JP6756187B2 - 情報表示システムおよび情報表示プログラム - Google Patents
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Description
しかし、このような通知は、従来は評価値の数値による表示で行われており、決して直感的に判りやすいものではなかった。また、ユーザの状態を正確に示すため、複数の評価基準による複数の評価値を表示することが望ましい。このような複数の評価値を表示する方法のひとつとして、レーダーチャート図がある。
そこで、本発明は、情報表示システムおよび情報表示プログラムについて、複数の評価値を直感的に判りやすく表示可能とすることを課題とする。
所定の体験の内容を説明するコンテンツおよび当該コンテンツを所定の評価項目毎に評価した複数の評価値を表示させると共に、当該コンテンツに係る前記体験を実行してみたい旨の投票を受け付けるための第1ボタン、前記体験を実行したとの投票を受け付けるための第2ボタンを表示させるコンテンツ表示制御手段と、
所定のキャラクタ画像を表示すると共に、ユーザによる前記第1ボタンの押下に応じて前記キャラクタ画像に第1の変化をさせ、前記ユーザによる前記第2ボタンの押下に応じて前記キャラクタ画像に、前記評価値に対応させた第2の変化をさせるキャラクタ画像表示制御手段と、
を備えることを特徴とする情報表示システムである。
また、本発明は、上記目的を達成するため、
所定の体験の内容を説明するコンテンツおよび当該コンテンツを所定の評価項目毎に評価した複数の評価値を表示させると共に、当該コンテンツに係る前記体験に係るレポートを投稿するボタンを表示させるコンテンツ表示制御手段と、
所定のキャラクタ画像を表示すると共に、ユーザによる前記ボタンの押下に応じて前記キャラクタ画像に、前記評価値に対応させた変化をさせるキャラクタ画像表示制御手段と、
を備えることを特徴とする情報表示システムである。
また、本発明は、上記目的を達成するため、
コンピュータを、
所定の体験の内容を説明するコンテンツおよび当該コンテンツを所定の評価項目毎に評価した複数の評価値を表示させると共に、当該コンテンツに係る前記体験を実行してみたい旨の投票を受け付けるための第1ボタン、前記体験を実行したとの投票を受け付けるための第2ボタンを表示させるコンテンツ表示制御手段、
所定のキャラクタ画像を表示すると共に、ユーザによる前記第1ボタンの押下に応じて前記キャラクタ画像に第1の変化をさせ、前記ユーザによる前記第2ボタンの押下に応じて前記キャラクタ画像に、前記評価値に対応させた第2の変化をさせるキャラクタ画像表示制御手段、
として機能させるための情報表示プログラムである。
また、本発明は、上記目的を達成するため、
コンピュータを、
所定の体験の内容を説明するコンテンツおよび当該コンテンツを所定の評価項目毎に評価した複数の評価値を表示させると共に、当該コンテンツに係る前記体験に係るレポートを投稿するボタンを表示させるコンテンツ表示制御手段、
所定のキャラクタ画像を表示すると共に、ユーザによる前記ボタンの押下に応じて前記キャラクタ画像に、前記評価値に対応させた変化をさせるキャラクタ画像表示制御手段、
として機能させるための情報表示プログラムである。
図1は、本実施形態における情報表示システムSの概略を示す構成図である。
本実施形態の情報表示システムSは、サーバ装置1と、携帯端末2a,2bと、パーソナルコンピュータ3a,3bと、インターネットNと、を備えて構成される。以下、各携帯端末2a,2bを区別しないときには、単に携帯端末2と記載する。パーソナルコンピュータ3a,3bを区別しないときには、単にパーソナルコンピュータ3と記載する。
以下、図5から図7、図13から図18は、携帯端末2の操作画面として説明している。しかし、同様な操作画面は、パーソナルコンピュータ3にも表示される。
以下、図20は、パーソナルコンピュータ3の操作画面として説明している。しかし、同様な操作画面は、携帯端末2にも表示される。
