JP6759593B2 - 撮像レンズおよび撮像システム - Google Patents
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0.03<{f×(Nn1+Np2−Np1−Nn2)}/Rc<0.08
但し、
f:前記撮像レンズの焦点距離、
Rc:前記撮像面の曲率半径、
Nn1:前記第1レンズ群における負レンズの平均屈折率、
Np1:前記第1レンズ群における正レンズの平均屈折率、
Nn2:前記第2レンズ群における前記負レンズの平均屈折率、
Np2:前記第2レンズ群における前記正レンズの平均屈折率。
第2の本発明に係る撮像レンズは、物体側に凹面を向けて湾曲した撮像面上に物体の像を結像させる撮像レンズであって、物体側から順に並んだ、正の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群とを有し、合焦の際、少なくとも前記第1レンズ群が移動し、前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との間隔が変化し、前記第1レンズ群は、物体側から順に並んだ、1枚の負レンズからなり負の屈折力を有する第1部分群と、正の屈折力を有する第2部分群とからなり、前記第2レンズ群は、負レンズと正レンズとを有し、以下の条件式を満足している。
0.02<{f×(Nn1+Np2−Np1−Nn2)}/Rc<0.10
0.350<f2/f1<0.600
但し、
f:前記撮像レンズの焦点距離、
Rc:前記撮像面の曲率半径、
Nn1:前記第1レンズ群における負レンズの平均屈折率、
Np1:前記第1レンズ群における正レンズの平均屈折率、
Nn2:前記第2レンズ群における前記負レンズの平均屈折率、
Np2:前記第2レンズ群における前記正レンズの平均屈折率、
f1:前記第1レンズ群の焦点距離、
f2:前記第2レンズ群の焦点距離。
0.02<{f×(Nn1+Np2−Np1−Nn2)}/Rc<0.10
0.75<(−f11×Nn1)/(f12×Np1)<0.89
但し、
f:前記撮像レンズの焦点距離、
Rc:前記撮像面の曲率半径、
Nn1:前記第1レンズ群における負レンズの平均屈折率、
Np1:前記第1レンズ群における正レンズの平均屈折率、
Nn2:前記第2レンズ群における前記負レンズの平均屈折率、
Np2:前記第2レンズ群における前記正レンズの平均屈折率、
f11:前記第1部分群の焦点距離、
f12:前記第2部分群の焦点距離。
第4の本発明に係る撮像レンズは、物体側に凹面を向けて湾曲した撮像面上に物体の像を結像させる撮像レンズであって、物体側から順に並んだ、正の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群とを有し、合焦の際、少なくとも前記第1レンズ群が移動し、前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との間隔が変化し、前記第1レンズ群は、物体側から順に並んだ、1枚の負レンズからなり負の屈折力を有する第1部分群と、正の屈折力を有する第2部分群とからなり、前記第2レンズ群は、負レンズと正レンズとを有し、前記第2レンズ群よりも像側に開口絞りが配置され、以下の条件式を満足している。
0.02<{f×(Nn1+Np2−Np1−Nn2)}/Rc<0.10
但し、
f:前記撮像レンズの焦点距離、
Rc:前記撮像面の曲率半径、
Nn1:前記第1レンズ群における負レンズの平均屈折率、
Np1:前記第1レンズ群における正レンズの平均屈折率、
Nn2:前記第2レンズ群における前記負レンズの平均屈折率、
Np2:前記第2レンズ群における前記正レンズの平均屈折率。
但し、
f:撮像レンズPLの焦点距離、
Rc:撮像面Ciの曲率半径、
Nn1:第1レンズ群G1における負レンズの平均屈折率、
Np1:第1レンズ群G1における正レンズの平均屈折率、
Nn2:第2レンズ群G2における負レンズの平均屈折率、
Np2:第2レンズ群G2における正レンズの平均屈折率。
但し、
f1:第1レンズ群G1の焦点距離、
f2:第2レンズ群G2の焦点距離。
但し、
X1:合焦の際の第1レンズ群G1の光軸に沿った移動量、
X2:合焦の際の第2レンズ群G2の光軸に沿った移動量。
但し、
f11:第1部分群Gaの焦点距離、
f12:第2部分群Gbの焦点距離。
良好な結像性能を得ることができる。条件式(5)の下限値を下回る条件である場合、高次の像面湾曲の補正が困難になるため好ましくない。一方、条件式(5)の上限値を上回る条件である場合、球面収差を補正するために第2部分群Gbのレンズ構成枚数が増えることになるため好ましくない。
