JP6756111B2 - 粉体粉砕方法及び粉体粉砕装置 - Google Patents

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Description

本発明は、粉体を粉砕する方法及び装置に関し、詳しくは、粉砕容器の内面に粉体が付着しないようにして粉砕を行う粉体粉砕方法及び粉体粉砕装置に関するものである。
従来より、種々の粉体粉砕装置が提供されている。例えば特許文献1の粉体粉砕装置においては、粉砕対象である粉体が粉砕容器の底部に向けて導入されている。粉砕タンクの底部には一対の粉砕ノズルが対向配置されており、粉体は各粉砕ノズルにより噴出される高圧の空気流によって加速され、粉砕容器内で互いに衝突して粉砕が行われる。粉砕された粉体は微細化されて軽量となり粉砕容器内に発生する上昇流に乗って、粉砕容器の上部に配置された分級装置へと移動し、分級されて回収容器に捕集される。
特開2000−033282号公報
しかし、粉砕対象の粉体はその形状や性質などの特性によっては、粉砕容器内で流動しにくい。このため、粉砕容器に導入された粉体が粉砕容器の内壁面に付着してしまい、粉砕ノズルにより噴出される高圧の空気流に乗ることができずに粉砕が行われない状態が発生するという問題がある。また、粉砕された粉体であっても、粉砕容器内に発生する上昇流に乗ることができずに粉砕容器の内壁面に付着してしまい、分級装置まで搬送されない状態が発生するという問題がある。
本発明は、上記した課題に着目してなされたものであり、粉砕容器の内面への粉体の付着を防ぐことのできる粉体粉砕方法及び粉体粉砕装置を提供することを目的とする。
本発明による粉体粉砕方法は、密閉された粉砕容器内に導入した粉体に高圧の空気を当てて粉体を粉砕するとともに、粉砕した粉体を粉砕容器外へ導出するものであって、内張りした前記粉砕容器の内面より空気が吹き出す状態にして前記粉体の粉砕を行うことを特徴とする。
上記の方法によれば、内張りした粉砕容器の内面より空気が吹き出す状態にして粉体の粉砕を行うので、粉砕容器の内面の近傍を流れる粉砕前及び粉砕後の粉体が粉砕容器の内面に付着するのを防ぐことができる。
本発明による粉体粉砕装置は、密閉された粉砕容器と、前記粉砕容器内に開口する導入口を有し前記導入口へ粉砕対象の粉体を導入する粉体導入機構と、前記粉砕容器内の前記導入口の下方に位置し粉体に高圧の空気を当てて粉砕する粉体粉砕機構と、前記粉砕容器内の前記導入口の上方に位置し粉砕された粉体を選別して粉砕容器外へ導出させる分級装置とを備えたものであって、前記粉砕容器は、内壁面上が多孔材質の内張り材で覆われるとともに、前記内張り材の各孔は前記内壁面と前記内張り材との隙間を介して空気供給装置に連通するものであり、上記の目的はこの粉体粉砕装置により達成される。
上記の構成によれば、粉砕容器の内壁面が貫通する多数の孔を有する多孔材質の内張り材で覆われており、内張り材の各孔が粉砕容器の内壁面と内張り材との隙間を介して空気供給装置と連通しているため、空気供給装置から内壁面と内張り材との隙間に空気が供給されると、この空気は内張り材の各孔から粉砕容器内へ吹き出す。この吹き出した空気により、内張り材の近傍を流れる粉砕前及び粉砕後の粉体が粉砕容器の内面に付着するのを防ぐことができる。
また、従来技術においては、内壁面に付着した粉体は粉砕容器外へ導出されないため、粉砕容器内へ粉体を導入する量(供給量)に対する粉砕容器外へ導出される粉体の量(採取量)、すなわち粉体が回収される割合(収率)が小さくなる。しかし、本発明においては、粉砕容器の内面に付着しないため、粉体が回収される割合(収率)を大きくすることができる。
好ましい実施形態においては、前記粉砕容器は、胴体部と前記胴体部と連続する底部とを備え、前記内張り材は、少なくとも前記底部の全域と、前記胴体部の前記分級装置より下方の領域とを覆っている。
粉砕容器内には粉体粉砕機構により噴射される高圧の空気によって上昇流が発生し、粉砕された粉体は、この上昇流により分級装置まで搬送され、粉砕容器外へ導出される。このため、粉砕容器の内面であって主に分級装置より下方に粉砕後の粉体が付着しやすい。本発明においては、粉砕容器の胴体部であって分級装置より下方の領域を内張り材で覆う構成としているため、粉砕容器の胴体部に粉体が付着するのを防ぐことができる。
