JP6763522B2 - 吸引作業車 - Google Patents

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Description

本発明は、汚水、汚泥や土砂のような処理物の回収、積み込み、搬送、抜き取りなどに用いる吸引作業車に関する。
油圧ポンプを駆動するためにエンジン駆動系統と電力駆動系統とを備えた塵芥車が従来から提案されている(例えば特許文献1)。
この種の塵芥車では、油圧ポンプをエンジンで駆動するエンジン駆動状態と油圧ポンプを電動モータで駆動するモータ駆動状態があり、モータ駆動状態で作業機(架装機)を操作中に、電動モータに電力を供給する電池残量が規定値以下になると作業機の駆動状態をエンジン駆動状態に切り替え操作を行う必要があり、作業員は切り替え操作を手動で行っている。
なお、吸引作業車においては、真空ポンプをエンジン駆動とモータ駆動とで切り替えて行うものは無い。
特開2011−89537号公報
しかし、積込作業途中に電池残量が規定値以下になると、切り替え操作を行わなければならないので、積込作業が中断されるために作業効率が落ち、作業員の手間となる。
本発明は、エンジン駆動状態とモータ駆動状態とを自動で切り替えでき、モータ駆動状態をエンジン駆動状態に切り替える可能性があることを、モータ駆動状態において事前に作業員に意識させることができる吸引作業車を提供することを目的とする。
請求項1記載の本発明の吸引作業車は、車輌に搭載されるタンクと、前記タンクの内圧を低下させる真空ポンプと、前記車輌の走行に用いるとともに前記真空ポンプを駆動する電動モータと、前記車輌の走行に用いるとともに前記真空ポンプを駆動するエンジンと、前記電動モータの電力源として用いるとともに前記電動モータによって充電される電池と、前記電動モータおよび前記エンジンの駆動力を前記真空ポンプの駆動のために取り出すPTOと、電池残量を検出する残量検出手段と、前記電池残量が少ないことを報知する電池残量報知手段とを備え、前記真空ポンプの駆動状態として、前記エンジンで駆動されるエンジン駆動状態と、前記電動モータで駆動されるモータ駆動状態とがあり、前記エンジン駆動状態では、前記電動モータによって前記電池が充電され、前記モータ駆動状態では、前記電池によって前記電動モータを駆動する吸引作業車であって、前記エンジン駆動状態と前記モータ駆動状態とを切り替える制御手段を備え、前記制御手段では、前記残量検出手段で検出される前記電池残量が、第1規定値未満では、前記モータ駆動状態を前記エンジン駆動状態に切り替え、前記残量検出手段で検出される前記電池残量が、前記第1規定値よりも大きい第2規定値以下では前記電池残量報知手段によって前記電池残量が少ないことを報知し、少なくとも電動モードと自動モードとを選択できる駆動モード切替スイッチをさらに備え、前記制御手段では、前記駆動モード切替スイッチで前記電動モードが選択されている時には、前記残量検出手段で検出される前記電池残量が、前記第1規定値以上で前記第2規定値以下では、前記電動モードを維持し、前記駆動モード切替スイッチで前記自動モードが選択されている時には、前記残量検出手段で検出される前記電池残量が、前記第2規定値以下では、前記電池残量報知手段による前記報知をOFFにした後、前記モータ駆動状態を前記エンジン駆動状態に切り替えることを特徴とする
求項記載の本発明は、請求項に記載の吸引作業車において、前記制御手段では、前記駆動モード切替スイッチで前記電動モードが選択されている時には、前記残量検出手段で検出される前記電池残量が、前記第2規定値以下では、前記電池残量報知手段による報知を維持することを特徴とする。
請求項3記載の本発明は、請求項1又は請求項に記載の吸引作業車において、前記制御手段では、前記モータ駆動状態から前記エンジン駆動状態に切り替える時には、前記真空ポンプを停止させた後に前記PTOをOFFとし、前記PTOをOFFにした後に前記エンジンを駆動させ、前記エンジンを駆動させた後に前記PTOをONとして前記エンジン駆動状態に切り替えることを特徴とする。
