JP6758038B2 - 自在継手及びロボットの関節構造 - Google Patents

自在継手及びロボットの関節構造 Download PDF

Info

Publication number
JP6758038B2
JP6758038B2 JP2015208194A JP2015208194A JP6758038B2 JP 6758038 B2 JP6758038 B2 JP 6758038B2 JP 2015208194 A JP2015208194 A JP 2015208194A JP 2015208194 A JP2015208194 A JP 2015208194A JP 6758038 B2 JP6758038 B2 JP 6758038B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
arm
bearing
shaft
universal joint
around
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015208194A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017082803A (ja
Inventor
正樹 永塚
正樹 永塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
THK Co Ltd
Original Assignee
THK Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by THK Co Ltd filed Critical THK Co Ltd
Priority to JP2015208194A priority Critical patent/JP6758038B2/ja
Priority to DE112016004856.4T priority patent/DE112016004856T5/de
Priority to CN201680061249.0A priority patent/CN108138833B/zh
Priority to US15/762,372 priority patent/US20180297216A1/en
Priority to PCT/JP2016/079216 priority patent/WO2017068940A1/ja
Priority to TW105134044A priority patent/TWI701118B/zh
Publication of JP2017082803A publication Critical patent/JP2017082803A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6758038B2 publication Critical patent/JP6758038B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J17/00Joints
    • B25J17/02Wrist joints
    • B25J17/0241One-dimensional joints
    • B25J17/025One-dimensional joints mounted in series
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J17/00Joints
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J9/00Programme-controlled manipulators
    • B25J9/10Programme-controlled manipulators characterised by positioning means for manipulator elements
    • B25J9/108Bearings specially adapted therefor
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C11/00Pivots; Pivotal connections
    • F16C11/04Pivotal connections
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C19/00Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
    • F16C19/22Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings
    • F16C19/34Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for both radial and axial load
    • F16C19/36Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for both radial and axial load with a single row of rollers
    • F16C19/361Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for both radial and axial load with a single row of rollers with cylindrical rollers
    • F16C19/362Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for both radial and axial load with a single row of rollers with cylindrical rollers the rollers being crossed within the single row
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D3/00Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
    • F16D3/16Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts
    • F16D3/26Hooke's joints or other joints with an equivalent intermediate member to which each coupling part is pivotally or slidably connected

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Robotics (AREA)
  • Manipulator (AREA)
  • Pivots And Pivotal Connections (AREA)
  • Rolling Contact Bearings (AREA)

