JP6756102B2 - 情報処理装置、情報処理装置の情報処理方法、及び、情報処理システム - Google Patents
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Description
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、印刷される情報を的確に検出できるようにすることを目的とする。
本発明の構成によれば、所定の装置は、プログラムの機能により、テキストデータに含まれる情報を単語に分解したうえで、キーワード、及び、キーワードと検出対象の単語との関係に基づいて、検出対象の単語を検出でき、これにより、印刷される情報に含まれる情報を的確に検出できる。
本発明の構成によれば、ユーザーは、検出された単語を視認により確認できる。
本発明の構成によれば、所定の装置は、プログラムの機能により、印刷装置から受信したテキストデータに含まれる情報を単語に分解したうえで、キーワード、及び、キーワードと検出対象の単語との関係に基づいて、検出対象の単語を検出でき、これにより、印刷される情報に含まれる情報を的確に検出できる。
本発明の構成によれば、検出対象の単語のデータ型を反映して、より的確に検出対象の単語を検出できる。
本発明の構成によれば、情報処理装置は、テキストデータに含まれる情報を単語に分解したうえで、キーワード、及び、キーワードと検出対象の単語との関係に基づいて、検出対象の単語を検出でき、これにより、印刷される情報に含まれる情報を的確に検出できる。
本発明の構成によれば、情報処理装置は、テキストデータに含まれる情報を単語に分解したうえで、キーワード、及び、キーワードと検出対象の単語との関係に基づいて、検出対象の単語を検出でき、これにより、印刷される情報に含まれる情報を的確に検出できる。
本発明の構成によれば、情報処理装置は、印刷装置から受信したテキストデータに含まれる情報を単語に分解したうえで、キーワード、及び、キーワードと検出対象の単語との関係に基づいて、検出対象の単語を検出でき、これにより、印刷される情報に含まれる情報を的確に検出できる。
本発明の構成によれば、所定の装置は、プログラムの機能により、テキストデータに含まれる情報を単語に分解したうえで、キーワード、及び、キーワードと検出対象の単語との関係に基づいて、検出対象の単語を検出でき、これにより、印刷される情報に含まれる情報を的確に検出できる。
図1は、本実施形態に係る会計システム1(情報処理システム)の構成を示す図である。
図1に示すように、会計システム1は、複数の店舗システム11を備える。店舗システム11は、スーパーマーケットや、コンビニエンスストア、デパート、飲食店等の店舗に用いられるシステムである。店舗は、商品の提供が行われ、商品の提供に応じて、顧客による会計が行われる施設であればよい。本実施形態において、「商品」は、物体として顧客に引き渡される商品だけでなく、顧客に提供されるサービスや、顧客に提供される飲食物等、対価と引き換えに顧客に提供される対象を意味する。
店舗システム11は、顧客が購入した商品に応じた会計を行う機能、会計に応じてレシートを発行する機能等を備える。
レジカウンターLにおける会計に際し、レジ担当者は、印刷装置12に接続されたバーコードリーダーBRで商品や商品の包装に付されたバーコードを読み取り、また、タブレット端末13に対して会計に対応する入力を行う。印刷装置12は、バーコードリーダーBRによる読み取りに基づくデータを、タブレット端末13に送信する。タブレット端末13は、印刷装置12から受信したバーコードリーダーBRの読み取りに基づくデータや、レジ担当者による会計に対応する入力に基づいて、印刷装置12にレシートを発行させる。印刷装置12により発行されたレシートは、レジ担当者により顧客に引き渡される。
印刷装置12、及び、タブレット端末13の構成、機能、及び、機能に基づく処理については後述する。
印刷装置12は、LANに係る通信規格に従って、ローカルエリアネットワークLNと接続する。
ローカルエリアネットワークLNには、通信装置14が接続される。通信装置14は、ローカルエリアネットワークLNと、インターネット、電話網、その他の通信網を含むグローバルネットワークGNとを接続するインターフェース装置である。
通信装置14は、モデム(又は、ONU(Optical Network Unit))に係る機能、ルーター機能、NAT(Network Address Translation)機能、及び、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバー機能等を有する。通信装置14は、ローカルエリアネットワークLNに接続された機器と、グローバルネットワークGNに接続された機器との間で行われる通信に際し、機器間で送受信されるデータを転送する。なお、図1では、通信装置14を1つのブロックで表現するが、通信装置14は、機能に応じた複数の装置を有する構成でもよい。
印刷装置12は、通信装置14を介して、グローバルネットワークGNにアクセス可能である。
タブレット端末13は、前面の広い領域にタッチパネル22が設けられたタブレット型の(板状の)端末である。タブレット端末13は、レジカウンターLにおける会計に際し、会計に関する各種処理を実行して印刷装置12を制御するホストコンピューターとして機能する。
図2に示すように、タブレット端末13は、タブレット端末制御部20と、タブレット端末通信部21と、タッチパネル22と、タブレット端末記憶部23と、を備える。
図2に示すように、印刷装置12は、印刷装置制御部30と、印刷部31と、印刷装置記憶部32と、印刷装置通信部33と、印刷装置ネットワーク通信部34と、デバイス通信部35と、を備える。
