JP6754476B1 - 適用税率判定装置、適用税率判定システム、適用税率判定方法及び適用税率判定プログラム - Google Patents

適用税率判定装置、適用税率判定システム、適用税率判定方法及び適用税率判定プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】出金情報と証憑テキスト情報とを突合し、証憑に記載されている品目から適用されている税率を判定する適用税率判定装置、方法及びプログラムを提供する。【解決手段】適用税率判定システム1の適用税率判定装置100は、その機能として、支払に係る出金情報を受け付ける出金情報受付部131と、レシート等の証憑を撮像した証憑画像情報を受け付ける証憑画像受付部132と、証憑の文字を読み取って証憑テキスト情報を生成する証憑テキスト生成部133と、出金情報と証憑テキスト情報との突合を行い、出金情報と証憑テキスト情報とが一致するか否か判定する突合部134と、突合の結果を、出金情報と証憑テキスト情報とを対応付けて提示する結果提示部135と、出金情報と証憑テキスト情報との紐付けを行う紐付け部136と、証憑テキスト情報に含まれる品目の情報を抽出して税率を決定する税率決定部137と、を備える。【選択図】図1

Description

本開示は、支払の品目ごとに適用される税率を判定する適用税率判定装置、適用税率判定システム、適用税率判定方法及び適用税率判定プログラムに関する。
企業において会計処理を行うために、事業活動に必要なものを購入等した場合に受け取る領収書やレシート等の証憑から、経費精算を行う必要がある。このような経費精算を効率的に行うために、証憑を撮像した画像をOCRで読み取り、経費精算に必要な情報を抽出するシステムが知られている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1に開示されているシステムでは、過去に読み取ったデータと重複しているか否かを判定することにより、二重計上を防止している。
また、事業活動に必要なものを購入等する場合、現金以外の決済手段、例えばクレジットカード等の決済手段で決済を行うことが一般化している。小売店等で商品を購入し、クレジットカードで決済を行った場合、レシートを受領するため、このレシートから経費精算を行うことになる。しかしながら、クレジットカードで決済を行った場合、カード会社から利用明細(出金情報)の情報を取得することが可能であるため、取得した利用明細の情報から経費精算を行うことも可能である。
ここで、小売店等におけるレシートの発行と、カード会社からの利用明細の取得との間にタイムラグが発生するため、レシートの情報入力を行い、さらに利用明細を取得することによる二重計上のおそれがある。そのため、利用明細の情報からレシートの情報を照会可能にするシステムが知られている(例えば、特許文献2参照。)。
特開2018−190064号公報 特開2015−194861号公報
ところで、会計処理を行い、税務申告を行うためには、決済金額に含まれる消費税額を正確に把握する必要がある。従来はすべての品目に対して単一税率が適用されていたため、決済総額から消費税額を把握することは容易であった。しかしながら、将来導入が予定されている「軽減税率制度」では、品目ごとに適用される税率が異なるため、証憑から消費税額を把握する必要がある。しかしながら、前述のようにクレジットカードで決済を行った場合、カード会社から提供される利用明細では決済総額しか把握できないため、消費税額を正確に把握することができないおそれがある。
また、「軽減税率制度」が適用されると、証憑には、軽減税率の対象品目であることが分かるように表記することが求められる予定であるが、その記載方式は一定ではないため、OCRのように機械的に証憑を読み取る場合には、消費税額を正確に把握することができないおそれがある。
そこで、本開示では、カード会社のような金融機関の利用明細から得られる出金情報と、証憑を読み取って取得するテキスト情報とを突合し、証憑に記載されている品目から適用されている税率を判定することにより、証憑の情報から消費税額を正確に把握することが可能な適用税率判定装置、適用税率判定システム、適用税率判定方法及び適用税率判定プログラムについて説明する。
本開示の一態様における適用税率判定装置は、支払に関する出金情報において、支払の品目ごとに適用される税率を判定する適用税率判定装置であって、金融機関から提供される出金情報を受け付ける出金情報受付部と、支払の証憑を撮像した証憑画像情報を受け付ける証憑画像受付部と、証憑画像情報の文字を読み取り、証憑の記載内容を示す証憑テキスト情報を生成する証憑テキスト生成部と、出金情報と、証憑テキスト情報との突合を行う突合部と、突合の結果に基づき、一致すると判定された出金情報と証憑テキスト情報との紐付けを行う紐付け部と、証憑テキスト情報に含まれる品目に関連する情報を抽出し、品目に対応する税率を決定する税率決定部と、を備える。
本開示の一態様における適用税率判定システムは、支払に関する出金情報において、支払の品目ごとに適用される税率を判定する適用税率判定装置と、支払の証憑を撮像して適用税率判定装置へ送信するユーザ端末と、を備える適用税率判定システムであって、適用税率判定装置は、金融機関から提供される出金情報を受け付ける出金情報受付部と、支払の証憑を撮像した証憑画像情報を受け付ける証憑画像受付部と、証憑画像情報の文字を読み取り、証憑の記載内容を示す証憑テキスト情報を生成する証憑テキスト生成部と、出金情報と、証憑テキスト情報との突合を行う突合部と、突合の結果に基づき、一致すると判定された出金情報と証憑テキスト情報との紐付けを行う紐付け部と、証憑テキスト情報に含まれる品目に関連する情報を抽出し、品目に対応する税率を決定する税率決定部と、を備え、ユーザ端末は、支払の証憑を撮像し、証憑画像情報を生成する証憑画像生成部を備える。
本開示の一態様における適用税率判定方法は、支払に関する出金情報において、支払の品目ごとに適用される税率を判定する適用税率判定方法であって、出金情報受付部が行う、金融機関から提供される出金情報を受け付ける出金情報受付ステップと、証憑画像受付部が行う、支払の証憑を撮像した証憑画像情報を受け付ける証憑画像受付ステップと、証憑テキスト生成部が行う、証憑画像情報の文字を読み取り、証憑の記載内容を示す証憑テキスト情報を生成する証憑テキスト生成ステップと、突合部が行う、出金情報と、証憑テキスト情報との突合を行う突合ステップと、紐付け部が行う、突合の結果に基づき、一致すると判定された出金情報と証憑テキスト情報との紐付けを行う紐付けステップと、税率決定部が行う、証憑テキスト情報に含まれる品目に関連する情報を抽出し、品目に対応する税率を決定する税率決定ステップと、を備える。
