JP6759858B2 - センサ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、センサ装置に関する。
従来、操舵トルクを検出するトルクセンサが知られている。例えば特許文献1では、トルクセンサが2つのホールICを備えており、1つのCPUにて信号を比較することで異常を検出している。
特開2015−98223号公報
しかしながら特許文献1では、CPUが1つであるため、このCPUに異常が生じた場合、操舵トルクの検出を継続することができない。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、装置の一部に異常が生じた場合であっても、検出を継続可能であるセンサ装置を提供することにある。
本発明のセンサ装置は、複数のセンサ部(10、20)と、複数の制御部(40、50)と、複数の信号線(61、62)と、を備える。
センサ部は、物理量の変化を検出し、トリガ信号に応じて検出信号を出力する。
制御部は、複数のセンサ部から検出信号を取得可能である。
信号線は、メイン線(611、621)、および、サブ線(612、622)を有し、センサ部と制御部との間で双方向通信可能である。メイン線は、1つのセンサ部と、当該センサ部と対応して設けられる1つの制御部である対応制御部とを接続する。サブ線は、メイン線から分岐し、センサ部と対応制御部以外の制御部とを接続する。
センサ部には、メイン線を経由して対応センサ部からトリガ信号が送信される。
第1〜第3の態様では、制御部は、メイン線と接続され、トリガ信号を送信するとともに検出信号を受信するメイン通信部(41、51)、および、サブ線と接続され、検出信号を受信するサブ通信部(42、52)を有する。
第1の態様では、メイン通信部は、トリガ信号を送信することで受信待機状態に切り替わり、サブ通信部は、センサ部のいずれとも接続されていない非接続ポート(403、503)にダミートリガ信号を出力することで受信待機状態に切り替わる。
第2の態様では、メイン通信部は、トリガ信号を送信することで受信待機状態に切り替わり、サブ通信部は、制御部にて内部的に受信待機状態に切り替えられる。
第3の態様では、メイン通信部は、トリガ信号を送信することで受信待機状態に切り替わり、サブ通信部は、他の制御部が正常である場合、常に受信待機状態である。
第4の態様では、制御部は、トリガ信号および検出信号の信号パターンに基づき、トリガ信号か検出信号かを判別する。
本発明では、センサ部および制御部が複数設けられており、それぞれの制御部に複数のセンサ部から検出信号が送信されるので、センサ部または制御部の一部に異常が生じた場合であっても、物理量の検出を継続可能である。
また、1つのセンサ部には、1つの対応制御部からトリガ信号が送信されるので、信号の重複や干渉が生じず、制御部は検出信号を適切に取得することができる。
本発明の第1実施形態によるセンサ装置を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態によるステアリングシステムの概略構成図である。 本発明の第1実施形態によるモータおよびECUを示すブロック図である。 本発明の第1実施形態による受信待機状態への切り替えを説明するタイムチャートである。 本発明の第1実施形態による異常発生時の信号送受信を説明するブロック図である。 本発明の第1実施形態による信号送受信処理を説明するフローチャートである。 本発明の第2実施形態による信号送受信処理を説明するフローチャートである。 本発明の第3実施形態による信号送受信処理を説明するフローチャートである。 本発明の第3実施形態によるトリガ信号および検出信号の信号パターンを説明するタイムチャートである。 本発明の他の実施形態によるモータおよびECUを示すブロック図である。
以下、本発明によるセンサ装置を図面に基づいて説明する。なお、複数の実施形態において、実質的に同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態を図1〜図6に示す。
図1に示すように、本実施形態のセンサ装置1は、複数のセンサ部10、20と、複数の制御部としてのマイコン40、50と、複数の信号線61、62と、を備える。第1センサ部10および第2センサ部20は、センサユニット5に含まれ、第1マイコン40および第2マイコン50は、ECU30に含まれる。図中、第1センサ部10を「センサ1」、第2センサ部20を「センサ2」、第1マイコン40を「マイコン1」、第2マイコン50を「マイコン2」と記載する。後述の巻線、ASIC、インバータ、モータリレー等についても、図中適宜、「第1」、「第2」を添え字の「1」、「2」と記載する。
図2に示すように、センサユニット5およびECU30は、例えば車両のステアリング操作を補助するための電動パワーステアリング装置8に適用される。図2は、電動パワーステアリング装置8を備えるステアリングシステム90の全体構成を示すものである。
操舵部材としてのステアリングホイール91は、ステアリングシャフト92と接続される。ステアリングシャフト92は、第1の軸としての入力軸921および第2の軸としての出力軸922を有する。入力軸921は、ステアリングホイール91と接続される。入力軸921と出力軸922との間には、ステアリングシャフト92に加わるトルクを検出するトルクセンサ83が設けられる。
トルクセンサ83は、ステアリングシャフト92に設けられ、入力軸921と出力軸922との捩れ角に基づき、操舵トルクを検出する。トルクセンサ83は、図示しないトーションバー、検出対象としての集磁部831、および、センサユニット5等を有する。トーションバーは、入力軸921と出力軸922とを回転軸上にて同軸に連結し、ステアリングシャフト92に加わるトルクを捩れ変位に変換する。集磁部831は、多極磁石、磁気ヨーク、および、集磁リング等を有し、トーションバーの捩れ変位量および捩れ変位方向に応じて、磁束密度が変化するように構成される。トルクセンサ83の一般的な構成は周知であるため、構成詳細の図示を省略する。
