JP6751273B2 - 接合体の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の部材で構成される接合体の製造方法に関する。
接合体の製造方法として、接合する一対の被接合物に設けられた接合部を真空中でエネルギー波により洗浄(表面活性化処理)した後、大気中で常温接合(具体的には、室温〜180℃以下での接合)する方法が公知となっている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1において、被接合物として銅等の金属や半導体が挙げられ、接合部として表面活性化可能な金属(具体的には、金、アルミ、銅等)や金属以外の材料が挙げられている。特許文献1では、接合界面に金や銅等の比較的柔らかい硬度の金属を介在させるように配置することで、接合界面に施した金属の柔らかさが緩衝材となり、接合界面を平滑化しながら接合している。
また、接合体の別の製造方法として、二酸化ケイ素を含む透明な材料から構成された第1基板と他の基板とを常温接合(具体的には、20℃±15℃での接合)する方法が公知となっている(例えば、特許文献2参照)。特許文献2において、第1基板の一部に設けられた接合層と他の基板の一部に設けられた接合層とを密着させることで、これらの接合層を接合する。接合面への有機物等の吸着による汚染の心配がある場合には、接合層形成後に、加熱、UV光、プラズマ等でクリーニングすることが望ましいとされている。特許文献2の接合層は、常温における酸化物の生成自由エネルギーが正の金属を含む金属材料(具体的には、金、白金、及びこれらの金属を含む合金等)で構成される。また、特許文献2の接合は、大気中でも、減圧環境下又は大気圧以上の雰囲気下でも可能となっている。
しかしながら、特許文献1及び2の接合体の製造方法では、接合する部材が金属や、二酸化ケイ素を含む材料で形成されているため、接合に際して接合面を平滑化できる量が数10nm程度であり、その範囲を超えて接合面に凹凸が存在すると、これらの部材をほとんど接合することができない。
特開2005−311298号公報 特開2013−238738号公報
本発明は、複数の部材の接合状態が良好な接合体の製造方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る接合体の製造方法は、ガラス板である第1部材及び高分子材料で形成される第2部材のうち少なくとも第1部材の接合側部に、無機物を用いた接合層を形成し、接合層の表面に活性化処理を施し、接合層の表面が活性化している状態で大気中において第1部材と第2部材とを接合層を介して接合する。

上記接合体の製造方法によれば、第2部材が柔軟性を有する高分子材料で形成されているため、各部材の表面形状が数10μm程度のうねりを有していても、接合層で平滑化し、第1及び第2部材を強固に接合することができる。また、第2部材が柔軟性を有するため、第1及び第2部材の厚さに関係なく、接合を達成できる。また、大気中で接合するため、真空引き等の手間を省くことができる。また、接合層が無機物で形成されていることにより、接着剤で接合する場合と比較して収縮等が発生せず、硬化や環境変動で第1及び第2部材間に位置ずれが生じることを防ぐことができる。なお、第1部材に対して第2部材を直接成形する場合には、第1部材上のみに接合層を形成すればよい。一方、第2部材を別途成形した後に第1部材と接合する場合には、第2部材上にも接合層を形成することが望ましい。
図1Aは、第1実施形態の接合体を含む光源ユニットの断面図であり、図1Bは、図1Aに示す接合体の平面図である。 図2A〜2Fは、接合体の製造方法を説明する図である。 図3A〜3Fは、変形例の製造方法を説明する図である。 図4Aは、第2実施形態の接合体を含む光源ユニットの斜視図であり、図4Bは、図4Aの光学ユニットの分解図である。 図5Aは、図3Aに示す接合体のAA矢視断面図であり、図5B及び図5Cは、図5Aの光源ユニットの変形例を説明する図である。 図4A等に示す光源ユニットを内蔵する作像ユニットを説明する図である。 第3実施形態の接合体を含む光源ユニットの断面図である。 図7の光源ユニットの変形例を説明する図である。 図9Aは、第4実施形態の接合体を含む光源ユニットの断面図であり、図9B及び9Cは、図9Aの光源ユニットの変形例を説明する図である。 図10A〜10Dは、第5実施形態の接合体の製造方法を説明する図である。