また、本開示の一態様における適用税率判定プログラムは、支払に関する出金情報において、支払の品目ごとに適用される税率を判定する適用税率判定プログラムであって、金融機関から提供される出金情報を受け付ける出金情報受付ステップと、支払の証憑を撮像した証憑画像情報を受け付ける証憑画像受付ステップと、証憑画像情報の文字を読み取り、証憑の記載内容を示す証憑テキスト情報を生成する証憑テキスト生成ステップと、出金情報と、証憑テキスト情報との突合を行う突合ステップと、突合の結果に基づき、一致すると判定された出金情報と証憑テキスト情報との紐付けを行う紐付けステップと、証憑テキスト情報に含まれる品目に関連する情報を抽出し、品目に対応する税率を決定する税率決定ステップと、を電子計算機に実行させる。
本開示によれば、金融機関から提供される出金情報と、証憑を撮像した証憑画像情報から読み取った証憑テキスト情報とを突合し、出金情報と証憑テキスト情報との紐付けを行う。また、証憑テキスト情報に含まれる品目を抽出し、品目に対応する税率を決定する。そのため、証憑テキスト情報に含まれる品目ごとに税率を把握することが可能である。これにより、品目ごとに適用される税率が異なる場合であっても、消費税額を正確に把握することが可能である。
本開示の一実施形態に係る適用税率判定システムを示す機能ブロック構成図である。 図1のユーザ端末200を示す機能ブロック構成図である。 図1の適用税率判定装置100の動作を示すフローチャートである。 図1の金融機関サーバ300から提供される出金情報P1の例を示す模式図である。 図2の撮像部230で撮像される証憑画像情報P2の例を示す模式図である。 図1の突合部134で出金情報P1と証憑画像情報P2のテキスト情報とが突合される例を示す模式図である。 図2の表示操作部220に表示される突合結果表示画面W1の例を示す模式図である。 図2の表示操作部220に表示される突合結果表示画面W1の他の例を示す模式図である。 図1の品目税率DB125の格納例を示す模式図である。 図1の突合部134における突合結果に対し、図1の税率決定部137で税率が決定された取引明細P3の例を示す模式図である。 本開示の一実施形態に係る適用税率判定システムの適用税率判定装置100Aを示す機能ブロック構成図である。 本開示の一実施形態に係る適用税率判定システムの適用税率判定装置100Bを示す機能ブロック構成図である。 本開示の一実施形態に係るコンピュータ700を示す機能ブロック構成図である。
以下、本開示の実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下に説明する実施形態は、特許請求の範囲に記載された本開示の内容を不当に限定するものではない。また、実施形態に示される構成要素のすべてが、本開示の必須の構成要素であるとは限らない。
(実施形態1)
<構成>
図1は、本開示の実施形態1に係る適用税率判定システム1を示す機能ブロック構成図である。この適用税率判定システム1は、限定ではなく例として、ユーザである企業や個人事業主に会計処理全般のサービスを提供するシステムにおいて、クレジットカード会社のような金融機関から提供される、支払に関する出金情報の品目ごとに適用される税率を判定するシステムである。
なお、ここで金融機関とは、各種の決済手段を提供し、決済の支払に係る出金情報を提供する企業等であれば、QRコード(登録商標)による決済手段を提供する企業でもよく、銀行等に限られない。本実施形態では、クレジットカード会社を例として説明する。
適用税率判定システム1は、適用税率判定装置100と、ユーザ端末200と、金融機関サーバ300と、ネットワークNWとを有している。適用税率判定装置100と、ユーザ端末200と、金融機関サーバ300とは、ネットワークNWを介して相互に接続される。ネットワークNWは、通信を行うための通信網であり、限定ではなく例として、インターネット、イントラネット、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、ワイヤレスLAN(Wireless LAN:WLAN)、ワイヤレスWAN(Wireless WAN:WWAN)、仮想プライベートネットワーク(Virtual Private Network:VPN)等を含む通信網により構成されている。
適用税率判定装置100は、金融機関から提供される支払に関する出金情報と、証憑を撮像した証憑画像情報を読み取った証憑テキスト情報とを突合して紐付けを行い、証憑テキスト情報に含まれる品目を抽出して品目に対応する税率を決定する装置である。ここで証憑とは、商品の購入やサービスの提供を受けた対価として支払いをした場合における領収書やレシートであり、本実施形態では商品やサービス等の品目が記載されているものを例として説明する。この適用税率判定装置100は、限定ではなく例として、各種Webサービスを提供するコンピュータ(デスクトップ、ラップトップ、タブレットなど)や、サーバ装置を含む装置等により構成されている。なお、サーバ装置は単体で動作するサーバ装置に限られず、ネットワークNWを介して通信を行うことで協調動作する分散型サーバシステムや、クラウドサーバでもよい。
ユーザ端末200は、ユーザの操作により証憑を撮像して証憑画像情報を生成し、適用税率判定装置100へ送信する装置であり、限定ではなく例として、スマートフォンや、携帯端末、コンピュータ(デスクトップ、ラップトップ、タブレットなど)等により構成されている。このユーザ端末200では、限定ではなく例として、適用税率判定システム1における融資情報の提供を受けるためのアプリがインストールされ、または適用税率判定装置100にアクセスするためのURL等が設定され、それらをタップまたはダブルクリック等して起動またはブラウザに表示することにより、融資情報の提供または会計処理のサービスが開始される。
金融機関サーバ300は、クレジットカード会社のような金融機関に設置され、例えば各種の決済手段を提供し、決済の支払に係る出金情報を提供するサーバ装置である。この金融機関サーバ300は、限定ではなく例として、各種Webサービスを提供するコンピュータ(デスクトップ、ラップトップ、タブレットなど)や、サーバ装置を含む装置等により構成されている。なお、適用税率判定装置100と同様に、サーバ装置は単体で動作するサーバ装置に限られず、ネットワークNWを介して通信を行うことで協調動作する分散型サーバシステムや、クラウドサーバでもよい。
適用税率判定装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを備える。
通信部110は、ネットワークNWを介してユーザ端末200及び金融機関サーバ300と有線または無線で通信を行うための通信インタフェースであり、互いの通信が実行できるのであればどのような通信プロトコルを用いてもよい。この通信部110は、限定ではなく例として、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)等の通信プロトコルにより通信が行われる。
記憶部120は、各種制御処理や制御部130内の各機能を実行するためのプログラムや入力データ等を記憶するものであり、限定ではなく例として、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等を含むメモリや、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリ等を含むストレージから構成される。また、記憶部120は、出金DB121と、証憑テキストDB122と、突合モデルDB(突合モデル情報)123と、取引DB124と、品目税率DB(税率記憶部)125とを記憶する。さらに、記憶部120は、ユーザ端末200及び金融機関サーバ300との間で通信を行った際のデータや、後述する各処理にて生成されたデータを一時的に記憶する。
出金DB121には、金融機関サーバ300から提供される、例えばクレジットカードによる支払いの出金情報が格納されている。出金情報は、限定ではなく例として、クレジットカードによる支払いを行った日付、店舗や企業等である支払先、及び支払金額の情報が含まれる、例えばCSV形式のデータである。この出金情報は、金融機関サーバ300から定期的に送信され、または金融機関サーバ300が提供するWebサービスにアクセスすることにより取得可能である。なお、出金情報は、その支払先、クレジットカードの場合における加盟店の処理が行われてから金融機関サーバ300で生成され、出金DB121に格納されるので、実際に支払いを行った順番に出金DB121に格納されるとは限らない。
証憑テキストDB122には、レシート等の証憑を撮像した証憑画像情報から、後述する証憑テキスト生成部133により読み取られて生成された証憑テキスト情報が格納されている。証憑テキスト情報は、限定ではなく例として、商品の購入やサービスの提供を受けた店舗名や企業名、支払いを行った日付、商品やサービス等の品目の名称、商品やサービス等の数量(個数)、及び支払金額の情報が含まれる。証憑画像情報は、企業の従業員や個人事業主等であるユーザの操作により、ユーザ端末200から送信される。
また、証憑テキストDB122には、ユーザの操作により、ユーザ端末200から証憑画像情報が送信された際に受け付けた付加情報が格納される。この付加情報は、具体的には。ユーザから入力された当該証憑についての具体的な説明情報(例えば、飲食店のレシートに対して「顧客との打ち合わせの為」のような情報。)や、ユーザ端末200が取得した証憑画像情報が送信されたときのユーザ端末200の位置情報、ユーザが撮影した証憑を発行した店舗(発行元)等の外観を撮像した画像情報(発行元画像情報)といった情報である。
突合モデルDB123には、限定ではなく例として、過去における出金情報と証憑テキスト情報との突合結果から機械学習により構築された、出金情報と証憑テキスト情報との突合結果による一致度を算出するためのモデル情報が格納されている。
出金情報と証憑テキスト情報との突合は、例えば証憑が汚損していたり、証憑画像情報の写りが悪かったりするために証憑テキスト情報の生成が完全でない場合や、出金情報の企業名と証憑テキスト情報の企業名とが、「株式会社」の表記の有無や、カタカナ表記と英語表記とで相違する場合があり、完全に一致するとは限らない。そのため、例えば、突合結果による一致度を算出し、所定の閾値以上の場合に一致していると判定する。そのためのモデル情報が、突合モデルDB123に格納されている。
取引DB124には、企業や個人事業主等であるユーザの取引情報が格納されている。具体的には、当該企業等の事業にて発生する、商品等の納品に係る請求情報、及び業務委託費、備品の購入等の支払情報が、取引情報として、その取引先の情報、品目、発生年月日、取引金額等の情報として格納されている。例えば、出金DB121に格納されている出金情報と、証憑テキストDB122に格納されている証憑テキスト情報とが突合され、紐付けされると取引情報として取引DB124に格納される。この取引情報は、当該企業等において、日次、月次、年次といった所定期間の財務情報として取り扱われる。
品目税率DB125には、商品の購入やサービスの提供を受けた際に支払う消費税の税率が、その品目に対応して格納されている。軽減税率が適用される品目は、主に食料品であるが、その提供の態様によっては(店内での飲食は適用対象外になる、等。)対象外となる。そのため、品目税率DB125には、限定ではなく例として、過去における品目と適用税率との関係から機械学習により税率を算出するためのテーブル情報として構築され、品目の名称だけではなく、提供の態様も含めた品目や態様等が品目タグ情報として格納されている。
なお、出金DB121、証憑テキストDB122、突合モデルDB123、取引DB124、及び品目税率DB125は、それぞれ物理的に独立したデータベースである必要はなく、所定のステータス情報により異なる扱いをする共通のデータベースや、セグメント分割により異なる種類のデータが共通のデータベースに格納されてもよい。
制御部130は、記憶部120に記憶されているプログラムを実行することにより、適用税率判定装置100の全体の動作を制御するものであり、限定ではなく例として、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、マイクロプロセッサ(Microprocessor)、プロセッサコア(Processor core)、マルチプロセッサ(Multiprocessor)、ASIC(Application-Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)を含む装置等から構成される。制御部130の機能として、出金情報受付部131と、証憑画像受付部132と、証憑テキスト生成部133と、突合部134と、結果提示部135と、紐付け部136と、税率決定部137とを備えている。この出金情報受付部131、証憑画像受付部132、証憑テキスト生成部133、突合部134、結果提示部135、紐付け部136、及び税率決定部137は、記憶部120に記憶されているプログラムにより起動されて適用税率判定装置100にて実行される。
出金情報受付部131は、金融機関サーバ300からクレジットカードを利用した決済の支払に係る出金情報が提供されるので、その出金情報を、通信部110を介して受け付ける。出金情報は、前述のように金融機関サーバ300から定期的に送信されたものを出金情報受付部131で受け付け、または金融機関サーバ300が提供するWebサービスにアクセスすることにより出金情報受付部131で受け付けられる。受け付けた出金情報は、出金DB121に格納される。
証憑画像受付部132は、ユーザの操作によりユーザ端末200が操作されて、レシート等の支払の証憑を撮像した証憑画像情報が送信されるので、その証憑画像情報を、通信部110を介して受け付ける。また、証憑画像受付部132は、ユーザ端末200から証憑画像情報が送信された際に、前述のような付加情報が送信されるので、その付加情報を、通信部110を介して受け付ける。受け付けた付加情報は、後述の証憑テキスト生成部133で生成される証憑テキスト情報に紐づけて、証憑テキストDB122に格納される。