図2において、パーソナルコンピュータ3は、CPU(Central Processing Unit)31、ROM(Read Only Memory)32、RAM(Random Access Memory)33、入力部34、表示部35、通信部36、記憶部37を備える。パーソナルコンピュータ3の各部はバスによって接続されている。
通信部36は、例えばネットワークインタフェースコントローラ(NIC)であり、通信データを送受信する。
図3において、携帯端末2は、CPU21、ROM22、RAM23、撮像部24、タッチパネルディスプレイ25、無線通信部26、フラッシュメモリ27を備える。携帯端末2の各部はバスによって接続されている。
携帯端末2は、CPU21から入力される表示データに基づく信号を生成して、タッチパネルディスプレイ25に各種表示を行い、指示された座標をタッチパネルにより感知してCPU21に出力する。
フラッシュメモリ27は、半導体メモリで構成されている。このフラッシュメモリ27には、例えばWebページを閲覧するためのブラウザ・プログラムが格納されている。
図4において、サーバ装置1は、CPU11、ROM12、RAM13、入力部14、表示部15、通信部16、記憶部17を備える。サーバ装置1の各部はバスによって接続されている。このサーバ装置1は、原則として図2のパーソナルコンピュータ3と同様に構成されている。
通信部16は、例えばネットワークインタフェースコントローラであり、通信データを送受信する。
この詳細表示画面4は、Webページであり、サーバ装置1より生成される。この詳細表示画面4は、サーバ装置1が生成したHTMLデータが携帯端末2により受信され、タッチパネルディスプレイ25に表示されたものである。
「やりたい」ボタン43は、このコンテンツを実行してみたい旨を投票するためのボタンである。換言すると、この「やりたい」ボタン43に対応付けられているコンテンツに記載されているようなアウトドア体験をユーザが体験してみたい旨、即ち、「やりたい」に投票するためのボタンであり、この「やりたい」に対する投票を情報表示システムSが受け付ける。「やりたい」ボタン43の右側の数字“93”は、このコンテンツを実行してみたい旨を投票した人が93人であることを示している。この「やりたい」ボタン43のタップにより、このコンテンツを実行してみたい旨が投票されると共に、後記する図6のやりたい一覧画面5に遷移する。
サーバ装置1のCPU11は、このコンテンツに係る体験を実行してみたい旨の投票を受け付けるための「やりたい」ボタン43を携帯端末2に表示させる。CPU11は更に、この体験を実行したとの投票を受け付けるための「やった!」ボタン42(第2ボタン)を携帯端末2に表示させる。
属性44は、このコンテンツの属性である。属性44は、このコンテンツの行動種別、このコンテンツの実行場所、このコンテンツの実行に適した季節、このコンテンツの平均的な実行時間、このコンテンツの対象年齢を含んでいる。
テーマ45は、このコンテンツのテーマを示すための幾つかのキーワードの組合せである。属性44やテーマ45により、ユーザは、容易に所望のコンテンツを検索可能である。
準備品情報47は、このコンテンツの実行にあたり準備すべき品目の情報である。画像48は、このコンテンツに係る写真であり、ここではキノコの写真である。また、詳細表示画面4には、写真ではなく、このコンテンツに係る動画であってもよい。
やりたい一覧画面5には、タイトル51と、インデックス54a,54bとが表示され、更に画面下部に、「最初のページ」ボタン56、「直前ページ」ボタン57、「次のページ」ボタン58が表示される。
なお、インデックス54aに表示されるコンテンツ「キノコを採ってみよう!」を選択すると、図5に表すハウツー・コンテンツの詳細表示画面4が表示される。
画像541は、図5の画像48と同様であり、このコンテンツに係る写真などである。
テーマ542は、図5のテーマ45と同様であり、このコンテンツのテーマを示すための幾つかのキーワードの組合せである。
レーダーチャート543は、図5のレーダーチャート41と同様であり、このコンテンツが野性、知性、感性の評価値をどのように備えているかを示すチャートである。
