解水及びアルカリ性電解水は、それぞれ電解水排出配管12,13から電極室6,7外、すなわち電解槽5外に排出される。電解水排出配管12,13を通過する酸性電解水及びアルカリ性電解水は、貯留部23,24に注ぎ、貯留部23,24からオーバフローした分が順次排出されていく。排出された酸性電解水は、例えば殺菌消毒等に利用される。これら酸性電解水及びアルカリ性電解水の排出に伴い、生成装置1は、硬度抑制手段15を通過した水を水供給配管10,11により電極室6,7に供給し、電解液をタンク18から電解液室8に供給する。
例えば、生成装置1の停止直前、または、始動前等、電解水を生成しない状態、あるいは電極2,3に電源が供給されていない状態で、供給部20は、制御手段28によりポンプを動作させて電解液室8内の電解液をタンク18に回収しつつ、制御手段28により調整手段26の酸性保護水調整手段26aを動作させて、酸性の保護水、本実施の形態では貯留部23に貯留された酸性電解水を電解液室配管22dから電解液室8に供給することで、電気分解によって経時的に隔膜4、本実施の形態では陰イオン交換膜4a及び陽イオン交換膜4bに付着した不純物を溶解させる。次いで、供給部20は、制御手段28により調整手段26のアルカリ性保護水調整手段26bを動作させて、アルカリ性の保護水、本実施の形態では貯留部24に貯留されたアルカリ性電解水を電解液室配管22cから電解液室8に供給することで、電解液室8内を中和する。その後、供給部20は、必要に応じて、電解液室8内の液を排出しつつ水を水供給配管19から電解液室8に供給する。この結果、生成装置1の次回の始動時まで電解液室8内を中性または略中性の液体で満たした状態とする。
また、生成装置1の停止直前、または、停止直後、供給部20は、制御手段28により調整手段26の酸性保護水調整手段26aを動作させて、酸性の保護水を電極室配管22bから電極室7に供給することで、電極室7内に残留したアルカリ性電荷水を中和する。同様に、供給部20は、制御手段28により調整手段26のアルカリ性保護水調整手段26bを動作させて、アルカリ性の保護水を電極室配管22aから電極室6に供給することで、電極室6内に残留した酸性電解水を中和する。その後、供給部20は、必要に応じて、電極室6,7内の液を排出しつつ水を水供給配管10,11から電極室6,7にそれぞれ供給する。この結果、生成装置1の次回の始動時まで電極室6,7内を中性または略中性の液体で満たした状態とし、隔膜4、本実施の形態では陰イオン交換膜4a及び陽イオン交換膜4bを酸性電解水及び/またはアルカリ性電解水の侵食に対して保護する。
これら供給部20による保護水や水の供給は、生成装置1を動作させる度に毎回実施してもよいし、必要に応じて実施してもよい。
また、電解液室8を満たす水等の中性、または略中性の液体は、生成装置1の次回の始動前に電解液と交換する、または、電解液を加えることで、電解水の生成に再度使用できる。
このように、電解液室8、電極室6、及び、電極室7の少なくともいずれかに対し、隔膜4を保護するように酸性の保護水とアルカリ性の保護水との少なくともいずれかを供給部20により供給するため、保護水によって隔膜4を効果的に保護できる。
また、供給部20により供給する保護水の少なくとも一部、本実施の形態では全部を、生成装置1により生成された電解水の一部とすることで、生成した電解水を有効利用して、隔膜4を効果的に保護できる。
電極室6,7と、これら電極室6,7間に隔壁4により仕切られた電解液室8とを電解槽5に備える三室型の生成装置1において、供給部20が電解液室8に保護水を供給することで、隔膜4、本実施の形態では陰イオン交換膜4a及び陽イオン交換膜4bの電解液室8側に電気分解によって経時的に付着する不純物を、保護水によって洗い流すことができる。そのため、隔膜4、本実施の形態では陰イオン交換膜4a及び陽イオン交換膜4bの不純物による目詰まりを防止または抑制でき、水圧等により隔膜4が破れることを防止または抑制できる。