但し、
IH:撮像面Ciでの最大像高。
び図9に、第1〜第5実施例に係る撮像レンズPL{PL(1)〜PL(5)}のレンズ構成および屈折力配分を示す。各レンズ群の記号に付けている符号(+)もしくは(−)は各レンズ群の屈折力を示す。また、第1レンズ群G1および第2レンズ群G2が合焦レンズ群として無限遠物体から至近距離物体(有限距離物体)に合焦する際の移動方向を、「合焦1」、「合焦2」という文字とともに矢印で示している。
レンズ面が非球面であることを示す。また、曲率半径の「∞」は平面又は開口を示し、空気の屈折率nd=1.000000の記載は省略している。
式(A)で表される。また、[非球面データ]において、「E-n」は「×10-n」を示す
。例えば、「1.234E-05」は「1.234×10-5」を示す。
+A2×y2+A4×y4+A6×y6+A8×y8 …(A)
まず、本願の第1実施例について図1〜図2および表1を用いて説明する。図1は第1実施例に係る撮像レンズPL(1)の無限遠合焦状態におけるレンズ構成図である。第1実施例に係る撮像レンズPL(1)は、光軸に沿って物体側から順に並んだ、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、正の屈折力を有する第2レンズ群G2と、開口絞りS1と、第1の視野絞りS2とから構成される。第1レンズ群G1は、光軸に沿って物体側から順に並んだ、負の屈折力を有する第1部分群Gaと、第2の視野絞りS3と、正の屈折力を有する第2部分群Gbとから構成される。
[諸元データ]
f=35.0
FNO=2.0
ω=35.0°
φ1=23.15
φ2=19.27
φ3=28.06
[レンズデータ]
面番号 R D νd nd
1 1499.6670 3.0000 40.10 1.851350
2* 23.7149 14.8000
3 ∞ 0.0000 (第2の視野絞り)
4 34.2670 6.7000 29.14 2.001000
5 -185.2841 0.7000
6 30.2697 2.2000 52.34 1.755000
7 26.1531 4.5000
8* 877.6877 1.5000 19.32 2.001780
9* 162.3523 D9
10 253.4708 1.5000 22.74 1.808090
11 22.5336 9.8000 67.90 1.593190
12 -26.0659 1.8000
13 ∞ 7.5000 (開口絞り)
14 ∞ Bf (第1の視野絞り)
[非球面データ]
第2面
κ=1.2421
A2=0.00000E+00,A4=2.46370E-06,A6=0.00000E+00,A8=0.00000E+00
第8面
κ=-0.1019E+05
A2=0.00000E+00,A4=-3.63880E-06,A6=-2.58050E-08,A8=0.00000E+00
第9面
κ=0.4770
A2=0.00000E+00,A4=6.89730E-06,A6=-4.45530E-09,A8=0.00000E+00
[可変間隔データ]
無限遠合焦状態 近距離合焦状態
f=35.0 β=-0.10000
D0 ∞ 355.5619
D9 1.50000 2.09099
Bf 37.30108 40.77750
TL 92.80108 96.86849
[条件式対応値]
条件式(1) {f×(Nn1+Np2−Np1−Nn2)}/Rc=0.0674
条件式(2) Nn1/Np1=0.934
条件式(3) f2/f1=0.384
条件式(4) X2/X1=0.855
条件式(5) (−f11×Nn1)/(f12×Np1)=0.781
条件式(6) Rc/IH=−8.57
ている。以上、収差図の説明は他の実施例においても同様である。
条件式(1) {f×(Nn1+Np2−Np1−Nn2)}/Rc=0.0800
以下、本願の第2実施例について図3〜図4および表2を用いて説明する。図3は第2実施例に係る撮像レンズPL(2)の無限遠合焦状態におけるレンズ構成図である。第2実施例に係る撮像レンズPL(2)は、光軸に沿って物体側から順に並んだ、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、正の屈折力を有する第2レンズ群G2と、開口絞りS1と、視野絞りS2とから構成される。第1レンズ群G1は、光軸に沿って物体側から順に並んだ、負の屈折力を有する第1部分群Gaと、正の屈折力を有する第2部分群Gbとから構成される。