「やった!」ボタン544は、図5の「やった!」ボタン42と同様である。
「やりたい」ボタン545は、図5の「やりたい」ボタン43と同様である。なお、このやりたい一覧画面5において、「やりたい」ボタン545は無効表示されていてもよい。
このポップアップ画面8には、『「やった!」登録を受け付けました』のキャプションと共に、「体験レポートも投稿する」ボタン81(第3ボタン)が表示されている。この「体験レポートも投稿する」ボタン81のタップにより、不図示の体験レポート投稿画面に遷移する。
サーバ装置1は、携帯端末2によりアクセスされると、不図示のログイン画面を携帯端末2に表示させる(ステップS10)。サーバ装置1は、このログイン画面においてIDとパスワードが入力され、ログインボタンが携帯端末2の利用者の操作により選択(タップ)されると、ログイン要求を受信する。このIDとパスワードにより、会員登録された利用者のアカウントであることが確認できると、サーバ装置1は、携帯端末2の利用者からのログイン要求を受諾する(ステップS11→Yes)。なお、ステップS11でNoの場合はステップS10に戻る。
ユーザが、タッチパネルディスプレイ25上に表示された「やりたい」ボタン43(図5参照)や「やりたい」ボタン545(図6参照)をタップ(ステップS15→やりたい)した場合の処理は、ステップS16〜18に示されている。
このコンテンツとこのユーザの組合せに係る「やりたい」が1回目であったならば(ステップS16→Yes)、サーバ装置1のCPU11は、このユーザのポイントを10加算し(ステップS17)、このコンテンツを、やりたい一覧に追加(ステップS18)したのち、操作待ち状態に戻る。なお、ユーザのポイントとは、このサイトにおいてユーザが活動したことを示す評価値である。
ユーザが、タッチパネルディスプレイ25上に表示された「やった!」ボタン42(図5参照)や「やった!」ボタン544(図6参照)をタップ(ステップS19→やりたい)した場合の処理は、ステップS19〜S23,S26に示されている。
ユーザが、タッチパネルディスプレイ25上に表示された「体験レポートも投稿する」ボタン81(図7参照)をタップ(ステップS19→やりたい)した場合の処理は、ステップS24〜S26に示されている。
ユーザが体験レポートを投稿すると(ステップS24)、サーバ装置1のCPU11は、このユーザのポイントを50加算する(ステップS25)。更にサーバ装置1は、このコンテンツのグローチャート値を、このユーザのグローチャート値に加算し(ステップS26)、操作待ち状態に戻る。
「やった!」ボタンの選択によるポイント加算よりも、体験レポート投稿によるポイント加算の方が大きい。また、体験レポートの投稿が何回目であっても、ポイント加算とグローチャート値加算を行っている。「体験レポートも投稿する」ボタン81のタップ(押下)によるグローチャート値の加算により、ユーザに体験レポートの投稿を促し、よってコミュニティの形成を促進している。
なお、このフローチャートでは、ユーザのプロフィール登録によるポイント加算の処理と、タップした各ボタンのキャンセル処理とを省略している。
1行目は、「やりたい」がONしているコンテンツに対して、「やった!」を登録した場合を示している。このとき、サーバ装置1のCPU11は、1回目に限りポイント数に40を加算する。これは、図8に示したステップS22の処理に対応している。
2行目は、「やりたい」がOFFしているコンテンツに対して、「やった!」を登録した場合を示している。このとき、サーバ装置1のCPU11は、1回目に限りポイント数に30を加算する。これは、図8に示したステップS21の処理に対応している。
3行目は、体験レポートを投稿した場合を示している。このとき、サーバ装置1のCPU11は、何回目であってもポイント数に50を加算する。これは、図8に示したステップS25の処理に対応している。
5行目は、ユーザが自身の詳細情報をプロフィールとして登録した場合を示している。このとき、サーバ装置1のCPU11は、1回目のみポイント数に50を加算する。