例えば、供給部20が、電解液室8に、酸性の保護水を供給した後、アルカリ性の保護水を供給することで、隔膜4、本実施の形態では陰イオン交換膜4a及び陽イオン交換膜4bの電解液室8側に電気分解によって経時的に付着する不純物を酸性の保護水によって溶かした後、酸性の保護水によって酸性寄りとなった電解液室8内をアルカリ性の保護水によって中和し、隔膜4に付着した不純物を効果的に洗い流すことができるとともに、電解液室8内の液性を酸性寄りのまま維持しないようにでき、電解液室8内の液性によって隔膜4、本実施の形態では陰イオン交換膜4a及び陽イオン交換膜4bの電解液室8側が侵食されないようにできる。
また、供給部20が、電極室6,7の少なくともいずれかに、電極室6,7内に生成される電解水に対し中和する保護水、つまり電極室6にアルカリ性の保護水を供給、及び/または、電極室7に酸性の保護水を供給することで、隔膜4、本実施の形態では陰イオン交換膜4a及び陽イオン交換膜4bの電極室6,7側が、電極室6,7に貯留される電解水の液性によって経時的に侵食されることを防止でき、隔膜4を保護できる。つまり、生成装置1が長時間停止していたとしても、隔膜4、本実施の形態では陰イオン交換膜4a及び陽イオン交換膜4bの電極室6,7側が、電極室6,7に貯留される電解水の液性によって経時的に侵食されることを防止または抑制できる。
供給部20は、保護水を供給した電極室6、電極室7、あるいは電解液室8に対し、さらに水を供給することで、電極室6、電極室7、あるいは電解液室8内を、確実に中性または略中性とすることができる。また、三室型の生成装置1の場合、電極室6、あるいは、電極室7については、水を満たしておくことで、その水をそのまま電解水の生成に用いることができ、生成装置1の停止後、次回の生成装置1の動作を円滑に開始できる。
そして、隔膜4を破れや侵食に対して保護できることで、隔膜4を使用可能な時間を長くすることができ、隔膜4の交換等の頻度を低下させて生成装置1のランニングコストを抑制できる。
なお、上記第1の実施の形態において、供給部20は、電解液室8に酸性の保護水及びアルカリ性の保護水をそれぞれ供給する構成としたが、これに限らず、隔膜4、すなわち陰イオン交換膜4a及び陽イオン交換膜4bに付着する不純物の量や種類等に応じて、いずれかの保護水のみを供給する構成としてもよい。
また、供給部20は、隔膜4、すなわち陰イオン交換膜4a及び陽イオン交換膜4bの状態に応じて、電解液室8と電極室6と電極室7とで、保護水の供給頻度をそれぞれ変えてもよい。
さらに、供給部20は、電極室6,7に対し、保護水に代えて水供給配管10,11から水を供給して、電極室6,7内に貯留される電解水の液性を中性に近づけるようにしても、隔膜4を保護可能となる。
また、供給部20は、電解液室8、電極室6、及び、電極室7のそれぞれに保護水を供給する構成としたが、これらの少なくともいずれかに保護水を供給する構成としてよい。
次に、第2の実施の形態について図2を参照して説明する。
図2に示す生成装置1は、電解槽5が、隔膜4により電極室6,7に仕切られた、有隔膜式電解槽である。つまり、本実施の形態の生成装置1は、二室型の電解水生成装置である。
電極室6,7の少なくともいずれか一方には、電解液が供給される。本実施の形態においては、電極室6,7のそれぞれに電解液が供給される。電極室6,7には、液供給配管30,31と、電解水排出配管12,13とが接続されている。液供給配管30,31から、電解液が電極室6,7に供給される。また、例えば、電極室6,7に供給される電解液を、水と、タンク18から混合される電解液との混合液とすることで、液供給配管30,31から電極室6,7に水を供給可能となる。つまり、本実施の形態において、液供給配管30,31から電極室6,7に、水と電解液とのいずれかが選択的に供給可能となっている。電極室6,7に供給される水または電解液の量は、図示しない電磁弁等の電極室6,7用等の水量調整手段により制御される。なお、電極室6,7には、電解水を供給するための配管と、水を供給するための配管とが別個に接続されていてもよい。
また、電極室6,7には、電解液を排出するための電解液排出配管32,33がタンク18との間に接続されていてもよい。
隔膜4は、電極室6,7の一方から他方へと陽イオン及び/または陰イオンを移動させることが可能なイオン交換膜である。本実施の形態において、隔膜4は、電気分解に伴い、電極室6から電極室7へとナトリウムイオン等の陽イオンを移動させ、電極室7から電極室6へと塩化物イオン等の陰イオンを移動させる。