なお、デバイス通信部35が、無線通信機能を備え、デバイスと無線通信する構成でもよい。
バーコードリーダーBRは、商品や、商品の包装等に付されたバーコードを読み取り、読取結果を示すデータをデバイス通信部35に出力する。デバイス通信部35は、バーコードリーダーBRから入力されたデータを、印刷装置制御部30に出力する。
カスタマーディスプレーCDは、印刷装置制御部30の制御で、会計に関する情報を表示する。カスタマーディスプレーCDに表示された情報は、レジカウンターLで会計を行う顧客が視認できる。
自動釣銭機JTは、顧客から受け取った貨幣を投入する貨幣受取口と、釣銭に係る貨幣を排出する釣銭排出口とを備え、印刷装置制御部30の制御で、貨幣受取口を介して貨幣が投入された場合、対応する釣銭を釣銭排出口から排出する。
図2に示すように、制御サーバー15は、制御サーバー制御部40(制御部)と、制御サーバーネットワーク通信部41と、制御サーバー記憶部42と、制御サーバー表示部43と、制御サーバー入力部44と、を備える。
制御サーバー15の制御サーバー記憶部42には、第1プログラムPG1、及び、第2プログラムPG2がインストールされる。制御サーバー記憶部42は、第1プログラムPG1(当該プログラムに関連するデータを含む。)、及び、第2プログラムPG2(当該プログラムに関連するデータを含む。)を記憶する。
制御サーバー制御部40は、第1プログラム実行部401、及び、第2プログラム実行部402を備える。第1プログラム実行部401は、第1プログラムPG1(当該プログラムに付随するプログラムを含む。)を読み出して実行することにより、各種処理を実行する。第2プログラム実行部402は、第2プログラムPG2(当該プログラムに付随するプログラムを含む。)を読み出して実行することにより、各種処理を実行する。
ステップSA1の処理について詳述すると、タブレット端末アプリケーション実行部201は、顧客の会計に伴う印刷装置12(印刷装置12に接続されたバーコードリーダーBR)からの入力や、タッチパネル22に対するレジ担当者の入力に応じて、レシート情報を生成する。レシート情報とは、印刷装置12に発行させるレシートに印刷する情報である。レシート情報の具体的な内容については、例を挙げて後述する。
次いで、タブレット端末アプリケーション実行部201は、生成したレシート情報に基づいて、印刷データを生成する。印刷データは、所定のレイアウトに従ってレシート情報が印刷されたレシートの発行を指示する制御データである。印刷データは、印刷装置12のコマンド体系に従った複数の制御コマンドを含んで構成される。
図4で例示するレシートR1には、先頭に、店舗の名称を図案化したロゴ情報J1が印刷される。
レシートR1において、ロゴ情報J1の下方は、店舗の住所を文字列で表した店舗住所情報J2が一行で印刷される。
レシートR1において、店舗住所情報J2の一行下には、店舗の電話番号に関する情報を文字列で表した店舗電話番号関連情報J3が印刷される。店舗電話番号関連情報J3は、店舗の電話番号を示す店舗電話番号情報J32を有する。また、店舗電話番号関連情報J3は、店舗電話番号情報J32の同一行における左方に印刷され、店舗電話番号情報J32が電話番号を示す情報であることを明示する電話番号明示情報J31を有する。図4に示すように、レシートR1に係る電話番号明示情報J31は、3個の大文字のアルファベットの「TEL」からなる文字列である。
レシートR1は、1つ目の第1エリア分割情報SK1によって印刷領域が区切られ、1つ目の第1エリア分割情報SK1よりも上方がエリア分けされる。以下、レシートR1において、第1エリア分割情報SK1よりも上方のエリアを「エリアAA1」とする。
図4に示すように、レシートR1に係るレシート識別明示情報J41は、文字列「Check♯:」からなる情報である。
発行日時情報J5の一行下には、第1エリア分割情報SK1が印刷される。
レシートR1は、1つ目の第1エリア分割情報SK1と、2つ目の第1エリア分割情報SK1とによって印刷領域が区切られ、これら情報で囲まれた領域がエリア分けされる。以下、レシートR1において、1つ目の第1エリア分割情報SK1と、2つ目の第1エリア分割情報SK1とで囲まれたエリアを「エリアAA2」とする。
明細情報J6は、顧客が購入した商品に関する情報である。明細情報J6は、顧客が購入した商品の種類ごとに、レシートR1に印刷される。従って、顧客が購入した商品の種類が3つである場合は、3つの種類の商品のそれぞれに対応する3つの明細情報J6が印刷される。レシートR1に複数の明細情報J6が印刷される場合、複数の明細情報J6は、異なる行に、1行ずつ連続して印刷される。
明細情報J6は、1行内で、購入数量情報J61と、購入商品名称情報J62と、単価情報J63とを有する。購入数量情報J61は、対応する商品の購入数量を、小数点無しの整数で表す情報である。購入商品名称情報J62は、対応する商品の名称を文字列で表す情報である。単価情報J63は、対応する商品の単価を、小数点付きの数値によって表す情報である。
レシートR1では、明細情報J6に含まれる購入数量情報J61、購入商品名称情報J62、及び、単価情報J63は、1行内で、右へ向かって購入数量情報J61→購入商品名称情報J62→単価情報J63の順番で印刷される。
レシートR1は、2つ目の第1エリア分割情報SK1と、1つ目の第2エリア分割情報SK2とによって印刷領域が区切られ、これら情報で囲まれた領域がエリア分けされる。以下、レシートR1において、2つ目の第1エリア分割情報SK1と、1つ目の第2エリア分割情報SK2とで囲まれたエリアを「エリアAA3」とする。