6行目は、ユーザがログインした場合を示している。このとき、サーバ装置1のCPU11は、1日1回のみ、ポイント数に30を加算する。これは、図8に示したステップS13の処理に対応している。
1行目は、「やった!」を登録した場合を示している。このとき、サーバ装置1のCPU11は、1回目に限り、ユーザの各グローチャート値に、このコンテンツに係る各グローチャート値を加算する。
2行目は、体験レポートを投稿した場合を示している。このとき、何回目であっても、ユーザの各グローチャート値に、このコンテンツに係る各グローチャート値を加算する。これらの処理は、図8に示したステップS26の処理に対応している。
1行目は、「やった!」を削除した場合を示している。このとき、サーバ装置1のCPU11は、ポイント数から40を減算する。
2行目は、「やりたい」を削除した場合を示している。このとき、サーバ装置1のCPU11は、ポイント数から10を減算する。
3行目は、体験レポートを投稿した場合を示している。このとき、サーバ装置1のCPU11は、ポイント数から50を減算する。
上記の処理は、いずれも図8のフローチャートにおいて省略されている。
1行目は、「やった!」を削除した場合を示している。このとき、サーバ装置1のCPU11は、ユーザの各グローチャート値から、このコンテンツに係る各グローチャート値を減算する。
2行目は、体験レポートを投稿した場合を示している。このとき、サーバ装置1のCPU11は、ユーザの各グローチャート値から、このコンテンツに係る各グローチャート値を減算する。
上記の処理は、いずれも図8のフローチャートにおいて省略されている。
以下の図13から図18により、樹木キャラクタ63の成長度と型の組合せについて説明する。なお、図中の“pt”は、ポイントの単位を示している。
図13は、樹木キャラクタ63の初期状態と、種・新芽・双葉の状態とを示す表示画面の図である。
この初期状態は、ユーザがアカウントを登録する前である。このとき、画面9には、種子の画像が表示されている。ユーザが「ログイン/アカウント登録」ボタン91をタップすることにより、不図示のアカウント登録画面に遷移する。
以下、各樹木キャラクタを特に区別しないときには、単に樹木キャラクタ63と記載する。
無型とは、グローチャート値が全て0の場合の型である。このときユーザは、何ら体験を実行していない。
ポイントが500〜1499ptの間は、成長度は3である。このときグローチャート値表示画面6には、ポイント61、レーダーチャート62、苗木である樹木キャラクタ63d、グローチャート値64が表示されている。この樹木キャラクタ63dには、葉が付いておらず幹のみである。
なお、図ではポイント61に、“1000”が示されている。レーダーチャート62には何ら評価値が表示されず、かつグローチャート値64には値が表示されない。
なお、図ではポイント61に、“2000”が示されている。レーダーチャート62には何ら評価値が表示されず、かつグローチャート値64には値が表示されない。
なお、図ではポイント61に、“4000”が示されている。レーダーチャート62には何ら評価値が表示されず、かつグローチャート値64には値が表示されない。
このような樹木キャラクタ63d〜63fにより、ユーザは、何ら体験を実行していないことと、何らかの体験を実行すべきことを直感的に知ることができる。
バランス型とは、グローチャート値に偏りが少ない型である。このときユーザは、バランスよく各体験を実行している。
このような樹木キャラクタ63g〜63iにより、ユーザは、バランスよく体験を実行していることを直感的に知ることができる。
野性型とは、野性に偏っている型であり、野性の値が他の値に比べて或る閾値以上である。このときユーザは、野性に偏った体験を実行している。
ポイントが500〜1499ptの間は、成長度は3である。このときグローチャート値表示画面6には、ポイント61、レーダーチャート62、苗木である樹木キャラクタ63j、グローチャート値64が表示されている。この樹木キャラクタ63jには、黄緑色の四角形で示される野性の葉が茂っている。
