JP6759890B2 - 取付装置及びスピーカーグリルの製造方法 - Google Patents

取付装置及びスピーカーグリルの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、取付装置及びスピーカーグリルの製造方法に関する。
従来、部材同士の取付構造として、下記特許文献1に記載のものが知られている。特許文献1には、ウェザーストリップに設けられた爪部(取付用ツメ)を車両用内装材(ドアトリムパネル)の貫通孔に挿通した後、爪部を折り曲げることで、カシメ固定する取付構造が記載されている。
特開平11−301265号公報
上記のような爪部を用いた取付構造においては、一般的に爪部が複数設けられていることが多い。従来、取付作業を行う作業者は、複数の爪部を1つずつ折り曲げていた。このため、取付に係る作業時間が長くなるという問題点があった。また、爪部を作業者が手作業で折り曲げる場合もあり、作業者に掛かる負荷を低減するためには、爪部をより小さい力で折り曲げることが可能な装置が求められている。さらに、上記のような複数の爪部は、例えば、部材の外周端部に沿って配列される場合がある。ここで、部材の外周端部が円弧状をなす場合には、複数の爪部は円弧状に配列される。このような構成では、爪部の折り曲げ方向が爪部毎に異なることから、作業者は、爪部毎に部材の向きを変えて爪部を折り曲げる必要があり、作業時間がより長くなってしまう。なお、円弧状をなす複数の爪部を備える部材としては、例えば車両に設けられるスピーカーグリルを挙げることができる。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、作業時間の短縮及び作業者の負荷の低減を図ることが可能な取付装置及びこの取付装置を用いたスピーカーグリルの製造方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、円弧状に配列された複数の爪部を有する第1部材を第2部材に対して取り付けるための取付装置であって、前記複数の爪部に対して径方向外側に配され、前記第2部材に形成された複数の取付孔の各々に挿通された前記複数の爪部の各々を押圧することが可能な複数の押圧部と、作業者が操作可能な操作部と、前記複数の爪部を結ぶ円弧の中心を回動軸として回動可能とされるカム部材と、前記操作部に入力された操作力を前記カム部材に伝達することで、前記カム部材を回動させる回動機構と、を備え、前記カム部材には、前記押圧部に設けられた挿通部が挿通される溝部が前記複数の押圧部の各々に対応して複数形成されており、前記溝部は、前記回動機構による前記カム部材の回動方向と反対側に向かうにつれて前記中心に近づく形で延びており、前記回動機構によって前記カム部材が回動されることで、前記溝部の内面によって前記挿通部が押圧される結果、前記複数の押圧部が前記中心に向かってそれぞれスライド移動し、前記複数の押圧部の各々によって前記複数の爪部の各々が押圧されることで折り曲げられる構成であることに特徴を有する。
上記構成によれば、作業者が操作部を操作することで、複数の押圧部の各々によって複数の爪部の各々が押圧され、折り曲げられる。これにより、第2部材に対して第1部材がカシメ固定される。このように、上記構成では、操作部を操作することで、複数の爪部を同時に折り曲げることができる。また、カム部材を回動させることで、押圧部をスライド移動させる構成であるから、作業者は、より小さい操作力で爪部を折り曲げることができる。以上のことから、作業時間の短縮及び作業者の負荷の低減を図ることができる。
また、前記押圧部は、前記爪部の折り曲げ方向と直交する軸を回動軸として回動可能なローラーとすることができる。押圧部をローラーとすることで、爪部を折り曲げる際に、押圧部と爪部との間で生じる摩擦を低減することができ、より確実に折り曲げ作業を行うことができる。
また、上記課題を解決するために、本発明のスピーカーグリルの製造方法は、上記の取付装置を用いて前記第1部材と前記第2部材とを備えるスピーカーグリルを製造するスピーカーグリルの製造方法であって、前記操作部を操作することで、前記回動機構を介して前記カム部材を回動させ、前記複数の押圧部の各々によって前記複数の爪部の各々を押圧することで折り曲げるカシメ工程を備える。
本発明のスピーカーグリルの製造方法によれば、操作部を操作することで、複数の爪部を同時に折り曲げることができる。また、カム部材を回動させることで、押圧部をスライド移動させる構成であるから、作業者は、より小さい操作力で爪部を折り曲げることができる。以上のことから、作業時間の短縮及び作業者の負荷の低減を図ることができる。
本発明によれば、作業時間の短縮及び作業者の負荷の低減を図ることができる。