本発明の吸引作業車によれば、エンジン駆動状態とモータ駆動状態とを自動で切り替えでき、モータ駆動状態をエンジン駆動状態に切り替える可能性があることを、モータ駆動状態において事前に作業員に意識させることができる。
本発明の一実施例による吸引作業車の構成図 同吸引作業車におけるモータ駆動状態を示す構成図 同吸引作業車におけるエンジン駆動状態を示す構成図 本実施例による吸引作業車の真空ポンプの駆動を示す全体制御フロー 図4に示す電動モードでの制御フロー 図4に示す自動モードでの制御フロー
本発明の第1の実施の形態による吸引作業車は、エンジン駆動状態とモータ駆動状態とを切り替える制御手段を備え、制御手段では、残量検出手段で検出される電池残量が、第1規定値未満では、モータ駆動状態をエンジン駆動状態に切り替え、残量検出手段で検出される電池残量が、第1規定値よりも大きい第2規定値以下では電池残量報知手段によって電池残量が少ないことを報知し、少なくとも電動モードと自動モードとを選択できる駆動モード切替スイッチをさらに備え、制御手段では、駆動モード切替スイッチで電動モードが選択されている時には、残量検出手段で検出される電池残量が、第1規定値以上で第2規定値以下では、電動モードを維持し、駆動モード切替スイッチで自動モードが選択されている時には、残量検出手段で検出される電池残量が、第2規定値以下では、電池残量報知手段による報知をOFFにした後、モータ駆動状態をエンジン駆動状態に切り替えるものである。本実施の形態によれば、モータ駆動状態をエンジン駆動状態に切り替える可能性があることを、モータ駆動状態において事前に作業員に意識させることができる。また、電動モードが選択されている時には、自動モードが選択されている時よりも優先的にモータ駆動を行える。
発明の第の実施の形態は、第の実施の形態による吸引作業車において、制御手段では、駆動モード切替スイッチで電動モードが選択されている時には、残量検出手段で検出される電池残量が、第2規定値以下では、電池残量報知手段による報知を維持するものである。本実施の形態によれば、電動モードが選択されている時には、電池残量を把握できる。
本発明の第の実施の形態は、第1又はの実施の形態による吸引作業車において、制御手段では、モータ駆動状態からエンジン駆動状態に切り替える時には、真空ポンプを停止させた後にPTOをOFFとし、PTOをOFFにした後にエンジンを駆動させ、エンジンを駆動させた後にPTOをONとしてエンジン駆動状態に切り替えるものである。本実施の形態によれば、モータ駆動状態からエンジン駆動状態への切り替え時に、PTOをOFFとしてエンジンを駆動するため安全性が高い。
以下本発明の一実施例による吸引作業車について説明する。
図1は本実施例による吸引作業車の構成図である。
本実施例による吸引作業車1は、車輌に搭載されるタンク11と、タンク11の内圧を低下させる真空ポンプ12と、車輌の走行に用いるとともに真空ポンプ12を駆動する電動モータ13と、車輌の走行に用いるとともに真空ポンプ12を駆動するエンジン14と、電動モータ13およびエンジン14の駆動力を真空ポンプ12の駆動のために取り出すPTO(Power Take Off:パワーテイクオフ)15と、電動モータ13とエンジン14との間に設けたクラッチ16と、電動モータ13の電力源として用いるとともに電動モータ13によって充電される電池17とを備えている。電動モータ13は発電機としても使用することができる。
真空ポンプ12は電動モータ13またはエンジン14によって駆動される。PTO15がOFFの場合には、電動モータ13またはエンジン14は真空ポンプ12から切り離されており、PTO15がONの場合には、電動モータ13またはエンジン14の駆動が真空ポンプ12に伝えられる。
クラッチ16が切り離されている場合には、エンジン14は電動モータ13と切り離されており、真空ポンプ12は電動モータ13によって駆動される。電動モータ13によって真空ポンプ12を駆動する場合には、電動モータ13の電力源として電池17が用いられる。
