JP6761949B2 - 外装樹脂部品の取付け構造 - Google Patents
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Description
また、機械的締結機構の押さえ部からの軸方向の押圧力を締結樹脂部材の軸方向における端面と外装樹脂部品の突条とに分散できる。この結果、機械的締結機構の押さえ部と外装樹脂部品の突条間の摩擦力を比較的小さくでき、外装樹脂部品が機械的締結機構に対して長さ方向に動き易くなる。
リヤバンパー20の取付け構造について説明する前に、図1、図2に基づいて、車両の後部構造等について簡単に説明する。本実施形態に係る車両は小型バスであり、車両ボディ10の車室のバックシート(図示省略)の下側に荷物室Sが設けられている。そして、荷物室Sの開口部SKが、図1に示すように、車両ボディ10の後側に形成されている。荷物室Sの開口部SKは、上下方向に回動可能なバックドア(図示省略)により開閉可能に構成されている。荷物室Sの開口部SKの下側部分は、図1、図2に示すように、ロアバックパネル12により構成されている。そして、ロアバックパネル12の後部縦壁には、車幅方向における所定位置にリヤバンパー20を支持するバンパリテーナ15が固定されている。そして、ロアバックパネル12の後部とバンパリテーナ15とがリヤバンパー20によって覆われている。
リヤバンパー20は、図1に示すように、荷物室Sの開口部SKの下辺に沿って取付けられるバンパー中央部21と、そのバンパー中央部21の両側に設けられたバンパー左端部、及びバンパー右端部22とから構成されている。なお、図1ではバンパー左端部は省略されている。バンパー中央部21は荷物室Sの開口部SKの左右幅寸法とほぼ等しい長さ寸法で形成されており、図2に示すように、そのバンパー中央部21の上部が縦壁部21tと上壁部21uとにより断面略逆L字形に形成されている。即ち、リヤバンパー20の車幅方向(左右方向)が本発明における外装樹脂部品の長さ方向に相当し、リヤバンパー20の図1における上下方向、及び前後方向が本発明における外装樹脂部品の幅方向に相当する。
車両ボディ10のロアバックパネル12には、図2、図5(拡大図)に示すように、リヤバンパー20(バンパー中央部21)の締結フランジ部210の長穴212に対応する位置にボディ貫通穴12hが形成されている。そして、リヤバンパー20は、図2に示すように、前記リヤバンパー20の長穴212とボディ貫通穴12hとを利用し、機械的締結機構30により車両ボディ10(ロアバックパネル12)に取付けられる。
リヤバンパー20を車両ボディ10(ロアバックパネル12)に取付ける場合には、先ず、ロアバックパネル12のボディ貫通穴12hに機械的締結機構30のグロメット40をセットする。即ち、ロアバックパネル12のボディ貫通穴12hにグロメット40の拡開部47を押し込むことで、拡開部47の逆円錐台状の外周面の働きで拡開部47が縮径方向に弾性変形し、拡開部47の最大外径部分がボディ貫通穴12hを通過する。そして、図5に示すように、拡開部47が元の形状に戻ることで、グロメット40はロアバックパネル12のボディ貫通穴12hの位置に樹脂の弾性力で保持される。
本実施形態に係るリヤバンパー20の取付け構造によると、リヤバンパー20(外装樹脂部品)の長穴212(部品貫通穴)の周縁にはタッピングスクリュー32(ネジ部材)の頭部33が軸方向から当接する位置に突条214が車幅方向に延びるように形成されている。このため、タッピングスクリュー32が締め付けられてリヤバンパー20が車両ボディ10に取付けられた状態では、タッピングスクリュー32の頭部33はリヤバンパー20の突条214を軸方向から押圧し、前記突条214以外の部分には接触しない。即ち、タッピングスクリュー32は、頭部33の一部でリヤバンパー20を軸方向から押さえている。