JP6758507B2 - 容器内に入れられた食物を蒸気加熱および/または蒸気調理するためのモジュラースチーマ付属品 - Google Patents

容器内に入れられた食物を蒸気加熱および/または蒸気調理するためのモジュラースチーマ付属品 Download PDF

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Description

本発明は、蒸気製造装置(steam production apparatuses)ならびに食物を蒸気加熱(steam-heating)および/または蒸気調理(steam-cooking)するためのデバイスの技術分野に関する。
より具体的には、本発明は、容器内に入れられた食物を蒸気加熱および/または蒸気調理するためのスチーマ付属品(steamer accessories)に関する。
本発明は、また、そのようなスチーマ付属品を形成する蒸気製造デバイスに関連する容器を含む、食物を蒸気加熱および/または蒸気調理するための装置に関する。
特許文献1から、我々は、加熱デバイスを含む蒸気製造チャンバ(steam production chamber)を含む蒸気発生器を含むスチーマ付属品であって、蒸気製造チャンバは、蒸気発生器の下部に設けられた少なくとも1つの蒸気分配出口(steam distribution outlet)に接続される、スチーマ附属品を知っている。このアレンジメントは、蒸気が、蒸気発生器の下方に配置される調理エンクロージャ内に注入されることを可能にする。蒸気製造チャンバには、滴下(drop)制御デバイスによって、水が供給される。しかしながら、このデバイスは、蒸気で食物を加熱または調理するためよりも、グリル内への蒸気の一回限りの注入(one-off injection)に、より適している。
米国特許第6530308号明細書(US6530308)
本発明の1つの目的は、食物を蒸気加熱および/または蒸気調理するための容器と共に使用されるスチーマ付属品であって、蒸気の漏出(escape)が制御されることを可能にする、スチーマ付属品を提案することである。
本発明の別の目的は、食物を蒸気加熱および/または蒸気調理するための容器と共に使用されるスチーマ付属品であって、種々のサイズの容器に適している、スチーマ付属品を提案することである。
本発明の別の目的は、食物を蒸気加熱および/または蒸気調理するための容器と共に使用されるスチーマ付属品であって、構成するのに経済的である、スチーマ付属品を提案することである。
本発明の別の目的は、容器およびスチーマ付属品を含む、食物を蒸気加熱および/または蒸気調理するための、電気スチーマ(electric steamer)であって、蒸気の漏出が制御されることを可能にする、電気スチーマを提案することである。
本発明の別の目的は、容器およびスチーマ付属品を含む、食物を蒸気加熱および/または蒸気調理するための電気スチーマであって、種々のサイズの容器に適している、電気スチーマを提案することである。
本発明の別の目的は、容器およびスチーマ付属品を含む、食物を蒸気加熱および/または蒸気調理するための電気スチーマであって、構成するのに経済的である、電気スチーマを提案することである。
これらの目的は、容器内に入れられた食物を蒸気加熱および/または蒸気調理するためのスチーマ付属品によって達成され、スチーマ付属品は、蒸気発生器の下部に設けられた少なくとも1つの蒸気分配出口に接続される蒸気製造チャンバを含む蒸気発生器を含み、スチーマ付属品は、蒸気発生器の重量を支持するリングであって下面および上面を有するリングを含む、スチーマ付属品を用いて、リングは、必要に応じて蒸気発生器と共に、リングの下面をリングの上面と連通させる少なくとも1つの通気口(vent)を提供する。換言すると、前記通気口は、リング内またはリングと蒸気発生器との間のどちらかに設けられ得る。同一の種類の蒸気発生器が、したがって、種々のサイズのリングと共に使用され得る。このアレンジメントは、スチーマ付属品を種々のサイズの容器に適合させることを容易にする。このアレンジメントは、また、スチーマ付属品とスチーマ付属品と共に使用される容器とによって形成されるエンクロージャからの蒸気の漏出の、よりよい制御を可能にする。
次に、有利には、リングは、蒸気発生器から取り外し可能である。このアレンジメントは、種々のリングが同一の蒸気発生器と共に使用されることを可能にする。
かさねて有利には、リングは、蒸気発生器を取り囲む環状壁(annular wall)を有する。環状壁は、したがって、リングの下面および上面の大半、またはリングの下面および/または上面の全体さえも画定する。
