JP5499066B2 - 車両用のルーフモール及びその取付構造 - Google Patents

車両用のルーフモール及びその取付構造 Download PDF

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本発明は、車両のルーフパネルとサイドパネルで形成されたルーフ溝に沿って取り付けられる車両用のルーフモール及びその取付構造に関する発明である。
車両のルーフ溝に沿って取り付けられるルーフモールとしては、例えば、特許文献1(特開平9−2170号公報)に記載されているように、ルーフ溝内に立設した立板部にルーフモールを取り付けるようにしたものがある。この特許文献1のルーフモールは、ルーフ溝を覆うモール表面部の裏面側に、二つの係止部と二つのリップ部を設け、二つの係止部が上下方向に離れた位置で立板部を両側から挟んだ状態で二つのリップ部をそれぞれルーフ溝の内面(底面と側壁面)に当接させることで、立板部にルーフモールを取り付け固定するようにしている。
特開平9−2170号公報
ところで、車両によっては、ルーフ溝の長手方向でルーフ溝の内面やその周辺部のパネル形状が一定でない(つまりパネル形状が変化する)ものもある。しかし、上記特許文献1のルーフモールは、二つの係止部が上下方向に離れた位置で立板部を両側から挟んだ状態で二つのリップ部をそれぞれルーフ溝の内面に当接させることで、ルーフモールに作用する力をバランスさせて(釣り合いを保たせて)ルーフモールの取り付け姿勢を維持するようにしているため、例えば、ルーフ溝の長手方向でルーフ溝の内面のパネル形状が変化する部分があると、その部分で、リップ部の当接状態が変化して、ルーフモールに作用する力のバランスが崩れてしまい、ルーフモールの取り付け姿勢が傾いてしまうおそれがある。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、ルーフ溝の長手方向でパネル形状が変化する部分があっても、ルーフモールを安定した姿勢で取り付けることができるようにすることにある。
上記課題を解決するために、請求項1に係る発明は、車両のルーフパネルとサイドパネルで形成されたルーフ溝内に、該ルーフ溝の底部から立ち上がる立壁部が設けられた車両に適用され、ルーフ溝の少なくとも一部を覆う装飾部と該装飾部の裏面から下方に向けて突出する脚部とを有するルーフモールがルーフ溝に沿って取り付けられる車両用のルーフモールの取付構造であって、脚部として、装飾部の裏面のうちの立壁部よりもルーフ側から突出する本体部と該本体部から突出して立壁部に当接する当接リップとを有するルーフ側脚部と、装飾部の裏面のうちの立壁部よりもサイド側から突出する本体部と該本体部から突出して立壁部に係合する係合部とを有するサイド側脚部とが設けられ、ルーフ側脚部の当接リップは、ルーフ側脚部の本体部に対して当接リップを変位可能にする根元部と、該根元部から延出してサイド側脚部に向かって折り返すように変位すると共に根元部よりも変形し難い支持部と、該支持部の先端から突出して立壁部に当接する当接部とを有し、当接部と係合部とが対向して立壁部を両側から押圧して保持すると共に、支持部と立壁部との間に隙間が形成され、前記当接部は、前記ルーフモールを前記ルーフ溝に取り付ける前の状態では、前記支持部の先端から該支持部の延長線よりも下側に突出し、前記ルーフモールを前記ルーフ溝に取り付けた後の状態では、該当接部の先端のみが前記立壁部に当接するように形成されていることを特徴とするものである。
この取付構造では、サイド側脚部に向かって折り返すように変位する支持部の先端から突出する当接部が立壁部に当接するため、当接部が係合部に近い位置まで変位した状態で、当接部と係合部とが対向して立壁部を両側から押圧することができる。そして、当接部と係合部とが対向して立壁部を両側から押圧して保持することで、立壁部にルーフモールを取り付け固定することができるため、ルーフ溝の長手方向でルーフ溝の内面やその周辺部のパネル形状が変化する部分があっても、ルーフモールの取り付け姿勢が傾くことがなく、ルーフモールを安定した姿勢で取り付けることができる。
この場合、請求項2のように、当接部の先端と係合部の先端とが上下方向においてほぼ同じ位置(同じ位置又は差が所定範囲内の位置)にあるようにすると良い。このようにすれば、上下方向のほぼ同じ位置で当接部と係合部とが対向して立壁部を両側から押圧して保持することができ、ルーフモールの取り付け姿勢をより安定化させることができる。