本発明の一実施形態に係る取付装置を示す平面図 操作レバーを回動操作した後の取付装置を示す平面図 初期状態の操作レバーを示す断面図(図1のIII−III線で切断した図に対応) 回動操作した後の操作レバーを示す断面図 スピーカーグリルを示す断面図(図1のV−V線で切断した図に対応) 押圧部によって爪部を折り曲げた状態のスピーカーグリルを示す断面図 保持機構を示す側面図(スピーカーグリルの押圧を解除した状態) 保持機構を示す側面図(スピーカーグリルを押圧した状態)
本発明の一実施形態を図1から図8によって説明する。本実施形態では、取付装置20として、スピーカーグリル10の組み立てに用いるものを例示する。スピーカーグリル10は、車両用のドアトリムを構成するトリムボード(図示せず)に取り付けられ、車載用スピーカーを覆うものとされる。スピーカーグリル10は、図5に示すように、合成樹脂製のグリル本体部11と、グリル本体部11を表側(図5の上側、ドアトリムの意匠面側)から覆う金属製の被覆部12と、を備える。
グリル本体部11(第2部材)は、略円環状をなしており、グリル本体部11の裏面には、複数本の取付ボス11Aが一体的に形成されている。取付ボス11Aは、図5の破線に示すように、図5の下方に開口された凹部11Bを有している。この凹部11Bに例えばビスを挿通することで、トリムボードに対して取付ボス11Aが取り付けられる構成となっている。また、取付ボス11Aを例えば超音波カシメや熱カシメによってトリムボードに対して固定する構成としてもよい。
被覆部12(第1部材)は、図1に示すように、微細な孔が網目状に形成されている。また、被覆部12は、図5に示すように、グリル本体部11を覆う円形状をなす被覆部本体部12Aと、被覆部本体部12Aから裏側に突出する爪部13と、を有している。爪部13は、図5に示すように、グリル本体部11に形成された取付孔15に対して表側(車室内側)から、挿通された後、折り曲げられることで、取付孔15の孔縁部に対して係止する構成となっている。図1に示すように、爪部13は、被覆部12の外周端部に沿う形で円環状に複数本(本実施形態では6本)配列されている。取付孔15は爪部13に対応して円環状に同数配列されている。
取付装置20は、被覆部12をグリル本体部11に対して取り付けるためのもので、具体的には、上述した6本の爪部13を同時に折り曲げることで、グリル本体部11に対して被覆部12をカシメ固定する機能を有している。取付装置20は、図1に示すように、長方形状をなすベース板21と、作業者が操作可能な操作レバー30(操作部)と、円環状をなすカム部材40と、操作レバー30に入力された操作力をカム部材40に伝達することで、カム部材40を回動させる回動機構50と、複数の爪部13に対応して設けられる複数の押圧部70と、を備えている。また、取付装置20は、図7及び図8に示すように、被覆部12(被覆部本体部12A)を上方から押さえ付けて保持するための保持機構80を備える。
操作レバー30は、図3に示すように、L字状をなしており、ベース板21上に設けられた筒状部材31に対して、一端部において回動可能に取り付けられている。回動機構50は、図1に示すように、平面視U字状をなすラック51と、ラック51の一端部及び操作レバー30を連結するリンク52と、平歯車53,54と、ラック55と、カム部材40及びラック55を繋ぐブラケット56と、を備える。
ラック51は、図1の上下方向に沿ってスライド移動可能とされ、平歯車53側の面に形成されたラック歯によって平歯車53と噛み合う構成となっている。平歯車54は、平歯車53の下方に配置され、平歯車53よりも径が大きいものとされる。平歯車53,54は同軸上に配されており、一体的に回動する構成となっている。ラック55は、図1の上下方向に沿ってスライド移動可能とされ、平歯車54側の面に形成されたラック歯によって平歯車54と噛み合う構成となっている。なお、平歯車53及び平歯車54の径や歯数を適宜変更することで、ラック51の移動量とラック55の移動量の比を適宜設定することができ、ギヤ比により作業者が操作レバー30を操作する力をより少なくすることができる。
ブラケット56は、T字状をなしており、その一端部においてカム部材40と接続されている。また、ブラケット56は、ラック55の中央部に設けられたローラー55Aが挿通される挿通孔56Aを有している。挿通孔56Aは、ローラー55Aの径よりも大きい長さで設定された長孔とされる。
カム部材40は、板状をなすと共に、スピーカーグリル10が挿通される円形の挿通孔41を有する円環状をなしている。カム部材40の外周端部には、4つのローラー42が当接されている。ローラー42は、ベース板21に対して上下方向に沿う軸を中心として回動可能に取り付けられている。これにより、カム部材40は、平面視における中心を回動軸P1として回動可能とされる。回動軸P1は、複数の爪部13を結ぶ円弧の中心と一致するものとされる。また、ベース板21において、取付ボス11Aに対応する箇所には、支持ピン22が設けられている。図5に示すように、支持ピン22の先端が取付ボス11Aの凹部11Bに挿通されることで、グリル本体部11の位置決めがされる構成となっている。