有利には、次に、環状壁は、ガラス製である。このアレンジメントは、蒸気調理を観察することを可能にする。
1つの実施形態によると、前記通気口は、環状壁を通過する。このアレンジメントは、通気口のサイズが使用されるリングに従って画定されることを可能にする。このアレンジメントは、また、通気口が蒸気発生器から取り除かれる(removed)ことを可能にする。
1つの実施形態によると、前記通気口は、リングの下面をリングの上面と連通させる導管(conduit)によって形成される。このアレンジメントは、蒸気の漏出の、よりよい制御を可能にする。このアレンジメントは、また、通気口のサイズが使用されるリングに従って画定されることを可能にする。このアレンジメントは、また、通気口が蒸気発生器から取り除かれることを可能にする。
別の実施形態によると、前記通気口は、リングと蒸気発生器との間に設けられる。このアレンジメントは、リングの施工(execution)を単純化する。しかしながら、リングおよび蒸気発生器は、必ずしも、各々、通気口の一部を提供するインデントを有する必要はない。
かさねて有利には、リングは、蒸気発生器の重量を支持する環状シール(annular seal)を有する。このアレンジメントは、リングと蒸気発生器との間に、よりよいリーク密閉性(leaktightness)を達成する。
別の実施形態によると、前記通気口は、環状シール内に設けられる。
あるいはまた、通気口は、リングによっておよび蒸気発生器によって同時に、特に、環状シールによっておよび蒸気発生器によって同時に、範囲を定められ得る。
かさねて有利には、スチーマ付属品は、水リザーバを含む。そのような実施形態は、家庭用機器(household appliance)によく適している。
次に、有利には、水リザーバの重量は、リングによって支持される
かさねて有利には、スチーマ付属品は、蒸気製造チャンバに水を供給する水リザーバを含む。このアレンジメントは、より少量の水が加熱されることを可能にし、これは、蒸気をより速く得るのに役立つ。あるいはまた、蒸気製造チャンバが、水リザーバを含み得る。換言すると、蒸気製造チャンバは、次に、水リザーバが例えばボイラー内におけるように加熱されることを可能にする加熱デバイスを含む。
1つの実施形態によると、水リザーバは、蒸気発生器から取り外し可能であり、および蒸気発生器は、取り外し可能な水リザーバの重量を支持する。このアレンジメントは、水リザーバの充填を容易にする。
かさねて有利には、蒸気発生器は、環状ベアリング面(annular lower bearing surface)を有する。このアレンジメントは、容器のまたはアダプタの上縁部上に蒸気発生器を配置することを可能にする。
かさねて有利には、蒸気発生器は、前記少なくとも1つの蒸気分配出口がその中に形成される下壁を有し、および蒸気製造チャンバは、蒸気発生器内に下壁から離れて配置される。これらのアレンジメントは、蒸気製造チャンバの下に蒸気分配チャンバ(steam distribution chamber)を有することを可能にし、これは、蒸気分配出口のアレンジメントに、より自由を与える。
かさねて有利には、蒸気発生器は、外部側壁を有し、および蒸気製造チャンバは、蒸気発生器内に外部側壁から離れて配置される。これらのアレンジメントは、蒸気発生器の外部側壁の温度を制限することを可能にする。
これらの目的は、また、加熱および/または調理されるべき食物を入れるための容器、および容器上に載ることが意図されるカバーを含み、その中で、カバーは容器内に入れられた食物を蒸気加熱および/または蒸気調理するためのスチーマ付属品を形成する、電気スチーマにより達成される。なぜならば、スチーマ付属品は上述の特徴のうちの少なくとも1つに従うからである。
本発明は、添付される図1から図6に示される、決して制限的ではない2つの実施形態の例を考慮して、より完全に理解されるであろう。
本発明によるスチーマ付属品の第1の実施形態の例の概略立面図である。 本発明によるスチーマ付属品の第2の実施形態の例の概略立面図である。 本発明による電気スチーマを形成するために調理容器上に配置された、図1に示されるスチーマ付属品の概略立面図である。 図1、図2および図3に示されるスチーマ付属品の加熱部(heating part)の第1の実施形態の概略立面断面図である。 スチーマ付属品の加熱部の第2の実施形態の斜視断面図である。 別の向きによる、図5に示される加熱部の斜視断面図である。 別の断面による、図5および図6に示される加熱部の斜視断面図である。