図4に示すように、レシートR1に係る小計明示情報J71は、8個の大文字のアルファベットの「SUBTOTAL」からなる文字列である。
図4に示すように、レシートR1に係る税明示情報J81は、3個の大文字のアルファベットの「TAX」からなる文字列である。
図4に示すように、レシートR1に係る合計金額明示情報J91は、5個の大文字のアルファベットの「TOTAL」からなる文字列である。
レシートR1は、1つ目の第2エリア分割情報SK2と、3つ目の第1エリア分割情報SK1とによって印刷領域が区切られ、これら情報で囲まれた領域がエリア分けされる。以下、レシートR1において、1つ目の第2エリア分割情報SK2と、3つ目の第1エリア分割情報SK1とで囲まれたエリアを「エリアAA4」とする。3つ目の第1エリア分割情報SK1より下方のエリアを「エリアAA5」とする。
このように、レシートR1は、以下のレイアウトで情報が印刷される。すなわち、印刷領域に4つのエリア分割情報が印刷され、これら4つのエリア分割情報により、印刷領域が、上から順番に、エリアAA1、エリアAA2、エリアAA3、エリアAA4、及び、エリアAA5の5つのエリアに区分けされる。エリアAA1には、ロゴ情報J1、店舗住所情報J2、及び、店舗電話番号関連情報J3がこの順番で印刷される。エリアAA2には、レシート識別関連情報J4、及び、発行日時情報J5がこの順番で印刷される。エリアAA3には、1又は複数の明細情報J6が印刷される。明細情報J6に含まれる購入数量情報J61、購入商品名称情報J62、及び、単価情報J63は、1行内で、右へ向かって購入数量情報J61→購入商品名称情報J62→単価情報J63の順番で印刷される。エリアAA4には、小計関連情報J7、税関連情報J8、及び、合計金額関連情報J9がこの順番で印刷される。エリアAA5には、付加情報J10が印刷される。
なお、本実施形態において、印刷データには、1又は複数の文字コードを含み、文字コードに基づく文字の印刷を指示する制御コマンド(以下、「文字列印刷指示コマンド」という。)を含めることができる。文字列印刷指示コマンドには、当該コマンドに基づいて印刷させる文字に施す修飾を指定する情報を含めることができる。文字に施す修飾とは、例えば、太字化、アンダーラインの付加、強調点の付加、白黒の反転、回転、右寄せ、中央寄せ、左寄せ等である。また、印刷装置12の印刷装置記憶部32は、文字コードのそれぞれと、文字コードに係る文字に対応するフォントデータを記憶するフォントテーブルを記憶する。
そして、印刷装置12の印刷装置制御部30は、文字列印刷指示コマンドに基づいて、当該コマンドに含まれる文字コードのそれぞれを、対応するフォントデータのそれぞれに変換し、フォントデータに対して当該コマンドで指定された装飾を反映して画像バッファーにイメージデータとして展開し、画像バッファーに展開したイメージデータに基づいて、文字を印刷する機能を有する。
印刷テキストデータには、印刷で行われる改行が反映された状態で情報が記述される。
また、印刷テキストデータには、文字列印刷指示コマンドで指定された装飾は反映されない状態で情報が記述される。従って、文字列印刷指示コマンドにおいて、文字に施す装飾として、中央寄せ、右寄せが指示された場合でも、印刷テキストデータへの文字の記述に際し、これら装飾は反映されない。
なお、空白文字(スペースや、ブランクと呼ばれる場合もある。)は、文字コードが割り当てられた文字であり、印刷テキストデータに記述される。
なお、ロゴ情報J1は、フォントデータに基づいて印刷される情報ではなく、ビットマップデータ等のグラフィック画像データに基づいて印刷される情報である。図5に示すように、文字コードに対応するフォントデータに基づいて印刷される情報以外の情報は、印刷テキストデータには記述されない。
シリアル番号J11は、印刷装置12の製造段階で、印刷装置12に一意に割り当てられる識別情報である。
なお、ステップSB4において、シリアル番号J11等を送信するのに必要な通信に関する情報(送信先に関する情報や、通信に用いるプロトコル、送信するデータのフォーマット等)は、印刷装置12に事前に登録される。
図6は、テキストデータ管理データベース421の1件のレコードが有する情報を模式的に示す図である。
図6に示すように、テキストデータ管理データベース421の1件のレコードは、統括識別情報J12と、シリアル番号J11と、印刷データと、印刷テキストデータとを有する。
統括識別情報J12は、テキストデータ管理データベース421のレコードを識別する識別情報である。統括識別情報J12は、テキストデータ管理データベース421の各レコードについて一意な値であるため、対応する印刷データ、及び、対応する印刷テキストデータを識別する識別情報として使用することができる。
ステップSC2において、制御サーバー制御部40は、所定のルールに従って、統括識別情報J12を生成する。次いで、制御サーバー制御部40は、生成した統括識別情報J12と、受信したシリアル番号J11、印刷データ、及び、印刷テキストデータとを対応付けたレコードを、テキストデータ管理データベース421に登録する。
以下、単語(後述)の検出に係る処理を実行するときの制御サーバー15の動作について説明する。
第2プログラム実行部402は、制御サーバー入力部44からの入力に基づいて、制御サーバー表示部43に、統括識別情報入力画面G81(図8)を表示する(ステップSE1)。
図8に示すように、統括識別情報入力画面G81は、統括識別情報入力欄N81を有する。統括識別情報入力欄N81は、統括識別情報J12を入力する入力欄である。