出力軸922の入力軸921と反対側の先端には、ピニオンギア96が設けられる。ピニオンギア96はラック軸97に噛み合っている。ラック軸97の両端には、タイロッド等を介して一対の車輪98が連結される。
運転者がステアリングホイール91を回転させると、ステアリングホイール91に接続されたステアリングシャフト92が回転する。ステアリングシャフト92の回転運動は、ピニオンギア96によってラック軸97の直線運動に変換され、ラック軸97の変位量に応じた角度に一対の車輪98が操舵される。
電動パワーステアリング装置8は、運転者によるステアリングホイール91の操舵を補助するアシストトルクを出力するモータ80、動力伝達部としての減速ギア89、トルクセンサ83、および、ECU30等を備える。図2では、モータ80とECU30とが別体となっているが、一体としてもよい。
減速ギア89は、モータ80の回転を減速してステアリングシャフト92に伝える。すなわち、本実施形態の電動パワーステアリング装置8は、駆動対象がステアリングシャフト92である、所謂「コラムアシストタイプ」であるが、駆動対象をラック軸97とし、モータ80の回転をラック軸97に伝える所謂「ラックアシストタイプ」としてもよい。
図3に示すように、モータ80は、3相ブラシレスモータであって、いずれも3相巻線である第1巻線81および第2巻線82を有する。回転角センサ85は、第1回転センサ部851および第2回転センサ部852を有し、モータ80の回転角を検出する。第1回転センサ部851の回転角検出値θ1は、第1マイコン40に出力され、第2回転センサ部852の回転角検出値θ2は、第2マイコン50に出力される。
ECU30は、主に第1巻線81の通電制御に係る第1マイコン40、第1ASIC46、第1インバータ47および第1モータリレー48、ならびに、主に第2巻線82の通電制御に係る第2マイコン50、第2ASIC56、第2インバータ57および第2モータリレー58等を備える。
ECU30における各処理は、予め記憶されたプログラムをCPUで実行することによるソフトウェア処理であってもよいし、専用の電子回路によるハードウェア処理であってもよい。図中、適宜、センサ部を「TQS」、インバータを「INV」、モータリレーを「MR」、回転センサ部を「MPS」、巻線を「Winding」と記載する。
第1マイコン40は、図示しない電流センサにより検出される第1巻線81の電流I1を第1ASIC46を経由して取得し、モータ80の回転角の検出値θ1、電流I1、および、操舵トルク等に基づいて第1PWM信号(図中、「PWM1」)を生成する。第1PWM信号は、第1ASIC46を経由して第1インバータ47に出力される。第1PWM信号に基づいて第1インバータ47を制御することで、第1マイコン40は第1巻線81の通電を制御する。また、第1インバータ47と第1巻線81との間には、モータリレー48が設けられる。
第2マイコン50は、図示しない電流センサにより検出される第2巻線82の電流I2を第2ASIC56を経由して取得し、モータ80の回転角の検出値θ2、電流I2、および、操舵トルク等に基づいて第2PWM信号(図中、「PWM2」)を生成する。第2PWM信号は、第2ASIC56を経由して第2インバータ57に出力される。第2PWM信号に基づいて第2インバータ57を制御することで、第2マイコン50は第2巻線82の通電を制御する。また、第2インバータ57と第2巻線82との間には、モータリレー58が設けられる。
以下適宜、第1巻線81および第1巻線81の通電制御に係る構成を第1系統、第2巻線82および第2巻線82の通電制御に係る構成を第2系統とする。
図1に示すように、センサユニット5は、第1センサ部10および第2センサ部20を有する。
第1センサ部10は、2つのセンサ素子11、12、および、センサIC13を有する。センサ素子11、12は、ステアリングシャフト92に加わるトルクに応じた集磁部831の磁束の変化を検出する磁気検出素子である。センサ素子11、12は、出力が同様となるように構成、配置してもよいし、例えば出力が反転される等、出力が異なるように構成、配置してもよい。後述のセンサ素子21、22についても同様である。
センサIC13は、A/D変換部14、15、演算部16、および、通信部17を有する。
A/D変換部14は、センサ素子11の検出値をデジタル信号に変換し、A/D変換部15は、センサ素子12の検出値をデジタル信号に変換する。
演算部16は、センサ素子11、12の検出値を含む第1検出信号D1の生成等の演算処理を行う。
通信部17は、第1マイコン40から送信される第1トリガ信号Trg1に応じ、第1検出信号D1を出力する。
第2センサ部20は、2つのセンサ素子21、22、および、センサIC13を有する。センサ素子21、22は、ステアリングシャフト92に加わるトルクに応じた集磁部831の磁束の変化を検出する磁気検出素子である。
センサIC23は、A/D変換部24、25、演算部26、および、通信部27を有する。
A/D変換部24は、センサ素子21の検出値をデジタル信号に変換し、A/D変換部25は、センサ素子22の検出値をデジタル信号に変換する。
演算部26は、センサ素子21、22の検出値を含む第2検出信号D2の生成等の演算処理を行う。
通信部27は、第2マイコン50から送信される第2トリガ信号Trg2に応じ、第2検出信号D2を出力する。
第1センサ部10には、通信ポート101が設けられ、第1信号線61にて、第1マイコン40および第2マイコン50と接続される。第2センサ部20には、通信ポート201が設けられ、第2信号線62にて、第1マイコン40および第2マイコン50と接続される。
センサ部10、20は、それぞれ図示しない電源線によりECU30と接続され、ECU30側から給電される。また、センサ部10、20は、それぞれ図示しないグランド線によりECU30のグランドと接続される。
第1マイコン40は、第1メイン通信部41、第1サブ通信部42、および、第1演算部43等を有する。
第1メイン通信部41は、メインポート401と接続される。メインポート401は、第1信号線61にて、第1センサ部10と接続される。これにより、第1メイン通信部41は、第1センサ部10と接続され、第1センサ部10から出力される第1検出信号D1を取得可能である。