[諸元データ]
f=13.0
FNO=2.0
ω=35.4°
φ1=6.44
φ2=6.60
[レンズデータ]
面番号 R D νd nd
1 557.0191 1.0000 40.10 1.851350
2* 18.4670 9.5000
3 37.9872 1.7000 29.14 2.001000
4 -59.4794 D4
5 10.5205 3.6000 40.66 1.883000
6 59.5132 0.5500
7 65.4878 0.5500 19.32 2.001780
8* 8.4529 0.9000
9 29.2520 1.7000 52.34 1.755000
10 -19.4163 0.7000
11 ∞ 1.4000 (開口絞り)
12 ∞ Bf (視野絞り)
[非球面データ]
第2面
κ=4.3456
A2=0.00000E+00,A4=3.67240E-05,A6=0.00000E+00,A8=0.00000E+00
第8面
κ=1.2169
A2=0.00000E+00,A4=8.09920E-07,A6=-4.81970E-07,A8=0.00000E+00
[可変間隔データ]
無限遠合焦状態 近距離合焦状態
f=13.0 β=-0.10000
D0 ∞ 132.1854
D4 0.30194 1.06502
Bf 11.07817 12.34997
TL 32.98010 35.01498
[条件式対応値]
条件式(1) {f×(Nn1+Np2−Np1−Nn2)}/Rc=0.0617
条件式(2) Nn1/Np1=0.925
条件式(3) f2/f1=0.405
条件式(4) X2/X1=0.625
条件式(5) (−f11×Nn1)/(f12×Np1)=0.889
条件式(6) Rc/IH=−9.07
図4(b)は撮像レンズPL(2)の近距離合焦状態(至近撮影距離L=167mm)における諸収差図である。そして、各収差図より、第2実施例では、諸収差が良好に補正され、優れた結像性能を有していることがわかる。その結果、第2実施例の撮像レンズPL(2)を搭載することにより、デジタルスチルカメラCAMにおいても、優れた光学性能を確保することができる。
以下、本願の第3実施例について図5〜図6および表3を用いて説明する。図5は第3実施例に係る撮像レンズPL(3)の無限遠合焦状態におけるレンズ構成図である。第3実施例に係る撮像レンズPL(3)は、光軸に沿って物体側から順に並んだ、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、正の屈折力を有する第2レンズ群G2と、開口絞りS1と、視野絞りS2とから構成される。第1レンズ群G1は、光軸に沿って物体側から順に並んだ、負の屈折力を有する第1部分群Gaと、正の屈折力を有する第2部分群Gbとから構成される。
[諸元データ]
f=23.0
FNO=1.8
ω=34.9°
φ1=12.00
φ2=12.00
[レンズデータ]
面番号 R D νd nd
1 985.4960 2.0000 40.10 1.851350
2* 32.6688 16.2000
3 50.2996 2.5000 29.14 2.001000
4 -234.2439 D4
5 20.0225 3.0000 52.34 1.755000
6 77.2987 0.5000
7 17.7523 2.0000 40.66 1.883000
8 25.2171 1.0000
9 40.0672 1.0000 19.32 2.001780
10 12.0756 2.0000
11 58.0664 3.0000 52.34 1.755000
12 -42.0884 D12
13 ∞ 2.5000 (開口絞り)
14 ∞ Bf (視野絞り)
[非球面データ]
第2面
κ=3.9100
A2=0.00000E+00,A4=8.11580E-06,A6=0.00000E+00,A8=0.00000E+00
[可変間隔データ]
無限遠合焦状態 近距離合焦状態
f=23.0 β=-0.10000
D0 ∞ 234.3062
D4 1.00000 2.13309
D12 1.20000 3.46617
Bf 18.23805 18.23805
TL 56.13805 59.53731
[条件式対応値]
条件式(1) {f×(Nn1+Np2−Np1−Nn2)}/Rc=0.0651
条件式(2) Nn1/Np1=0.925