図1および図2は、容器内に入れられた食物を蒸気加熱および/または蒸気調理するためのスチーマ付属品4;4’の2つの実施形態の例を示す。図1に示されるスチーマ付属品4および図2に示されるスチーマ付属品4’は、蒸気発生器5を含む。図1に示されるスチーマ付属品4は、リング80を含む。図2に示されるスチーマ付属品4’は、リング80’を含む。
リング80;80’は、蒸気発生器5の重量を支持する。リング80;80’は、下面81;81’および上面82;82’を有する。リング80;80’は、蒸気発生器5を取り囲む。リング80;80’は、容器上に載ることが意図される縁部(edge)83;83’を有する。リング80;80’は、蒸気発生器5を取り囲む環状壁86;86’を有する。リング80;80’は、下面81;81’を上面82;82’と連通させる通気口90;90’ を有する。
より具体的には、図1および図2に示される実施形態の例において、リング80;80’は、蒸気発生器5から取り外し可能である。リング80;80’は、蒸気発生器5の重量を支持する環状シール85;85’を有する。
より具体的には、図1および図2に示される実施形態の例において、環状壁86;86’は、ガラス製である。図1に概略的に表されるように、環状壁86は、平坦である。図2に概略的に表されるように、環状壁86'は、上向きに曲線的(rounded upwards)である。縁部83;83’は、金属製、特に、ステンレス鋼製であり得る。変形として、環状壁86;86’は、特に、金属製、特に、ステンレス鋼製であり得る。縁部83;83’は、次に、必要に応じて、環状壁86;86’内に統合され得る(can be integrated)。
図1に示される実施形態の例において、通気口90は、環状壁86を通過する。より具体的には、通気口90は、リング80の下面81をリング80の上面82と連通させる導管87によって形成される。必要に応じて、導管87は、環状壁86の下面より下および/または環状壁86の上面より上に延びていてもよい。導管87は、特に、2つの接合金属部品(joined metal parts)によって形成されることができ、これは、例えば、螺合されてもよい。このアレンジメントは、導管87を収容するために環状壁86に設けられる穿孔の周りの環状壁86の厚さを保護する(conserves)。導管87は、したがって、環状壁86の上面上におよび環状壁86の下面に抗して載ることができる。変形として、導管は、特に、環状壁86から出て来得る。
図2に示される実施形態の例において、通気口90’は、リング80’と蒸気発生器5との間に設けられる。より具体的には、通気口90’は、環状シール85’内に設けられる。
図3に概略的に示される電気スチーマ1は、加熱および/または調理されるべき食物を入れるための容器2ならびに容器2上に載ることが意図されるカバー3を含む、食物を蒸気加熱および/または蒸気調理するための機器である。カバー3は、容器2内に入れられた食物を蒸気加熱および/または蒸気調理するためのスチーマ付属品4を形成する。スチーマ付属品4は、容器2上に載る。より具体的には、リング80は、容器2上に載る。通気口90は、容器2より上に放出する(discharges above the container 2)。
使用される容器2の直径に従って、リング80の縁部83は、容器2の上縁部上に載ってもよく乗らなくてもよい。
図4に示される実施形態において、スチーマ付属品4は、蒸気発生器5および水リザーバ6を含む。水リザーバ6は、蒸気発生器5から取り外し可能であり、および蒸気発生器5は、取り外し可能な水リザーバ6の重量を支持する。蒸気発生器5は、蒸気発生器5上に配置される水リザーバ6によって水が供給される水入口(water inlet)14を含む。蒸気発生器5は、蒸気製造チャンバ20を含む。水リザーバ6は、蒸気製造チャンバ20に水を供給する。この点について、蒸気製造チャンバ20は、蒸気発生器5上に配置される水リザーバ6によって水が供給される水供給入口(water supply inlet)21を有する。蒸気製造チャンバ20は、蒸気製造チャンバ20内の水を蒸気に変換するための加熱デバイス50を含む。蒸気製造チャンバ20は、少なくとも1つの蒸気排気出口(steam evacuation outlet)22を有する。蒸気製造チャンバ20は、蒸気発生器5の下部10に設けられた少なくとも1つの蒸気分配出口15に接続される。