証憑テキスト生成部133は、証憑画像受付部132で受け付けた証憑画像情報に対して、OCR処理を行って証憑の文字を読み取り、証憑の記載内容を示す証憑テキスト情報を生成する。領収書やレシートである証憑には、商品の購入やサービスの提供を受けた店舗名や企業名、支払いを行った日付、商品やサービス等の品目、商品やサービス等の数量(個数)、及び支払金額の情報が記載されているため、これらの情報を、証憑画像情報からOCR処理で読み取る。読み取った証憑テキスト情報は、証憑テキストDB122に格納される。なお、証憑テキスト生成部133では、証憑画像情報に表示されているQRコード(登録商標)を読み取る構成にしてもよい。
突合部134は、出金情報受付部131で受け付けて出金DB121に格納されている出金情報と、証憑テキスト生成部133で生成されて証憑テキストDB122に格納されている証憑テキスト情報との突合を行い、出金情報と証憑テキスト情報とが一致するか否か判定される。具体的には、出金情報の支払日付と証憑テキスト情報の支払日付とが一致するか、出金情報の支払先と証憑テキスト情報の店舗名や企業名とが一致するか、出金情報の支払金額と証憑テキスト情報の支払金額とが一致するかを突合する。このとき、限定ではなく例として、前述のように突合結果は完全に一致するとは限らないため、突合モデルDB123に格納されているモデル情報に基づいて一致度を算出し、所定の閾値以上の場合に一致していると判定する。
例えば、店舗名や企業名の場合、「△□◇マート」と「株式会社△□◇マート」とで異なる場合、「株式会社」以外の部分は一致するため、突合部134による突合では、この場合の店舗名や企業名は一致していると判定し、一致度を高くしてもよい。また、「〇〇ストア」と「〇〇ストア□△店」とで異なる場合、複数店舗がある場合に識別するための店名である「□△店」が付加されているだけなので、突合部134による突合では、この場合の店舗名や企業名は一致していると判定し、一致度を高くしてもよい。
突合部134による突合の際、証憑テキストDB122に格納されている付加情報を参照して突合を行ってもよい。例えば、付加情報の証憑についての具体的な説明情報と、その後の取引情報との間で整合しているか判定してもよく、付加情報の位置情報と出金情報の支払先から分かる住所情報とが整合しているか判定してもよく、店舗等の画像情報と出金情報の支払先から分かる店舗等の情報とが整合しているか判定してもよい。これらの判定結果により、一致度に反映してもよい。
結果提示部135は、突合部134による突合の結果を、出金情報と証憑テキスト情報とを対応付けて提示する。具体的には例えば、ユーザ端末200から送信された証憑画像情報から読み取られた証憑テキスト情報を送信されたユーザ端末200へ送信して表示させる。そして、突合部134による突合の結果、一致する出金情報がなかった場合はその旨のメッセージ情報、例えば「一致する出金情報はありませんでした。」というテキスト情報をユーザ端末200に表示させる。また、突合部134による突合の結果、一致する出金情報があった場合は、その出金情報に対応付けてユーザ端末200に表示させる。
また、結果提示部135は、出金情報と証憑テキスト情報とを対応付けてユーザ端末200に表示させ、後述する紐付け部136による紐付けを行ってもよいかユーザに決定させる決定ボタン(決定手段)を設けてもよい。この決定ボタンが、ユーザにより押下された場合、後述する紐付け部136を行う。また、このとき、算出した一致度をユーザ端末200に表示させてもよい。
紐付け部136は、突合部134による突合の結果、出金情報と証憑テキスト情報とが一致していると判定された場合、または前述の決定ボタンがユーザにより押下された場合、一致すると判定された出金DB121に格納されている出金情報と、証憑テキストDB122に格納されている証憑テキスト情報との紐付けを行う。例えば、出金情報と証憑テキスト情報との紐付けがされると、出金情報と証憑テキスト情報とが統合され、取引情報として取引DB124に格納される。
税率決定部137は、紐付け部136で紐付けされた証憑テキスト情報に含まれる商品やサービス等の品目に関連する情報を抽出し、品目税率DB125に格納されている品目を検索して対応する消費税の税率を読み取り、その税率を当該品目に対応する消費税の税率と決定する。そして、その税率により証憑テキスト情報の支払金額から税額の計算が行われ、取引DB124に格納される。なお、証憑テキスト情報に含まれる情報は品目の名称そのものである必要はなく、商品名等でもよく、品目に関連する情報から品目を決定してもよい。
図2は、図1のユーザ端末200を示す機能ブロック構成図である。ユーザ端末200は、通信部210と、表示操作部220と、撮像部230と、記憶部240と、制御部250とを備える。
通信部210は、ネットワークNWを介して適用税率判定装置100と有線または無線で通信を行うための通信インタフェースであり、互いの通信が実行できるのであればどのような通信プロトコルを用いてもよい。この通信部210は、限定ではなく例として、TCP/IP等の通信プロトコルにより通信が行われる。
表示操作部220は、ユーザから入力された操作内容や、適用税率判定装置100からの送信内容を表示し、ユーザが操作指示を入力するために用いられるユーザインタフェースであり、液晶ディスプレイ、キーボードやマウス、タッチパネル等から構成される。表示操作部220では、結果提示部135は、突合部134による突合の結果を表示し、紐付けを行ってもよいかユーザに決定させる決定ボタンの押下に使用される。
撮像部230は、領収書やレシート等の証憑を撮影し、画像データを生成する(撮像する)装置であり、例えばCCD(Charge Coupled Device)等の撮影装置と、撮影した画像を画像データに変換する変換装置とを備えるデジタルカメラ等により構成されている。なお、他の装置(例えば、独立した装置であるデジタルカメラ)で証憑を撮像し、ユーザ端末200に接続またはネットワークNWを介してユーザ端末200へ送信してもよく、この場合、ユーザ端末200の構成として撮像部230を備えなくてもよい。
記憶部240は、各種制御処理や制御部250内の各機能を実行するためのプログラム、入力データ等を記憶するものであり、限定ではなく例として、RAM、ROM等を含むメモリや、HDD、SSD、フラッシュメモリ等を含むストレージから構成される。また、記憶部240は、適用税率判定装置100と通信を行ったデータを一時的に記憶する。
制御部250は、記憶部240に記憶されているプログラムを実行することにより、ユーザ端末200の全体の動作を制御するものであり、限定ではなく例として、CPU、MPU、GPU、マイクロプロセッサ、プロセッサコア、マルチプロセッサ、ASIC、FPGAを含む装置等から構成される。制御部250の機能として、位置情報取得部251と、証憑画像生成部252とを備えている。この位置情報取得部251及び証憑画像生成部252は、記憶部240に記憶されているプログラムにより起動されてユーザ端末200にて実行される。