Description

本発明は、第一部材と第二部材とを揺動可能に連結する自在継手及びこの自在継手を用いたロボットの関節構造に関する。
従来の典型的な自在継手として、第一部材に連結される第一ヨークと、直交する第一軸及び第二軸を有する十字状の軸と、第二部材に連結される第二ヨークと、を備えるものが知られている(特許文献1参照)。第一ヨークの先端部は、二股に分かれている。第一ヨークの二股の先端部が、十字状の軸の第一軸に回転可能に連結される。第二ヨークの先端部も二股に分かれている。第二ヨークの二股の先端部が、十字状の軸の第二軸に回転可能に連結される。第一ヨークと第二ヨークとは、十字状の軸を介して揺動可能に連結される。
特開2002−276683号公報
しかし、従来の自在継手にあっては、第一部材に対する第二部材の可動範囲が、第一ヨークが第二ヨークに当接しない範囲に限られ、第一部材に対する第二部材の可動範囲を大きくすることができないという課題がある。
そこで、本発明は、第一部材に対する第二部材の可動範囲を大きくすることができる自在継手及びこの自在継手を用いるロボットの関節構造を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、第一部材と第二部材とを揺動可能に連結するための自在継手であって、外輪及び前記外輪に対して中心線の回りを相対的に回転可能な内輪を有し、前記第一部材に連結可能な軸受と、前記内輪の内側に固定され、前記中心線に直角な軸が固定されるブロックと、前記軸に前記軸の回りを回転可能に支持され、前記第二部材に連結可能なアームと、を備え、前記自在継手の側方から見て、前記軸に対する前記アームの回転の中心が、前記軸受の前記中心線の方向における前記軸受の厚さの範囲内に配置され、前記アームの長さ方向の両端部が前記ブロックと前記軸受から突出し、前記アームの長さ方向の両端部には、前記ア−ムを取り付けるための取付け部が設けられる自在継手である。
本発明によれば、軸受の中心線の回りのアームの回転範囲を大きくすることができるので、第一部材に対する第二部材の可動範囲を大きくすることができる。また、自在継手のコンパクト化が図れ、自在継手の剛性が向上する。
本発明の第一の実施形態における自在継手の外観斜視図である。 本実施形態の自在継手の分解斜視図である。 本実施形態の自在継手の詳細図である(図3(a)は自在継手の側面図、図3(b)は図3(a)のA−A断面図)。 軸受の断面図である。 軸受に組み込まれるローラの模式図である。 本実施形態の自在継手が組み込まれる人間型ロボットの斜視図である。 本実施形態の自在継手が組み込まれる足首関節の斜視図である。 本実施形態の自在継手が組み込まれる足首関節の側面図である。 本発明の第二の実施形態における自在継手の斜視図である。
以下に、添付図面に基づいて本発明の実施形態における自在継手を詳細に説明する。ただし、本発明は種々の形態で具体化することができ、本明細書に記載される実施形態に限定されるものではない。本実施形態は、明細書の開示を十分にすることによって、当業者が発明の範囲を十分に理解できるようにする意図をもって提供されるものである。なお、添付の図面において、同一の構成要素には同一の符号を附す。
図1は、本発明の第一の実施形態における自在継手の外観斜視図を示す。本実施形態の自在継手は、外輪2及び内輪3を有する軸受1と、軸受1の内輪3に固定される軸4と、軸4に軸4の回りを回転可能に支持されるアーム5と、を備える。軸受1が図示しない第一部材に連結される。アーム5が図示しない第二部材に連結される。内輪3は、外輪2に対して中心線1aの回りを回転可能である。軸4は軸受1の中心線1aに直角であり、軸4の中心線4aと軸受1の中心線1aとは直交する。したがって、自在継手は、第一部材と第二部材とを、第一部材に対して第二部材が直交する2つの中心線1a,4aの回りを揺動可能に連結する。
図2は、自在継手の分解斜視図を示す。図2において、符号1は軸受、符号6はブロック、符号4は軸、符号5はアーム、符号7a,7bはアーム用軸受である。以下に、これらを順番に説明する。
軸受1は、外輪2と内輪3との間に複数のローラを、隣り合うローラの軸線が直交するように配置したクロスローラ軸受である。図4の断面図に示すように、外輪2は、その内周面に断面V字形のローラ転走面2aを有する。内輪3は、その外周面にローラ転走面2aに対向する断面V字形のローラ転走面3aを有する。外輪2と内輪3との間には、円環状で断面矩形のローラ転走路が構成される。図5に示すように、ローラ転走路には、複数のローラ8が隣り合うローラ8a,8bの軸線が直交するように配置される。ローラ8間には、隣り合うローラ8a,8bが接触するのを防止するスペーサ9が介在する。外輪2に対して内輪3を回転させると、これらの間に介在する複数のローラ8が、ローラ転走路を転がり運動する。クロスローラ軸受を使用することで、耐荷重性能を向上させることができ、単一の軸受1でありながら、大きな軸方向荷重、半径方向荷重及びモーメント荷重を受けることができる。
図2に示すように、内輪3の内側には、略短円筒形のブロック6が嵌められる。ブロック6はボルト等の締結部材10によって内輪3に締結される。ブロック6の中心線1aの方向の一端部には、フランジ6aが設けられる。ブロック6には、締結部材10が螺合するねじ穴6bが設けられる。内輪3の内側にブロック6を嵌め、締結部材10をブロック6に螺合すると、締結部材10の頭部とフランジ6aとの間に内輪3が挟まれる(図3(b)の側面図参照)。