第1サブ通信部42は、サブポート402と接続される。サブポート402は、第2信号線62にて、第2センサ部20と接続される。これにより、第1サブ通信部42は、第2センサ部20と接続され、第2センサ部20から出力される第2検出信号D2を取得可能である。また、第1サブ通信部42は、非接続ポート403と接続される。非接続ポート403は、センサ部10、20のいずれとも接続されていない。
第1演算部43では、取得された検出信号D1、D2等に基づき、第1PWM信号の生成等、各種演算処理を行う。
第2マイコン50は、第2メイン通信部51、第2サブ通信部52、および、第2演算部53等を有する。
第2メイン通信部51は、メインポート501と接続される。メインポート501は、第2信号線62にて、第2センサ部20と接続される。これにより、第2メイン通信部51は、第2センサ部20と接続され、第2センサ部20から出力される第2検出信号D2を取得可能である。
第2サブ通信部52は、サブポート502と接続される。サブポート502は、第1信号線61にて、第1センサ部10と接続される。これにより、第2サブ通信部52は、第1センサ部10と接続され、第1センサ部10から出力される第1検出信号D1を取得可能である。また、第2サブ通信部52は、非接続ポート503と接続される。非接続ポート503は、センサ部10、20のいずれとも接続されていない。
第2演算部53では、取得された検出信号D1、D2等に基づき、第2PWM信号の生成等、各種演算処理を行う。
本実施形態では、第1センサ部10と第1マイコン40とが対応して設けられており、第2センサ部20と第2マイコン50とが対応して設けられている。また、第1検出信号D1、および、第2検出信号D2は、ともにマイコン40、50に送信されている。すなわち、検出信号D1、D2は、マイコン40、50に対して「クロス入力」されている、といえる。
第1信号線61は、第1センサ部10の通信ポート101と、第1マイコン40のメインポート401および第2マイコン50のサブポート502とに接続される。
第1信号線61は、メイン線611およびサブ線612を有する。メイン線611は、第1センサ部10の通信ポート101と、第1マイコン40のメインポート401とに接続される。メインポート401は、第1メイン通信部41に接続されている。サブ線612は、メイン線611から分岐し、第2マイコン50のサブポート502に接続される。サブポート502は、第2サブ通信部52に接続されている。サブ線612には、リレー615が設けられる。
第2信号線62は、第2センサ部20の通信ポート201と、第2マイコン50のメインポート501および第1マイコン40のサブポート402とに接続される。
第2信号線62は、メイン線621およびサブ線622を有する。メイン線621は、第2センサ部20の通信ポート201と、第2マイコン50のメインポート501とに接続される。メインポート501は、第2メイン通信部51に接続されている。サブ線622は、メイン線621から分岐し、第1マイコン40のサブポート402に接続される。サブポート402は、第1サブ通信部42に接続されている。サブ線622には、リレー625が設けられる。
リレー615は、第2マイコン50によりオンオフ作動が制御されるものであって、第2マイコン50のオン時にオンされ、第2マイコン50のオフ時にはオフとなる。これにより、第2マイコン50が異常停止した場合、リレー615がオフとなることで、第2マイコン50は、第1信号線61から電気的に切り離される。
リレー625は、第1マイコン40によりオンオフ作動が制御されるものであって、第1マイコン40のオン時にオンされ、第2マイコン50のオフ時にはオフとなる。これにより、第1マイコン40が異常停止した場合、リレー625がオフとなることで、第1マイコン40は、第2信号線62から電気的に切り離される。
センサ部10、20と、マイコン40、50との信号の送受信について説明する。
第1メイン通信部41は、第1信号線61を経由して、第1トリガ信号Trg1を第1センサ部10に送信する。第1トリガ信号Trg1を受信した第1センサ部10は、第1検出信号D1を出力する。第1検出信号D1は、第1信号線61を経由して、第1マイコン40および第2マイコン50に送信される。第1マイコン40では、第1メイン通信部41が第1検出信号D1を取得し、第2マイコン50では、第2サブ通信部52が第1検出信号D1を取得する。
第2メイン通信部51は、第2信号線62を経由して、第2トリガ信号Trg2を第2センサ部20に送信する。第2トリガ信号Trg2を受信した第2センサ部20は、第2検出信号D2を出力する。第2検出信号D2は、第2信号線62を経由して、第1マイコン40および第2マイコン50に送信される。第1マイコン40では、第1サブ通信部42が第2検出信号D2を取得し、第2マイコン50では、第2メイン通信部51が第2検出信号D2を取得する。
すなわち、本実施形態では、正常時、トリガ信号を出力するするとともに、検出信号の取得を行う通信部を「メイン通信部」とし、トリガ信号の出力を行わず、検出信号の取得を行う通信部を「サブ通信部」としている。
また本実施形態では、1つのセンサ部10に複数のマイコン40、50が接続されており、第1トリガ信号Trg1の送受信および第1検出信号D1の送受信に第1信号線61が共用されている。同様に、1つのセンサ部20に複数のマイコン40、50が接続されており、第2トリガ信号Trg2の送受信および第2検出信号D2の送受信に第2信号線62が共用されている。換言すると、第1信号線61は、第1センサ部10とマイコン40、50との双方向通信に用いられ、第2信号線62は、第2センサ部20とマイコン40、50との双方向通信に用いられている。
これにより、マイコンからの信号をセンサ側に送信する信号経路と、センサ部からの信号をマイコン側に送信する信号経路とを分ける場合と比較し、端子数および信号線数を減らすことができ、センサ装置1を小型化することができる。
本実施形態では、信号線61、62は、第1マイコン40および第2マイコン50に接続されている。そのため、マイコン40、50が、信号線61、62にそれぞれトリガ信号を送信すると、信号の干渉や重複等により、センサ部10、20が検出信号D1、D2を適切に出力できない、或いは、マイコン40、50がトリガ信号を検出信号D1、D2と誤認識する等、センサ装置1の誤動作の原因となる虞がある。