位置情報取得部251は、ユーザ端末200の位置情報を、通信部210を介して取得する。具体的には、例えば、GPS(Global Positioning System)や、ユーザ端末200がスマートフォンで構成されている場合におけるモバイル通信の基地局をGPS受信局として利用するA−GPS(Assisted GPS)を利用して取得される、ユーザ端末200の緯度及び経度情報からなる位置情報である。
証憑画像生成部252は、ユーザの操作によりユーザ端末200が操作されて、撮像部230によりレシート等の支払の証憑を撮像するので、この証憑画像情報を生成する。また、証憑画像生成部252は、生成した証憑画像情報を、通信部210を介して適用税率判定装置100へ送信する。
<処理の流れ>
図3を参照しながら、適用税率判定システム1の適用税率判定装置100が実行する、適用税率判定方法の一例の処理の流れについて説明する。図3は、図1の適用税率判定装置100の動作を示すフローチャートである。
ステップS101の処理として、金融機関サーバ300からクレジットカードを利用した決済の支払に係る出金情報が提供され、または金融機関サーバ300が提供するWebサービスにアクセスすることにより出金情報が提供されるので、適用税率判定装置100の出金情報受付部131では、その出金情報が通信部110を介して受け付けられる。受け付けた出金情報は、出金DB121に格納される。
図4は、図1の金融機関サーバ300から提供される出金情報P1の例を示す模式図である。ステップS101で受け付けられる出金情報P1には、図4に示す出金情報P1の列名に対応して、利用日、利用先、及び利用金額の情報が含まれている。利用日は、クレジットカードによる支払いを行った日付であり、通常は決済を行った実際の日付になる。利用先は、クレジットカードによる支払いを行った企業名や店舗名である。利用金額は、クレジットカードによる支払い金額である。
ステップS102の処理として、ユーザ端末200の操作によりレシート等の支払の証憑を撮像した証憑画像情報が送信されるので、証憑画像受付部132では、その証憑画像情報が、通信部110を介して受け付けられる。
図5は、図2の撮像部230で撮像される証憑画像情報P2の例を示す模式図である。図5に示す証憑画像情報P2は、商品の購入やサービスの提供を受けた対価として支払いをした場合における領収書を例としたものであり、図5に示すように、商品の購入やサービスの提供を受け、当該領収書を発行した店舗名や企業名、支払日付、商品やサービス等の品目の名称、商品やサービス等の数量(個数)、及び支払金額(小計)の情報が含まれる。この支払金額には、外税(消費税を含まない)の場合と内税(消費税を含む)の場合とがあり、図5には、内税の例を示している。ステップS102で受け付けられる証憑画像情報P2は、このような証憑画像情報P2を撮像して生成されたものである。
ステップS103の処理として、証憑テキスト生成部133では、ステップS102で受け付けられた証憑画像情報に対して、OCR処理が行われて証憑の文字情報が読み取られ、証憑の記載内容を示す証憑テキスト情報が生成される。生成された証憑テキスト情報は、証憑テキストDB122に格納される。
ステップS104の処理として、突合部134では、ステップS101で受け付けられて出金DB121に格納された出金情報と、ステップS103で生成されて証憑テキストDB122に格納された証憑テキスト情報との突合が行われ、出金情報と証憑テキスト情報とが一致するか否か判定される。具体的には、突合モデルDB123に格納されているモデル情報に基づいて一致度を算出し、所定の閾値以上の場合に一致していると判定する。
図6は、図1の突合部134で出金情報P1と証憑画像情報P2のテキスト情報とが突合される例を示す模式図である。図6に示す出金情報P1は図4に示す出金情報P1と同様であり、図6に示す証憑画像情報P2は図5に示す証憑画像情報P2と同様である。出金情報P1には、利用日情報D1、利用先情報S1、及び利用金額情報M1の情報が含まれ、証憑画像情報P2には、支払日付情報D2、店舗名情報S2、及び支払金額情報M2の情報が含まれる。
ステップS104で行われる、出金情報P1と証憑画像情報P2との突合について説明する。まず、突合モデルDB123に格納されているモデル情報に基づき、証憑画像情報P2の文字情報及びその位置から、「〇〇ストア □△店」の記載が店舗名情報S2の情報であると認識し、「2019年10月1日」の記載が支払日付情報D2の情報であると認識し、「¥24,100」の記載が支払金額情報M2の情報であると認識する。
突合の第1の例では、出金情報P1の利用日情報D1及び利用金額情報M1と、証憑画像情報P2の支払日付情報D2及び支払金額情報M2とがそれぞれ一致するか判定し、一致する場合に同一の支払情報であると判定する。通常、同一日付及び同一金額の支払情報は同一であると考えられるので、この2つの情報がそれぞれ一致する場合、同一の支払情報であると判定する。図6に示す出金情報P1の2行目は、利用日情報D1が「2019.10.1」、利用金額情報M1が「¥24,100」であり、証憑画像情報P2は、支払日付情報D2が「2019年10月1日」、支払金額情報M2が「¥24,100」であるため、同一の支払情報であると判定する。
突合の第2の例では、出金情報P1の利用日情報D1及び利用金額情報M1と、証憑画像情報P2の支払日付情報D2及び支払金額情報M2とがそれぞれ一致し、かつ、出金情報P1の利用先情報S1と証憑画像情報P2の店舗名情報S2とが所定の基準により一致するか判定し、一致する場合に同一の支払情報であると判定する。企業名や店舗名は、場合により使用態様が異なる場合があり、例えば「株式会社」と表記せずに使用している場合や、複数店舗がある場合に識別するための店名を表示していない場合、カタカナ表記と英語表記とを併用している場合等があり、完全に一致するとは限られない。
そのため、「株式会社」の有無の相違のみの場合は一致すると判定する、という基準や、識別するための店名の有無の相違のみの場合は一致すると判定する、という基準、カタカナ表記と英語表記とが相違する場合は一致すると判定する、という基準を設けたりする。図6に示す出金情報P1の2行目の利用日情報D1及び利用金額情報M1と、証憑画像情報P2の支払日付情報D2及び支払金額情報M2とは上記よりそれぞれ一致し、出金情報P1の2行目は、利用先情報S1が「〇〇ストア」であり、証憑画像情報P2は、店舗名情報S2が「〇〇ストア □△店」であるため、店名の有無の相違だけなので、同一の支払情報であると判定する。
突合の第3の例では、出金情報P1の利用日情報D1及び利用金額情報M1と、証憑画像情報P2の支払日付情報D2及び支払金額情報M2とがそれぞれ一致し、かつ、証憑テキストDB122に格納されている付加情報が所定の基準により一致するか判定し、一致する場合に同一の支払情報であると判定する。例えば、付加情報の位置情報が、出金情報P1の利用先情報S1の名称でインターネット検索すると得られる住所情報と略一致する場合、同一の支払情報であると判定する。また、付加情報の画像情報が、出金情報P1の利用先情報S1の名称でインターネット検索すると得られる店舗等の外観情報と略一致する場合、同一の支払情報であると判定する。