図2に示すように、ブロック6は、軸受1の中心線1aの方向に貫通する断面四角形の開口部6cを有する。ブロック6の正面視で、開口部6cはブロック6の中央に配置される。また、ブロック6は、軸受1の中心線1aに直交する方向に延び、開口部6cに連通する軸固定穴6d,6dを有する。軸固定穴6d,6dには、軸4が嵌められる。軸4は円柱形である。軸4の軸方向の両端部がブロック6に固定される(図3(b)の断面図参照)。
図2に示すように、アーム5は、断面がブロック6の開口部6cよりも小さい略四角形であり、軸4に直交する方向に延びる。アーム5は、ブロック6の開口部6c内に挿入されており、ブロック6を突き抜ける。ブロック6は、開口部6c内でアーム5が回転するのを許容する。アーム5は、ブロック6の開口部6cの縁に当接するまで回転可能である。アーム5の回転範囲は、ブロック6の開口部6cの縁によって制限される。アーム5の長さ方向の両端部5a,5bは、ブロック6から突出する。アーム5の長さ方向の両端部5a,5bには、アーム5を第二部材に取り付けるための取付け部としてのねじ穴11が設けられる。
アーム5は、長さ方向の中央部に軸4が突き抜ける貫通穴5cを有する。アーム5は、その側面5dにかつ貫通穴5cの近傍に円弧状に盛り上がる膨出部5d1,5d1を有する。膨出部5d1,5d1を設けて側面5dとの間に段差を付けることによって、軸4の回りのアーム5の回転範囲を大きくすることができる。アーム5は、軸4の外側に嵌められる。軸4とアーム5との間には、二つのアーム用軸受7a,7bが介在する。二つのアーム用軸受7a,7bは、軸4の軸方向に離れて配置される。アーム用軸受7a,7bは、外輪と、内輪と、外輪と内輪との間に転がり運動可能に多数の玉と、を有する玉軸受である。外輪には、アーム用軸受7a,7bをアーム5の側面5eに突き当てるためのフランジ7a1,7b1が設けられる。図3(b)の断面図に示すように、アーム5は、ブロック6に固定される軸4の両端部4b,4c間に配置される。
図3(a)に示すように、自在継手の側方から見て、軸4の中心、すなわち軸4に対するアーム5の回転の中心P1が、軸受1の中心線1aの方向における軸受1の厚さの範囲内に配置される。
本実施形態の自在継手によれば、以下の効果を奏する。
軸受1の中心線1aの回りのアーム5の回転範囲を大きくすることができるので、第一部材に対する第二部材の中心線1aの回りの可動範囲を大きくすることができる。ただし、アーム5の中心線4aの回りの回転範囲は、アーム5がブロック6の開口部6cの縁に当たるまでに制限される。このため、アーム5の中心線4aの回りの回転範囲は、中心線1aの回りの回転範囲よりも小さい。本実施形態の自在継手は、直交する2つの中心線1a,4aのうち一方の中心線1aの回りの回転範囲が、他方の中心線4aの回りの回転範囲よりも大きい用途の自在継手に適する。
内輪3に開口部6cを有するブロック6を固定し、ブロック6の開口部6c内でアーム5が回転するのを許容するので、自在継手をコンパクトにすることができる。
軸4の軸方向の両端部4b,4cをブロック6に固定するので、軸4の固定を安定させることができ、自在継手の剛性が向上する。
自在継手の側方から見て、軸4に対するアーム5の回転の中心P1が、軸受1の中心線1aの方向における軸受1の厚さtの範囲内に配置されるので、軸受1がアーム5に作用する荷重を安定して受けることができ、自在継手の剛性が向上する。
軸受1にクロスローラ軸受を使用するので、軸受1の耐荷重性能が向上し、自在継手の剛性が向上する。
軸4とアーム5との間に、少なくとも二つのアーム用軸受7a,7bを軸4の軸方向に離れて介在させるので、アーム5の回転が安定し、自在継手の剛性が向上する。
図6は、本実施形態の自在継手が組み込まれる人間型ロボットの斜視図を示す。この人間型ロボットは、胴体部21と、胴体部21の下方に設置された二本の脚部22a,22bと、胴体部21の上方の左右両側面に設置された二本の腕部23a,23bと、胴体部21の上方に設置された一個の頭部24(実際には符号24の部材にCCDカメラを搭載した頭部が固定される)とを備える。この人間型ロボットは、人間の動作に近い動作をできるように構成される。なお、以下の説明において、左右は人間型ロボットから見たときの左右である。また、人間型ロボットの進行方向をx軸正方向、人間型ロボットからみて左手方向をy軸正方向、人間型ロボットの上方向をz軸正方向としたとき、x軸がロール軸、y軸がピッチ軸、z軸がヨー軸である。
人間型ロボットは、二足歩行ロボットであり、人間のように二本脚でバランスをとりながら歩く。脚部22a,22bは、股関節26a,26bを介して胴体部21に連結される。股関節26a,26bは、胴体部21と脚部22a,22bとを、脚部22a,22bが胴体部21に対してピッチ軸及びロール軸の回りに揺動可能に連結する。
股関節26a,26bには、大腿部27a,27bが連結される。大腿部27a,27bの下には、膝関節28a,28bを介して脛部29a,29bが連結される。脛部29a,29bの下には、足首関節30a,30bを介して歩行路面に接触する足部31a,31bが連結される。足首関節30a,30bは、脛部29a,29bと足部31a,31bとを、足部31a,31bが脛部29a,29bに対してピッチ軸及びロール軸の回りに揺動可能に連結する。
二本の腕部23a,23bは、胴体部21の周囲を自在に移動できるようになっている。腕部23a,23bは肘を境に、肩に近い方の上腕部25a,25bと、図示しない手部に近い方の下腕部32a,32bと、を備える。下腕部32a,32bの先端には、手首関節33a,33bを介して手部が連結される。手首関節33a,33bは、下腕部32a,32bと手部とを、手部がピッチ軸及びロール軸の回りに揺動可能に連結する。
胴体部21には、首関節34を介して頭部24が連結される。首関節34は、胴体部21と頭部24とを、頭部24が胴体部21に対してヨー軸及びピッチ軸の回りに揺動可能に連結する。