なお、この第2の実施の形態に係る生成装置1のその他の構成は、上記第1の実施の形態と基本的に同一であり、同一符号により図2に示される。
そして、生成装置1は、液供給配管30,31により電極室6,7に電解液を供給し、電極2,3を介して電源部から一定の直流電流を電解槽5に供給することで、電極室6,7内の電解液を、上記第1の実施の形態と基本的に同様に電気分解する。
このため、電極室6では酸性電解水、電極室7ではアルカリ性電解水が生成する。生成した酸性電解水及びアルカリ性電解水は、それぞれ電解水排出配管12,13から電極室6,7外、すなわち電解槽5外に排出される。
例えば、生成装置1の停止直前、または、始動前等、電解水を生成しない状態、あるいは電極2,3に電源が供給されていない状態で、供給部20は、制御手段28によりポンプを動作させて電極室6,7内の電解液をそれぞれタンク18に回収しつつ、制御手段28により調整手段26の酸性保護水調整手段26aを動作させて、酸性の保護水、本実施の形態では貯留部23に貯留された酸性電解水を電極室配管22bから電極室7に供給し、調整手段26のアルカリ性保護水調整手段26bを動作させて、アルカリ性の保護水、本実施の形態では貯留部24に貯留されたアルカリ性電解水を電極室配管22aから電極室6に供給することで、電極室6,7内を中和する。その後、供給部20は、必要に応じて、電極室6,7内の液を排出しつつ水を液供給配管30,31から電極室6,7に供給する。この結果、生成装置1の次回の始動時まで電極室6,7内を中性または略中性の液体で満たした状態とし、隔膜4を酸性電解水及び/またはアルカリ性電解水の侵食に対して保護する。
これら供給部20による保護水や水の供給は、生成装置1を動作させる度に毎回実施してもよいし、必要に応じて実施してもよい。
このように、電解液室8、電極室6、及び、電極室7の少なくともいずれかに対し、隔膜4を保護するように酸性の保護水とアルカリ性の保護水との少なくともいずれかを供給部20により供給するため、上記第1の実施の形態と同様に、保護水によって隔膜4を効果的に保護できる。
また、供給部20により供給する保護水の少なくとも一部、本実施の形態では全部を、生成装置1により生成された電解水の一部とすることで、生成した電解水を有効利用して、隔膜4を効果的に保護できる。
隔膜4により互いに仕切られ対をなす電極2,3が配置された対をなす電極室6,7を電解槽5に備える二室型の生成装置1において、供給部20が電極室6,7の少なくともいずれかに対し、これら電極室6,7で生成される電解水に対し中和する保護水を供給、つまり、電極室6に対し、アルカリ性の保護水を供給、及び/または、電極室7に対し、酸性の保護水を供給することで、隔膜4の電極室6,7側が、電極室6,7に貯留される電解水の液性によって経時的に侵食されることを防止でき、隔膜4を保護できる。つまり、生成装置1が長時間停止していたとしても、隔膜4が、電極室6,7に貯留される電解水の液性によって経時的に侵食されることを防止または抑制できる。
供給部20は、保護水を供給した電極室6,7に対し、さらに水を供給することで、電極室6、あるいは電極室7内を、確実に中性または略中性とすることができる。
なお、上記第2の実施の形態において、供給部20は、電極室6,7に酸性の保護水及びアルカリ性の保護水をそれぞれ供給する構成としたが、これに限らず、隔膜4に付着する不純物に応じて、いずれかの保護水のみを供給する構成としてもよい。
また、供給部20は、電極室6,7のそれぞれに保護水を供給する構成としたが、電解液に含まれる不純物の量や種類に応じて、電極室6,7のいずれか一方にのみ保護水を供給するようにしてもよいし、電極室6と電極室7とで、保護水の供給頻度を変えてもよい。