また、粉砕容器内では、粉体粉砕機構により噴射される高圧の空気により下降流も発生しており、この下降流に乗って粉体が粉砕容器の底部に衝突し、底部の内面に粉体が付着しやすい。本発明においては、粉砕容器の底部を内張り材で覆う構成としているため、粉砕容器の底部に粉体が付着するのを防ぐことができる。
特に、前記粉体粉砕機構が、噴射口から高圧の空気を噴射する少なくとも一対の粉砕ノズルを含み、前記各粉砕ノズルは前記噴射口が対向するように配置されている場合には、粉砕容器に導入された粉体が粉砕容器の内面に付着しやすいが、本発明においては、粉砕容器の内壁面を内張り材で覆う構成としているため、粉砕容器の内面に粉体が付着するのを防ぐことができる。
前述したように、本発明によれば、粉砕容器の内面より空気が吹き出す状態にして粉体の粉砕を行うので、粉砕前及び粉砕後の粉体が粉砕容器の内面に付着するのを防ぐことができる。
本発明の一実施形態に係る粉体粉砕装置の概略断面図である。 粉砕容器の要部断面図である。 図1にA−A線に沿う断面図である。 粉体粉砕機構の他の例を示す概略断面図である。 従来技術の粉体粉砕装置である。
本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明の粉体粉砕方法が実施された粉体粉砕装置10の縦断面図、図3は水平断面図であり、粉体粉砕装置10は、密閉された粉砕容器20と、粉体導入機構30と、粉体粉砕機構40と、分級装置50と、内張り材60A、60Bを備えている。
粉砕容器20は、少なくとも内壁面20aがステンレス鋼(SUS)で形成されており、円筒状の胴体部21と、胴体部21の下端に連続して設けられる上拡がりの形状の底部22と、胴体部21の上端と連続して設けられるキャップ状の蓋部23を備えている。図2に示すように、胴体部21の上端と下端、底部22の上端、蓋部23の下端にはそれぞれフランジ部21b、21b、22b、23bが形成されている。胴体部21の上端のフランジ部21bと蓋部23の下端のフランジ部23bとの間に内張り材60Aの上端のフランジ部60aを挟んで複数のボルト20bにより締め付け、胴体部21と蓋部23とを連結し、胴体部21の下端のフランジ部21bと底部22の上端のフランジ部22bとの間に内張り材60Aの下端のフランジ部60b及び内張り材60Bの上端のフランジ部60cを挟んで複数のボルト20bにより締め付けて、胴体部21と底部22とを連結することで粉砕容器20が組み立てられている。
粉砕容器20内の圧力は、分級装置50に備えられた排気装置により−0.5〜−5.0kPaに保たれている。
なお、粉砕容器20は、胴体部21と底部22と蓋部23とに分かれていなくてもよく、例えば、胴体部21と底部22とが一体形成されていてもよい。
粉体導入機構30は、蓋部23の上壁を貫通して粉砕容器20内に下向きに突出する粉体導入管31を有し、粉体導入管31の下端に開口する導入口31aより粉砕対象の粉体を粉砕容器20内に導入している。
粉体粉砕機構40は、粉砕容器20内へ突出する複数の(本実施形態では2つ)の粉砕ノズル41、41を備えている。このとき粉砕効率を最大化するために、一対の粉砕ノズル41、41は噴射口が対向するように配置されていることが好ましいので、粉砕ノズル41、41は、噴射口が導入口31aの下方で対向するように粉砕容器20の底部22の壁面に設けられた貫通孔22cより挿入され支持されている。なお、貫通孔はパッキン(図示せず)等でシールされている。各粉砕ノズル41、41には圧力空気源(図示せず)より電磁弁42を介して高圧空気が供給され、粉砕ノズル41、41の噴射口から噴射される高圧空気流に乗った粉体が衝突することで粉体が粉砕されて微細化される。なお、粉砕ノズル41、41は胴体部21に設けられていてもよい。高圧空気の圧力は、本実施形態では0.8〜1.0MPa、10Nm3としているが、これに限定されるものではない。