なお、突合を行う際、各項目が一致しているか判定する際に、突合モデルDB123に格納されているモデル情報に基づいて一致度を算出し、所定の閾値以上の場合に一致していると判定してもよい。
ステップS105の処理として、結果提示部135では、ステップS104で行った突合の結果として、出金情報と証憑テキスト情報とが対応付けられてユーザ端末200へ送信され、表示操作部220に表示される。例えば、突合の結果、一致する出金情報がなかった場合はその旨のメッセージ情報、例えば「一致する出金情報はありませんでした。」というテキスト情報がユーザ端末200に表示される。また、突合の結果、一致する出金情報があった場合は、その出金情報に証憑テキスト情報が対応付けられてユーザ端末200に表示される。
図7は、図2の表示操作部220に表示される突合結果表示画面W1の例を示す模式図である。また、図8は、図2の表示操作部220に表示される突合結果表示画面W1の他の例を示す模式図である。図7に示す突合結果表示画面W1には、図6の出金情報P1の内容である出金情報表示T4が表示されている。また、突合結果表示画面W1上にポップアップ画面として、出金情報表示T4に隣接するように、証憑テキスト表示画面W2が表示されている。証憑テキスト表示画面W2には、図6の証憑画像情報P2の内容である明細情報表示T5が表示されている。図6に示す例のように、出金情報P1と証憑画像情報P2との突合結果は一致すると判定されるため、図7に示すように出金情報表示T1に対応付けられて、明細情報表示T5が表示される。
また、図7に示す証憑テキスト表示画面W2には、後続処理である出金情報と証憑テキスト情報との紐付けを行ってもよいかをユーザに決定させる決定ボタンB1が設けられている。突合結果表示画面W1及び証憑テキスト表示画面W2に表示される突合結果は、適用税率判定装置100が一致すると判定して表示している結果なので、その結果が正しいかをユーザに決定させるためのボタンである。ユーザにより決定ボタンB1が押下されると、後続処理であるステップS106の処理が行われる。
さらに、図8に示す証憑テキスト表示画面W2のように、ステップS104の処理で算出された一致度を表示する一致度表示T6が設けられてもよい。これにより一致度合いの目安を把握することができる。
ステップS106の処理として、紐付け部136では、ステップS104で行われた突合の結果、出金情報と証憑テキスト情報とが一致していると判定された場合、または決定ボタンB1が押下された場合、一致すると判定された出金DB121に格納されている出金情報と、証憑テキストDB122に格納されている証憑テキスト情報との紐付けが行われる。具体的には、出金DB121の出金情報と証憑テキストDB122の証憑テキスト情報とが統合され、取引情報として取引DB124に格納される。
ステップS107の処理として、税率決定部137では、ステップS106で紐付けされて取引情報として取引DB124に格納された取引情報における、証憑テキスト情報の部分に含まれる商品やサービス等の品目の情報が抽出される。図6に示す証憑画像情報P2の例では、品目T1,T2,T3として、それぞれ「事務机」、「飲料水」、「トナー」が抽出される。
ステップS108の処理として、税率決定部137では、ステップS107で抽出された品目について、品目税率DB125に格納されている品目が検索されて対応する消費税の税率が読み取られ、その税率が当該品目に対応する消費税の税率として決定される。また、決定された税率により証憑テキスト情報の支払金額から税額の計算が行われる。計算された税額は、取引DB124に格納される。
図9は、図1の品目税率DB125の格納例を示す模式図である。図9に示す品目税率DB125には、図9に示す品目税率DB125の列名に対応して、品目及び税率の情報が含まれている。品目は、商品の購入やサービスの提供を受けた際の商品やサービスの品目の名称であるが、前述のように品目の名称だけではなく、提供の態様も含めた品目や態様等が品目タグ情報として格納されている。ステップS108で行われる品目税率DB125の検索では、ステップS107で抽出された品目と品目税率DB125の品目とが完全に一致する必要はなく、所定の基準により一致していると判定している場合には、一致していると判定する。
図10は、図1の突合部134における突合結果に対し、図1の税率決定部137で税率が決定された取引明細P3の例を示す模式図である。図10に示す取引明細P3では、図6に示す証憑画像情報P2の品目T1,T2に対応する金額T7,T9が表示される。また、この金額T7,T9は消費税込みの金額であるため、図9に示す品目税率DB125により検索された品目に対応する税率により消費税額が計算され、金額T8,T10に表示される。このように、検索された品目に対応する税率により消費税額が計算されることにより、正確な消費税額を算出することができる。
<効果>
以上のように、本実施形態に係る適用税率判定装置、適用税率判定システム及び適用税率判定方法は、金融機関サーバから提供される出金情報と、ユーザ端末で証憑を撮像した証憑画像情報から読み取られ証憑テキスト情報とを突合し、一致する場合に出金情報と証憑テキスト情報との紐付けを行う。また、証憑テキスト情報に含まれる品目を抽出し、品目に対応する税率を税率記憶部から検索することで決定する。そのため、金融機関サーバから提供される、合計金額のみが記載されている出金情報について、紐づけられた証憑テキスト情報に含まれる品目ごとに税率を把握することが可能である。これにより、品目ごとに適用される税率が異なる場合であっても、消費税額を正確に把握することが可能である。
また、出金情報と証憑テキスト情報との突合の結果が、出金情報と証憑テキスト情報とが対応付けられて提示されるので、出金情報と証憑テキスト情報との突合結果を把握することが可能になる。また、決定手段が設けられ、この決定手段の入力により出金情報と証憑テキスト情報とが紐付けされるので、ユーザの決定により確実に間違いなく紐付けが行われる。これにより、消費税額をより正確に把握することが可能である。
さらに、出金情報と証憑テキスト情報との突合の際に、利用先(発行者)が一致するか判定する際に、所定の基準により一致するか判定し、また、一致度を算出して所定の閾値以上の場合に一致していると判定する。これにより、企業名や店舗名のように完全に一致するとは限られない項目についても、突合により一致しているか否かを判定することができる。
(実施形態2)