より具体的には、蒸気発生器5は、リング80;80’上に載ることが意図される環状ベアリング面9を有する。蒸気発生器5の水入口14は、蒸気発生器5の上面19に配置される。水入口14は、漏斗を形成する。水入口14は、蒸気製造チャンバ20の水供給入口21に放出する。蒸気発生器5は、前記少なくとも1つの蒸気分配出口15がその中に形成される下壁13を有する。蒸気発生器5は、蒸気発生器5上に配置される水リザーバ6の下に延びる外部側壁12を有する。
図4に示される実施形態において、加熱デバイス50は、蒸気製造チャンバ20の底部(bottom)に配置される。加熱デバイス50は、特に、スクリーン印刷された加熱素子(heating element)、または熱拡散板(heat diffusion plate)の下および/または熱拡散板の中に配置された補強された加熱素子を含んでいてもよい。変形として、加熱デバイス50は、特に、蒸気製造チャンバ20の内側に配置され得る。
好ましい実施形態によると、蒸気製造チャンバ20は、水供給入口21よりも高く位置付けられる少なくとも1つの蒸気排気出口22を有し、前記少なくとも1つの蒸気排気出口22は、前記少なくとも1つの蒸気分配出口15と連通する。
図4に示される実施形態において、蒸気製造チャンバ20は、水供給入口21よりも高く位置付けられおよび蒸気分配出口15と連通するいくつかの蒸気排気出口22を有する。蒸気製造チャンバ20は、蒸気発生器5内に下壁13から離れて配置され、これは、蒸気分配出口15の位置に、より自由を与える。蒸気製造チャンバ20は、蒸気発生器5内に外部側壁12から離れて配置される。下部10は、下壁13を形成する。
水リザーバ6は、蒸気発生器5に水を供給する排水口(drain outlet)32を含む。
図4に示される実施形態において、スチーマ付属品4は、水リザーバ6が蒸気発生器5上に配置されたときに排水口32を外側と連通させる少なくとも1つの風道(airway)38を含む。図4においてはっきりと目に見えるように、前記少なくとも1つの風道38は、水リザーバ6と蒸気発生器5との間に、より具体的には、水リザーバ6の下面33と蒸気発生器5の上面19との間に、設けられる。水リザーバ6および/または蒸気発生器5は、この目的のために、水リザーバ6の下面33を蒸気発生器5の上面19から分離するためのスペーサ(図4に描かれていない)を有していてもよい。変形として、前記少なくとも1つの風道38は、特に、水リザーバ6の中および/または蒸気発生器5の中に設けられていてもよい。
図4に示される実施形態において、排水口32は、水リザーバ6の下面33に配置される。水リザーバ6の下部は、蒸気発生器5の上部上に載る。
より具体的には、排水口32は、蒸気製造チャンバ20の水供給入口21より上に延びる。排水口32は、排水口32が閉鎖される閉鎖位置(closed position)と排水口32が水リザーバ6から水が流れ出ることを可能にする排水位置(drainage position)との間を移動することのできる弁34を提供する(presents)。好ましくは、水リザーバ6は、弁34の不測の動作(inadvertent actions)を防止するために、閉鎖位置に位置付けられた弁34より下に延びる少なくとも1つのベアリング面36を含む。好ましい実施形態によると、弁34は、閉鎖位置に位置付けられた弁34より下に延びる導管30によって取り囲まれる。
図4に示される実施形態において、蒸気発生器5は、水リザーバ6が蒸気発生器5上に配置されたときに弁34を排水位置に向かって押すラグ17を有する。図4において目に見えるように、ラグ17は、蒸気製造チャンバ20内に配置される。弁34は、主に鉛直方向(vertical direction)に移動することができる。弁34は、弾性戻り要素(return element)35によって閉鎖位置に向かって押される。弾性戻り要素35は、有利には、螺旋ばねによって形成される。ベアリング面36は、排水口32によって形成される。変形として、弁34は、水リザーバ6が蒸気発生器5上に配置されたときに蒸気製造チャンバ20によって押されるラグを有していてもよい。
好ましい実施形態によると、水リザーバ6は、いくつかの角度方向(angular orientations)に従って、蒸気発生器5上に位置付けられてもよい。図4に示される実施形態において、水リザーバ6は、特別なインデキシングを伴わずに蒸気発生器5上に位置付けられてもよい。より具体的には、水入口14は、蒸気発生器5の上面19の中央部に配置される。
