JP6761368B2 - 脱硝制御装置および脱硝制御方法 - Google Patents
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Description
4NO + 4NH3 + O2 → 4N2 + 6H2O ・・・(1)
NO + NO2 + 2NH3 → 2N2 + 3H2O ・・・(2)
6NO2 + 8NH3 → 7N2 + 12H2O ・・・(3)
図1は、第1実施形態の脱硝制御装置4の構成を示すブロック図である。
図3は、第2実施形態の脱硝制御装置4の構成を示すブロック図である。
1c:NOX濃度計、1d:タービン制御装置、1e:排ガス流量算出部、
1f:NOX発生量推定計算部、2:排気熱回収器、2a:煙突入口、
2b:第1濃度計、2c:第2濃度計、3:脱硝装置、3a:脱硝触媒層、
4:脱硝制御装置、4a:NOX制御部、4b:NH3制御部、
5:プラント制御装置、6:NH3供給部、7:NH3流量調整弁、
8:NH3流量計、11:第1制御部、12:第2制御部、
13:切替スイッチ、14:切替制御部、15:積分器
Claims (12)
- 燃焼設備からの排ガス中の窒素酸化物を分解する脱硝装置へのアンモニアの注入処理を制御する脱硝制御装置であって、
前記窒素酸化物の濃度の計測値と、前記窒素酸化物の濃度の指令値とに基づいて、前記アンモニアの流量の指令値を出力する窒素酸化物制御部と、
前記アンモニアの流量の計測値と、前記アンモニアの流量の前記指令値とに基づいて、前記注入処理を制御するアンモニア制御部とを備え、
前記窒素酸化物制御部は、
前記窒素酸化物の濃度の前記計測値、または前記窒素酸化物の濃度の前記計測値を用いて算出された算出値が第1領域にある場合に、前記アンモニアの流量の前記指令値を前記第1指令値に切り替え、前記第1指令値を前記アンモニア制御部に出力し、
前記窒素酸化物の濃度の前記計測値、または前記窒素酸化物の濃度の前記計測値を用いて算出された算出値が第2領域にある場合に、前記アンモニアの流量の前記指令値を前記第2指令値に切り替え、前記第2指令値を前記アンモニア制御部に出力する、
脱硝制御装置。 - 前記窒素酸化物制御部は、
前記第1指令値を出力する第1制御部と、
前記第2指令値を出力する第2制御部と、
前記アンモニアの流量の前記指令値を前記第1または第2指令値に切り替え、前記第1または前記第2指令値を前記アンモニア制御部に出力する切替部と、
を備える請求項1に記載の脱硝制御装置。 - 前記窒素酸化物制御部は、
前記第1指令値の変化量を出力する第1制御部と、
前記第2指令値の変化量を出力する第2制御部と、
前記アンモニアの流量の前記指令値の変化量を前記第1指令値の変化量または前記第2指令値の変化量に切り替える切替部と、
前記第1または第2指令値の変化量から前記第1または前記第2指令値を算出し、前記第1または前記第2指令値を前記アンモニア制御部に出力する出力部と、
を備える請求項1に記載の脱硝制御装置。 - 前記窒素酸化物制御部は、前記窒素酸化物中の一酸化窒素の濃度と、前記窒素酸化物中の二酸化窒素の濃度とに基づいて、前記アンモニアの流量の前記指令値を切り替える、請求項1から3のいずれか1項に記載の脱硝制御装置。
- 燃焼設備からの排ガス中の窒素酸化物を分解する脱硝装置へのアンモニアの注入処理を制御する脱硝制御装置であって、
前記窒素酸化物の濃度の計測値と、前記窒素酸化物の濃度の指令値とに基づいて、前記アンモニアの流量の指令値を出力する窒素酸化物制御部と、
前記アンモニアの流量の計測値と、前記アンモニアの流量の前記指令値とに基づいて、前記注入処理を制御するアンモニア制御部とを備え、
前記窒素酸化物制御部は、
前記窒素酸化物の濃度の前記計測値を第1濃度計から取得する場合に、前記アンモニアの流量の前記指令値を前記第1指令値に切り替え、前記第1指令値を前記アンモニア制御部に出力し、
前記窒素酸化物の濃度の前記計測値を第2濃度計から取得する場合に、前記アンモニアの流量の前記指令値を前記第2指令値に切り替え、前記第2指令値を前記アンモニア制御部に出力する、
脱硝制御装置。 - 前記窒素酸化物制御部は、前記窒素酸化物の濃度の瞬時値の前記計測値と、前記窒素酸化物の濃度の瞬時値の前記指令値とに基づいて、前記アンモニアの流量の前記指令値を出力する、請求項1から5のいずれか1項に記載の脱硝制御装置。