図8に示すように、統括識別情報入力画面G81は、確定ボタンKB81を有する。確定ボタンKB81は、統括識別情報入力画面G81への入力を確定するボタンである。
ユーザーは、印刷された情報を検出することを望むレシートの統括識別情報J12を統括識別情報入力欄N81に入力し、確定ボタンKB81を操作して、統括識別情報入力欄N81への入力を確定する(ステップS2)。なお、ユーザーは、所定の手段で、所望のレシートに係る統括識別情報J12を取得できる。
次いで、第2プログラム実行部402は、ステップSE2で取得して統括識別情報J12を第1プログラム実行部401に出力する(ステップSE3)。
第1プログラムPG1と、第2プログラムPG2との間では、例えばAPI(Application Programming Interface)を利用する等して、情報の入出力が可能である。
次いで、第1プログラム実行部401は、テキストデータ管理データベース421を参照する(ステップSD2)。
次いで、第1プログラム実行部401は、テキストデータ管理データベース421のレコードのうち、ステップSD1で取得した統括識別情報J12の値と同一の値の統括識別情報J12を有するレコードを特定し、特定したレコードが有する印刷テキストデータを取得する(ステップSD3)。
詳述すると、第1プログラム実行部401は、印刷テキストデータに含まれる情報について、区切文字によって区切られた(分離された)連続する一連の文字列(1文字の場合もある。以下、1文字も、適宜、「文字列」と表現する。)を1つの単語として、印刷テキストデータに含まれる情報を単語に分解する。連続する一連の文字列とは、同一行内で区切文字を挟むことなく連続する1又は複数の実文字を意味する。実文字とは、区切文字以外の文字である。
本実施形態では、「区切文字」は、空白文字、及び、改行文字である。
店舗住所情報J2が有する単語「1234」、単語「XXXStreet、New」、単語「York」。
電話番号明示情報J31に係る単語「TEL」、店舗電話番号情報J32に係る単語「12−345−678」。
1つ目の第1エリア分割情報SK1に係る単語「−−−・・・−」。
レシート識別明示情報J41に係る単語「Check♯:」、レシート識別情報J42に係る単語「C0001」。
発行日時情報J5に係る単語「1/1/2015/12:00」。
2つ目の第1エリア分割情報SK1に係る単語「−−−・・・−」。
1つ目の明細情報J6の購入数量情報J61に係る単語「1」、購入商品名称情報J62に係る単語「Beer」、単価情報J63に係る単語「10.00」。
2つ目の明細情報J6の購入数量情報J61に係る単語「1」、購入商品名称情報J62に係る単語「Toy」、単価情報J63に係る単語「60.00」。
1つ目の第2エリア分割情報SK2に係る単語「〜〜〜・・・〜」。
小計明示情報J71に係る単語「SUBTOTAL」、小計情報J72に係る単語「70.00」。
税明示情報J81に係る単語「TAX」、税額情報J82に係る単語「6.13」。
合計金額明示情報J91に係る単語「TOTAL」、合計金額情報J92に係る単語「$76.13」。
3つ目の第1エリア分割情報SK1に係る単語「−−−・・・−」。
付加情報J10が有する単語「THANK」、単語「YOU!」。
単語群とは、複数の単語の組み合わせによって、1つのまとまった意味を有した情報として成立する場合の、これら複数の単語の組み合わせのことをいう。印刷テキストデータT1の例では、単語「1234」、単語「XXXStreet、New」、単語「York」は、単体では意味をなさない。これら単語は、これら単語が組み合わされ、単語群「1234△XXXStreet、New△York」(△は、区切文字である空白文字を表す。以下、同じ。)となって初めて、店舗の住所を示す情報(店舗住所情報J2)という意味を持った情報となる。この場合において、単語群「1234△XXXStreet、New△York」が、ステップSD2で抽出される「単語群」に相当する。
また、印刷テキストデータT1の例では、単語「THANK」、単語「YOU!」は、単体では意味をなさない。これら単語は、これら単語が組み合わされ、単語群「THANK△YOU!」となって初めて、顧客に対する感謝を表す情報(付加情報J10)という意味を持った情報となる。この場合において、単語群「THANK△YOU!」が、ステップSD2で抽出される「単語群」に相当する。
例えば、店舗住所情報J2については、第1プログラム実行部401は、以下の処理を実行する。すなわち、制御サーバー15には、予め、住所として使用可能な用語(例えば、用語「New△York」)が登録される。用語は空白文字を含んでもよい。また、制御サーバー15には、予め、住所を表す場合のルールを示す情報が登録される。住所を表す場合のルールとは、該当する地域においては、「数値により表される番地、ストリート名、行政区域を示す情報の順番で住所が表される。」等の、該当する地域において住所を表す場合の規則を意味する。
そして、第1プログラム実行部401は、住所として使用可能な用語を含み、その用語の前後の単語が、住所を表す場合のルールに従って記述された状態の場合、「登録された用語を含み、住所を表す場合のルールに従って記述された情報」に属する一連の単語を、店舗住所情報J2に係る単語群として抽出する。
単語群を抽出する処理はどのような方法で行われてもよい。
図9は、印刷テキストデータT1(図5)に基づく単語データTD1の内容を示す。
以下、ステップSD5で抽出した単語群を「特定単語群」と表現する。また、ステップSD4で分解された単語のうち、特定単語群に属する単語を除く単語のそれぞれを「特定単語」と表現する。また、特定単語と、特定単語群とを区別しない場合、「対象単語」と表現する。