好ましい実施形態によると、水リザーバ6は、把持デバイス(gripping device)40を含む。図4に示される実施形態において、把持デバイス40は、排水口32の反対側に配置される。把持デバイス40は、水リザーバ6が上下逆さまに配置されたときに水リザーバ6を保持するように設計されたベアリング面41を有する。
水リザーバ6は、組み立てられた2つの部品の形で(in two assembled parts)作られてもよく、これは、必要に応じて、特に、充填するためおよび/または洗浄するために、取り外し可能(dismountable)であり得る。図4に示される実施形態において、水リザーバ6の下面33は、排水口32を提供する止め具44がその周りに取り付けられる(mounted)オリフィス43を含むベース42によって形成される。止め具44は、弁34を収容する。本体45は、ベース42上に取り付けられる。把持デバイス40は、本体45から出てくる。本体45は、それがベース42から取り外し可能であってもなくてもよいように組み立てられてもよい。変形として、把持デバイス40は、特に、ベース42から出てきてもよく、または、本体45上またはベース42上に接続されまたは固定されてもよい。水リザーバ6は、排水口32とは別個の(separate from)充填オリフィスを含んでいてもよい。必要に応じて、充填オリフィスは、閉鎖されてもよい。
図4に示される蒸気発生器5を含む、図1に示されるスチーマ付属品4および図3に示される電気スチーマ付属品1は、以下のように作動しおよび使用される。
使用者は、まず、例えば、水リザーバ6をひっくり返した後にベース42を本体45から取り外すことによって、水リザーバ6を充填する。使用者は、次に、ベース42を本体45上に置き戻し、および水リザーバ6を再びひっくり返して、水リザーバ6を蒸気発生器5上に位置付ける。水リザーバ6の排水口32は、その結果、蒸気発生器5の水入口14内に延びる。弁34は、水リザーバ6が蒸気発生器5上に配置されたときに、蒸気発生器5によって排水位置に向かって押される。ラグ17は、その結果、導管30内に延び、および水リザーバ6の排水口32から来る水が蒸気発生器5の水入口14内に流れて水リザーバ6の排水口32に達するように、弁34を排水位置に向かって押す。水位は、蒸気製造チャンバ20内において、それが排水口32に達するまで上昇する。蒸気発生器5上に位置付けられた水リザーバ6は、排水口32より上に密閉チャンバ(closed chamber)39を形成する。水は、空気がその場所を取らない限り、水リザーバ6から流れ出ることができない。この点について、風道38を介してスチーマ付属品4の外側と連通する排水口32は、水位が排水口32に達しない限り、空気が水リザーバ6に入ることを可能にする。
使用者は、次に、加熱デバイス50のスイッチを入れる(turns on)。蒸気製造チャンバ内の水の温度は、蒸気が製造されるまで上昇する。蒸気は、次に、蒸気排気出口22を介して漏出して蒸気分配出口15に達し、および容器2内で膨張して容器2内の食物を調理または加熱する。食物よりも上の空気は、通気口90を通って漏出し得る。蒸気の製造は、蒸気製造チャンバ20内の水位が排水口32より下に低下する結果に繋がり、これは、蒸気製造チャンバ20に水が再供給されることを可能にする。水は、次に、スチーマ付属品4の外側からの空気が風道38を通過して排水口32を通って水リザーバ6に入る状態で、水リザーバ6から排水口32を介して水位が排水口32に達するまで流れ出ることができる。
容器2内の食物が蒸気で飽和したとき、蒸気は、リング80内に設けられた通気口90を通って漏出する。
水リザーバ6は、重力により蒸気製造チャンバ20に水を供給する。換言すると、水は、蒸気製造チャンバ20に供給するために(to supply)、水リザーバ6から流れる。
変形として、水リザーバ6は、必ずしも、弁34を有さない。水リザーバ6の排水口32は、特に、蒸気製造チャンバ20に入る水流が、蒸気製造チャンバ20から溢れ出す水を伴わずに蒸気製造チャンバ20内の水が蒸発することを可能にするように、較正されてもよい。
変形として、水入口14および水供給入口21は、結合されてもよい。
変形として、水リザーバ6は、バヨネットクロージャによって蒸気発生器5上に係止されてもよい。この点について、水リザーバ6は例えば、蒸気発生器に対して回転によって留める(fastening)ために設けられたタブをふくんでいてもよく、またその逆もしかり。
変形として、スチーマ付属品4は、蒸気製造チャンバ20に供給するために、水リザーバ6から出る水の流れを制御するためのポンプを含んでいてもよい。電気接続を簡単にするために、ポンプは、有利には、蒸気発生器5内に配置されてもよい。