複数の押圧部70は、図1に示すように、円環状に配列された複数の爪部13に対して径方向外側(回動軸P1とは反対側)に配されている。図5に示すように、押圧部70は、スライド部材71に対して回動可能に取り付けられたローラーであり、その回動軸は、爪部13の折り曲げ方向と直交する軸とされる。スライド部材71は、ベース板21に設けられたレール部材23に対して、回転軸P1に向かう形でスライド移動可能に取り付けられている。これにより、押圧部70は、取付孔15に対して挿通された爪部13を押圧することが可能な構成となっている。
スライド部材71には、上方に突出する形で突起部72が設けられている。突起部72の上端部には、ローラー72A(挿通部)が回動可能に取り付けられている。このローラー72Aは、図1に示すように、カム部材40に形成された溝部43に対して下方から挿通されている。溝部43は、複数の押圧部70に設けられたローラー72Aの各々に対応して複数形成されている。溝部43は、図1に示すように、回動機構50によるカム部材40の回動方向(図1の矢線P2)と反対側(図1の時計回り)に向かうにつれて回動軸P1(複数の爪部13を結ぶ円弧の中心)に近づく形で延びている。
保持機構80は、図8に示すように、スピーカーグリル10の被覆部12に対して上方から当接する当接部81と、ベース板21に取り付けられる台座部82と、当接部81と台座部82とを連結するL字状の第1連結部83と、当接部81を回動操作するための操作レバー84と、操作レバー84と第1連結部83を連結する第2連結部88と、を備える。当接部81は、全体としてスピーカーグリル10の形状に倣う円形状をなしており、図5に示すように、被覆部12に対する当接面と反対側の面を構成する円形状の後壁部85と、後壁部85の周端部に沿って延びる円環状の枠部86と、枠部86を下方から覆う形で配される表皮材87と、を備える。
表皮材87は柔軟性を有し、その表面(当接面)において、スピーカーグリル10の被覆部12(より具体的には被覆部本体部12A)に当接する構成となっている。柔軟性を有する表皮材87によって被覆部12を押圧することで、被覆部12に過度な力が作用する事態を抑制することができる。台座部82、操作レバー84、第1連結部83及び第2連結部88は、例えばトグルクランプを構成するものとされ、操作レバー84を回動操作することで、当接部81によるスピーカーグリル10の押圧及び押圧の解除(図7参照)を行うことができる。
次に、本実施形態の作用及び効果について説明する。ここでは、取付装置20を用いたスピーカーグリル10の製造方法について説明する。まず、作業者は、グリル本体部11の各取付孔15に対して、被覆部12の各爪部13を挿通させたものを取付装置20にセットする。具体的には、取付装置20の支持ピン22の各々にグリル本体部11における取付ボス11Aの凹部11Bの各々を嵌合させる(図5参照)。続いて、作業者は、保持機構80の操作レバー84を図7の状態から回動させ、起立状態(図8参照)とする。これにより、当接部81が台座部82に対して回動し、スピーカーグリル10の被覆部12に対して上方から当接した状態となる。なお、グリル本体部11は、例えば射出成形によって成形することができ、被覆部12は、例えば、金属の薄板に対してパンチング加工を行うことで成形することができる。
その後、作業者は、起立状態の操作レバー30(図3参照)を図3の時計回りに回動操作する。操作レバー30を回動操作すると、図4に示すように、ラック51がリンク52によって引っ張られ、図4の右側(作業者が操作レバー30を引いた方向、図1では下方)にスライド移動する。ラック51が図1の下方にスライド移動すると、平歯車53,54が図1の時計回りに回動する。すると、平歯車54と噛み合うラック55が図1の上方(ラック51の移動方向と反対方向)にスライド移動する。これにより、ラック55のローラー55Aによって、ブラケット56(挿通孔56Aの内面)が図1の上方に押圧されることで、図2に示すように、カム部材40が回動軸P1を中心として反時計回りに回動する。なお、ローラー55Aがブラケット56を図1の上方に押圧する過程では、ローラー55Aは、長孔である挿通孔56Aの内部をその長手方向に変位する。このときローラー55Aは、挿通孔56Aの内面に対して回動しつつ変位するため摩擦の発生が低減される。
回動機構50によってカム部材40が反時計回りに回動することで、各溝部43に挿通されている各ローラー55Aがそれぞれ各溝部43の内面によって押圧される。その結果、複数の押圧部70が、複数の爪部13を結ぶ円弧の中心(回動軸P1側)に向かってそれぞれスライド移動し、複数の押圧部70の各々によって複数の爪部13の各々が押圧されることで折り曲げられる(カシメ工程)。これにより、グリル本体部11に対して被覆部12がカシメ固定され、スピーカーグリル10が完成する。