図10の行データGG1に示すように、図5で例示する印刷テキストデータT1については、第1プログラム実行部401のステップSD7の処理により、各対象単語が以下の態様で行に分解される。
第1行目→単語群「1234△XXXStreet、New△York」。
第2行目→単語「TEL」、単語「12−345−678」。
第3行目→単語「−−−・・・−」。
第4行目→単語「Check♯:」、単語「C0001」。
第5行目→単語「1/1/2015/12:00」。
第6行目→単語「−−−・・・−」。
第7行目→単語「1」、単語「Beer」、単語「10.00」。
第8行目→単語「1」、単語「Toy」、単語「60.00」。
第9行目→単語「〜〜〜・・・〜」。
第10行目→単語「SUBTOTAL」、単語「70.00」。
第11行目→単語「TAX」、単語「6.13」。
第12行目→単語「TOTAL」、単語「$76.13」。
第13行目→単語「−−−・・・−」。
第14行目→単語群「THANK△YOU!」。
レシート基本ルールとして、レシートに印刷される情報は、エリア分割情報によって印刷領域が区切られ、エリア分割情報を境としてエリアが分けられるというレシート基本ルールがある。これは、以下の理由による。すなわち、レシートには、顧客が買い物をした店舗に関する情報(例えば、ロゴ情報J1、店舗住所情報J2、店舗電話番号関連情報J3)や、顧客が購入した商品に関する情報(例えば、明細情報J6)、レシート自体に関する情報(例えば、レシート識別関連情報J4、発行日時情報J5)、顧客の支払いに関する情報(例えば、小計関連情報J7、税関連情報J8、合計金額関連情報J9)等の、異なる属性(異なる意味合い)の情報が印刷される。そして、レシートの印刷領域をエリア分割情報によってエリアに分け、各エリアに同一又は関連する属性の情報を印刷することにより、レシートを視認した顧客が、レシートの内容を理解しやすくなるからである。
また、レシート基本ルールについて、エリア分割情報は、同一の特殊文字(後述)が1行内で所定個数以上、連続して構成された情報であるというレシート基本ルールがある。
特殊文字とは、エリア分けするというエリア分割情報の機能を実現するのに適した文字であり、本実施形態では、文字「−」、文字「〜」である。本実施形態で例示する特殊文字以外の特殊文字としては、文字「=」、文字「@」、文字「*」、文字「+」等が想定される。
また、レシート基本ルールについて、エリア分割情報と同一行には、エリア分割情報以外の情報が印刷されないというレシート基本ルールがある。
次いで、第1プログラム実行部401は、印刷テキストデータについて、特定した1又は複数のエリア分割情報によって区切られる各エリアを特定する。次いで、第1プログラム実行部401は、各エリアに属する対象単語を特定し、各エリアと、各エリアに属する対象単語との対応関係が、各対象単語が属する「行」と共に記述されたエリアデータを生成する(ステップSD8)。
以下、1の印刷テキストデータについて、エリア分割情報によって区切られる各エリアを、上から順番に、第1エリア、第2エリア・・・第Nエリアのように表現する。
印刷テキストデータT1について、第1プログラム実行部401は、1つ目の第1エリア分割情報SK1に係る単語「−−−・・・−」、2つ目の第1エリア分割情報SK1に係る単語「−−−・・・−」、1つ目の第2エリア分割情報SK2に係る単語「〜〜〜・・・〜」、3つ目の第1エリア分割情報SK1に係る単語「−−−・・・−」を、エリア分割情報として特定する。次いで、特定したエリア分割情報により印刷テキストデータT1をエリアに分け、各エリアに属する対象単語を特定する。次いで、第1プログラム実行部401は、エリアと、エリアに属する対象単語との関係に基づいて、図11に示すエリアデータAD1を生成する。
検出情報入力画面G121は、ユーザーが取得することを望む情報に対応する対象単語(以下、「検出対象単語」という。「検出対象の単語」に相当。)に関し、対象単語の検出に用いるキーワードを示すキーワード情報J13(後述)と、キーワードとの関係を示す関係情報J19(後述)の指定を受け付ける画面である。後に明らかとなるとおり、第1プログラム実行部401は、キーワード情報J13、及び、関係情報J19に基づいて、検出対象単語を検出することができる。すなわち、第1プログラムPG1は、キーワード情報J13、及び、関係情報J19に基づいて検出対象単語を検出する機能を有する。
すなわち、小数点を含まない数値を表す単語、小数点を含む数値を表す単語、数値と単位を表す情報とからなる単語のデータ型を「数値型」と定義する。例えば、単語「1」、単語「10.00」が「数値型」の単語である。また例えば、単位を表す情報は、通過記号(「$」や、「¥」等)や、通貨単位を表す文字列(「doll」や、「円」等)、単位を表す文字列として一般的に使用される文字列(「@」等)である。また、「数値と単位を表す情報とからなる単語」は、例えば、「$76.13」や、「100円」、「@1」等である。
また、「数値型」以外の単語であり、数字を示す文字、単位を示す文字、及び、記号を示す文字以外の文字を少なくとも1つ含む単語のデータ型を「テキスト型」と定義する。
ユーザーは、検出情報入力画面G121に、検出対象単語と所定の関係にある対象単語を特定可能なキーワード情報J13を入力すると共に、入力したキーワード情報が示すキーワードによって特定される対象単語と、検出対象単語との関係を示す関係情報を入力する。
図12に示すように、検出情報入力画面G121は、キーワードを示す情報であるキーワード情報J13を入力するキーワード入力欄N121を有する。ユーザーは、キーワード入力欄N121に、キーワード情報J13を入力する。