さらに、生成装置1は、電極室6,7のいずれか一方に水を供給し、他方に電解液を供給して、隔膜4により電解液から水へと陽イオンまたは陰イオンを移動させて電気分解することで、酸性電解水のみ、あるいは、アルカリ電解水のみを生成するようにしてもよい。その場合、供給部20が、電極室6,7のうち、電解液を供給した室に対して、上記第1の実施の形態の電解液室8と同様に、酸性の保護水を供給した後、アルカリ性の保護水を供給することで、隔膜4に電気分解によって経時的に付着する不純物を、保護水によって洗い流し、隔膜4の不純物による目詰まりを防止または抑制でき、水圧等により隔膜4が破れることを防止または抑制できる。また、供給部20は、電極室6,7のうち、水を供給した室に対して、上記第2の実施の形態と同様に、液性を中和する保護水を供給することで、上記第2の実施の形態と同様に、隔膜4が電解水の液性によって侵食されることを防止でき、隔膜4を保護できる。
また、上記各実施の形態において、供給部20は、保護水として生成装置1により生成される電解水を用いる構成としたが、これに限らず、別途の酸性の保護水、あるいはアルカリ性の保護水を用いてもよい。
さらに、供給部20により保護水を供給するタイミングは、電源部により電極2,3に給電されているときでも構わない。
1 生成装置
2,3 電極
4 隔膜
5 電解槽
6,7 室としての電極室
8 室としての電解液
20 供給部

Claims (7)

  1. 給電される対をなす電極と、隔膜とを用いて電解水を生成する生成装置であって、
    前記隔膜を介して仕切られた複数の室を有する電解槽と、
    前記室の少なくともいずれかに対し、前記隔膜を保護するように酸性の保護水とアルカリ性の保護水との少なくともいずれかを供給する供給部と、
    前記室から電解水を排出する排出部とを備え、
    前記電解槽は、
    前記対をなす電極が配置された対をなす室である電極室と、
    これら電極室に対し隔膜により仕切られてこれら電極室間に位置し、電解液を収容する室である電解液室とを有し、
    前記供給部は、生成された電解水のうち、前記排出部から排出された一部を保護水の少なくとも一部に用い、前記電解液室に、酸性の保護水を供給した後、アルカリ性の保護水を供給する
    ことを特徴とする生成装置。
  2. 給電される対をなす電極と、隔膜とを用いて電解水を生成する生成装置であって、
    前記隔膜を介して仕切られた複数の室を有する電解槽と、
    前記室の少なくともいずれかに対し、前記隔膜を保護するように酸性の保護水とアルカリ性の保護水との少なくともいずれかを供給する供給部とを備え、
    前記電解槽は、
    前記対をなす電極が配置された対をなす室である電極室と、
    これら電極室に対し隔膜により仕切られてこれら電極室間に位置し、電解液を収容する室である電解液室とを有し、
    前記供給部は、前記電解液室に、酸性の保護水を供給した後、アルカリ性の保護水を供給する
    ことを特徴とする生成装置
  3. 給電される対をなす電極と、隔膜とを用いて電解水を生成する生成装置であって、
    前記隔膜を介して仕切られた複数の室を有する電解槽と、
    前記室の少なくともいずれかに対し、前記隔膜を保護するように酸性の保護水とアルカリ性の保護水との少なくともいずれかを供給する供給部とを備え、
    前記電解槽は、前記隔膜により互いに仕切られ前記対をなす電極が配置され、少なくともいずれか一方に電解液を収容する対をなす室である電極室を有し、
    一方の前記電極室は、水を収容し、
    他方の前記電極室は、電解液を収容し、
    前記供給部は、前記他方の電極室に、酸性の保護水を供給した後、アルカリ性の保護水を供給する
    ことを特徴とする生成装置。
  4. 供給部は、電解液を収容する電極室に、この電極室内に生成される電解水に対し中和する保護水を供給する
    ことを特徴とする請求項記載の生成装置。
  5. 供給部は、生成された電解水の一部を保護水の少なくとも一部に用いる
    ことを特徴とする請求項ないしのいずれか一記載の生成装置。
  6. 供給部は、少なくともいずれかの電極室に、この電極室内に生成される電解水に対し中和する保護水を供給する
    ことを特徴とする請求項1または2記載の生成装置。
  7. 供給部は、保護水を供給した室に対し、さらに水を供給する
    ことを特徴とする請求項1ないしのいずれか一記載の生成装置。
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