図11は、本開示の実施形態2に係る適用税率判定システムの適用税率判定装置100Aを示す機能ブロック構成図である。この適用税率判定装置100Aは、金融機関から提供される支払に関する出金情報と、証憑を撮像した証憑画像情報を読み取った証憑テキスト情報とを突合して紐付けを行い、証憑テキスト情報に含まれる品目を抽出して品目に対応する税率を決定する点において、実施形態1に係る適用税率判定装置100と同様であるが、制御部130の機能として、突合モデル学習部138を備えている点において、実施形態1に係る適用税率判定装置100と異なる。
本実施形態では、突合モデルDB123に格納されている、出金情報と証憑テキスト情報との突合結果による一致度を算出するためのモデル情報について、自己のシステム内で機械学習を行うことで生成する。その他の構成及び処理の流れについては、実施形態1と同様である。
突合モデル学習部138は、過去における出金情報と証憑テキスト情報との突合結果から機械学習を行う。例えば、出金情報の企業名と証憑テキスト情報の企業名とが一致しない場合に、ユーザの決定により一致していると判定された場合と、一致していないと判定された場合とに基づいて機械学習を行う。また、ユーザ端末200から証憑画像情報が送信された際に受け付けられた付加情報について、ユーザの決定により一致していると判定された場合と、一致していないと判定された場合とに基づいて機械学習を行う。突合モデル学習部138による機械学習の手法は、教師あり機械学習や、強化学習等、どのような手法により機械学習を行ってもよい。突合モデル学習部138は、所定のタイミングにおいて機械学習を行い、突合モデルDB123に反映して更新する。
本実施形態によれば、上記実施形態1の効果に加え、突合モデル学習部を備えたことにより、出金情報の企業名と証憑テキスト情報の企業名との一致の判定精度を上げることが可能になり、また、付加情報についての一致の判定精度を上げることが可能になる。
(実施形態3)
図12は、本開示の実施形態3に係る適用税率判定システムの適用税率判定装置100Bを示す機能ブロック構成図である。この適用税率判定装置100Bは、金融機関から提供される支払に関する出金情報と、証憑を撮像した証憑画像情報を読み取った証憑テキスト情報とを突合して紐付けを行い、証憑テキスト情報に含まれる品目を抽出して品目に対応する税率を決定する点において、実施形態1に係る適用税率判定装置100と同様であるが、制御部130の機能として、税率学習部139を備えている点において、実施形態1に係る適用税率判定装置100と異なる。
本実施形態では、品目税率DB125に格納されている、商品の購入やサービスの提供を受けた際の品目と、その品目に対応する税率を算出するためのテーブル情報について、自己のシステム内で機械学習を行うことで生成する。その他の構成及び処理の流れについては、実施形態1と同様である。
税率学習部139は、商品の購入やサービスの提供を受けた際の品目と、その品目に対応して実際に適用された税率との関係から機械学習を行う。例えば、品目の名称は商品名がそのまま使用されていることが多いため、一般に流通している膨大な商品名について学習することにより、例えばその商品が食品であるか否かを判定するために、機械学習を行う。税率学習部139による機械学習の手法は、教師あり機械学習や、強化学習等、どのような手法により機械学習を行ってもよい。税率学習部139は、所定のタイミングにおいて機械学習を行い、品目税率DB125に反映して更新する。
本実施形態によれば、上記実施形態1の効果に加え、税率学習部を備えたことにより、税率の判定精度を上げることが可能になる。
(実施形態4(プログラム))
図13は、コンピュータ(電子計算機)700の構成の例を示す機能ブロック構成図である。コンピュータ700は、CPU701、主記憶装置702、補助記憶装置703、インタフェース704を備える。
ここで、実施形態1ないし3に係る出金情報受付部131と、証憑画像受付部132と、証憑テキスト生成部133と、突合部134と、結果提示部135と、紐付け部136と、税率決定部137と、突合モデル学習部138と、税率学習部139とを構成する各機能を実現するための制御プログラム(情報提供プログラム)の詳細について説明する。これらの機能ブロックは、コンピュータ700に実装される。そして、これらの各構成要素の動作は、プログラムの形式で補助記憶装置703に記憶されている。CPU701は、プログラムを補助記憶装置703から読み出して主記憶装置702に展開し、当該プログラムに従って上記処理を実行する。また、CPU701は、プログラムに従って、上述した記憶部に対応する記憶領域を主記憶装置702に確保する。
当該プログラムは、具体的には、コンピュータ700において、金融機関から提供される出金情報を受け付ける出金情報受付ステップと、支払の証憑を撮像した証憑画像情報を受け付ける証憑画像受付ステップと、証憑画像情報の文字を読み取り、証憑の記載内容を示す証憑テキスト情報を生成する証憑テキスト生成ステップと、出金情報と、証憑テキスト情報との突合を行う突合ステップと、突合の結果に基づき、一致すると判定された出金情報と証憑テキスト情報との紐付けを行う紐付けステップと、証憑テキスト情報に含まれる品目の情報を抽出し、品目に対応する税率を決定する税率決定ステップと、をコンピュータによって実現する制御プログラムである。
なお、補助記憶装置703は、一時的でない有形の媒体の一例である。一時的でない有形の媒体の他の例としては、インタフェース704を介して接続される磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等が挙げられる。また、このプログラムがネットワークを介してコンピュータ700に配信される場合、配信を受けたコンピュータ700が当該プログラムを主記憶装置702に展開し、上記処理を実行してもよい。
また、当該プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、当該プログラムは、前述した機能を補助記憶装置703に既に記憶されている他のプログラムとの組み合わせで実現するもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
以上、開示に係る実施形態について説明したが、これらはその他の様々な形態で実施することが可能であり、種々の省略、置換及び変更を行なって実施することができる。これらの実施形態及び変形例ならびに省略、置換及び変更を行なったものは、特許請求の範囲の技術的範囲とその均等の範囲に含まれる。
1、1A 適用税率判定システム、100,100A,100B 適用税率判定装置、110 通信部、120 記憶部、121 出金DB、122 証憑テキストDB、123 突合モデルDB(突合モデル情報)、124 取引DB、125 品目税率DB(税率記憶部)、130 制御部、131 出金情報受付部、132 証憑画像受付部、133 証憑テキスト生成部、134 突合部、135 結果提示部、136 紐付け部、137 税率決定部、138 突合モデル学習部、139 税率学習部、200 ユーザ端末、210 通信部、220 表示操作部、230 撮像部、240 記憶部、250 制御部、251 位置情報取得部、252 証憑画像生成部、NW ネットワーク