なお、図ではポイント61に、“1000”が示されている。レーダーチャート62には、野性の評価値が他の2つと比べて突出している様子が表示されている。グローチャート値64には、野性:51と、知性:10、感性:19が表示されている。
なお、図ではポイント61に、“2000”が示されている。レーダーチャート62には、野性の評価値が他の2つと比べて突出している様子が表示されている。グローチャート値64には、野性:108と、知性:21、感性:32が表示されている。
なお、図ではポイント61に、“4000”が示されている。レーダーチャート62には、野性の評価値が他の2つと比べて突出している様子が表示されている。グローチャート値64には、野性:188と、知性:91、感性:92が表示されている。
このような樹木キャラクタ63j〜63lにより、ユーザは、野性に偏った体験を実行していることを直感的に知ることができ、知性や感性に係る体験を実行すべきことを知ることができる。
知性型とは、知性に偏っている型であり、知性の値が他の値に比べて或る閾値以上である。このときユーザは、知性に偏った体験を実行している。
ポイントが500〜1499ptの間は、成長度は3である。このときグローチャート値表示画面6には、ポイント61、レーダーチャート62、苗木である樹木キャラクタ63m、グローチャート値64が表示されている。この樹木キャラクタ63mには、黄色の五角形で示される知性の葉が茂っている。
なお、図ではポイント61に、“4000”が示されている。レーダーチャート62には、知性の評価値が他の2つと比べて突出している様子が表示されている。グローチャート値64には、野性:88と、知性:191、感性:92が表示されている。
このような樹木キャラクタ63m〜63pにより、ユーザは、知性に偏った体験を実行していることを直感的に知ることができ、野性や感性に係る体験を実行すべきことを知ることができる。
感性型とは、感性に偏っている型であり、感性の値が他の値に比べて或る閾値以上である。このときユーザは、感性に偏った体験を実行している。
ポイントが500〜1499ptの間は、成長度は3である。このときグローチャート値表示画面6には、ポイント61、レーダーチャート62、苗木である樹木キャラクタ63q、グローチャート値64が表示されている。この樹木キャラクタ63qには、緑色と深緑色の六角形で示される感性の葉が茂っている。
なお、図ではポイント61に、“4000”が示されている。レーダーチャート62には、感性の評価値が他の2つと比べて突出している様子が表示されている。グローチャート値64には、野性:88と、知性:91、感性:192が表示されている。
このような樹木キャラクタ63q〜63sにより、ユーザは、感性に偏った体験を実行していることを直感的に知ることができ、野性や知性に係る体験を実行すべきことを知ることができる。
なお、これら樹木キャラクタ63の型は、グローチャート値の変化に伴って変化し得るものである。
3個のグローチャート値がそれぞれ異なる値から、2個のグローチャート値が等しく、かつ最高値となるバターンが第1パターンである。このとき、最高値となるグローチャート値が入れ替わらない限り、樹木キャラクタ63の型は変わらない。例えは、「野性:100、感性:99、知性:50」から、「野性:101、感性:101、知性:53」となっても、樹木キャラクタ63は野性型のままである。
2個のグローチャート値が等しく、かつ最高値を維持しているパターンが第2パターンである。初めに「やった!」ボタンや、「やりたい」ボタンをクリックしたコンテンツが「野性:4、感性:4、知性:2」であった場合に発生する。この場合は、各グローチャート値に優先度を設けるとよい。優先度は例えば、野性が最も高く、感性と知性の順に低くする。例えば、最初に実行したコンテンツが「野性:4、感性:4、知性:2」であった場合には、樹木キャラクタ63は野性型となる。「野性:2、感性:4、知性:4」であった場合には、樹木キャラクタ63は感性型となる。「野性:4、感性:2、知性:4」であった場合には、樹木キャラクタ63は野性型となる。
サーバ装置1のCPU11は、樹木キャラクタ63の生成にあたり、ポイントを参照して多重分岐する(ステップS31)。