クラッチ16を接続することで、電動モータ13はエンジン14によって駆動されて電池17を充電する。クラッチ16の接続時には、真空ポンプ12はエンジン14によって駆動される。
本実施例による吸引作業車1は、電池17の残量を検出する残量検出手段18と、エンジン駆動状態とモータ駆動状態とを切り替える制御手段19と、電池残量が少ないことを報知する電池残量報知手段20と、少なくとも電動モードと自動モードとを選択できる駆動モード切替スイッチ21とを備えている。
報知手段20は、電球やLEDなどのランプ、ブザー音やアナウンス音などの音声アラーム、または液晶モニターのいずれかを少なくとも一つ含んで構成される。
報知手段20は、吸引作業車1の運転室内、タンク11の後端周囲、又は吸引作業者(吸引作業場)の周囲の少なくともいずれかに配置されることで、それぞれの情報を容易に確認することが可能となる。
吸引作業者周囲における報知手段20は、電球やLEDなどのランプ、ブザー音やアナウンス音などの音声アラーム、液晶モニターに加え、バイブレータなどの振動機であることが好ましく、作業者が装着でき、吸引作業車11からの無線によって情報が送られる。
真空ポンプ12の駆動状態には、エンジン14で駆動されるエンジン駆動状態と、電動モータ13で駆動されるモータ駆動状態とがあり、エンジン駆動状態では、電動モータ13によって電池17が充電され、モータ駆動状態では、電池17によって電動モータ13を駆動する。
制御手段19は、残量検出手段18で検出される電池残量が、第1規定値未満では、モータ駆動状態をエンジン駆動状態に切り替え、残量検出手段18で検出される電池残量が、第1規定値よりも大きい第2規定値以下では電池残量報知手段20によって電池残量が少ないことを報知する。
また、制御手段19は、駆動モード切替スイッチ21で電動モードが選択されている時には、残量検出手段18で検出される電池残量が、第1規定値以上で第2規定値以下では、電動モードを維持し、駆動モード切替スイッチ21で自動モードが選択されている時には、残量検出手段18で検出される電池残量が、第2規定値以下では、モータ駆動状態をエンジン駆動状態に切り替える。
また、制御手段19は、駆動モード切替スイッチ21で電動モードが選択されている時には、残量検出手段18で検出される電池残量が、第2規定値以下では、電池残量報知手段20による報知を維持し、駆動モード切替スイッチ21で自動モードが選択されている時には、残量検出手段18で検出される電池残量が、第2規定値以下でも、エンジン駆動状態では電池残量報知手段20による報知を行わない。
また、制御手段19は、モータ駆動状態からエンジン駆動状態に切り替える時には、真空ポンプ12を停止させた後にPTO15をOFFとし、PTO15をOFFにした後にエンジン14を駆動させ、エンジン14を駆動させた後にPTO15をONとしてエンジン駆動状態に切り替える。
図2は同吸引作業車におけるモータ駆動状態を示す構成図、図3は同吸引作業車におけるエンジン駆動状態を示す構成図である。
図2に示すように、モータ駆動状態では、真空ポンプ12は電動モータ13で駆動され、電動モータ13は電池17を電力源として用いる。
図3に示すように、エンジン駆動状態では、真空ポンプ12はエンジン14で駆動され、電動モータ13によって電池17は充電される。
次に、図4から図6を用いて本実施例による吸引作業車の制御を説明する。
図4は、真空ポンプの駆動を示す全体制御フローである。図4では、電動モード、自動モード、またはエンジン駆動による吸引作業が、駆動モード切替スイッチ21による操作で選択されることを示している。
制御手段19は、PTO15のスイッチのON、OFFを判断する(ステップ1)。
制御手段19は、ステップ1において、PTO15のスイッチがOFFの時は、エンジン始動待機フラグがONか否かを判断する(ステップ2)。