〔第1実施形態〕
以下、図面を参照しつつ、本発明の第1実施形態に係る接合体の製造方法によって製造された接合体について説明する。図1A及び1Bに示すように、接合体100は、光学用途に用いられるものであり、第2部材である光学素子10と第1部材である基板20とを有する。光学素子10と基板20とは、基板20が延びるXY面に垂直なZ軸方向に積み重ねられて接合されている。接合体100は、例えば基板20に発光素子22を設けることにより、光源ユニット200として利用することができる。
光学素子10は、利用しようとする波長範囲の光を透過し得る光透過性を有する部材であり、例えば可視光領域の波長の光を透過する場合は透明の部材である。光学素子10は、高分子材料で形成されている。高分子材料としては、例えば熱可塑性樹脂、エネルギー硬化性樹脂、2液硬化性樹脂等が用いられる。熱可塑性樹脂としては、例えばCOP(シクロオレフィンポリマー)、PMMA(アクリル)、PC(ポリカーボネト)等が用いられる。エネルギー硬化性樹脂としては、例えば紫外線硬化性樹脂、熱硬化性樹脂等が用いられる。2液硬化性樹脂としては、例えばエポキシ、シリコーン等が用いられる。光学素子10は、光軸OA方向から見て四角形の輪郭を有する。光学素子10は、レンズ要素10aと、レンズ要素10aを周囲から支持する支持部10bとを有する。レンズ要素10aは、例えば両凸の非球面レンズであり、第1光学面11aと第2光学面11bとを有する。支持部10bは、平板状の平板部分12aと、平板部分12aから光軸OAに平行に延びる一対の脚部分12bとを有する。脚部分12bは、光学素子10と基板20とを接合したい部分に対応して形成されている。図示の例では、脚部分12bは、互いに平行な一対の細長い水平断面を有する四角柱状となっている。なお、脚部分12bの配置及び形状は、支持部10bの平板部分12aを基板20に対して平行かつ安定して保てれば、適宜変更することができる。詳細は後述するが、光学素子10と基板20とは、その表面が活性化した状態で接合されており、光学素子10の脚部分12bと基板20とは接合層30を介して強固に接合されている。光学素子10は、例えば集光レンズとして用いられる。
基板20は、透明で光透過性を有する板状部材であり、無機物であるガラスで形成されたガラス基板である。基板20の表側の第1面20aには、光学素子10が接合されている。また、既に説明したように、図示の例では、基板20の裏側の第2面20bには、発光素子22が設けられている。発光素子22の中心は、光学素子10の光軸OA上に配置される。発光素子22としては、例えば有機ELやLED素子等が用いられる。
光学素子10と基板20との間には、接合層30が設けられている。つまり、成形した光学素子(第2部材)10を、接合層30を介して基板(第1部材)20に接合している。接合層30には、金、銅、銀合金等が用いられる。金の場合、大気中においても活性化の安定性が高く、安定して強固な結合が得られやすい。銅及び銀合金の場合、金よりコストを抑えることができる。また、接合層30には、酸化物、窒化物、フッ化物(例えばSiO、SiO2、TiO、AlN、LaF、MgF等)等の可視光を透過させるような光透過性を有する材料を用いてもよい。接合層30の光軸OAに平行な方向の厚さは、好ましくは1nm以上、さらに好ましくは10nm以上である。