分級装置50は、分級ロータ51と図示していない排気装置を備えている。分級ロータ51は粉砕容器20の蓋部23に支持されており、粉体導入機構30の導入口31aよりも上方に位置するように設けられている。分級装置50は分級ロータ51の回転力により粉砕された粉体のうち所定の径以下の粉体を選別してダクト52を介して粉砕容器20外へ導出させている。なお、分級装置50は胴体部21に設けられていてもよい。
粉砕ノズル41、41が設けられた位置から分級装置50の下端までの距離は、0.5m〜2mとしている。
粉砕容器20の内壁面20a上は、貫通する多数の孔を有する多孔材質の内張り材60A、60Bで覆われており、粉砕容器20の内壁面20aと内張り材60A、60Bとで、粉砕容器20の内面を構成している。一方の内張り材60Bは粉砕容器20の底部22の全域を覆い、他方の内張り材60Aは胴体部21の分級装置50より下方の領域を覆っている。本実施形態では、分級ロータ51が胴体部21の上端とほぼ同じ高さにあるため、胴体部21の全域が内張り材60Aで覆われている。なお、分級ロータ51が胴体部21の上端より下方にある場合には、胴体部21の分級ロータ51より下方の領域を覆うものであってもよい。
また、蓋部23の内壁面20aを内張り材で覆ってもよい。
内張り材60A、60Bは、粉砕容器20の内壁面20aとの間に隙間61A、61Bが形成されるように設けられている。内張り材60の微細な各孔65は内壁面20aと内張り材60A、60Bとの隙間61A、61Bを介して空気供給装置62A、62A、62Bと連通しており、これにより空気供給装置62A、62A、62Bからの空気が各孔65より粉砕容器20内へ吹き出す。
詳細には、本実施形態では、粉砕容器20の胴体部21の内壁面20aと内張り材60Aとの間には第1の隙間61Aが、粉砕容器20の底部22の内壁面20aと内張り材60Bとの間には第2の隙間61Bがそれぞれ介在している。各隙間61A、61Bの端部はパッキン20cによりシールされている。図2に示すように、胴体部21と底部22との連結部分において、胴体部21の内張り材60Aのフランジ部60bはパッキン20cと胴体部21のフランジ部21bとの間に挟まれ、底部22の内張り材60Bのフランジ部60cはパッキン20cと底部22のフランジ部22bとの間に挟まれて、これらが複数のボルト20bにより一体に固定されている。胴体部21と蓋部23との連結部分においても、胴体部21と底部22との連結部分と同様に、胴体部21の内張り材60Aのフランジ部60aはパッキン20cと胴体部21のフランジ部21bとの間に挟まれて、蓋部23のフランジ部23bとともに複数のボルト20bにより一体に固定されている。
胴体部21には、図1、図2に示すように、空気供給装置62A、62Aの空気供給ホース62aを接続するための2個の入口21cが設けられている。空気供給装置62A、62Aは図示しない圧力空気源により胴体部21と内張り材60Aとの間の第1の隙間61Aに空気を供給している。
同様に、底部22にも空気供給装置62Bの空気供給ホース62aを接続する入口22dが設けられている。空気供給装置62Bは図示しない圧力空気源により底部22と内張り材60Bとの間の第2の隙間61Bに空気を供給している。なお、図1において、62bは電磁弁であり、空気の供給等を制御するためのものである。
空気供給装置62A、62A、62Bが供給する空気の圧力は0.5MPa以下であり、好ましくは0.1MPa以上0.2MPa以下である。この圧力は、内張り材60A、60Bの耐圧性能により定められる。
内張り材60A、60Bは、本実施形態では気孔率47.3%の富士ケミカル株式会社製の高密度ポリエチレン微多孔性隔膜(フィルム)を用いているが、貫通する多数の孔を有するもの、すなわち多孔材質のものであれば、これに限定されるものではなく、例えばジルコニア、アルミナ、シリカ、チタニア、炭化ケイ素、炭化ホウ素、窒化ケイ素、窒化ホウ素、コーディエライト、ハイドロキシアパタイト、サイアロン、ジルコン、チタン酸アルミニウム、チタン酸バリウム、チタン酸ストロンチウムおよびムライトなどのセラミックス、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、超高密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン等のポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリフッ化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体(ABS樹脂)等のスチレン重合体または共重合体、6−ナイロン、66−ナイロン、12−ナイロン等のポリアミド、ポリアミドイミド、ポリイミド、ポリエーテルイミド、ポリウレタン、ポリメチルメタクリレート等のアクリル樹脂、ポリ酢酸ビニル、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリフッ化ビニリデン、ポリテトラフルオロエチレン等のフッ素樹脂、アルケニル芳香族樹脂、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリ乳酸等のポリエステル、ビスフェノールA系ポリカーボネート等のポリカーボネート、ポリアセタール、ポリフェニレンスルフィド、ポリメチルペンテン、セルロース、ポリビニルアルコール、ポリビニルアセタール、ポリアクリロニトリル等のポリアクリル酸、スチレン−アクリロニトリル共重合体(AS樹脂)、ポリフェニレンエーテル(PPE)、変性PPE、ポリアリレート、ポリフェニレンスルフィド、ポリサルホン、ポリエーテルサルホン、ポリエーテルニトリル、ポリエーテルケトン、ポリケトン、液晶ポリマーエチレンとプロピレンとの共重合体、エチレン又はプロピレンと他のα−オレフィン(ブテン−1、ペンテン−1、ヘキセン−1、4−メチルペンテン−1等)との共重合体、エチレンと他のエチレン性不飽和単量体(酢酸ビニル、アクリル酸、アクリル酸エステル、メタクリル酸、メタクリル酸エステル、ビニルアルコール等)との共重合体などの素材をイオンビーム照射及びエッチング処理して多孔質化した成形体、あるいは前述の樹脂の微粒子を互いに結着して構成された成形体などが挙げられる。
また、内張り材60A、60Bは、例えば生糸などの天然繊維、ポリエチレンやポリエステルなどの高分子材料、ステンレス等の金属からなる素材がメッシュ状に編み込まれた膜状(フィルム状)の材料から構成されていてもよい。金属がメッシュ状に編み込まれた材料としてはボアメット、ボンメッシュ、ボアフロなどが挙げられる。
内張り材60A、60Bは気孔率が10%以上90%以下であることが好ましい。内張り材60A、60Bの気孔率は、以下の方法で測定される。
(気孔率の測定方法)
内張り材60A、60Bを一辺が10cmの正方形のフィルム状(膜状)の成形体に切り出し、成形体の重量(単位:グラム(g))を小数点第1位まで計測する。また、成形体の厚みを、成形体の平面上の少なくとも4箇所で測定し平均値を算出する。このとき、
成形体の体積(cm)=厚みの平均値(cm)×10(cm)×10(cm)
であり、
成形体の見掛密度(g/cm)=成形体の重量/成形体の体積
である。
気孔率(空孔率)は、
気孔率(空孔率)(%)=成形体の密度/成形体の素材の密度×100
で算出される。
なお、図2には、説明の便宜上、内張り材60A、60Bの各孔65を大きく表わしているが、同図は実際の縮尺によるものではない。
また、粉砕容器20の胴体部21にはロードセル70が設けられており、粉砕容器20内にある粉体の重量を含む粉体粉砕装置10の重量を計測している。ロードセル70による計測により、粉砕容器20に導入された粉体の量を算出して導入量の増減等の制御を行っている。
また、粉体粉砕装置10は、粉砕対象の粉体の粉砕容器20への単位時間当たりの供給量を一定に保つスクリューフィーダーなど定量供給装置を備えていてもよい。これにより、粉体粉砕装置10の単位時間当たりの粉砕量を一定に保つことが可能となる。
次に、本発明の粉体粉砕装置10の動作について説明する。
粉砕対象である粉体が、粉体導入機構30の導入口31aから粉砕容器20内に導入されると、粉体は粉体粉砕機構40の粉砕ノズル41、41から噴射される高圧空気によって加速され、粉砕容器20内で互いに衝突して粉砕が行われる。粉砕された粉体は微細化されて粉砕容器20内に発生する上昇流に乗って、粉砕容器20の上部に配置された分級ロータ51へと移動し、粉径により選別されてダクト52を介して粉砕容器20外へ導出される。