CPU11は、図13に示すように、ポイントが0から49の間ならば、樹木キャラクタ63を種として生成し(ステップS32)、ポイントが50から149の間ならば新芽として生成し(ステップS33)、ポイントが150から499の間ならば双葉として生成する(ステップS34)。
これらステップS35〜S37の処理の後、CPU11は、グローチャート値を参照して多重分岐する(ステップS38)。
CPU11は、3個のグローチャート値がバランスしていたならば、図15に示すように、樹木キャラクタ63の幹にバランス型の葉を茂らせて(ステップS40)、図19の処理を終了する。バランス型の葉とは、野性の葉、知性の葉、感性の葉がバランスしていることをいう。
CPU11は、図19の処理によって生成した樹木キャラクタ63を、携帯端末2に表示させるキャラクタ画像表示制御手段として動作する。
このように、サーバ装置1は、複数の評価値によるユーザの成長を、樹木キャラクタ63の成長に擬えて表示しているので、これら複数の評価値の表示を直感的に判りやすくしている。更にサーバ装置1は、単に複数の評価値を表示するだけではなく、評価値が偏った状態と、評価値がバランスしている状態とに区別して表示している。よって、ユーザは、好ましくない状態であるか否かを直感的に判断可能である。
森林キャラクタ7a〜7dは、例えば図1に示したパーソナルコンピュータ3の表示部35に表示されるものである。これら森林キャラクタ7a〜7dは、例えば画面の最下部に表示されて、このポータルサイトにアクセスするユーザを模式的に表現している。なお、各森林キャラクタ7a〜7dを特に区別しないときには、単に森林キャラクタ7と記載する。
サーバ装置1のCPU11は、森林キャラクタ7の生成にあたり、各ログインユーザを木の生長度と型の組合せに分類する(ステップS50)と共に、この組合せの割合を算出する(ステップS51)。例えば、組合せは、種16%、新芽17%、バランス型苗木35%、野性型の木24%、知性型の苗木8%などのように算出される。
このように生成された森林キャラクタ7により、各ログインユーザは、このポータルサイトおよびこのサイトのログインユーザの状態を直感的に把握可能である。
本発明は、上記実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、変更実施が可能であり、例えば、次の(a)〜(g)のようなものがある。
(a) キャラクタによって表示される評価値は、野性・知性・感性に限定されない。また評価値の数は、3個に限定されない。
(b) 評価値を表示するキャラクタは、樹木や森林に限定されず、任意の植物・動物・微生物であってもよく、更に火山の形成や恒星の生成と消滅などの非生物的な事象であってもよい。
(c) コンテンツによって説明される「体験」は、アウトドア体験に限定されず、任意の学習体験であってもよく、限定されない。
(d) 森林キャラクタ7が示す対象は、全てのログインユーザに限定されない。例えば直近の所定期間内にログインしたユーザの状況であってもよい。
(e) 森林キャラクタ7は、例えば、サイトのアクティブユーザ数やビュー数に応じて各樹木の葉の茂りかたや、幹の生長度が決定されてもよく、限定されない。
(f) グローチャート値はハウツー・コンテンツの詳細表示画面4を閲覧した場合に加算されることとしてもよい。例えば、図6のやりたい一覧画面5に表示されるインデックス54を選択して、選択したコンテンツ内容のハウツー・コンテンツの詳細表示画面4(図5)を閲覧すると、閲覧したコンテンツに対応付けられているグローチャート値を、閲覧したユーザの保持するグローチャート値に加算することとしてもよい。初めて閲覧するコンテンツを閲覧する場合にグローチャート値を加算し、同じコンテンツを2回以降閲覧してもグローチャート値は加算されないようにしてもよい。
(g) レーダーチャート41、62の評価値、野性・知性・感性のいずれかを選択(クリック)すると、選択した評価値に関連する(選択した評価値が所定値以上の)評価値を有するコンテンツ一覧を表示することとしてもよい。例えば、レーダーチャート41又は62の知性に対応する頂点をクリックすると、知性のグローチャート値が3以上のコンテンツの一覧を表示させることとしてもよい。