そこで本実施形態では、第1センサ部10に対して、1つのマイコン40がトリガ信号Trg1を送信するように構成している。同様に、第2センサ部20に対して、1つのマイコン50がトリガ信号Trg2を送信するように構成している。これにより、信号の干渉や重複を防ぐことができる。
ところで、マイコンの種類によっては、トリガ信号を出力することで、受信待機状態に切り替わるものがある。このようなマイコンでは、トリガ信号を出力しないと、受信待機状態に切り替わらず、信号を受信することができない。
図4は、トリガ信号の出力後、所定時間xaが経過すると、受信待機状態に移行する例を示している。以下、第1センサ部10および第1信号線61を例に説明するが、第2センサ部20および第2信号線62についても同様である。
図4(b)は、第1マイコン40のメイン通信部41が、メインポート401にトリガ信号Trg11を出力し、第2マイコン50のサブ通信部52が、サブポート502にトリガ信号Trg12を出力する参考例である。
参考例では、トリガ信号Trg11、Trg12は、いずれも第1信号線61に出力される。トリガ信号Trg11、Trg12の出力タイミングは、マイコン40、50のクロックずれ等の影響により、ずれる虞がある。図4(b)では、トリガ信号Trg12の出力タイミングが、トリガ信号Trg11よりも遅れている。
ここで、第1信号線61をトリガ信号の送受信および検出信号の送受信に共用している場合、メイン通信部41が受信待機状態になっているときにトリガ信号Trg12が出力されると、トリガ信号Trg12を検出信号D1と誤認識する虞がある。
そこで本実施形態では、図4(a)に示すように、第2サブ通信部52は、ダミートリガ信号dTrgを非接続ポート503に出力している。ダミートリガ信号dTrgを非接続ポート503に出力することで、第2サブ通信部52を受信待機状態に切り替えることができる。
同様に、第1サブ通信部42は、ダミートリガ信号dTrgを非接続ポート403に出力することで、第1サブ通信部42を受信待機状態に切り替えることができる。
すなわち本実施形態では、非接続ポート403、503にダミートリガ信号dTrgを空打ちすることで、サブ通信部42、52を受信待機状態に切り替えている。
本実施形態では、ダミートリガ信号dTrgは、トリガ信号Trg1、Trg2と同様のパルスとする。なお、ダミートリガ信号dTrgが出力される非接続ポート403、503は、センサ部10、20と接続されていないので、ダミートリガ信号dTrgは、検出信号D1、D2の出力を要求するトリガとしては機能しない。
ダミートリガ信号dTrgは、非接続ポート403、503に出力されており、信号線61、62には出力されない。したがって、メイン通信部41、51は、ダミートリガ信号dTrgの出力タイミングにて受信待機状態になっていたとしても、ダミートリガ信号dTrgを検出信号D1、D2と誤認識することはない。
ここで、センサ装置1の一部に異常が生じた場合の処理を、図5に基づいて説明する。図5では、センサ部10、20およびマイコン40、50の接続関係を簡易的に記している。
図5(a)は、センサ部10、20およびマイコン40、50が全て正常の場合である。センサ部10、20およびマイコン40、50が全て正常の場合、第1マイコン40が第1トリガ信号Trg1を第1センサ部10に送信し、第2マイコン50が第2トリガ信号Trg2を第2センサ部20に送信する。第1センサ部10は、第1トリガ信号Trg1に応じ、第1検出信号D1をマイコン40、50に送信する。第2センサ部20は、第2トリガ信号Trg2に応じ、第2検出信号D2をマイコン40、50に送信する。
図5(b)は、第1センサ部10に異常が生じた場合の例である。この場合、マイコン40、50は、第2検出信号D2を用い、演算部43、53での演算を継続可能である。第2センサ部20に異常が生じた場合も同様、マイコン40、50は、第1検出信号D1を用い、演算部43、53での演算を継続可能である。
したがって、センサ部10、20の一方に異常が生じたとしても、正常時と同様、2系統を用いてのモータ80の駆動制御を継続可能である。
図5(c)は、第2マイコン50に異常が生じた場合の例である。この場合、第1マイコン40は、第1検出信号D1を用い、演算部43での演算を継続可能である。また、第2マイコン50が異常であるので、第2系統を用いず、第1系統を用いてのモータ80の駆動制御を継続可能である。
第2マイコン50に異常が生じた場合、リレー615をオフにし、第2マイコン50を第1信号線61から切り離す。例えば第2マイコン50にて第1信号線61と接続される配線に地絡等の異常が生じた場合、リレー615が設けられていないと、第2マイコン50の異常の影響を受け、第1センサ部10と第1マイコン40とでの信号授受ができなくなる虞がある。本実施形態では、第2マイコン50の異常時には、リレー615をオフにして第2マイコン50を第1信号線61から切り離すことで、第2マイコン50の異常の影響を受けず、第1センサ部10と第1マイコン40とでの信号送受信を継続可能である。
また、第1マイコン40に異常が生じた場合、第2マイコン50は、第2検出信号D2を用い、演算部53での演算を継続可能である。また、第1マイコン40が異常であるので、第1系統を用いず、第2系統を用いてのモータ80の駆動制御を継続可能である。
第1マイコン40に異常が生じた場合、リレー625をオフにし、第1マイコン40を第2信号線62から切り離す。第2マイコン50の異常時と同様、第1マイコン40の異常時には、リレー625をオフにして第1マイコン40を第2信号線62から切り離すことで、第1マイコン40の異常の影響を受けず、第2センサ部20と第2マイコン50とでの信号送受信を継続可能である。