図4は、図1、図2および図3に示されるスチーマ付属品の加熱部の施行(execution)に対応する。図4に示される実施形態において、スチーマ付属品4は、蒸気発生器5および水リザーバ6を含む。蒸気発生器5は、水リザーバ6の重量を支持する。図1および図2に表されるように、リング80;80’は、蒸気発生器5の重量を支持する。したがって、水リザーバ6の重量は、図1および図2においてはっきりと目に見えるように、リング80;80’によって支持される
図5から図7は、蒸気発生器105の重量を支持することが意図される少なくとも1つのリング(図中に表されていない)を同様に含むスチーマ付属品104に属する蒸気発生器105の別の実施形態を示す。
スチーマ付属品104は、容器(同様に、図中に表されていない)内に入れられた食物を蒸気加熱および/または蒸気調理することが意図される。スチーマ付属品104は、蒸気発生器105および水リザーバ106を含む。
水リザーバ106は、 充填オリフィス160を介して外側と連通する。必要に応じて、水リザーバ106は、少なくとも1つの他の充填オリフィスを有していてもよい。
蒸気発生器105は、蒸気製造チャンバ120を含む。水リザーバ106は、重力により蒸気製造チャンバ120に水を供給する。この点について、水リザーバ106は、水供給入口121を介して、蒸気製造チャンバ120と連通する。必要に応じて、水リザーバ106は、少なくとも1つの他の水供給入口を通して蒸気製造チャンバ120と連通してもよい。
好ましくは、水リザーバ106は、水供給入口121に向かって放出する底部108を有する。
図5から図7に示される実施形態において、水リザーバ106は、蒸気製造チャンバ120を取り囲む。この点について、図7上でよりよく目に見える環状壁124は、蒸気製造チャンバ120を取り囲む。水供給入口121は、環状壁124内に形成される。
蒸気製造チャンバ120は、蒸気製造チャンバ120内の水を蒸気に変換するための加熱デバイス150を含む。図5から図7に示される実施形態において、加熱デバイス150は、加熱パッド151を含む。変形として、加熱デバイス150は、特に、蒸気製造チャンバ120の底部の少なくとも一部を形成する熱拡散板の下および/または熱拡散板の中に配置される加熱素子を含んでいてもよい。必要に応じて、蒸気製造チャンバ120は、いくつかの加熱デバイスを含んでいてもよい。
蒸気製造チャンバ120は、蒸気発生器105の下部110に設けられた少なくとも1つの蒸気分配出口115に接続される。この点について、蒸気製造チャンバ120は、水供給入口121よりも高く配置された少なくとも1つの蒸気排気出口122と連通する。蒸気製造チャンバ120は、蒸気排気出口(単数または複数)122より上に限定(confined)されてもよい。その蒸気排気出口122または各蒸気排気出口122は、導管125を介してその蒸気分配出口(単数)115または蒸気分配出口(複数)115のうちの1つと連通する。
より具体的には、図5から図7に示される実施形態において、蒸気製造チャンバ120は、蒸気製造チャンバ120より上に配置された蒸気膨張チャンバ(steam expansion chamber)170を介して蒸気排気出口(単数または複数)122と連通する。換言すると、前記蒸気膨張チャンバは、前記少なくとも1つの蒸気排気出口122より上に、外側との連通を有さない。分離側壁(separating side wall)180は、蒸気が充填オリフィス160から漏出するのを防止するために、充填オリフィス160と蒸気膨張チャンバ170との間に配置される。この点について、分離側壁180は、蒸気排気出口(単数または複数)122よりも下に延びる。換言すると、分離側壁180は、蒸気排気出口(単数または複数)122より下に延びる。より具体的には、分離側壁180は、水供給入口121よりも低く延びる。図5から図7においてはっきりと目に見えるように、分離側壁180は、水リザーバ106内に延びる。換言すると、水は、分離側壁180の下部の2つの面に達してもよい。
図5から図7に示される実施形態において、蒸気製造チャンバ120は、水供給入口121よりも高く配置されおよびいくつかの導管125を介して蒸気分配出口115と連通するいくつかの蒸気排気出口122を有する。より具体的には、導管125は、環状壁124内に設けられる。これらの導管125の2つの群は、加熱パッド151の両側上に配置される。導管125は、鉛直である。変形として、導管125は、必ずしも鉛直であることなく下降してもよい(may be descending)。好ましくは、導管125は、バッフルを有さない。換言すると、導管125は、必ずしも直線状であることなく、連続的な方法で下降する。