接合層30は、光学素子10の脚部分12bに対応する位置に局所的に設けられてもよいし、基板20の第1面20aの全面に設けられてもよい。ここで、光学素子10の接合側部G1と基板20の接合側部G2とに接合層30を形成してこれらを接合する場合には、光学素子10側の接合層30と基板20側の接合層30とは、金属結合等の強固な化学結合によって互いに接合する。このように、接合体100において、光学素子10と基板20とは、接合層30を介して強固な接合状態となるため、耐環境性がよい。接合層30の厚さが数nmの場合、接合層30は膜状とならず島状となるが、膜状の場合よりも接合力が弱くなるものの光学素子10と基板20とを接合できる。各部材10,20と接合層30との境界では、各部材10,20の接合側部G1,G2に金属等が入り込んで混合層が形成されていたり、各部材10,20と接合層30とが化学結合していたりしている。各部材10,20と接合層30との結合力が弱い場合には、部材10,20と接合層30との間に接着層を設けてもよい。また、接合界面にシラノール含有接着剤等、具体的にはシランカップリング剤等を介在させてもよい。また、第2部材である光学素子10側に接合層30を設けなくてもよい。
以下、接合体100の製造方法について説明する。まず、第2部材である光学素子10を成形する。成形方法として、射出成形、型成形等が用いられる。図2Aに示すように、光学素子10の脚部分12bの端面12c(つまり、光学素子10の接合側部G1)に接合層30を形成する。接合層30は、蒸着やスパッタリング等によって形成される。
次に、第1部材である基板20を準備する。図2Bに示すように、基板20の第1面20a(つまり、基板20の接合側部G2)に接合層30を形成する。接合層30は、光学素子10の場合と同様に、蒸着やスパッタリング等によって形成される。なお、光学素子10側の接合層30と、基板20側の接合層30とは、異なる材料で形成されてもよいし、同一の材料で形成されてもよい。また、第1部材である基板20と接合層30とが同一材料の場合は追加で接合層30を設けなくてもよい。
次に、光学素子10上の接合層30及び基板20上の接合層30の双方に対して表面を活性化させる活性化処理を施す。活性化処理として、具体的には、コロナ処理、プラズマ処理、オゾン処理、及び紫外線(UV)処理等を行う。図2C及び2Dに示すように、活性化処理は、光学素子10の脚部分12bの端面12c及び基板20の第1面20aに対して一部又は全体に施される。これにより、光学素子10側の接合層30及び基板20側の接合層30の表面SS1,SS2がそれぞれ活性化され、両者が強固に接合し得る表面状態を得ることができる。活性化処理は、好ましくは、大気中において常温で行うことができる。ここで、常温とは、20℃±15℃を意味する。
なお、接合体100を光源ユニット200の用途で用いる場合には、基板20の第2面20b側に発光素子22を一体的に作り込むだけでなく後工程で取り付けることが考えられる。この場合、上記処理を行う前に発光素子22を基板20に取り付けておくことが好ましい。
次に、光学素子10と基板20とを位置決めする。具体的には、図2Eに示すように、光学素子10側の接合層30と基板20側の接合層30とを対向させ、接合層30の表面を活性化させた状態を維持しつつ、光学素子10と基板20とを隙間をあけた状態で接合位置に配置する。位置決めの際の光学素子10と基板20との間隔は、100nm以上であることが好ましい。また、位置決めにおいて、光学素子10及び基板20のいずれか一方を移動させてもよいし、両者を相対的に移動させてもよい。光学素子10及び基板20には、例えば位置決めのマークが設けられており、マーク位置を合わせることで位置決めを行う。また、光学素子10と基板20とに位置決め基準となる突き当て部を設ければ、当該突き当て部を突き当てることで位置決めすることもできる。
位置決め後、図2Fに示すように、表面を活性化させた状態の接合層30を間に挟むように、光学素子10と基板20とを当接させ接合させる。この接合は、好ましくは、大気中において常温で行う。この際、光学素子10側の接合層30と基板20側の接合層30とが活性化状態において接合界面で互いに強固に結合する。なお、当接の際には、加圧して互いの接合層30を密着させることが好ましい。また、常温より高い温度で接合することも可能である。例えば、常温より高い温度で接合する場合、活性化が向上するため、接合力が増強される。