図5(c)の例では、第2マイコン50の異常に加え、第1センサ部10に異常が生じた場合、第1マイコン40は検出信号D1、D2を取得できないので、モータ80の駆動を停止し、アシスト停止とする。同様に、第1マイコン40の異常に加え、第2センサ部20に異常が生じた場合、第2マイコン50は検出信号D1、D2を取得できないので、モータ80の駆動を停止し、アシスト停止とする。すなわち、2重故障が生じた場合、アシスト停止とする。
また、図5(d)に示すように、2重故障が生じた場合にもモータ80の駆動を継続できるように、第2マイコン50に異常が生じた場合、第1マイコン40から第2センサ部20に第2トリガ信号Trg2を送信するようにしてもよい。
具体的には、第2マイコン50に異常が生じた場合、第1マイコン40のサブ通信部42は、非接続ポート403にダミートリガ信号dTrgを出力することに替えて、サブポート402に第2トリガ信号Trg2を出力する。上述の通り、ダミートリガ信号dTrgと第2トリガ信号Trg2は、同様のパルスであるので、第1サブ通信部42は、トリガ信号を出力するポートを切り替えている、と捉えることもできる。なお、第2マイコン50は異常であって、第2マイコン50からは第2トリガ信号Trg2は出力されないので、第1マイコン40からトリガ信号Trg2を出力しても、第2トリガ信号Trg2の干渉や重複は生じない。
すなわち、第2マイコン50が異常の場合、第1マイコン40から第2センサ部20に第2トリガ信号Trg2を送信することで、第2センサ部20は、第1マイコン40からの第2トリガ信号Trg2に応じて、第2検出信号D2を第1マイコン40に出力可能である。これにより、第1マイコン40は、検出信号D1、D2に基づく演算を継続可能である。また、第2センサ部20へのトリガ信号Trg2の送信元を第1マイコン40に変更することで、第2マイコン50の異常に加え、第1センサ部10に異常が生じた場合であっても、第1マイコン40は、第2検出信号D2を用いてモータ80の駆動を継続することができる。
また、第1マイコン40に異常が生じた場合、第2マイコン50のサブ通信部52は、非接続ポート503にダミートリガ信号dTrgを出力することに替えて、サブポート502に第1トリガ信号Trg1を出力する。
すなわち、第1マイコン40が異常の場合、第2マイコン50から第1センサ部10に第1トリガ信号Trg1を送信することで、第1センサ部10は、第2マイコン50からの第1トリガ信号Trg1に応じて、第1検出信号D1を第2マイコン50に出力可能である。これにより、第2マイコン50は、検出信号D1、D2に基づく演算を継続可能である。また、第1センサ部10へのトリガ信号Trg1の送信元を第2マイコン50に変更することで、第1マイコン40の異常に加え、第2センサ部20に異常が生じた場合であっても、第2マイコン50は、第1検出信号D1を用いてモータ80の駆動を継続することができる。
本実施形態の信号送受信処理を図6のフローチャートに基づいて説明する。ここでは、第1マイコン40での処理を説明する。以下、ステップS101の「ステップ」を省略し、単に記号「S」と記す。他のステップについても同様である。
最初のS101では、第1マイコン40は、第2マイコン50が異常か否かを判断する。第2マイコン50が正常であると判断された場合(S101:NO)、S102へ移行する。第2マイコン50が異常であると判断された場合(S102:YES)、S103へ移行する。
S102では、第1マイコン40は、サブ通信部42のトリガ出力ポートを非接続ポート403に設定する。
S103では、第1マイコン40は、サブ通信部42のトリガ出力ポートをサブポート402に設定する。
S104では、第1マイコン40は、検出タイミングになったか否かを判断する。ここでは、所定の間隔でカウントアップされる受信カウンタのカウント値Cが設定値Cthより大きくなった場合、すなわちC>Cthの場合、検出タイミングになったと判断する。検出タイミングになっていないと判断された場合(S104:NO)、この判断処理を繰り替える。検出タイミングになったと判断された場合(S104:YES)、S105へ移行する。
S105では、第1マイコン40は、トリガ信号を送信する。詳細には、メイン通信部41は、メインポート401に第1トリガ信号Trg1を出力する。これにより、第1トリガ信号Trg1は、第1信号線61を経由して第1センサ部10に送信される。サブ通信部42は、第2マイコン50が正常である場合、ダミートリガ信号dTrgを非接続ポート503に出力する。また、サブ通信部42は、第2マイコン50が異常である場合、第2トリガ信号Trg2をサブポート402に出力する。これにより、第2トリガ信号Trg2は、第2信号線62を経由して第2センサ部20に送信される。
S106では、第1マイコン40は、ポート401、402を受信モードに切り替え、通信部41、42を受信待機状態に切り替える。
S107では、第1マイコン40は、センサ部10、20から送信される検出信号D1、D2を受信する。
第2マイコン50での処理も略同様であって、第1マイコン40が正常の場合、サブ通信部52のトリガ出力ポートを非接続ポート503とし、第1マイコン40が異常の場合、サブ通信部52のトリガ出力ポートをサブポート502とする。そして、検出タイミングとなった場合、トリガ信号を送信し、受信待機状態に切り替え、検出信号D1、D2を受信する。
以上説明したように、本実施形態のセンサ装置1は、複数のセンサ部10、20と、複数のマイコン40、50と、複数の信号線61、62と、を備える。
第1センサ部10は、操舵トルクに応じた集磁部831の磁束の変化を検出し、第1トリガ信号Trg1に応じて第1検出信号D1を出力する。第2センサ部20は、操舵トルクに応じた集磁部831の磁束の変化を検出し、第2トリガ信号Trg2に応じて第2検出信号D2を出力する。本実施形態では、「操舵トルクに応じた集磁部831の磁束」が「物理量」に対応する。
マイコン40、50は、複数のセンサ部10、20から検出信号D1、D2を取得可能である。
第1信号線61は、メイン線611およびサブ線612を有し、第1センサ部10とマイコン40、50との間で双方向通信可能である。メイン線611は、1つのセンサ部10と、当該センサ部10と対応して設けられる1つのマイコン40とを接続する。サブ線612は、メイン線611から分岐し、第1センサ部10と、第1マイコン40以外のマイコンである第2マイコン50とを接続する。本実施形態では、第1センサ部10に対応して設けられる「対応制御部」が第1マイコン40である。