更に、請求項3のように、ルーフモールは、ルーフ溝の底部に接触しない状態でルーフ溝に沿って取り付けられているようにすると良い。このようにすれば、ルーフ溝の長手方向でルーフ溝の底部のパネル形状が変化する部分があっても、その影響を受けずに、ルーフモールの取り付け姿勢を安定化させることができる。
また、請求項4に係る発明は、車両のルーフパネルとサイドパネルで形成されたルーフ溝内に、該ルーフ溝の底部から立ち上がる立壁部が設けられた車両に適用され、ルーフ溝の少なくとも一部を覆う装飾部と該装飾部の裏面から下方に向けて突出する脚部とを有すると共に、ルーフ溝に沿って取り付け可能な車両用のルーフモールであって、ルーフ溝に沿って取り付けられた状態において、脚部として、装飾部の裏面のうちの立壁部よりもルーフ側から突出する本体部と該本体部から突出して立壁部に当接する当接リップとを有するルーフ側脚部と、装飾部の裏面のうちの立壁部よりもサイド側から突出する本体部と該本体部から突出して立壁部に係合する係合部とを有するサイド側脚部とが設けられ、ルーフ側脚部の当接リップは、ルーフ側脚部の本体部に対して当接リップを変位可能にする根元部と、該根元部から延出してサイド側脚部に向かって折り返すように変位すると共に根元部よりも変形し難い支持部と、該支持部の先端から突出して立壁部に当接する当接部とを有し、当接部と係合部とが対向して立壁部を両側から押圧して保持すると共に、支持部と立壁部との間に隙間が形成されるように構成し、前記当接部は、前記ルーフモールを前記ルーフ溝に取り付ける前の状態では、前記支持部の先端から該支持部の延長線よりも下側に突出し、前記ルーフモールを前記ルーフ溝に取り付けた後の状態では、該当接部の先端のみが前記立壁部に当接するように形成されていることを特徴とするものである。この構成のルーフモールを用いれば、請求項1と同じ効果を得ることができる。
また、請求項のように、当接リップは、当接部の先端が支持部よりも細くなるように形成すると良い。このようにすれば、支持部を変形し難くして当接リップの弾発力を当接部に効果的に作用させることができると共に、当接部を形成する材料を低減することができる。
更に、請求項のように、当接リップは、根元部が支持部よりも薄くなるように形成すると良い。このようにすれば、根元部が容易に変形するため、支持部の変形を抑えることができる。
また、請求項のように、ルーフ側脚部の本体部の先端側に傾斜面が形成され、該傾斜面から当接リップが突出するように設けられるようにしても良い。このようにすれば、ルーフ側脚部の本体部の先端側と立壁部との間隔を広くして、当接リップの変位可能範囲を広げることができる。
図1は本発明の一実施例におけるルーフモールが装着された自動車の要部の斜視図である。 図2は図1のA−A断面図である。 図3はルーフモールの取付手順を説明するための図である。 図4は図1のB−B断面図である。
以下、本発明を実施するための形態を具体化した一実施例を説明する。
図1に示すように、自動車(車両)のルーフパネル11の左右両側部には、それぞれサイドパネル12がスポット溶接等により接合され、これらのルーフパネル11とサイドパネル12との接合部に沿って凹状のルーフ溝13(図2参照)が車両の前後方向に延びるように形成されている。このルーフ溝13に沿って長尺なルーフモール14が装着され、このルーフモール14によってルーフパネル11とサイドパネル12との接合部を覆い隠すようにしている。
次に、図2乃至図4に基づいてルーフモール14の構成及び取付構造を説明する。
図2に示すように、ルーフ溝13の底部15は、ルーフパネル11とサイドパネル12との接合部及びその周辺部によって形成され、ルーフ溝13のルーフ側側壁部16とサイド側側壁部17は、それぞれルーフパネル11とサイドパネル12によって形成されている。更に、このルーフ溝13内には、底部15から立ち上がる立壁部18がルーフパネル11によって形成され、この立壁部18の先端には、サイド側に向かって折り曲げられた折り曲げ部19が形成されている。
ルーフモール14は、熱可塑性樹脂(熱可塑性エラストマーを含む)又はゴム等の弾性ポリマー材料の押出成形により、ルーフ溝13の一部又は全体を覆う装飾部20と、この装飾部20の表面を覆う被覆層21と、この被覆層21のサイド側の端部からサイド側側壁部17に向かって延びるサイド側リップ22と、装飾部20の裏面のうちの立壁部18よりもルーフ側から下方に向けて突出するルーフ側脚部23と、装飾部20の裏面のうちの立壁部18よりもサイド側から下方に向けて突出するサイド側脚部24とが一体的に形成され、ルーフ側脚部23の後述する本体部26の内部には、金属板や金属線等の線膨張係数が小さい材料で形成された芯材25が複合押出成形により埋設されている。
