JP6754638B2 - 測定治具 - Google Patents

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本発明は、保持テーブルの保持面の高さを測定する測定治具に関する。
板状ワークを研削する研削装置は、スピンドルの下端にホイールマウントを設けて構成される研削手段を備えており、ホイールマウントの下面には研削砥石が円環状に配設された研削ホイールが回転可能に装着されている。インフィード研削を行う研削装置においては、保持テーブルで保持された板状ワークの中心を研削砥石が通るように研削砥石の研削面を接触させて、板状ワークを研削している。板状ワークを均一な厚さに仕上げるためには保持テーブルの保持面と研削砥石の研削面とを平行に位置付ける必要があり、予め保持面と研削面とを平行にする調節が行われる。
この調節においては、保持面と研削面との距離が一定になるように保持テーブルの回転軸又はスピンドルの回転軸の傾きが調節される。研削面はホイールマウントの研削ホイールに対する装着面と平行であるため、装着面と保持面との距離が一定になるように調節することで、保持面と研削面との距離を一定にすることができる。具体的には、距離を測定するダイヤルゲージを配置するスペースを確保するために研削ホイールを取り外し、ダイヤルゲージをホイールマウントに取り付ける(例えば、特許文献1参照)。そして、保持テーブルの保持面でダイヤルゲージを移動させながら装着面と保持面との距離を測定し、保持面と装着面との距離が一定になるように保持テーブルの回転軸又はスピンドルの回転軸の傾きを調節して、保持面と研削面との平行度を調節する。
特開2013−141725号公報
ダイヤルゲージは距離を読み取るための目盛板を備えており、目盛板にはサイズを一定以上とする制約がある。このため、特許文献1のようにダイヤルゲージがホイールマウントに取り付けられて保持面と装着面との距離が測定されると、目盛板によって保持面と装着面との距離が離れて、装着面の位置が研削加工時の位置よりも高くなる場合がある。この状態でダイヤルゲージにより保持面と装着面との距離が測定され、この測定値に基づいて保持面と研削面との平行度が調節されると、研削加工時の保持面と装着面との距離に基づいて調節される平行度に対して誤差が生じ、調節の精度が下がる問題がある。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、保持面からホイールマウントにおける装着面までの高さを板状ワークの研削加工時と同じ状態にして保持面と装着面との距離を測定することができる測定治具を提供することを目的とする。
本発明の一態様の測定治具は、保持面で板状ワークを保持する保持テーブルの該保持面と、保持面に保持された板状ワークを研削する研削砥石を環状に配設した研削ホイールがボルトによって装着されるホイールマウントの装着面と、の間隔を測定する測定治具であって、ホイールマウントに形成されたボルト挿入孔に対応した雌ネジを形成する被装着面を有する基台と、被装着面の反対面側に配設され測定子を有するゲージと、を備え、イールマウントに装着した該研削ホイールに環状に配設される研削砥石の径方向にて測定子の位置と研削砥石の位置とが一致していて、保持面上の研削砥石の軌跡に沿ってゲージの測定子が保持面上を移動して保持面と装着面との間隔を測定する。
この構成によれば、基台に配設されたゲージを用いて測定するため、ダイヤルゲージのような目盛板のサイズの制約により保持面と装着面との距離が離れることがない。このため、保持面から装着面までの高さを板状ワークの研削加工時と同じにすることができる。また、測定子の位置を研削砥石の位置する高さに対応させることで、保持面から装着面までの高さを研削加工時に一層近付けた状態で保持面と装着面との距離を測定することができる。この状態で測定された保持面と装着面との距離に基づいて保持面と研削面との平行度を調節することで平行度を精度良く調節することができるため、研削装置において板状ワークを均一な厚さに仕上げることができる。
本発明によれば、保持面からホイールマウントにおける装着面までの高さを板状ワークの研削加工時と同じ状態にして保持面と装着面との距離を測定することができる。
本実施の形態に係る研削装置の斜視図である。 本実施の形態に係るホイールマウント及び研削ホイールの斜視図である。 本実施の形態に係るホイールマウントを装着面側から見た図である。 本実施の形態に係る測定治具の斜視図である。 本実施の形態に係る測定治具の測定動作の一例を示す図である。 変形例に係る測定治具の斜視図である。