〔付記〕
《請求項1》
所定の体験の内容を説明するコンテンツおよび当該コンテンツを評価した複数の評価値を表示させると共に、当該コンテンツに係る前記体験を実行してみたい旨の投票を受け付けるための第1ボタン、前記体験を実行したとの投票を受け付けるための第2ボタンを表示させるコンテンツ表示制御手段と、
所定のキャラクタ画像を表示すると共に、ユーザによる前記第1ボタンの押下に応じて前記キャラクタ画像に第1の変化をさせ、前記ユーザによる前記第2ボタンの押下に応じて前記キャラクタ画像に、前記コンテンツを評価した複数の評価値に基づく第2の変化をさせるキャラクタ画像表示制御手段と、
を備えることを特徴とする情報表示システム。
《請求項2》
前記キャラクタ画像表示制御手段は、前記第1ボタンの押下と前記第2ボタンの押下を、各コンテンツと各ユーザの組合せにおける最初の1回目に限り受け付ける、
ことを特徴とする請求項1に記載の情報表示システム。
《請求項3》
前記コンテンツ表示制御手段は、前記コンテンツを評価した複数の評価値をレーダーチャート図により表示させる、
ことを特徴とする請求項1に記載の情報表示システム。
《請求項4》
前記キャラクタ画像表示制御手段は更に、前記ユーザのログイン、または、前記ユーザによるプロフィールの変更に応じて、前記キャラクタ画像に前記第1の変化をさせる、
ことを特徴とする請求項1に記載の情報表示システム。
《請求項5》
前記コンテンツ表示制御手段は更に、前記体験に係るレポートを投稿する第3ボタンを表示させ、
前記キャラクタ画像表示制御手段は、前記ユーザによる前記第3ボタンの押下に応じて前記キャラクタ画像に、前記コンテンツを評価した複数の評価値に基づく前記第2の変化をさせる、
ことを特徴とする請求項1に記載の情報表示システム。
《請求項6》
前記キャラクタ画像表示制御手段は、前記第3ボタンの押下を、各コンテンツと各ユーザの組合せにおいて、回数に依らずに受け付ける、
ことを特徴とする請求項5に記載の情報表示システム。
《請求項7》
前記キャラクタ画像表示制御手段が表示するキャラクタ画像は樹木であり、当該樹木の幹の生長を前記第1の変化とし、当該樹木の葉の茂りを前記第2の変化とする、
ことを特徴とする請求項1に記載の情報表示システム。
《請求項8》
コンピュータを、
所定の体験の内容を説明するコンテンツおよび当該コンテンツを評価した複数の評価値を表示させると共に、当該コンテンツに係る前記体験を実行してみたい旨の投票を受け付けるための第1ボタン、前記体験を実行したとの投票を受け付けるための第2ボタンを表示させるコンテンツ表示制御手段、
所定のキャラクタ画像を表示すると共に、ユーザによる前記第1ボタンの押下に応じて前記キャラクタ画像に第1の変化をさせ、前記ユーザによる前記第2ボタンの押下に応じて前記キャラクタ画像に、前記コンテンツを評価した複数の評価値に基づく第2の変化をさせるキャラクタ画像表示制御手段、
として機能させるための情報表示プログラム。
1 サーバ装置
2,2a,2b 携帯端末
3,3a,3b パーソナルコンピュータ
N インターネット
4 詳細表示画面
41 レーダーチャート
42 「やった!」ボタン (第2ボタン)
43 「やりたい」ボタン (第1ボタン)
44 属性
45 テーマ
46 概要
47 準備品情報
48 画像
5 やりたい一覧画面
51 タイトル
54,54a,54b インデックス
541 画像
542 テーマ
543 レーダーチャート
544 「やった!」ボタン (第2ボタン)
545 「やりたい」ボタン (第1ボタン)
56 「最初のページ」ボタン
57 「直前ページ」ボタン
58 「次のページ」ボタン
6 グローチャート値表示画面
61 ポイント
62 レーダーチャート
63a〜63s 樹木キャラクタ
64 グローチャート値
7a〜7d 森林キャラクタ
8 ポップアップ画面
81 「体験レポートも投稿する」ボタン (第3ボタン)
9 画面
Claims (11)