より具体的には、蒸気発生器105は、リング上に載ることが意図される環状ベアリング面109を有する。したがって、環状ベアリング面109がリング上に載っているとき、リングは、蒸気発生器105の重量を支持する。したがって、環状ベアリング面109がリング上に載っているとき、水リザーバ106の重量は、リングによって支持される
蒸気発生器105は、蒸気分配出口(単数または複数)115がその中に形成される下壁113を有する。蒸気製造チャンバ120は、蒸気発生器105内に下壁113から離れて配置され、これは、蒸気分配出口115の位置に、より自由を与える。
蒸気発生器105は、外部側壁112を有する。水リザーバ106の底部108は、外部側壁112を環状壁124に接続する。蒸気製造チャンバ120は、蒸気発生器105内に外部側壁112から離れて配置される。
スチーマ付属品104は、有利には透明または半透明材料製の上壁(top wall)116を有する。上壁116は、例えば、クリッピング(clipping)、結合(bonding)、オーバーモールディング(overmoulding)、螺合(screwing)または溶接(welding)によって、外部側壁112と組み立てられる。上壁116は、水リザーバ106の一部を形成する。分離側壁180は、上壁116から出る。上壁116は、蒸気膨張チャンバ170の上部を形成する。
図5から図7に示されるスチーマ付属品104は、以下の方法で機能しおよび使用される。
使用者は、容器内に食物を配置した後に、容器上にスチーマ付属品104を配置する。使用者は、オリフィス160を通して水リザーバ106を充填する。水は、水供給入口121を通って蒸気製造チャンバ120内に流れる。好ましくは、使用者は、水が蒸気排気出口122に達しおよび導管125を通って流れるのを防止するために、蒸気排気出口122よりも十分に低いレベルまで水リザーバ106を充填する。使用者は、次に、加熱デバイス150のスイッチを入れる。蒸気製造チャンバ120内の水の温度は、蒸気が製造されるまで上昇する。蒸気は、蒸気製造チャンバ120から上昇して蒸気膨張チャンバ170に達する。蒸気は、次に、上壁116によって、分離側壁180によって、および水リザーバ106内の水によって閉じ込められる(confined)。蒸気は、次に、蒸気排気出口122を介して漏出して、導管125を通って下降することによって蒸気分配出口115に達する。蒸気分配出口115を出る蒸気は、容器中に広がる(spreads through)。食物よりも上の空気は、通気口を通って漏出し得る。
容器内の食物が蒸気で飽和したとき、蒸気は、リング内に設けられた通気口を通って漏出する。
変形として、リング80;80’は、必要に応じて蒸気発生器5;105と共に、リング80;80’の下面81;81’をリング80;80’の上面82;82’と連通させる少なくとも1つの通気口90;90’を提供してもよい。
変形として、蒸気発生器5;105は、蒸気発生器5;105の下部10;110を蒸気発生器5;105の外部部分(external part)11;111と連通させる少なくとも1つの通気口を有していてもよい。
本発明は、記載される実施形態の例およびそれらの変形に決して限定されないが、特許請求の範囲の文脈の中で、多くの修正物を包含する。

Claims (18)

  1. 容器(2)内に入れられた食物を蒸気加熱および/または蒸気調理するためのスチーマ付属品(4;4’;104)であって、前記スチーマ付属品(4;4’;104)は、蒸気発生器(5;105)の下部(10;110)に設けられた少なくとも1つの蒸気分配出口(15;115)に接続される蒸気製造チャンバ(20;120)を含む蒸気発生器(5;105)を含み、前記スチーマ付属品(4;4’;104)は、前記蒸気発生器(5;105)の重量を支持するリング(80;80’)を含み、前記リング(80;80’)は、下面(81;81’)および上面(82;82’)を有し、前記スチーマ付属品(4;4’;104)は、水リザーバ(6;106)を含み、前記水リザーバ(6;106)の重量は、前記リング(80;80’)によって支持され、前記リング(80;80’)は、前記リング(80;80’)の下面(81;81’)を前記リング(80;80’)の前記上面(82;82’)と連通させる少なくとも1つの通気口(90;90’)を提供することを特徴とするスチーマ付属品(4;4’;104)。