領域A121は、ラジオボタンRB1211が選択された場合に、各種入力を行う領域である。領域A121は、検出対象単語が、キーワード情報J13に係る対象単語と同一行において、キーワード情報J13に係る対象単語の左に位置するか右に位置するかを選択するラジオボタン群RB122を有する。ユーザーは、検出対象単語と、キーワード情報J13に係る対象単語との位置関係に応じて、ラジオボタン群RB122のいずれかのラジオボタンを選択する。また、領域A121は、検出対象単語のデータ型を選択するデータ型選択欄SN121を有する。データ型選択欄SN121は、プルダウンメニューとなっており、プルダウンメニューに項目として、数値型を示す項目、及び、テキスト型を示す項目が表示される。ユーザーは、検出対象単語のデータ型に応じて、プルダウンメニューのいずれかの項目を選択する。
領域A122は、ラジオボタンRB1212が選択された場合に、各種入力を行う領域である。領域A122は、キーワード情報J13に係る対象単語と、検出対象単語とが、同一のエリアにあるか否かを選択するラジオボタン群RB123を有する。ラジオボタン群RB123は、キーワード情報J13に係る対象単語と、検出対象単語とが同一のエリアにある場合に選択されるラジオボタンRB1231を有する。また、ラジオボタン群RB123は、キーワード情報J13に係る対象単語と、検出対象単語とが同一のエリアにない場合に選択されるラジオボタンRB1232を有する。
ユーザーは、キーワード情報J13に係る対象単語と、検出対象単語とが、同一のエリアにあるか否かに応じて、ラジオボタンRB1231、又は、ラジオボタンRB1232のいずれかにチェックを入れる。
領域A123は、ラジオボタンRB1232が選択された場合に、各種入力を行う領域である。より具体的には、領域A123は、検出対象単語を含むエリアと、キーワード情報J13に係る対象単語を含むエリアとの関係(位置関係)を示す情報を入力する領域である。
ユーザーは、検出対象単語を含むエリアが、キーワード情報J13に係る対象単語を含むエリアよりも何個上に存在するエリアであるか、又は、何個下に存在するエリアであるかを示す情報を入力する。
また、検出情報入力画面G121は、キャンセルボタンQ121を有する。ユーザーは、検出情報入力画面G121への入力をキャンセルし、単語の検出を終了する場合、キャンセルボタンQ121を操作する。
キャンセルボタンQ121が操作されたことを検出した場合(ステップSE5:YES)、第2プログラム実行部402は、処理を終了する。
詳述すると、ステップSE7において、第2プログラム実行部402は、キーワード入力欄N121に入力されたキーワード情報J13を取得する。
また、第2プログラム実行部402は、ラジオボタンRB1211(検出対象単語とキーワード情報J13に係る対象単語とが同一行の場合に選択されるラジオボタン)が選択された場合は、領域A121に対する入力に基づいて以下の情報を取得する。すなわち、第2プログラム実行部402は、検出対象単語がキーワード情報J13に係る対象単語の左に位置するか右に位置するかを示す情報(以下、「左右情報J14」という。)、及び、検出対象単語のデータ型を示す情報(以下、「対象単語データ型情報J15」という。)を取得する。
また、第2プログラム実行部402は、ラジオボタンRB1212(検出対象単語とキーワード情報J13に係る対象単語とが同一行ではない場合に選択されるラジオボタン)が選択された場合において、ラジオボタンRB1231(キーワード情報J13に係る対象単語と、検出対象単語とが同一のエリアにある場合に選択されるラジオボタン)が選択された場合は、検出対象単語がキーワード情報J13に係る対象単語のエリアと同一のエリアにあることを示す情報(以下、「エリア同一明示情報J16」という。)を取得する。
また、第2プログラム実行部402は、ラジオボタンRB1212(検出対象単語とキーワード情報J13に係る対象単語とが同一行ではない場合に選択されるラジオボタン)が選択された場合において、ラジオボタンRB1232(キーワード情報J13に係る対象単語と、検出対象単語とが同一のエリアにない場合に選択されるラジオボタン)が選択された場合は、以下の情報を取得する。すなわち、第2プログラム実行部402は、検出対象単語がキーワード情報J13に係る対象単語のエリアと同一のエリアにないことを示す情報(以下、「エリア不同明示情報J17」という。)を取得する。さらに、第2プログラム実行部402は、領域A123への入力に基づいて、キーワード情報J13に係る対象単語を含むエリアに対する、検出対象単語を含むエリアの位置を示す情報(以下、「エリア位置関係情報J18」という。)を取得する。
次いで、第1プログラム実行部401は、キーワード情報J13、及び、関係情報J19に基づいて、生成した単語データ(図9の単語データTD1、参照。)、行データ(図10の行データGG1、参照。)、及び、エリアデータ(図11のエリアデータAD1、参照。)を利用して、検出対象単語の検出に係る処理を実行する(ステップSD11)。
以下、ステップSD11の第1プログラム実行部401の処理について、「関係情報J19が、左右情報J14及び対象単語データ型情報J15の場合」と、「関係情報J19が、エリア同一明示情報J16の場合」と、「関係情報J19が、エリア不同明示情報J17及びエリア位置関係情報J18の場合」との3つの場合に分けて、説明する。