制御手段19は、ステップ2において、エンジン始動待機フラグがON、すなわちエンジン14が駆動されていなければ、電池残量報知手段20での報知をOFF、例えば報知ランプをOFFとし(ステップ3)、エンジン14を始動する(ステップ4)。
制御手段19は、ステップ2において、エンジン始動待機フラグがOFFの場合、またはステップ4でエンジン14を始動する。
制御手段19は、ステップ1において、PTO15のスイッチがONの時は、モータ駆動による真空ポンプ12が回転中か(ステップ5)、エンジン始動待機フラグがONか(ステップ6)を判断する。ステップ6において、エンジン始動待機フラグがOFFの場合、エンジン14を始動して真空ポンプ12の回転を行う(ステップ7)。
制御手段19は、ステップ5でエンジン始動待機フラグがONの場合、ステップ6でエンジン始動待機フラグがONの場合、またはステップ7の後に、駆動モード切替スイッチ21が「電動」か(ステップ8)、「電動」ではない時は、駆動モード切替スイッチ21が「自動」か(ステップ9)、「自動」ではない時は、駆動モード切替スイッチ21が「エンジン」か(ステップ10)を判断する。
制御手段19は、ステップ8において、駆動モード切替スイッチ21が「電動」の時は、電動モードで制御するものと判断する(ステップ11)。
制御手段19は、ステップ9において、駆動モード切替スイッチ21が「自動」の時は、ステップ12でエンジン始動待機フラグがONの場合には、電池残量報知手段20での報知ランプをOFFとし(ステップ13)、エンジン14を始動して真空ポンプ12の回転を行い(ステップ14)、自動モードで制御するものと判断する(ステップ15)。また、ステップ12でエンジン始動待機フラグがOFFの場合には、ステップ13及びステップ14の処理を行うことなく自動モードで制御するものと判断する(ステップ15)。 制御手段19は、ステップ10において、駆動モード切替スイッチ21が「エンジン」の時は、ステップ16でエンジン始動待機フラグがONの場合には、電池残量報知手段20での報知ランプをOFFとし(ステップ17)、エンジン14を始動して真空ポンプ12の回転を行い(ステップ18)、エンジン駆動吸引作業で制御するものと判断する(ステップ19)。また、ステップ16でエンジン始動待機フラグがOFFの場合には、ステップ17及びステップ18の処理を行うことなくエンジン駆動吸引作業で制御するものと判断する(ステップ19)。
図5は、図4に示すステップ11における電動モードでの制御フローである。
制御手段19は、電動モードの時は、エンジン始動待機フラグがOFFか否かを判断する(ステップ31)。
制御手段19は、ステップ31においてエンジン始動待機フラグがOFFの場合には、残量検出手段18で検出される電池残量が第1規定値以上か否かを判断する(ステップ32)。
ステップ32において電池残量が第1規定値以上と判断された場合には、エンジン駆動により真空ポンプ12が回転中か否かを判断する(ステップ33)。
ステップ33においてエンジン駆動により真空ポンプ12が回転中であると判断された場合には、エンジン14を停止し、真空ポンプ12の回転動作を停止する(ステップ34)。
制御手段19は、ステップ34において真空ポンプ12の回転動作を停止した後にクラッチ16を切り離し、電動モータ13を始動して真空ポンプ12の回転を行う(ステップ35)。
ステップ33においてエンジン駆動による真空ポンプ12の回転中で無いと判断された場合には、電動モータ13を始動して真空ポンプ12の回転を行う(ステップ35)。
制御手段19は、残量検出手段18で検出される電池残量が第2規定値以下か否かを判断し(ステップ36)、第2規定値以下と判断した場合には、電池残量報知手段20での報知をON、例えば報知ランプをONとする(ステップ37)。
制御手段19は、残量検出手段18で検出される電池残量が第1規定値未満か否かを判断し(ステップ38)、第1規定値未満と判断した場合には、電動モータ13を停止し(ステップ39)、エンジン始動待機フラグをONとする(ステップ40)。