以下、添付図面を参照して、本実施の形態に係る研削装置について説明する。図1は、本実施の形態に係る研削装置の斜視図である。図2は、本実施の形態に係るホイールマウント及び研削ホイールの斜視図である。図3は、本実施の形態に係るホイールマウントを装着面側から見た図である。なお、本実施の形態に係る研削装置は、図1に示すように研削加工専用の装置構成に限定されず、例えば、研磨加工装置や、研削加工、研磨加工、洗浄加工等の一連の加工が全自動で実施されるフルオートタイプの加工装置に組み込まれてもよい。
図1に示すように、研削装置1は、多数の研削砥石48を円環状に配設した研削ホイール46を用いて、保持テーブル21に保持された板状ワークWを研削するように構成されている。研削装置1は、保持テーブル21の回転軸と研削ホイール46の回転軸が間隔を開けて配置され、研削砥石48が板状ワークWの被研削面81を通過することで板状ワークWが円弧状に削られて薄化される。なお、板状ワークWは、サファイア、炭化ケイ素等の硬質な板状ワークに限らず、シリコン、ガリウム砒素等の半導体基板でもよいし、樹脂や金属等で形成された基板でもよい。
研削装置1の基台11の上面には、X軸方向に延在する矩形状の開口が形成され、この開口は保持テーブル21と共に移動可能な移動板12及び蛇腹状の防水カバー13に覆われている。防水カバー13の下方には、保持テーブル21をX軸方向に移動させるボールネジ式の移動手段(不図示)と、保持テーブル21を回転させる回転手段22とが設けられている。保持テーブル21の表面には、多孔質のポーラス材によって板状ワークWを吸着する保持面23が形成されている。保持面23は、保持テーブル21内の流路を通じて吸引源(不図示)に接続されており、保持面23に生じる負圧によって板状ワークWが吸引保持される。
基台11上のコラム14には、研削手段41を保持テーブル21に研削送り方向(Z軸方向)に接近および離間する方向に移動させる研削送り手段31が設けられている。研削送り手段31は、コラム14に配置されたZ軸方向に平行な一対のガイドレール32と、一対のガイドレール32にスライド可能に設置されたモータ駆動のZ軸テーブル33とを有している。Z軸テーブル33の背面側には図示しないナット部が形成され、これらナット部にボールネジ34が螺合されている。ボールネジ34の一端部に連結された駆動モータ35によりボールネジ34が回転駆動されることで、研削手段41がガイドレール32に沿ってZ軸方向に移動される。
研削手段41は、ハウジング42を介してZ軸テーブル33の前面に取り付けられており、モータ等を含むスピンドル43の下端にホイールマウント44を設けて構成されている。スピンドル43にはフランジ45が設けられ、フランジ45を介してハウジング42に研削手段41が支持される。ホイールマウント44の下面には、ホイール基台47に複数の研削砥石48が真円の環状に配設された研削ホイール46が回転可能に装着されている。
図2に示すように、ホイールマウント44は円板状に形成されており、ホイールマウント44には上面から下面を貫通するボルト挿入孔44aが形成されている。ホイールマウント44の下面は、図3に示すように研削ホイール46を着脱可能に支持する装着面44bとなっている。装着面44bの中央にはホイールマウント44に研削ホイール46が装着される際に研削ホイール46が位置決めされる位置決め凸部44cが形成され、位置決め凸部44cの側面は研削ホイール46の側面支持面44dとなっている。研削ホイール46のホイール基台47はリング状に形成されており(図2参照)、開口部47cの直径は位置決め凸部44cの直径よりもやや大きく形成されている。位置決め凸部44cが開口部47cに嵌められ位置決め凸部44cの側面支持面44dがホイール基台47の内側面47bに接触した状態で、ボルト挿入孔44aに挿し込まれたボルト(図1参照)がホイール基台47に形成される雌ネジ孔47aに螺入されることで、研削ホイール46はホイールマウント44に装着される。
ホイールマウント44及び研削ホイール46は、スピンドル43の駆動によって回転される。複数の研削砥石48は、例えば、ダイヤモンド砥粒をメタルボンド等のボンド剤で固めたセグメント砥石で構成される。板状ワークWの研削時には、板状ワークWは保持テーブル21の保持面23に載置され、負圧により保持テーブル21に吸引保持される(図1参照)。板状ワークWは保持テーブル21の回転により回転し、回転する研削ホイール46が研削送り手段31によりZ軸方向に研削送りされることで、板状ワークWの上面81に近付けられる。そして、研削砥石48が板状ワークWの中心を通るように研削面を円弧状に接触させて、板状ワークWがインフィード研削される。