第1プログラム実行部401は、行データを参照し、キーワード情報J13に係る対象単語を有する行を特定する。次いで、第1プログラム実行部401は、行データを参照し、特定した行において、キーワード情報J13に係る対象単語に対して左右情報J14が示す方向に存在する対象単語であり、対象単語データ型情報J15が示すデータ型の対象単語を特定する。特定される対象単語は、複数個の場合もあれば、「0」個の場合もある。第1プログラム実行部401は、特定した1又は複数の対象単語を取得する。ここで取得した対象単語は、第1プログラム実行部401により検出された検出対象単語に相当する。なお、第1プログラム実行部401は、特定される対象単語が「0」個の場合は、検出対象単語が検出されなかったと判別する。
第1プログラム実行部401は、エリアデータを参照し、キーワード情報J13に係る対象単語を有するエリアを特定する。次いで、第1プログラム実行部401は、特定したエリアに含まれる対象単語を取得する。ここで取得した対象単語は、第1プログラム実行部401により検出された検出対象単語に相当する。
第1プログラム実行部401は、エリアデータを参照し、キーワード情報J13に係る対象単語を含むエリアを特定する。次いで、第1プログラム実行部401は、キーワード情報J13に係る対象単語を含むエリアとして特定したエリアに対してエリア位置関係情報J18が示す位置関係に位置するエリアを特定する。次いで、第1プログラム実行部401は、特定したエリアに含まれる対象単語を取得する。ここで取得した対象単語は、第1プログラム実行部401により検出された検出対象単語に相当する。
ステップSB11の処理結果を示す情報は、検出対象単語が検出された場合は、検出対象単語を示す情報である。また、ステップSB11の処理結果を示す情報は、検出対象単語が検出されなかったと判別した場合は、その旨示す情報である。
次いで、第2プログラム実行部402は、ステップSE9で取得した情報に基づいて、検出結果画面GMを制御サーバー表示部43に表示する(ステップSE10)。
図13に示すように、第1プログラム実行部401により検出対象単語が検出されなかった場合、第2プログラム実行部402は、その旨を示す情報が表示された検出結果画面GMを表示する。
図14では、図5で例示した印刷テキストデータT1について、キーワード情報J13が文字列「TOTAL」を示す情報であり、左右情報J14が右を示す情報であり、対象単語データ型情報J15が数値型を示す情報の場合の検出結果画面GMの一例を示す。
ユーザーは、検出結果画面GMを参照することにより、検出された検出対象単語を簡易かつ的確に認識できる。
図15では、図5で例示した印刷テキストデータT1について、キーワード情報J13が文字列「TOTAL」を示す情報である場合の検出結果画面GMの一例を示す。
図15に示すように検出結果画面GMには、キーワード情報J13に係る対象単語が含まれるエリアと同一のエリアに含まれる対象単語が、各対象単語の位置関係が明示され、各対象単語が属する「行」が明示された状態で表示される。
ユーザーは、検出結果画面GMを参照することにより、検出された検出対象単語を簡易かつ的確に認識できる。
図16では、図5で例示した印刷テキストデータT1について、キーワード情報J13が文字列「TOTAL」を示す情報であり、エリア位置関係情報J18が「キーワード情報J13を含むエリアよりも2つ上のエリア」を示す情報である場合の検出結果画面GMの一例を示す。
図16に示すように検出結果画面GMには、キーワード情報J13に係る対象単語が含まれるエリアに対して、エリア位置関係情報J18が示す位置関係にあるエリアに含まれる対象単語が、各対象単語の位置関係が明示され、各対象単語が属する「行」が明示された状態で表示される。
ユーザーは、検出結果画面GMを参照することにより、検出された検出対象単語を簡易かつ的確に認識できる。
第2プログラム実行部402は、検出結果画面GMを表示した後、終了ボタンQBと、再検出ボタンDMのいずれかが操作されたかを監視する(ステップSE11)。
終了ボタンQBが操作されたことを検出した場合(ステップSE11:「終了ボタン」)、第2プログラム実行部402は、処理を終了する。再検出ボタンDMが操作されたことを検出した場合(ステップSE11:「再検出ボタン」)、第2プログラム実行部402は、処理手順をステップSE4へ移行する。
また、本実施形態では、制御サーバー15の制御サーバー制御部40(制御部)は、第1プログラムPG1の機能により、印刷テキストデータについて、印刷テキストデータに含まれる情報を単語に分解し、キーワード、及び、キーワードと検出対象の単語との関係に基づいて、分解した単語から、検出対象の単語を検出する。
この構成によれば、制御サーバー15は、第1プログラムPG1の機能により、印刷テキストデータに含まれる情報を単語に分解したうえで、キーワード、及び、キーワードと検出対象の単語との関係に基づいて、検出対象の単語を検出でき、これにより、印刷される情報に含まれる情報を的確に検出できる。
また、本実施形態では、制御サーバー15の制御サーバー制御部40は、第1プログラムPG1及び第2プログラムPG2の機能により、印刷テキストデータについて、印刷テキストデータに含まれる情報を単語に分解し、キーワードを示すキーワード情報、及び、キーワードと検出対象の単語との関係を示す関係情報の指定を受け付け、キーワード情報が示すキーワード、及び、関係情報が示すキーワードと検出対象の単語との関係に基づいて、分解した単語から、検出対象の単語を検出し、検出した検出対象の単語を示す情報を表示する。
この構成によれば、制御サーバー15は、第1プログラムPG1、第2プログラムPG2の機能により、印刷テキストデータに含まれる情報を単語に分解したうえで、キーワード、及び、キーワードと検出対象の単語との関係に基づいて、検出対象の単語を検出し、検出した単語を表示でき、これにより、印刷される情報に含まれる情報を的確に検出でき、また、ユーザーは、検出結果を的確に認識できる。