本実施形態の自在継手は、人間型ロボットの股関節26a,26b、足首関節30a,30b、手首関節33a,33b、首関節34に組み込まれる。これらの関節において、一方の軸(例えばピッチ軸)の回りの回転範囲は、他方の軸(例えばロール軸)の回転範囲より大きい。自在継手の軸受1の中心線1aを回転範囲が大きい一方の軸(例えばピッチ軸)として用い、自在継手の軸4を回転範囲が小さい他方の軸(例えばロール軸)として用いる。
図7及び図8は、本実施形態の自在継手が組み込まれる足首関節30aを示す。図7は、足首関節30aの斜視図を示し、図8は、ピッチ軸方向から見た足首関節30aの側面図を示す。図7に示すように、脛部29aには、軸受1の外輪2が固定される。この例のアーム5は、全体が逆U字形であり、アーム5の両端部には、足部31aが固定される。足首関節30aにおいては、ピッチ軸回りの回転範囲がロール軸回りの回転範囲よりも大きい。このため、軸受1の中心線1aをピッチ軸として用い、軸4(図1参照)をロール軸として用いる。
本実施形態では、足部31aを作動させる機構として、差動リンク機構が用いられる。差動リンク機構は、脛部29aを挟んで左右対称であり、脛部29aに回転可能に支持される第一及び第二の中間リンク33−1,33−2と、一端部が足部31aに継手35−1,35−2を介して回転可能に連結され、他端部が第一及び第二の中間リンク33−1,33−2に継手36−1,36−2を介して回転可能に連結される第一及び第二の作動アーム34−1,34−2と、を備える。
図8に示すように、第一及び第二の中間リンク33−1,33−2は、その中央部が脛部29aに回転可能に連結される。第一及び第二の中間リンク33−1,33−2の一端部は、第一及び第二の作動アーム34−1,34−2に回転可能に連結される。第一及び第二の中間リンク33−1,33−2の他端部は、第一及び第二の直動アクチュエータ37−1,37−2に回転可能に連結される。第一及び第二の中間リンク33−1,33−2は、第一及び第二のコイルばね(図7には第一のコイルばね38−1のみを示す)によって、一方向に付勢される。
第一及び第二の直動アクチュエータ37−1,37−2は、脛部29aに回転可能に支持される。第一及び第二の直動アクチュエータ37−1,37−2は、ボールねじを備える。モータがボールねじのナットを回転させると、ねじ軸が軸方向に移動し、第一及び第二の直動アクチュエータ37−1,37−2が伸縮する。第一及び第二の直動アクチュエータ37−1,37−2が同時に伸び、又は同時に縮むと、足部31aが脛部29aに対してピッチ軸の回りを回転する。第一及び第二の直動アクチュエータ37−1,37−2のいずれか一方が伸び、他方が縮むと、足部31aが脛部29aに対してロール軸の回りを回転する。
本実施形態の差動リンク機構によれば、第一及び第二の直動アクチュエータ37−1,37−2と第一及び第二の作動アーム34−1,34−2との間に第一及び第二の中間リンク33−1,33−2を介在させるので、足部31aに作用する荷重を一旦第一及び第二の中間リンク33−1,33−2で受けることができる。このため、足部31aに作用する荷重が第一及び第二の直動アクチュエータ37−1,37−2に直接的に作用するのを防止でき、第一及び第二の直動アクチュエータ37−1,37−2に軸方向以外のラジアル荷重、ねじれ、モーメント等の無理な力がかかるのを防止することができる。
図9は、本発明の第二の実施形態における自在継手を示す。第二の実施形態の自在継手は、第一の実施形態の自在継手と同様に、軸受1と、軸41a,41bと、アーム42と、を備える。軸受1の構成は第一の実施形態の自在継手と同一なので、同一の符号を附してその説明を省略する。
第一の実施形態の自在継手では、軸受1の外輪2に第一部材が固定されるのに対し、第二の実施形態の自在継手では、軸受1の内輪3に第一部材43が固定される。そして、軸受1の外輪2の外周に一対の軸41a,41bが固定される。軸41a,41bには、全体が略U字形のアーム42が軸41a,41bの回りを回転可能に連結される。アーム42には、第二部材に連結するための取付け部42aが設けられる。
軸受1の外輪2は、内輪3に対して中心線1aの回りを回転可能である。アーム42は軸41a,41bの回りを回転可能である。軸41a,41bの中心線41cと軸受1の中心線1aとは直交する。したがって、自在継手は、第一部材43と図示しない第二部材とを、第一部材43に対して第二部材が直交する2つの中心線1a,41cの回りを揺動可能に連結する。
なお、本発明は上記実施形態に具現化されるのに限られることはなく、本発明の要旨を変更しない範囲で他の実施形態を採用し得る。
例えば上記実施形態では、軸受として単一のクロスローラ軸受を用いているが、複数のローラ軸受又は複数の玉軸受を用いることもできる。
また、上記実施形態では、アーム用軸受として玉軸受を用いているが、すべり軸受を用いることもできる。
上記実施形態では、軸受を第一部材に直接的に連結しているが、ハウジング等の部品を介して第一部材に連結することもできる。
本発明の自在継手は、人間型ロボットに限られることはなく、パラレルリンクロボット、産業用ロボット等の各種のロボットに適用することができる。
1…軸受、1a…軸受の中心線、2…外輪、3…内輪、4…軸、4a…軸の中心線、4b,4c…軸の両端部、5…アーム、5c…アームの貫通穴、6…ブロック、6c…ブロックの開口部、7a,7b…アーム用軸受、8…ローラ、8a,8b…隣接するローラ、21…胴体部、30a,30b…ロボットの足首関節、33a,33b…ロボットの手首関節、34…首関節、41a,41b…軸、42…アーム、P1…軸に対するアームの回転の中心