このとき、空気供給装置62A、62A、62Bから第1の隙間61A、第2の隙間61Bに空気が供給されると、内張り材60A、60Bの各孔65から空気が粉砕容器20内へ吹き出す。この吹き出した空気により、内張り材60A、60Bの近傍に流れる粉砕前及び粉砕後の粉体は内張り材60A、60Bに付着するのが阻止される。このため、粉体は、内張り材60A、60Bに付着せずに分級ロータ51により選別されて粉砕容器20外へ導出される。
粉砕対象である粉体は、特に限定されず、無機物、有機物のいずれであってよい。無機物としては、自然界に存在する、あるいは工業的に製造されている周期表1〜13族に属する元素の酸化物、塩化物、硫酸塩、炭酸塩、硝酸塩、水酸化物、窒化物、炭化物、あるいはこれらの複合化合物、や混合物等が挙げられる。有機物としては、常温で固体である脂肪族化合物、芳香族化合物、高分子化合物、あるいはこれらの混合物などが挙げられる。
また、粉砕対象である粉体が、粉砕することでその表面エネルギーが大きくなり、その結果、凝集が強くなったり、流動性が悪くなるような特性を持つ粉体の時に本発明の粉体粉砕装置10は特に効果を発揮する。
また、本発明の粉体粉砕装置10は、融点が60℃以下であって、従来の粉砕機を用いて粉砕すると溶融するような粉体の粉砕にも有効である。
粉砕容器20内に導入する前に、粉砕対象である粉体を目開き5mm程度のふるいにかけ、粗粒を取り除いてもよい。また、アイスクラッシャー、フェザーミル、ハンマーミルなどの粉砕機で予め粉砕してもよく、粉砕後にさらにふるいにかけて粗粒を取り除いてもよい。粉砕対象である粉体から粗粒を取り除くことにより粉体の流動性が向上するので、粉体の導入がしやすくなり安定した定量供給ができる。
図4は本発明の他の実施例を示す。
図4に示す粉体粉砕機構40は、粉砕容器20内へ突出する一本の粉砕ノズル41を備えている。粉砕ノズル41は、粉砕容器20内の底部22の底面に設けられた貫通孔22cより挿入され、粉砕容器20内において上向きに突出する。また、粉砕容器20内の粉砕ノズル41と対向する位置であって、底部22のフランジ部22bと同じ高さ位置には、衝突板43が配置されている。衝突板43は図示しない位置調整機構などを有する支持部材により支持されている。
粉砕対象である粉体が粉砕容器20内に導入されると、粉体は、粉砕ノズル41から噴射される高圧空気によって吸引加速され、衝突板43の衝突面に衝突することで粉砕される。
上記の実施形態によっても、内張り材60A、60Bの各孔65から粉砕容器20内へ吹き出した空気により、内張り材60A、60Bの近傍に流れる粉砕前及び粉砕後の粉体は内張り材60A、60Bに付着するのが阻止される。
なお、他の構成および作用効果は図1の実施形態と同様のため、同一の符号を付して説明を省略する。
以下に、実施例を示す。なお、本発明はこの実施例に限定されるものではない。
また、粉砕前又は粉砕後の粉体の粒度分布は以下の方法にて測定した
まずサンプル(粉砕前又は粉砕後の試料粉体)0.1gに0.025wt%ヘキサメタリン酸ナトリウム水溶液60mLを加え、超音波ホモジナイザー(US−600、日本精機製作所製)を用いて、強度をV−LEVEL3に設定して2分間分散処理を行うことにより、サンプルの懸濁液を準備した。測定は、レーザー回折・散乱式粒度分析計(HORIBA社製、型番:LA−950−V2)を用いた。0.025wt%ヘキサメタリン酸ナトリウム水溶液を試料循環器に循環させ、透過率が80〜95%になるように上記懸濁液を滴下して、循環速度5、撹拌速度1にて、60秒間超音波分散してから測定を行った。
(水酸化マグネシウムの準備)
特開2012−72004の実施例1と同様の処理を行い、水酸化マグネシウム微粒子を含むスラリーを得た。この水酸化マグネシウム微粒子を含むスラリーをろ過、乾燥して酸化マグネシウムの乾燥ケーキを得た。乾燥ケーキを目開き3mmのスクリーンを有するハンマーミルで粉砕し、平均粒子径30μmの表面処理を施していない水酸化マグネシウム粉体を得た。
(実施例1)