なお、接合層30が光学素子10の複数の脚部分12bに対応する位置に設けられている場合、光学素子10は、スペースSPをあけて複数個所で基板20に接合された状態となる。これらの脚部分12bは、基板20に対して一括して接合されることになる。
上述した位置決め以後において、光学素子10と基板20とを当接させることで接合を行っが、接合層30の表面を、所定以上の圧力の密着で接合可能となるような活性化状態にして、当接しただけでは接合しないようにしてもよい。この場合、接合層30の表面を、所定以上の圧力の密着で接合可能となるような活性化状態に維持しつつ、光学素子10と基板20とが接触した状態で接合位置に配置させる。その後、光学素子10と基板20とを所定以上の圧力で加圧して接合する。なお、光学素子10と基板20とは、大まかな位置決め後、微小な位置決めの際に接触することが好ましい。
図3A〜3Fは、図2A〜2Fに示す製造方法の変形例を説明する図である。接合層30として、LaF、AlN、ITO(スズドープ酸化インジウム)等を用いる場合、これらのいずれかを第1部材としてのガラス板等からなる基板20上に成膜し、活性化処理を行った上で、接合層30を設けずに表面112cを活性化処理した高分子材料からなる第2部材としての平板112bを準備するとともに、基板20及び平板112bを活性化処理面同士が向き合うように当接し、押圧することで、高分子材料のうねりに関わらず、強固な接合力で接合した接合体100を得ることができる。これは、接合層30を構成する材料種と平板112bを形成する高分子の末端基との間で強固な結合が形成されるとともに、平板(第2部材)112bが高分子材料からなるため、各部材20,112bのうねりを吸収して強く接合されるためであると推測される。なお、平板112bは、図1Aに示す光学素子10の一部(例えば脚部分12b)であってもよい。
[実験例1]
以下、具体的な実験例1について説明する。まず、第1部材に相当する帯状のガラス板と第2部材に相当する帯状の樹脂平板とを準備する。帯状のガラス板(BK7、幅4mm×長さ15mm、厚み1mm、うねり:PV 1nm)の片面に、スパッタリング装置を用いて接合層となるべき金を20nmの厚さに成膜した。このとき、ガラス板と金との接合を良くするための密着層として、金の成膜に先立って、スパッタリング装置を用いてクロムをガラス板上に10nmの厚さ成膜した。また、帯状のポリカーボネート製平板(タキロン社製PC 1600、幅4mm×長さ10mm、厚み2mm、うねり:PV 12μm)に、スパッタリング装置を用いて接合層となるべき金を20nm成膜した。そして、金が成膜された樹脂平板及び金が成膜されたガラス板を、いずれも金が成膜された面を上にしてプラズマ発生装置に入れて、真空度が0.3Mpa、プラズマガスNの流量が100ml/min、プラズマ出力が200Wの条件で、金に対する活性化処理を行った。活性化処理後、プラズマ発生装置を大気解放し、30分以内に接合位置を合わせ、樹脂平板及びガラス板の活性化処理された面同士を、重ねあわせ方向から見て十字になるように当接させた。そして、当接と同時に100Nの押圧力で10sec加圧することで接合を完了させた。こうして得られた接合体をガラス板が上になるように配置し、さらに、ガラス板を跨ぐようにゲタ状の加圧治具を配置し、この加圧治具を介して樹脂平板の両端をプッシュゲージ(SIMPO社製FGP−50)で加圧することで、両者が剥離する方向に力を加えた。その結果、20MPaまで引張り力を印加しても両者を剥離することはできず、両者が強固に接合していることを確認できた。なお、20MPaを超える引張り力を印加すると接合体は破断した。
比較のため、上記樹脂平板及び上記ガラス板のいずれにも金を成膜せずに両者を大気中で当接させて100Nの押圧力で10sec加圧したが、両者を接合することはできなかった。また、上記樹脂平板及び上記ガラス板のいずれにも金を成膜せず、上述したのと同様の条件で活性化処理を行った後、両者の活性化処理面同士を向き合わせて大気中で当接させて100Nの押圧力で10sec加圧したが、やはり両者を接合することはできなかった。