条件式(3) f2/f1=0.358
条件式(4) X2/X1=0.667
条件式(5) (−f11×Nn1)/(f12×Np1)=0.885
条件式(6) Rc/IH=−9.12
以下、本願の第4実施例について図7〜図8および表4を用いて説明する。図7は第4実施例に係る撮像レンズPL(4)の無限遠合焦状態におけるレンズ構成図である。第4実施例に係る撮像レンズPL(4)は、光軸に沿って物体側から順に並んだ、正の屈折力
を有する第1レンズ群G1と、正の屈折力を有する第2レンズ群G2と、開口絞りS1と、視野絞りS2とから構成される。第1レンズ群G1は、光軸に沿って物体側から順に並んだ、負の屈折力を有する第1部分群Gaと、正の屈折力を有する第2部分群Gbとから構成される。
[諸元データ]
f=6.5
FNO=2.0
ω=36.2°
φ1=3.38
φ2=3.40
[レンズデータ]
面番号 R D νd nd
1 278.5095 0.5000 49.49 1.772500
2 8.4045 5.8000
3 16.9303 0.9000 32.31 1.953750
4 -43.0393 D4
5 5.6516 1.5000 40.66 1.883000
6 28.9723 0.3000
7 17.8656 0.5000 19.32 2.001780
8 4.5221 0.4000
9 16.0094 0.5000 25.26 1.902000
10 9.2235 0.9000 52.34 1.755000
11 -11.7719 0.4000
12 ∞ 0.7000 (開口絞り)
13 ∞ Bf (視野絞り)
[可変間隔データ]
無限遠合焦状態 近距離合焦状態
f=6.5 β=-0.10000
D0 ∞ 65.1876
D4 0.40695 0.91566
Bf 5.83081 6.46754
TL 18.63776 19.78319
[条件式対応値]
条件式(1) {f×(Nn1+Np2−Np1−Nn2)}/Rc=0.0583
条件式(2) Nn1/Np1=0.907
条件式(3) f2/f1=0.365
条件式(4) X2/X1=0.556
条件式(5) (−f11×Nn1)/(f12×Np1)=0.794
条件式(6) Rc/IH=−8.95
条件式(1) {f×(Nn1+Np2−Np1−Nn2)}/Rc=0.0331
以下、本願の第5実施例について図9〜図10および表5を用いて説明する。図9は第5実施例に係る撮像レンズPL(5)の無限遠合焦状態におけるレンズ構成図である。第5実施例に係る撮像レンズPL(5)は、屈折力が小さい前方レンズ群Gfと、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、正の屈折力を有する第2レンズ群G2と、開口絞りS1と、視野絞りS2とから構成される。第1レンズ群G1は、光軸に沿って物体側から順に並んだ、負の屈折力を有する第1部分群Gaと、正の屈折力を有する第2部分群Gbとから構成される。
[諸元データ]
f=13.0
FNO=2.0
ω=35.8°
φ1=6.42
φ2=6.80
[レンズデータ]
面番号 R D νd nd
1 423.9842 1.0000 40.66 1.883000
2 129.7135 D2
3 670.4259 1.0000 40.10 1.851350
4* 22.2268 9.5000
5 60.3470 1.7000 29.14 2.001000
6 -47.5377 D6
7 10.1282 3.6000 40.66 1.883000
8 54.4342 0.5500
9 49.9222 0.5500 19.32 2.001780
10* 8.4664 0.9000
11 26.0409 1.7000 52.34 1.755000
12 -22.7514 0.7000
13 ∞ D13 (開口絞り)
14 ∞ Bf (視野絞り)
[非球面データ]
第4面
κ=5.7998
A2=0.00000E+00,A4=3.71470E-05,A6=0.00000E+00,A8=0.00000E+00
第10面
κ=1.3317
A2=0.00000E+00,A4=-1.16730E-05,A6=-5.89930E-07,A8=0.00000E+00
[可変間隔データ]
無限遠合焦状態 近距離合焦状態
f=13.0 β=-0.10000
D0 ∞ 131.7056
D2 3.30617 1.03964
D6 0.97550 1.93190
D13 1.40000 2.71013