このように、本実施形態では、操作レバー30を回動操作することで、複数の押圧部70を同時にスライド移動させることができ、複数の爪部13を同時に折り曲げることができる。また、カム部材40を回動させることで、押圧部70をスライド移動させる構成であるから、作業者は、より小さい操作力で爪部13を折り曲げることができる。以上のことから、本実施形態では、作業時間の短縮及び作業者の負荷の低減を図ることができる。
押圧部70は、爪部13の折り曲げ方向と直交する軸を回動軸として回動可能なローラーとされる。押圧部70によって爪部13を折り曲げる際には、押圧部70は、爪部13に対して摺動しつつ、これを折り曲げる。押圧部70をローラーとすることで、爪部13を折り曲げる際に、押圧部70と爪部13との間で生じる摩擦を低減することができ、より確実に折り曲げ作業を行うことができる。
なお、本実施形態では、図1に示すように、6本の爪部13が一対ずつ回動軸P1を挟んで点対称となるように配されている。このため、6個の押圧部70によって6本の爪部13を同時に押圧した際に、スピーカーグリル10が水平方向(ベース板21の面方向)に位置ずれする事態をより確実に抑制することができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態においては、取付装置20として、スピーカーグリル10の組立に用いるものを例示したが、これに限定されない。取付装置20は、少なくとも円弧状に配列された複数の爪部を有する部材の組立に用いることができる。
(2)上記実施形態においては、爪部が円環状に配列されている構成を例示したが、爪部は少なくとも円弧状に配列されていればよい。
(3)回動機構の構成は上記実施形態に例示したものに限定されず、カム部材40を回動可能な構成であればよい。例えば、ブラケット56に把持部を設け、作業者が把持部を用いて直接的にブラケット56を回動させることでカム部材40を回動させる構成としてもよい。しかしながら、上記実施形態では操作レバー30を回動することで、てこの原理を用いてカム部材40を回動させることができ、作業者がより少ない力でカム部材40を回動させることができ、操作性が良好である。
(4)押圧部70はローラーに限定されず、スライド部材71に対して回動不能に固定されていてもよい。
(5)上記実施形態においては、溝部43として、板状のカム部材40を上下方向に貫通する形態のもの(溝部43が長孔の形態をなすもの)を例示したが、これに限定されない。溝部43が例えばカム部材40の下面に凹設されていてもよい。
11…グリル本体部(第2部材)、12…被覆部(第1部材)、13…爪部、15…取付孔、20…取付装置、30…操作レバー(操作部)、40…カム部材、43…溝部、50…回動機構、70…押圧部、72A…ローラー(挿通部)、P1…回動軸(複数の爪部を結ぶ円弧の中心)

Claims (3)

  1. 円弧状に配列された複数の爪部と円形状をなす被覆部本体とを有する第1部材である被覆部第2部材であり円環状をなしていて前記被覆部本体により覆われるグリル本体部に対して取り付けてスピーカーグリルを製造するための取付装置であって、
    前記複数の爪部に対して径方向外側に配され、前記グリル本体部に形成された複数の取付孔の各々に挿通された前記複数の爪部の各々を押圧することが可能な複数の押圧部と、
    作業者が操作可能な操作部と、
    前記複数の爪部を結ぶ円弧の中心を回動軸として回動可能とされるカム部材と、
    前記操作部に入力された操作力を前記カム部材に伝達することで、前記カム部材を回動させる回動機構と、を備え、
    前記カム部材には、前記押圧部に設けられた挿通部が挿通される溝部が前記複数の押圧部の各々に対応して複数形成されており、
    前記溝部は、前記回動機構による前記カム部材の回動方向と反対側に向かうにつれて前記中心に近づく形で延びており、
    前記回動機構によって前記カム部材が回動されることで、前記溝部の内面によって前記挿通部が押圧される結果、前記複数の押圧部が前記中心に向かってそれぞれスライド移動し、前記複数の押圧部の各々によって前記複数の爪部の各々が押圧されることで折り曲げられる構成であり、
    前記グリル本体部に設けられていて車両用のドアトリムを構成するトリムボードに取り付けられる取付ボスに対して嵌合されることで、前記複数の押圧部を前記複数の爪部に対して前記グリル本体部の周方向について位置決めする支持ピンを備える取付装置。
  2. 前記押圧部は、前記爪部の折り曲げ方向と直交する軸を回動軸として回動可能なローラーである請求項1に記載の取付装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の取付装置を用いて、前記第1部材と前記第2部材とを備えるスピーカーグリルを製造するスピーカーグリルの製造方法であって、
    前記操作部を操作することで前記回動機構を介して前記カム部材を回動させ、前記複数の押圧部の各々によって前記複数の爪部の各々を押圧することで折り曲げるカシメ工程を備えるスピーカーグリルの製造方法。
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