[実験例2]
実験例2について説明する。まず、第1部材に相当する帯状のガラス板(BK7、幅4mm×長さ15mm、厚み1mm、うねり:PV 1nm)と、第2部材に相当する帯状のポリカーボネート製平板(タキロン社製PC 1600、幅4mm×長さ10mm、厚み2mm、うねり:PV 12μm)とを準備し、帯状のガラス板の表面にスパッタリング装置を用いて接合層となるべきLaFを50nmの厚さに成膜する。そして、上記ガラス板と上記樹脂平板とをプラズマ発生装置にセットした。この際、ガラス板のLaFが成膜された面を上にした。プラズマ発生装置により、ガラス板及び樹脂平板に対して、真空度が0.3Mpa、プラズマガスNの流量が100ml/min、プラズマ出力が200Wの条件で活性化処理を行った。活性化処理後、プラズマ発生装置を大気解放し、30分以内に接合位置を合わせ、樹脂平板及びガラス板の活性化処理された面同士を、重ねあわせ方向から見て十字になるように当接させた。そして、当接と同時に100Nの押圧力で10sec加圧することで接合を完了させた。こうして得られた接合体をガラス板が上になるように配置し、さらに、ガラス板を跨ぐようにゲタ状の加圧治具を配置し、この加圧治具を介して樹脂平板をプッシュゲージ(SIMPO社製FGP−50)で加圧することで、両者が剥離する方向に力を加えた。その結果、20MPaまで引張り力を印加しても両者を剥がすことはできず、20MPaを超える引張り力が印加されたところで接合体が破断した。
以上説明した第1実施形態の接合体の製造方法によれば、第2部材である光学素子10が柔軟性を有する高分子材料で形成されているため、各部材10,20が数10μm程度のうねりを有していても、当接の際の加圧により接合層30で平滑化し、第1部材である基板20及び第2部材である光学素子10を強固に接合することができる。また、光学素子10が柔軟性を有するため、光学素子10及び基板20の厚さに関係なく、接合を達成できる。また、大気中で接合するため、真空引き等の手間を省くことができる。また、接合層30が無機物で形成されていることにより、接着剤で接合する場合と比較して収縮等が発生せず、硬化や環境変動で光学素子10及び基板20間に位置ずれが生じることを防ぐことができる。また、特に異なる材料を使用環境温度、例えば、常温で接合できるため、使用時の線膨張差による応力や剥がれを抑制することができる。
また、光学素子10及び基板20が透明で光透過性を有する部材であっても、表面を活性化させた接合層30を介して接合するため、接合状態が良好となる。つまり、光学素子10及び基板20の色に関係なく接合でき、両者は透明な部材に限らず、例えば黒色の部材を用いてもよい。
また、表面を活性化させた接合層30を介して行う接合は、光透過性を有し、歪みを嫌う、耐環境性を有する部材、特に位置ずれに関して重要度が高いものの接合に適合しており、光学素子10と基板20とを組み合わせた接合体100でも良好な接合状態を達成でき維持できる。
〔第2実施形態〕
以下、第2実施形態に係る接合体の製造方法について説明する。なお、第2実施形態に係る接合体の製造方法は、第1実施形態の接合体の製造方法を一部変更したものであり、特に説明しない事項は、第1実施形態と同様である。
図4A、4B、及び図5Aに示すように、本実施形態では、1つの第1部材である基板20に複数の第2部材である光学素子10が接合層30を介して接合されている。また、基板20と光学素子10との間には、遮光体40が設けられている。接合体100を含む光源ユニット200は、例えばプリントヘッド等に用いられる。
1つの光学素子10は、光軸OA方向から見て四角形の輪郭を有する。光学素子10は、複数のレンズ要素10aと、これら複数のレンズ要素10aを周囲から支持する支持部10bとを有する。レンズ要素10aは、アレイ状に設けられている。支持部10bは、平板状の外形を有する平板部分12aの対向する2つの辺から平板部分12aに垂直な方向に延びる脚部分12bを有する。