Claims (16)

  1. 支払に関する出金情報において、前記支払の品目ごとに適用される税率を判定する適用税率判定装置であって、
    金融機関から提供される前記出金情報を受け付ける出金情報受付部と、
    前記支払の証憑を撮像した証憑画像情報を受け付ける証憑画像受付部と、
    前記証憑画像情報の文字を読み取り、前記証憑の記載内容を示す証憑テキスト情報を生成する証憑テキスト生成部と、
    前記出金情報と、前記証憑テキスト情報との突合を行う突合部と、
    前記突合の結果に基づき、一致すると判定された前記出金情報と前記証憑テキスト情報との紐付けを行う紐付け部と、
    前記証憑テキスト情報に含まれる前記品目に関連する情報を抽出し、前記品目に対応する税率を決定する税率決定部と、を備える適用税率判定装置。
  2. 前記突合の結果を、前記出金情報と前記証憑テキスト情報とを対応付けて提示する結果提示部を備える、請求項1に記載の適用税率判定装置。
  3. 前記結果提示部は、前記出金情報に対して前記証憑テキスト情報の紐付けを行う決定手段を表示し、
    前記紐付け部は、前記決定手段の入力により、前記出金情報と前記証憑テキスト情報との紐付けを行う、請求項2に記載の適用税率判定装置。
  4. 前記結果提示部は、前記出金情報と前記証憑テキスト情報との突合結果による一致度を表示する、請求項2または請求項3に記載の適用税率判定装置。
  5. 前記突合部は、前記出金情報の日付及び金額と、前記証憑テキスト情報の日付及び金額とが一致した場合、前記出金情報と前記証憑テキスト情報とが一致すると判定する、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の適用税率判定装置。
  6. 前記突合部は、前記出金情報の日付及び金額と、前記証憑テキスト情報の日付及び金額とが一致し、さらに、前記出金情報の発行者と、前記証憑テキスト情報の発行者とが所定の基準により一致すると判定された場合、前記出金情報と前記証憑テキスト情報とが一致すると判定する、請求項5に記載の適用税率判定装置。
  7. 前記証憑画像受付部は、前記証憑画像情報と共に、前記証憑に紐づく付加情報の入力を受け付け、
    前記突合部は、前記出金情報の日付及び金額と、前記証憑テキスト情報の日付及び金額とが一致し、さらに、前記付加情報が前記出金情報と一致すると判定された場合、前記出金情報と前記証憑テキスト情報とが一致すると判定する、請求項5に記載の適用税率判定装置。
  8. 前記証憑画像受付部は、前記証憑の説明情報が入力されたタグ情報、前記証憑が撮像されたときの位置情報、または前記証憑の発行元を撮像した発行元画像情報を付加情報として受け付ける、請求項7に記載の適用税率判定装置。
  9. 前記突合部は、過去における前記出金情報と前記証憑テキスト情報との突合結果から構築された、前記出金情報と前記証憑テキスト情報との突合結果による一致度を算出するためのモデル情報である突合モデル情報に基づき、前記出金情報と前記証憑テキスト情報とが一致すると判定する、請求項6から請求項8のいずれか1項に記載の適用税率判定装置。
  10. 前記突合モデル情報を生成する突合モデル学習部を備える、請求項9に記載の適用税率判定装置。
  11. 前記税率決定部は、前記品目に対応する前記税率を記憶する税率記憶部に基づき、前記品目に対応する税率を決定する、請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の適用税率判定装置。
  12. 前記税率記憶部には、過去における前記品目と前記税率との関係から機械学習により生成された品目タグ情報が格納されている、請求項11に記載の適用税率判定装置。
  13. 前記品目タグ情報を生成する税率学習部を備える、請求項12に記載の適用税率判定装置。
  14. 支払に関する出金情報において、前記支払の品目ごとに適用される税率を判定する適用税率判定装置と、前記支払の証憑を撮像して前記適用税率判定装置へ送信するユーザ端末と、を備える適用税率判定システムであって、
    前記適用税率判定装置は、
    金融機関から提供される前記出金情報を受け付ける出金情報受付部と、
    前記支払の証憑を撮像した証憑画像情報を受け付ける証憑画像受付部と、
    前記証憑画像情報の文字を読み取り、前記証憑の記載内容を示す証憑テキスト情報を生成する証憑テキスト生成部と、
    前記出金情報と、前記証憑テキスト情報との突合を行う突合部と、
    前記突合の結果に基づき、一致すると判定された前記出金情報と前記証憑テキスト情報との紐付けを行う紐付け部と、
    前記証憑テキスト情報に含まれる前記品目に関連する情報を抽出し、前記品目に対応する税率を決定する税率決定部と、を備え、
    前記ユーザ端末は、
    前記支払の証憑を撮像し、前記証憑画像情報を生成する証憑画像生成部を備える、適用税率判定システム。
  15. 支払に関する出金情報において、前記支払の品目ごとに適用される税率を判定する適用税率判定方法であって、
    出金情報受付部が行う、金融機関から提供される前記出金情報を受け付ける出金情報受付ステップと、
    証憑画像受付部が行う、前記支払の証憑を撮像した証憑画像情報を受け付ける証憑画像受付ステップと、
    証憑テキスト生成部が行う、前記証憑画像情報の文字を読み取り、前記証憑の記載内容を示す証憑テキスト情報を生成する証憑テキスト生成ステップと、
    突合部が行う、前記出金情報と、前記証憑テキスト情報との突合を行う突合ステップと、
    紐付け部が行う、前記突合の結果に基づき、一致すると判定された前記出金情報と前記証憑テキスト情報との紐付けを行う紐付けステップと、
    税率決定部が行う、前記証憑テキスト情報に含まれる前記品目に関連する情報を抽出し、前記品目に対応する税率を決定する税率決定ステップと、を備える適用税率判定方法。
  16. 支払に関する出金情報において、前記支払の品目ごとに適用される税率を判定する適用税率判定プログラムであって、
    金融機関から提供される前記出金情報を受け付ける出金情報受付ステップと、
    前記支払の証憑を撮像した証憑画像情報を受け付ける証憑画像受付ステップと、
    前記証憑画像情報の文字を読み取り、前記証憑の記載内容を示す証憑テキスト情報を生成する証憑テキスト生成ステップと、
    前記出金情報と、前記証憑テキスト情報との突合を行う突合ステップと、
    前記突合の結果に基づき、一致すると判定された前記出金情報と前記証憑テキスト情報との紐付けを行う紐付けステップと、
    前記証憑テキスト情報に含まれる前記品目に関連する情報を抽出し、前記品目に対応する税率を決定する税率決定ステップと、を電子計算機に実行させるための、適用税率判定プログラム。
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