  2. 前記リング(80;80’)は、前記蒸気発生器(5;105)から取り外し可能であることを特徴とする請求項1に記載のスチーマ付属品(4;4’;104)。
  3. 前記リング(80;80’)は、前記蒸気発生器(5;105)を取り囲む環状壁(86;86’)を含むことを特徴とする請求項1または2に記載のスチーマ付属品(4;4’;104)。
  4. 前記環状壁(86;86’)は、ガラス製であることを特徴とする請求項3に記載のスチーマ付属品(4;4’;104)。
  5. 前記通気口(90)は、前記環状壁(86)を通過することを特徴とする請求項3または4に記載のスチーマ付属品(4;4’;104)。
  6. 前記通気口(90)は、前記リング(80)の前記下面(81)を前記リング(80)の前記上面(82)と連通させる導管(87)によって形成されることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載のスチーマ付属品(4)。
  7. 前記通気口(90’)は、前記リング(80’)と前記蒸気発生器(5)との間に設けられることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のスチーマ付属品(4’)。
  8. 前記リング(80;80’)は、前記蒸気発生器(5;105)の重量を支持する環状シール(85;85’)を含むことを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載のスチーマ付属品(4;4’;104)。
  9. 前記通気口(90’)は、前記環状シール(85’)内に設けられることを特徴とする請求項8に記載のスチーマ付属品(4’)。
  10. 前記水リザーバ(6;106)は、前記蒸気製造チャンバ(20;120)に水を供給することを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載のスチーマ付属品(4;4’;104)。
  11. 前記水リザーバ(6)は、前記蒸気発生器(5)から取り外し可能であり、および前記蒸気発生器(5)は、取り外し可能な前記水リザーバ(6)の重量を支持することを特徴とする請求項1から10のいずれか一項に記載のスチーマ付属品(4;4’)。
  12. 前記蒸気製造チャンバ(20;120)は、前記水リザーバ(6;106)を含むことを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載のスチーマ付属品(4;4’;104)。
  13. 前記水リザーバ(6;106)は、前記蒸気製造チャンバ(120)を取り囲むことを特徴とする請求項1から6、8、および10のいずれか一項に記載のスチーマ付属品(4;4’;104)。
  14. 前記蒸気発生器(5;105)は、環状ベアリング下面(9;109)を有することを特徴とする請求項1から13のいずれか一項に記載のスチーマ付属品(4;4’;104)。
  15. 前記蒸気発生器(5;105)は、前記少なくとも1つの蒸気分配出口(15;115)がその中に形成される下壁(13;113)を有し、および前記蒸気製造チャンバ(20;120)は、前記蒸気発生器(5;105)内に前記下壁(13;113)から離れて配置されることを特徴とする請求項1から14のいずれか一項に記載のスチーマ付属品(4;4’;104)。
  16. 前記蒸気発生器(5;105)は、外部側壁(12;112)を有し、および前記蒸気製造チャンバ(20;120)は、前記蒸気発生器(5;105)内に前記外部側壁(12;112)から離れて配置されることを特徴とする請求項1から15のいずれか一項に記載のスチーマ付属品(4;4’;104)。
  17. 前記リング(80;80’)は、前記蒸気発生器(5;105)と共に、少なくとも1つの通気口(90;90’)を提供することを特徴とする請求項1から15のいずれか一項に記載のスチーマ付属品(4;4’;104)。
  18. 加熱および/または調理されるべき食物を入れるための容器(2)、および前記容器(2)上に載ることが意図されるカバー(3)を含み、前記カバー(3)が、前記容器(2)内に入れられた前記食物を蒸気加熱および/または蒸気調理するためのスチーマ付属品(4)を形成する電気スチーマ(1)であって、前記スチーマ付属品(4)は、請求項1から17のいずれか一項に記載されることを特徴とする電気スチーマ(1)。
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