制御手段19は、ステップ32において、残量検出手段18で検出される電池残量が第1規定値未満であると判断すると、クラッチ16を接続して電動モータ13による電池17への充電を開始し(ステップ41)、エンジン駆動による真空ポンプ12の回転を行う(ステップ42)。
ステップ36において残量検出手段18で検出される電池残量が第2規定値以下ではないと判断された場合、またはステップ38において残量検出手段18で検出される電池残量が第1規定値以上と判断された場合にはステップ31に戻る。
図6は、図4に示すステップ15における自動モードでの制御フローである。
制御手段19は、残量検出手段18で検出される電池残量が第1規定値以上か否かを判断する(ステップ51)。
ステップ51において電池残量が第1規定値以上と判断された場合には、エンジン駆動により真空ポンプ12が回転中か否かを判断する(ステップ52)。
ステップ52においてエンジン駆動により真空ポンプ12が回転中であると判断された場合には、エンジン14を停止し、真空ポンプ12の回転動作を停止する(ステップ53)。
制御手段19は、ステップ53において真空ポンプ12の回転動作を停止した後にクラッチ16を切り離し、電動モータ13を始動して真空ポンプ12の回転を行う(ステップ54)。
ステップ52においてエンジン駆動による真空ポンプ12の回転中で無いと判断された場合には、電動モータ13を始動して真空ポンプ12の回転を行う(ステップ54)。
制御手段19は、残量検出手段18で検出される電池残量が第2規定値以下か否かを判断し(ステップ55)、第2規定値以下と判断した場合には、電池残量報知手段20での報知をON、例えば報知ランプをONとし(ステップ56)、電動モータ13を停止して真空ポンプ12を停止する(ステップ57)。
ステップ57において真空ポンプ12を停止した後に報知ランプをOFFとする(ステップ58)。
ステップ58において報知ランプをOFFとし、エンジン駆動切替処理を行う(ステップ59)。ステップ59におけるエンジン駆動切替処理は、PTO15をOFFにした後にエンジン14を駆動させ、エンジン14を駆動させた後にPTO15をONとし、クラッチ16を接続する。
ステップ59におけるエンジン駆動切替処理を行うことでエンジン駆動による真空ポンプ12の回転を行う(ステップ60)。
制御手段19は、ステップ51において、残量検出手段18で検出される電池残量が第1規定値未満であると判断されると、クラッチ16を接続して電動モータ13による電池17への充電を開始し(ステップ61)、エンジン駆動による真空ポンプ12の回転を行う(ステップ60)。
以上のように本実施例によれば、残量検出手段18で検出される電池残量が、第1規定値未満では、モータ駆動状態をエンジン駆動状態に切り替え、残量検出手段18で検出される電池残量が、第1規定値よりも大きい第2規定値以下では電池残量報知手段20によって電池残量が少ないことを報知することで、モータ駆動状態をエンジン駆動状態に切り替える可能性があることを、モータ駆動状態で作業員に意識させることができる。
また、本実施例によれば、駆動モード切替スイッチ21で電動モードが選択されている時には、残量検出手段18で検出される電池残量が、第1規定値以上で第2規定値以下では、電動モードを維持し、駆動モード切替スイッチ21で自動モードが選択されている時には、残量検出手段18で検出される電池残量が、第2規定値以下では、モータ駆動状態をエンジン駆動状態に切り替えることで、電動モードが選択されている時には、自動モードが選択されている時よりも優先的にモータ駆動を行える。
また、本実施例によれば、駆動モード切替スイッチ21で電動モードが選択されている時には、残量検出手段18で検出される電池残量が、第2規定値以下では、電池残量報知手段20による報知を維持し、駆動モード切替スイッチ21で自動モードが選択されている時には、残量検出手段18で検出される電池残量が、第2規定値以下でも、エンジン駆動状態では電池残量報知手段20による報知を行わないことで、電動モードが選択されている時には、電池残量を把握できる。