図1に示す内容量40Lの粉体粉砕装置10を用いて、上記平均粒子径30μmの表面処理を施していない水酸化マグネシウム粉体を粉砕した。粉体粉砕装置10の動作時間を1時間、粉砕ノズル41、41から噴射される粉砕用の高圧空気を0.8MPa、10Nm3、粉砕ノズル41、41のノズル径を8mm、粉砕容器20内の圧力を-1kPa、分級装置50の分級ロータ51の直径を140mm、分級ロータ51の回転速度を6000rpm、各空気供給装置62A、62A、62Bが供給する空気の圧力を0.1MPa、粉砕容器20内へ粉砕対象の粉体を導入する量(供給量)を50kg/時間、の条件で粉体粉砕装置10を動作させた。
その結果、平均粒子径が1μmであり、3μm以上の大きさの粒子を全く含まない粉体を得た。粉砕容器20内へ粉体を導入する量(供給量)と粉砕容器20外へ導出される粉体の量(採取量)とから粉体が回収される割合(収率)を算出すると99%であった。粉砕作業の終了後、粉砕容器20内を目視にて確認すると、粉砕容器20の内張り材60A、60Bに粉体の付着はほとんど見られなかった。また、粉砕作業開始前と粉砕作業終了後の粉体粉砕装置10の重量を計測して比較したところ、重量の増加は見られなかったため、目視で確認ができない粉砕容器20内の箇所への付着もないことが分かった。
(比較例1)
図5に示す内張り材を備えていない粉体粉砕装置10を用いた。図5の粉体粉砕装置10は図1の粉体粉砕装置10とは内張り材60A、60Bを備えていない点において異なっており、他の構成は同じであるため、同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。実施例1と同じ水酸化マグネシウム粉体を粉砕容器20内へ導入し、実施例1と同じ条件で粉砕したところ、粉体粉砕装置10の動作途中で粉砕された粉体が粉砕容器20外へ導出されなくなった。このため粉体粉砕装置10の動作を停止させ、粉砕容器20内を目視すると、粉砕容器20の内壁面20aに水酸化マグネシウムが堆積していた。
(比較例2)
図5に示す内張り材を備えていない粉体粉砕装置10を用いて、実施例1と同じ水酸化マグネシウムを粉砕した。粉砕対象の粉体の供給量を10kg/時間とした。その他の条件は実施例1と同じである。
その結果、平均粒子径が5μmであり、30μm以上の大きさの粒子を50%含む粉体を5kg得た。供給量と採取量から算出した収率は50%であった。粉砕作業の終了後、粉砕容器20内を目視にて確認すると、内壁面20aに大量の粉体が付着していた。粉砕作業の終了後の粉体粉砕装置10の重量を計測したところ、粉砕作業前の重量に比べて約5kg増加していた。
比較例2は比較例1と比べて1時間当たりの粉砕対象の粉体の供給量を減らしているが、粉体は粉砕容器20内で十分に流動せず、30μm以上の大きさの粉体が粉砕容器20の内壁面20aへ付着し、内壁面20aから離れることなく内壁面20aにとどまったため、粉砕作業の終了後の粉体粉砕装置10の重量が増加したと推測される。
(実施例2)
図1に示す粉体粉砕装置10を用いて、平均粒径3μmの硫酸バリウム粉体(堺化学工業株式会社製バリエースBMH)を粉砕した。粉体粉砕装置10の動作時間を1時間、粉砕ノズル41、41から噴射される粉砕用の高圧空気を1.0MPa、10Nm3、粉砕ノズル41、41のノズル径を6mm、粉砕容器20内の圧力を-1kPa、分級装置50の分級ロータ51の直径を140mm、分級ロータ51の回転速度を6000rpm、各空気供給装置62A、62A、62Bが供給する空気の圧力を0.1MPa、粉砕容器20内へ粉砕対象の粉体を導入する量(供給量)を40kg/時間とした。
その結果、平均粒子径0.8μmであり、2μm以上の大きさの粒子を全く含まない粉体を得た。供給量と採取量から算出した収率は99%であった。粉砕作業の終了後、粉砕容器20内を目視にて確認すると、粉砕容器20の内張り材60A、60Bに粉体の付着はほとんど見られなかった。また、粉砕作業開始前と粉砕作業終了後の粉体粉砕装置10の重量を計測して比較したところ、重量の増加は見られなかったため、目視で確認ができない粉砕容器20内の箇所への付着もないことが分かった。
(比較例3)