板状ワークを均一な厚さに仕上げるためには保持テーブルの保持面と研削砥石の研削面とを平行に位置付ける必要があるため、保持面と研削面との距離が一定になるように保持テーブルの回転軸又は研削手段のスピンドルの回転軸の調節が行われる。研削面はホイールマウントにおける装着面と平行であるため、従来はダイヤルゲージをホイールマウントに取り付けて装着面と保持面との距離を測定し、装着面と保持面との距離が一定になるように平行度が調節されていた。しかしながら、ダイヤルゲージは目盛板を備えているため、目盛板のサイズが大きい場合は、保持面と装着面との距離が離れてしまい、装着面の位置が研削加工時の位置よりも高くなる場合がある。装着面と保持面との距離を測定する際に装着面が高い位置にあると、Z軸方向の傾きの影響及び装置歪みの影響を受けて装着面と保持面との距離が正確に測定できない場合があり、この測定値に基づいて保持面と研削面との平行度が調節されると、調節の精度が下がる。保持面と研削面との平行度を精度良く調節するためには、ホイールマウントの装着面が研削加工時におけるZ軸方向の位置にある状態で装着面と保持面との距離が測定される必要がある。
本実施の形態においては、測定治具を用いて装着面と保持面との距離を測定することにより、ダイヤルゲージのような目盛板の制約を受けずに装着面を研削加工時の高さに位置付けることができる。また、測定子を研削砥石の高さに対応させることにより、従来のダイヤルゲージをホイールマウントに取り付ける構成よりも装着面の高さを研削加工時の高さに一層近付けることができる。
以下、図4を参照して、本実施の形態に係る測定治具の構成について詳細に説明する。図4は、本実施の形態に係る測定治具の斜視図である。ここで、測定治具の各構成は、以下に詳述するように研削ホイール46を基準とした形態をなすものである。従って、図4では、測定治具と共に、基準とする研削ホイール46を二点鎖線にて図示する。
測定治具5は、基台51と、基台51の下面51bに備えられる円筒状のゲージ52と、基台51の外側面51dから延びるケーブル71を介してゲージ52に接続される認識部55とで構成されている。測定治具5は、ホイールマウント44に装着可能に設けられる(図5参照)。かかる装着状態と研削ホイール46の装着状態とを比較したときに、基台51の上面は被装着面51aとして研削ホイール46におけるホイール基台47の上面と同一面上にある。更に、下面51bはホイール基台47の下面と同一面上にあり、外側面51dはホイール基台47の外側面と同一面上にある。また、基台51の側面51e、51fはホイール基台47の径方向に対し平行に形成されている。基台51の被装着面51aはホイールマウント44の装着面44bに支持され、被装着面51aにはホイールマウント44に形成されるボルト挿入孔44aに対応する2つの雌ネジ孔(雌ネジ)51gが形成されている。被装着面51aの内側面51h側は階段状となっており、被装着面51aから垂下する被側面支持面51cが形成されている。被側面支持面51cはホイール基台47の内側面47bと同一面上にある。
ホイールマウント44の装着面44b(図3参照)と測定治具5の被装着面51aが接触し、側面支持面44d(図3参照)が被側面支持面51cに接触した状態で、ボルト挿入孔44aに挿し込まれたボルト72(図5参照)が基台51に形成される雌ネジ孔51gに螺入される。これにより、測定治具5はホイールマウント44に装着される。測定治具5がホイールマウント44に装着されるときの径方向の位置は、研削ホイール46をホイールマウント44に装着する際に研削ホイール46の内側面47bが接触する側面支持面44dに、基台51の被側面支持面51cが接触することにより決定される。