Bf 11.01101 11.01101
TL 37.89267 37.89267
[条件式対応値]
条件式(1) {f×(Nn1+Np2−Np1−Nn2)}/Rc=0.0617
条件式(2) Nn1/Np1=0.925
条件式(3) f2/f1=0.308
条件式(4) X2/X1=0.578
条件式(5) (−f11×Nn1)/(f12×Np1)=0.934
条件式(6) Rc/IH=−9.07
体側に弱い正のパワーのレンズやノーパワーのレンズを追加した3つのレンズ群からなる構成等、他の構成にも適用可能である。また、最も像側に弱い負のパワーのレンズや、弱い正のパワーのレンズ、ノーパワーのレンズを追加した構成でも構わない。
C 撮像素子(Ci 撮像面)
PL 撮像レンズ
G1 第1レンズ群 G2 第2レンズ群
Ga 第1部分群 Gb 第2部分群
S1 開口絞り S2 (第1の)視野絞り
S3 第2の視野絞り
I 像面
Claims (18)
- 物体側に凹面を向けて湾曲した撮像面上に物体の像を結像させる撮像レンズであって、
物体側から順に並んだ、正の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群とを有し、
合焦の際、少なくとも前記第1レンズ群が移動し、前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との間隔が変化し、
前記第1レンズ群は、物体側から順に並んだ、1枚の負レンズからなり負の屈折力を有する第1部分群と、正の屈折力を有する第2部分群とからなり、
前記第2レンズ群は、負レンズと正レンズとを有し、
以下の条件式を満足することを特徴とする撮像レンズ。
0.03<{f×(Nn1+Np2−Np1−Nn2)}/Rc<0.08
但し、
f:前記撮像レンズの焦点距離、
Rc:前記撮像面の曲率半径、
Nn1:前記第1レンズ群における負レンズの平均屈折率、
Np1:前記第1レンズ群における正レンズの平均屈折率、
Nn2:前記第2レンズ群における前記負レンズの平均屈折率、
Np2:前記第2レンズ群における前記正レンズの平均屈折率。 - 物体側に凹面を向けて湾曲した撮像面上に物体の像を結像させる撮像レンズであって、
物体側から順に並んだ、正の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群とを有し、
合焦の際、少なくとも前記第1レンズ群が移動し、前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との間隔が変化し、
前記第1レンズ群は、物体側から順に並んだ、1枚の負レンズからなり負の屈折力を有する第1部分群と、正の屈折力を有する第2部分群とからなり、
前記第2レンズ群は、負レンズと正レンズとを有し、
以下の条件式を満足することを特徴とする撮像レンズ。
0.02<{f×(Nn1+Np2−Np1−Nn2)}/Rc<0.10
0.350<f2/f1<0.600
但し、
f:前記撮像レンズの焦点距離、
Rc:前記撮像面の曲率半径、
Nn1:前記第1レンズ群における負レンズの平均屈折率、
Np1:前記第1レンズ群における正レンズの平均屈折率、
Nn2:前記第2レンズ群における前記負レンズの平均屈折率、
Np2:前記第2レンズ群における前記正レンズの平均屈折率、
f1:前記第1レンズ群の焦点距離、
f2:前記第2レンズ群の焦点距離。 - 物体側に凹面を向けて湾曲した撮像面上に物体の像を結像させる撮像レンズであって、
物体側から順に並んだ、正の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群とを有し、
合焦の際、少なくとも前記第1レンズ群が移動し、前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との間隔が変化し、
前記第1レンズ群は、物体側から順に並んだ、1枚の負レンズからなり負の屈折力を有する第1部分群と、正の屈折力を有する第2部分群とからなり、
前記第2レンズ群は、負レンズと正レンズとを有し、
以下の条件式を満足することを特徴とする撮像レンズ。
0.02<{f×(Nn1+Np2−Np1−Nn2)}/Rc<0.10
0.75<(−f11×Nn1)/(f12×Np1)<0.89
但し、
f:前記撮像レンズの焦点距離、
Rc:前記撮像面の曲率半径、
Nn1:前記第1レンズ群における負レンズの平均屈折率、
Np1:前記第1レンズ群における正レンズの平均屈折率、