Claims (6)

  1. 第一部材と第二部材とを揺動可能に連結するための自在継手であって、
    外輪及び前記外輪に対して中心線の回りを相対的に回転可能な内輪を有し、前記第一部材に連結可能な軸受と、
    前記内輪の内側に固定され、前記中心線に直角な軸が固定されるブロックと、
    前記軸に前記軸の回りを回転可能に支持され、前記第二部材に連結可能なアームと、を備え、
    前記自在継手の側方から見て、前記軸に対する前記アームの回転の中心が、前記軸受の前記中心線の方向における前記軸受の厚さの範囲内に配置され
    前記アームの長さ方向の両端部が前記ブロックと前記軸受から突出し、
    前記アームの長さ方向の両端部には、前記ア−ムを取り付けるための取付け部が設けられる自在継手。
  2. 前記ブロックは、前記軸受の前記中心線の方向に貫通する開口部を有し、
    前記ブロックは、前記開口部内で前記アームが前記軸の回りを回転するのを許容することを特徴とする請求項1に記載の自在継手。
  3. 前記軸の軸方向の両端部が、前記ブロックに固定されることを特徴とする請求項1又は2に記載の自在継手。
  4. 前記軸受は、前記外輪と前記内輪との間に複数のローラを、隣り合う前記ローラの軸線が直交するように配置したクロスローラ軸受であることを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項に記載の自在継手。
  5. 前記軸と前記アームとの間には、前記アームを揺動可能に支持する少なくとも二つのアーム用軸受が、前記軸の軸方向に離れて介在することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の自在継手。
  6. 請求項1ないしのいずれか1項に記載の前記自在継手を用いたロボットの関節構造であって、
    前記軸受が前記第一部材に対して前記第二部材を第一軸の回りを揺動させ、
    前記アームが前記第一部材に対して前記第二部材を第二軸の回りを揺動させ、
    前記第二部材の前記第一軸の回りの回転範囲が、前記第二軸の回りの回転範囲よりも大きいことを特徴とするロボットの関節構造。
JP2015208194A 2015-10-22 2015-10-22 自在継手及びロボットの関節構造 Active JP6758038B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015208194A JP6758038B2 (ja) 2015-10-22 2015-10-22 自在継手及びロボットの関節構造
DE112016004856.4T DE112016004856T5 (de) 2015-10-22 2016-10-03 Gelenkkupplung und Robotergelenkstruktur
CN201680061249.0A CN108138833B (zh) 2015-10-22 2016-10-03 万向联轴器以及机器人的关节结构
US15/762,372 US20180297216A1 (en) 2015-10-22 2016-10-03 Universal coupling and robot joint structure
PCT/JP2016/079216 WO2017068940A1 (ja) 2015-10-22 2016-10-03 自在継手及びロボットの関節構造
TW105134044A TWI701118B (zh) 2015-10-22 2016-10-21 萬向接頭及機器人之關節構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015208194A JP6758038B2 (ja) 2015-10-22 2015-10-22 自在継手及びロボットの関節構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017082803A JP2017082803A (ja) 2017-05-18
JP6758038B2 true JP6758038B2 (ja) 2020-09-23