第2信号線62は、メイン線621およびサブ線622を有し、第2センサ部20とマイコン40、50との間で双方向通信可能である。メイン線621は、1つのセンサ部20と、当該センサ部20と対応して設けられる1つのマイコン50とを接続する。サブ線622は、メイン線621から分岐し、第2センサ部20と、第2マイコン50以外のマイコンである第1マイコン40とを接続する。本実施形態では、第2センサ部20に対応して設けられる「対応制御部」が第2マイコン50である。
第1マイコン40には、メイン線611を経由して第1マイコン40から第1トリガ信号Trg1が送信される。
第2マイコン50には、メイン線621を経由して第2マイコン50から第2トリガ信号Trg2が送信される。
本実施形態では、センサ部10、20およびマイコン40、50が複数設けられており、それぞれのマイコン40、50に各センサ部10、20の検出信号D1、D2が送信される。これにより、センサ部10、20またはマイコン40、50の一部に異常が生じた場合であっても、操舵トルクの検出を継続可能である。また、正常であるマイコン40、50を用いた動作を継続可能である。
信号線61、62は、双方向通信可能であり、トリガ信号Trg1、Trg2の送受信と、検出信号D1、D2の送受信とに共用されている。これにより、信号線を共用しない場合と比較し、信号線数および端子数を低減可能である。
また、本実施形態では、1つのセンサ部に対し、1つの対応制御部からトリガ信号が送信される。したがって、複数のマイコンのクロックを完全に同期させなくても、信号の重複や干渉が生じないので、マイコン40、50は検出信号D1、D2を適切に取得することができる。
第1マイコン40に異常が生じた場合、正常である第2マイコン50は、第1マイコン40が対応制御部である第1センサ部10に対し、サブ線612を経由してトリガ信号Trg1を送信する。
第2マイコン50に異常が生じた場合、正常である第1マイコン40は、第2マイコン50が対応制御部である第2センサ部20に対し、サブ線622を経由してトリガ信号Trg2を送信する。
これにより、正常であるマイコンは、対応マイコンに異常が生じたセンサ部からの検出信号の取得を継続することができる。また、第1マイコン40故障後に第2センサ部20が故障する2重故障、および、第2マイコン50故障後に第1センサ部10が故障する2重故障が生じた場合であっても、動作を継続することができる。
第1マイコン40は、メイン線611と接続され、第1トリガ信号Trg1を送信するとともに第1検出信号D1を受信するメイン通信部41、および、サブ線622と接続され、検出信号D2を受信するサブ通信部42を有する。
第2マイコン50は、メイン線621と接続され、第2トリガ信号Trg2を送信するとともに第2検出信号D2を受信するメイン通信部51、および、サブ線612と接続され、検出信号D1を受信するサブ通信部52を有する。
メイン通信部41、51は、トリガ信号Trg1、Trg2を送信することで、受信待機状態に切り替わる。
サブ通信部42、52は、センサ部10、20のいずれとも接続されていない非接続ポート403、503にダミートリガ信号dTrgを出力することで、受信待機状態に切り替わる。
これにより、トリガ信号の送信により送受信が切り替わる種類のマイコンを用いる場合において、センサ部10、20にトリガ信号を送信しないサブ通信部42、52を適切に受信待機状態に切り替えることができる。
サブ線612、622には、リレー615、625が設けられる。
第2マイコン50に異常が生じた場合、リレー615をオフにすることで、メイン線611と第2マイコン50とを電気的に切り離すことができるので、第2マイコン50の異常の影響を受けることなく、第1センサ部10と第1マイコン40とでの信号の授受を継続することができる。
同様に、第1マイコン40に異常が生じた場合、リレー625をオフにすることで、メイン線621と第1マイコン40とを電気的に切り離すことができるので、第1マイコン40の異常の影響を受けることなく、第2センサ部20と第2マイコン50とでの信号の授受を継続することができる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態を図7に示す。
第2実施形態および第3実施形態では、主に信号送受信処理が異なっているので、この点について、主に第1マイコン40での処理を中心に説明する。
図7中のS201の処理は、図6中のS104の処理と同様である。
S202では、第1マイコン40は、第1トリガ信号Trg1を第1センサ部10に送信する。本実施形態では、第1サブ通信部42は、ダミートリガ信号dTrgの送信を行わない。
S203では、第1マイコン40は、トリガ送信済みフラグをオンにする。
S204およびS205の処理は、S106およびS107の処理と同様である。
図7では、第2マイコン50に異常が生じた場合については言及していないが、第1実施形態のように、第2マイコン50に異常が生じた場合、サブ通信部42からトリガ信号Trg2を第2センサ部20に送信するようにしてもよい。
第2マイコン50での処理は、S202にて、第2トリガ信号Trg2を第2センサ部20に送信する。また、第2サブ通信部52は、ダミートリガ信号dTrgの送信を行わない。その他の点については、第1マイコン40での処理と同様である。
また、第1マイコン40に異常が生じた場合、サブ通信部52からトリガ信号Trg1を第1センサ部10に送信するようにしてもよい。
本実施形態では、サブ通信部42、52は、マイコン40、50にて内部的に受信待機状態に切り替えられる。詳細には、サブ通信部42、52は、ダミートリガ信号dTrgの送信を行わず、トリガ送信済みフラグをオンにすることで、内部(ソフト)的にトリガを送信したことにし、サブ通信部42、52を受信待機状態に切り替える。これにより、ダミートリガ信号dTrgを空打ちするための非接続ポート403、503を省略することができる。