ルーフ側脚部23には、装飾部20の裏面のうちの立壁部18よりもルーフ側から突出する本体部26と、この本体部26から突出して立壁部18に当接する当接リップ27とが一体的に形成されている。
このルーフ側脚部23の当接リップ27には、ルーフ側脚部23の本体部26に対して当接リップ27を変位可能にする根元部28と、この根元部28から延出してサイド側脚部24に向かって折り返すように変位すると共に根元部28よりも変形し難い支持部29と、この支持部29の先端から突出して立壁部18に当接する当接部30とが一体的に形成されている。
また、ルーフ側脚部23の本体部26の先端側には傾斜面26aが形成され、この傾斜面26aから当接リップ27が突出するように設けられている。これにより、ルーフ側脚部23の本体部26の先端側と立壁部18との間隔を広くして、当接リップ27の変位可能範囲を広げることができるようになっている。
一方、サイド側脚部24には、装飾部20の裏面のうちの立壁部18よりもサイド側から突出する本体部31と、この本体部31から突出して立壁部18の折り曲げ部19に係合する係合部32とが一体的に形成されている。尚、本実施例では、本体部31は装飾部20のサイド側端部から突出している。
ルーフ溝13に沿ってルーフモール14を取り付けたときには、当接部30の先端と係合部32の先端とが上下方向においてほぼ同じ位置(同じ位置又は差が所定範囲内の位置)にあり、当接部30と係合部32とが対向して立壁部18(折り曲げ部19)を両側から押圧して保持することで、立壁部18にルーフモール14を取り付け固定すると共に、支持部29と立壁部18との間に隙間が形成されるようになっている。
また、ルーフ側側壁部16の段部16aに、被覆層21のルーフ側の端部が当接すると共に、サイド側側壁部17の段部17aに、サイド側リップ22が当接するようになっているが、ルーフモール14は、ルーフ溝13の底部15に接触しない状態でルーフ溝13に沿って取り付けられるようになっている。
当接リップ27は、当接部30と支持部29との境目部分で折れ曲がった形状に形成されている。これにより、支持部29と立壁部18との間に容易に隙間を形成することができ、支持部29が立壁部18に当接することを防止できるようになっている。図2、図3、図4に示すように、当接部30は、ルーフモール14をルーフ溝13に取り付ける前の状態では、支持部29の先端から該支持部29の延長線よりも下側に突出し、ルーフモール14をルーフ溝13に取り付けた後の状態では、該当接部30の先端のみが立壁部18に当接するように形成されている。
また、当接リップ27は、当接部30の先端が支持部29よりも細くなるように形成されている。これにより、支持部29を変形し難くして当接リップ27の弾発力を当接部30に効果的に作用させることができると共に、当接部30を形成する材料を低減することができるようになっている。
更に、当接リップ27は、根元部28が支持部29よりも薄くなるように形成されている。これにより、根元部28が容易に変形するため、支持部29の変形を抑えることができるようになっている。
本実施例では、ルーフモール14を成形する弾性ポリマー材料として、例えば、PVC樹脂(ポリ塩化ビニル樹脂)が用いられている。この場合、装飾部20とルーフ側脚部23の本体部26とサイド側脚部24(本体部31と係合部32)等は、JISK7215によるデュロメータ硬さがHDA85〜100(例えばHDA95)で被覆層21よりも硬質な材料で形成され、被覆層21とルーフ側脚部23の当接リップ27(根元部28と支持部29と当接部30)等は、JISK7215によるデュロメータ硬さがHDA60〜80(例えばHDA70)で装飾部20よりも軟質な材料で形成されている。
尚、ルーフモール14を成形する弾性ポリマー材料は、PVC樹脂に限定されず、適宜変更しても良く、例えば、TPO(オレフィン系熱可塑性エラストマー)やSBC(スチレン系熱可塑性エラストマー)等のTPE(熱可塑性エラストマー)、又はEPDM(エチレン−プロピレン−ジエンゴム)等のゴムを用いるようにしても良い。
次に、図3を用いてルーフモール14の取付手順を説明する。
ルーフモール14を取り付ける場合には、まず、ルーフ溝13の上方からルーフモール14をルーフ溝13に嵌め込む。これにより、当接リップ27の根元部28が変形して支持部29と当接部30とが根元部28を中心にして上方且つルーフ側に回動して変位し、当接リップ27と係合部32との間に立壁部18が入り込む。