Family

ID=58557926

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015208194A Active JP6758038B2 (ja) 2015-10-22 2015-10-22 自在継手及びロボットの関節構造

Country Status (6)

Country Link
US (1) US20180297216A1 (ja)
JP (1) JP6758038B2 (ja)
CN (1) CN108138833B (ja)
DE (1) DE112016004856T5 (ja)
TW (1) TWI701118B (ja)
WO (1) WO2017068940A1 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11511446B2 (en) * 2016-11-24 2022-11-29 Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha Joint structure for robot
CN108938325A (zh) * 2018-06-12 2018-12-07 广州引航者信息科技有限公司 下肢体康复训练机器人
JP7122883B2 (ja) * 2018-06-18 2022-08-22 住友重機械工業株式会社 ロボット
WO2020080330A1 (ja) 2018-10-16 2020-04-23 Thk株式会社 人型ロボット
CN109551509B (zh) * 2018-12-26 2023-10-20 南京埃斯顿机器人工程有限公司 一种机器人关节轴承的布置结构
CN110253625B (zh) * 2019-07-11 2020-10-16 北京理工大学 仿人机器人腰关节和仿人机器人
CN112720440A (zh) * 2020-12-24 2021-04-30 浙江工业大学 一种气动锁紧变刚度软体臂骨架结构及软体臂形机器人
CN113217528A (zh) * 2021-05-24 2021-08-06 东莞市原创玩具有限公司 一种模型关节结构
CN118574709A (zh) * 2021-12-10 2024-08-30 波士顿动力公司 用于致动机器人操纵器的系统和方法