また、第2プログラムPG2は、検出対象の単語のデータ型の指定を受け付け、指定されたデータ型を示す情報を第1プログラムPG1に出力する機能を有する。
この構成によれば、検出対象の単語のデータ型を反映して、より的確に検出対象の単語を検出できる。
また例えば、上述した制御サーバー15の制御方法(情報処理装置の制御方法)が、制御サーバー15が備えるコンピューター、又は、制御サーバー15に接続される外部装置を用いて実現される場合、本発明を、当該方法を実現するためにコンピューターが実行するプログラム、このプログラムをコンピューターで読み取り可能に記録した記録媒体、或いは、このプログラムを伝送する伝送媒体の態様で構成することも可能である。上記記録媒体としては、磁気的、光学的記録媒体又は半導体メモリーデバイスを用いることができる。具体的には、フレキシブルディスク、HDD(Hard Disk Drive)、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disk)、Blu−ray(登録商標)Disc、光磁気ディスク、フラッシュメモリー、カード型記録媒体等の可搬型の、或いは固定式の記録媒体が挙げられる。また、上記記録媒体は、制御サーバー15や、制御サーバー15に接続された外部装置が備える内部記憶装置であるRAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、HDD等の不揮発性記憶装置でもよい。
また例えば、上述した実施形態では、会計に応じて、印刷装置12が印刷データに基づいて印刷テキストデータを生成した。しかしながら、制御サーバー15が、印刷装置12から印刷データを受信し、受信した印刷データに基づいて印刷テキストデータを生成する構成でもよい。
また例えば、上述した実施形態では、印刷装置12と、ホストコンピューターとして機能するタブレット端末13とは、無線通信する構成であった。しかしながら、印刷装置12とホストコンピューターとは、無線通信に限らず、有線LANに係る通信規格や、USB、USB以外のシリアル通信に係る通信規格、パラレル通信に係る規格に従って有線通信する構成でもよい。また、ホストコンピューターは、タブレット端末13のように、タブレット型の装置に限らず、例えば、据え置き型の装置でもよい。
また、図を用いて説明した各機能ブロックはハードウェアとソフトウェアにより任意に実現可能であり、特定のハードウェア構成を示唆するものではない。
Claims (3)
- 印刷される情報がテキストとして記述された印刷テキストデータについて、前記印刷テキストデータに含まれる情報を単語に分解して単語データを生成し、
行と前記行に属する単語との関係が記述される行データを生成し、
エリアと前記エリアに属する単語との対応関係が記述されるエリアデータを生成し、
ユーザーが取得することを望む情報に対応する検出対象単語に関して対象単語の検出に用いるキーワードを示すキーワード情報、前記キーワード情報に係る前記対象単語と前記検出対象単語とが同一の行にあるか否かの第1の指定、及び、前記キーワード情報に係る前記対象単語と前記検出対象単語とが同一のエリアにあるか否かの第2の指定を受け付け、
分解した前記単語から、前記キーワード情報、前記第1の指定、及び、前記第2の指定との関係に基づいて、前記検出対象単語を検出する制御部を備える
ことを特徴とする情報処理装置。 - プログラムを実行する情報処理装置の情報処理方法であって、
印刷される情報がテキストとして記述された印刷テキストデータについて、前記印刷テキストデータに含まれる情報を単語に分解して単語データを生成し、
行と前記行に属する単語との関係が記述される行データを生成し、
エリアと前記エリアに属する単語との対応関係が記述されるエリアデータを生成し、
ユーザーが取得することを望む情報に対応する検出対象単語に関して対象単語の検出に用いるキーワードを示すキーワード情報、前記キーワード情報に係る前記対象単語と前記検出対象単語とが同一の行にあるか否かの第1の指定、及び、前記キーワード情報に係る前記対象単語と前記検出対象単語とが同一のエリアにあるか否かの第2の指定を受け付け、
分解した前記単語から、前記キーワード情報、前記第1の指定、及び、前記第2の指定との関係に基づいて、前記検出対象単語を検出する
ことを特徴とする情報処理装置の情報処理方法。 - 印刷する機能を有し、印刷される情報がテキストとして記述された印刷テキストデータを送信する印刷装置と、前記印刷装置と通信可能であり、前記印刷装置から前記印刷テキストデータを受信する情報処理装置とを有する情報処理システムであって、
前記情報処理装置は、
前記印刷テキストデータについて、前記印刷テキストデータに含まれる情報を単語に分解して単語データを生成し、
行と前記行に属する単語との関係が記述される行データを生成し、
エリアと前記エリアに属する単語との対応関係が記述されるエリアデータを生成し、
ユーザーが取得することを望む情報に対応する検出対象単語に関して対象単語の検出に用いるキーワードを示すキーワード情報、前記キーワード情報に係る前記対象単語と前記検出対象単語とが同一の行にあるか否かの第1の指定、及び、前記キーワード情報に係る前記対象単語と前記検出対象単語とが同一のエリアにあるか否かの第2の指定を受け付け、
分解した前記単語から、前記キーワード情報が示す前記キーワード、前記第1の指定、及び、前記第2の指定との関係に基づいて、前記検出対象単語を検出する
ことを特徴とする情報処理システム。
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