基板20の第2面20bには、複数の発光素子22が光学素子10のレンズ要素10aに対応する位置にアレイ状に設けられている。なお、発光素子22は、基板20の第2面20b側に限らず、表の第1面20a側に設けることができる。
遮光体40は、平板状の部材であり、発光素子22の不要光を遮光する。遮光体40としては、例えば黒色等の光吸収性の粒子を含むガラス製又は樹脂製の基板、黒色に塗装された金属製の基板等を用いる。遮光体40には、光学素子10のレンズ要素10aに対応する位置に開口40aが形成されている。図5Aの例では、遮光体40は、基板20側に接合されている。遮光体40は、接着剤で接着されてもよいが、材料の組み合わせによって、光学素子10と基板20との接合と同様に、表面を活性化させた接合層を利用して接合させてもよい。例えば、遮光体40の材料が樹脂製である場合、表面を活性化させた接合層130を介して接合することができる。
図4Bの例では、光学素子10の個片数と同じ数の遮光体40を並べているが、光学的に許容できていれば、光学素子10よりも少ない数を並べてもよく、又は全体として1つの板状部材を用いてもよい。
接合体100の製造において、基板20の第1面20a上に複数の光学素子10を全て並べた状態で、一度に接合させてもよいし、1個又は数個単位で光学素子10を並べて複数回に分けて接合させてもよい。
以上説明した接合体100では、表面を活性化させた状態での接合は比較的短時間で行うことができるため、複数の光学素子10を一度に、又は複数回に分けて接合させても比較的短時間で接合でき、生産性が良い。
図6に示すように、接合体100を含む光源ユニット200は、例えば画像形成装置である電子写真式プリンターに内蔵される作像ユニット80内に組み込まれる。作像ユニット80は、現像用のトナーを用紙に転写するためのものである。作像ユニット80には、感光体81と、帯電ローラー82と、プリントヘッド83と、現像装置84と、転写装置85と、クリーニング装置86と、除電装置87とが設けられている。光源ユニット200は、これらのうちプリントヘッド83内に組み込まれて露光を行う。作像ユニット80において、感光体81に対し上記他の部材82〜87が作用することで、用紙PPに対し画像が形成される。
なお、上記実施形態において、図5Bに示すように、遮光体40は、基板20側に接合する場合に限らず、光学素子10側に接合してもよい。この場合、遮光体40の材料が、樹脂、ガラス、及び金属のいずれであっても、接合層130を介して光学素子10に接合することができる。また、図5Cに示すように、光学素子10の脚部分12bに遮光体40を保持させるような構成としてもよい。
〔第3実施形態〕
以下、第3実施形態に係る接合体の製造方法について説明する。なお、第3実施形態に係る接合体の製造方法は、第1実施形態の接合体の製造方法を一部変更したものであり、特に説明しない事項は、第1実施形態と同様である。
図7に示すように、本実施形態において、接合体100は、第2部材である光学素子10及び第1部材である基板20の他に、第3部材である光学素子50を有する。光学素子50は、光学素子10上に重ねて接合されている。光学素子50は、光学素子10と同様に、透明で光透過性を有する部材であり、高分子材料で形成されている。図示の例では、光学素子50の形状は、光学素子10の形状と同様であるが、適宜変更することができる。光学素子50は、レンズ要素50aと、レンズ要素50aを周囲から支持する支持部50bとを有する。レンズ要素50aは、例えば両凸の非球面レンズであり、第3光学面51aと第4光学面51bとを有する。支持部50bは、平板状の平板部分52aと、平板部分52aから光軸OAに平行に延びる四角柱状の脚部分52bとを有する。光学素子10と光学素子50とは表面を活性化させた接合層230を介して接合されている。これにより、基板20上に、2つの光学素子10,50を積み重ねた接合体100を得ることができる。つまり、接合体100は2つの光学素子10,50を積層したものを含む構成となっている。製造に際しては、両光学素子10,50のうち少なくとも一方の光学素子(第2部材)10の接合側部に、無機物を用いた接合層230を形成し、大気中において接合層230等の表面に活性化処理を施し、接合層230等の表面が活性化している状態で光学素子(第2部材)10と光学素子(第3部材)50とを接合層30を介して接合する。