図5に示す内張り材を備えていない粉体粉砕装置10を用いた。実施例2と同じ硫酸バリウム粉体を粉砕容器20内へ導入し、実施例2と同じ条件で粉砕したところ、粉体粉砕装置10の動作途中で粉砕された粉体が粉砕容器20外へ導出されなくなった。粉体粉砕装置10の動作を停止し、粉砕容器20内を目視すると、粉砕容器20の内壁面20aに硫酸バリウムが堆積していた。
(比較例4)
図5に示す内張り材を備えていない粉体粉砕装置10を用いて実施例2と同じ硫酸バリウムを粉砕した。粉砕対象の粉体の供給量を5kg/時間とした。その他の条件は実施例2と同じである。
その結果、平均粒子径2.8μmであり、3μm以上の大きさの粒子を80%含む粉体を得た。供給量と採取量から算出した収率は70%であった。粉砕作業の終了後、粉砕容器20内を目視にて確認すると、内壁面20aに大量の粉体が付着していた。粉砕作業の終了後の粉体粉砕装置10の重量を計測したところ、粉砕作業前の重量に比べて1.4kg増加していた。
比較例4は比較例3と比べて1時間当たりの粉砕対象の粉体の供給量を減らしているが、粉体は粉砕容器20内で十分に流動せず、3μm以上の大きさの粉体が粉砕容器20の内壁面20aへ付着し、内壁面20aから離れることなく内壁面20aにとどまったため、粉砕作業の終了後の粉体粉砕装置10の重量が増加したと推測される。
本発明によれば、粉砕容器20の内壁面20aが多孔材質の内張り材60A、60Bで覆われており、内張り材60A、60Bの各孔65を内壁面20aと内張り材60A、60Bとの隙間61A、61Bを介して空気供給装置62A、62A、62Bと連通させているため、空気供給装置62から内壁面20aと内張り材60A、60Bとの隙間61A、61Bに空気が供給されると、この空気は内張り材60A、60Bの各孔から粉砕容器20内へ吹き出す。この吹き出した空気により、内張り材60A、60B近傍に流れる粉砕前及び粉砕後の粉体が粉砕容器20の内張り材60A、60Bに付着するのを防ぐことができる。
また、粉体が粉砕容器20の内張り材60A、60Bに付着しないため、粉砕容器20に導入された粉体は所定の粉径まで粉砕されて分級装置50から粉砕容器20外へ導出される。従って、粉砕容器20内へ粉体を導入する量(供給量)に対する粉砕容器20外へ導出される粉体の量(採取量)、すなわち粉体の収率を100%に近くにすることができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
10 粉体粉砕装置
20 粉砕容器
20a 内壁面
21 胴体部
22 底部
30 粉体導入機構
31 粉体導入管
31a 導入口
40 粉体粉砕機構
50 分級装置
60A、60B 内張り材
61A、61B 粉砕容器の内壁面と内張り材との隙間
62A、62A、62B 空気供給装置
65 孔

Claims (2)

  1. 密閉された粉砕容器と、前記粉砕容器内に開口する導入口を有し前記導入口より粉砕対象の粉体を導入する粉体導入機構と、前記粉砕容器内の前記導入口の下方に位置し粉体に高圧の空気を当てて粉砕する粉体粉砕機構と、前記粉砕容器内の前記導入口の上方に位置し粉砕された粉体を選別して前記粉砕容器外へ導出させる分級装置とを備えた粉体粉砕装置であって、
    前記粉砕容器は、内壁面上が多孔材質の内張り材で覆われるとともに、前記内張り材の各孔は前記内壁面と前記内張り材との隙間を介して空気供給装置と連通し、
    前記粉砕容器は、筒状の胴体部と前記胴体部の下端と連続する上拡がりの底部と前記胴体部の上端と連続する蓋部とを備え、前記分級装置は、前記蓋部または前記胴体部に設けられ、
    前記内張り材は、少なくとも前記底部の全域と、前記胴体部の前記分級装置より下方の領域とを覆っており、前記内張り材は気孔率が10%以上90%以下であり、
    前記粉体導入機構は、前記粉砕容器内に下向きに突出する粉体導入管を有し、前記粉体導入管の下端に開口する前記導入口より前記粉砕容器内へ粉砕対象の粉体を導入しており、前記分級装置は前記導入口よりも上方に位置している、粉体粉砕装置。
  2. 前記粉体粉砕機構は、噴射口から高圧の空気を噴射する少なくとも一対の粉砕ノズルを含み、前記各粉砕ノズルは前記噴射口が対向するように配置されている請求項に記載の粉体粉砕装置。
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