この後、ルーフモール14をルーフ側に平行移動させて、係合部32を立壁部18の折り曲げ部19に係合させる。これにより、当接部30と係合部32とが対向して立壁部18(折り曲げ部19)を両側から押圧して保持する状態となり、立壁部18にルーフモール14が取り付け固定される。
また、ルーフモール14は、ルーフ側側壁部16の段部16aに、被覆層21のルーフ側の端部が当接すると共に、サイド側側壁部17の段部17aに、サイド側リップ22が当接するが、ルーフ溝13の底部15に接触しない状態でルーフ溝13に沿って取り付けられる。
このようにして、ルーフ溝13に沿ってルーフモール14が取り付けられた状態においては、当接リップ27の先端(当接部30)が立壁部18に当接して変形し、その反力F1(当接リップ27の弾性変形による弾発力)でルーフモール14がルーフ側に付勢される。また、サイド側リップ22がサイド側側壁部17の段部17aに当接して変形し、その反力F2(サイド側リップ22の弾性変形による弾発力)でルーフモール14が上方に付勢される。つまり、当接リップ27による反力とサイド側リップ22による反力が、それぞれ係合部32と立壁部18(折り曲げ部19)との係合を強固にする方向に作用している。
ところで、図4に示すように、例えば、ルーフ溝13の長手方向のうちのルーフモール14の端末付近に相当する部分で、サイド側側壁部17のパネル形状が徐々に変化して段部17aの位置が他の部分(例えば図3)の段部17aの位置(図4の点線参照)よりも低くなっていることがある。このように、サイド側側壁部17の段部17aの位置が低くなっている部分では、サイド側リップ22の変形量が少なくなるか又は0になり、サイド側リップ22による反力も低下するか又は0になる。
一方、当接リップ27は、立壁部18を挟んで係合部32と対向する位置で立壁部18に当接しているので、当接リップ27による反力F1は係合部32と立壁部18(折り曲げ部19)との係合が外れない方向に作用する。これにより、サイド側リップ22の当接状態に拘らず(サイド側リップ22による反力が低下するか又は0になっても)、ルーフモール14を安定して取り付けることができる。
この場合、当接リップ27は、上下方向において係合部32と同じか又は係合部32よりも少し高い位置にあると、当接リップ27による反力を係合部32と立壁部18との係合が外れない方向に良好に作用させることができて好ましい。また、当接リップ27の支持部29は、立壁部18と当接せず、支持部29と立壁部18との間に隙間が形成されるため、支持部29よりも上方で当接部30が立壁部18に当接する。このため、当接リップ27による反力を常に支持部29よりも上方で立壁部18に作用させることができる。
以上説明した本実施例では、サイド側脚部24に向かって折り返すように変位する支持部29の先端から突出する当接部30が立壁部18に当接するため、当接部30が係合部32に近い位置まで変位した状態で、当接部30と係合部32とが対向して立壁部18を両側から押圧することができる。そして、当接部30と係合部32とが対向して立壁部18を両側から押圧して保持することで、立壁部18にルーフモール14を取り付け固定することができるため、ルーフ溝13の長手方向でルーフ溝13の内面やその周辺部のパネル形状が変化する部分があっても、ルーフモール14の取り付け姿勢が傾くことがなく、ルーフモール14を安定した姿勢で取り付けることができる。
また、本実施例では、当接部30の先端と係合部32の先端とが上下方向においてほぼ同じ位置にあるようにしたので、上下方向のほぼ同じ位置で当接部30と係合部32とが対向して立壁部18を両側から押圧して保持することができ、ルーフモール14の取り付け姿勢をより安定化させることができる。
更に、本実施例では、ルーフモール14をルーフ溝13の底部15に接触しない状態でルーフ溝13に沿って取り付けるようにしたので、ルーフ溝13の長手方向でルーフ溝13の底部15のパネル形状が変化する部分や取付具やシーラントが配置される部分があっても、その影響を受けずに、ルーフモール14の取り付け姿勢を安定化させることができる。
尚、本発明は、ルーフモール(例えば当接リップや係合部等)の形状やルーフ溝の形状を適宜変更しても良い等、要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施できる。