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4899637A (en) * 1982-04-12 1990-02-13 Moog Controls Inc. Oscilatory hydraulic actuators with internal supply, return, and control passageways for multi-axis wrist actuator
KR940002173B1 (ko) * 1991-01-31 1994-03-18 삼성전자 주식회사 공업용 로보트
US5243873A (en) * 1992-01-23 1993-09-14 Honeywell Inc. Two-axis motion mechanism
JPH10118966A (ja) * 1996-10-21 1998-05-12 Toyoda Mach Works Ltd パラレルロボット
JP3626375B2 (ja) * 1999-09-01 2005-03-09 オークマ株式会社 移動体の駆動機構及びそれを用いたパラレルメカニズム機械
JP2002276683A (ja) 2001-03-14 2002-09-25 Rikogaku Shinkokai ユニバーサルジョイント構造
US6976922B2 (en) * 2003-04-15 2005-12-20 Torque-Traction Techologies, Inc. Precision thrust bearing joint
CN101829996A (zh) * 2009-03-09 2010-09-15 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 机械接口及使用该接口的机械手
CN101709748B (zh) * 2009-12-10 2012-06-20 江苏大学 一种柔性关节组成的双万向节
CN102478082B (zh) * 2010-11-30 2014-04-30 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 万向节
JP5888988B2 (ja) * 2012-01-06 2016-03-22 日本電産サンキョー株式会社 産業用ロボット
CN202628867U (zh) * 2012-09-06 2012-12-26 龙岩市万腾车桥制造有限公司 万向连接关节体结构
JP2015040608A (ja) * 2013-08-23 2015-03-02 Thk株式会社 ローラ軸受
CN203809527U (zh) * 2014-02-14 2014-09-03 青岛汇智机器人有限公司 一种并联机器人十字万向节
JP5975359B2 (ja) 2014-04-23 2016-08-23 パナソニックIpマネジメント株式会社 ワイヤレス給電方法及びワイヤレス給電システム
US20180257246A1 (en) * 2015-09-07 2018-09-13 Abb Schweiz Ag Joint for an Industrial Robot

Also Published As

Publication number Publication date
TWI701118B (zh) 2020-08-11
WO2017068940A1 (ja) 2017-04-27
TW201723340A (zh) 2017-07-01
CN108138833B (zh) 2020-08-25
US20180297216A1 (en) 2018-10-18
DE112016004856T5 (de) 2018-06-28
CN108138833A (zh) 2018-06-08
JP2017082803A (ja) 2017-05-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6758038B2 (ja) 自在継手及びロボットの関節構造
US8635929B2 (en) Robot joint driving apparatus, robot having the same and cable linkage method of robot joint driving apparatus
JP6293033B2 (ja) 環状バネ及びそれを用いたロボット関節機構
JP2022511292A (ja) 四節リンクを備えるロボットおよびロボット用のジョイント軸受を組み立てる方法
KR20160097236A (ko) 커플링
KR20130129303A (ko) 산업용 로보트
US10426687B2 (en) Mechanical linkage
JP2011093075A (ja) ロボットアーム
US20090129855A1 (en) Precision ball joint
KR102679106B1 (ko) 로봇의 관절 구조체
EP3347174A1 (en) A joint for an industrial robot
JP5344402B2 (ja) 3自由度能動回転関節
JP6705658B2 (ja) 脚式移動ロボット
JP7133455B2 (ja) パラレルリンク機構
JP2013242007A (ja) リンク作動装置
JP2000192942A (ja) 自在継手及びその自在継手を備えたパラレルメカニズム機械
CN111377005A (zh) 一种连杆机构及机器人
JPH0742754A (ja) 大トルクの伝動に適するカルダン軸の自在継手
US20240269825A1 (en) Parallel link mechanism and link operation device
JP2005351379A (ja) リンク作動装置
WO2019138966A1 (ja) パラレルリンク機構およびリンク作動装置
JP2016217407A (ja) 自在継手
Lahr et al. Statics Analysis of Clemen’s Linkage for Robotic Applications
Yang et al. Fault tolerant crab gaits of a quadruped robot: The use of moving appendage
JP2006349071A (ja) 回転継手

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181001

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190709

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190909

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200114

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200312

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200818

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200901

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6758038

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250