また、上記実施形態と同様の効果を奏する。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態を図8に示す。
図8中のS301の処理は、図6中のS101の処理と同様であり、第2マイコン50が正常の場合、S302へ移行し、異常の場合、S303へ移行する。
S302では、第1マイコン40は、サブポート402を受信ポートに設定する。
S303では、第1マイコン40は、サブポート402を送受信ポートに設定する。
S304での処理は、S104での処理と同様である。
S305では、第1マイコン40は、トリガ信号を送信する。詳細には、メイン通信部41は、第1実施形態と同様、メインポート401に第1トリガ信号Trg1を送信する。サブ通信部42は、第2マイコン50が正常である場合、トリガ信号の送信を行わない。また、サブ通信部42は、第2マイコン50が異常である場合、第2トリガ信号Trg2を第2センサ部20に送信する。
S306では、第1マイコン40は、メインポート401を受信モードに切り替え、メイン通信部41を受信待機状態とする。また、第1マイコン40は、第2マイコン50が異常である場合、サブポート402を受信モードに切り替え、サブ通信部42を受信待機状態とする。なお、第2マイコン50が正常である場合、サブポート402は受信ポートに設定されているので、サブ通信部42は常に受信待機状態とすればよく、送受信の切り替えは不要である。
S307の処理は、S107の処理と同様である。
第2マイコン50では、第1マイコン40が正常である場合、サブポート502を受信ポートに設定し、第1マイコン40が異常である場合、サブポート502を送受信ポートに設定する。また、サブ通信部52は、第1マイコン40が正常である場合、トリガ信号の送信を行わず、第1マイコン40が異常である場合、トリガ信号Trg1を第1センサ部10に送信し、サブポート502を受信モードに切り替える。
その他の点については、第1マイコン40での処理と同様である。
本実施形態では、第2マイコン50が正常である場合、サブポート402は受信ポートに設定されているので、サブポート402には、第2マイコン50から出力される第2トリガ信号Trg2、および、第2検出信号D2が入力される。そのため、第1マイコン40にて、受信したパルスが、トリガ信号Trg2であるか、検出信号D2であるかを判別する必要がある。
本実施形態では、トリガ信号Trg2と、検出信号D2のスタートパルスとを、異なる信号パターンとすることで、トリガ信号Trg2か検出信号D2かを判別している。
例えば、図9(a)に示すように、トリガ信号Trg2を所定時間xs1以下の単パルスとし、図9(b)に示すように、検出信号D2のスタートパルスST1を、所定時間xs1以上のパルスとする。すなわち、所定時間xs1以下のパルスをトリガ信号Trg1と認識するように設定し、所定時間xs1以上のパルスをスタートパルスST1と認識するように設定し、スタートパルスST1に続くパルスを実信号パルスとして検出する。これにより、トリガ信号Trg2を検出信号D2と誤認識することなく、スタートパルスST1に続く実信号パルスを適切に検出することができる。
また例えば、図9(c)では、スタートパルスST2を、所定時間xs2以内にn回以上のパルスと設定し、n回未満のパルスをトリガ信号Trg2と認識するように設定する。なお、nは2以上の自然数であって、図9(c)では3である。このようにしても、トリガ信号Trg2と検出信号D2と誤認識することなく、スタートパルスST2に続く実信号パルスを適切に検出することができる。
ここでは、第1マイコン40における第2トリガ信号Trg2と第2検出信号D2の判別を例に説明したが、第2マイコン50における第1トリガ信号Trg1と第1検出信号D1との判別も同様である。
本実施形態では、サブ通信部42は、第2マイコン50が正常である場合、常に受信待機状態である。同様に、サブ通信部52は、第1マイコン40が正常である場合、常に受信待機状態である。これにより、他のマイコンが正常である場合、サブ通信部42、52の送受信の切り替えが不要となる。
マイコン40、50は、トリガ信号Trg1、Trg2および検出信号D1、D2の信号パターンに基づき、トリガ信号Trg1、Trg2か検出信号D1、D2かを判別する。これにより、マイコン40、50が正常である場合、サブ通信部42、52を常に受信待機状態にしておくことができる。
また、上記実施形態と同様の効果を奏する。
(他の実施形態)
(ア)検出信号、トリガ信号
上記実施形態では、検出信号は、デジタル信号である。他の実施形態では、検出信号は、アナログ信号であってもよい。この場合、センサ部内のA/D変換部や演算部等を省略してもよい。
第3実施形態では、検出信号のスタートパルスの長さまたはパルス数により、トリガ信号か検出信号かを判別している。他の実施形態では、スタートパルス長さ、および、パルス数の組み合わせにて、トリガ信号か検出信号かを判別するようにしてもよい。また、トリガ信号のパルスに特徴を持たせることで、判別するようにしてもよい。トリガ信号か検出信号かを判別可能な信号パターンは、上記第1実施形態および第2実施形態に適用してもよい。
(イ)センサ装置
上記実施形態では、センサ装置には、2つのセンサ部および2つのマイコンが設けられる。他の実施形態では、センサ部を3つ以上設けてもよい。また、マイコンを3つ以上設けてもよい。さらにまた、センサ部の数とマイコンの数とが異なっていてもよい。
上記実施形態では、サブ線にリレーが設けられる。他の実施形態では、リレーを省略してもよい。また、サブ線が分岐する分岐箇所よりもマイコン側のメイン線にもリレーを設けてもよい。
上記実施形態では、モータには2組の巻線が設けられており、ECUには、ASIC、インバータ、モータリレーが2つずつ設けられる。他の実施形態では、図10に示すように、モータ800の巻線801は1組であってもよい。このような場合、ECU300のように、ASIC460、インバータ470およびモータリレー480は、1つずつであってもよい。
また、上記実施形態では、モータは、3相ブラシレスモータである。他の実施形態では、モータは、3相ブラシレスモータに限らず、どのようなものであってもよい。