- 所定の体験の内容を説明するコンテンツおよび当該コンテンツを所定の評価項目毎に評価した複数の評価値を表示させると共に、当該コンテンツに係る前記体験を実行してみたい旨の投票を受け付けるための第1ボタン、前記体験を実行したとの投票を受け付けるための第2ボタンを表示させるコンテンツ表示制御手段と、
所定のキャラクタ画像を表示すると共に、ユーザによる前記第1ボタンの押下に応じて前記キャラクタ画像に第1の変化をさせ、前記ユーザによる前記第2ボタンの押下に応じて前記キャラクタ画像に、前記評価値に対応させた第2の変化をさせるキャラクタ画像表示制御手段と、
を備えることを特徴とする情報表示システム。 - 前記キャラクタ画像表示制御手段は、前記第1ボタンの押下と前記第2ボタンの押下を、各コンテンツと各ユーザの組合せにおける最初の1回目に限り受け付ける、
ことを特徴とする請求項1に記載の情報表示システム。 - 前記コンテンツ表示制御手段は、前記コンテンツを評価した複数の評価値をレーダーチャート図により表示させる、
ことを特徴とする請求項1に記載の情報表示システム。 - 前記キャラクタ画像表示制御手段は更に、前記ユーザのログイン、または、前記ユーザによるプロフィールの変更に応じて、前記キャラクタ画像に前記第1の変化をさせる、
ことを特徴とする請求項1に記載の情報表示システム。 - 前記コンテンツ表示制御手段は更に、前記体験に係るレポートを投稿する第3ボタンを表示させ、
前記キャラクタ画像表示制御手段は、前記ユーザによる前記第3ボタンの押下に応じて前記キャラクタ画像に、前記コンテンツを評価した複数の評価値に基づく前記第2の変化をさせる、
ことを特徴とする請求項1に記載の情報表示システム。 - 前記キャラクタ画像表示制御手段は、前記第3ボタンの押下を、各コンテンツと各ユーザの組合せにおいて、回数に依らずに受け付ける、
ことを特徴とする請求項5に記載の情報表示システム。 - 前記キャラクタ画像表示制御手段が表示するキャラクタ画像は樹木であり、当該樹木の幹の生長を前記第1の変化とし、当該樹木の葉の茂りを前記第2の変化とする、
ことを特徴とする請求項1に記載の情報表示システム。 - 所定の体験の内容を説明するコンテンツおよび当該コンテンツを所定の評価項目毎に評価した複数の評価値を表示させると共に、当該コンテンツに係る前記体験に係るレポートを投稿するボタンを表示させるコンテンツ表示制御手段と、
所定のキャラクタ画像を表示すると共に、ユーザによる前記ボタンの押下に応じて前記キャラクタ画像に、前記評価値に対応させた変化をさせるキャラクタ画像表示制御手段と、
を備えることを特徴とする情報表示システム。 - 前記キャラクタ画像表示制御手段が表示するキャラクタ画像は植物であり、前記コンテンツを評価した複数の評価値に基づいて、当該植物の成長を変化させる、
ことを特徴とする請求項8に記載の情報表示システム。 - コンピュータを、
所定の体験の内容を説明するコンテンツおよび当該コンテンツを所定の評価項目毎に評価した複数の評価値を表示させると共に、当該コンテンツに係る前記体験を実行してみたい旨の投票を受け付けるための第1ボタン、前記体験を実行したとの投票を受け付けるための第2ボタンを表示させるコンテンツ表示制御手段、
所定のキャラクタ画像を表示すると共に、ユーザによる前記第1ボタンの押下に応じて前記キャラクタ画像に第1の変化をさせ、前記ユーザによる前記第2ボタンの押下に応じて前記キャラクタ画像に、前記評価値に対応させた第2の変化をさせるキャラクタ画像表示制御手段、
として機能させるための情報表示プログラム。 - コンピュータを、
所定の体験の内容を説明するコンテンツおよび当該コンテンツを所定の評価項目毎に評価した複数の評価値を表示させると共に、当該コンテンツに係る前記体験に係るレポートを投稿するボタンを表示させるコンテンツ表示制御手段、
所定のキャラクタ画像を表示すると共に、ユーザによる前記ボタンの押下に応じて前記キャラクタ画像に、前記評価値に対応させた変化をさせるキャラクタ画像表示制御手段、
として機能させるための情報表示プログラム。
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