基台51において、被装着面51aの反対面側に配設されるゲージ52の下端には、伸縮式の測定子52aが被装着面51a及びホイールマウントの装着面44bに対して直交方向に延出するように備えられている。測定治具5がホイールマウント44に装着されると、測定子52aの先端の位置はホイールマウント44に研削ホイール46が装着された際の研削砥石48の研削面の位置に対応し、スピンドル43の駆動により測定子52aは研削砥石48の回転軌道と同様の回転軌道上を移動する(図5参照)。測定治具5は測定子52aを保持テーブル21の保持面23に接触させることにより、保持面23とホイールマウント44における装着面44bとの間隔を測定できる。保持面23と装着面44bとの間隔は、基台51の外部に設置されている認識部55において保持面23と装着面44bとの距離のデータとして出力される。このデータは適宜ディスプレイ(不図示)等を介して表示されたり、メモリに記憶される。
保持面23と装着面44bとの距離は基台51の外部に備えられた認識部55から読み取ることができるため、保持面23と装着面44bとの間に目盛板が配置されることにより保持面23と装着面44bとの距離が離れることがない。このため、保持面23から装着面44bまでの高さを板状ワークWの研削加工時と同じにすることができる。また、測定子52aを研削砥石48の研削面の高さに位置付けることができるため、保持面23と装着面44bとの高さを板状ワークWの研削加工時の状態に一層近付けて保持面23と装着面44bとの距離を測定することができる。
次に、測定治具の測定動作について詳細に説明する。図5は、本実施の形態に係る測定治具の測定動作の一例を示す図である。測定治具5は、被装着面51aがホイールマウント44の装着面44bと接触し、被側面支持面51cが側面支持面44dに接触した状態で(図3及び図4参照)、雌ネジ孔51gにボルト挿入孔44aに挿し込まれたボルト72が螺入されて、ホイールマウント44に装着されている。ゲージ52は基台51の下面51bから垂下するように配設されており、ゲージ52の下端に備えられる測定子52aの位置は研削ホイール46における研削砥石48の位置に対応している。
研削送り手段31により研削加工時と同じ条件でホイールマウント44が保持テーブル21に接近されると、測定子52aは装着面44b及び被装着面51aに対して直交した状態で保持テーブル21の保持面23に接触する。この状態で、スピンドル43を駆動させてホイールマウント44を回転させると、測定子52aは研削加工時の研削砥石48の軌跡に沿って円弧状に保持面23上を移動する。このとき、保持面23と装着面44bとの距離が測定されて、測定値が認識部55に出力される。
測定値に基づき、保持面23と研削面との平行度が調節される。保持面23と装着面44bとの距離が一定である場合は、保持面23と研削面は平行であると判断される。一方、保持面23と装着面44bとの距離が変化する場合は、保持面23と研削面は平行でないと判断される。このとき、保持テーブル21の回転軸21a又はスピンドル43の回転軸43aの傾きが、保持面23と装着面44bとの距離が一定になるように調節される。
保持面23と装着面44bとの距離は基台51の外部に備えられた認識部55に表示されるため、目盛板のサイズの制約により保持面23と装着面44bとの距離が離れることがない。このため、測定治具5を用いることにより、測定時の保持面23から装着面44bまでの高さを板状ワークWの研削加工時と同じ高さにすることができる。
さらに、測定子52aは研削砥石48の高さに位置付けられている。このため、研削加工時と同じ条件でホイールマウント44が研削送りされて測定子52aが保持面23に接触した際、測定子52aの先端と装着面44bとの距離が、研削加工時における研削砥石48の研削面と装着面44bとの距離と同じなる。これにより、測定時の保持面23から装着面44bまでの高さを研削加工時と同じ状態にすることができる。また、測定子52aは研削加工時の研削砥石48の軌跡に沿って保持面23を移動して保持面23と装着面44bとの距離を測定できる。
このように、保持面23から装着面44bまでの高さ及び測定子52aによる保持面23の測定箇所を研削加工時と同じ状態にして、保持面23と装着面44bとの距離を測定することができる。このため、この測定値に基づいて保持テーブル21の回転軸21a又はスピンドル43の回転軸43aの傾きを調節することで、保持面23と装着面を精度良く平行に調節することができる。このように平行度が精度良く調節された研削装置1において、ホイールマウント44に研削ホイール46を装着して板状ワークWを研削することで、板状ワークWを均一な厚さに仕上げることができる。