11…ルーフパネル、12…サイドパネル、13…ルーフ溝、14…ルーフモール、15…底部、18…立壁部、20…装飾部、23…ルーフ側脚部、24…サイド側脚部、26…本体部、27…当接リップ、28…根元部、29…支持部、30…当接部、31…本体部、32…係合部

Claims (7)

  1. 車両のルーフパネルとサイドパネルで形成されたルーフ溝内に、該ルーフ溝の底部から立ち上がる立壁部が設けられた車両に適用され、前記ルーフ溝の少なくとも一部を覆う装飾部と該装飾部の裏面から下方に向けて突出する脚部とを有するルーフモールが前記ルーフ溝に沿って取り付けられる車両用のルーフモールの取付構造であって、
    前記脚部として、前記装飾部の裏面のうちの前記立壁部よりもルーフ側から突出する本体部と該本体部から突出して前記立壁部に当接する当接リップとを有するルーフ側脚部と、前記装飾部の裏面のうちの前記立壁部よりもサイド側から突出する本体部と該本体部から突出して前記立壁部に係合する係合部とを有するサイド側脚部とが設けられ、
    前記ルーフ側脚部の当接リップは、前記ルーフ側脚部の本体部に対して前記当接リップを変位可能にする根元部と、該根元部から延出して前記サイド側脚部に向かって折り返すように変位すると共に前記根元部よりも変形し難い支持部と、該支持部の先端から突出して前記立壁部に当接する当接部とを有し、
    前記当接部と前記係合部とが対向して前記立壁部を両側から押圧して保持すると共に、前記支持部と前記立壁部との間に隙間が形成され
    前記当接部は、前記ルーフモールを前記ルーフ溝に取り付ける前の状態では、前記支持部の先端から該支持部の延長線よりも下側に突出し、前記ルーフモールを前記ルーフ溝に取り付けた後の状態では、該当接部の先端のみが前記立壁部に当接するように形成されていることを特徴とする車両用のルーフモールの取付構造。
  2. 前記当接部の先端と前記係合部の先端とが上下方向においてほぼ同じ位置にあることを特徴とする請求項1に記載の車両用のルーフモールの取付構造。
  3. 前記ルーフモールは、前記ルーフ溝の底部に接触しない状態で前記ルーフ溝に沿って取り付けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用のルーフモールの取付構造。
  4. 車両のルーフパネルとサイドパネルで形成されたルーフ溝内に、該ルーフ溝の底部から立ち上がる立壁部が設けられた車両に適用され、前記ルーフ溝の少なくとも一部を覆う装飾部と該装飾部の裏面から下方に向けて突出する脚部とを有すると共に、前記ルーフ溝に沿って取り付け可能な車両用のルーフモールであって、
    前記ルーフ溝に沿って取り付けられた状態において、前記脚部として、前記装飾部の裏面のうちの前記立壁部よりもルーフ側から突出する本体部と該本体部から突出して前記立壁部に当接する当接リップとを有するルーフ側脚部と、前記装飾部の裏面のうちの前記立壁部よりもサイド側から突出する本体部と該本体部から突出して前記立壁部に係合する係合部とを有するサイド側脚部とが設けられ、
    前記ルーフ側脚部の当接リップは、前記ルーフ側脚部の本体部に対して前記当接リップを変位可能にする根元部と、該根元部から延出して前記サイド側脚部に向かって折り返すように変位すると共に前記根元部よりも変形し難い支持部と、該支持部の先端から突出して前記立壁部に当接する当接部とを有し、
    前記当接部と前記係合部とが対向して前記立壁部を両側から押圧して保持すると共に、前記支持部と前記立壁部との間に隙間が形成されるように構成され
    前記当接部は、前記ルーフモールを前記ルーフ溝に取り付ける前の状態では、前記支持部の先端から該支持部の延長線よりも下側に突出し、前記ルーフモールを前記ルーフ溝に取り付けた後の状態では、該当接部の先端のみが前記立壁部に当接するように形成されていることを特徴とする車両用のルーフモール。
  5. 前記当接リップは、前記当接部の先端が前記支持部よりも細くなるように形成されていることを特徴とする請求項4に記載の車両用のルーフモール。
  6. 前記当接リップは、前記根元部が前記支持部よりも薄くなるように形成されていることを特徴とする請求項4又は5に記載の車両用のルーフモール。
  7. 前記ルーフ側脚部の本体部の先端側に傾斜面が形成され、該傾斜面から前記当接リップが突出するように設けられていることを特徴とする請求項4乃至のいずれかに記載の車両用のルーフモール。
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