上記実施形態では、センサ部は、物理量として操舵トルクに応じた磁束の変化を検出するものであって、センサ装置はトルクセンサである。他の実施形態では、センサ部は、磁束以外の物理量を検出するものであってもよい。また、センサ装置は、トルクセンサ以外のものであってもよい。
上記実施形態では、センサ装置は、電動パワーステアリング装置に適用される。他の実施形態では、センサ装置を電動パワーステアリング装置以外の装置に適用してもよい。
以上、本発明は、上記実施形態になんら限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の形態で実施可能である。
1・・・センサ装置
10、20・・・センサ部
40、50・・・マイコン(制御部)
41、51・・・メイン通信部
52、52・・・サブ通信部
61、62・・・信号線
611、621・・・メイン線
612、622・・・サブ線

Claims (7)

  1. 物理量の変化を検出し、トリガ信号に応じて検出信号を出力する複数のセンサ部(10、20)と、
    複数の前記センサ部から前記検出信号を取得可能である複数の制御部(40、50)と、
    1つの前記センサ部と、当該センサ部と対応して設けられる1つの前記制御部である対応制御部とを接続するメイン線(611、621)、および、前記メイン線から分岐し、前記センサ部と前記対応制御部以外の前記制御部とを接続するサブ線(612、622)を有し、前記センサ部と前記制御部との間で双方向通信可能である複数の信号線(61、62)と、
    を備え、
    前記センサ部には、前記メイン線を経由して前記対応制御部から前記トリガ信号が送信され
    前記制御部は、前記メイン線と接続され、前記トリガ信号を送信するとともに前記検出信号を受信するメイン通信部(41、51)、および、前記サブ線と接続され、前記検出信号を受信するサブ通信部(42、52)を有し、
    前記メイン通信部は、前記トリガ信号を送信することで受信待機状態に切り替わり、
    前記サブ通信部は、前記センサ部のいずれとも接続されていない非接続ポート(403、503)にダミートリガ信号を出力することで前記受信待機状態に切り替わるセンサ装置。
  2. 物理量の変化を検出し、トリガ信号に応じて検出信号を出力する複数のセンサ部(10、20)と、
    複数の前記センサ部から前記検出信号を取得可能である複数の制御部(40、50)と、
    1つの前記センサ部と、当該センサ部と対応して設けられる1つの前記制御部である対応制御部とを接続するメイン線(611、621)、および、前記メイン線から分岐し、前記センサ部と前記対応制御部以外の前記制御部とを接続するサブ線(612、622)を有し、前記センサ部と前記制御部との間で双方向通信可能である複数の信号線(61、62)と、
    を備え、
    前記センサ部には、前記メイン線を経由して前記対応制御部から前記トリガ信号が送信され
    前記制御部は、前記メイン線と接続され、前記トリガ信号を送信するとともに前記検出信号を受信するメイン通信部(41、51)、および、前記サブ線と接続され、前記検出信号を受信するサブ通信部(42、52)を有し、
    前記メイン通信部は、前記トリガ信号を送信することで受信待機状態に切り替わり、
    前記サブ通信部は、前記制御部にて内部的に受信待機状態に切り替えられるセンサ装置。
  3. 物理量の変化を検出し、トリガ信号に応じて検出信号を出力する複数のセンサ部(10、20)と、
    複数の前記センサ部から前記検出信号を取得可能である複数の制御部(40、50)と、
    1つの前記センサ部と、当該センサ部と対応して設けられる1つの前記制御部である対応制御部とを接続するメイン線(611、621)、および、前記メイン線から分岐し、前記センサ部と前記対応制御部以外の前記制御部とを接続するサブ線(612、622)を有し、前記センサ部と前記制御部との間で双方向通信可能である複数の信号線(61、62)と、
    を備え、
    前記センサ部には、前記メイン線を経由して前記対応制御部から前記トリガ信号が送信され
    前記制御部は、前記メイン線と接続され、前記トリガ信号を送信するとともに前記検出信号を受信するメイン通信部(41、51)、および、前記サブ線と接続され、前記検出信号を受信するサブ通信部(42、52)を有し、
    前記メイン通信部は、前記トリガ信号を送信することで受信待機状態に切り替わり、
    前記サブ通信部は、他の前記制御部が正常である場合、常に受信待機状態であるセンサ装置。
  4. 前記制御部は、前記トリガ信号および前記検出信号の信号パターンに基づき、前記トリガ信号か前記検出信号かを判別する請求項1〜のいずれか一項に記載のセンサ装置。
  5. 物理量の変化を検出し、トリガ信号に応じて検出信号を出力する複数のセンサ部(10、20)と、
    複数の前記センサ部から前記検出信号を取得可能である複数の制御部(40、50)と、
    1つの前記センサ部と、当該センサ部と対応して設けられる1つの前記制御部である対応制御部とを接続するメイン線(611、621)、および、前記メイン線から分岐し、前記センサ部と前記対応制御部以外の前記制御部とを接続するサブ線(612、622)を有し、前記センサ部と前記制御部との間で双方向通信可能である複数の信号線(61、62)と、
    を備え、
    前記センサ部には、前記メイン線を経由して前記対応制御部から前記トリガ信号が送信され
    前記制御部は、前記トリガ信号および前記検出信号の信号パターンに基づき、前記トリガ信号か前記検出信号かを判別するセンサ装置。
  6. 前記制御部のいずれかに異常が生じた場合、正常である前記制御部のうちの1つは、異常が生じた前記制御部が前記対応制御部である前記センサ部に対し、前記サブ線を経由して前記トリガ信号を送信する請求項1〜5のいずれか一項に記載のセンサ装置。
  7. 前記サブ線には、リレー(615、625)が設けられる請求項1〜6のいずれか一項に記載のセンサ装置。
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