また、本実施例によれば、モータ駆動状態からエンジン駆動状態に切り替える時には、真空ポンプ12を停止させた後にPTO15をOFFとし、PTO15をOFFにした後にエンジン14を駆動させ、エンジン14を駆動させた後にPTO15をONとしてエンジン駆動状態に切り替えることで、モータ駆動状態からエンジン駆動状態への切り替え時に、PTO15をOFFとしてエンジン14を駆動するため安全性が高い。
本発明は、エンジン駆動系統と電力駆動系統とを切り替えて真空ポンプを動作させる吸引作業車、特に、液体を吸引してタンクに収容するバキュームカーに適している。
1 吸引作業車
11 タンク
12 真空ポンプ
13 電動モータ
14 エンジン
15 PTO
17 電池
18 残量検出手段
19 制御手段
20 電池残量報知手段
21 駆動モード切替スイッチ

Claims (3)

  1. 車輌に搭載されるタンクと、
    前記タンクの内圧を低下させる真空ポンプと、
    前記車輌の走行に用いるとともに前記真空ポンプを駆動する電動モータと、
    前記車輌の走行に用いるとともに前記真空ポンプを駆動するエンジンと、
    前記電動モータの電力源として用いるとともに前記電動モータによって充電される電池と、
    前記電動モータおよび前記エンジンの駆動力を前記真空ポンプの駆動のために取り出すPTOと、
    電池残量を検出する残量検出手段と、
    前記電池残量が少ないことを報知する電池残量報知手段と
    を備え、
    前記真空ポンプの駆動状態として、
    前記エンジンで駆動されるエンジン駆動状態と、
    前記電動モータで駆動されるモータ駆動状態と
    があり、
    前記エンジン駆動状態では、前記電動モータによって前記電池が充電され、
    前記モータ駆動状態では、前記電池によって前記電動モータを駆動する
    吸引作業車であって、
    前記エンジン駆動状態と前記モータ駆動状態とを切り替える制御手段を備え、
    前記制御手段では、
    前記残量検出手段で検出される前記電池残量が、第1規定値未満では、前記モータ駆動状態を前記エンジン駆動状態に切り替え、
    前記残量検出手段で検出される前記電池残量が、前記第1規定値よりも大きい第2規定値以下では前記電池残量報知手段によって前記電池残量が少ないことを報知し、
    少なくとも電動モードと自動モードとを選択できる駆動モード切替スイッチをさらに備え、
    前記制御手段では、
    前記駆動モード切替スイッチで前記電動モードが選択されている時には、前記残量検出手段で検出される前記電池残量が、前記第1規定値以上で前記第2規定値以下では、前記電動モードを維持し、
    前記駆動モード切替スイッチで前記自動モードが選択されている時には、前記残量検出手段で検出される前記電池残量が、前記第2規定値以下では、前記電池残量報知手段による前記報知をOFFにした後、前記モータ駆動状態を前記エンジン駆動状態に切り替え
    ことを特徴とする吸引作業車。
  2. 前記制御手段では、
    前記駆動モード切替スイッチで前記電動モードが選択されている時には、前記残量検出手段で検出される前記電池残量が、前記第2規定値以下では、前記電池残量報知手段による報知を維持する
    ことを特徴とする請求項に記載の吸引作業車。
  3. 前記制御手段では、
    前記モータ駆動状態から前記エンジン駆動状態に切り替える時には、前記真空ポンプを停止させた後に前記PTOをOFFとし、
    前記PTOをOFFにした後に前記エンジンを駆動させ、
    前記エンジンを駆動させた後に前記PTOをONとして前記エンジン駆動状態に切り替えることを特徴とする請求項1又は請求項に記載の吸引作業車。
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