- 前記窒素酸化物制御部は、前記窒素酸化物の濃度の移動時間平均値の前記計測値と、前記窒素酸化物の濃度の移動時間平均値の前記指令値とに基づいて、前記アンモニアの流量の前記指令値を出力する、請求項1から6のいずれか1項に記載の脱硝制御装置。
- 燃焼設備からの排ガス中の窒素酸化物を分解する脱硝装置へのアンモニアの注入処理を制御する脱硝制御装置であって、
前記窒素酸化物の濃度の計測値と、前記窒素酸化物の濃度の指令値とに基づいて、前記アンモニアについての指令値を出力する窒素酸化物制御部と、
前記アンモニアについての計測値と、前記アンモニアについての前記指令値とに基づいて、前記注入処理を制御するアンモニア制御部とを備え、
前記窒素酸化物制御部は、
前記窒素酸化物の濃度の前記計測値、または前記窒素酸化物の濃度の前記計測値を用いて算出された算出値が第1領域にある場合に、前記アンモニアについての前記指令値を前記第1指令値に切り替え、前記第1指令値を前記アンモニア制御部に出力し、
前記窒素酸化物の濃度の前記計測値、または前記窒素酸化物の濃度の前記計測値を用いて算出された算出値が第2領域にある場合に、前記アンモニアについての前記指令値を前記第2指令値に切り替え、前記第2指令値を前記アンモニア制御部に出力する、
脱硝制御装置。 - 燃焼設備からの排ガス中の窒素酸化物を分解する脱硝装置へのアンモニアの注入処理を制御する脱硝制御装置であって、
前記窒素酸化物の濃度の計測値と、前記窒素酸化物の濃度の指令値とに基づいて、前記アンモニアについての指令値を出力する窒素酸化物制御部と、
前記アンモニアについての計測値と、前記アンモニアについての前記指令値とに基づいて、前記注入処理を制御するアンモニア制御部とを備え、
前記窒素酸化物制御部は、
前記窒素酸化物の濃度の前記計測値を第1濃度計から取得する場合に、前記アンモニアについての前記指令値を前記第1指令値に切り替え、前記第1指令値を前記アンモニア制御部に出力し、
前記窒素酸化物の濃度の前記計測値を第2濃度計から取得する場合に、前記アンモニアについての前記指令値を前記第2指令値に切り替え、前記第2指令値を前記アンモニア制御部に出力する、脱硝制御装置。 - 前記窒素酸化物制御部は、前記窒素酸化物の濃度の計測値と、前記窒素酸化物の濃度の指令値とに基づいて、前記アンモニアの流量の指令値を出力し、
前記アンモニア制御部は、前記アンモニアの流量の計測値と、前記アンモニアの流量の前記指令値とに基づいて、前記注入処理を制御する、
請求項8または9に記載の脱硝制御装置。 - 燃焼設備からの排ガス中の窒素酸化物を分解する脱硝装置へのアンモニアの注入処理を制御する脱硝制御方法であって、
前記窒素酸化物の濃度の計測値と、前記窒素酸化物の濃度の指令値とに基づいて、前記アンモニアの流量の指令値を窒素酸化物制御部から出力し、
前記アンモニアの流量の計測値と、前記アンモニアの流量の前記指令値とに基づいて、前記注入処理をアンモニア制御部により制御する、
ことを含み、
前記窒素酸化物制御部は、
前記窒素酸化物の濃度の前記計測値、または前記窒素酸化物の濃度の前記計測値を用いて算出された算出値が第1領域にある場合に、前記アンモニアの流量の前記指令値を前記第1指令値に切り替え、前記第1指令値を前記アンモニア制御部に出力し、
前記窒素酸化物の濃度の前記計測値、または前記窒素酸化物の濃度の前記計測値を用いて算出された算出値が第2領域にある場合に、前記アンモニアの流量の前記指令値を前記第2指令値に切り替え、前記第2指令値を前記アンモニア制御部に出力する、
脱硝制御方法。 - 燃焼設備からの排ガス中の窒素酸化物を分解する脱硝装置へのアンモニアの注入処理を制御する脱硝制御方法であって、
前記窒素酸化物の濃度の計測値と、前記窒素酸化物の濃度の指令値とに基づいて、前記アンモニアの流量の指令値を窒素酸化物制御部から出力し、
前記アンモニアの流量の計測値と、前記アンモニアの流量の前記指令値とに基づいて、前記注入処理をアンモニア制御部により制御する、
ことを含み、
前記窒素酸化物制御部は、
前記窒素酸化物の濃度の前記計測値を第1濃度計から取得する場合に、前記アンモニアの流量の前記指令値を前記第1指令値に切り替え、前記第1指令値を前記アンモニア制御部に出力し、
前記窒素酸化物の濃度の前記計測値を第2濃度計から取得する場合に、前記アンモニアの流量の前記指令値を前記第2指令値に切り替え、前記第2指令値を前記アンモニア制御部に出力する、
脱硝制御方法。
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