Nn2:前記第2レンズ群における前記負レンズの平均屈折率、
Np2:前記第2レンズ群における前記正レンズの平均屈折率、
f11:前記第1部分群の焦点距離、
f12:前記第2部分群の焦点距離。 - 物体側に凹面を向けて湾曲した撮像面上に物体の像を結像させる撮像レンズであって、
物体側から順に並んだ、正の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群とを有し、
合焦の際、少なくとも前記第1レンズ群が移動し、前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との間隔が変化し、
前記第1レンズ群は、物体側から順に並んだ、1枚の負レンズからなり負の屈折力を有する第1部分群と、正の屈折力を有する第2部分群とからなり、
前記第2レンズ群は、負レンズと正レンズとを有し、
前記第2レンズ群よりも像側に開口絞りが配置され、
以下の条件式を満足することを特徴とする撮像レンズ。
0.02<{f×(Nn1+Np2−Np1−Nn2)}/Rc<0.10
但し、
f:前記撮像レンズの焦点距離、
Rc:前記撮像面の曲率半径、
Nn1:前記第1レンズ群における負レンズの平均屈折率、
Np1:前記第1レンズ群における正レンズの平均屈折率、
Nn2:前記第2レンズ群における前記負レンズの平均屈折率、
Np2:前記第2レンズ群における前記正レンズの平均屈折率。 - 以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1、請求項3、および請求項4のいずれか一項に記載の撮像レンズ。
0.100<f2/f1<0.600
但し、
f1:前記第1レンズ群の焦点距離、
f2:前記第2レンズ群の焦点距離。 - 以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1、請求項2、および請求項4のいずれか一項に記載の撮像レンズ。
0.6<(−f11×Nn1)/(f12×Np1)<1.2
但し、
f11:前記第1部分群の焦点距離、
f12:前記第2部分群の焦点距離。 - 前記第2レンズ群よりも像側に開口絞りが配置されることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の撮像レンズ。
- 前記開口絞りよりも像側に視野絞りが配置されることを特徴とする請求項7に記載の撮像レンズ。
- 前記開口絞りよりも像側に第1の視野絞りが配置され、
前記第1部分群と前記第2部分群との間に第2の視野絞りが配置されることを特徴とする請求項7または8に記載の撮像レンズ。 - 以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の撮像レンズ。
0.75<Nn1/Np1<1.00 - 無限遠物体から有限距離物体への合焦の際、前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との間隔が拡がることを特徴とする請求項1から10のいずれか一項に記載の撮像レンズ。
- 以下の条件式を満足することを特徴とする請求項11に記載の撮像レンズ。
0.3<X2/X1<1.0
但し、
X1:前記合焦の際の前記第1レンズ群の光軸に沿った移動量、
X2:前記合焦の際の前記第2レンズ群の光軸に沿った移動量。 - 前記第1部分群のうち最も物体側のレンズにおける少なくともいずれかのレンズ面が非球面であることを特徴とする請求項1から12のいずれか一項に記載の撮像レンズ。
- 前記第2レンズ群における全てのレンズ面が球面であることを特徴とする請求項1から13のいずれか一項に記載の撮像レンズ。
- 前記第2レンズ群における少なくともいずれかのレンズ面が非球面であることを特徴とする請求項1から13のいずれか一項に記載の撮像レンズ。
- 物体側に凹面を向けて湾曲した撮像面上に物体の像を結像させる撮像レンズと、
前記撮像面上に結像した前記物体の像を撮像する撮像素子とを備え、
前記撮像レンズが請求項1から15のいずれか一項に記載の撮像レンズであることを特徴とする撮像システム。 - 前記撮像レンズと前記撮像素子との間に、モアレまたは偽色を低減させるための光学ローパスフィルターが配置されていないことを特徴とする請求項16に記載の撮像システム。
- 前記撮像レンズと前記撮像素子とが一体的に構成されることを特徴とする請求項16または17に記載の撮像システム。
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