このため、タッピングスクリュー32の頭部33全体でリヤバンパー20を軸方向から押さえる場合と比較して、タッピングスクリュー32の頭部33とリヤバンパー20間の摩擦抵抗が小さくなる。また、リヤバンパー20の突条214はそのリヤバンパー20の長さ方向に延びるように形成されており、前記リヤバンパー20の長穴212(部品貫通穴)の内周面とグロメット40(締結樹脂部材)の外周面間には車幅方向に隙間が形成されている。このため、例えば、リヤバンパー20が気温変化により車両ボディ10に対して車幅方向に熱膨張しても、リヤバンパー20がタッピングスクリュー32及び車両ボディ10に対して車幅方向に動き易くなる。この結果、タッピングスクリュー32の近傍で熱膨張によるリヤバンパー20の波打ち等の変形を抑制できる。
ここで、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更が可能である。例えば、本実施形態では、リヤバンパー20(外装樹脂部品)に長穴212を形成して、その長穴212に通されるグロメット40(締結樹脂部材)と長穴212の内周面間に隙間を形成する例を示した。しかし、リヤバンパー20に長穴212の代わりに大径穴を形成して、グロメット40(締結樹脂部材)との間に隙間を形成することも可能である。また、本実施形態では、リヤバンパー20の長穴212を車両前後から挟む位置に一対の突条214を設ける例を示した。しかし、リヤバンパー20の長穴212の前後いずれか一方に突条214を形成することも可能である。また、本実施形態では、外装樹脂部品としてリヤバンパー20を例示したが、ドアプロテクターやリヤスポイラー等に本発明を適用することも可能である。
12h・・・ボディ貫通穴
12・・・・ロアバックパネル(車両ボディ)
20・・・・リヤバンパー(外装樹脂部品)
210・・・締結フランジ部(外装樹脂部品)
212・・・長穴(部品貫通穴)
214・・・突条
30・・・・機械的締結機構
32・・・・タッピングスクリュー(ネジ部材)
33・・・・頭部(押さえ部)
37・・・・座金(押さえ部)
40・・・・グロメット(締結樹脂部材、穴挿通部)
45・・・・フランジ部
Claims (3)
- 帯板状の外装樹脂部品の長さ方向に複数形成された部品貫通穴と、車両ボディにおいて前記部品貫通穴に対応する位置に複数形成されたボディ貫通穴と、前記ボディ貫通穴と前記部品貫通穴とを使用する機械的締結機構により、前記外装樹脂部品を前記車両ボディに取付ける外装樹脂部品の取付け構造であって、
前記外装樹脂部品の部品貫通穴の内周面と前記機械的締結機構の穴挿通部間には隙間が形成され、前記隙間は、前記外装樹脂部品の長さ方向の隙間が幅方向の隙間よりも大きくなるように設定されており、前記部品貫通穴の周縁には前記機械的締結機構の押さえ部が当接する位置に突条が長さ方向に形成されており、
前記機械的締結機構は、前記部品貫通穴とボディ貫通穴とに通される穴挿通部である締結樹脂部材を備えており、前記締結樹脂部材の軸方向における端面に前記機械的締結機構の押さえ部が当接する構成であり、
前記締結樹脂部材の軸方向における途中位置には、前記車両ボディと外装樹脂部品間に挟まれるフランジ部が形成されており、
前記機械的締結機構の押さえ部が当接する締結樹脂部材の端面から前記フランジ部までの寸法は、前記外装樹脂部品において突条が形成されている部分の肉厚寸法以上の値に設定されている外装樹脂部品の取付け構造。 - 請求項1に記載の外装樹脂部品の取付け構造であって、
前記外装樹脂部品には、前記部品貫通穴をその外装樹脂部品の幅方向から挟む位置に一対の前記突条が形成されている外装樹脂部品の取付け構造。 - 請求項1又は請求項2のいずれかに記載の外装樹脂部品の取付け構造であって、
前記外装樹脂部品の突条の頂部分は平坦面となっている外装樹脂部品の取付け構造。
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