以上のように、本実施の形態に係る測定治具5では、基台51に配設されたゲージ52を用いて測定するため、ダイヤルゲージのような目盛板のサイズの制約により保持面23と装着面44bとの距離が離れることがない。このため、保持面23から装着面44bまでの高さを板状ワークWの研削加工時と同じにすることができる。また、測定子52aの位置を研削砥石48の位置する高さに対応させることで、保持面23から装着面44bまでの高さを研削加工時に一層近付けた状態で保持面23と装着面44bとの距離を測定することができる。この状態で測定された保持面23と装着面44bとの距離に基づいて保持面23と研削面との平行度を調節することで平行度を精度良く調節することができるため、研削装置1において板状ワークWを均一な厚さに仕上げることができる。
上記実施の形態においては、基台51の被装着面51aに2つの雌ネジ孔51gが形成される構成としたが、ボルト挿入孔44aに対応する雌ネジ孔51gが3つ以上形成されていてもよい。
上記実施の形態においては、ゲージ52が基台51と一体型である構成としたが、この構成に限定されない。図6は、変形例に係る測定治具の斜視図である。図6に示すように、測定治具6はゲージ62が基台61から着脱自在な構成としてもよい。測定治具6においては、基台61の被装着面61a及び外側面61dに凹部が形成され、この凹部の内部を埋めるように押さえ部63が設けられている。基台61及び押さえ部63にはこれらを組み合わせたときに1つの孔を形成する孔形成面61j、63bが設けられている。また、基台61には雌ネジ孔61iが形成され、押さえ部63にはボルト孔63aが形成されている。孔形成面61j、63bにおいてゲージ62を挟みつつ、ボルト孔63aにボルト64を挿し込み、雌ネジ孔61iに螺入することで、押さえ部63を基台51に固定できる。これにより、基台61にゲージ62を取り付けることができる。また、押さえ部63を基台61から取り外すことにより、ゲージ62を基台61から取り外すことができる。
基台61にゲージ62を取り付けた状態で、ホイールマウント44の装着面44b(図3参照)と被装着面61aを接触させ、側面支持面44dを被側面支持面61cに接触させる。そして、ボルト挿入孔44aに挿し込まれたボルト72(図5参照)が基台61に形成される雌ネジ孔61gに螺入されることで、測定治具6はホイールマウント44に装着される。このとき測定子62aの位置は研削砥石48の位置に対応している。測定治具6においてはゲージ62が取り外し可能であるため、ゲージ62の洗浄や交換等のメンテナンスを容易に行うことができる。
また、本発明の実施の形態は上記の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の趣旨を逸脱しない範囲において様々に変更、置換、変形されてもよい。さらには、技術の進歩又は派生する別技術によって、本発明の技術的思想を別の仕方で実現することができれば、その方法を用いて実施されてもよい。したがって、特許請求の範囲は、本発明の技術的思想の範囲内に含まれ得る全ての実施態様をカバーしている。
本実施の形態では、本発明を板状ワークWを研削する研削装置に適用した構成について説明したが、研磨加工装置に適用することも可能である。
以上説明したように、本発明は、保持面からホイールマウントにおける装着面までの高さを板状ワークの研削加工時と同じ状態にして保持面と装着面との距離を測定することができるという効果を有し、特に、保持テーブルの保持面の高さを測定する測定治具に有用である。
5 測定治具
21 保持テーブル
23 保持面
44 ホイールマウント
44a ボルト挿入孔
44b 装着面
46 研削ホイール
48 研削砥石
51 基台
51a 被装着面
51g 雌ネジ孔(雌ネジ)
52 ゲージ
52a 測定子
W 板状ワーク

Claims (1)

  1. 保持面で板状ワークを保持する保持テーブルの該保持面と、該保持面に保持された板状ワークを研削する研削砥石を環状に配設した研削ホイールがボルトによって装着されるホイールマウントの装着面と、の間隔を測定する測定治具であって、
    該ホイールマウントに形成されたボルト挿入孔に対応した雌ネジを形成する被装着面を有する基台と、該被装着面の反対面側に配設され測定子を有するゲージと、を備え、
    ホイールマウントに装着した該研削ホイールに環状に配設される該研削砥石の径方向にて該測定子の位置と該研削砥石の位置とが一致していて、該保持面上の該研削砥石の軌跡に沿って該ゲージの該測定子が該保持面上を移動して該保持面と該装着面との間隔を測定する測定治具。
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