なお、本実施形態においても、第2実施形態のように、1つの基板20に複数の光学素子10,50を並べてもよい(図8参照)。
〔第4実施形態〕
以下、第4実施形態に係る接合体の製造方法について説明する。なお、第4実施形態に係る接合体の接合方法は、第1実施形態の接合体の接合方法を一部変更したものであり、特に説明しない事項は、第1実施形態と同様である。
図9Aに示すように、光学素子10において、レンズ要素10aは、基板20側に、第1実施形態における第2光学面11bに代えて、導光部11gを有する。導光部11gは、柱状であり、下端部に平坦面11cを有している。導光部11gは、円柱状でも角柱状でもよく、テーパーを有していても有していなくてもよい。導光部11gの側面には、外光の侵入を防ぐための遮光部11rが形成されている。遮光部11rは、例えば黒色の遮光フィルムを貼り付けたり、黒色の遮光膜を成膜したり、シボ加工を施すことで形成する。導光部11gは、個々のレンズ要素10aに対応しており、接合体100を含む光源ユニット200において発光素子22が発光すると、その光は基板20、導光部11g、及びレンズ要素10aを通過して第1光学面11aから射出され、結像する。
光学素子10の平坦面11cと基板20の第1面20aとが表面を活性化させた接合層30を介して接合しており、光学素子10のレンズ要素10a及び基板20の界面は一体的になっている。図9Aの例では、接合層30は、光透過性を有する材料を用いる。
なお、本実施形態においても、第2実施形態のように、1つの基板20に複数の光学素子10を並べてもよい(図9B参照)。また、図9Cに示すように、光学素子10に脚部分12bを設け、平坦面11cでなく、脚部分12bの端面12cで接合させてもよい。なお、図9Cの例では、第1実施形態の場合と同様に、接合層30は、金属や光透過性を有する材料を用いることができる。
〔第5実施形態〕
以下、第5実施形態に係る接合体の製造方法について説明する。なお、第5実施形態に係る接合体の製造方法は、第1実施形態の接合体の製造方法を一部変更したものであり、特に説明しない事項は、第1実施形態と同様である。
本実施形態において、第1部材である基板20に対して第2部材である光学素子10を直接成形する。この場合、基板20上のみに接合層30を形成する。光学素子10を形成する高分子材料が熱可塑性樹脂である場合、接合層30の表面に活性化処理を施した後に基板20に対して射出成形を行って光学素子10を成形する。また、光学素子10を形成する高分子材料がエネルギー硬化性樹脂や2液硬化性樹脂である場合、接合層30の表面に活性化処理を施した後に基板20に対して型成形を行って光学素子10を成形する。なお、第2部材が型による成形を必要としない場合、活性化処理を施した接合層30上に高分子材料を塗布してもよい。
以下、本実施形態の接合体100の製造方法について説明する。まず、図10Aに示すように、基板20の第1面20aに接合層30を形成する。次に、図10Bに示すように、基板20上の接合層30の表面に対して活性化処理を施す。その後、図10Cに示すように、光学素子10を成形するための成形型90を基板20に対して位置決めし、基板20に対し表面が活性化した状態の接合層30に接するように光学素子10を成形する。成形後、成形型90から光学素子10を離型することにより、図10Dに示すような光学素子10と基板20とが接合層30を介して接合した接合体100を得る。
以上、本実施形態に係る接合体等について説明したが、本発明に係る接合体等は上記のものには限られない。例えば、上記実施形態において、光学素子10,50の形状及び大きさは、用途や機能に応じて適宜変更することができる。
また、上記実施形態において、第1、第2、及び第3部材の厚さは、適宜変更することができ、厚くても薄くてもよい。
また、上記実施形態において、第1及び第3部材及び第2部材は、それぞれ光学素子10,50及び基板20に限らず、用途に応じて適宜機能等を変更することができる。また、各部材の用途に応じて、例えば光学素子と光学素子との組み合わせや、光学素子と鏡筒との組み合わせとしてもよい。
また、第2実施形態において、1つの基板20に複数の光学素子10を配置する例を挙げたが、光学素子10は、アレイ状の光学素子に限らず、第1実施形態のような1つのレンズ要素10aを有する光学素子10を複数並べてもよいし、第3実施形態のような光学素子10,50を積み重ねたものを複数並べてもよい。また、第2実施形態の接合体100を切断して、接合体を個片化してもよい。
また、上記実施形態において、第2及び第3部材である光学素子10,50は、接合側部が高分子材料で形成されており、高分子材料の厚さが接合時に十分な柔軟性を有するものであれば、ガラスや金属等の他の材料を組み合わせた構造(例えば、ハイブリッドレンズ等)であってもよい。

Claims (13)

  1. ガラス板である第1部材及び高分子材料で形成される第2部材のうち少なくとも前記第1部材の接合側部に、無機物を用いた接合層を形成し、
    前記接合層の表面に活性化処理を施し、
    前記接合層の表面が活性化している状態で大気中において前記第1部材と前記第2部材とを前記接合層を介して接合する、接合体の製造方法。
  2. 前記接合層は、金、銅、及び銀合金のいずれかで形成される、請求項1に記載の接合体の製造方法。
  3. 前記活性化処理は、コロナ処理、プラズマ処理、オゾン処理、及び紫外線処理のいずれかである、請求項1及び2のいずれか一項に記載の接合体の製造方法。
  4. 前記高分子材料は、熱可塑性樹脂、エネルギー硬化性樹脂、及び2液硬化性樹脂のいずれかである、請求項1から3までのいずれか一項に記載の接合体の製造方法。
  5. 前記第2部材及び前記接合層の少なくとも一方は、光透過性を有する材料で形成される、請求項1から4までのいずれか一項に記載の接合体の製造方法。
  6. 前記第2部材は、光学素子である、請求項5に記載の接合体の製造方法。
  7. 前記第2部材及び高分子材料で形成された光学素子である第3部材のうち少なくとも前記第2部材の接合側部に、無機物を用いた接合層を形成し、
    大気中において前記接合層の表面に活性化処理を施し、
    前記第2部材の接合側部に形成した前記接合層の表面が活性化している状態で前記第2部材と前記第3部材とを前記第2部材の接合側部に形成した前記接合層を介して接合する、請求項に記載の接合体の製造方法。
  8. 複数の前記光学素子を接合する、請求項6及び7のいずれか一項に記載の接合体の製造方法。
  9. 前記接合層の表面を活性化させた状態を維持しつつ、前記第1部材と前記第2部材とを隙間をあけた状態で接合位置に配置した後、前記第1部材と前記第2部材とを当接させて接合する、請求項1からまでのいずれか一項に記載の接合体の製造方法。
  10. 前記接合層の表面を、所定以上の圧力の密着によって接合可能な活性化状態に維持しつつ、前記第1部材と前記第2部材とが接触した状態で接合位置に配置された後、前記第1部材と前記第2部材とを前記所定以上の圧力で加圧して接合する、請求項1からまでのいずれか一項に記載の接合体の製造方法。
  11. 前記第1部材と前記第2部材とを個別に準備した後、前記第1部材及び前記第2部材の双方に前記接合層を形成し、両部材に設けた前記各接合層を接触させて前記第1部材と前記第2部材とを接合する、請求項1から10までのいずれか一項に記載の接合体の製造方法。
  12. スペースをあけて複数個所で接合する、請求項1から11までのいずれか一項に記載の接合体の製造方法。
  13. 前記第1部材上に前記接合層を形成した後、前記第2部材を構成する材料を用いて前記第1部材上の前記接合層の形成面上に前記第2部材を成形する、請求項1からまでのいずれか一項に記載の接合体の製造方法。
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